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戯曲 小鳥女房
発行:ポット出版プラス 千木良 悠子 著 希望小売価格:1,500円 + 税 (この商品は非再販商品です) ISBN978-4-86642-007-3 C0074 四六判 / 144ページ /並製 [2018年07月刊行] 印刷・製本●シナノ印刷株式会社 ブックデザイン 和田悠里/沢辺均 【DVD付き(図書館ではDVD貸出・提供できます)】
都内のとあるマンションに結婚10年目の夫婦が暮らしている。妻は自分を「籠の鳥」のように感じ、夫に別離を切り出すが相手にされない。ある日、同じマンションに住む主婦が、愛人だという17歳の少年を連れてやってきた。少年は「自分は女性の地位向上を目指す政治活動家だ」と語り、日本中の主婦を集めてテロ行為を計画中だと打ち明けるのだが……。
●帯寄稿文(高橋源一郎) 「銃弾を浴びよ」 近代劇は、イプセンの『人形の家』をもって始まる。ヒロインのノラは、自分が、いや女たちが閉じ込められていたことに気づき、たったひとりで、「家」の「外」へ出た。長い、女たちの闘いの最初の狼煙だった。それから百数十年、劇場の中でも外でも、闘いは次の段階に達した。女たちは、自ら武器をとり立ち上がったのだ。その先頭に、千木良悠子がいる。彼女(たち)が撃つ、表現のマシンガン、そのことばの銃弾を浴びよ。そして、その先にある死と再生の物語を見つめよ。
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