puripiyo - Tumblr blog

puripiyo · 8 years ago

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太陽のflare sherbet　【月】

もう既に気付いてる方々大勢いる気はするんですけど、今週のアニメでそふぃのタロットが【月】なのを見てもしかしたらと思い急いで太陽のflare sherbetの歌詞を確認したら関連性がヤバかった話させてください…

太陽のflare sherbetって、元々レッドフラッシュによって覚醒されるときのクールなそふぃを描いた歌だと思ってたんですけど、そうではなくて北条そふぃ自身の歩む道筋を表象している歌詞だと気づいてめちゃめちゃに感動してしまった…

タロットカードの「月」を補助輪として新しく考察したことを挙げていくと、

まず、太陽のflare sherbetはそふぃが自身を太陽やファンを導く光に例えているすごい強い歌（正しい倫理子さんの受け売りです）なんだけど、タロットの絵柄を見ると【月】なのに「太陽」っぽい。ここからそふぃは月だけれど、これから太陽にもなれるからこその「太陽」のflare sherbetなのかな～って…そふぃがクラゲをキーワードとしているのも、「海月」だからか～！って納得しちゃいました。

クラゲであることは、「例えば深海たゆたう未来掬いあげるのは私」にそのままつながっています。（クラゲには他にも意味が含まれていると考えていますがここでは省略します）さらに、タロットの意味と絵の解説を見ていくと【月】は【星】で希望を見出だし、【太陽】のような明るさに向かうまでの課程を表すそうで、「もし荒野の星一人佇む光あればそれは私」という歌詞に含まれる意味が、私があなたたちを導く光になるという例えのほかにも、まるで現在の北条そふぃが過去のそふぃに語り掛けているような情景が浮かびました。

【太陽】のような明るさに向かうまでの課程、解放されて新たな北条そふぃとして生まれ変わるまでの課程には不安もあるけれどそれでも信じて進まなければならない、という点でもプリパラでのストーリーが乗せられているなと思いました。

この、満月とも三日月とも見える月が浮かぶ空からは鬼火のような光が降り注いでいて、もしかしてflare sherbetのflareはここから来てるのかな～って、というのも、太陽フレアという太陽で発生する太陽面爆発があるんですけど、ごくごく稀に帯電した大量のプラズマが太陽の表面に降り注ぐ現象が「コロナの雨」と呼ばれていて、“降り注ぐ”という表現が降り注ぐように描かれている鬼火とピッタンコじゃん！と思ったからです。

カードの絵柄には犬と狼が描かれています。犬と狼はこの光を鬼火だと思っていて恐怖心から吠えています。「ただ待つだけなら犬でもできる」という歌詞は言葉通りの私たちへのメッセージも含めつつ、これをなぞらえているのかもしれない。では、こ��状況で「さぁありったけの武器持って闇を切り裂く」のは誰か。

湖から這い上がろうとしているザリガニです。ザリガニは、【月】のタロットカードの中で【あなた自身】、つまりそふぃです。ザリガニは臆病な生き物で、湖はとても居心地が良いはずだけれどなぜか這い上がろうとしているし、降り注ぐ鬼火のような光を見たら潜って隠れてしまうはず。でも、ザリガニ（そふぃ）は光を、鬼火ではなく【塔】に降り注いだ神の光だと思い、「このまま安住の地にいてはならない。僕はもっといろいろなところに出かけて行かなきゃならないんだ。」と堅い意志をもって神の光が降り注ぎ流れていく、はるか向こうの山を目指し湖から這い上がらんとしています。

これはまさしくプリパラのそふぃ編ではないでしょうか。そふぃが元いた場所は決して居心地がよかったというわけでも、安住の地というわけでもないけれど、現状に留まり続けていた自分を変えるために光を目指していく。犬と狼が降り注ぐ光を鬼火だと恐怖に怯えている間に、ザリガニ（以下そふぃ）はありったけの武器を持って試練を超えながら【門】を超えようとします。【門】は区切りなので、これを超えればそふぃはたくましく変身する。この【門】は解放乙女ヴァルキュリアでは鍵となって、現れています。

門の先にあるのは神の光が降り注ぐ遠くの山へ続く一本の金色の道。この道を歩み、たどり着く場所は太陽がさんさんと降り注ぐ暖かで豊かな地です。「やがて希望と私の蜜月が来る」は【星】によって希望を見いだした【月】が太陽のような明るさを放つ未来、その後の「生まれ変わるロマンス」はまさしく、抑圧され続けていたそふぃが檻から解放された新たな北条そふぃとして誕生したことを表しているのではと思いました…

興奮に任せて急遽打ち出した支離滅裂な文章、最後までお読みくださり

ありがとうございました！

【追記】

アニメのタロット、観察し忘れていた～！

月にも太陽にも見える部分に「そふぃ」がいて、「ザリガニ」持ってますね。

だからやっぱり太陽のflare sherbetは北条そふぃが自らを太陽に例えてる歌なんだな～！なぜか降り注ぐ光はクラゲ、なんでクラゲなんだろう…ぼちぼち考えてみます。

湖を見るともうザリガニはいないから、北条そふぃは無事門を超えて、光が降り注ぐ暖かくて豊かな地に辿りつけたんだな～！おめでとう。

【追追記】これ、ザリガニ(そふぃ)が無事に太陽になった解釈もできるけど、そふぃという光に導かれたザリガニ(ファンもしくは、そふぃからそふぃへ)という解釈も可能で、太陽のflare sherbetすごすぎやしない？そういえば、なんで鬼火なんだろう。鬼火って地から天へ昇るイメージだったので不思議。なにか、タロットカードで鬼火というのは特別な意味の言葉なのかな

【参考】

そふぃ(久保田未夢) 太陽のflare sherbet 歌詞

http://j-lyric.net/artist/a05965a/l033bfa.html

尾瀬泉「lyrical cards」

http://www.lyrical.jp/index.htm

プリパラ劇中歌レビュー　攻撃、意志、多様性｜正しい倫理子｜note（ノート） https://note.mu/rinriko/n/n15225b8c9312

正しい倫理子さんのプリパラ劇中歌レビュー、大変面白いのでぜひ読んでください！

プリパラの曲の攻撃性、多様性、強さについて綴られております！

っていうか、【月】メッチャヤバイ　（おまけ）

そもそも、【月】が北条そふぃという人物を表しすぎている。このカードのメッセージは「恐れず自分の道を進みましょう」。

「現状を変えるのは大変であるが、何らかの力が働いて変えることを強要されても、しばらくは変えたことが本当に正しいのか分からないまま進まなければならないこともあります。しかし、月明かりでぼんやりとしか照らされていなかった道も、夜が明ければはっきり見えて来ます。」

→本編そのまますぎて目が飛び出てどっか行きました。