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subculchairw · 11 years
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東京藝術大学建築科1年生椅子展 サブカルチェア w
東京藝術大学建築科1年生椅子展
サブカルチェア w
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2013年11月19日 [火] - 12月1日 [日] 12:00 – 21:00 <11/25、11/26は休み>
荒木 遼 / 大平 麻琴 / 甲斐 貴大 / 川口 ほたる / 齋藤 韻 / 櫻井 なつき / 徐 森 / 荘司 紘 / 多田 周平 樽澤 眞里子 / 中島 桜 / 中村 葉月 / 山川 遼 / 山本 玄介 / 吉川 初月 / ベレデ クリステル
『サブカルチェアw』は、サブカルチャーとチェアーの合成語であり、最後につけられた「w」は「(笑)」という表現記号でありつつ「ダブル(二重)」という意味も含みます。
メインカルチャーに対峙するサブカルチャーのように、家具デザインのメインストリームとは異なる手法/目的/機能を提案しますが、単なる『サブカルチェア』としてのデザインであれば、『サブカルチェアーs(シングル)』という程度におさまってしまいますので、さらにもうひとひねり加えることで「w(笑い/ダブル)」という段階までデザインを発展させることを目指します。
  サブカルチェアw ウェブサイト:http://subculchairw.tumblr.com/
    【講評会&レセプションパーティー】
  11月29日 [金] 19:00 – 21:30 / 入場無料
  【関連イベント・居間 theater vol.6】
  *HAGISOパフォーマンスプロジェクト
 居間 theater  が日時限定で椅子(パフォーマンス)を展示します。(各回2-3時間程度)
 11.28 [木]   18:00  
 11.30 [土]   13:00・16:00・19:00
 構成・演出 : 稲継美保 / 出演 : 中村未来、山崎朋
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subculchairw · 11 years
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スケジュール(9/18更新)
@新木場 9/11(水) 10:00製図室集合 図面チェック(木取図)
■製作図面チェック(1:1三面図、木取図)  6週目:9/26(木)10:00-17:00
■第2回材料購入 @新木場 林材木 9/27(金) 13:00-
■制作(全8日)  7週目: 10/03(木)9:30-16:30 木工室安全講習
8週目: 10/09(水)9:30-16:30   10/10(木)9:30-16:30 木工室作業
9週目: 10/16(水)9:30-16:30   10/17(木)9:30-16:30 木工室作業
10週目: 10/23(水)9:30-16:30  10/24(木)9:30-16:30 木工室作業
11週目: 10/30(水)9:30-16:30   10/31(木)9:30-16:30 木工室作業
仕上げ・塗装
*木工室制作の注意 ・遅刻・無断欠席は厳禁です。使わせていただけなくなる可能性があります。  ・材料の選定を適切にするために、事前に木工室に相談に行ってください。 ・上記日程でどうしても作業の終わらない人の11月以降の木工室は、上記日程に全て出席した場合に限って考慮する予定です。
■展示準備 11月前半
■展示 11月後半 椅子展 11/19(火)-12/01(日) 11日間 @HAGISO
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subculchairw · 11 years
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中間提出:1113180 齋藤 韻      
酔っぱら椅子 泥酔者のあられもない姿勢は、フラフラした状態で、周囲のあらゆるものに寄りかかろうとした結果生まれたものと捉え、そのプロセスを椅子に反映した。 不安定な座面と三次曲面の背もたれによって、その姿勢へ誘導していく。 ①不安定な座面(図面右側、歪んだ三角形のような部分。下部で宙吊り。)の窪んだ部分に腰かける。 ②バランスをとるために背もたれ(座面横、大きく隆起した部分)に寄りかかる。 ③背もたれは垂直である上に座面に向かって出っ張っている。そこで寄り心地のいい部分を求め、背もたれから三次曲面で繋がった図面左側の窪みに、徐々に滑り落ちていく。 ④いつの間にやら図面左側の窪みに頭部がおさまり、酔っぱらいさながらの恥ずかしい姿勢をとっている。
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subculchairw · 11 years
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中間提出:宮崎講評
荒木
図面の表記として矛盾しているので意図がよくわかりません。 椅子以外の雑物が入って椅子として成り立つという以前のアイデアであれば、そういったものもドローイングに入ってこないと真意が伝わらないと思う。
甲斐
サブカルと呼んでいる精神的苦痛とは何か?しかもそれを発展させるとすわり心地が良くなるという飛躍が分かりません。図面上に針が表記されていないので、より分からない。 針の細さ、量、配置、接合方法によってメッセージが全く変わるのだから、そこを検討、表現してください。
ベレデ
個性的なデザインだと思うが、2つにセパレートする必要はなさそう。 足が多いのはピクニックで芝生の上などで埋まらないように体重を分散させる工夫? 具体的にピクニックに持っていくものをピックアップしてどう取り付けるかを考えると足の配置などのきっかけになりそう。また、作り方をよくよく詰めてください。
中島
椅子を壊して、さてその後どうなるのか。椅子を凶器として使う、という使い方は確かにサブ的なものであるけれども、使い方の話だけであるならパイプ椅子で十分なわけで。。 壊さないと座れない椅子、という可能性を考えてみる。
桜井
面白くなってきていると思う。是非きちんと完成してほしいので、軸部分のディテールやキャスター部分など、よくよく検討が必要。特に実際に人が座ると意外なところに体重がかかったりして壊れやすい。展示しても壊れて座れませんっていうオチはなしで。
多田
ロココ調の椅子の制作難易度はかなり高い。抽象化するとしても、かなり周到な検討が必要。無垢材をどのように組み合わせて作るのか、この図面と模型だとどの程度の再現度が達成されるのか不安。
中村 ロッキングチェアにヨット的な楽しみを付加するというのはいいと思うが、形が無骨すぎて恰好わるい。特に座面部分が大きすぎるし、先端部分の三角形と合っていない。 部材数も減らして、もう少し洗練させてほしい。
山本
具体的に像の上の鞍をちゃんとリサーチしてる?もうすこしデザインボキャブラリーを抽出できそう。テントみたいな布の屋根とかがついているイメージ。それらを研究したうえでシンプルになるなら納得できるが、そうでないなら物足りない。
サイドカー的な椅子という意味では、社長の肘掛付きの椅子の肘掛の上に、秘書とかが座ってゆらゆらさせているような良からぬ光景なら合う気がする。肘掛が肥大化して主導権が移った椅子などのほうがコンセプト的にも無理がなさそう。
大平
上品な造形だが、単に居心地の良い日除けと椅子に見えてしまう。 やかんの説明と今回の造形も離れすぎている。見せたい光景があるなら、それを徹底すべき。
吉川
構造的にかなり無理がありそう。木のしなりを利用するのはいいと思うので、 たとえば同形の弓状の部材を外開きで円環状に配置して真ん中を樽のように締め付けるなど、シンプルな構成にできないか。浮き輪から離れすぎても面白くないように思える。
荘司
部材の継ぎ方で幅方向のデザインを深められるはず。 鉄棒は作るのであればシンプルに頑丈に作ってください。
川口
銭湯の番台的な、境界をまたぐ、もしくは境界線上にいる特権的な領域をこの椅子が確保できれば面白い。
樽澤
普通の椅子の背もたれの機構をやじろべいが担っているだけ(実際は担えていない)で、椅子そのものをとらえなおす試みになっていない。 日常的なものを重しにするストーリーなどは、特に必然性は感じない。
山川
西澤さんの指摘が辛いところだけど的確。 記念撮影を撮っておしまいの椅子にならないようにしなければならない。 上に座るひとが横向きになるなどで、もう少し現実性と虚構性のあいまいなバランスを保てないか。
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subculchairw · 11 years
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中間提出:西澤講評
荒木
・これまでずっとアイデアや着眼点が面白かったのに、急降下した印象。どのように使われて座るものなのか、提出が遅れた上にコンセプト文もないとなると、かなり評価は厳しくなるのでは?
・曲げ合板(のカット)でつくるには曲率、脱型が難しい。無垢材でつくるにはジョイント部分の強度に不安。
・正面図の形のみで考えるなら、接地面と体に触れる面とのバランスを考えて。いまのところ(読み取れる範囲では)どちらでもないような面が多すぎて、造形としては無駄が多いように思われる。
・自信もってやれ。やっつけでやるな。
甲斐
・視覚的にはおどろおどろしい、痛々しいものでありながら、棘が過剰にあることによって実は苦痛でない(ツボ、指圧?)、という反転はあり得るが、コンセプトとしてはやや可怪しい(福井さんに同じ)。
・棘も含めて、こんなにすっきりした椅子になるはずがない。あからさまな検討の手抜きのまま進めば、きみが苦痛を味合うことになる!
ベレデ
・アイデアはいいと思う。
・セパレートさせる必要はないのでは?
・フックを脚にするのであれば、無理にランダムにする必要はないと思う。上向きに揃っている方が、倒したときに虫っぽい感じで面白くなるような気がする。
・立てかけたときに座れる、というのもありなのでは?フックの隙間におしりをはめ込めるとか。
・以上をまとめると、セパレートはせず、脚はわりと整然と、ただし立てかけて座れるようにフックが疎な半分と、反転させてものを引っ掛けられるフックが密な半分とがある状態。広げて寝られる。
・(あまり褒めるとよくないタイプなので加えておくと)造形は格好悪いのでもっと検討すること。
中島
・着眼点まではよいのだが、その先が伸び悩み。
・壊された状態をどのあたりまで考えてあるかが不明。パフォーマンスとして一回きりなのか、何度も張り替えて「座れる」と「壊せる」が繰り返せるのか。
・実際に壊れるわけではないけど、パイプ椅子と違う方向に割れて(座面が縦に割れるとかして)、折りたためるようにするとか。パイプ椅子の座面が壊れる(=プロレスにおけるパフォーマンス)ことを木に置き換えるだけではwにならないのでは?
・パイプ椅子を模してるけどパイプ椅子とは違う畳まれ方をするとか、子供用だとか、兄弟喧嘩(所詮プロレスだろう)用だとか、(先述の通り)壊す・壊された後のシチュエーションを含めてコンセプトメーキングすべし。それによって、サイズやディテールや雰囲気の方向性が全く異なる。
櫻井
・コンセプトは明快。
・単に点対称の造形にとどまっていて、中心点からお互いの体があまり干渉しないように見える。つまり、180°の範囲に一人分のアクションがとどまっているように見える(そうでなければ失礼)。足を伸ばすとか組むとか、腕をもたれかからせるとか、というアクションがいちいち��手の領域と交差するようにすれば、否応なくシンクロするものになるのでは?シンクロのポーズである必要はすでにないので、日常の座り方のアクションのなかから、出来るだけ体の射程の長いものを選び(とは言え自然なものであるべき)、右に左に、上に下に、お互いの体がもっと交差するように考えるべし!
多田
・ロココの検討をするのには、もうすこし大きいスケールで造形スタディするべき。コテコテのロココにするか、ピアノ椅子くらいのデコレーションにするか、色は?装飾は?ファブリックは?誰もが「ああ、あの手のお上品な椅子なわけね、」と思わせるものに徹底的にすること。
中村
・ソリっぽくて、ヨットの洗練された感じがないのはプロポーションや造形ダサいからだと思う。とくに四角い座面、ロープのついた三角の2本の角材。ヨットの外形を木フレームでトレースすることから抜け出せていない。最終的にヨットに見える必要はないので、もっと体の動き、力の流れを考えて、ヨットともカヌーとも、あるいは手綱を引いた馬?にも見えていい。
・体を乗り出してバランスを取る、という方法がロッキングチェアとしてはすでに面白いわけだから、そのことだけに上手に形を沿わせてほしい。
山本
・ちょっと「もう完成した」感に浸っているのが甘い。象の鞍って、乗り物だからもっといろいろ付いてて、ゴージャス感あるはず。象に合成した写真で違和感がないほどに作られていてなおかつ、この日本においてはロッキングチェアとしても作用する、というバランスで。もうちょっと!
・構造がかなり不安。無駄に斜めになっているとか、壊れているのかわざとなのか、美しさを狙っているのか読めない。構造と造形の検討を十分に。
・サイドに主導権があるのなら、メイン(オーソドックスに見える、という意味で本来なら主役であるということが伝わるデザイン)に対してのサイドがもっと侵食してくるとか、これがないと成立しない感がもっとあるとか、メインに比べて造形が過剰であるとか、メインとサイドの大きさ、凝り、などがうまく反転していないと。小さいのに過剰とか。
・誰と誰が座るのか?あるいはサイドにしか座らず、メインの方はものを置くだけとか?シチュエーションを明確にしてみると、あり得べきデザインがみえてくるはず。
・コンセプトに縛られすぎず、純粋に美しいかどうかのチェックを、すこし引いた目でみてみるとよい。
大平
・建築のデザインを、装置やインスタレーションと考えてしまう未熟さは追々克服するとして(今回は目をつむるとして)、少なくとも、コンセプトを表現するのにここまで大掛かりなものを作らないといけないのか、要検討。アイデア(結局納得はいって無いのだが)に対してのパフォーマンスの高さ、このパフォーマンスから導かれるアイデアがそこまで殊勝なことなのか、考えるべし。
・もっと頭部だけを覆うようにして、周りから嘲笑の目で見られていることに気づけないくらいの方が、言いたいことに合うのでは?
・灰皿、タバコ入れ、ライター(昔の応接間にあったようなもの)などの備品を完備し、いかにも喫煙者に対してフレンドリーさを偽装するくらいの方がいいのでは?
・もっときみが喫煙者をバカにした態度を徹底させないと、「単にすわりのよいオブジェ」になってしまうよ。
吉川
・アイデアは面白い
・曲率のある部材と(あからさまな)座面の造形に、差がありすぎるのが乾さんの指摘する問題の原因。浮き輪が、どこが背もたれで足掛けなのか区別がないように、いろんな角度や曲率で部材があってもどれが「脚」とか「座面」とか名指しできないくらい抽象化・相対化されている必要がある。中心に空洞さえあれば、おしりを沈めて座れるわけだから、もっとこの椅子を解体してよいのでは?
荘司
・まとめの方向はよくなった
・幅について指摘されているのは、横からみた形でしか検討していないから。幅がこれでなければならない、という決定的な理由(使い方、シチュエーション、構造、etc)をひねり出して、美しくまとめたい。
・展示の祭には鉄棒がないので、どこでどうプレゼンするのか、もよく考えること。
山川
・硬いね。
・明らかに脚が弱い。
・それぞれが、それなりに快適な座り方ができつつ、当人は抱き合っている感じがなくともよいが、はたからみると、そうとしか見えない、というところを狙ってほしい。つまりコンセプトが逆。
・つまり、はじめから「抱き合う椅子なわけね」と分かっていて座る二人はもう十分気持ち悪いわけで、座る方も、恋人でなければ躊躇するよね。そうとは限らない状況をつくりつつ、はたからはそう見える、という方が(まあこれも実はクリシェですけど)、1年生のアイデアとしてはまだ納得できる。きみのアイデアは、高校生のそれ。
・つまり、もっと椅子としての快適性なり使い方なりを担保しないと、ただの罰ゲーム用の、一瞬で消費される、装置ということになる。
川口
・ばかばかしくてよいのでは
・自分の体格を無視して(つまり運べないほど重い)椅子?であるところが可笑しい。
・ベニヤを上手に使うとか、無垢でないといけない収まりとのバランスをうまく考えて詰めるべし。とくに、材の断面の現れは、細心の注意を払ってデザインすること。
・現段階のコンセプト文には書いてないが、もともと製図室のガラスドアにくっつけるものであったはず。これが生きているのか、どのドアでも対応できるのか、どこでもドアのように独立して聞き耳を立てるパーティションのようなものなのか。
樽澤
・図面を見る限り、背もたれがやじろべえになっているだけで、座面は何もバランスを取っていないのはいいのか?そういう話ではなかったはず。
・アイデアはいいので、もっと踏み込んで整理すべし。
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subculchairw · 11 years
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中間提出:福井裕司先生講評
荒木
木材(できるだけ無垢の木材)で、加工できる方法を決定する必要がある。この連続する曲面を集成材でつくるにしても、曲率がきつすぎたり、複雑すぎて施工は困難。もしつくるのであれば、1:1の部分制作実験をいまからやってみる必要がある。それができたのであれば、本制作にはいってもいい。
甲斐
コンセプトがやや変だと思う。普通の椅子に対する拷問椅子。そして拷問椅子に対する快適な椅子。対峙しているのではなく、また普通の椅子にもどっている。とげの表現をもっとくわしく。
ベレデ
だいたいいいとおもうけど、足をそんなにランダムな角度でつけないほうがいい。写真は向き合っている虫のようにみえる。
中島
コンセプトのサブカルらしさはいいけれども、もうすこし発展性がほしい。かたちが、パイプ椅子っぽいかんじじゃなく、できるだけパイプ椅子に忠実なかたちやプロポーションを保ったほうがいい。ただし、パイプのような細い部材は木で制作するのは困難、線材ではなく全体を面材としてつくってもよい。壊しておしまいではなく、壊したあとのシーンも考慮する(あるいはそのシーンもデザインに入れる)。
桜井
基本的にはいいけれども、直交する部材同士の構成ではなく、斜材などつかって、より構造的に安定させたほうがいい。
多田
コンセプトはおk。自分なりのロココ調だと、ロココ調にはならないので(単にロココっぽくつくってみたーとなるだけなので)、本物のロココ調の形態や素材をできるだけ忠実に再現するほうがいい。そのためには、具体的なロココ調の椅子の画像をみつけだし、それをモチーフにするように。
中村
たんなるロッキングチェアや木馬に近くなっているだけ。ちょっとまえのように大胆な動きや姿勢ができたほうがいい。プロポーションも平凡になった。各部材が均等な太さなので、太い部材、細い部材、厚い部材、薄い部材(正方形断面の部材、長方形断面の部材、もっと薄っぺらい長方形断面の部材)など変化つけたほうがいい。
山本
鞍らしさよりロッキングチェアらしさが、最終的に優先されているので、最後まで鞍の特性を反映させるように。いわゆるデザインのすり替えがおこっているので、鞍をより発展するような意味で、背もたれあるいは肘掛けをデザインするように。
原型となる椅子はオ���ソドックスな椅子にみえるが、そのような椅子をモチーフにしているのか、それとも独自のデザインなのか?オーソドックスな椅子をモチーフにしているのであれば、より忠実にその原型を再現したほうがいい。サイドカー部分の接合には構造的にやや難があるので、荷重がかかっても崩壊しない丈夫さが必要。
大平
覆いの部分を曲線部材にするなど、もうすこし形を整える必要がある。各部材が正方形断面の均一な部材なので、長方形断面など太い部材を用いる部分もあるといい。
吉川
部材同士がもうすこし噛み合っていないと構造的に危うい。しなりを用いるので、接合部分へかなり負担がかかるので、その部分を丈夫につくる必要がある。
荘司
かたちがだいぶよくなった。ただ横幅がなさすぎる構成なので、もうすこし幅を広くするか、なにかつけたしたほうがいい。
樽澤 前の提案のように、椅子そのものがやじろべえになっているほうがよい。背もたれ部分がやじろべえだと、よりかかることができない。おそらく椅子を視覚的にしかとらえていないのかも。実際に身体が接して使用されるものとしてとらえなおしたほうがよい。
川口
大掛かりだけど、構成はよくなった。面材が多いけれど、すべて同一の木材でつくるのかが疑問。面的な構造というより、線材を用いた構造もあるといい。
山川
足下の部材が正方形断面の角材なので、もうすこし構造的な配慮をして長方形断面やだんだん先細りになる太い部材などつかったほうがいい。要は、力のヒエラルキーに対応した部材構成があるといい。
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subculchairw · 11 years
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中間提出:乾久美子先生講評
荒木
・テキストがないので内容についてはコメント不可能。 ・横つなぎ材が図面に書かれていない。正面図にはあるように見受けられるが、断面に明示されていない。このままだと制作不可能では ・曲線を描く6本の材は合板なのか?あるいは合板で成形するつもりなのか?断面形状の縦横比でそのどちらを意図しているのかが、通常は判断できるが、この図面だとわからない。まずは、どちらなのかを決めて、それにあわせて正しい断面形状を検討せよ。
甲斐
・コンセプトはずいぶん整理されたと思う ・物理的苦痛/精神的苦痛の対立なのではなく、「苦痛/快適の対立からその対立の解消へ」あたりへと、さらに、制作意図をシフトされるほうがよいかと思う。 ・棘を何でつくって、どのぐらい配置していくのかが図面化されていない。この単純な形の椅子に、あとから棘をつけるのか?あるいは、木材に棘を彫り込むなどするのか?
ベレデ
・座る/立てかける、の二重の意味をもつのは面白い ・セパレートは不要なのではないか?構造的にも難しくなるのでおすすめしない ・椅子の脚(かつ、ものを引っ掛けるフック)がいろいろな方向に向いているのはなぜか?「ランダム」というパターンでありつつ、椅子の脚とするのは難しい。椅子制作上の精度の問題上、すべての脚に均等に力をかけることが難しい形となっている。どのように脚を切りそろえていくのかが制作上で問われる。 ・フックが下向きのものはモノが引っ掛けられないがよいのか?
中島
・壊すのが椅子にのった箱ということでいいのか? ・「壊せるけど、すぐに組み立て直せる椅子」とか、フレームに和紙(相当強いタイプ)や薄い布がはってあって椅子としてつかえて、壊すときは和紙か布をやぶるみたいな感じならないのか?
桜井 ・制作意図は明快で、形もそれを反映させたものになってそうに見える ・椅子として相当不安定そうだが、その不安定さが二人のシンクロ的な動きを助長させるということなのか? ・もし上記のようなことを考えているのならば、その不安定さがもうすこし形として洗練されていると面白くなりそうだが"
多田
・ヤンキー椅子+貴婦人というのはなかなかうまく展開できたと思う ・どこまでロココ調にできるだろうか?彫り込みなど、かなり彫刻的な処理をするのか?もししないとなると、「貴婦人感」が薄れるのが心配 ・椅子として自分の制作能力を鑑みながらで���そうな「エレガント」さを検討せよ。ロココ調でもいいけど、もうすこし、簡便につくれる「ロココ調」にかわる(記号としての)「エレガントさ」があるかもしれない。もちろん、ロココ調ですすでもよいが、あと一踏ん張りしてほしい。"
中村 ・ヨットのような椅子をつくるというところはよい ・「ヨットのような」というところが、単に①揺れる②ヨットっぽいモチーフでつくられているの2点だと弱い ・ヨットというのは「風圧/体の重み」を「バランス」させるところに面白さとその行為の緊張感があるわけだが、この椅子では何を「バランス」させているのだろうか?あと一歩、頑張れないか?面白くなりそうなので、頑張ってほしい・"
山本 ・鞍をロッキングチェアにすることはよいが、ロッキングチェアとするために、肘掛けが片方にしかなくなっているのがおしい ・「鞍として使えそうな感じ」をどこまでキープできるのかが、この椅子のキモ。あと一歩頑張れないか?
 徐 ・コンセプトはよいが、模型写真をみた時にバイクにあたるほうの椅子(たぶん、座面が低いほう)の形がどうしてこうなのかがちょっとわからなかった。もうすこし形の整理ができないだろうか? ・「サイドに主導権」ということを「表現」するために、「くずしたような形」をもってきているのだろうか?「表現」のために形を従属させるのではなく、「サイドに主導権」をあたえるための構造的な(あるいは制作上の)工夫が、なにか形になってあらわれるといいなと思うのだが"
大平 ・けっこう開放的なシェルターなので「煙が一カ所からでるようす」をつくることができないのではないか? ・かなり大きなストラクチャーになりそうだが、一人ではこべる程度の(つまり、椅子というスケールを逸脱しない)ものにするように整理をしてほしい。あまり大きなものになると「お茶ハット」との差がなくなり、椅子課題の意味がなくなってしまう。あなたの「椅子」を学ぶチャンスが失われることになるので、よく考えて判断を。
吉川 ・座面がないように見える椅子、というコンセプトはなかなかよい ・「木のしなり」を利用するというのもおもしろそう ・しかしながら模型をみるかぎり、どれが座面かがわかってしまうが、それでいいのか?もっと、すべての材が主従ない状態としたほうがよいのではないか?
荘司 ・鉄棒にひっかけて使う椅子、というのは面白い(そういう主チュエーションが本当に存在するのかを無視すれば) ・この幅でいいのか?横向きに座るのか?利用方法がよく理解できなかった ・芸大学内には鉄棒は存在しないが、最終的な作品はどのように展示するのか?もうすこし、手すりに引っ掛けるなど、日常に存在するパーツを想定したほうがいいのでは?"
川口 ・コンセプトがおもしろい ・懺悔室の扉みたいに見えるのも、シャレが効いている ・いろいろと凸凹があるが、それらにひとつひとつ意味があるのだろうか(まあ、川口であれば、なにかしら考えていると思われるが)。意味があるとすると、すべてを説明しきれるところまで詰めてつくってください
樽澤 ・やじろべいに「見立てる」のは面白くない。形をやじろべい的にしてもしょうがないのではないか?荷重をバランスさせながら(実際にやじろべいとして作用するようなに)座るようにできないのか?
・もし、模型のままだとしても、やじろべい部分と椅子との接合部が構造的に解けていない。数十キロという荷重がかかることを考えながら検討すること。
山川 ・面白そうなのだが、椅子としてものすごく脚が弱い。構造的に大丈夫だろうか? ・①荷重がささえきれなさそう②横揺れにたえられなさそう、以上の2点がかなり難しそうだが"
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subculchairw · 11 years
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中間提出:1113176 荒木遼
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subculchairw · 11 years
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中間提出:1113178 甲斐貴大
拷問椅子。別名「祈りの椅子」。
その椅子に座らされた人間は、苦痛のために前屈みとなり、その姿が神に祈りを捧げているように見えることからその名がついた。
犠牲者に物理的な苦痛を与えることが本来の目的であったこの椅子は、見た目の恐怖を煽ろうと棘の数を増やしたがために、犠牲者の体重が棘に均等に配分され、むしろ苦痛は軽減されて、精神的な苦痛を与える威圧用の椅子となった。
私は、この椅子のメインカルチャー(=物理的な苦痛)にとって代わったサブカルチャー(=精神的な苦痛)をより発展させ、棘の数を増やし、その配置をコントロールすることで、むしろ座り心地のよい椅子を製作する。
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subculchairw · 11 years
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中間提出:1112179 ベレデクリステル
キャリーバックのように移動できる椅子を作りたいと思った。ピクニックなどのアウトドアなシチュエーションを想定して、普段は背面に沢山物を引っ掛けることが出来る。また横に倒すとそのまんま椅子になり、二つにセパレートすることも可能。
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subculchairw · 11 years
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中間提出:1113186 中島桜
椅子とは腰掛けるもの、座るものである。
しかし、プロレスの世界ではそれが攻撃するもの、凶器として使われている。
パフォーマンスとして使われている椅子、これが座るというメインに対するサブにあたると考えた。
今回私は、「壊すための椅子」を提案する。 座面の部分に空洞の箱を取り付ける。 この空洞の箱を何かに叩きつけて壊す。
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subculchairw · 11 years
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中間提出:1113181 櫻井なつき
シンクロナイズドスイミングがモチーフである。
この椅子は、座面、背もたれ兼肘おき、足おきが中心を挟んでつながっているため、相手の動きが自分に影響してくる。相手の動きに合わせて、または自分の動きに相手が合わせることで、シンクロのペアのように親近感や連帯感が徐々にわいてくる椅子である。
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subculchairw · 11 years
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中間提出:1113184 多田周平
人がイスに座るとき、本来は自分の楽な姿勢を保とうとするはずであるが、ヤンキーが机に足を置いて座る場合は例外である。彼らは座っている時の姿勢で反抗的な態度を示している。結果的に楽な姿勢に落ち着くのではなく、そういう姿勢をとることが目的化しているのである。私は彼らの目的化した姿勢が椅子に座る際の姿勢においてサブカル的なものだと考え、この姿勢を利用したサブカルチェアW を提案する。彼らの姿勢は言わずもがな行��のいい姿勢とは言えないが、ではこの行儀の悪い姿勢をすることがありえないであろう人種の人たちに自然と誘発させることができればさぞ滑稽な光景になりうるのではないだろうか。そこで私が考えるこの姿勢と対局にある人間は中世ヨーロッパの貴婦人である。私は今回その貴婦人たちが愛してきた、今では「ロココ調」などと称される家具類(特にイス)をベースに、見た目からは想像しえないヤンキーの教室での姿勢を形成するイスを作ろうと思う。
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subculchairw · 11 years
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中間提出:1113187 中村葉月
ディンギーチェア 高校の時にあったヨット部が、サッカー部や野球部などをメインとしたらサブっぽいと思ったところから始まった。高校の部活動で使われるのは風と体重のみで操縦するディンギーという小型のヨットで、舟が傾いた時に傾きを潰す際、傾いて���る方と逆側に座り、船外に体を乗り出す。この様子に注目しそれを利用したイスを作れないかと考えた。メインをロッキングチェアとし前後の揺れを楽しむ
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subculchairw · 11 years
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中間提出:1113189 山本玄介
象の背中に椅子をとりつけた鞍をモチーフにした、横座り用の椅子 床に置くとロッキングチェアのように揺れる
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subculchairw · 11 years
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中間提出:1113182 徐森
僕の椅子はサイドカーをモチーフにし、あえて主導権をサイドに移すことでサブカルチェアとしました。
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subculchairw · 11 years
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中間提出:1113177 大平麻琴
タバコの喫煙所 マジックミラーシート等を使いたい 煙が一所からでるようすがやかんを連想させるような間抜けな感じ
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