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ESP navigatorトロッコのフルレストア
今回はex捻転時計、ひのきのぼうのベーシスト、ダイジ氏が80年代に創られたESPのnavigatorトロッコをお持ちくださいました。なんとギターバイオレンス時代から利用して下さって、師匠から私へ引き継ぎご来店頂きました。
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最初はこんな感じ、フルレストア前の写真です。
当時物のヴィンテージDiMarzio、中にはオールドのオイルコンデンサを搭載��しました。
良質なマホガニー、インレイと手が込んでおり、大変豪華な仕様になりセミアコ好きな私としましてはとても良いギターで羨ましい限り!
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この所セミアコをお持ちくださる方が沢山いらしてくれるのですが、正直手の掛かる仕事が多いのです。f-Holeから内部配線の組み込みがあるので…。
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ですが、お客様の笑顔を見ると疲れも吹っ飛びます!
セミアコでお困りの方が居ましたら是非ウチに!
また、今回の依頼主ダイジ氏はSad Vacationで製作しておりますシールドをご購入下さりました。
もう一本!ということで追加製作依頼を受けました。
こちらは既に制作完了しており、次回のベースの調整依頼の時にお渡し予定です。
ご依頼いただきましてありがとうございます。 ではまた次回のお越しお待ちしております!
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Gibson ES-335 フルメンテ
今回はOK横丁のギタリスト、Nobu氏からご依頼のGibson ES-335のフルメンテをさせて頂きました。
メンテ内容としましてはネックの捩れと元起きが発生していたため、最初にネックから調整。
トラスロッドを緩めたり閉めたりと日に日に時間をかけ捩れを戻しました。
通常のフレットすり合わせでは減ってしまったポジションに合わせた作業するのですが、ネックの元起きが原因で19フレットだけ音詰まり。
ロックンロールのギタリストが一番削りやすいローフレットに合わせつつ、ハイフレットの音詰まりを改善するために12フレット以降をなるべく削らぬようギリギリのクリアランスでのフレットすり合わせし、ネックの状態を改善。
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またフレットすり合わせを行うとピッチとフィンガリングが非常に良くなります。
コスト的にも定期的にすり合わせを入れる事によって、フレット自体の持ちが良くなるため、フレット交換までの時期が伸ばせますのでプレイヤーとギター、そしてお財布にも優しい選択だと言えます。
電装に関しては最初はジャック交換のみと承っておりましたが、内部を見たところトグルスイッチがハンダ付けされておらず、ボンドらしきもので接着されており、配線自体も無駄な取り回しもあり、いつショートしてもおかしくない状態だったため、急遽、内部配線変更も追加でのご依頼となりました。
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内容としてはトグルスイッチ、ポット交換とコンデンサをオレンジドロップに変更、配線はベルデンにて新たに引き回ししてフルメンテ完了です。
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また引き取りの際に身近なロックスターの貴重なお話まで聞けてこちらも得るものが多いお仕事でした。
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改めてご依頼いただきましてありがとうございます。
ではまた次回のお越しお待ちしております!
OK横丁のブログ http://blog.livedoor.jp/okyokochou/
OK横丁のTwitter https://twitter.com/yamadat03148553
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Carruthers′s Guitars アップライトベース
今回はGROUND COVER、The John′s Gurerrilla、QuO等でベース努めるタクロー氏がアップライトベースのフルメンテでご来店下さいました。
こちらがお持ち込み頂いたCarruthers′s Guitarsのアップライトベース。
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ガリが出ていたためジャック、ポッド交換、まだ使えるポットは洗浄と電装周りを一式交換したので後10年はライブユースでもノントラブルで弾き倒せます。
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またペグが折れていたため総取っ替えいたしました。
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精度のいいGotohのペグに替えたのでチューニングも安定します。
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私自身もロカビリー少年時代はアップライトベース弾きでしたので
こうしてリペアを通しまた触れ合えたこと、とても嬉しかったです。
今回はご依頼いただきありがとうございました。
そしてここでタクロー氏のニュース。
なんとあのチャゲ&飛鳥のASKA氏が7月下旬にリリースした「Too many people」収録曲「通り雨」でタクロー氏がベースを担当しており、PVにもアップライトベースと出演されております。
是非是非チェックお忘れなく!
https://youtu.be/jXJ_XxnnGpo
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Epiphone エレアコースティックギターの再生
Epiphone エレアコースティックギターの再生
持ち込まれた状態では、弦、ピックアップ、サドルブリッジ無し、ブリッジピン欠損と所謂、ジャンクギターでした。
しかし、ある程度、手を入れたらアコースティックギターとしては使える状態になるため、リペアへ。
もともとサイドバックに付いていたピエゾピックアップのコントローラー部分にパーツ欠損があり、 穴が空いて、宙ぶらりん状態。
これを同じものへ交換となると独自規格のため、部品代で本体価格を超えてしまいます。
相談の上、いっその事取ってしまい、工賃と元のギターの価格を考慮して、 その部分の穴の塞ぎは諦める方向へ。
空いてる穴に関しては、確かK.yairiのノクターンというアコギも奏者に音が聴こえるようにと サウンドホールの位置をずらしてあったり、リゾネーター・ギターなんかは穴の数も自由でした。
上記理由にロックなエピソードとしてブルースマンは安いギターであろうが関係なく弾いて、 今でも歌われる名曲を作ってきましたので、当時のギターと比べたら穴くらい気になりません。
ということで、まずはサドル作成とブリッジピンを付けてアコギとして復活させました。
そしたら意外にもちゃんと鳴るんです。
やはりEpiphone、しっかり作ってます。
ご依頼者の方も、これではもったいないということで急遽、エレアコ化することに。
細めのネックということもあり、太いゲージを張ることもなさそうですので、 ピエゾよりもマグネットがいいだろうという判断でマグネット・ピックアップを載せる加工致しました。
元のジャック部分を流用し、ジャック穴も新しく開けずにジャック交換、 そしてピックアップからの配線を取り回し、ジャックへハンダ付けし、完成。
少々、アンプを通すとマグネット臭さがありますが、そこまで高価なピックアップとギターでもないので そこはリペア前と比較したら妥協点というところでしょうか。
ご依頼者も満足いただけたことと、こちらとしても面白いアイデア勝負作業とギターがギターとして 新しい人生送れるようになり嬉しく思っております。
それではリペア依頼、誠にありがとうございました
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本日6/9、ロックの日、Sad Vacation 開店1周年記念日でした!
みなさまのおかげです!
2年目もよろしくお願いします!
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Gibson Custom Shop Historic Collection Les Paul Jr
作業してない訳でもなく写真撮り忘ればかりしてしまっておりました。
Historic Collection Les Paul Jrのフレットすり合わせ、グローバーからゴトーののペグに交換。
今後の方針としてオクターブピッチが気になるようならブリッジ周りも変更予定との相談。 しかしながらバーブリッジ特有の良さもあるのでピッチと音質変化を天秤に掛けるってところでしょうか。
個人的には音としてはバーブリッジの方がジュニア感と言うというかピッチの甘さなんて気にせず弾いてしまうがワイルドでロックっぽく好みです。 クリス・スペディングなんかはオリジナルのままでもピッチもズレずに素晴らしいプレイしています。
見た目とピッチの安定性ではバダスブリッジ系ですが、これはストーンズのキースの影響ですね。
但し、ジュニア使い代表のジョニーサンダースなんかはピッチどころかプレイもライフスタイルさえズレまくりですが、唯一無二にかっこいいですし。
カッコよければロックンロール。 シンプルだけに絶対的な答えがないため難しいです。
ただ正解がないから音楽って自由ですし、プレイヤーがもっと自由得るために、そのお手伝いとして私も知識と経験、技術で支えたいと思っております。
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国産メーカーの意地
なかなか古いYAMAHAのプレベの調整とグレードアップパーツへの交換依頼。
モデルの番数からすると当時は3万円という値段にも関わらずすごい材を使っており、ネックには薄っすらバーズアイが出ているという逸品。
ボディは5ピースですが、よく見ないとわからない綺麗な貼り合わせ。
交換パーツは持ち込みで、ゴトーの分厚いしっかりキャストされたブリッジとダンカンのピックアップ。
ブリッジはそのまま無加工で取り付け出来たのですが、なんとピックアップは一部断線しており、そこからまず修理して取り付け。
あとは電装周りの一式交換とコンデンサをオレンジドロップへ。
最後にフレットのすり合わせを行い、最終調整し、リペア完了。
大事なライブがあるとのことで、本番直前に近いリハ前でにはお渡し出来て一安心しました。
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メリークリスマスのリペア日
英司さん(exはちようび)のオールドのフェンダーUSAストラトキャスターの引き渡しでした。
基本調整とフレット擦り合わせ、ベタ付けのシンクロナイズド・トレモロをフローティングへ。
調整前はストラトのパキパキ感が薄かったのとローミッドの音域を広げて使えるヴィンテージに。
評価は分かれる83年製(ネックデイトより判断)ですがちゃんと調整すれば、そこはフェンダーUSA。 しっかり鳴るようになりました。
ストラトはフロントやハーフトーンが持て囃されますが、キモはリアです。
ブーミー過ぎず、ファットそしてトゥワンギーという矛盾の中でギリギリまでセッティングまで追い込みました。
よく楽器屋やムック本等でストラトはネジの締め方一つで変わると言われているのにも関わらず、ピックアップ・スプリングが全部違う種類という状態。
大手の楽器屋で購入にも関わらず、細かい点が非常に気になるので全て同じスプリングへ交換。
ゴムチューブタイプが一般的なんでしょうが、やはりライブユースを考えるとステンレス製スプリングが信頼できます。
ゴムチューブは劣化するのでいきなりライブでピックアップが落ちるという状況はプレイヤーとしては怖いです。
ステージデビューとイベント企画も決まっているようなのでこちらとしても楽しみであります。
しかしストラトキャスターは不思議というかオーパーツです。
レオフェンダーの機転の凄さを痛感させていただいた一本でした。
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ギブソン・レスポールジュニア(カスタムショップ57年モデル)のコンデンサをブラックキャットへ、ブリッジをバータイプからバダスへ換装しました。
コンデンサは人それぞれですが、私個人的にはやはり古い物の方が好みです。 トーンを絞った時でも音痩せなく、太いままハイだけ削ってくれます。
以前にこのジュニアには3連ペグからグローバーへ交換しましたが、ブリッジ側でのチューニングがズレるため、バータイプからバダスへ交換。 音は若干、生鳴りがトレブリーになり、サスティーンも気持ち伸びますがチューニング問題の解決ではお勧めできる改造です。 またエレキギターですので、アンプ側での調整可能な範囲でもあります。
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『藻の月』のギタリスト、竹中邦夫さんご来店。 このギターは『ねたのよい』のギターボーカル、のでぃさんの持ち物。
色々見た方が良い点はありましたが、それはとりあえず今後メンテということで、今回は逆反りしたネック調整とガリが出ているジャック交換のみリペア。 ライブでは問題なく使えるようにとのこと。
Fender Japanですがちゃんとfenderのストラトサウンド。 ピンクペイズリーのレアカラーもGood!
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海牛のギタリストのTEISCOのMAYQUEENの調整。
アーミングのクリアランスを取るためにロングスプリングへ換装。
ジャックをスイッチクラフトへ交換。
コンデンサもオレンジドロップへ。
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仇花のベーシスト、海の字の「Fender Custom Shop Original Precision Bass」のフレット擦り合わせ経過
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