I like rainy days with a blanket and a cup of coffee and Netflix
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Me going to see my girlfriend after 2weeks.
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「頼む。みんなの聖母アリナ」
「はあ。一回しか言わないわよ。そしたら勉強しなさい」
「了解」
「日本人が英単語を覚えられない、文法構造が解らない、のは単に日本語と英語の意味の汲み取り方が全く違うからよ」
「ほう」
「英語が使用する文字はアルファベット文字。このアルファベット文字を並べて単語を表すのが英語。そしてアルファベット文字は、『表音文字』と分類される文字なの」
始めて聞いた単語だった。
「表音文字というのは、漢字の通り『音を表した文字』っていう意味。表音文字の特徴は単語を見るだけで発音できるということ。普通に思えることかもしれないけどこれはとても便利なのよ。初見の長い単語もなんとなくでも発音できる」
アリナは俺の英語の教科書を指差して、
「この単語だって意味は分からなくとも発音はできる。それが表音文字の利点で、最大の特徴。ここまでいいかしら」
「おう」
「次に日本語。日本語の場合は平仮名と片仮名という表音文字と漢字の3種類の文字を活用する言語。平仮名と片仮名はアルファベットと同じように一つの文字に意味を持���ない表音文字。
けど漢字は違う。漢字は表意文字と呼ばれる文字で、『意味を表した文字』なのよ。特徴は、読めなくても見るだけで意味がわかる。長ったらしい漢字の羅列で、正しい発音がわからなくても見るだけで意味を伝達できる便利な文字。
私、さっき表音文字って言ったけど『ひょうおんもじ』って音だけじゃ意味が汲み取れなかったでしょ? 同音異義語が多すぎるから当てはめる漢字の候補も多すぎて単語ひとつじゃ適切な漢字が解らないの。だから私たちは小学生の頃、漢字の勉強はひたすら書いて覚えさせられたのよ。漢字は視覚的に覚えるのが一番だから。音はあまり重視されてないのよ」
アリナは少し間を置いて話を続けた。
「英語の欠点を話してなかったわね。英語は漢字のメリットが発揮されないの。つまり初めて見る単語は、意味を汲み取れない、そういうこと。漢字と英語は逆なのよ。勿論スペルは大事だけど音の方が圧倒的に重要な言語なの。同音が日本語ほど多くないのも特徴ね。一つの発音に複数の異なる意味が重ならないっていうこと。つ、ま、り」
「はい」
「英語を覚えるときは、音と意味をリンクして覚えるの。書く必要はあまり無いわ。ちょっとした一文を何度も発音して頭に叩き込みなさい。ちゃんと文の意味も理解するのよ。
もし長文読解で見たことはあるけど意味が思い出せない単語に出会ったときは頭の中で発音してみなさい。そうすればその単語が含まれている何度も発声してきた文章を思い出すはず。そしてその文章の意味を暗記していれば、逆にその翻訳された文章から翻訳文のどの部分がどの英単語に該当しているかを照らし合わせ、そこでやっと忘れた単語の意味を思い出せる。そういうやり方で英語は勉強すべきっていうことで、あうあう喋ってれば英語は伸びるってことよ」
「確かに言われてみれば英語と日本語って全然違うんだな」
「そ。よく日本人が英語を喋れないってことで馬鹿にされるけど異国の言語を喋る必要がある国なんてたかが知れてるからほっといていいのよ。母国語で生きていけないことの方が恥ずかしいわ。だから劣等感を覚える必要なんてないのだけどね。
日本だけでなく、他国も母国語をもっと愛したほうがいいと思うわ。国内では英語を話す需要があまりないのもあるけど一番は教育方法ね。さっきも言ったけど日本では発音させるより、何度も単語を書かせることばっかしてる。ちょっとした文法ミスでもゼロ点。文法恐怖症なのも話せない要因の一つね。漢字を覚える上では有効的な勉強法だけど英語じゃあまり効率がいいとは言えない。その日本語と英語の違いを正しく理解すれば、誰だって英語の成績は伸びる���うになる。わかった?」
By 毒舌少女のために帰宅部辞めました
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Opened Tumbler after a long time and read 7years ago notes, but even the languages I used were so teenager… so shocked to realize that I got old but at least my English got better
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去る者は日々に疎しということだろう。それもまた人の世の常であり、特に悲しむことでも寂しいと思うことでも無いような気がした。誰にとってもそれは同じことである。そうして、それは、クラスからではなく、この世からでも同じことなのではないかと怜は思った。この世の中でひととき一緒になって、別れていく。別れれば、それきりで思い出すことも無い……ことはないかもしれないけれど、それは年月が経るに従って確実に少なくなる。それは非常に清潔なことであるように、怜には思われた。
-ハグルマ鳥
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義を見てせざるは勇無きなり、という言葉がある。これは、正しいことが分かっているのに、それをしないのは、勇気が無いからだという意味だ。怜レイは、祖父からこの言葉を教わったとき、合わせて、
「勇気を持たなければ、心が死ぬ。心が死ねば、体が生きていても、それは生きているとは言えない」
ということも教わっていた。以来、怜は、自分の力の及びうる範囲で――力が及ばないことまで行おうとするのは、蛮勇である――、この言葉を実践するようにしていた。
-ハグルマ鳥
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「何にでも終わりはある」
「そんな悲しいこと言わないでよ」
悲しいことではない。これは事実である。終わりがあるからこそ、今を楽しむのではないか。
-ハグルマ鳥
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怜は、人間関係というものに何かしらダメージがあった場合に謝罪すれば済むものであるとは、基本的に考えていなかった。他人との仲を何か間違えたとしても謝れば大丈夫という考え方は人を卑しくする。
-ハグルマ鳥
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彼女は彼女であり、自分は自分であるということを認めることが、人が生きるための基本的な条件であることを、怜はすでに知っていたし、おそらくは誰もが知っていることであるに違いない、と怜は思ってもいた。ただ、知ってはいても、自分が知っていることに気がついていないことはあるかもしれない。
-ハグルマ鳥
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意見というのは、個人の見解である。考えを突きつめていけば、それは確実に個を超えるのであり、とすれば、意見などというものは、まだ考え尽くされていない中途半端なものに過ぎない。
-ハグルマ鳥
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食べ物には感謝をしなければいけない。
目前に並んだ料理を見たときに、少し想像力を働かせれば、その料理を作るためにどれほどの工程が必要か――材料になる動植物を育てるところから始まって、それを流通させて、流通したものが買われて、買ったものを誰かが調理してくれたからこそ食べられるわけで――容易に理解できる。その工程のめくるめく長さを思えば、自然に手を合わせたくなることだろう。
加えて、食べ物に感謝をせず、粗末にするということは、命を侮辱することと同義であって、それはそれらの命によって成り立っている自分を侮辱するということにもなる。
-ハグルマ鳥
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怜は、どうして、そんなに公平とか不公平とかということが気になるのか、前から不思議だった。人がそれを気にするのは、それによって自分が損をしていると思うからだろう。怜は、別に損をしているとは思っていなかった。自分一人だと大変だとは思うし、みなでやれば早いとは思うけれど、だからといって掃除をしない人間が不当に儲けているなどとは思ったこともない。
-ハグルマ鳥の届け物
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「何が無駄で何が無駄じゃないか、やってみるまでは分からないとも言えるからな」
「……それ、ボクを慰めてる?」
「まさか。誰でもその瞬間を生きるのは初めてのことだろう?」
-ハグルマ鳥の届け物
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「かぐや姫はどうして月に帰ったんだと思う?」
環が言った。
怜は自分の想念をうちやって、環の問いを考えた。
地上のしがらみを全て断ち切って、月に帰ったかぐや姫。
どうしてあれほどまでして月に帰らなければならなかったのか。
迎えが来たということもあるだろうが、そういうことではないだろう。
迎えに来ても来なくても、月はただ彼女の帰るべき場所だったということなのではないか。
むしろ迎えが来てくれたからこそ、彼女は帰ることができたのではないか。
そう言うと、環は軽くうなずいてから、
「本当は、かぐや姫みたいに、みんなが帰るべき場所を持っているのよ」
言った。
-プラトニクス
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『女の子』なんていう子はいない。一人一人の子がいてそれがたまたま、男の子だったり女の子だったりするだけでしょ。性別じゃなくて、その子自身を見ないとね
-プラトニクス
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