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sasashigure · 8 years ago
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■30余歳からの初心者英語#4
投稿日 2017.09.25
中学英語が怪しいレベルからDUO3.0一点集中で英語学習。 3週間経過後の成果報告。
■やったこと
毎日の通勤時間(合計1時間程度)で下記を実施
・SECTION 11~22を黙読 ・各例文の文法構造を把握する ・復習用CDを聴いて発音の確認
■成果
早くも惰性になってきた。
■感想
この一週間は何だかんだ忙しかったので、思ったより進まなかった。 それでもこれまでの1週間ずつよりは多少早いペースで進んだのだが、おそらく理由は下記だと思う。
・英文を読むのに慣れてきた ・慣れてきたせいで一文一文の重みが無くなってきた
確実に英文を読むという行為については慣れてきた。始めた当初は、思考があちこち飛びまくっていることがよく実感できたが、今は「英文を読む」という行為に対してとても脳みそがスムーズである。 しかしながら、おそらく記憶への定着率としては1割にも満たない。相変わらず個々の単語が定着していない。 単語単品を覚えるということに注力せずに、例文全体の意味を把握した時点で次に進むことにしたからだが、それを実践するにつれなんだか惰性を感じるようにもなった。
単語定着問題の解決方法は、本気で一つ一つの単語を徹底的に覚えるか、英文を音読して体に染みつかせてから意味を逆引きできるようにするか、だと思っている。そして、十数年勉強から逃げてきた私に、一つ一つを徹底的に覚えこませる集中力は今のところ持っていない。そういう意味で、だらだらと時間をかけて黙読なんかやっている場合ではないのだとわかってきた。
あと、"go over..."(…をよく見る)とか、"go along with..."(…に賛成する)とか、"go for..."(…を手に入れようと頑張る)とか、句動詞がありすぎてうんざりする。簡単な単語の並びなのに意味が分からないストレス。直観的にわかるものならいいが、go overってその概念がそもそもよくわからんし。
独学で追い込むって相当な精神力が必要なんだなー。。
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sasashigure · 8 years ago
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30余歳からの初心者英語#3
投稿日 2017.09.13
DUO3.0の一点集中で英語学習。 2週間経過後の成果報告。
■やったこと
毎日の通勤時間(合計1時間程度)で下記を実施
・SECTION 1~10を黙読 ・各例文の文法構造を把握する ・復習用CDを聴いて発音の確認
■成果
・SECTION 1の例文を丸々覚え始めた ・少しずつ英語学習に抵抗が無くなってきた
■感想
2週間続けてみて、なんとなくやり方がわかってきた。 2週間目も前半の方はまだ手探りというか、なんか全然読み進まないし記憶にも残らないし「これ一生終わらない可能性あるな」くらいに思っていたが、後半にもなると英文を読むことに対する抵抗感は若干ながら薄れてきて、少しずつ進むペースも早くなってきた気がする。
ちなみに日本語訳⇒英文の作業はとりあえずやめておくことにした。 DUO3.0に載っている日本語訳は(あえて)意訳なので、英文に戻すには意訳部分を補完するためその英文自体を暗記に近い形で頭に入れておく必要がある。 最終的にはこの作業も必要になるわけだけど、今これをやろうとすると今の自分には難易度高すぎて思いっきり手が止まってしまうので、これはやっぱり音読に移ってからでも良い気がした。
相変わらず1~2、1~3、1~4....とセクションを進める毎に復習として最初から読み直しているため、最初の方のセクションはだんだん理解の精度が上がってきてはいるが、その反面、英文の先頭を見ただけでぼんやり日本語訳が浮かんでしまい、個々の単語の記憶が疎かになっていることにも気づいた。 この状態だと他の文で同じ単語が出てきても意味は分からないだろう。これは良くない。何か単語個別で重点的に覚えられる方法無いかな。日本語訳⇒英文戻し以外で。
あとは、気になったことはすぐ調べるのが大事。単語の意味を組み合わせれば何となく訳はできるけど、何でこんな言い回しなの?とか、同じ意味で違う単語が出てきたけどどんなときに使い分けるの?とか、理由とか背景を知るとより理解しやすくなる。DUO3.0は英語学習では鉄板の教材なので、例文入力してググればいくらでも情報が出てくるのがありがたい。
英語おもしろい!というところには全然至ってないが、だんだんと英語に触れる密度を高めたいと思ってきた。ふとした空き時間とか、あーDUO読みたいな、と思ったりする。 とりあえず今のペースじゃぬるいと感じてきた。実際まだ家では気が散って出来なかったりでサボり気味だし。明確な期限が無いとは言え、スタートが遅いのだからもう少し危機感を持って取り組まなきゃ。次の週はもう20セクションくらい読み進めてしまいたいな。
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sasashigure · 8 years ago
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30余歳からの初心者英語#2
投稿日 2017.09.07
とりあえずDUO3.0に手を出し始めて1週間の成果報告。
■やったこと
SECTION 1~5まで黙読 5周くらい
英文を読み、単語の意味を確認し紐付け、日本語訳を確認する
英文の文法構造を把握する
■成果
「individual」が「個人」だという意味を覚えた。
■感想
むずい。
まず、参考にしたサイトでは「黙読5周すれば大体単語は覚える」とあったが、たった5セクションを5周してもanticipated…って何だっけ?という具合。
セクションを読み進めていくにつれ、全然文も単語も頭に入っていかないことが良くわかる。 普段全く勉強してない人間は、そもそも英語以前に勉強に対する耐性を上げなければならないようだ。
とりあえず全然記憶に残る感じがしなかったので、セクション1~2、1~3、1~4という感じで最初から繰り返した結果、セクション1はなんとなーく全体を覚えられたっぽい。 具体的には、英文を読んで単語の意味も含めて訳がわかる、日本語訳を読んでざっくり英文化できる。
セクション2は英文を読めば日本語訳がふんわり出てくるが、日本語訳から英文化しようとすると単語がほとんど出てこない。 まあ、これは英文全体を覚えないと難しい動作かもしれないので、音読のターンになったら多少容易になるのかもしれないけど。 セクション3はそれ以下、4~5に至ってはほとんど記憶に定着していない。
あと、中学英文法の範囲を超える文が早速現れて何じゃこりゃ???となった。
A woman passsed by me giving off a subtle scent of perfume. 香水のほのかな香りを漂わせながら、一人の女性が僕の前を通り過ぎた。
このgiving~が動名詞?でも意味通らんしなーとか、関係代名詞だとbe動詞ないしなーとか、何なのかさっぱりわからず検索してみたら分詞構文というらしい。 これは知らん!!
まあ逆に言えば、ちゃんと一文一文の文法構造まで気にするようにすれば、徐々に文法の知識も増えていくかもしれない。
とりあえず、現状自分にはかなり高難度の勉強法である。 勉強は筋トレと同じで継続し続けてやっと効果が出るものだという。まずは1か月手さぐりでみようと思う。 筋トレも勉強もさっぱりやってこなかった私が、手ごたえを感じるのはいつ頃になるだろうか。
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sasashigure · 8 years ago
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勢いでドイツに行ってきた話#4 ケルン・ボン編
投稿日 2017.09.03
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前の記事 #3ケルン周辺アウトレット編
次の記事 #5ベルリン編
【今回の行程】
◆観光 ・ケルン大聖堂  (Kölner Dom) ・ビルケンシュトック アウトレット  (BIRKENSTOCK OUTLET Bad honnef) ・ハリボー ファクトリーアウトレット  (HARIBO Fabrikverkauf Bonn- Godesberg) ・ポーランド食器店  (Polish Pottery)
◆airberlinでベルリンへ AB6516 19:00ケルン・ボン空港 - 20:05ベルリン テーゲル空港
■あらためてケルン大聖堂へ
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朝7時半。早めにホテルの朝食を終えて、チェックアウト前にケルン大聖堂へ向かう。 朝はさすがに周囲を歩く人はまばらで、写真を撮るには良い時間かもしれない。
ホテルの朝食は相変わらずのパンチーズハムだったけど、それなりに美味かったし、今日も天気良いし、なんだかドイツ旅行はすこぶる順調である。 今日も色々移動して、最後は飛行機でベルリンまで行かなければならないが、ちゃんと準備もしたしきっと順調にいくだろう。
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ケルン大聖堂は世界遺産に登録されている。現在の建物は3代目で、1880年に完成した。完成するまで財政難で工事が止まったりして、何と600年以上もかかったそうだ。ゴシック様式の建���物としては世界最大だそう。とにかくでかくて、目の前に来ると迫力がすごい。
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中に入ると、数人の観光客と神父さんがいるのみ。朝の礼拝の音が奥の方からぼんやり聞こえる。何とも厳かな雰囲気だ。 入館料はかからない。写真撮影も可能だが、現役で使われている教会なので、思いっきり観光感丸出しで写真撮りまくるのは少しためらってしまう。
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高い天井にステンドグラスから漏れる光がなんとも穏やかな空間を作っている。これ作った昔の人すごいな。
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ホテル前まで戻ってきて、朝の広場を一周。まだお店はやっていない。
■ビルケンシュトックアウトレットへ
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ホテルをチェックアウトして、ケルン中央駅に向かう。ロッカーに荷物を預けて、駅の券売機でVRSのRegio5まで使える1日券を購入。
これから中央駅を出てバート・ホンネフ駅へ向かい、ビルケンさんのアウトレットを目指す。
具体的なルートは前の記事を参照。
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列車を待つ間、色々な車両がやってくるのが楽しい。 写真はユーロシティでパリまで行くらしい。列車で色々な国を周れるってなんか憧れるな。
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バートホンネフ駅についたら、15分くらい歩く。 写真は歩道橋から振り返って駅のホームを撮影したところ。 周囲にはまばらに店と家があるくらいで、観光って感じでは全くない。
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ビルケンシュトック アウトレットに到着。 ものによって価格が異なるが、日本での定番商品はかなり安い印象。 日本では販売されていない商品なんかもたくさんあって面白い。
■ハリボーアウトレットへ
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買い物を終えたら、お次はハリボーへ向かうためまずはフェリー乗り場へ。 こちらも具体的なルートは前の記事を参照。
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なんか面白い乗り物で楽しい。日本では見たことないけど、どこかに似たようなものがあったりするんだろうか。
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到着して、振り返って1枚。普通にチャリで乗り込む人もいて、生活の足になっていることが伺える。
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ローラントシェック駅からバート・ゴッテスベルク駅で乗り換え、プリッタースドルフ・ヴルツァー通り駅へ向かう。
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ヴルツァー通り駅から徒歩5分くらいでハリボーファクトリーアウトレットに到着。熊がお出迎え。
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ハリボーがたくさん
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熊がたくさん
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グッズもたくさん
そしてグミとグッズあわせて10kgというとんでもない量を買い込み、持ってきたポケットザックをパンパンにしながら店を後にした。
■せっかくなのでボン立ち寄り
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プリッタースドルフ・ヴルツァー通り駅からボン中央駅へむかう。
ボン中央駅で乗り換えて、デュッセルドルフのポーランド食器店へ行くためだ。
ケルンからデュッセルドルフまでRegio 5のエリアなので、ちょっと時間はかかるが、今日買った1日券で行けるので、ついでに行ってしまおうと考えた。
これまで列車のダイヤ乱れもなく、恐ろしく順調だったのですっかり気を抜いていたが、ボン中央駅へ向かうU Bahnが1駅過ぎる度に少しづつ遅れていることに気づく。
乗り換え時間は10分あるし何とかなるかな、と思っていたが、ボン中央駅に着いたときは既に残り3分。 走ってホームへ向かうも、乗る予定だった列車は何と目の前でドアが閉まり発車してしまった。次の列車は1時間後である。
これはドイツ旅初のミスだが、でも大丈夫。次の列車に乗っても十分間に合うことは事前に計算済みである。 余った時間でボン周辺うろついてみる。
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ミュンスター教会(Bonner Muenster) どうせなら来る前に色々調べておけばよかったな。
■デュッセルドルフへ…?
ボン中央駅からデュッセルドルフ中央駅へ向かいたいのだが、デュッセルドルフ方面の列車が来ない。 DBのアプリで確認すると、どうやら10分程度遅れている様子。 まあ、まだ時間はある。
やっときた列車に乗り込むと、次第に外は黒い雲で覆われていった。怪しいなと思っていたら、やはりまもなく激しい雷雨に変わった。
この列車はデュッセルドルフ中央駅へ向かう途中、ケルン中央駅にも停まる。ケルン中央駅到着時には8分遅れくらいまで回復しており、少しづつ遅れを取り戻しているようだ。 飛行機の時間もあるので、悪天候と列車遅延次第ではデュッセルドルフへ行くのをあきらめようかと思っていたが、どうやら何とかなりそうだ。
列車はケルン中央駅を過ぎてしばらく走ると、徐行と停車を繰り返すようになった。 外は相変わらずの雷雨。 これは…折り返した方がいいだろうか。しかしDBのアプリを見ると、他の列車の遅れは大したことなさそうだし、折り返しの列車も順調そうだ。いまホームに降りて折り返しても雨でびしょ濡れだろうし、先へ進むことにする。
こうしてデュッセルドルフ中央駅へ40分遅れで到着。 外はまだ雨なので、1駅だけだがUバーンでオストシュトラッセ(oststraße)駅へ向かう。 さっさと食器みて折り返そう。
そしてポーランド食器店「Polish Pottery」へ着いたのだが、なんと今日は臨時閉店だったという結末。一体何の為に来たんだよ…
■空港に間に合わない!!
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せっかくわざわざ時間を押してまで来た食器店が閉まっているし、外はまだ雨だし、何だかやるせない気持ちから立ち直れないが、まだ行程は終わっていない。搭乗時刻までにさっさと空港へ向かわなければ。
ケルン方面まで戻る列車を調べてみると、衝撃の情報が飛び込む。 全ての列車が盛大に遅延してるんですけど…
デュッセルドルフ中央駅に戻ったが、しばらく待っても列車はくる気配が無い。そうして徐々にタイムリミットが迫ってくる。 これはいよいよまずいことになってきた。焦りで口の中が乾いてきた。
背に腹は代えられないので、最終手段だがICEに乗ってしまうことにした。 ICEは優等列車なので、優先的に運行されるはずだし、現に普通列車ほど遅延はしていないようだ。 日本で例えるなら大宮から上野まで新幹線を使うような感じだが、着けばいいんだよ着けば。
��いうことでDBアプリで早速予約。持っててよかったDB Navigator! このあたりでふと思い出したのだが、遅延すると到着ホームがコロコロ変わるので、列車が到着するまで気が気じゃない、というのがどこかのブログに書いてあった。 もしやと思って、到着するはずのホームで電光掲示板を注視していると、やっぱりスッと列車の情報が消えた。他のホームに移ったようだ。 恐らくドイツ語でアナウンスはされているんだろうけど、そんなの絶対に聞き取れないので、やはりここでも活躍するのがDBアプリ。 DBアプリ上にも予約した列車の到着予定ホームが表示されるので、それに従いホームを行ったり来たりした結果、3度目の変更でようやく列車が到着した。
列車に乗り座席に座ると、向かいのおじさんもスマホとにらめっこしてそわそわしている。 たぶん似たような状況なのだろう。同じくらい自分もスマホを握りしめそわそわしている。 ICEは自慢のスピードを披露することなく、やはり徐行と停車を繰り返し、ケルン中央駅には予定の30分遅れで到着した。
■間に合った…
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ケルン中央駅に到着して、全力ダッシュでロッカーへ向かい荷物を引き取り、何とかギリギリ間に合う空港方面行きのSバーンに乗り込んだ。
かなりお土産を買い込んだので、飛行機に預ける荷物を列車の中で整理し、ドタバタながら無事リミット前にケルン・ボン空港に到着。 エアベルリンのチェックインカウンターも保安検査場も混んでおらず、搭乗口まではスムーズに辿り着いた。
搭乗口前の椅子に腰を下ろし、ふーっと大きく行きを吐く。 色々あったけど、どうにか間に合ってよかった。終わりよければ全て良しだな。
やっと落ち着いたところで、何気なくスマホを見て、メールを問い合わせる。
エアベルリンから幾つかのメールが届いていた。
■これからがほんとうのじごくだ
エアベルリンからのメールの中身はこうだ。
1通目:ちょっと飛行機遅延してるよ 2通目:さっきよりもうちょっと遅れるよ 3通目:かなり遅れてるわ
そしてさっき送られてきたばかりらしい4通目:
「欠航しました」
うえーーーーまじかよ!!どうすりゃいいんだこれ?! 安心から一転、どん底に突き落とされる。
空港内の案内板には���に欠航との情報は出ていなかったが、事態に気が付いた何人かが搭乗口の周りを囲みはじめ、係員に状況を聞いているようだった。
次第に人だかりが増え、ドイツ語で何かを説明する係員。とりあえず自分も何か動かなければ始まらないので、人だかりに近づいて手を上げると、話しかける間もなく「カウンターへ行け!」と一蹴されてしまった。
日本でも欠航した経験が無いので、どうしたらいいかさっぱりわからん。預けた荷物とかどうするんだろう。 とにかく回りの人間についていき、保安検査場まで戻る。 保安検査場の係員にどうした?と聞かれたので「My flight was canceled…」と言うと、こっちから出ていいよ、とすんなり外に出させてもらった。
チェックインカウンターに着くと、既に行列ができていた。 ざわざわした空気から「どーすんだよ勘弁してくれよ」という雰囲気がひしひしと伝わってくるが、それでもちゃんと列は成しており、こういったトラブルが起きても収拾つかない事態にはならない所に何とも素晴らしいドイツの国民性をみた気がした。
カウンターのお姉さんがドイツ語で状況を説明するが、もちろん一つも聞き取れるわけも無く。 それに気づいた回りのドイツ人客達が、「ドイツ語じゃわからないだろう、英語で説明してあげるよ」と親切に説明してくれた。 残念ながら英語も良くわからないので苦笑いの反応しかできない。こんなに周りが丁寧に説明してくれているのに、これは何だかとても申し訳ない気持ちになってくる…。 途中幾つか質問もされたので、こういうことかな?と想像して答えてみたものの、周りもあんまりわかってなさそうな雰囲気を察知したのか、まあいいや、という感じでやり取りが終わる。
「おまえもっと英語勉強したほうがいいぞ」
イミグレで吐き捨てられた言葉が、ここにきて更に重みを増す。 コミュニケーションとは、常に相手があることなのだ。いくら自分が不要だと思っていても、他国に足を踏み入れる以上、意思疎通が取れる言語は最低限のスキルであり礼儀でもあるのかもしれない。
カウンターの順番待ちの間、ケルンでもう一泊する宿を探したり、代替経路でベルリンまで行く方法を探したり、やれることはやらなければと懸命にスマホで検索する。
ケルンからベルリンまで夜行特急が出ていることを知り、最悪なんとかはなるのかとほんの少し不安は和らいだが、そしたら今度はなぜ自腹で代替手配をしなければならないのか、と悶々としだす。相手がどういう回答を出そうと、交渉できる能力がこちらには無いのだから、きっと泣き寝入りするしかないだろう。
エアベルリンはどちらかというとLCCに区分される。他のLCCと比べれば徹底的にサービスを廃止しているわけではなく、その分代金も若干高めなため、どっちつかずとの評価もあるようだが、それでもフルサービスキャリアではないので手厚い対応は見込めない。 LCCは少ない機材でやりくりしているため、ひとたび遅延や欠航が発生すれば、後の便になればなるほどそのツケが回ってくる。そのため予約時には最終便ではなく数便前を選んでおいたものの、そもそもこれは振り返られるチケットなのだろうか。ブッキングクラスはZだし。「返金する。あとは知らん」これが一番リアルに想像できるな…
そんな悲観とか疑問とか後悔とかを何度も頭の中で巡らせていたら、やっとカウンターの順番が回ってきた。 説明を受けると、預けた荷物をまずLost&Foundで引き取って来い、そしたらまた受付に戻ってくれば振替のチケットを発行できる、ということらしい。 振替できるんだーーーーーよかった!!!!
後々に調べてみたところ、機材トラブル等の航空会社起因による欠航はちゃんと対応してくれて、悪天候起因では仕方ないでしょ、で済まされる場合が多いようだ。まあこれは航空会社や状況によってまちまちだろうから、あくまで目安として覚えておこうかな。
そういえばさっきの客の人が、振り替えられたとしてもまた飛ばないかもみたいなことを言っていた気がする。まだまだ気が抜ける状況では無い。
Lost&Foundに着いたが、係員のような人は誰もいない。近くにいたサラリーマン風の人が、エアベルリンで欠航された人?なら僕と一緒だね、と話しかけてくれ、近くの電話機から係員を呼び出してくれた。このサラリーマンが居なかったら、自分で電話かけて係員を呼び出すというそれなりにハードなイベントが控えていたかと思うと、本当に助かった。 荷物を引き取ったらカウンターへ向かえば手続きしてくれるよ、しかしほんとまいっちゃうよね、みたいなことを言っていたのでうんうんとうなずいた。もちろんこれも身振り手振りから想像した結果である。
カウンターで振替手続きをして、再度保安検査場を抜け、搭乗口前で飛行機を待つ。 保安検査場では係員のおっちゃんに「かばんにiPadは入っていないか」と聞かれ、持っていないと答えると「どうして持っていないんだ!必要だろう!」と返された。セキュリティエリアで冗談を言ってくるなんて、なんだかドイツへの印象が変わった。陽気なおっちゃんのおかげで不安も少し和らいだ。
この飛行機も遅れているという情報があり、なおも全く気が抜けない状態が続いたが、結果なんとかケルンから飛び立つことができた。 搭乗口の周りには先ほど声を掛けてくれたり説明してくれた人ばっかりだったので、みんなにThank you. Danke schönと何度もお礼をした。これくらいでしか表せないが、このドイツの方々がいなければ確実に途方に暮れていたので、助けてもらって本当に本当に感謝している。
離陸した飛行機は悪天候からか荒れに荒れ、まだ幾つ試練が残っているんだと辟易したが、何とかベルリン テーゲル空港に到着した。色々あったが、無事到着して、預けた荷物もちゃんと回収できてほっと胸をなで下ろした。
何度も一喜一憂させられたけど結果的に良い経験だったな!
あらためて、終わり良ければ全て良し!
途中CAがアナウンスで冗談を言ったりして、乗客が笑いの渦に包まれたりしたが、まじめなドイツ人といっても日本のまじめと性質が違うのだと思ったりした。しかし雰囲気が良くなるのは悪い気しないよね。
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チケットと機内サービスのチョコ。 チョコは甘ったるくて個人的には全部食べられない。
■終わりよければ(3回目)
預け荷物を受け取り、深夜0時くらい。これからベルリン中央駅前のホテルへ向かう。 まだバスは動いているが、チケット売り場が長蛇の列だったので、もう色々疲れたのでタクシーで向かう。 15€定額でいいかと聞かれたので、たぶんそんなもんだろうと思い了承。チップ込で17€渡したら露骨にすごい笑顔になった。
今日のホテルはベルリン中央駅前に立地する「IntercityHotel Berlin Hauptbahnhof」。 特典でベルリン交通機関(ABCエリア)の1日乗車券をくれるのでとても助かる。
もう深夜1時。フロントでチェックインを行う。とても長い一日だった。さっさとベッドに倒れこみたい。 そんな気持ちをよそに、フロントのお姉さんは眉間にしわを寄せ、首をかしげている。そして
「予約されてないよ」
こう言った。なんかもう、その前の態度でそんな気がしてた。今日は何度トラブルを起こせば気が済むのか。全くもって最後の最後まで追い込んでくるな…
エクスペディアでちゃんと予約したよ、と予約結果を印刷したものを渡すが、あまり納得いっていない様子。 そして、「あなたは○○トシユキか?」と聞いてきた。○○は私と同じ苗字だが、名前は違う。 どうやら同じ苗字の人を間違えてチェックインさせたようだ。 受付のお姉さんはこう続ける。 「あなたが予約した部屋にはトシユキが入っている。いまからトシユキに連絡を取って確認してみる」
いやいやそれ対応違くね?他の部屋用意してさっさと通してほしいんだけど。トシユキさんもこんな深夜に起こされたら迷惑だろう。
色々揉めていると奥から他のフロントの人がやってきて、対応を相談。 結果的に、「あなたはちゃんと予約していたが、こちらのミスで部屋を間違えた」とのことで、新しい部屋を用意するけど、ちょっと掃除するから30分くらいバーで待ってて、と言ってドリンクチケットをもらう。
30分後、本当に疲れ切った状態で部屋になだれ込み、ようやくとても長い長い一日が終わりを迎えたのだと実感した。 そういえばかなりの時間まともな食事をとっておらず、ここでやっと空腹感に気づいたが、それは今の猛烈な眠気の前ではとても些細なことだった。
■準備に使用したサイト・資料
【サイト】
ドイツ鉄道(DB) https://www.bahn.de/en/view/index.shtml
ケルン市交通局(KVB) http://www.kvb-koeln.de/german/home/ ケルン市内の交通情報の確認用
ライン・ジーク運輸連合(VRS) https://www.vrsinfo.de/ ケルン周辺の広域交通情報の確認用
ケルン・ボン空港 https://www.koeln-bonn-airport.de/en.html
エアベルリン(airberlin) https://www.airberlin.com/en/site/start.php
エアベルリン離着陸案内 https://www.airberlin.com/en/site/aims.php
Polish Pottery - Bunzlauer Keramik(ポーランド食器店) http://www.polishpottery.org/
ハリボーファクトリーアウトレット店舗一覧 https://www.haribo.com/deDE/shops/fabrikverkauf.html ※私が行ったのはBonn - Bad Godesberg店
ビルケンシュトック ドイツ店舗一覧 https://www.birkenstock.com/de/storelocator ※私が行ったのはBad honnnef店
ビルケンシュトックからのフェリー(Fähre Honnef) http://www.faehre-honnef.de/
【資料(pdfリンク)】
VRSのエリア対応表 https://www.vrsinfo.de/fileadmin/Dateien/downloadcenter/VRS_Tarifgebietskarten2015.pdf ※ケルンから見たエリア表は52ページ
ケルン中央駅 構内図 http://www.bahnhof.de/file/bahnhof-de/11022360/6UXgkrj7T8ZIDPnyGPQaVXYcTsI/11944566/data/Koeln_Hbf_de_PDF.pdf
デュッセルドルフ中央駅 構内図 http://www.bahnhof.de/file/bahnhof-de/11022360/BQ1XW1WbRujbvHWDIXU_Hcw43_0/11946550/data/Duesseldorf_Hbf_de_PDF.pdf
ケルン-ボン広域路線図 https://www.vrsinfo.de/fileadmin/Dateien/downloadcenter/SVP2017_Gesamtnetzplan.pdf
ケルン-デュッセルドルフ広域路線図 https://www.vrsinfo.de/fileadmin/Dateien/downloadcenter/SVP2017_SBahnenderRegion.pdf
ケルン・ボン空港マップ https://www.koeln-bonn-airport.de/uploads/tx_download/Wegweiser_Sommer_2017_SCREEN_01.pdf
前の記事 #3ケルン周辺アウトレット編
次の記事 #5ベルリン編
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sasashigure · 8 years ago
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30余歳からの初心者英語#1
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英語勉強しなきゃ。 かれこれ10年くらい、そう思っている気がする。 思う度に、英語勉強法とか色々検索してみて、よしやろう(明日から)という定型パターンから今も抜け出す気配が無い。
とはいえ10年も過ぎれば色々な環境が変化するわけで、仕事でもプライベートでも英語の必要性を実感させられる出来事がどんどん積み重なってきている。 そうしてついに、最低限コミュニケーションが取れる程度には英語力を身に付けたい、という欲求があふれ出そうなところまで来たので、これを契機に英語学習への重い腰を上げることにした。
■目的
海外旅行などである程度のコミュニケーションが取れるくらいの英語力をつける。
英会話の能力と直結はしないが、目に見える目標としてまずはTOEIC600点を目指す。
期間は1年間
この投稿の目的は、ネットにありふれた成功結果でなく、その過程を記録していくことである。
■現状のレベル
私の現状の英語力については、特に資格や定量的な指標があるわけではないので表しづらいのだが、大体下記くらいである。
中学の頃は思いっきり苦手意識があったものの、授業は比較的まじめに受けていた(各期のテストは平均して70点くらいだった気がする)
高校の英語の授業は寝るかマンガ読む時間だと思っていたので、誇張無しに全く勉強していない
大学はDランくらいのところをAOというナメた試験で入ったので、受験勉強もしていない
就職活動の一環でTOEICを受けさせられた際、リスニングの問題が流れてきたので早速解き始めたのだが、しばらくしてそれが問題文では無く試験の説明だったと気付いた
もしかしたら、中学時代の貯金が残っているかもしれない、というレベル。以降は苦手意識を抱えたまま英語から逃げに逃げまくっていた。
■これまでにやった勉強
実はこの投稿をする少し前から英語学習に手を付けていた。 といっても合計で2週間程度だけど。
①中学校英語の復習 使用した教材:Mr.Evineの中学英文法を修了するドリル (アルク)
テキストの内容は、個人的には「あーなんとなくやったことがある気がするな」「言われればあーそうだったな」というレベル。
すべて隈なくやることはせず、ふんわり文法を思い出したあたりで次に進むことにした。 特に旅行先で困ったこととして、何を言っているか全く聞き取れないということがあり、音声CD付きの教材に移行したいと思ったので。 この教材は中学文法がわかりやすくまとまっていると感じたので、以降は辞書替わりに使おうと思う。
②聞き取り能力の向上 使用した教材:英語耳 発音ができるとリスニングができる (アスキー・メディアワークス)
「自分が発音できない音は聞き取れない」という触れ込みに妙に納得したので、この教材で発音の練習をした。 発音記号の読み方とか、実際に口がどういう動きをしてこの音になるのかとか理解でき、かなり腑に落ちた教材だった。 ただこれだけやり続けても語彙力とかがメキメキ増えるわけではなさそうなので、これもふんわり概要をつかんだところで次の教材へ。 これはもう少し総合的に英語学習を進めて、聞き取りや発音に行き詰まったら戻って来ようと思う。
■これから行う勉強
使用する教材:DUO 3.0(アイシーピー)+復習用CD(別売)
参考にした学習法は下記サイト。
中学英語から2ヶ月間DUOだけでTOEIC700点突破 http://duodetoeic.blog.fc2.com/
これでまさか自分も二か月で700点取れるとは思っていないが、とりあえずDUO自体がかなり評価の高い教材であることと、あれもこれも手を出さずに一点集中するにはピッタリだと方法だと思った。 特に、期間は1年とか言いながら、おそらく1年をゴールにすると絶対途中でダレるので、基礎はさっさと片づけてしまった方が良い。
至る所で触れられているが、DUOは最低限中学英語レベルの知識が必要というのは、実物をざっと見た感じまさしくその通りだと思う。 大抵の「DUOだけで○○点!」というのは前提条件をクリアしている人の話だと思うので、英語初心者が手を出すには相当な覚悟が必要になりそう。しかし結局は勉強にお手軽な方法なんて無いので、効率をあれこれ考えるまえにとりあえずやった方が早い、とあれこれ10年くらい考えるだけで終わった人間の結論。
ひとまずは、1セクションずつ例文の文法構造と英文⇔日本語訳の紐づけをやっていこうと思う。
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sasashigure · 8 years ago
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勢いでドイツに行ってきた話#3 ケルン周辺アウトレット編
投稿日 2017.08.21
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前の記事 #2ローテンブルク編
次の記事 #4ケルン・ボン編
【今回の行程】
今回はケルン周辺観光で行った、ドイツを代表する2つのメーカーのアウトレットについて、行き方をまとめました。
ビルケンシュトック アウトレット
ハリボー ファクトリーアウトレット
旅行記も含めた記事を次の#4ケルン・ボン編で書いているので、併せて参照してください。
■近くて遠いアウトレット
ケルンから少し南下すると、2つのアウトレットがあるらしい。
履き心地抜群のサンダルでおなじみビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)と、日本のコンビニにも売っている世界で最も有名なグミ、ハリボー(HARIBO)の工場だ。
それぞれ地図で確認すると、大体同じ方面にあるっぽい。じゃあサクッと行っちゃうかと思って調べてみると、だんだんとその難易度の高さに気づく。
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このざっくりとした地図を見てもらうと、2つのアウトレットはそれぞれライン川の対岸にある。 両岸を水色の線でなぞった鉄道と緑の線でなぞった鉄道が通っているが、川を横切るルートが無いので、2つ回ろうとするとオレンジでなぞった鉄道を経由して大きくUターンしていかなければならない。更に、それぞれの列車は1時間に1本くらいのダイヤなので、かなりのタイムロスになる。
そこで、何かショートカットできる方法がないか地図を隈なく探してみると、
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おやおや、ビルケンさんの近くに川を横切る点線がありますねえ… で、どうやらここにFähre Honnefというフェリーが通っているらしい。
ということで、私のお勧めするケルン方面からのアウトレットルートは下記である。
①ビルケンシュトック アウトレット
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◆鉄道 乗:ケルン中央駅(Köln Hbf) 降:バート・ホンネフ駅(Bad honnef) RB Koblenz行き乗車(1時間毎に1本) 乗車時間約1時間
◆徒歩 バート・ホンネフ駅から約15分(1.4km)で到着
②ハリボーアウトレット
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◆徒歩
ビルケンシュトックアウトレットを出てまっすぐ川まで歩く(300m)。
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◆フェリー
フェリー乗り場があるので、船が来たら乗る。
・乗船時間:約5分 ・運賃:1人1.5€ (降船時に支払い)
フェリーは休まず行ったり来たりしているので、そんなに待ち時間は無い。
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船を降りて進み、道路を挟んで奥に見える何だか駅っぽくない建物がローラントシェック(rolandseck)駅。
◆鉄道 乗:ローラントシェック(rolandseck)駅 降:バート・ゴッテスベルク駅(Bad Godesberg) RB Köln Messe/Deutz行き行き乗車(1時間毎に1本) 乗車時間約6分
(乗り換え)
乗:バート・ゴッテスベルク駅(Bad Godesberg) 降:プリッタースドルフ・ヴルツァー通り駅(Bonn-Plittersdorf,Wurzerstr) U BAHN乗車(10分毎に1本) 乗車時間約2分
◆徒歩 ヴルツァー通り駅から約5分(400m)で到着
■戦利品
ビルケンシュトック アリゾナ 24€ 他
ハリボー ゴールドベア45g×50袋 4.95€ 他大量のグミ ばらまき土産に最適。
■列車のチケット
私はケルン中央駅で1日券を買った。
ケルンから他の市域へ向かう場合、広域チケットとなるためライン・ジーク運輸連合(VRS)のチケットが必要となる。 ケルンから見て、ハリボー工場のあるボン(Bonn)のエリアは「Regio 4」、ビルケンさんのあるバートホンネフ(Bad Honnef)のエリアは「Regio 5」となるので、行きたいエリアまでのチケットを買う。 それぞれのエリア相関表はVRSのサイトからpdfがダウンロードできる。
ライン・ジーク運輸連合(VRS)サイト https://www.vrsinfo.de/
VRS Tarifgebietskarten(エリア表pdf) https://www.vrsinfo.de/fileadmin/Dateien/downloadcenter/VRS_Tarifgebietskarten2015.pdf ※ケルンから見たエリア表は52ページ
チケットはケルン中央駅の券売機で買えるが、先に「VRS」ボタンを押してメニューを切り替えないと広域チケットが選べないので注意が必要。と文で書いてもよくわからないだろうけど、当日は色々バタバタしていて券売機の画面写真を撮っていないので、詳しくは「VRS チケット 買い方」とかで検索してね。
■参考サイト
ドイツ鉄道(DB) https://www.bahn.de/en/view/index.shtml
ライン・ジーク運輸連合(VRS) https://www.vrsinfo.de/ ケルン周辺の広域交通情報の確認用
ハリボーファクトリーアウトレット店舗一覧 https://www.haribo.com/deDE/shops/fabrikverkauf.html ※私が行ったのはBonn - Bad Godesberg店
ビルケンシュトック ドイツ店舗一覧 https://www.birkenstock.com/de/storelocator ※私が行ったのはBad honnnef店
ビルケンシュトックからのフェリー(Fähre Honnef) http://www.faehre-honnef.de/
この情報は2017.07時点のものです。 もし行かれる際はあらためて店舗の場所や営業時間など最新の情報を入手して下さい。列車の経路検索や時刻表確認はスマホアプリのDB Navigatorがお薦めです。
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sasashigure · 8 years ago
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勢いでドイツに行ってきた話#2 ローテンブルク編
投稿日 2017.08.17
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【今回の行程】
ICE523  6:54 フランクフルト中央駅 - 8:02 ヴュルツブルク中央駅 RB58109 8:41 ヴュルツブルク中央駅 - 9:23 シュタイナハ駅 RB58889 9:35 シュタイナハ駅 - 9:49 ローテンブルク駅
★ローテンブルク観光
RB58898 14:06 ローテンブルク駅 - 14:20 シュタイナハ駅 RB58158 14:32 シュタイナハ駅 - 15:18 ヴュルツブルク中央駅
★ヴュルツブルク観光
ICE1522 18:27 ヴュルツブルク中央駅 - 19:56 フランクフルト空港遠距離駅 ICE102  20:09 フランクフルト空港遠距離駅 - 21:05 ケルン中央駅
★ケルン観光
■ ヴュルツブルクに荷物を置く
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まじめさに定評のあるドイツの鉄道は、ほぼ時刻表通りに運行されていたそうだ。 されていた、と過去形なのは、ここ��近のドイツ鉄道に対しては到底当てはまる評価ではないからである。
この旅行を計画するにあたり色々情報を調べてみたが、列車が遅延して乗り継げなかったとか、突然列車が運休になったとか、時刻表は当てになりませんとか、たまたま起こった出来事がピックアップされているだけだとしても、私をビビらせるには十分な内容だった。
それでもネット予約の価格の安さにつられ、特に予定を詰め込んだ日でもあったので、大体の部分は時間を決め打ちで予約してしまった。どこかで露頭に迷わないことだけを祈ろうと思っていた。 結果的には、この日はそんな情報なんてなかったみたいに時間通りスムーズに事が運んだ。
ヴュルツブルク中央駅(Wurzburg hbf)に到着。次の乗り継ぎまで40分弱あるが、この間に荷物をロッカーに預ける。 ロッカーはホームから駅入口へ向かう通路の途中にある。確か3?くらいだったと思う。40Lのザックが2つ入れられる十分な大きさだ。
駅ナカにある薬局Mullerで水とハリボーを買い、シュタイナハ行きの列車に乗り込む。
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■ローテンブルク観光
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シュタイナハ駅(Steinach)に到着し、すぐにローテンブルク行きの列車へ乗り継ぐ。1時間に1本の列車だが、乗り継ぎに合わたダイヤのようだ。
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ローテンブルク駅(Rothenburg ob der Tauber)に到着したら、まずは駅前のショッピングモールでトイレを借りた。 そこから徒歩10分くらい歩いて旧市街へ向かう。
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旧市街の入り口。車もちょいちょい通る。
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ローテンブルクは特に日本人に人気の観光スポットだそうだ。確かにここでの日本人遭遇率は群を抜いていた気がする。日本人店員も多かった。
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街並みもカワイイし、猫もカワイイ。
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ローテンブルク界隈で有名らしいSchneeballenというお菓子。チョコレートがけのものを食べてみたが、めちゃめちゃ甘かった。
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賑わってきた。
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左手に見えるのが市庁舎。茶色い建物から入館して、白い塔のてっぺんまで登れる。白い塔の真下にも券売所みたいなところがあるが、そこからは行けないので注意。
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市庁舎展望台からはなかなかの眺望。同じ色の屋根が並ぶのってきれいだね。
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降りる途中の一枚。ちなみにエレベーターとかは無く全部階段。
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よくローテンブルクの紹介で使われている場所。
■ヴュルツブルク観光
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シュタイナハ駅に戻り、ヴュルツブルクへ向かう。 ローテンブルクからヴュルツブルクへ戻るチケットはフレキシブルに行動するため予約しておらず、その場でスマホアプリ「DB Navigator」から購入した。券売機で買う難易度を考えれば、圧倒的に手軽だった。
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ヴュルツブルクへ向かう列車の車窓は終始こんな感じ。だだっぴろい牧草地とか何だか北海道に似ている。
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ヴュルツブルク中央駅に戻ってきた。ここから徒歩15分くらい歩き、世界遺産であるレジデンツへ向かう。
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世界遺産 ヴュルツブルクのレジデンツ(Würzburger Residenz)は、バロック建築様式を代表する宮殿である。18世紀にバルタザール・ノイマンによって建てられたそうだ。世界一大きい一枚画のフレスコ画がある。ちなみに館内の写真撮影は禁止。
私は全く美術的なものは心得てはいないが、なんだかすごいなあという印象。外観の印象とは違って内装は派手だった。
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レジデンツ見学を終えて、旧市街の方へ歩いて行く。ドイツは熊をモチーフにしたものが多い。
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マイン川の方まで出てくると、マリエンベルク要塞が見えてくる。時間があまりないので、ここから見て終わり。
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この川がフランクフルトまで繋がり、ライン川へと流れていくんだねえ。
■そしてケルンへ
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ヴュルツブルク中央駅からケルン中央駅(Köln Hbf)までICEで向かう。ちなみに今回の列車予約はすべて座席指定をしなかったのだが、基本的にDBの列車は自由席と指定席で分けてはいない。この画像の上部にある黒い枠内に、何も書いていなければ誰も予約していない席という意味である。誰かが予約してあれば、「Frankfurt- Köln」など指定された区間が表示される仕組み。たまに「ggf.freigeben」と表示されている席は、もしかしたら予約されてるかも、というなんとも中途半端な状態。
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ケルン中央駅に到着するや否や、早速ケルン大聖堂が姿を現す。でかすぎて収まり切らない。
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修復中の個所はちょいちょい絵を描いた幕を張ってごまかしている。
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夜10時頃、ようやく日が落ちてきたところでケルントライアングル(KölnTriangle)へ向かう。その展望台からの夜景がなかなか良いらしいのだ。最寄駅はケルン中央駅から一駅となりのケルンメッセ駅(Köln Messe/ Deutz)なのだが、折角なのでホーエンツォレルン橋(Hohenzollernbrücke)を歩いて渡る。相変わらずの鍵の量。
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タワー展望台からの眺め。なかなか良い時間に来れたようだ。
���る頃にはすっかり暗くなっており、Sバーンで中央駅まで戻った。
今日のホテルは「CityClass Hotel Residence am Dom」。中央駅から徒歩5分くらいで、目の前にはOld Marketが広がっており食事には困らない。と思っていたら、時間も遅くどこも閉まってしまっていた。
ホテルはこちらもキレイでシャワー水量十分。wifi使用可。特に問題となる所は見当たらなかった。
■準備に使用したサイト・資料
【サイト】
DB ドイツ鉄道 https://www.bahn.com/en/view/index.shtml
KVB ケルン市交通局 http://www.kvb-koeln.de/german/home/
ケルントライアングル パノラマ http://www.koelntriangle.de/de/
【資料(pdfリンク)】
フランクフルト中央駅 構内図 http://www.bahnhof.de/file/bahnhof-de/11022360/gvCAEpQFzZkCPUm0eboQjwres8k/11946268/data/Frankfurt_Main_Hbf_de_PDF.pdf
フランクフルト空港(遠距離)駅 構内図 http://www.bahnhof.de/file/bahnhof-de/11022360/bipOAUkn9BLNLZFUB1WwJC_fcuA/11946240/data/Frankfurt_am_Main_Flughafen_Fernbahnhof_de_PDF.pdf
ケルン中央駅 構内図 http://www.bahnhof.de/file/bahnhof-de/11022360/6UXgkrj7T8ZIDPnyGPQaVXYcTsI/11944566/data/Koeln_Hbf_de_PDF.pdf
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sasashigure · 8 years ago
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勢いでドイツに行ってきた話#1 フランクフルト編
投稿日 2017.08.16
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【今回の行程】
NH093 羽田 - 関空 LH741 関空 - フランクフルト
★フランクフルト観光
■ルフトハンザドイツ航空でフランクフルトへ
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私が飛行機の予約をした時点では、関空発の便しか残っていなかったため、まずは羽田から関空までANAで移動する。 この時期は台風が来る可能性も気にしなければならない。国内で複数の空港を乗り継ぐのはリスクだなあと思ったりもしたが、関東関西どちらも穏やかな気候で一安心した。
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関空からはルフトハンザでフランクフルトへ向かう。機材はB747-400。個人的には旅客機で真っ先に思い浮かべるのがこれである。でかくてエンジン4基で2階建て。古い機体だけど、やっぱりかっこいいと思う。
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ルフトハンザの機内食はまあまあおいしかった。そして特筆すべき点として、ナイフ・フォーク・スプーンがプラスチックでなく、ちゃんとした銀食器だったことである。どこかのレビューで、「飯食ってる感が圧倒的に違う」と書いてあったけど、なるほど確かに、この程よい重さと強度がいかに食事に影響するか再認識させられた。  
フランクフルトまでは約12時間のフライトである。出発は少し遅れたが、シートモニターのフライト情報をみると到着はむしろ少し早めのようだ。 時差を考えるとこのあたりで少し寝ておいたほうが良いのだが、寝ようとすると全然寝られない。折角なのでこの時間を使って、簡単なドイツ語を覚える。 私は海外に行くとき、挨拶や簡単な表現くらいはその国の言葉を覚えるようにしている。スマホに保存してきたドイツ語入門みたいなサイトを見て、10分くらいすると急激な眠気が襲ってきたので、そのまま眠りについた。
■到着早々、一気にテンションが下がる
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フランクフルト空港に着いた。 まずやることは、持ってきたヨーロッパ周遊simをスマホに入れて電波を確保することである。今はスマホさえ使えればどーにでもなるのだ。なんて便利な世の中になったのだろう。 10か月前くらいに海外通販で買って、それ以来使っていなかったorange.esのsim。1年間チャージ履歴が無いと回線が止まってしまうらしいが、一応マイページ(mi orange)で確認したところ、まだ生きているようだ。
simを入れ、スマホの電源を入れ、PINロックを解除すると、再び今度は「SIMネットワークのロック解除PIN」を要求された。 こんな画面今まで出てきた記憶無いけどな…と思いながらあらためてsimカードのPINを入力するが、弾かれてしまう。 色々こねくり回して分かったこと、それは端末のsimロックがかかっているということだった。 スマホはドコモの端末をsimロック解除して使っていたのだが、この旅行の少し前にスマホが壊れてドコモショップに修理に出した際、またsimロックされて返却されていたようだ。 持ってきたsimが使えないのではなく、スマホ側が使えないとなると、いよいよこれは手詰まりだ。どうしよう。終わった。帰りたい。
イミグレーションの列に並びながらスマホほいじくり回して悪あがきをし、徐々に絶望的な状況が確信に変わる頃、審査の順番が回ってきた。
■イミグレで追い打ちをかけられる
イミグレで訊かれることは大体決まっている。何しに来たとか、何日間いるのかとか、それくらいなら受け答えはできる。 しかし今回はそれだけでは許してくれず、何ユーロ持っているのかとか、どこに行くんだ、じゃあ帰りのチケットを見せろだとか色々煽られまくった。 最終的には何を訊かれているかさえわからず苦笑いしかできなくなったところで、シッシッという手のジェスチャーとともに「おまえもっと英語勉強したほうがいいぞ」と捨て台詞を吐かれ、なぜかこれだけは鮮明に理解できた。 なんだその態度は!!くやしい!!この合わせ技で私の心はズタボロである。とはいえその8割くらいは英語もできずに勢いで海外に来た負い目である。
こうしてこの日一日は相当低いテンションのまま過ごしたのだが、この戒めともいえる台詞を更に痛感するのは、もっと先のことである。
■フランクフルト市街地へ
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フランクフルト空港からフランクフルト中央駅(Frankfurt (Main) Hbf.)まではSバーンのS8、S9またはREで向かう。空港駅はSバーンなどが停車する近距離駅(Flughafen Regionalbahnhof)と、ICEなどが停車する長距離駅(Flughafen Fernbahnhof)に分かれている。近距離駅は地下にある。 チケットは色々考えるのが面倒なので1日券を買った。空港駅はzone5090、中央駅などのフランクフルト市街地はzone5000に属するので、そのエリアをまたぐチケットを買わなければいけない。
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上の写真は中央駅の地上ホーム。Sバーンはここではなく地下ホームに停車する。
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中央駅に着いたら、まずはホテル「Townhouse Hotel」へ向かう。中央駅からミュンヘナー通りへ向かい徒歩3分くらい。交通の便は非常に良いが、中東っぽい人たちが地べたに座ってたむろしていたりして、決してお上品ではないエリアだった。ホテル内は綺麗でフロントの方の感じもよく、シャワーの水量もたっぷり、wifi使用可。しかし夜は路面電車の走行音と通りの喧騒がうるさくて、このあたりは評価が分かれる所だと思う。 そういえばホテルの写真を一枚も撮っていない。撮っておけばよかったな。
■プリペイドsimを買う
スマホ使えない問題については、妻のスマホからテザリングをさせてもらうことで対処することにした。 私の持ってきたorangeのsimは1日100MBまで1€という料金体系で、二人で使うには心もとない。そこで一応出発前に下調べしておいた店へsimを買いに行くことにした。 参考にさせてもらったサイトはここ。
Lycamobileの3GBを購入。 電波は3Gのみで4Gは対応していないっぽい。このサイトの通り、店員のお兄さんがなかなか感じ良く、設定までしてもらった。設定してもらうときは言語設定をドイツ語にしておいた。 LycamobileはドイツのMVNOで、回線はドイツテレコムを使用している。テザリングも問題なく使用でき、このあとに行ったデンマークやスウェーデンでも追加料金無く使用できた。最近ヨーロッパのローミングフィーが廃止されたからだろう。ありがたや。
■フランクフルト観光へ
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ホテルからとぼとぼ歩いていくと、欧州中央銀行のユーロマークが現れた。これをわざわざ目的にするほどでもないと思うけど、実際に見ると「おおっ」てなる。
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さらに歩いて行き、旧市街のレーマー広場(Romerberg)へ。三角屋根がおしゃれ。旧市街の街並みを見ると、ヨーロッパに来たんだなとしみじみ思う。
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レーマー広場からマイン川の方へ向かうと、橋に人が集まっていた。鉄の橋(Eiserner Steg)というらしい。とりあえず対岸まで渡り、折り返してみた。
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なんか橋に鍵かけるの好きだよねこっちの人。
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奥に見えるのはフランクフルトの大聖堂。
そこから北上して、Hauptwache駅付近へ。このあたりはデパートや商店街があり、お土産探しにも良いかもしれない。
ここにあるGaleria KaufhofというデパートでVilleroy& Bochの食器がセールをしていて、日本の半額ぐらいで売っていた。ニューウェイブカフェのセットがめちゃめちゃおしゃれ。まだ旅の初日で荷物になるから買わなかったけど、買っておけばよかった。。
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色々うろうろして、Uバーンで中央駅まで戻る。時間は夜9時くらいだが、7月のドイツはまだまだ明るい。 長い一日で疲れたし、明日の予定は詰め詰めなので、この日は早めに寝ることにした。
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■準備に使用したサイト・資料
【サイト】
ANA フランクフルト空港の施設案内 https://www.ana.co.jp/wws/us/j/asw_common/departure/airport/map.html?c=fra
DB ドイツ鉄道 https://www.bahn.com/en/view/index.shtml
VGF フランクフルト市交通公社 https://www.vgf-ffm.de/en/home/
RMV ライン=マイン交通連盟 https://www.rmv.de/en/
フランクフルト中央駅案内サイト http://www.bahnhof.de/bahnhof-de/Frankfurt__Main__Hbf.html
【資料(pdfリンク)】
フランクフルト近郊 路線図 https://www.rmv.de/linkableblob/de/12980-108181/data/rmv-schienennetzplan.pdf
フランクフルト中央駅 構内図 http://www.bahnhof.de/file/bahnhof-de/11022360/gvCAEpQFzZkCPUm0eboQjwres8k/11946268/data/Frankfurt_Main_Hbf_de_PDF.pdf
フランクフルト空港(長距離)駅 構内図 http://www.bahnhof.de/file/bahnhof-de/11022360/bipOAUkn9BLNLZFUB1WwJC_fcuA/11946240/data/Frankfurt_am_Main_Flughafen_Fernbahnhof_de_PDF.pdf
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sasashigure · 8 years ago
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勢いでドイツに行ってきた話#0 事前準備編
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買い物とか公共料金とかをクレジットカード1枚に集約して数年放っておいたら、気が付けば海外往復できるくらいマイルが溜まっていた。 海外旅行は数える程しか行ったことが無いし、英語はほとんど喋れないし、最近はテロだなんだって怖いニュースも流れている。 それでもなぜか、これはヨーロッパに行ってしまおう、と思った。 休みが取れそうな時期とか直行便とか色々選り好みしていたら、結局選択肢は一つしかなかった。
往路:7/17 羽田 - 関空 - フランクフルト 復路:7/22 コペンハーゲン - 成田
この6日間、自分でホテルを取って、自分で移動して、自分の力でフランクフルトからコペンハーゲンまで辿り着かなければならない。 あれ、これ結構不安だな…大丈夫かなこれ。 といってもスマホと現地のプリペイドsimがあれば何とかなるだろ。 そんな悲観と楽観にゆらゆら揺れながら、念入りに事前準備をしつつ出発の日を待った。
■行程
長期旅行となると、もったいない精神から朝から晩まで観光し倒す行程を組んでしまうので、かなり詰め込んだ行程になった。
7/17 羽田 - 関空 - フランクフルト 7/18 【鉄道】フランクフルト - ローテンブルク - ヴュルツブルク - ケルン 7/19 【飛行機】ケルン(ボン デュッセルドルフ) - ベルリン 7/20 【鉄道】ベルリン - ハンブルク  7/21 【鉄道】ハンブルク - コペンハーゲン 7/22 コペンハーゲン(マルメ) - 成田
■移動手段
移動は鉄道と飛行機を使った。 鉄道はドイツ鉄道のサイトから直接予約し、飛行機はスカイスキャナーで検索をかけて、エアベルリンのサイトから予約した。
 ドイツ鉄道(DB) ※英語サイト  https://www.bahn.com/en/view/index.shtml
 エアベルリン(airberlin) ※英語サイト  https://www.airberlin.com/en/site/start.php
DBはレイルヨーロッパ等の日本語対応サイトでも予約できるが、手数料があるため直接予約よりも若干割高。 DBのサイトは日本語対応していないので、私みたいな英語残念な人には非常にとっつき辛いが、「DB 予約」とかで検索すると色々と予約方法が出てくる。 費用と手間を勘定してチャレンジしてみるのもアリだと思う。 ちなみに私が検索した時点では、どれも若干情報が古いようで(DBの仕様がちょこちょこ変わるみたい)、予約画面などの差異がみられた。 乗車の際、車内改札時に予約したチケットと併せて身分証明の提示が必要となるのだが、何を提示すればいいのかという部分で特に迷った。 検索してみると、「ネット予約時に必ずクレジットカードを選択。乗車時には購入したクレジットカードの提示が必要」との情報が多くみられたが、私が予約したときはそれを選択する画面は現れず。 予約したチケットの説明文(ドイツ語)には身分証明の例にパスポートとの記載があるものの、検索したブログなどではどれも「パスポート提示はNG」という情報ばかりだった。 どうやら最近ルールが変わったようで、今はパスポート提示でOKのよう。実際に車内改札時にパスポートを提示して何の文句も言われなかった。 そのうち詳しい予約方法もまとめて記事にしたい。
DBの鉄道���別は下記の通り。
ICE (Inter City Express) 新幹線のようなもの。大体の都市間は網羅されていいて、一番速い。ICEのチケットが必要。
IC (Inter City) 特急のようなもの。そこそこ速い。ICのチケットが必要。
EC (Euro City Express) ヨーロッパ間を結ぶ国際列車。ECのチケットが必要。
RE (Regional Express) 快速列車のような。通常チケットで乗れる。
RB (Regional Bahn) 各駅停車。もちろん通常チケットで乗れる。
S (S Bahn) 都市部を担う通勤電車。REとかと同じチケットで乗れる。
U (U Bahn) 地下鉄。これもREとかと同じチケットで乗れる。
DBのサイトではICEからRBまで予約できる。 ネット予約の価格は主に2種類あり、「Savings fares」は安いけど予約した時間以外の列車に乗れず、変更もできない(手数料を支払えばできるものも有り。チケット購入時に条件が表示される)。「Flexpreis」は割高だけど同日中であれば同経路で他の時間の列車に乗っても構わない。 DBはひと昔前は時間の正確さに定評があったようだが、今は少なくない頻度で遅延や乱れが起きている様子。 私が予約したときは、例えばヴュルツブルク-ケルンのICEのSavings faresが39€、Flexpreisが109€とかなり差があったりしたので、リスクを飲んで全ての行程でSavings faresを選んだ。
あと、DBの公式スマホアプリ「DB Navigator」はめちゃめちゃ重宝した。 時刻表とか遅延情報とかすぐ調べられるし、鉄道だけでなくバスも含めた経路検索もできるし、現地でもチケット券売機に悩まずその場で購入できる。予約した電車が何番線に来るかリアルタイムの情報もわかるし(ダイヤ乱れでコロコロ変わるので)、これが無かったら旅が大失敗していた可能性もあった。ぜひユーザ登録して入れておきたいアプリ。
■宿
とりあえず各都市の「中央駅」というキーワードで探してExpediaから予約したが、どうやら中央駅付近は必ずしも都市の中心地では無いらしく、治安もイマイチなところがあるらしい。 今回は主に鉄道での移動がメインだったので、その点ではすこぶる便利な立地だったが、確かにガラの悪い感じのエリアが隣接していたり、場所を選ばないと良くないかもしれない。 ちなみにドイツ語で中央駅は「Hauptbahnhof」という。よくhbfと略されている。frankfurt hbfとか。
■プリペイドsimカード
空港で買おうとするとかなり割高らしいので、市街地に出てから買うか、色々面倒なら日本で買ってしまうのも良いかもしれない。
 日本で買えるヨーロッパ周遊sim  http://usim.cheap/jp/commonLanding.tc?saleCountry=Europe#buy
私はスペインのキャリアorange.esが提供しているヨーロッパ周遊simの「Go Europa」を事前に入手していたので、それを持っていって使うつもりだったが(結果使えなかった。理由は話#1で)、念のためフランクフルト中央駅付近で買えそうなsimを調べておいた。
(参考)http://ushigyu.net/2017/05/06/germany-frankfurt-sim-card/
■資料集め
まず、英語(ドイツ語も)が話せないという大きなハンデを持っているので、ありとあらゆるトラブルの可能性を想定して事前準備しておかなければならない。 特に詰め込みスケジュールにおいては、交通機関のトラブルはスムーズな対処が肝心。そこで様々な資料や情報を集め、スマホに保存しておいた。
・各都市の路線図、運賃体系表 特に運賃体系はよそ者にはとても複雑に感じる。例えばケルンからデュッセルドルフのエリアで使える1日乗車券を券売機で買おうとしたら、エリアまたぎだからKVB(ケルン市交通局)じゃなくてVRS(ライン・ジーク交通連合)の画面に切り替えてエリア5を指定して…ってわかるわけないじゃん。。ってなるよね。
・乗車予定の鉄道の前後何本かの時刻表 もし乗り遅れたりしてもすぐリカバリが効くように。 1時間に何本ペースで走っているかも把握しておくと良い
・降車予定各駅の構内図 中央駅って大体デカいので、9A-C番線?どこだよそれ…とかならないために。
・空港のマップ これも3番カウンターどこだよ!ってならないために。
・ドイツ各都市名、駅名をコピーしてまとめたメモ äとかöとかドイツ語特有の文字は入力できないので、検索したいときにコピペできる様まとめておいた。
・宮殿とか博物館とか館内で写真が撮れるかどうか ドイツは撮影禁止だったり、お金を払えばOKだったり、何も気にせず撮れる所は少ない様子。 こんなこと受付で訊けば一発なんだろうけど、そんなコミュニケーションすら取れない言語力なので事前に調べるに限る。
・ドイツ語の読み方 いくらドイツ語が英語のアルファベットっぽいからって、英語読みしても伝わらないし、単語の読み方がわかるだけでも何かに役立つはず。 例えば「ei」は「エイ」ではなく「アイ」と読む。 なんかカフェっぽいところで「EIS」と書いてあって、「エイs…じゃなくてアイス、、あーアイスか!」とアイスを売っていることがわかったり、意外とためになる。
参考にしたサイトはこちら
http://www.lang.osaka-u.ac.jp/~tsuda/kouza/kouza01.html
この準備が旅の途中でそれなりに役立ったので、よかったと思う。
勢いでドイツに行ってきた話#1 へ続く
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sasashigure · 8 years ago
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はじめに
何か胸を張って誇れるようなこともなく、ダラダラ30年余り生きてきただけでも
何か考えたり、行動したことは、それなりにノウハウとして溜まっているのだと最近気付きました。
ネットで探せば大体のことがわかる今日でも、ニッチな部分については微妙に知りたいことに届かなくて
無性にフラストレーションが溜まることもまだまだありませんか?
私の浅い経験でも、誰かの疑問を少しでも埋められたら幸いです。
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