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【blender2.9】Blenderのデフォルト立方体でローポリドットを作ろう
以前BlenderとSprytileを使ってローポリドットを作る記事を書いてから2年ちょっとが過ぎました。
やっとこさblenderを2.9にアップデートしたので、2.9でのSprytileを使ったローポリドットの作り方を備忘録を兼ねて書いておきます。 といっても、やること自体は2.7の時とあまり変わりません。 が、BlenderのUIの方は2.7とはがらりと変わっているので、改めて記事を作成した次第です。
*この記事で使用しているBlender及びSprytileのバージョンは以下の通りです。 Blender:2.91.2 Sprytile:0.5.20
はじめに
blenderとsprytileの導入方法については、本記事では詳しくは触れません。 sprytileのダウンロードはこちらから、アドオンのインストール方法はこちらの記事が参考になります。 先ほどのサイトからsprytileをダウンロードした後、この記事の中で紹介されている「zipファイルでインストールする」方法でインストールできます。 インストールするだけでは使えるようにならないので、忘れずにアクティベートしましょう。
デフォルトの立方体でケーキを作る
それでは前回同様、デフォルトで表示されるこの立方体をケーキにしていきます。
前回同様にテクスチャを用意します。 せっかくなので、別のテクスチャを用意してみました。
この画像は見やすくするために8倍に拡大していますが、テクスチャとして使うものは原寸大(16*24px)の画像で��丈夫です。
それではさっそくタイルチップとしてSprytileで読み込んでいきます。 Nキーを押して画面右側にサイドバーを表示させます。 Sprytileアドオンがアクティブになっていれば、このように「Sprytile」と書かれたタブが表示されるはずです。
左上が「オブジェクトモード」になっている状態で「Sprytile」タブをクリックすると、以下のような画面になるので、「Load Tileset」を選択します。
ファイルを選択する画面が表示されるので、用意したテクスチャを読み込んでください。 読み込んだ後、Tabキーを押して左上を「編集モード」に切り替えます。 すると、先ほど読み込んだ画像がタイルセットとして読み込まれていることが確認できるはずです。
この状態で左側のツールバー>Sprytile Paintを選ぶと、面をタイルで塗ることができますが、そのまま塗ろうとするとこのようになってしまいます。
圧倒的コレジャナイ感。 なので、先にSprytileの設定を変更します。
Sprytileの設定
普段Sprytileを使用する際は、下記のような感じで設定を変えています。
かなり雑な説明ですが、それぞれの設定の意味合いは以下の通りです。
(1) Stretch X / Y タイルチップを、3Dの面のX / Yに合わせて自動で引き伸ばす
(2) Snap To Edge チェックを入れると、タイルチップ全体を面の中に収めようとする。 6角形の面とかだと違いがわかりやすいです
(3) Hinting 選択した辺を下辺としてタイルチップで塗りつぶす。 今回のような単純な形だとそこまで恩恵がないですが、建物など複雑な立体を塗る場合にはかなり役立ちます。 詳細は省きますが、とりあえずチェックを入れておくといいと思います。 (すみません、しきい値については比較してみたもののよくわからず。。)
(4) Grid Size タイルチップの切り取るサイズを指定。 細長い面を塗る時にGrid Sizeを1*8px等に変更して使用します。
(5) World Pixel Density この値が低いほど面に対する1pxが大きく、高いほど小さくなります。 解像度と同じような概念で考えると分かりやすいです。 用意するタイルチップに合わせて適宜変更すると良さそうです。自分はいつも8pxに設定することが多いです。
また、今回は設定しませんが、場合によって使用する可能性がある設定についても、以下に説明を記載します。
(6) Grid Rotation 配置するタイルチップの角度を、90度単位で指定
(7) X軸/Y軸反転 配置するタイルチップを、水平or垂直に反転する
設定を変更したら、Sprytile Paintツールで立方体にテクスチャを貼っていきます。
なんだかマイクラの草ブロックみたいですね。 よりケーキっぽく見せるためにデコレーションを用意しましょう。 画面上部にある「追加」>「平面」で板ポリを追加し、回転とコピぺを駆使してクリームと小豆っぽいものを追加してみました。
ここまでできたら、カメラ等の設定を変更してレンダリングしてみましょう。 画面右下にあるパネルの設定を変えます。
カメラオブジェクトを選択した状態で「オブジェクトデータプロパティ」>「タイプ」>「平行投影」に変更
「レンダープロパティ」>「カラーマネジメント」>「ビュー変換」>「Filmic」となっているのを「標準」に変更
「ワールドプロパティ」>「サーフェス」>「カラー」でお好みの色を背景色に設定
上記のように設定すると、こんな感じでレンダリングできます。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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