#「光」 ��しい言葉をもらったり ホッとする笑顔をみせてくれたり それだけで 心がふわぁっと 軽くなることがある 誰かの心に 光を灯す人は 呼吸をするように そういうことが で
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01/21 ヤクザと家族 The Family 試写会に参加しました
*ネタバレどころか全編通しての感想なので一定期間が経過したら本記事は非公開に移行いたします🙆♀️
*記事全体でお名前や役名などを敬称略にて記載させていただいている部分が多数あります。ご不快に感じられる方がいらっしゃいましたらブラウザバックしていただけますと幸いです。
2021年1月21日(木)、映画「ヤクザと家族 The Family」試写会に参加させていただきました。年末年始は「1月29日を迎える」ことを目標に繁忙期を生き抜いたため、当選通知のメールを見た瞬間私の2021年は終わったような気持ちでした。(誇張表現)
今回も初見時の気持ちをフレッシュに残しておくべく、鑑賞しつつこんな感じでメモっていました。 黒い文字が上映中のメモ、緑の文字は帰宅後に補足で書き足したメモです。

これまでは人に見せることを前提とせず目と耳に入ったことや感想を自由にメモっていたのですが、今回を機にメモを見返しつつ(時に載せつつ)感想ブログなどもしたため始めてみようと思い、画像と文字を投稿しやすそうなTumblrを開設してみました。普段芸術と程遠い業務にいそしむ会社員の感想を眺めて「わかる〜」「いやわからね〜」みたいな楽しみ方をしていただけたら幸いです。
今回はB6ノートに見開き10ページ分ひたすら悶絶しているメモとなりました。
映画開始から終了までの時系列順で書いています。ちょこちょこ下記のようにスクショで掲載します。
水中から始まる…… フレッシュなダイイングメッセージみたいな文字で書き始めているのですが映画冒頭、あぶくに包まれながら沈んでいく推定・綾野剛さんの映像がとても綺麗でした。今思い出すと「ああ〜Familia……」という感じです…… 一緒に見に行った方が観賞後、「この映画は山本賢治の走馬灯なんじゃないか」という話をされていて打ちのめされました。
そう言われてみると最後の沈むシーンでは刺された血液か返り血かで体の周りにもやのような赤が浮いていますが、冒頭の沈む映像ではそれがなかった気がするので山本さんの自己認識的な映像なのかな〜とも考えていました。 確か右手を伸ばすようなカットがあり、写っている手がなんだか小さく見えたので「19歳の前に胎児からスタートなのかな?」と斜め上なことを考えていたのですが、上方に伸ばした手を自分で見上げているので確かに小さい感じに見えるんだな〜とも考えていました。
1999年
小さい原チャリの山本賢治くん(19)が着席するまでの一連、白い上着で葬儀場に��って行く俯き気味の後頭部が愛しかったです……読み間違いかもなのですが喪主が山本賢治に読めて、あ〜頼れる親族いなかったんだ……とすでに泣きそうになっていました。
少し後のシーンで山本宅が映る時、お父さんの名前で賞状も雑多に積まれていたのが何だったのかな〜と思いながら観賞後にサイトを読んだら証券マンだったとのことで、優秀な社員さんだったのかな……と思いつつ母親も離婚などではなく亡くなっているという記載からかつての山本家に思いを馳せて切なくなっていました。
いちはらはやとかわいい 市原隼人さんをドラマ版『ROOKIES』で知り、『猿ロック』『ボックス!』くらいしか見たことがないながらにくしゃっと笑う顔が好き^〜〜〜と思っていた高校��時代を思い出しました。原チャに足乗せて数珠をいじってるの大変かわいかったです。数珠は手作りなのでしょうか🤔2019年で大原の墓前にも赤マルと一緒にお供えされてるのを見ると三人でお揃いで作ったのかしら……と深読みして涙する私でした。
おかねにはしゃぐのかわいい 夜の堤防で強奪してきたクラッチバッグを開けるシーン。大原を演じる二ノ宮隆太郎さん、お顔は存じていたのですがお名前が出てこず、さらに事前にあまり情報を入れないようにして映画に没入しに行ったので「大原」「細野」の名前が最後までわからず迷走したメモになっています(言い訳) バッグの中から20万円くらいが出てきて堤防でめっちゃはしゃぐ大原が大変かわいかった……1999年でも2005年でも大原が笑ったり喜んだりすると見ているこっちもニコ……☺️と笑顔になるのが不思議でした。
このシーンで月におシャブさんをかざして「きれェ」って言う細野もやばいけど投げ捨てちゃう賢治くんの衝動性も心配な感じでした。この衝動性が2005年の川山を瓶でゴン事件に繋がるんだろうな〜と思いつつ……
あかちゃんあやすいちはらはやときゃわ オモニ食堂で赤ちゃんの翼くんをせっせとあやす細野の笑顔がほんと〜〜に好きで…… 山本・細野・大原の三人でいっぱい食べてるのめちゃめちゃかわいい空間でした。
くみちょうかっこいい 帰宅してから追記したメモもだいぶ頓珍漢なのですが「激シブ」と書きたかったんだと思います。
この食堂乱闘事件の最後、大原が出口手前の机に綺麗にぶつかって気持ちよくひっくり返して走って出て行くのも爽快でした。(どんな感想?)
ドアちゃんとしめるけんじくん 寿司パに呼ばれた賢治くんがビルの入り口ドアを後ろ手ながらちゃんと閉めるのが偉いな〜と思って見ていました。(今思うと金文字の「柴咲組」を見せるためかな〜とも思いつつ) この後商店街を走る時も「どけどけ!」だったのが「どいてどいて!」になって、後に続く言葉の方が優しい感じになる辺りに人柄を感じてグッときました……
はねられたあとはしるけんじくん 雑誌の『キネマ旬報』だったかで綾野さんがスタント無しで挑んだというのは読んでおり、事前公開された映像も見たので心の準備はできているつもりだったのですが劇場で見ると迫力が凄まじかったです……は、はねられている……あと確か長回しがはねられた後も続いていてハラハラしていました。
そしてこのあと盃交わす場面までほとんどメモ取ってませんでした。SNSの完成披露会を見られなかったので一緒に行った方に教えていただいたのですが、あのシーン本当に蹴られているということで……よくぞご無事で……😭 香港までの密輸(入国)船のサイズが意外と小さくて、時々ニュースで見る国境近辺の船ってそういえばこんな感じだったな〜と思い出していました。 あと加藤こと豊原功補さん、『のだめカンタービレ』の江藤しか知らなかったので「なんか見たことあるような…」とは思いつつ���瞬気づきませんでした……!江藤塾の指導が「ヤクザのとりたてみたいな指導しやがって!」と千秋に言われるのですが江藤と加藤全然違う人間ですごかったです……
ところでこの臓器くん三人が密輸されかけるくだりの辺り、賢治くんが柴咲組との関係を否定したのに中村の兄貴が迎えに来てくれて三人とも助かってる描写の理由が1回目だとわからなかったので今後わかるまで見に行きます(ムビチケを追加で積んだ顔)
盃交わすシーンで縦書きのクレジット入るのめちゃめちゃテンション上がりました。かっこいい……ここのシーンの背景や人の配置とお顔など、後で出てくる方いらっしゃるのかな〜と思いながら見ていて白文字を読んでいなかったので結局エンドロールまで気づかなかったのですが今回岩代太郎さんが音楽だったそうで、初めて映画のサントラ買ったのが『武士の献立』だったのでエンドロールでもテンション上がる事態になっていました。
2005年
おしりまで入ってるの 銭湯で山本さんが湯船に向かう後ろ姿のシーンで刺青が背中通り越しておしりと太ももにまで入っていた衝撃のメモ。 そういえば私も小学生くらいの頃、近所の銭湯にどうしても行ってみたかったのですが連れて行ってもらえなかったことを思い出しました。(誰彼構わず話しかけては走り回って物を壊す子供だったのでいろいろな意味で人生変わるところでした)
大原と細野の背中にも線彫りでごっついでかい刺青が一面に入っているのですが、山本賢治さん(25)の気合の入り様がエグいかっこよかった……何年かけて彫ったのか…… 米国にいた時スナック感覚で一緒に刺青入れよ〜と誘われた際、断りつつ色々調べて知ったのですが、線ではなく面の刺青は痛さも尋常じゃない上にグラデーションは彫り師さんの技術も問われるところとのことでお尻やふとももとか脇の肋骨のあたりみたいな皮膚の薄そうなところにまで見事に入っているのを見て山本さんの六年間に思いを馳せたりしていました。あと全然関係ないですがお風呂めっちゃ気持ちよさそうで私も帰宅してお風呂沸かしました。
中村「てれるな」かわいい 安易に「かわいい」という形容詞を使いがちなのですが魅力を感じた時にさくっとメモする時やっぱり「かわいい」とか「かわ」って書くのがラクという。 若頭襲名?就任?のお祝いをされてぽつっと一言中村の兄貴が「照れるな」と言うのがかわいかったです。立ってるだけでめちゃめちゃ怖いし1999年の方でも怖かった中村さんが口を開くと思ったよりフランクで端々にポップさが垣間見えて「あっ好き」と引き込まれた瞬間のひとつでもありました。ドラマ『アンナチュラル』の宍戸だ!!と思って警戒しながら見ていたのですがここで警戒を解いて仲間だ〜🌼と思いながら見ていたので2019年の方で落ち込みました……(鑑賞中に落ち込む視聴者とは)
このシーンで細野が「これ山本の兄貴からです」のような文言で中村さんにプレゼント(とは言わないのかしら……)を渡す時、言い方や間の取り方があまりにも自然なモブっぽくて一瞬細野だと思いませんでした。山本さんから中村さんにお祝いの品を渡すだけの舎弟の役割を果たしている細野aka市原隼人にグッときていました……
せんえんくれる オモニ食堂で小学生の翼くんに千円札をくれる山本さんのシーン。一万円とかではなく、でも小学生には大金の千円札をお小遣いにくれる山本さんのバランス感覚がとても好きでした。愛子さんが止めるでもなく受け取っときなと言う様子になぜか嬉しくなってました。そして翼くんがンマ〜〜〜かわいい……その翼くんと会話してる時の山本さんと細野がこれまたンマ〜〜〜かわいい……あの笑顔は無形文化遺産認定の日も近いです。
「子供と会話すると笑顔になるよな〜」と思いつつ見ていたのですが今思うと大原くんと亡くなった翼くんのお父さんが似ていたというところから、自然と人を笑顔にさせる特性みたいなものを翼くんもお父さんから受け継いでたのかなぁとか、いろんな人の居場所になってたオモニ食堂を切り盛りしてるお母さんから学んだりしてたのかなぁとか色々考えていました。
ジッポのチーンかわいい この「かわいい」も魅力的だったな〜の「かわいい」です。2005年の山本さん喫煙シーンで印象的なジッポライターの開閉音、薄い金属音がおしゃれで好きでした……小中学生の時分、ジッポに憧れて百均やらドンキやらで安いのを買ってはガチッとかバチッみたいな音を立てて開閉させていた勢なので「かっこいい……」と痺れていました。あと山本さんの手が綺麗で二倍痺れました……
2019年、山本さんの出所後に「柴咲組一同、���大に」のシーンで煙草に火をつける時は百円ライター的なジッという音になっていて泣きそうになりました。対比がエグい……
くうきのかわりかた 2秒前まで翼くんと近所のお兄ちゃんみたいな会話をしていた細野が山本の電話の様子を見て一瞬で空気を切り替えるのがビリッと来ました。オモニ食堂の壁際に飾られた七五三か端午の節句かの人形を挟んで会話していたのも何故か記憶に残っています。
この画面大原があまり映ってなくて若干寂しかったりしました。三人でご飯食べにくるの可愛かった……ビールの乾杯の時にグラス合わせる位置が特に山本さんが上という感じもなく三人でかんぱ〜いってなってたのが本当に好きでした。(見間違いだったらどうしよう…)山本さんの貴重な笑顔……
あめちゃんなげるのかわいい この「かわいい」は「かっこいい」と「かわいい」が半々くらいのかわいいです。去り際に細野が翼くんに2つか3つか何か投げるので「小銭?にしては雑…?」と思っていたらキャラメルなのかラムネなのかアメなのかオレンジ色の細長いのを翼くんが両手で受け取ってて可愛くて死にました。 お菓子を持ち歩く細野……
続くクラブ C'est la vie で敵対勢力が煽りに煽るシーン、細野が身を乗り出してゴリゴリに睨んでる中、山本さんが微動だにせず立ってるのがめ〜ちゃ怖かったです……まじで身じろぎひとつせず川山のことをじっと見ている様子が、あまりにも静かなのに絶対静かな訳がない嵐の前の大気そのものでひたすらぞわぞわしました……
川山が立ち去った後でママが気を取り直して女の子たちに声をかけるの��また好きでした。ママの肝の据わり方よ……
そしてここで登場するみゆきちゃんこと工藤由香。青いドレスが似合ってて素敵でした。今思い出すと冒頭や最後の海を思い出すような深い青なのですが、由香ちゃんの明るい人柄と真逆な色かつ尾野真千子さんの雰囲気にぴったりの綺麗な深さだったな〜と思いました。(小並感)
自己紹介もなく隣に座り山本さんの親指の付け根部分にガラス片が入っているのをそっと取ってくれる由香ちゃんを見つめる山本さんの目元がサングラスと前髪でわかりづらかったのもエモでした。わかりづらいけれど、川山と話していた時とは完全に異質の静けさ……
さっきまで流血沙汰の事件起こしてた男が、自分で気にもしていない(蔑ろにしている)傷に気づいて手当てをする由香ちゃん、彼女の来歴が映画の中ではほとんど見えないのも「山本の走馬灯」と考えると納得でした。
ついでにこの後ホテルに呼び出される由香ちゃんのシーンがめちゃめちゃ可愛くてニコニコしながら見ていました…… 由香ちゃんの到着で、画面には映らないジッポの音が「山本さん緊張してるのかな…」という感じでかわいかったです。そして由香ちゃんの私服(チェックのシャツワンピースとフードつきダウン)が青いドレスとこれまた180°正反対とは言わずとも90°くらいの位置にある感じでとてもかわいかったです。◯まむらかパ◯オスか……
ぺちぺちたたかれてる かわいい 抵抗する由香ちゃんのぺちぺちパンチが大変かわいかったというメモでした。
そういえば山本さんの背中におわしますは修羅でしたね
抵抗している由香ちゃんに動揺しまくる山本さん、さっきまで貫禄凄かったのに急に中学生男子になってニコニコしちゃいました。川山とか加藤にこんな態度を取ったら親族もいない由香ちゃんは臓器ちゃんコースでもおかしくないのに、運転しておうちまで送ってくれる…… ここで携帯渡して「入れろ」だけ言われて、一回でちゃんと正しい情報を打ち込んで渡してくれる由香ちゃんの律儀さもかわいかったです。ラブコメ映画ならここで一回ギャグ挟んでから山本さんが「あいつ…!」って思ってるときに携帯に由香ちゃんから連絡入るパターン……🤔💭と思考が逸れるくらいかわいいシーンでした。
セーターのおじちゃんかわいいね… この「かわいい」も「かっこいい」と「魅力的」の混ざった感情でした。川山の件で加藤との会談に中村の兄貴を連れて行く柴崎さんにスルッと流されてしまって立ち尽くす山本さんに肩ポンしながら「たまには兄貴に花持たせたれや」のようなことを言うおじちゃんがその場面で一人だけスーツではなくセーター着用だったのがかわいいな〜と思った感想。
ビリビリに張り詰めた空気の中で元凶とも言える山本さんに声をかけようにもかけられない(かける勇気が出なさそうな)雰囲気の中、かる〜い感じで声をかけてくれるおじちゃんが大変好きでした。何かあったときに気持ち的にラクにしてくれる方が職場とかに一人いてくださると心理的安全ダンチだなぁなどと今打ちながらしみじみ考えます。みんな頼ってひっそり相談に行く感じ……
あとこの「たまには」という一言���最初はおじちゃんが気を遣ってくれてる感じかと思っていたのですが、2019年の方で中村の兄貴と乱闘になる場面で出所したての山本さんに兄貴が「いつもいいとこどりしやがって」みたいなことを言っていたのを考えると、1999年〜2005年の6年で相当派手に活躍していたんでしょうね山本さん……
出待ちしてるのかわいい これは紛れもなく「かわいい」でした。クラブの前で車で由香ちゃんを待ってる山本さんのシーン。この直前の事務所でソファで仰向けで煙草吸いながら起き上がって天井見上げてまた吸って……というシーンの山本さんは手首や体の動かし方から漢と色気の混ざり合った匂いを画面越しに感じるほどかっこいいのに、由香ちゃん呼び出して「無理なんで……」とわりと年単位で寝込みそうな断り方をされて無言クラクションパーーーーーで強制的に呼び止めるあたりの流れまじでラブコメでかわいかったです。
みゆきちゃんにオラつけてないのかわいい まさしく。別に山本さんが「オラついている」訳ではなく「ペースを乱されまくっている」と書きたかったのですが勢いでメモっていたのでこんな書き方になってしまいました。語彙力……
このシーンではまだ「ゆか」という名前が出てこなかったので鑑賞中のメモが「みゆきちゃん」記載���
ドライブ(きょうせい)かわいい 由香ちゃん青いドレスのまま上着だけ持ってきてドライブしてたような気がします。白い上着に青が映えるな〜と思いながら見ていた気がするのですが見間違いかな……次見る時確認します。
そして今気づきましたが「(強制)」と言うと常田大希さんが年末にSNSで公開していた綾野剛さんとのメッセージを思い出します。どんなおせちだったんだろう……ちょろぎ入ってたのかな……🤤
顔が良いあやのごう 夜明けの海岸で由香ちゃんに「どうやって儲けてんの」「なんでヤクザやってんの」のような質問攻めにされるシーン。今回のメモぶっちゃけ6割くらい綾野剛の顔が良い(または諸々が「かわいい」)で埋まっていたのですが、この辺りから各俳優さんの様々な「美しさ」に魂が震える映像になっていった気がしてメモ内容が圧倒的に表情のことや空気感についての言及になっていたので我ながら記述が曖昧で頭抱えました。咄嗟の語彙力 増強 方法 検索👆ポチ
夜通しドライブした二人が由香ちゃんの気軽な質問からほんの一瞬だけお互い��深いところに触れる描写が夜明け前の一瞬の空を思わせてエモでした。
まじすか!? かわいい ここからしんどかった…釣りに出かけた柴咲さん・山本さん・運転手の大原くんの三人が車内で会話しているシーン。 電話で呼び出された時山本さんが着てたセーターかわいかったな〜というのも記憶に残っています。そういえば山本さんが住んでるところって柴咲組の寮的なところなのかしら🤔最初に由香ちゃんが呼び出された時、ドアに避難経路が貼ってあったのでホテルかと思ったのですがそういえばこの場面でも同じベッドな気がするのでホテルじゃなくて家なのかな……?
運転手の大原くんが嬉しそうに相槌を打つのが可愛すぎて劇場でニマニマしてました。「こいついっつもお前の話するんだよ」みたいなことを柴咲さんに言われて山本さんが呆れてるのに「すみません!」ってお返事しながらニコニコしてるの本当にかわいかったです。
気を張ったり気が立ったりがデフォルトの中で大原くんみたいな人がそばにいるとホッとして笑顔になったり少し安心したりするんだろうなぁ、愛されてるんだなぁと思って(由香ちゃんとのラブコメからのエモの流れで完全に油断していたこともあり)完全にリラックスしてたところで二人乗りバイク………………………………
ずるい……………………… 大原くんの魅力にフォーカスした直後のこれはずるい……………………
今思い返すとこのシーンも多分長回しでした。どこからどこまでだったんだろう……完全に頭から世界観に浸って「釣りか〜何が釣れる時期かな〜」とか考えてたのでめちゃめちゃ衝撃でした…… そしてここで山本さんが車を振り返って呆然とする流れが辛いのにめちゃめちゃ綺麗でした。昼前の太陽の明るさ……
ないてるいちはらはやと 翼くんを撫でて笑おうとする細野がぼろぼろ泣いてしまうシーン。シンプルにつらすぎて胸にきました。トレーラー映像で主題歌が入る前あたりに映る煙、煙草かなぁと思ったらこの大原の葬儀のシーンだったんですね……ずるい……
この時の翼くん6〜7歳でしょうか。物心ついてから初めて参加したお葬式だったのかな、と思うと普段と様子の違う知ってる人たちの中で細野ならいつもみたいに笑ってくれる!と思ってたりしたのかなぁみたいなことも考えて辛み増してました。ちょっと戸惑うような様子が辛かった…… 細野の翼くんと接する時のあの笑顔が印象的に描かれていたからこそ辛さが倍増(どころの問題じゃない)でした。
そういえばこの後から細野の笑顔がちょっと変わったような。🥲 2005年ではもう笑うシーンがなく、2019年の方でも相当苦労したんだろうなぁという感じで笑顔の雰囲気が変わっていて辛かったです……パパしてる時ももう翼くんに笑いかけたみたいな笑顔じゃなくて……無形文化遺産儚い メタい感想だと「笑顔」ってそんなに種類分けられるものなの……?と市原隼人さんの表現ぢからにタコ殴りにされていました。安仁屋……
けいさつとヤクザの髪型 ちがうのすごい 柴咲さんと大迫が会話するシーン。画面右側に柴咲さんと中村の兄貴、左側に大迫と若い警官?が映るのですが、中村の兄貴も警官も「髪が短く襟足は刈り上げに近い感じ」「スーツ」「姿勢良く立ってる」とほぼ同じ条件のはずなのに、どう見ても右側がヤクザで左側が警官だったのがす��かったです。さらに場面的に逆光でほぼシルエットだったにも関わらず明らかな差異があったので痺れました。
ケン坊なのかわいいな…… 入院している山本さんのお見舞い兼報告?で柴咲さんと細野が病室を訪れるシーン。もうすでに嫌な予感はしていたので感想がかわいいポイントだけフォーカスして書いてありました。柴咲さんが「ケン坊」って呼ぶの本当に愛が深くてなんでか泣きそうになります…… 花籠を置きながらずっと泣きそうな顔をしている細野の私が代わりに泣きました。(なんで?)
えっ えっ顔が良い あやのごう…… だいぶ動揺しています。ベッドで横になった山本さんの思考をなぞるように俯瞰でゆっくり回る画面のシーン。天井視点というべきか何と言うか…… 1999年に侠葉会から逃げる賢治くんのシーンでも画面がぎゅん!と回って大混乱なところがあってすごく好きでした。
あの静かな表情が怖いのか美しいのか、ぞっとするのか狂おしいほど愛しいのか、全部詰まっていて文字通り息が止まりました。二重幅の目元がずっと脳裏に残っています。
そしてこの後クラブの中で山本さんに紙袋を手渡す細野、サイト���キャスト紹介の写真もしかしてこの場面では……?と気づいて地に倒れ伏しました。苦しい……
な…中村さん…… 1999年でおシャブさんを扱わない柴咲組に「じゃあ何をやってるんだよ」みたいなことを聞いた賢治くん19歳に、凛と張りのある声で答えていた中村さんを思い出しました。山本さんとはまた別の理由で耐えきれなかったのかな中村さん…… 屋上でゴルフしてる柴咲さんと山本さんを見てる時の中村さんの目線がなんとなく不穏だった気がしたのですが、中村さんは任侠の人でした……😭
刺殺する時は刃物を縦ではなく肋骨に沿うように横にして差し込むと致命傷になるみたいな話を思い出して現実逃避しながら見ていたのですが銃を選んだ山本さんと刃物を選んだ中村さんの違いみたいなところにも思いを馳せていました。 (そういえばサイト読むとドス的なものではなく包丁だったんですね)
そぼくなゆかちゃんハウスかわいい 質素倹約大学生の一人暮らしアパートとてもかわいかったです。調べたら2005年といえばファーが流行したりエスニック柄が流行した時期らしいのですがそんなものの影もない本棚やキッチンの生活用品のカゴに生活を感じてグッときました。そ��に転がり込んでくる血まみれの山本賢治……
震えてる山本さんに動揺しながらも少しずつ落ち着いて癒してくれる由香ちゃんと、最初触れるだけのキスをするのがすごくグッときました。
みあげるとき 19さいだ… 翌朝、事務所に帰ってきた山本さんがソファに座ったままぼんやり柴咲さんを見上げて立ち上がるシーン。1999年、加藤の元から助け出された後を思い出しました。ESSE のインタビューで綾野剛さんが語られていた内容もふと思い出し、朝陽の入る光景に胸が痛くなりました。 その後で柴咲さんが山本さんが怪我をしている左肩を大切にして首元を引き寄せて、自分の白い上着を気にするそぶりも見せずにガッと抱き寄せるのがまた辛かったです……(あまりにも当たり前のように深く抱き寄せてたのでしばらく柴咲さんの上着が白いことにも気づきませんでした) 大迫が入ってきて手錠をかけているあたりのシーンで柴咲さんの上着に血がついててウグ……となっていました。
よりにもよって連行される時のニュースを翼くんがガッツリ見ているというのも辛かった……来なくなった大原、逮捕された山本さん、細野は一人でオモニ食堂にご飯食べに行ったりしたんでしょうか……2019年の方だと細野と翼くんのコンタクトが一切なかった気がしてまた辛いです……
怪我が治ってないのに歩かされて収監されてる山本さんが辛すぎると同時に、真っ暗な中から明るいところに出る流れの表情に鳥肌バキバキでした。
2019年
2019年の方が青いの…?(色)がめんの 早朝出所する場面から始まることもあってか映像が青くて「あれ…?」と思うなどしていました。初めて見る丸メガネの若い子と中村の兄貴が迎えにきてくれて、「細野くん来ないんだ…」とざわざわしていました。
そして事務所に到着すると剥がされている金の「柴咲組」。剥がされた後のスプレー跡が残ってるのが傷跡みたいでまた辛い…(この後ほぼ「つらい」「しんどい」しか形容詞が出てこない)
19才の鼻のキズのこっちゃうんだなぁ 出所後にすっかり様変わりした街並みを見上げながら事務所に戻り、多分14年ぶりに柴咲さんにも会うシーン。和装の柴咲さんに嬉しそうにしてる山本さんの鼻に傷跡が残ってるのがなんとなく印象的でした。
20年経ってるんだなぁと思いつつ、2005年の加藤との会談での「俺のたまでも取ってみるか」はもちろん何気ない会話の一言でも声の厚みがめちゃめちゃかっこよかった柴咲さんの声が弱くなっててめちゃめちゃ不安になりました。
あとこの事務所が映る時に「がらんどうだ………」と思った覚えがあります。置いてある小物の数が著しく減ったとかではなかったと思うのですが、何が違ったんだろう……2005年の時から人が減ったのに様子が変わらないから寂しく見えたのかしら……次見に行った時確認します……
そういえば美術の部谷京子さんが『容疑者Xの献身』の方と後で調べて知って唸り倒しました。寂寥感とあたたかさが混在する空間大好きです……
SEKISUI HOUSE 山本さんの新居のアパートの壁にSEKISUI HOUSEのロゴがありましたという。なぜこれメモったんだろう。しんどさが限界点突破して何か関係ないものメモりたかったのかな……
このシーンの前でたぶん大原くんのお墓参りをしているんですが、そこで赤マルお供えしてるのと、あと多分ほどけてる数珠がお供えしてあったのも印象的でした。お揃いで作ってたのか、それとも細野が趣味で作ってたのを置いてったのか、ちょっと次見る時に三人が1999年と2005年でおそろっちしてるか確認します……
丸メガネの子がしょんぼり辛そうに条例の話をシンプルにしてくれるのを聞いてから山本さんがまず由香ちゃんに連絡取ろうとしてるのがかわいかったです……しかし繋がらない…… ここのスマホ使い慣れてなさそうなところがまた紛れもないかわいさでかわいかったです。通信機器って差し入れできないんです��……
そしてこの後の出所祝いが😭ひ、ひたすら辛かった……… 「柴咲組一同、盛大に」という文言はきっと昔から使われてきたもので、山本さんも何度も聞いたことのあるような乾杯の掛け声なんだろうなと思いつつ、どうしてもかつての賑やかさを思い出してしまって辛かったです……煙草に火をつける音が百円ライター……ビールは瓶のプレモル……(これも現実逃避メモ)
追い討ちをかけるようにシラスの密漁シーンが入り、大変な寒さに違いないだろうに「これで食わせてもらってんだよなぁ」的なことを言いながらはしゃぐようにしてるオジキたちがしんどかったです……
そして現存していたオモニ食堂😭よかった……!あった……!変わらず待っててくれる愛子さん、久しぶりの細野……!でもやっぱり笑い方が変わってるというか、なんかあんまり山本さんの方を見てなかったような……この辺りメモがくちゃくちゃ(文字が重なってて)になってて己の動揺を見ました🥲
配偶者を「ヨメ」って呼ぶ細野かわいいな〜と思いつつ、丸めた千円札をぎゅっと押し付けて出て行くまでの流れが辛すぎました。慰めるでもなく何か言うわけでもなく一緒に時間を共有してくれる愛子さんの存在に私も救われていた沈黙のシーンからの翼くん帰宅。上着こそ赤ですがまんま1999年の山本賢治(19)でかわいい〜!となるやら翼くん〜😭となるやら、感情のジェットコースターでした…… あとで加藤と会話してる時にも思ったのですが、翼くんの敬語の使い方が大変最近の若者感で好きでした。何が違うんだろう…🤔何が最近の若者感なんだろう……
ふうとうにフッてするんだね… 親父の入院費を中村さんが徴収するシーン。細かい仕草なのですが気になりました。確かに新しい封筒を開いて紙の端を指で支えて、こう、中の空間を広げて……みたいなのをモタモタやるより一発でガッと開くので効率的ですね。完全に現実逃避の着眼点的メモです。
ここで出所祝金を封筒ごと出して全額出す山本さんもしんどみでした😭お守りみたいに持ってる…… (この部分、あとで由香ちゃんが14年間300万円に手をつけなかった部分と重なるなぁと思っていました)
な…中村さん… おシャブ………………でもいろんな作品見てても「覚醒剤や大麻って儲かるのか〜」と思うので組を守るために背に腹だったのか……と思いつつ、本当に困窮するまで手を出さなかったであろう中村さんの葛藤を思って泣きそうでした🥲
ひかりのかげんすごいすき 車のライトの前で取っ組み合いする中村さんと山本さんのシーン。足が長い二人がこういう画面で喧嘩すると足しか映らないんだな〜と辛さから逃げる思考をしつつ、画面の中央に車を置かない、全部見えない、どっちがどっちかわからなくなりながら怒鳴って掴んで引っ張って引きずり倒して、という二人の感情の発露を息を呑んで見入っていました。この時どこかのタイミングで月も映ってたと思うのですが、1999年に細野がシャブをすかしてた半月と同じだったりしたのかな……早くもう一回見に行きたい……
中村さんよかった…やってない… 「そこまで落ちてねぇよ」的なことを言いながら自分のハンチング帽?で山本さんをぺしってする中村さんの仕草に「照れるな」の時と同じホッとする気持ちで気が緩んで泣きそうでした。ちょっと嬉しそうな山本さんの表情に私も嬉しくて…😭
(そういえばFitbitの記録見たら多分大原くんの死から2019年中盤あたりにかけてめちゃめちゃ落ちててすごい落ち込みながら見てたんだなぁと思いました)
出待ちしがち山本けんじ 韻を踏んでいる😄煙崎市の市役所職員入り口前で由香ちゃんを出待ちしているシーン。最後自宅前でも出待ちしてましたね。 私個人「来るかわからない」「いるかわからない」「会えたところでめちゃくちゃ嫌な顔をされるかもしれない」状態で待つのが辛すぎて無理の民なので、山本さんの忍耐力や相手を想う気持ちの強さに泣きそうになった場面でした。(よくわからないところで泣く系)
月の出ている夕方の海、かつて隣で見た明け方とは異なりこれから暗くなる空の下で会話して、送ってもらってからあの時の血のついたままのお金を持ってくる由香ちゃんのいろいろな気持ちを思うと辛すぎてダメでした………
キムチチャーハン(うまそう) 現実逃避メモ。お夕飯作ってる娘・あやちゃんが可愛くて可愛くて……😭😭そしてたぶんこれはキムチチャーハンではなくてケチャップライスでした。笑
昨年の『ドクター・デスの遺産 THE BLACK FILE』でも父だった綾野剛さん、今回は「父」としてあやちゃんに接する場面がありませんでしたが、先日公開された主題歌FamiliaのMVでおずおず近づいて抱きしめてくれるあやちゃんに腕を回して抱き返す姿になぜだか救われた気持ちがしました。(歌詞と学生服のあやちゃんが映った瞬間から涙が止まらなくて1日あけてからもう一回見ました)
オヤジからぬけろって言われるの… 入院した柴咲さんを見舞った山本さんに優しく柴咲さんが「お前はまだやり直せる」と言うシーン。辛かった…
ドラマ『アンナチュラル』5話で鈴木さんがミコトに「何が間に合うの」「果歩はもう死んだ」と返して刃物を握りなおすシーンを思い出しました。 山本さんにとっては何も間違えていなかった、やり直すことはなかったんじゃないかな、と思う反面、妻と自分の子供と静かに暮らすためには「やり直す」必要があったのか……と思うといろいろな感情で諸々ぐるぐるしました🌀
な…中村さん…… 除籍後、密漁するオジキたちのカットの後で車中で細い注射器で………………おシャブを打つ中村さんのシーン………………………だったと思います……
ハンドルに寄りかかって乱れた髪を手でさらにくしゃっと握りながらメガネがズレるのも構わない様子にめちゃくちゃ……落ち込みました……中村さん……
謎に上から(笑) 加藤宅でお話ししてるシーンで翼くんがタメ語になる瞬間。この場面でも翼くんはずっと敬語でお話ししていて無用な軋轢を産まないというか禍根を残さないと言うか、処世術的にというか極端に悪い言い方をするなら日和見寄りな部分で現代っ子っぽいな〜という印象でした。あっ最近の若者感ってこれかしら…?
加藤の「時代遅れ」な助言の裏にしっかり見えてる支配欲に笑っちゃいそうな雰囲気が、絶えず続けられる撮影にも現れてるような気がしつつ、意外なところで動揺している様子が意外なようなちょっと安心するような気持ちで見ていました。お父さんのことが気になっていた翼くん……
く…くまさんカップ……! 工藤宅で朝ごはんを一緒に囲む山本さんがくまさんカップでスープなのかココアなのかをいただくシーン。この穏やかな朝ご飯の空気と山本さんの柔らかい表情をトレーラーで死ぬほど見てはいたので、これ多分後で崩れ去るんだろうな〜のような予想をしつつ色々気持ちの準備とか覚悟とかしていたのですが、まさかくまさんカップとは思っておらず「かわいい」という気持ちで脳がパンクするかと思いました。と言うよりもパンクしまして準備していた覚悟的なものも全部粉砕したのでこの後のシーンのしんどさ全部真正面から浴びてしまって「もうやめて…やめて…」と泣いてました……(好き)
山本さんにくまさんカップを使わせるに至るまでのあやちゃんと由香ちゃんと山本さんのやりとりも考え始めると辛すぎました。かわいい。辛い。かわいい…………ゆるして…もうやめて………(好き)
空色の車で市役所と学校に二人を送るシーン、学校までのちょっとの時間をあやちゃんと二人で過ごす山本さんが愛しくて泣いてました。この辺りずっと泣いてる…… 「最近ママ楽しそうだよ」って言うあやちゃんに穏やかに笑ってる山本さんがもう無理でした。愛しい空気のままここで見終わりたい……と大号泣している自分と、ここからの展開に期待全開で姿勢を正してアドレナリン分泌の大号令を出す自分が同時に存在したので多分このシーンで私の副腎は副腎皮質も副腎髄質も絶賛大稼働していました。
ありがとうほそのくん… 社長に無理を言って産廃処理工場に勤めさせてくれる細野くん。本当にありがとう……「初めてこいつに感謝したよ」みたいなことを山本さんが笑いながら言うのですがそんなところまで含めてかわいいシーン……………と思っていたら、二人の正面に座る若いの(かみやくん?)が口を開いた瞬間から不安でたまりませんでした。翼くんともまた違う若者口調……
そして場面が変わって翼くんがけつもち?しているお店に大迫が来るシーン。しかし一枚上手の翼くん💪いやここで頼もしい写真の証拠と、さっきのシーンでの記念写真の対比がエグい……
翼くんに一枚取られたのが悔しかったのか、八つ当たりみたいに産廃工場に来る大迫さん。シーンが繋がってたせいか余計そう見えてしまいました。大迫さんへいい感じに負の感情が向いた鑑賞中でした。
そういえば大迫さんもざっくり20年以上刑事を務めているんですよね。ドラマ『MIU404』のガマさんに一瞬思いを馳せていました。ふと思い出すと米ドラマ『The Mentalist』や『NCIS』だと現場に出てくる定年後の刑事ってあんまり出てこない印象があるなぁとも考えていました。『The Mentalist』に至っては『MIU404』の陣馬さんポジションのレギュラーいなかったような🤔ミネリはマメジかな……
「全部終わりだよ」とくずおれる細野、にやつく大迫と山本さんのやりとり、続く由香ちゃんとのシーンはただ呆然と見ていました。目も合わせてもらえないまま「お願いです、出ていってください」と泣かれて土下座されて、敷居を挟んで立ち尽くす山本さん……
ここで気づいたのですが、どのあたりからか山本さんのセリフがどんどん少なくなってってる気がしました。元々しゃべる立ち回りはしない山本さんでしたがますます口を開かなくなって……いたような……
まばたきもしないでないてるの… 病院にかけつけた山本さんが危篤状態の柴咲さんに「まだ親父って呼んでくれるんだなぁ」と言われてまばたきもせずぽろぽろ涙をこぼすシーン。微笑んで「俺の父親は親父だけです」のように返す声で心臓がぎゅっとしました…
このシーン、不謹慎ですが見入ってしまいました。綺麗だった……
6組「彩」ってしんどさよ… 転校?の挨拶をするあやちゃんの左奥、教室の壁に大きく貼られたクラスの標語が皮肉すぎました。名前の漢字、あやちゃん「彩」じゃなかったっけ……
このシーン山本さんが事務所から由香ちゃんの携帯に留守電を残すモノローグが入っていて嫌な予感しかしなくてずっと心臓ばくばくしていました。 そして帰宅すると家がからっぽの細野………土砂降り……
そして半グレの仲間達と金属バット持参で傘もささず父の仇のもとへ向かう翼くんと、その時にはもう着手している山本さん。返り血を浴びた表情がまさに背中の修羅そのものでした……担架で運び出されていた大迫はまだ息があったのか否か……
血まみれのまま朝方の堤防でぽやっと煙草を吸って2、3回軽く咳き込む山本さん、バイク���音が3人分聞こえてたような…… そして泣いてる細野……
このカットがチラシなの!? 心の底から思いました。「ただ、愛した」という短いコピーと薄い空の色にどんな場面なんだろうと思っていたので、ここかぁと胸が熱くなりました。
刺されながら抱きしめて「ごめんな」と返事をする山本さんの体からどんどん力が抜けて、それでも溢れるほどの愛情がそこにあったような気がして息を呑みました。 細野の右頬にべったりと血が残っているのが脳裏に焼き付いています。
そして冒頭の沈む山本さん。海水の中で目を開けて、海面に手を伸ばそうとするような動作をしていたと思うのですが正直泣いててあんまり見えてませんでした。早く次見に行きたい……
後日、大きな白い花束を持って堤防に来てくれる翼くん。山本が吸っていたセッターを一口吸ってから箱ごと供えて立ち去ろうとするとあやちゃんが入れ違いでやってくるシーンがまた最高に好きでした。
お母さんゆずりのグイグイ…… 翼くんに「あんたヤクザ?」とどストレートな質問を投げかけ、「お父さんってどんな人だったの」と質問を重ねるあやちゃんに、夜明けの海岸で山本さんにグイグイ質問していた由香ちゃん��垣間見て涙腺にきました。その後の翼くんの表情の変遷がまためちゃめちゃ好きでした……
血を分けた家族、血や肉の繋がりを超えた家族、いろいろな家族が描かれる中で、ただ愛した人たちと一緒にいたかった山本さんの人生を時系列で見せてもらえてしばらく放心していました。 幸せは人によって異なり、一緒にいたい人と築く家族の形も世帯の数だけ存在すると改めて思いつつ、山本さんが幸せだった時間も一緒に見せてもらえたことが私にとって幸せでした。
感想何かちょっといい感じの感想で〆たかったのですが全然なにもまとまっていないので月間シナリオ2月号で掲載されているという台本を読みつつ1月29日を待ちます。あと円盤にインタビューやオーコメや未公開映像があったらいいな〜と思いつつ円盤も待ちます。あと今後藤井監督や綾野剛さん・舘ひろしさんをはじめとしたみなさんが今後いろんな媒体でまた『ヤクザと家族 The Family』について言及される機会があるだろうと願いつつ各種媒体おっかけながら生き延びます。生きます。
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おっぱいビンタされる話
だった。超乳、怪力娘、ドM向け。
「ごめんなさい! ごめんなさい!!!」
「だーめ。最初に手を出して来たのは、おにいさんだったんだよ? うりうり、嬉しいでしょ」
と制服姿の女子高生が体を軽く揺らすと、男は絶叫して許しを乞うる。もう幾度となく繰り返されている光景だが、女の子の方はまだ許すつもりはないらしく、男の懸命な叫びには無頓着にさらにもう一歩詰め寄る。
「あああああああ!!! 折れる! 折れるううううう!!!」
「ふふっ、そんなに痛いなら出ればいいじゃん。私、まだ手も使ってないんだよ?」
と手をぷらぷら、ひらひら、……
しかし、その巨大な胸にかかる圧力は強烈。次第に男の体から、
バキバキ、メキャ、……
と嫌な音が響いてくる。
きっかけはこの憐れな男の出来心だった。今日も平凡な日常を終え、そのまま妻の待つ自宅へと帰宅するはずだった。
が、電車に乗ってきた女子高生は、そんな男の平凡な日常を壊すのに足りた。まだあどけなさの残る顔から歳の程はまだ15、16かと思われる。まだ中学生だと言われても不思議ではない。腕は細く、手はしなやか、背は高校生としては低く、眼鏡の奥に見える目はおっとりと、優しげな印象を見るものに与える。――男は、だから油断をした。油断をして、彼女の最も特徴的な部位である「胸」に目を奪われるや、手が自然に伸びていた。
彼女の胸、――つまり乳房は尋常なものではなかった。人を飲み込めそうなその魅惑的な塊は、前にも横にも1 メートル以上は飛び出し、下へは自身の足元にも達しようかというほどである。かつてZ カップと呼ばれていた大きさが普通になりつつある今の世の中でも、ここまで大きな乳房を持つ女性は両手で数える程度しか居ない。貧しい胸をした女性を貰い受けた男にとって、それは耐え難い色気に満ちた至高の宝玉のように見えた。風俗で晴らすことすら許されない妻への不満を、この気の弱そうな女子高生の乳房を揉むことで解消しようと考えた。一度、通りすがりに撫でるくらいならバレないと思った。
結果は言うまでも無かろう。乳房の横腹にそっと触れた男の手は、その後止まることが無かった。どこまでもめり込むその途方もない気持ちよさ、感覚の無くなるくらい心地よい女の子の体温、ゴツゴツとしたブラジャーの感触。……気がつけば寝ぼけた子猫のように、手を開けたり締めたりして、女子高生の乳房を揉みしだいていた。
周りの乗客からの視線など、気にならなかった。乳房の持ち主が嫌悪感を持って見てきていることも、気にならなかった。男は天に上ったような心地であった。ただただ、この眼の前にある途方もない大きさの塊しか目に見えていなかった。
電車のアナウンスが聞こえて来た時にはもう遅かった。女子高生に掴ま��た手を振り切って、男は電車から飛び降りようとしたようであったが、全くもってびくともせず、ギュウっと力を入れられるとうめき声を上げて、その場にうずくまる。
「一緒に降りましょ。わかってるよね」
と女子高生の声がかかり、この後どうなるか全てを理解した。男の頭の中には、まず駅員に突き出され、警察に引き渡され、万の言葉で叱責してくる妻の姿浮かんでいた。
――が、女の子の行動は男の予想からどんどん反していった。彼女は駅員室などには行かなかった。男の手首を掴んだまま駅から出て、信号を渡り、およそ何百キロという塊を胸につけているとは思えないような軽快な足取りで、道を歩いていく。
「今日は暑いねー」
と呑気に言ってさえくる。
男は一転して朗らかな雰囲気にホッとすると、自分からもよく話しかけた。女子高生もそれに笑顔で応えた。周りから見れば良くないことをしているように見えただろうけれども、男にはそんなことどうでもよかった。途端に希望が湧いてきた。もしかすると、もしかするかもしれなかった。夕焼けの空はまだ浅黄色に、明るく二人を照らしていた。
男の夢はそこまでであった。女子高生の向かっている先は路地裏であった。人通りは少なく、陽の光は入ってこず、暗くじめじめとしたその路地裏は袋小路となっており、頼りない街頭に照らされた数々のガラクタが積み上げられている。
「逃げるなら今のうちだよ」
と手を離した女の子は言った。男は逃げなかった。まだ、もしかするともしかするかもしれないと言う、淡い希望が心の中に燻っていた。
「ふうん、そ」
――この言葉が地獄の始まりであった。
男は前方から何かとてつもなく重いものにぶつけられたかと思いきや、次の瞬間には宙を舞い、そして袋小路の壁に打ち付けられていた。それが女子高生によるおっぱいビンタだと理解する間もなく、男は髪の毛を掴まれこう言われた。
「ねっ、期待した? 期待してたでしょ? だってちょっと話しかけるだけで、すぐ調子に乗るんだもん。おにいさんのばーか。私が私のおっぱいを触った人を許すわけないじゃん」
男は本当の意味で、この後どうなるか全て理解した。背中の激痛で力の入らない手で髪の毛を掴んでいる女の子の手を退けようとしているけれども、全くもってびくともしない。それどころか自分の体どんどん宙に浮いていく感じがする。いくら暴れようとも女の子は全く意に介さず、ついには足が完全に浮き上がってしまう。
「よっわ」
若干背伸びをした女子高生は男を壁に叩きつけると、乳房をその体に押し付けた。男は彼女のおっぱいと壁の板挟みになる。一体その華車な体のどこにそんな力があるのか、全く体を動かせなかった。
これが軽い力加減だったならば、男は再び天国へ上ったことであろう。何せ、頭以外の全身が、女子高生の乳房��包まれているようなものなのだから。たとえ裸でなくとも、男がこれまでの人生で体験したどんな快楽よりも心地よかったに違いない。
だが、現実はそんなに甘くはなかった。男がもがいているうちにも、女の子どんどん圧迫し続け、辺りには男の叫び声と、不穏なミシミシと言う音が響くようになっていた。
そしてそれがずっと続いているのである。男はもはや絶叫するか、謝罪の言葉を叫ぶかしか出来ていない。女子高生の暖かい乳房と冷たい壁の板挟みになり、体が半分に薄くなったような心地さえしていた。
「ねぇねぇ、おにいさん、おにいさん」
と唐突にかけられた声は、男をこれほどまで圧迫しているとは思えないくらい可愛らしい。
「おにいさんがあんなに気持ちよさそうに揉んでたおっぱい、どう? 今も気持ちいーい?」
グイと顔を男の方へ近づけ、うっとりとした表情で雄叫びを上げる男を覗き込む。
「んー? なんてー? 感想が聞こえないなー。絶対に許さないんだから、もうごめんなさいはいいよ。聞き飽きた」
とさらに前へと進む。
「あはは、体中からバキバキ、って音がするね。それとも壁から聞こえてくるのかな。力が強いっていうのも考えものだよねー」
「があああああ!! やめて! やめてええぇぇ!!!」
「アハハハハ! いいよぉ、おにいさん、もっともっと!」
可愛らしい顔から可愛らしい声を発しているのに、かかる力は怪力。グググ、……! とせり上がった乳房はそのまま男の体をも持ち上げ、下からはブランブラン暴れまわる男の足が見える。
女子高生にとってこのくらいは容易いことであった。これまで何人の男の心を折ってきたか、思いつくだけでも20 回や30 回にもなる。小学生の時は力加減を知らず、喧嘩になった男子共を仲裁する時に、思いっきり突き飛ばしてしまって怪我をさせたことがあった。腕相撲をすれば、相手が何人であろうとも勝ってしまう。嫌々ながら参加した相撲大会は、相手を持ち上げて土俵の外へ持っていっていたらいつの間にか優勝していた。身体測定は、学校の器具が壊れるからと言って本気を出させてくれない。ハンドボール投げなぞは軽くやっても運動場のフェンスを大きく超えてしまう。ある時、転がってきた野球のボールをグニグニともてあそんでいたら、取りに来た野球部の人に大層驚いた声を上げられてしまった。中学の運動会の綱引きで、ついうっかり力を入れてしまって味方共々転がしてしまったこともある。つい先日も、思いっきり握ってみて、と貰い受けた砲丸をしょうことなしに軽く握ると、指の跡がついてしまった。
「だからさ、私おっぱいがちょっと大きいせいで、結構力持ちなんだよ! 例えば、……これとか!」
と、一旦男の拘束を緩めた女子高生は、側にあった太い鉄の棒を拾い上げる。
「ひぃっ!……」
「んーん? あ、もしかして殴られると思った? えへへー、残念。こ���するんだよ」
と彼女はまだ板挟みになって動けない男の眼の前で、その鉄の棒を曲げた。
ぐにゃり、……ぐにゃぐにゃ、ギュウウウ、ぐにゃぐにゃ、………
鉄の棒が丸いボールに変わるのには、それほど時間はかからなかった。男は怯えた声をあげるしかなかった。笑顔で粘土のように鉄の棒を捏ね上げた女子高生が、丸くなった金属の塊を差し出している。それもかなり大きい。女子高生は軽く持っているようなものだが、元々あった鉄の棒の重さは15 キロほど。決して軽く持てるような代物ではない。
「どう? どう? すごいでしょ?」
と、女子高生は鉄球を手から滑り落とす。ドスン! と音を立てて落ちるそれは、確かに金属のそれであった。
「でも、やっぱりおにいさんはこんなことよりおっぱいだよね。じゃあ、そろそろ準備体操は終わりにしよっか」
女子高生が信じられないことを言った。
「えっ?」
と、男が言う間に後ろへ後ずさり、倒れ込む彼をよそに制服に手をかける。
男が再び顔を上げた時には、彼女はすっかり上半身をはだけさせていた。たぷんと波打つ巨大な乳房が見えた。ほんのりと赤色を帯びた綺麗な乳輪が見えた。口に入らないほど大きな乳首が見えた。彼女の奥には巨大な山を作っている純白のブラジャーがそびえている。
男は女子高生の生肌を見て、興奮など出来なかった。先程まで自分の命を押しつぶそうとしてきた、巨大な双丘。……恐怖から体を震わせ、目を怯えさせ、嗜虐の喜びに満ち溢れた自分より遥か年下の女子高生を見上げる。思わず後ずさろうとしたが、後ろは壁で、足だけがずりずりと滑る。
「助けて、……」
自然にそんな言葉が口から漏れていた。心の底から怖かった。男にはこの女の子乳房が自分をぐちゃぐちゃにしてしまう調理器具のように見えていた。
「もう、そんなに怯えなくていいじゃん。私、このおっぱいには結構自信あるんだけど、そんなこと言われちゃうと傷ついちゃうな~、……」
女の子は先程落とした鉄球を鷲掴みにして拾い上げる。
「ひいいぃぃぃ、……」
「だから、こんなもので殴らないってば。そんなことしたら、おにいさんだとミンチになっちゃうよ? ま、これから近い状態にはなるかもしれないけど」
と、鉄球を谷間の中へ。
――ミチミチミチミチ!!
彼女が胸に両手をかけた瞬間、男にはそんな音が聞こえた。それはかつて鉄の棒だった金属の断末魔であった。深い深い谷間から、鈍く輝く薄い何かがもりもりと溢れてきて止まらなかった。
「んふっ、あつぅい。……」
女の子からはそれだけだった。
「あっ、……えっ?」
男からはそれだけだった。尤も彼はうめき声だけは常に上げていたが。
「次はおにいさんの番ね」
と薄い金属片をどこかへ放り投げて、女子高生は近寄ってきた。男の眼の前に立つと、あれほどのことをしたのに傷一つ無い谷間をゆっくりと開ける。これで入ってこなかった男は今までいない。
「おにいさん、いらっしゃ~い!」
先程重い大きな鉄球をプレス機のように潰してしまった、女の子の乳房。入れば一瞬で���塊になってしまうだろう。だけれども男は吸い寄せられるようにして谷間の中へと進んで行った。どうしても、その魅惑的な脂肪の塊に抗えなかった。地を這って、一歩、……二歩、……三歩、――もう右も左も前もみずみずしい肌色に包まれる。見上げると、女子高生がこれほどないまでの笑顔でこちらを見下ろしてきている。大人しそうで気の弱そうな目は、しかし男を怯ませるのに足るほど、嗜虐的な愉悦に溢れていた。男はもはや屈服するしかなかった。乳房云々はおいて、この可愛らしい女子高生には何をしても勝てぬと悟ってしまった。体が勝手に祈りのポーズをとって、彼女の足元にすがりそうにさえなっていた。
「立って」
体にムチを打って立ち上がる。
「ひっ」
と喉から声が出てきた時には遅かった。両側から肌色の壁が迫ってくる。物心ついたときからずっとこうされたかったけれども、いざその時がくると怖くて仕方がなかった。
そして、その時は一瞬だった。
バチン!
と言う音とともに、男の体は顔を残して全て残らず、女子高生の乳房に挟まれる。
「ぎゃああああああああ!!!」
「みゆちゃん特製、人間のまるごとパイズリ~~」
「痛い! 痛い! 痛い!」
「んー?」
「出して出して出して!!!」
男は全身から伝わる激痛から逃れようと必死でもがいた。しかし、首から上だけが暴れまわるだけで、肝心の体は指の一つですら動きもしなかった。男の抵抗なぞ女子高生にとっては取るにも足らない。彼女は力が強すぎた。彼女にとって、男を潰すなんて蚊を潰すようなものなのである。彼女にとって、男とはパン! と叩けば絶命する儚い生命なのである。そしてその事実自体が彼女の性癖なのである。
「だーめ。自分から入ってきたのはおにいさんなんだよ? わかってる?」
「お願い! お願いします!! あがあああああ!!!」
「だめって言ってるじゃん。絶対にゆるさないんだから。――じゃ、そろそろパイズリらしく、おっぱい動かすねー!」
――と、男からしてみれば嘘のように軽い声が聞こえてきた。と、同時にその言葉通りグググ、……と乳房が持ち上がり、またしも男の足は宙に浮いてしまった。
「準備はいーい?」
「いやああああああああああああああ!!!!」
「そーれっ」
グニュっ!
「ぎゃああああああああ!!!」
「そーれっ」
ギニュっ!
「やめて!やめてえぇぇ!!」
「そーれっ」
グニュっ!
「あガガガあああ!!!」
「そーれっ」
グニュウウウゥゥ!!
「死ぬ! 死んじゃう! 死んじゃううううう!!」
「そーれっ」
と、三度グニャリグニャリと乳房を上下させたその時、
バキン!!
「うわぁ、……痛そうな音がしたね~。でもまだまだやっていくよ~? そーれっ」
明らかに骨の折れた音がしても、女子高生は止まらなかった。その後もそーれっ、そーれっ、そーれっ、と言う掛け声をかけつつ、男を全身丸ごとパイズリし続けた。
彼の悲痛な叫び声は、最初の方こそくぐもりつつも何回か聞こえてきたのだが、しばらくすると乳房に顔が埋まったため、漏れてもこなくなった。路地裏には女の子の、
「いっちに! いっちに! いっちに! ……」
と言う元気な声と、肌のこすれるさらさらとした音と、時おり谷間の中から聞こえてくる乾いた音のみが響いていた。男がどうなっているのかは、外からは分からない。ただ、あらぬ方向を向いた指が時々乳房の隙間から出てきていることから、無事でないことは確かである。だがまだ人の形を保っているだけ幸せかもしれない。……
結局、パイズリが終わったのは女子高生のスマホが着信音を鳴らせ始めたときであった。
「――うん、うん、わかった。でもちょっと遅れて行くからね」
100 キロ、200 キロ、……いや、もしかすると700 キロや800 キロあってもおかしくない乳房を、何度も何度も激しく動かしていながら、彼女は息すら上げていなかった。何事もなかったかのように、電話の相手と応対している。
「え? うん、そうだよ。今日もやってる。見たい?」
と、相手が見たいと言ったのか、女子高生はカメラを起動して、スマホを胸元へ向けた。
「おーい、おにいさん生きてるー? 大丈夫だよね、さっきからピクピク動いてるし」
と、谷間をまさぐって腕を見つけると、男を無理やり引っこ抜いた。
「どう? どう? 中々かっこいいでしょ? ……え? 好みじゃない? あ、そう。……ま、とにかく私は、この人をやらなきゃいけないから、1 時間くらい遅れます。またあとでね」
「おにいさーん? だいじょうぶですかー? 起きて起きて、早く続きしよっ」
通話を切った彼女はペシペシと男の顔を叩くのであるが、うめき声を上げるだけで目を開けてくれない。仕方なしに女子高生は男の体を地面に寝かせると、とりあえず休憩を取らせることにした。
「あーあ、すっかり暗くなっちゃった。……」
男を地面に寝かせてから10 分が経とうとしていた。彼らを照らすのはとうとう頼りない街灯一つだけになり、赤くほてった女子高生の顔がやんわりと映し出されている。彼女はまだ上半身をはだけさせたままであったが、男を痛めて続けていたせいで、全然寒くはないようであった。
「んぐ、……うあぁ。……」
「あ、お兄さん起きた?」
足でちょんちょんと顔を突っついてみる。
「ひっ! う、うわあああああ!!!!」
と、すごい勢いで後退してしまった。
「うえぇ、……ひっ、ひっ、ひっく、ひっ、……」
もう右の腕は上がらないのだろう、男は左手だけを顔の前に持ってきて、ボキボキに折れた指を眺めながら咽び泣いた。
「ひっ、ひっ、ごめんなさい、……ごめんなさい、……」
「だめだよおにいさん、まだだめ。でも少しお話しましょ?」
「うっ、うぐっ、うぇ、……」
「どうして私のおっぱいを触ろうとしたの? もしかして私が大人しそうとか、そういう理由?」
男は首を横に振った。
「じゃあ、なんで?」
「……ずっと憧れてたから。胸の小さな妻ではどうしても満たされなくて、……」
「ふーん。そんなに小さいの?」
「昔の基準でP カップしか、……」
「P カップ?! なにそれ小学生じゃん!!」
あはははは!! と、声を上げて笑う。およそ20年前、幻とまで言われるほどの巨乳は、今や小学生6年生の平均にも達していないのである。
しかし別に珍しくはない。男と同じ世代の女性は誰もがP カップ程度である。 子供と並ぶと、親の方が胸が小さい。 人類に何が起きたのかは分からないが、そういう社会になってしまった。
「なるほどね、そりゃ、触ってしまうわけだ。それで奥さんとはやってるの?」
ふるふると震えるように男は首を横に振った。P カップの乳房に欲情するなど、今の世の中小学生に欲情するようなもの。男はもはや妻の体を見て何も感じない、何も勃たない。
「はあ~、……意外と重たい理由だったわ~。……じゃあ、殺すのはやめにしようかな。なんか可哀想になってきちゃった。でも許した訳じゃないからね、最後のアレはやるよ」
「あ、アレ?」
「そう、アレ。――ふふ、でもおにいさんにとってはただのご褒美かもね」
と言って、女子高生は自身の乳房をゆっくりと持ち上げていく。
「あっ、あっ、あっ、それは、……」
「分かっちゃった? ちょうどおにいさんそこで這いつくばってるし、いいよね。手加減してあげるから、ちゃんと生きてるんだよ?」
――みゆちゃんのおっぱいハンマー! と、彼女は言った。
――ドーン!!! と、路地裏が揺れた。
「まだまだいくよ~」
ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン!
一体何回、女子高生は地面を揺らしたのだろう。乳房を持ち上げては落とし、持ち上げては落とし、持ち上げては落とし、持ち上げては落とし、……何十回と続くそれは、男にとっては百回にも二百回にも感じられたかもしれない。
「まだまだ~」
ドシン!ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン!
「ふふん、気持ちいい? 気持ちいでしょう?」
ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン!
「おっぱいが大好きで大好きで大好きでたまらないおにいさんに、私からのプレゼント!」
ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン! ドシン!
「終わり!」
――ドシン!!!
そうして、女子高生の懲罰は終わった。男がまだ生きてるのかは分からないが、首筋に手を当てた彼女がホッとしているところを見るに、心臓は動いているのであろう。そもそも普通ならば人の姿はそこには無い。彼女は痴漢をしてきたものをこうして、お望み通りおっぱいでミンチにしてあげているのである。機嫌が悪ければ最初に壁に押し当てた時点で、人は息をしなくなる。ちょっと良いと、全身パイズリの時点でやっと肉塊に変わる。もう少し良いと、最後のおっぱいハンマーで地面の染みと化す。今日は珍しく機嫌が良かったから、最後の最後まで生かしておいてやったが、今の時点まで生きをしているのは初めてである。
「ふふふふふふ、今日はあなたの奥さんに変わって私が天国を見せてあげる。本当に天国に行っちゃうかもしれないけれど、いいよね。本来ならもう死んでるし、あなたもそのくらいの覚悟で触って来たんだもんね」
女子高生はその後ブラジャーをつけ直して、制服を着た。その途中、どうやって男を持って帰ろうかと悩んだが、人を一人谷間に挟むことくらい訳のない彼女にとっては愚問と言うべき悩みであった。
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