Don't wanna be here? Send us removal request.
Text
髪型
ドライヤーと梳かしたらいい感じになるようにお願いします
と堂々と言えるようになってきた。
インスタに載るような髪型になる人と、自分の違いをいつも考えてしまう。ずぼらかどうか?それだけな訳はない。
0 notes
Text
蛍
蛍を見たことがないまま20歳を過ぎていた。 といっても、何か生活で困ったことはない。
初めてみた蛍はアメリカのプリンス���ン大学で、夕方ごろに一つの光が上と下にすーっと動くのをみた。へぇ、これがホタルか!にしても水があるような場所でもなくなぜ、、、と思ったことを覚えている。 それから6年経った。 噂で京都で見られることを知っていたけれど、なんとなく見ずに過ごしていた。
会社の人に、下鴨で見られることを教えてもらって初めて見に行った。水辺に浮かぶぽわりふわりと揺らぐ黄色に感動したが、「虫」と思い直してそうでもなくなっていた。 真っ暗な下鴨に人が少しだけまとまる時期がいいなと思った。
次の日、ライブ中、友達から電話がくる。滅多に(というか今まで一度も)ない電話に緊急性を感じて出たところ「蛍見にきたけど、しのが見た場所と合ってるか不安で」という問い合わせでほっこりとした。
蛍が見られたことを会社の人に送ったところ、その方からも見た蛍が送られてきた。そんな2024年6月。
0 notes
Text
レコードプレーヤーを梱包する
2020年2月から2024年9月まで続いた京都生活。 もっと寂しくなるかと思いきや意外とそうでもなく、生活が続くことを実感する。
とはいえ、私にとってのこの4年半は大切な思い出であり続けると確信している。大学院生から会社員になる間、コロナ禍が始まり終わっていく間、ライフステージも世間も目まぐるしく変わり続ける時間の中で踊るように生きていた、気がする。
振り返ると、残したい思い出がたくさんあって、ラジオやポッドキャストで誰かの話を聞くように一人でおしゃべりするためにアーカイブしようと思った。
そんな話をしていた時に、「私は気になる」と言ってくれた方がいたのもとても大きい。誰も読んでなくても、書いてみることにした。
◯レコードプレーヤーを梱包する 初めての一人暮らし。 一番最初に買ったのは、「Bluetoothスピーカー」と「中古のTechnicsのレコードプレーヤー/ミキサー」だった。生活不必需品を嬉々として買っ��いたのがその後のわたしの生活そのもの。
別にレコードに詳しいわけでもないけれど、一人暮らしの家で大きなレコードプレーヤーを置いて聴くのに憧れていた。ネットで調べるうちに、Technicsがやっぱり一番欲しいとなってしまって、SL-1200MK3Dをメルカリで購入。
親にバレたくなかったので、出品者に1ヶ月発送を待ってもらい直接新しい家に送ってもらった。
2017年、レコード再生の方法がないのに買っていたレコードはEnjoy Music Clubの「100%未来/そんな夜」。 ロロのお芝居が心から好きで、バカリズム脚本の「住住」というドラマが好きで、ボブえんちゃんのイラストが好きで、ヒコさんのライナーノーツが読めるから。即買いしたんだった。
"毎分毎秒がキラキラ!でやべー" サンキュー京都生活全般の始まりだった。
なんやかんやサブスクで聴けるし、、、となり使用頻度は高くなかったけれど(100%未来を買った理由は、サブスク配信がなく、無料mp3配布とレコードだけの展開だったから)、私の一人暮らしで何度もときめきをくれた。
色々レコードを買うきっかけにもなって、父の過去のレコードをいくつか父方の実家から貰いもした。ターンテーブルを介して広がる会話はいつでも新しい世界への入り口と、過去の未来を繋ぐきっかけがあった。
今はどこにあるかというと、当然実家に入る場所はなく、ひとまず、新しいお家(友人宅)にごっそりそのまま貸し出している。 4年で増えた少し��レコードは引っ越しのダンボールにそのままである。 EMCの新曲はないかな、あの3人の歌また聞きたいな���定期的に話していた。2024年「グッド・バッド・ストーリー」、嬉しくて心が躍った。レコードプレーヤーを梱包するとき、そんな新曲が出ていた。
この辺で。
0 notes