#おサボりデー
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230725 火
気落ちしすぎている日、あまりにも無気力な日、他罰欲と被害者意識に苛まれている日は「記録を残さない」事で「なかったことにする」習慣をつけている。
昨日と今日はそういう日だ。
とにかく起き上がれない。椅子に座るだけで重労働というか、なんともいえぬ体調不良感。
しかし、いくら休んでもそんな感じなのでコロナ後遺症的なアレと割り切って今後はこれがデフォという認識で起き上がる。
コロナはまだ罹ってない。シンプルに血糖値が高すぎなだけだろう。
最近外食でよく米とパン食べてるから。美味いんだもん。
会社の冷蔵庫のサラダが賞味期限オーバーしてる。食べねば。
サラダは飽きるな。けど米はダルくなる。美味しいけどダルくて動けないんじゃ外側に対し建設的な振る舞いが出来ん。
建設を放棄すれば居場所がなくなる。ダルいから横になるという自由すら奪われる。
・
意味もなく元気で楽しげな人になりたい!
このオフィス、冷房効きすぎ。有益な人間になりたい・・・
いや、時間が欲しい。どのみち寝ても寝なくとも食べても食べなくとも300年決して死なないという不死の猶予ほしい。
そしたらほら、今日から50年唐突にサボるってのもまあ、アリじゃん。
ギリッギリの社会との接点だけ維持して、他人に迷惑かけまくりながらその日暮らしで生きていくの��。最悪飲まず食わずで野宿する羽目になっても全然健康度とかは下がらない仕様。ただ、退屈だけはどうしようもないので気が向いたら他者との繋がり作って暇を解消。
「残り少ない命なんだからやれる事全部やっちゃおう」っていう貧乏性だけで頑張ってるわけだからさ、今。寿命が300歳になったらそういうみみっちさも捨てられるってわけ。
見据えた所で不愉快とゲンナリしか生まない現実は見据えるメリットがない。
夢想と空想の中に可笑しみ見出し、そこから得た元気でしょっぱい現実凌ぐのが最もクレバー。もう一生分エンタメ摂取したから後は脳内でオリジナルエンタメ、セルフで作れるよ。
・
「寿命長すぎ不死設定」適用した瞬間親元で暮らしてたモラトリアム精神に経ち戻れる。まあまだしばらく「保留」でいいだろ、覚悟決めずともいいだろ、って。
SF脳だからこそ「締め切り」や「時間切れ」や「負債まみれ」の絶望を横において「ぐだぐだな保留」を貫ける。勇気や覚悟とは真逆の弛緩。
他人とは時間スケールが違うからという理由で押し通す「無責任」。
長齢種は人生早送りなげっ歯類じみた種族に共感するメリットなし。
はい、そして20年くらい経ちました今。
ダラダラやってた投資が実を結んで資産は今や1億5000万。毎日遊んで暮らしても30年くらいは持つ。投資をやめず質素に暮せば生活安定したまま寿命(300歳)を迎えられるんじゃないか?
うんうん、良かった良かった。あん時焦らず「保留」選んでおいてよかったなー。焦って無理に働いたらトラウマ刻まれてパニ障になってその後の人生に大きな支障来たしてたわー。
・
って事で今日はセルフ脅迫解除デーでいいや。
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今夜の宅飲み😋 南魚沼で買った辛味噌にマヨネーズと 味醂を少し混ぜてニンニクを和える!& 胡瓜🥒がなかったので大根スティックに 絡めて頂きました😋ンマッ❣️ ・ #寿司盛合せ #刺身盛合せ #魚沼産自家製雪太鼓 #辛味噌大根 #辛味噌にんにく #宅飲み #おサボりデー #つかれた #温泉効果で肌すべすべ #cyunley ・ なう(2020/01/13 午後9:26:43) https://www.instagram.com/p/B7QoJJEJM-w/?igshid=1e4xehfh3h4fq
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✳️テロリスト維新の会 身を斬る改革 大ウソ
✳️テロリスト 維新の会 関西潰れてもどうでもいいと思ってるし
✳️大阪都構想 2回いらん言われてんやから諦めろよ いらんでお前ら
✳️巨大カジノと巨大万博と関西広域連合
✳️テロリストの維新の会を通さないためにも みんな選挙に行かないと話にならないねんデー 全員選挙参加やデー
✳️連帯責任弁償 大阪府だけでは済まない
✳️大阪府警本部と 京都サイバー警察と兵庫県警本部と維新の会に毎日電話して大喧嘩してるけど
✳️維新の会はテロリストなんやでー 不正選挙 大量住民票移動 で通ってるから政治家ちゃうし 選挙違反の犯罪者やし 頭の中は空っぽなんやから アホな思いつきと自分たちのことばっかり考えて市民 府民のことなんか考えてないんやから 強引にあと先考えんと 市民 府民に押し付けて 強行するんやから政治家ちゃうし 絶対に維新の会は潰さなあかんねん
✳️最悪3兆円弁償連帯責任でするとお巡りさんは国家公務員でなくて地方公務員ですから最悪お巡りさんのボーナスなくなりますよ 拳銃スミス&ウエッソンからニュー南部になりますよ
パトカークラウンからトヨタカローラになりますよ
✳️巨大カジノと巨大万博作って舞洲 夢島 ゴミの埋め立てじまやから 100トンの杭打ち機で命懸けで杭打ちしてるけど 地下鉄延伸して高速道路延伸して巨大地震と巨大台風きたら 全部流れてなくなってしまうのよ
✳️関西広域連合でゴーサイン出してるから1兆円か2兆円か3兆円 弁償連帯責任 大阪府 兵庫県 京都府 奈良県 滋賀県 和歌山で最悪3兆円ぐらい自治体で仲良く弁償せなあかんねんでー 大阪府以外の他府県も 他人事ちゃいまっせー
✳️テロリスト 維新の会 東京にも進出してるから 最後日本潰して 自殺するんちゃうか 馬鹿はパクられろ 馬鹿は 小学生 中学生 高校生 大学生 やり直さんと治らんから 馬鹿は死んでも治らんやろ
✳️どうでもいいけど最近 維新の会 テレビでんようになったなあー??? とうとうテレビも干され出したかあー???
✳️松井と吉村 新車の黒と白のアルファード載っとるやないけ??? 何が身を斬る改革じゃ??? アホもええ加減にせいよ ドアホが
✳️永藤の堺市長選挙の時公務サボって松井と吉村 黒と白のアルファード新車降りるところしっかり目撃してるぞ 黒のアルファードやて国会議員でもなかなか乗ってる人いないぞ お前ら維新の会 それだけの仕事しとんのけ
✳️コロナほったらかしにして 2021年9月1日 水曜日 大阪のコロナの数東京と変わらんやんけ コロナの基金中小商店街とか飲食店とかタクシーとか基金猫糞しとんちゃうか??? 猫糞して万博に使っとんちゃうか??? ええ加減セーよ ドアホが維新の会め❣️
✳️9月3日 金曜日 AM0:00時に国際ジャーナリスト協会に このまんま日本語で SCOOP TWEET JAPANESE COPY RIGHT FREE で送ったから世界中のマスコミさんの塊やから世界中のマスコミさんから世界の国に 関西の今起こってる本当の真実を知るからほとんどの国が辞退やね まともな国ならね
✳️アラビア語もスワヒリ語も Googleなんかで母国語に翻訳するからね 終わりやな
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今日はお昼過ぎから急にスマホが不審な挙動を始めてめっちゃ焦りました。どうやら一部のあんどろいど端末で障害が起きたようですね。この「一部」でってところに普段自分が含まれることがあまりなかったので、最初は障害だと気づかず、本気でスマホが壊れたと思いました。再起動してもダメ。電源を落としてしばらく置いておいてもダメ。となれば、誰だって終わったわ…と思うでしょう。諦めて放置してたら挙動は勝手に直りました。とりあえず良かったけど、動作はまだいまいち鈍いですね。もともとけっこうにクズな端末なのでよく起きる現象なんですけど、シャニライをやったら、ちゃんと押してるはずなのにすっぽ抜けていってMISS連発で、あ゛ああああッ…!ってなりました。イベント中だからちゃんと自分で叩きたかったのに、しょうがないですよね。オートで回しましたよ…。今回はちょっとサボり気味だったのもあるので、UR獲得が若干怪しくなってきました。明日にはちゃんと動くようになってくれてたらいいな。いずれにしてもスマホ買い換え時なのかもしれないですね。半年くらいを目途にとは考えていたんですけど、本当に不具合が起きてからでは遅いですもんね。人生で初めて携帯電話というものを手にした時からずっとふじつー製品を使っていて、ガラケー時代のふじつーは頑丈で長持ちってイメージがあったんですけど(実際、他のメーカーを使ってる友人たちのが壊れていく中、私のは長持ちしてた)、スマホになってからはどうもいまいちな気がします。あれもこれもといろんな性能がついてきてお値段が高くなるくらいなら、低スペックでも構わないと思ってるのですが、低スペックな分、本体は頑丈であって欲しいものです。2年くらい使うとだんだん調子が悪くなってきて、そこからだましだまし使ってるうちに「あ、やばい」という状態になって慌てて換えにいくっていうのが、スマホになってからのいつもの流れです。……ま、前回は失くしたんですけどね!!でも失くす前からGPS機能は死んでました(←ここ重要)
昨日今日とあまぞんのぷらいむデーでしたね。いくらお買い得であっても、必要だと思うものがあるわけでもないのに、わざわざ買いたいものを探すというのは何かが違う気がするので、今回もいつも通りスルーの予定でした。が、きんどる本もセールになっていたので、ラインナップをチェックして何冊が購入しました。といっても、きんどる本はぷらいむデーに限らずよくセールをやってるのですが…。読みたいと思っていた本があればもちろん迷わずポチるのですが、機会があれば読んでおきたい、くらいの読みたい度が中の上くらいの本は特にセール時にまとめて購入することが多いです。今回はこの中の上くらいの本が多くてかなり悩み��した。シリーズものが一気にセールに上がってくると、ほんと、悩むのよね。今回はまさにいつか読んでみたいと思っていたア.ガ.サ・.ク.リ.ス.テ.ィーのポ.ア.ロシリーズが(たぶん)すべてセール対象になっていて、非常に困りました。というのも、ポ.ア.ロシリーズがこんなにあるなんて知らなかったのですよ。37冊?だったかな。本音はシリーズ一作目から順に読み進めていきたいところなんですけど、さすがに無理だわと思って、いちばん読んでみたかったオ.リ.エ.ン.ト.急行だけ購入しました。他にも読んでみたい本はいくらでもあるので、ゆっくり時間をかけてシリーズ読破を目指すことにします。 オ.リ.エ.ン.トは有名すぎてすでにトリックは知ってしまってるんですけど、だからこそ読んでみたかったんですよねぇ。 他にも冲.方.丁さん(これもシリーズものでどこまで買うか迷った)と伊.藤.計.劃さんの本を選び、計7冊購入しました。また積み本を増やしてしまって、果たしていつ読み終えることができるのか謎ですけど、読みたい本がたくさんあるって幸せですよね!
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10280135-3
夢を、見ていた。
ああ、これ、夢だ。とすぐに気付いたのは、目の前の土間にうつ伏せで横たわる男の子が、まごうことなき自分自身の姿だったからだ。男の子、もとい自分は、薄暗い土間の冷たい土がひんやりと顔や腹を覚ましてくれる感覚が気持ちよく、ただ、ほてる身体を持て余し重力に逆らうことも出来ず、意識がぐらぐらと揺れる中で倒れていた。そう、恐らく風邪を引いていたんだろう。怠い身体を横たえる布団なんて、あてがわれていなかった。懐いた野犬が近寄ってきて、顔を舐める。くすぐったさにゆるり、と目を開けて、そしてまた閉じて。後ろで見守るだけの俺は声も何も届かないのに、早く起きろ、そこから逃げろ、と念じていた。
「邪魔やボケ!」
怒鳴り声と共に土間へ入ってきた男が俺の頭を蹴り上げて、そして、胸ぐらを掴んで立たせる。父親の後ろに立つ母はタバコをふかしながら、冷めた目で俺を見た後、「具合、悪いんちゃうの。」と何の興味もない声で言った。
「何ヘラヘラしてんねん。お前。」
「ごめんなさい、わらっていません、」
「テメェの顔見るだけで腹立つんじゃ。来いオラァ!」
来い、と髪を掴まれても、歩く気力はない。もつれる足を引きずりながら、連れられた先にあったのは、物置と化したプレハブ小屋。真夏によく使われる躾部屋だった。この日は、どうやって出たんだったか、記憶にない。が、俺は、二人が満足するまで、ここに入って、生きなければいけない。死んだら負けだ。それだけはずっと思って、真っ暗な熱い入れ物に入っていた、それだけは覚えていた。
「前の旦那にそっくりな顔、何回見ても腹立つわ。アンタ。早よどっかいけ。死ね。」
「お前には勿体無いくらいの家やなぁ。嬉しいやろ。なぁ。嬉しいやろが!」
「はい、おおきに、うれしいです、」
「ハハ。ほな入っとけや。」
放り投げられ、扉が閉まる。むわり、とまとわりつく殺人的な熱気と錆の鉄臭い匂い。プレハブはかなり古く劣化していて、夜のうちに降った雨が漏れて床に水溜りを作っていた。床に投げつけられた姿のまま顔を近づけ、真っ暗な���鼻先を床に擦り付けて水を探す。触れた水分を必死に舐めとって、磨耗していく心を、ただ俺は守って、それから、あれ、なんで守ってたんだっけ。
「...、.........、」
どこからか声が、聞こえる。怒鳴り声でも嘲笑う声でもない、穏やかな、春の海のような、声。
「起きて。ねぇ。」
ハッ、と目を覚ます。見えたのは、自宅の天井。太陽光で明るい、見慣れた部屋。あぁ、夢、覚めたのか、と安堵して、ドクドクと煩い心臓の音と、背中に張り付いたであろうシャツの濡れた感触と、あれ、シャツ...じゃない?肌に当たる感触は柔らかく、普段身につけているワイシャツじゃない。パジャマを着ている。なぜだ。そもそも、あの声は、父でも母でもなく、あれは。
「おはよう。大丈夫?うなされてた。」
目を開けたまま混乱する俺に優しい声がかけられる。重たい頭を動かして声のする方を見て見れば、ベッドの脇に、心配そうな顔をしてしゃがみ込んでいた大切な恋人がいた。あぁ、そうだ、あの包み込むような声は、彼の、柔らかな声。
「う......今、何時、」
「夕方の4時。はい、ポカリ飲んで。」
「え、ま、へ?何、なんで、おんの、」
「ほら。」
混乱する自分の口に容赦なくストローをぶっ刺したポカリを突っ込み飲ませた彼は、汗だくな様子を見て眉を下げ、「着替えた方がいいね。」と笑った。鈍くはない方だと自負している頭を回転させ、今に至るまでの行動を思い出す。少々熱っぽかったが休めるはずも無く普段通り仕事へ行って、駆け回ったせいか昼前には限界が来て、先輩に全てを託して帰宅し、スーツのままベッドに倒れ込んで、寝た。はずだ。買い物をする気力もなく、ただただ重たい身体を引きずって。
「ベッドに上半身だけ乗せて倒れ込んでたの見た時、殺人現場かと思ったよ。ドラマじゃないんだから、家の中で行き倒れるのやめてよね。」
「なんで自分、ここおんの、」
「そもそも、鍵もかけずにぶっ倒れてたんだよ?全く。何があるかわからないんだから、俺、何かあったらすぐ呼んでって言ってたよね?」
「す、すまん...せやかて自分、大学もあるしやな、風邪くらいでわざわざ帰ってきて、なんて、そんな甘えたこと...」
「それ以上喋ったら、えーっと、ケツの穴から手突っ込んで奥歯ガタガタいわすよ。」
「それ、俺の決めセリフ...とらんといて、」
手ぇ上げて、なんて今時強盗も言わないセリフで腕を上げさせられ、体温計を挟まれた。冷たいタオルで顔の汗を拭いてくれる手が気持ちいい。年上なのに、大人なのに、しっかりしないと、なんて思考がどんどん溶けていって、器用に動き回る手を捕まえ、ヒヤリとした掌に頬を押しつけて目を閉じる。気持ちいい。火照った体を覚ますために、もう、土間に転がらなくてもいいんだと、まだ夢に引きずられている思考が今更安堵する。
「...んー、38.2か、高いね、しんどいでしょ。食欲ないだろうけど、ご飯食べて薬飲んで、夜になっても熱下がらなかったら、病院行こうか。」
「病院、いくん。そんなん、勿体ない、」
「そんな酷いこと言う人、もうどこにもいないよ。大丈夫。」
夢の内容なんて何も言っていないのに。溶けた思考じゃ、今自分がどんな顔をしているのか、何を口走っているのかも朦朧としていて、上手く繕えない。彼の真っ直ぐな目線から逃れるように目を逸らせば、部屋の隅には放り投げられた彼の鞄が放置されていて、そうか、几帳面な彼が慌てて自分を看病しようとあれこれ、してくれたのか。心配をかけてしまったのか。
戸惑いから反省に至った様子を何も言わずとも察した彼はもちもちと俺の頬を揉んだ後、彼に向き直った俺と目線を合わせ、笑った。
「ふふ。ほーら、何食べたい?何でも作るよ、好きなの。」
「普段は、野菜食えとか、甘いのん控えろとか、言うやん、」
「今日は特別。頑張り屋さんの甘えん坊デーなの。」
「うどん、食べたい。かつおのお出汁の、」
「うん、好きだもんね。やらかいの。透き通った、関西のお出汁ね。あとは?果物、桃好きでしょ。食べる?」
「桃缶、給食の、フルーツポンチに、入っとって、すきやった、」
「おっけ。アイスは?食べる?」
「ひとくちだけ、ほしい。バニラ。」
「ダッツのバニラね。分かった。着替えあるけど、1人で着られる?」
「まだ、介護される歳、ちゃうし。」
「はいはい。何かあったら何でもいいから、すぐ鳴らして。分かったね。」
「...おん、」
枕元にスマートフォンと、そして替えのパジャマを置いて部屋を出て行った後ろ姿をぼんやりと見送り、何とか体を起こしてノロノロと汗ばんだパジャマを脱ぎ捨てた。スマホの画面には数件の通知。どれも仕事に関連した業務連絡だった。
ここ最近、たしかに立て込んではいた。仕事もそうだが、夢見がとにかく悪かった。熟睡出来ないまま酷使した体じゃ、免疫も働けなかったんだろう。簡単に風邪菌に負けてしまった挙句、彼に負担を。考えただけで情けなくて、頭痛が悪化しそうだ。しんどい、と思い始めるとしんどくなる。
無性に口寂しくなって、引き出しに収めておいた相棒を取り出して、くらりくらりと揺れる視界の中で咥えたそれに火を付けた瞬間、扉が空いた。
「あー!このチェーンスモーカー。やると思った。没収!」
思いっきり顔を顰めた彼が火を付けたばかりのタバコを奪い、��つの間にか積もっていたはずのシケモクが片付けられた灰皿に押しつけた。手に収めていた残りも奪われ、なんだか面白くなってへらりと笑うと、彼はさも怒ってます、といった表情で俺の口へ懐から取り出したものを突っ込んだ。
「ぅぐっ...何、こぇ、」
「飴。もう時代は平成なんだよ?スパスパふかしてないで、風邪引いた時くらい大人しく寝ててなさい。」
「それ、おじさんには、刺さるわぁ...」
与えられた棒付きキャンディを大人しく舐めて、部屋に一瞬漂った相棒の残り香を追い求める俺の視線は、彼で止まったまま動かない。彼は何も言わず、体育座りで俺を見上げたまま、ただにこりと口を弧にして見つめ返している。暇じゃないんだろうか。
「なぁ、なんで、帰ってきたん。今日、5限まで、あったんとちゃうの、」
「今日、お弁当持ってくの忘れてたでしょ。どうせなら届けようと思って昼休みに職場行ったら、ふらっふらで帰った、って上司の人が呆れてたよ。」
「上司、」
「そう。なんか、ダンディなオールバックの紳士。」
「あぁ...吉沢さん、か、」
「仕事はこっちで片付けるから復活するまで来るな、ってさ。」
「自分、よう、追い払われんかったな、」
「お前があのバカに可愛がられてる青二才か、って。貴方が宣伝してくれるおかげで、どうやら認知されてたみたいです。」
「...不本意や、」
「ほら、寝て。」
舐め終わったキャンディの棒がからん、とゴミ箱へ消えて、有無を言わせない彼が無言の圧力をかけてくるもんだから、俺はスマホもタバコも何もかも封じられただ布団に身を任せるしかなくなった。ぱたり、と寝転がると彼は俺のそばに寄って、確かめるように俺の手を握っていた。暑くないんだろうか。汗もかいているのに。いつもはそれなりに動く頭も今日は役に立たない。は、は、と吐く息は熱い。彼は、出ていく気配を見せない。夕方の柔らかい色調の光の中、時間の感覚が曖昧になって。現実と夢の狭間がぼやけていく。
いいのだろうか、こうして、手を伸ばしてしまっても。
「なぁ、」
「ん?」
「うどん、やっぱり、後でええ、」
「うん。いるよ、ここに。」
「ええの、」
「いさせて。いたい。」
「...おれ、しあわせのな、キャパが、狭いねん、」
「うん。」
愛情に満ちた母親が赤子のまだ不安定な頭をそっと撫でるような、そんな声で相槌を打つ彼の輪郭が、ゆらゆらと揺らいでいく。
「せやから、こんな、いっぱいもらったら、こぼして、まうから、」
「うん。」
「もったいない、なぁって、いつも、思う、」
「俺がいつもそれ、掬って保管してるの、知ってた?」
「...?すくう、ほかん?」
「そう。だから、何も無駄になってないよ。だって俺の幸せのキャパ、すげぇ広いからね。」
「こんな、幸せ、俺には、もったいないなぁ、」
「俺は貴方にもらってほしい���。今までも、これからも。沢山の幸せを、少しずつ。」
「......寝るまで、おって、」
「うん。分かった。」
自然に閉じた瞼の上から、そっと触れる柔らかい感触はきっと、おまじないにも似た愛だったんだろう。俺は保っていた意識をそっと手放して、深い海へと、沈んでいく。
いつもなら5分も間を空けずに折り返してくるはずの奴から何のレスポンスも無いことに少々顔を顰めつつ、もしかしたら気付いていない可能性もあるのかもしれない、と、私は履歴の一番上の番号を押し直し、無機質なコール音を聞き流しながら、明日の仕事のスケジュールを半数していた。7コール、次で切ろう、と思い立ち指を赤いボタンに置こうとした瞬間、ブツッ、と機械音の後、声が響いた。
『もしもし、こんばんは。』
「......誰?」
私からかけておいて何を、と一瞬混乱しかけたが、たしかに電話口に出た男は、私の見知らぬ男の声。まさか番号を間違えたか、と画面を見返しても、表示された名前はまごうことなき男の名前。
『すみません。電話の持ち主が今対応出来ないので、代わりに出ました。』
「あ、あぁ、すみません、こちらこそ。てっきり間違えてしまったのかと。手が離せないなら、また後で折り返します。」
『...失礼ですが、塚本澪、さんでお間違い無いですか。』
いきなり呼ばれた名前にギョッとしてすぐ、ああ、名前で登録していたのか。律儀な男だ。と謎の関心をしてしまった。何年経っても、男の粗雑でズボラなイメージが抜けない。
「えぇ。そうです。それが、何か?」
『いえ...その、今も、彼と定期的に連絡をとっているんですか?』
「えぇ、まぁ。色々と事情がありまして。」
『なら、伝えておいた方がいいですね。彼はつい先程......』
取り乱してはいないがそれなりに混乱した彼が、病室の前でベンチに座っていた男性に頭を下げ、そわそわと落ち着かない様子でドアと男性を交互に見て、「あの、その...」と言い淀む。男性はふっ、と笑って、「薬が効いて眠っているので、お静かに。」と扉を開けてくれた。融通が効くタイプもいるのか、と半ば感心し、中に入るかどうか一瞬逡巡している私に、「少し話しませんか。」と言った彼はソファーに座るよう促し、すぐそばの自販機で私の好きなココアを選び、手渡した。
「まだあの青二歳の面倒見てたのか、アイツ。」
「あの、」
「好きでしょう、ココア。」
「...ありがとうございます。どうして、それを。」
「あぁ、自己紹介がまだでしたね。私は警視庁刑事部捜査一課、警部の吉沢、と申します。今病室��眠っている彼、貴女が連絡を取っていた、鴻神の上司に当たります。」
「吉沢、さん。私を、ご存知なんですか。」
「えぇ。と言っても、きっと貴女は覚えていないと思います。心当たりはありませんか。」
警察の人間と私を結び付けるものなんて、一つしかない。あの忌々しい、やっと最近犯人に死刑判決が降りた、塚本一家放火殺人事件、なんて大層な名前をつけられた、事件。手の中のココアに手をつけないわけにもいかない。プルタブを押し上げて、甘ったるいそれを口に流し込む。話題が話題だからだろうか、あまり美味しくは感じなかった。
「まだ幼かった君から話を聞いた刑事連中の中に、私もいたんです。だから、鴻神の携帯に貴女の名前が表示された時、驚きました。」
「そうでしょうね。何も関係のない警察官と私が、私用の携帯で連絡を...」
「何も、関係がない、というのは。何か認識違いがあるように思えますが。」
「はい?」
「...彼から、何も聞いていないのですか。」
「話が、読めないんですが。」
「無関係も何も、あの放火事件の犯人を逮捕したのは、鴻神ですよ。」
「えっ。」
まさか、そんなはずはない。
脳裏に過ったのはあの日、初めて出会った、鴻神から感じた言い知れぬ不気味さと不快感。黒いシャボン玉に囲まれて、何も感情の読み取れない糸目に、へらへらと笑い、軽口を叩く、男。篠宮をアゴで使い、公然とサボり、...あれ?
あの日、鴻神は、真夏にスーツを着ていたのに、まるで汗をかいていなかった。そして、偶然持っていた名刺で所属まで丁寧に自己紹介し、私が帰る時に共に帰り、説明していない自宅まで見送った。
あまりにも怪しい、と思うのは必然だった。必然すぎたのだ。まるで、小さな箇所に目を向けさせないために、大きな隙を作ったように。
飴を、ストローを噛み締める癖。ボロボロのぬいぐるみ。どこか懐かしい香りに、過去を軽視する言葉をこぼした時の、鴻神の顔。どこに嘘があって、どこに真実があった?
「すみません、その、鴻神さんの所属は、捜査二課だと、聞いていたのですが。」
「はは。それは本人から聞いたんですか?」
「えぇ。でも、吉沢さんの部下、ということは、そんな...でも、確かに、調べた時...」
吉沢警部は私の困惑した独り言を聞いて、ピンときたらしい。刑事の勘、なのだろうか。
「......探偵か何か、雇いました?」
「...えぇ。警察官相手に、不躾だとは思いましたが、諸般の事情で。事件の後、ちょうど親切にしていただいた弁護士の方が紹介してくださったんです。」
「あぁ、それ、○○探偵事務所でしょう。」
どくり、と心臓が波打って嫌な痛みが胸に走る。全て、誰かの掌で踊っていたような、そんな強烈な不快感に脂汗が滲み出る。
「どう、して、それを。」
「世界はどこかで繋がっているんですよ。」
コーヒーを飲み終わった吉沢警部は自販機横のゴミ箱へ缶を捨て、座ったまま固まった私の前に立ち、凛とした顔で話した後、頭を下げた。
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6月4日 お弁当買いました
6月4日 お弁当買いました 木曜日、今日は1週間のうち1日設けたおサボりデーです。550円の配達弁当を会社に届けてもらいました。味王というお店なのですが、お値段の割にレベルが高くて愛用しています。
木曜日、今日は1週間のうち1日設けたおサボりデーです。550円の配達弁当を会社に届けてもらいました。味王というお店なのですが、お値段の割にレベルが高くて愛用しています。
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180709 鷹の祭典
さっそく更新サボってしまってます…笑
1か月も前となってしまった鷹の祭典の写真になります���・・
今年も東京ドームの鷹の祭典に行ってきました~
一年に一度しか会えないふうさん&こふうさん
この時はまだ、これから巻き起こる地獄の展開を知る由もなかったのである。。。
先発は石川
ライアンと同じ高校出身、同じ背番号です
ホーム試合なので登場曲のMOONPRIDEも聞くことができました
あなーたのちかーらになりたいー♪
レフトスタンドには日ハムファン
タオルがとてもカラフルで、写真にすると「映え」ですね~
この日はスーパー西川デーでした
走って打って大活躍!
以下はるきをお楽しみください・・・
出塁!
盗塁をねらうおしり
あっ
あ~走られちゃったよ
さすが西川・・・
内川さんの���しりだってあります!(?)
松田は4打数3安打で貢献しますが、得点につながらず…
清宮の打席です。これからが楽しみですね~
(σ‿ σ )
バットの声を聞く翔さん
試合結果はアレでしたが、いい席でバシバシ撮ることができました。
次、カメラを持って野球を見に行く予定は決まってません。
そろそろヤクルトの選手もバシバシ撮りたいなーと考えてます
それでは~
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ポイントカード始めたよ
今日で5月も終わり。早いなー、まだこの間正月だったですよね?・・・ ムシムシし始めてきて夏の気配を感じるこの頃、前から始めたいなーと思っていたオリジナルのポイントカードサービス始めました〜。 当然昔ながらのスタンプ式! 1000円(税抜き)で1ポイント。10ポイントで次回お会計から500円の割引券として使えます。 靴修理・靴ケア用品のお買い物など、当店でのお会計全てに使えます。ポイントカード好きな人も、そうでない人も誰かれ構わず配りますので、貰ってやってください。機嫌が良ければ多めに押しちゃうかも?? ドラッグストアのようにポイント何倍デーとかやったらお客さん来てくれるんかなあと思案とります 明日から6月!お店の重大報告があります!あしたもブログ見てね 最近サボり気味・・・なブログも頑張って更新していきまーす 杉浦 靴修理RADIAN 441-8083 愛知県豊橋市東脇3-1-3 TEL…
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✳️何が身を斬る改革じゃ??? テロリスト維新の会め❣️
✳️テロリスト 維新の会 関西潰れてもどうでもいいと思ってるし
✳️巨大カジノと巨大万博と関西広域連合
✳️テロリストの維新の会を通さないためにも みんな選挙に行かないと話にならないねんデー 全員選挙参加やデー
✳️連帯責任弁償 大阪府だけでは済まない
✳️大阪府警本部と 京都サイバー警察と兵庫県警本部と維新の会に毎日電話して大喧嘩してるけど
✳️維新の会はテロリストなんやでー 不正選挙 大量住民票移動 で通ってるから政治家ちゃうし 選挙違反の犯罪者やし 頭の中は空っぽなんやから アホな思いつきと自分たちのことばっかり考えて市民 府民のことなんか考えてないんやから 強引にあと先考えんと 市民 府民に押し付けて 強行するんやから政治家ちゃうし 絶対に維新の会は潰さなあかんねん
✳️最悪3兆円弁償連帯責任でするとお巡りさんは国家公務員でなくて地方公務員ですから最悪お巡りさんのボーナスなくなりますよ 拳銃スミス&ウエッソンからニュー南部になりますよ
パトカークラウンからトヨタカローラになりますよ
✳️巨大カジノと巨大万博作って舞洲 夢島 ゴミの埋め立てじまやから 100トンの杭打ち機で命懸けで杭打ちしてるけど 地下鉄延伸して高速道路延伸して巨大地震と巨大台風きたら 全部流れてなくなってしまうのよ
✳️関西広域連合でゴーサイン出してるから1兆円か2兆円か3兆円 弁償連帯責任 大阪府 兵庫県 京都府 奈良県 滋賀県 和歌山で最悪3兆円ぐらい自治体で仲良く弁償せなあかんねんでー 大阪府以外の他府県も 他人事ちゃいまっせー
✳️テロリスト 維新の会 東京にも進出してるから 最後日本潰して 自殺するんちゃうか 馬鹿はパクられろ 馬鹿は 小学生 中学生 高校生 大学生 やり直さんと治らんから 馬鹿は死んでも治らんやろ
✳️どうでもいいけど最近 維新の会 テレビでんようになったなあー??? とうとうテレビも干され出したかあー???
✳️松井と吉村 新車の黒と白のアルファード載っとるやないけ??? 何が身を斬る改革じゃ??? アホもええ加減にせいよ ドアホが
✳️永藤の堺市長選挙の時公務サボって松井と吉村 黒と白のアルファード新車降りるところしっかり目撃してるぞ 黒のアルファードやて国会議員でもなかなか乗ってる人いないぞ お前ら維新の会 それだけの仕事しとんのけ
✳️コロナほったらかしにして 2021年9月1日 水曜日 大阪のコロナの数東京と変わらんやんけ コロナの基金中小商店街とか飲食店とかタクシーとか基金猫糞しとんちゃうか??? 猫糞して万博に使っとんちゃうか??? ええ加減セーよ ドアホが維新の会め❣️
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