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201710 NYC 06
日曜の午前、妻が是非見てみたいというので教会のゴスペルを見にハーレムへ。
前回2002年一人でハーレムを訪れた時は、2月極寒の薄暗い夕方、道行く人々ほぼ全員がアフリカアメリカンの人々で、一人カルチャーショックでびびって早早退散した記憶。15年ぶりのハーレムは再開発が進んだのかアジア系や白人も多く大分雰囲気が変わった印象。 で 目的地の Great Refuge Temple。観光客にも開放しているハーレムで一番大きい有名な教会らしい。 後ろの方の観光客席に案内されてしばらくすると歌開始。アカペラから始まって客席の信者?と掛け合いをしながら何曲か歌って徐々に盛り上がってくると楽器も登場(ベースとドラムとオルガン)してヒートアップしてくる。
最初はJB的ファンクもあり、さすがNYのゴスペル、と軽くのりながら眺めていたらそのうちバスドラ4つ打ち刻み始めて客席では立ち上がってトランス状態になっている人とか半泣きで神に祈り(叫び)ながら歌う人とかも現れ出して昼からクラブみたいになってくる(写真無し)。 苦笑いでとまどう観光客も続出(妻とか)、途中で呆れて退席する(しているように見えた)欧州観光客もいて、これってキリスト教的にはありなんでしょうか?と聞きたくなった。 さらにはいつのまにか電子音のリズムまで聞こえてくるのでよく見たらオルガンの上にラップトップ開いていて舞台の人々皆踊りまくっていてさらに???となる。NYならではの自由なスタイルなゴスペルといっていいのかなんなのか。 キリスト教的な祈りとアフリカ時代の原初の踊りが混沌とミックスされてきて、映画でみたあのゴスペルとは大分別物(オールドスタイルも見れたけども)要するに21世紀型のフリースタイルゴスペル? というか、このテンションで毎週やってるの?、、、という ひとしきり踊った後に少しクールダウンして神父ではない初老の男性が一人壇上で皆に語り始める(演説)のだがそれもノリが良くラップ意識している風。その後はまた普通にゴスペルに戻りまた盛り上がって会は続く。 ジャズをかじっている以上ルーツに触れることも大事かと多少真面目な気分で望んでみたが思った以上に強烈なものに出くわし返り討ちにあった気分でしかも二時間近く経っても終わる気配がないので途中退散。
いまだなんと言葉にしてよいかわからないのだがとにかく、ハーレムで一番大きな一番有名な教会では毎週こんなことが繰り広げられているなんてNYどうかしているなと思った(賛)。 とりいそぎ書き記しておきます 追記 その後教会の近くのローカル食堂に飛び込んでアフリカ料理にチャレンジしてみたけどまあまあ美味しかった。 以上
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201710 NYC 05
その他NYランドスケープあれこれ
街を歩いていると街路樹にタグが付いていてQRコードをスキャンすると緑化局のサイトにつながって樹木の情報を知ることができる。 タグも勿論スマートにデザインされていて素敵。
こういう土壌改良のお知らせとか。
図書館の横で見かけた時間貸し犬小屋。エアコン完備で室内の様子はスマホで確認できるらしい。需要ありそう。
NYのシェアサイクルはシティバンク系列で、街中にスポットが計画されており街の観光地図にも載ってる。中国のような乗り捨て方式は違法駐輪に厳しい普通の先進都市ではやっぱり難しいんじゃないかなとか。
セントラルパークでトイレに行きたくなって、園内の地図を頼りに探してたどり着いた先が公園の外れのNY市緑化局の、多分本拠地。
緑化局オリジナルのマグとかTシャツを販売していたり。(時間外で買えず)
お役所が自分たちの仕事をブランディングして活動のスピリットを市民と共有しようとしているところが清々しくて良い。
NYで見た各公園では入口に必ず小さいパンフレットが用意されていて、グリーンエイカーパークは公園の沿革はもちろん、設立者や設計者の解説、公園のデザイン構成の意図なども書いてあった。ブライアントパークではヨガ太極拳とかニットの各種ワークショップなどが毎週のように開催されていたり、そうでなくとも老若男女ニューヨーカーにとって公園が日常的に利用される場所であって、ひとつの文化施設として機能している。しかもそれらを管理している緑化局の人々の顔が見えてくるような気もした。
こういったブランディングとか多様な文化プログラムといったことは、 日本あたりでは既に参照されていたり、実践もされていそうだけれども。
セントラルパークで見たNY緑化局のはたらく車。
文句なしでかっこいい
蛇足だがMOMAの近くで入ったユニクロが、もの凄くおしゃれなブランドに見えたのだが、要するにNY補正というものがあってなんとなく何でもかっこよく見えるというのは実際ある(蛇足)
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201710 NYC 04
2日目の夜に在NYのピアニスト海野さんのライブへ。 大学の時のジャズ研後輩でもある奥様とも久しぶりに再開。
その日のライブは Kiane Zawadi カルテット with Jimmy Cobb 御年88歳(!) ピアノUnno Tadataka アルト Vincent Herring ベース John Webber ジャズでは珍しいユーフォニアム奏者のKiane氏は フレディハバードやハンクモブレー等のアルバムに何枚も録音参加していた大御所でこちらも80越え。 しかもお店がリニューアルしたばかりで宣伝していなかったらしくお客が数人もいないという状況。 ものすごく貴重な体験をした。
このアルバムとか( Bernard McKinney = 改名してKiane Zawadi )
Jimmy氏の力強いドラムソロも感動的。
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みな当たり前のようにレベルの高い演奏を繰り広げていたのだけども、 白熱したライブ、セッションというよりは 世代を越えてジャズを愛するミュージシャン達(凄腕)がアットホームに語らう場���居合わせたといったらよいのか とにかく贅沢な時間だった。
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ユーフォニアム特有の脱力サウンドが新鮮。
翌日はジャズクラブJazz StandardでPeter Bernstein/Larry Goldings /Bill Stuart 。 店の音響も良く、生Peterは一音一音が神がかっていた。 一人で前のめりでにやにやしていたはずなので周りの客はきもいと感じていたと思う(写真無し)。
別の日にはグリニッジビレッジの近くにいたので55th Barへ立ち寄り。 その日はテナーのStan Killian、ギターのPerry smith(いずれも初見初聴)。
ローズサウンドが加わった熱いリズム隊にフルアコ+コーラスリバーブかかった現代ジャズでかっこよかった。 (妻曰く全部同じに聞こえるとのことで)
55th barはチャージも10ドルくらいで(その日のライブはアーリータイムで投げ銭) 普段はマイクスターンウェインクランツマイクモレノといった面子が毎日毎週出演していて、 壁のレコードが傾いて剥がれかけたまま放置されているようなボロい内装も含めて全部最高だった。
ちなみにその日は、近所のVillage Vanguardでは Bill Frisell、 もっと近所のSmallsではMark Whitfield、、とニューヨークの街は毎日こんな様子。すげえなNY。
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201710 NYC 03
NYで見た公園広場等のランドスケープ(以下順不同)
High Line 二回見たが週末も平日も大賑わい。
Central Park
Prospect Park
オルムステッド設計の両公園、原野だった頃の地形を活かしたと思われる広大は芝生は、豊かな起伏が広がっていて空間に奥行きがあって、色んな使い方ができそうで、何処にいても居心地がよい。 平べったく単調になりがちな都市公園の芝生とは全くの別物だった。 Paley Park 来訪2度目。西半分が工事中。
Greenacre Park 初来訪。理想的なニューヨーカー憩いの場。
両ポケットパークはメイン瀑布の圧倒的な水量と水音が空間の快適さを決定づけていると思った。維持費も莫大であろうなとか。
Bryant Park
椅子を持ち込んで自由に過ごせることで有名な大芝生は、 冬期スケート場への移行工事中で見れず残念。 Brooklyn Bridge Park ブルックリンは公園含めその周辺の再開発施設がどこも大変おしゃれ。
Roosevelt Four Freedoms Park ルイスカーン設計。 菩提樹列植の園路空間が心地よい。シンプルな空間ながら 巨大な花崗岩の無垢石を贅沢に使い倒していてさすが政府プロジェクト。
Brooklyn Botanical Garden 普通の植物園だったがオリジナルグッズも豊富なギフトショップがセンス良くて驚き。
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201710 NYC 02
今回アート空間は他にもいくつか見たが特に印象に残ったのが クイーンズのイサムノグチ美術館と、 マンハッタンから北へ80km程の美術館ディアビーコン。
イサムノグチ美術館はその日は第一金曜の入館料無料日(を狙って行った)で朝いちで客もすくなく貸切状態。予約団体行動制の香川牟���のアトリエとは異なって、スタッフもまばらで自由に観賞できてよかった。 イサムノグチ作品は学生の頃から見ることが多かったが、思考の純度と強度、大胆な素材の扱い方やバランス感など、、氏の凄さにやっと気づかされたような。
もうひとつのディアビーコンは元ナビスコ工場のリノベーション美術館。グランドセントラル駅で入場付き往復チケット買って片道90分くらいで行けた。写真は駐車場のランドスケープ。コールテン鋼のエッジとチガヤ(イネ科)の組合せが面白い。
事前情報で壮大な屋外アースワーク作品が展開されていると思い込んでいたら違って、工場跡を利用した屋内コンセプチュアルアート空間だった。ウォルターデマリア、リチャードセラ、河原温など、聞いたことのある名がずらりと。特にリチャードセラの計算され尽くされた巨大な金属の曲面体は、鳥肌でるくらいに大迫力。(屋内写真無し) アメリカ的スケール感、という表現しかできないのだが、ずっとアジア圏に立っている自分とは発想の源が異なるように感じた。空間の大きさ、背後にある莫大な経済力も作家の想像力を後押ししているのだろうか。あとは、中国大陸の砂っぽさとは異なる、潤いのある自然の豊かさとか。
ちなみにナビスコ=National Biscuits Companyという、 中国の国営企業を思わせる名前の略だと初めて知るなど。
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201710 NYC 01
国慶節休みにニューヨークへ。上海浦東発、東方航空でゆくNYの旅。 NY新旧ランドスケープ視察中心に美術館やジャズ等を。
911の5ヶ月後:2002年2月以来2度目、前回は真冬だったので街が寒々としていた記憶があるが今回は暑くも寒くもない季節、公園などは特に気持ちがよく、街の人々の楽しげな日常を垣間見れた。
主要目的のハイラインや911メモリアルといった新規プロジェクトや、前回も見たペイリーパーク等の大小の都市公園は細かいディテールまでじっくり観察できて勉強になったのだが、特にイサムノグチ美術館と直前にM下君に教えてもらった郊外のディアビーコン美術館が、アメリカらしいスケール感の作品と空間で素晴らしくよかった。(続)
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20170913
ベースのT内さんが帰国のことで最後にデュオ演奏をお願いして演奏(20170903)。このところジムホールの各種デュオものアルバムばかり聞いているのであの空気感をイメージして、と。セッションにたまに顔を出したりはしていたけど、スタンダードにジャズ演奏をやるのは久しぶりで、学生以来かもしれないくらいで、人前に出ていいレベルかも本当は怪しいのだけどなんとかそれっぽくステージに立つことはできた。デュオ演奏は自分の演奏能力が全て丸裸にされる感触があってプレッシャーはあるけれどもしかしその分自由さとか開放感というものもあって楽しい。この数年少しずつ学び直してきたつもりのジャズ演奏(まだ途中)が少し形になったような感触もあってとても良い日であった。ライブの後にはベテランのドラムの方からもっと普段からメトロノームで2,4足で刻んで練習した方がよい、と基本的すぎるアドバイスを受けるなどで超ありがたい。
ひとしきりライブセッションが全て終わって各々飲んだりしているうちにその日知り合った台湾人ギタリストと、客もまばらな中何曲か演奏することに。自分よりもたぶん一回り以上若い彼はアメリカ帰りのジムホールピーターバーンスタイン好きのバークリー卒業だそうで地味目だけどとても上手。彼にはまたやろうぜ、とは言われなかったけどこちらは楽しかったのでまた会ったら無理やり頼んでみよう。その他色々演奏も企画していきたい。
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広東出張
水曜木曜に広東出張。小物件で設計料も少なく図面はもう渡してあるから、あまり力を注ぎすぎないようには言われている。しかし実際にそこに住む人の顔が直に見える仕事なので、ほどほどにこなす、というのは難しい。結局建築の方も忙しいというので丸々2日かけて通訳無しの完全一人出張。
2日間ずっと雨。現場は粘土質の赤土。 中国では、「東北部の黒土、西北部(甘粛省など)の黄土(レス)、南西部の(雲南省など)紅土」といった言い方をすることがある (wikipedia now) 今回の出張の目的は個人別荘(豪邸)の庭に植える樹木を、植物��きの施主と一緒に圃場を回って選ぶのいうもの。主に高木系。南方の植栽は日本や上海とも異なるし、 施主がかなり樹木に詳しい人なのでこちらは樹木の見た目や善し悪し、植える場所などについて意見を言う役割に徹する。
タマリュウの圃場。行ったことないが日本のタマリュウ圃場もこんな感じなのだろうか。
↑ 和順 Carallia brachiata(Lour.) 红树科
↑ 红杨
↑ 黄金垂柳 Salix alba var.Tristis
↑ 红千层(ブラシノキ)Callistemon rigidus R. Br. もあるよと勧められる。 上海だとブラシノキは辰山植物園で見たくらい。 南方植栽は知らないものが多いので大変勉強になった。 同じ街の公共系物件にも関わっているので 変更依頼出して今回学んだ植栽を使ってみようかと思っている。
↑ 出張の楽しみ。 広東料理といえば何でも食べると言われているが海に近い場所なので海鮮が美味しい。あと生姜と漢方が効いたスープが必ず出てくる。
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噪音日(noisy days)
家と会社からほど近い万博跡地の当代美術館でノイズをテーマにしたイベントがあって、SachikoM氏と大友良英氏が出演というので足を運ぶ。先週末。
http://www.powerstationofart.com/en/event/detail/f30dtz.html
中国欧米7:3くらいで6-70人くらいの観客。広報が行き届いていないのか日本人は見かけず。一昨年の外灘ロックバンドミュージアムI.S.O.のレクチャーも同じ感じだったような。初日にSachikoM氏、二日目に大友さんのソロを至近で堪能、中国系パフォーマンスも少しだけ見れた。
テーマは「让一部分的人先富起来了」。一部の人だけ先に豊かになりましょう。という意味で、中国上海のアートシーンの中でもかなりとんがったイベントだと思う。
出がけにノイズ音が苦手な妻にたまには新しい世界を、と誘ったが断られてしまったのだけど、実際一人で聞いてあの音量だと一緒に行くのはやっぱり無理だなと思うなど。(こっそり携帯で録音した(すみません)SachikoM氏の演奏を帰ってから聴かせたら歯医者みたいでいやだ怖い聴きたくないと言われた)
二日目最初のジョンケージトリビュート的な沈黙パフォーマンスの最中、近くにいた関係者2人が突然近づいてきて、真っ暗な中マイクを向けられて「what is noise?」「噪音是什么?」「(あなたにとって)ノイズとは何か」と質問をされる。パフォーマンス中に、観客のノイズ観を収集して回るという趣旨のようで、しかしあまりに突然だったのでてんぱって言葉が出てこない。あわあわ単語を羅列するがうまくまとまらず、だめだこいつはという雰囲気になってしまい最後にはソーリーイッツトゥーディフィカルトフォーミーと勘弁してもらった。。
「ノイズというのは、単に騒がしい音だけでなくて、ある美的な秩序からはみ出てしまったもの、日常生活の中からこぼれ落ちてしまうものを意味するのだと思う。今のこの真っ暗な空間における、あの携帯の光や皆のひそひそ声のように、どんなに美しいものやあたりまえに存在しているものでも、置かれる状況や時代、文脈によってもノイズになってしまう、、そう考えると、ノイズを表現するっていうのは文化や価値観の境界を表現するということでもあるかもしれない。あるいは、、現在の私たちの価値観からはみ出てしまったものをノイズともいえるかもしれないから世の中をより豊かにするヒントがそこには隠されているかもしれないですよね、、、、 、、などといったことを、さらっ��話せればよかったのだけど(無理) もっとシンプルに小中学生レベルの単語ででも考えを伝えられるようにならないと、まずい。英中両方。
我认为,, ’噪音‘不仅仅意味着吵的声音, 而是指着,,在我们生活中,被认为不美好的东西,或者, 从一般的价值观落下来的东西,,但是我们的价值观是一直变化的, 任何东西有可能会变成噪音的,有时被认为美好的,,,(要lang8添削)
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旧正月四国の旅
旧正月の春節休みは四国へ視察の旅。 春秋航空高松便が札幌や茨城便に比べて格段に安いのを利用して 上海→高松→直島犬島豊島→高松→高知→松山→高松、というルート。 きつめスケジュール+長距離運転で結構ハードな旅であった。 そして四国は食べ物が美味。高松と高知の海鮮が頭を離れず。
建築から現代美術、植物園など沢山見れたが、ハイライトは高松の栗林公園。
日本庭園で初めて感動したかもしれない。庭園に詳しいボランティアガイドさんがつきっきりで見所と庭の見方をぎっしりレクチャーしてくださって気づいたら3時間半経ってた。得難いものを得られたと思う。わずか一週間、実ちて上海へ戻る。仕事に活かしたい。
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5年目
2010年の5月21日に上海へ身を移して丸4年。 この4年間で得ているものは少なくないと思うが大学生の時の4年分成長しているかと問われると謎。
ここのところ複数プロジェクトが同時進行中、タスク書き出したら大小7つプロジェクト抱えていることになって個人記録更新。打合せと提出に追われながら一つずつこなしていくしかないのだが月末提出施工図の担当分が全く手がついていないのが気がかり。もう少し人に頼ることを覚えないとまずい感。(ブログ書いている場合でもない)
そんな生活の中でも週末バンド練をねじ込んだりライブを見に行ったり食事に出たり知人の送別会に参加したりとそこそこに充実してはいる、ように思うが一つ一つの出来事や成果を振り返って反省する時間が少ないのもちょっと問題。結局気が付けば土日もほとんど会社出ているのでもう少しゆとりを持った生活にしたい。
母校の環境デザイン40周年記念展というの��あってOBとして何か出品するようにとのこと、この4年間の成果をまとめる。どれも進行中プロジェクトで、これといった竣工作品も少ないので現場の様子やスケッチ、打合せ風景の写真等をまとめる。中国ならではの設計現場の雰囲気が伝わればよいなと。 中国に住んでいるのに三峡ダムを知らないの?常識ですよ。とひどく呆れられたので地理歴史勉強せねば、と会社の本棚から宮城谷昌光氏の中国歴史もの短編集を手に取って出張の合間に読む→予想以上に面白い。項羽と劉邦関連。まずは三国志とは時代が違うんですね、から(世界史全く覚えていない)あとはやる夫で学ぶ三国志も読み始めたので数ヵ月後には多分完璧。※三峡ダム→長江の上流、中国最大の水力発電があるダム 書き散らし備忘録日記。寝ます。
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6連勤中
学生の時にジャズ研の一部界隈で大流行してよく聴いていた(今も)リッチーホウティンがアジアツアー@上海とのことで平日の夜に10数年ごしで初参拝。クラブというもの自体も久しぶり。何人かのDJのあと24時からリッチー氏満員のフロアの中で初めて見て興奮したけど、それよりもポリス帽子かぶったボンテージお姉さん(とお兄さん)のセクシーダンス(ポールダンス?)が始まったりうっすいドレス着たお姉さんの集団がフロアでうろうろしてるし平日24時過ぎているのに各国男女のグループが皆酒飲みまくってて中国って自由だな、風営法必要だな、と思った。CDか動画でしか聞いたことがなかった生の迫力を体感できたので小一時間で帰宅。やる気出た。
労働節後の六連勤も終盤。年末から細切れで作業が続いている上海郊外の某プロジェクト、朝からエスキスして夕方ご近所の建築事務所と打合せ。現況の認識にいくつか食い違いがあって設計範囲の再確認。そういえばそもそも現地見てないですよね、という話にもなって週末見に行くことに決定。浦東にある竣工済みの施主の系列物件も行きたいが時間あるのか。他作業と並行していて会議に同行する時間もな��いまいち注力できていなかったので週末を機にイメージを明確に膨らませて前にすすめたいところ。
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労働節休み4
(3日目)
朝:恒例の中国語レッスン。辞めると勉強しなくなるのでなんとか続けてはいる。
午後:用あって蘇州へ。視察見学なしの往復3時間高速鉄道の旅。
夜:打浦橋の厚味香辣館(四川料理)でダーパオ(持ち帰り)。ここの料理美味しい。
以上。もう息切れしている。日記か。
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労働節休み3
(2日目)週末の課外活動で知り合ったご縁で、上海の隣町太倉市にて日系大手ハウスメーカーが展開している住宅地の販売センターを訪問視察。地下鉄11号線の最北駅からバスバスタクシーで目的地へ(遠い)。
オープンしたばかりの販売センターで、会社紹介に始まりコンセプトCG、巨大な1/50模型、中庭を経由して3タイプの部屋を隅々案内していただく。エントランスの水景、モデルルームの内装から中庭に至るまで、施工のレベルが完全に日本仕様。周辺の二倍以上の価格設定で、上海でも目にしたことがないクオリティで驚愕。
地元の裕福層にターゲットを絞った超高級マンションで、周辺の一般的なマンションの二倍以上の価格設定とのこと(まだ販売開始したばかりなので売上状況までは聞けず)浄水器完備、PM2.5対応空調、無公害建材、バリアフリー、地場生態系を育てる環境計画等等等、日本での先端住宅技術を全力で投入したハイテク住宅で空間的にもゆとりがあって広々。
今は陸の孤島と呼ばれてもおかしくない立地なのだけども、今後上海と高速鉄道で繋がり、地下鉄11号線も延伸するかも、とのこと。急速な発展が期待されているらしく街中どこもマンション建設中。ひとしきり開発が進んだ上海とは違い、これから上昇していくぞ感に満ち溢れていて、自分が学生時代に過ごした茨城つくばと重なる部分があった。この街の数年後の発展を想像すると地下鉄電車で片道1時間ちょっとで大都市上海に直結する田園都市ライフ、というのはすごくリアリティがある。
ただ一方で、上海でもそう見ることができないレベルのハイセンスハイテク住宅が、地方都市の裕福層に理解されるかはまた別の話のようで、鳥や植物のための環境って言っているけどじゃあおれのためには何をしてくれるの、といったレベルの質問が出たりするらしい。目に見えない部分で取り入れている先端技術も多いので、竣工後数年経って初めて実感できる部分も多いと思う(簡単なところだと設備が壊れにくい、維持手間がかからないなど)。中国における先進モデル住宅としてこの地域に理解されて浸透するのにはある程度の時間がかかりそうだ。
プロジェクトの規模予算やローカル施工会社との関わり方など、自分が今携わっているプロジェクトとの違いはかなり多いけれども、その気になればここまでできるのか、とかなり勉強になった。設計不動産関係の方は交通の便は悪いですけど足を運んでみることをおすすめします。あと見学は完全予約制だそうです。
http://tc.sh-yuqin.com.cn/
ちなみに上海市内で○年前に買ったマンションが○倍の価格で売れた、的な話を耳にすることがあるので、買うなら今でしょうか、と思ったりもしたけど帰って調べてみたら現在は投資目的のマンション購入規制で外国人がマンションを買うのは難しいらしい。というかそれ以前に資金不足で自分にはさしあって縁のない話。
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労働節休み2
(初日2) 当代美術館のあと古北へ移動してSWA設計の黄金城道を散歩。お日柄も良い休日の昼下がり、中日欧の比較的所得の高そうな幸せそうな老若男女が、道沿いのオープンカフェやベンチで語らい、広場では子供たちがサッカーやローラースケート、その近くでは健康器具の青空実演販売イベントが開かれていて大層賑わっていた。竣工して数年立っているので植栽の育ちもよく、まさにプレゼン資料そのままの理想的なパブリック景観が展開していて大変眩しかった。というか、あまりに理想的な空間すぎて逆に少しひいた。
http://www.swagroup.com/project/gubei-gold-street.html
帰りがけに���天地駅近くで開催されているUNスタジオによるインスタレーションの前を通りがかったら、こちらも鏡面にうつる自分自身を携帯で撮影する人、作品を楽しむ人多数。先週訪れた時は雨が降っており歩いている人自体少なく、作品が放置されているような印象すらあったのだけども全く逆の印象。
http://www.designboom.com/architecture/unstudio-xintiandi-installation-shanghai-china-04-17-2014/
同じ一つの場所でも季節はもちろん、竣工後の年単位、週単位の天気によって賑わい方は全く異なるしそれだけで空間の印象が変わってしまう。暑すぎず寒すぎず、外に出たくなる今の季節が、景色として一番美しく映える時期なのだけれども、そうではない時に、人がいなくて寂れててあの設計はいまいちだったよ、といった安易な空間の評価をしないように気をつけないと。(逆もしかり)
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労働節休み1
労働節休み。いくつかの設計視察のために無錫へ向かう。朝9時に上海駅へ到着。チケット売場で午後2時までの全ての電車はチケット完売→明日明後日は予定があるので延期決定。連休中のチケットは事前に買っとけの法則を無視するとこうなる。
予定変更して家の近所の当代美術博物館の篠原一男展へ。40年以上前の作品でも全く古さを感じさせない力強さがある。個人住宅の設計を通じて語られた言葉からは、アバンギャルドという単語が真っ先に浮かんでは来るけれども、アナーキー反体制としての過激な前衛的な芸術論というよりも、長い歴史の中で培われた伝統や使い古された慣習、個人の力ではどうにもならない制度的なものにどう向き合いながら新しい様式を組み上げていくか、といった前向きな社会論として捉えられるように感じた。国の政治や制度に対して冷めた目をもちながらも世の中の動きや流行に敏感なこちらの人々、特に若い世代には共感されるものが多いと思う。
ちなみにここの当代美術館は上海万博の跡地にある工場リノベーション美術館。規模も大きくデザインも洗練されていてまさに先進国のそれ。館内のすべての展覧会が無料もしくは20元(約330円)程度と日本に比べても格安。対岸の万博中国館も巨大な美術文化センターとしてかっこよく活用されていたし、国や市をあげての文化発��の地盤づくりが着々と進んでいる。(つづく)
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謹賀新年
定期的にアップしていきたいと思います。と書いてからほぼ8ヶ月経ってるけどアップしていない。2013年はとうに過ぎ去り、旧正月春節休みも開けて新しい一年は毎日ずんずんと進んでいる。今年は自分の身の周りに様々な境目が訪れそうで変化が多い一年になると思う。ほどよく周りを見渡しながらもシンプルに自分がよいと感じる方向にひとつずつ進んでいきたい。
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