panteoisine
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panteoisine · 9 days ago
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11/16
今月も折り返し。気温も少しずつ下がってきて、今年は秋が長いかも。
東京から戻ってきてから続いていた不調が、ハンバーガーを食べたらぎゅいんっとギアが上がってそこからかなり快調。その日みた映画やその後入った喫茶店が良かったことも重なって、なんかいい感じ。
一昨日から幼馴染がひとりで豊島に来てくれ、ゆっくり2泊してくれた。退勤後、夜ごはんを異邦人で食べてたかまつ屋で一緒に一泊(寮から5分くらいなのに���笑)。寝る前にいろいろ話した。たぶん、彼女は身の回りの人でいまいちばんつらい状況にいて、話を聞きながら私も泣いてしまった。逃れようのない家族、病気によって失われていく記憶や言動、その現実に向き合うことの想像もつかないかなしみ。でも彼女にはそれを一緒に背負えるひとがいる。それが本当に救い。
結婚式を立派にあげて、会社員で勤続5年で社会的信頼価値が高い友人と話すとやっぱり私はそっちではないと実感する。でも、結婚することによって大きく救われる人もいて、家を買ったり子供を持つことが当たり前にすぐそこの未来にある人もいる。4歳からの知り合いでも、こんなに求めるものが違う。何より彼女がひとりじゃなくてよかった。
翌日は豊島の美術館をゆっくりと回った。心臓音のアーカイブで初めて自分の心臓音を録音した。同じ寮の子とか同じ名前の子とかの心臓音を聞いてみたら、みーんな全然鼓動が違くて驚いた。おんなじ生き物なのにね。聴き比べると私の鼓動はゆっくりのように感じた、案外鼓動は人が出るのかもなあとかぼんやり考えた。
アーカイブで働いてみたかったかも、と今さら思った。ボルタンスキーのひとりひとりのアイデンティティやストーリーをモチーフにする作品が結構好きなんだと思う。人間臭いというか、でもすごく無機質でドライというか。遅すぎるけど、気が付けてよかった。
少し雨に降られて、てしまのまどでひと休み。たぶん来れるの最後ですーと店主さんに伝えたら、連絡先を教えてくれた。後日連絡をしてくれて、店主さんが高松で拠点にしている場所を教えてくれた。泊まれるシェアスペース…!この手の場所に導かれるのはなんでだろう?
こうやって最後に島を巡れてうれしかった。気づけばもう残り二週間だ。
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panteoisine · 25 days ago
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10/31
東京から高松へ、そのまま丸亀。この2週間弱あまりに立て続けに人と会いすぎて、さすがに無茶しすぎた。つかれた…なんでいつもこうなんだろう…
そんだけ動いて会って話して聞いて、いやでもわかってしまったことがある。先月末の旅やそもそも島への移住も含めて、動いても動いても空を切る感じがする。望んでいた手ごたえみたいなものが得られない。すべてが無意味ではないし、すべてに意味を見出そうとするのも違う。そういうのはきらい。
今のわたしに、新たな移動があまり必要とされてない。新しい場所で広げていくのではなく、すでにある場所や人のなかでしっかりと立ってすこしずつじっくりと見出していく。そういうフェーズなのかも、と丸亀でひとりお酒を飲みながらあらためて思った、確信した。
ここ1-2年はいつも以上に判断力がないというか、自分が判断したことがあんまりうまく巡っていかないというか。
*
わたしはもしかすると、仕事が試練というよりかは対人関係の入り口で手こずっているのかもとか視点を変えてみると思う。一緒に働く人や特に上司的なひととのコミニュケーションが苦手で、そこと向き合わずおこたると自分の仕事のパフォーマンスがものすごく落ちる。がんばれないことを強く指摘される過去が多々あるのも、それってどうしたらいいかわからなくて、その「わからない」を伝えたり頼ることができないから。
仕事ができない、の一点張りではなくて何ができていないのか。組織や上司、会社が苦手。そこに関わらない生き方しかできないかも、としか考えてこなかった。それはひとつの道しるべになっているけど、そう決めつけたらこの先広がっていくものを広がらないかもなー
*
移住をすぐそこに置いて東京で生活する、というよりかはもっと長い目で考えようと思う。
丸亀もいい町。人がとくに、でも一泊して人とすこし交流したり散歩したりして、あ、違うかもと思った。まだ遠くの町に住むだけのなにかがわたしに足りない。今じゃない。
まだ、ゆっくり、だけどすこし忙しなく、でいいよ
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panteoisine · 28 days ago
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日記とblog
少し前に、場所を借りている編集室の人たちが始めた「日記研究会」に参加してみた。そこでそれぞれの日記について話していて、私の書いてるものって日記なんだろうか?とぼんやり考えるようになった。
前から日記というよりかは、なんかこう…みたいな虫のいどころが悪い感じはあって、まあでも日記か、と思い直し続けて今になる。
そういえば最初はブログって恥ずかしくて言いたくなくて、日記というようにしていた気がする。でも今はブログのほうがしっくりくる。誰かに読まれる前提で書いているし、でも誰が読んでいるのかは把握したい願望はない。毎日の些細な風景を記録したいとかもない、ただ言葉が溢れてくるから、ここに書きたいから書く。そのスタンスには、自分でも変化を感じる。自分を助けるために書き始めたけど、少しずつそこから離れているのではないかな?と思う。
気づけば7年とか続いているのって、続けなきゃと思ったことはほぼないからだと思う。ただずっと、時々、必要だった。それだけ。
私がタンブラーに文章を落としているのって、誰かに電話している感覚ととても近い(んだろうなと想像する)。自分から友人に「話聞いて」と電話をかけることって本当にできなくて、些細なことほどできない。電話って聞いてほしいだけだったりするから、一方的に人の時間を頂いてまでそれができない。
私もたまに友人から電話が来ても基本聞くことだけをする。自分で自分の言葉を連ねているだけで、はたと気づくこともある。それをここで一人でやっているだけなんだろうな。それが私にとっては心地よく、安心する。人と日記の話をしていると、私にとってはそこがどしっとしているのかもと思う。
だから、心配事や恐れていること、つらいこと、わからないことが頭の中に溢れていないと、私はここに現れなくなると思う。ここにいる限り、悩んでいる、迷っているってこと。ということは、ずっと書いてしまう気がする、それか、ここに書いていたようなことを話せるような他者が身近に現れるか、かも。でもそれも、少し時間が経ったらここに戻るような気がするよ。
日記のはやり、からちょっと離れたいだけかもしれないけど、私は日記が好きよ。
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panteoisine · 28 days ago
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10/28
面接面談結婚式お通夜飲み会お茶ご飯あらゆる交際日程をこなしていたら、気づけば東京に着いてから1週間経ってた。これからも毎日人と会う予定がある(私が全部誘ってます)。
最初の二日間でバイトの面接とアシスタントの面談だった。どちらも無事働けることとなり、今��の滞在での決めたいことは達成できた。うれしい!
アシスタントについてからはや4年が経とうとしているデザイナーのYさんと話していた時「なんで会社員にならないの?」的な話をした。前の会社でのことをYさんに初めて話したら「そっか」と言いつつ、身近にいるデザイナーの話をしてくれた。会社にほとんど出勤なし、業務量もほどほど、副業OKで1000万は稼いでいる知人がいると話していて、お互い遠い目で笑った(もちろん経験あっての待遇)。ほんとうに会社に雇われるって守られているし、条件によってはより自由になれる環境を提示してもらえる。そんなことはひと握りだとしても、そういう会社があることをまだ諦めなくてもいいのかもなと思えた。
アルバイトも働きたいところにストレートに決まったし、アシスタントもちゃんと想いを伝えた上で改めて一緒に働くことを承諾してもらえた。まず東京に戻る一歩目として、なかなかの滑り出し。でも、やっぱりどこか晴れやかでないのは、収入の不安定さ・自信のなさ・経験の少なさ、結果アルバイトを辞められない、という事実。
いろんな人と話していて、ある程度制限があるって自由だなと思う。島での生活にある意味の自由さを感じるのは、やれることの限界があるから。コンビニやスーパーがない、外食ができない、遊び場がない。職場の人が良かったり、寮の子達がいい子だから成り立つことだけど、ただ生活しているだけで十分になる。今少し離れて振り返ると、それっていろんな柵から放たれていてすごく自由。
焦ることはないけど、焦る。まずある関係性の中に頼って、たぐってゆく。そうしよう、焦るのはわかるけど。
つくるのをやめない、それだけはわかってる。
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panteoisine · 1 month ago
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10/21
悪夢をみて目が覚めた。まだ4時だった。
年に一度あるかないかくらいで、自分の叫び声で起きることがある。今回のそれはあまりに最悪なワードでここにすら書けない。忘れられない強烈さ。
寮暮らしで個室があるにしても壁が薄々なので隣の人どころか全員に聞こえたんじゃないかと思う。目覚めた瞬間むりすぎてしばらく無意味にスマホをいじった。
ずーっと忘れない夢ってこの人生の中でわずかにあって、たぶん今回のはそれにランクインするやつ。(もともと夢はほぼみない、眠りが深いっぽい)
内的ストレスなのかなあと思うけど、今は仕事も落ち着いてるし、目標をみつけてさーて歩き出すぞーーという段��だったから、けっこうげんき。
でも、思い当たる節はありまくる。恋愛、もっといえば性愛に関してコンプレックス、トラウマがあるのは自覚していて、なのにとても興味はあるから、そこに対する深層心理的な訴えなのかもしれない。夢がまさにそういう内容だったから。
どうりで、と思う。自分のホロスコープを読み解くことにいまだに飽きず、深掘りしていると、仕事面以上に恋愛やパートナーシップにおいて課題や試練が多そう、というか、もっとこんがらがってる気がする。めちゃ複雑。自分で超複雑にしてる。
*
何度目かわからない『カルテット』をみた。肌寒くなってくるとカルテットをみるのは、もう恒例化してる。作中にS・A・Jの三段活用みたいな話があるんだけど、なんかもうそのスタンスでいてみたらいいじゃないと思った。
「好きです」
「ありがとう」
「冗談です」
SがJによって打ち消される。切ない活用法ではあるが、これほどこじらせているとこのくらい振り切っていいと思っちゃった。単純すぎ?
いい作品はみればみるほど味が増すね
*
私の今世の人生のテーマがなんとなくわかるようになってきた。わかった気になってるだけだけど、そのテーマはきっと無視しても向き合っても私に追いかかってくるもので、ため息を漏らしたり泣いたり嘆いたりしながら一生向き合い続けるんだと思う。
やばいね人生って。そんな人生がすきだよ、いつか終わりがあるのも。だから必死になれるんだと思うしね。
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panteoisine · 1 month ago
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10/20
牡羊座の満月を迎えてからか、目の前の道がすーっと開けたように感じる。
丸亀にえいやと足を運んでから、思考を整理してどうにか目の前の霧を晴れさせたくてノートに選択肢をひたすら書き出してみた。それに対してどう思うのか、それは現実的なのか、ぶわーっと。
1-2日向き合ってたら、あ、これだとピースがはまった。目標のためにすでにあるものに頼ってみる。新しいもの人場所ばかり求めずに、あるものと向き合い直してみる。
学生の頃からついているアシスタントの仕事を通してデザイナーという仕事とちゃんと向き合ってみたい、と思った。連絡を取ったら来週一緒にランチさせもらうことになった。フリーランスの立場で改めて学べることは山のようにあるし、アシスタントとはいえひとりのプロとしての自覚をもちながら仕事をもらえないか、どうなるかわからないけど伝えてみようと思う。
それと偶然のように、昔お手伝いしていた大好きなお菓子ブランドの求人が出されていて、え?��れでは?と思って起きたての��態で簡単に志望動機を書いて応募した。その日のうちに返信が来て、履歴書をつけて返信。面接日も決まった。
さらには大ファンのアーティストがジンの制作のサポートができる人を募集していて、これ私にしかできない!と思いすかさず挙手したら、「こんな適任オブ適任な方からご連絡いただけるとは…!」と返信をいただいて順調にいけばこのままお手伝いができそう。
びゅーんと新しい風が吹いて、目の前の霧がだいぶひらけてきたみたい。
*
東京には戻る、ひとまず。 それは、住みたい町で暮らすためのセットアップ期間。
ベースとして必要な貯金と、小規模事業者持続化補助金や移住補助金の検討、いちデザイナーとしてのスキルアップ、好きを通じた繋がり、家業や地元を通じた個人の仕事の発展
ここまで東京でやれることやりたいことが揃うと心が決まる。東京での水やり期間ののち拠点を移しても、東京の点はもちながら住んでいる町と結んでいきたい。
*
そんな感じで、考えてみた。結構しっくりきている。あとは明確な目標設定だあ。
まずは東京滞在中に、次の職場が決まることを祈る!
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panteoisine · 1 month ago
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10/16
朝一のフェリーで高松に向かう。朝マックを食べてJRで丸亀へ。MIMOCA以外での目的で降り立ったのははじめてで、滞在は今回が2回目。
丸亀にある不動産屋さんがいとなむゲストハウスで移住相談。町のことやここに住む人たちの話が聞けて、zineまでもらってしまった。代表のひとは年下のアフロだった。
すごく好感が持てたのは、みんな肩を並べている感じがしたから。そしてまだまだこの町も人も未熟さがある、ここでなにかしたがっている。ハブとなっている人が若いし柔軟なのも、すごく大事な要素な気がする。
話を聞いている時、三崎のことを思い出していた。まだ盛り上がりに欠けるけど、若い人たちがお店を開けて切磋琢磨しながら町を活気づけようとしている。移住者によって新しい動きが生まれつつある、その初期衝動みたいなものはきっと近いはずだと思う。
相談が終わったあと、いろいろお店が入っている近くの古いビルに案内してもらいレモネードを飲んだ。めちゃくちゃおいしかった。
アフロの馬場さんによって、一瞬のうちに丸亀��とても気になる存在になった。今月末の東京滞在から戻るときにそのゲストハウスに泊まってみることにした。すでに直観的にとても好感を持っているけど、そこで通じ合うものをより深く感じれたらいいな。
少し散歩をして丸亀から高松に戻る。すこしわくわくしてる。ここに住んでみたいかもと思えただけで、今の自分にとっては大きな支え。
でも、お金のことを考えると暗闇に葬られるような気持ちになる。なにもかも足りない、納税が高い高すぎる、稼ぎ方がわからない。今日の移動中はほとんど確定申告の勉強とアルバイト探しとリリスについて調べていたら終わった。
(リリスとバーテックスに昨日からはまっていてめちゃおもしろい。上司から排除されるみたいな状況やなかなか仕事が安定しないのは10ハウスリリスの影響大のようだし、バーテックスも6ハウス仕事の場所にある。周りから求められる役割(12ハウスの獅子座)を6ハウスの水瓶座でこたえる。私は仕事で自分の役割を見出していくひとなんだなと覚悟ができた感じある)
高松戻って異様にカレーとナンが食べたくなって無事それを叶え、映画を観て、本屋で『女の園の星』の最新刊を買い、コーヒーを飲みながら今後のことを書き出してみたりした。お金がない…ばかりに気を取られしょげてしまう、銀行貸し入れとか調べてみる。個人事業主への支援金はある、今度それについて相談しに行ってみようか。ぼちぼち切り上げて、スーパーに買い出し。あと5日くらいで東京なので、最小限にして港へ向かう。
いい日だった、新しい風がそよいだような気がする。
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panteoisine · 2 months ago
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10/10
最近思うように日記が書けない、書いてはうまく言葉が出てこなくて下書きに残し、別日に書いては途中で下書きへ。
大きな出来事もなく、毎日仕事と生活を繰り返しとても平和で、ふつうに楽しいこともある。ジブリを連夜鑑賞したり、特別なお茶を買ったり、好きなアーティストに似てると言われたり、高校生の友人からお手紙が届いたり、女の園の星4巻が発売されたり、カレーをみんなで食べたり。じゅうぶんだ
10月に入って、いっきに気温が下がり過ごしやすくなった。こんな気温がずうっと続けばいいのにと思う。気持ちがいい、でも心が晴れやかにならないのは、これからのことをどうしたらいいかわからなくなってしまっている、からだと思う。
島の滞在を11月までと前々から決めていたものの、さて、と先を見ると実際どうしたらいいのかわからない。これからの選択肢を整理するために書き出したりする、でも��がのらない。というか書くことがあまりない。自由なようで選択肢が少ない。なんにでもなれる、なんでもできることが自由ではないのだなと、実感する。
大切な、揺るがない、手放したくないものはすこしずつ見つけている。これだ、と思う瞬間がデザインを通じてあることを知れたのって、わたしにとってはきっとこれって革命みたいなもので。
個人事業主になったのは前の会社の条件でそのまま、と謳い文句のように言っているけど、フリーでほんきで活動することからどこかずっと逃れようとしているのかもしれない。
*
高校の部活と、デザイナーとして最初に関わった会社での失敗は、多大なる迷惑をかけながら今の自分にほんとうにたくさんの学びをもたらしてくれている。どちらにも共通しているのは、続けられなかったこと、それと愛を持てなかったこと、与えられたことに感謝できなかったこと。
愛を持って、続けてみること
をここで試されているんじゃないかなと思う。それは嫌な環境で意地でも続けてみるとかじゃなくて、デザインという続けたいと思えることをひとつ見つけられた気がするから、それを離さず、程よい距離に置いておくとかでもなくて、手繰り寄せて体温を伝わせながらやり続けてみることなんじゃないか。
*
では実際今なにができるのか、と考えると明快なようであるけど、今のわたしは生活も仕事もあまりにゼロベースなので決めることは山のようにあるし、動かないとなにも生まれない。個人事業主でやっていくというのはそういう厳しさを受け入れなければなのだよ。とほほ
しゃーない、これは楽しみながら動きまくるしかない。つくれる時につくりたいものを作るしかない。話せるときに、話しまくるしかない。
わたしにデザインの仕事をください、とどう伝えていけばいいか。
デザインだけでなくても何か一緒にやりたいです、といつも思っているしそういう提案ウェルカムなのに、伝えかたがわからなくて。
わからなくても言葉は持っているのだから、話す書く送る、できることはやってみようと思うよ。
あーやっと書けた、しゃー動くぞー
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panteoisine · 2 months ago
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9/28
近くの温泉で朝風呂。朝ごはんは初(うい)にした。揚げたてのがんもどきがそれはもう美味しくて、トッピングした麹納豆もすきだった。店主さんの人のよさがお店に満ち満ちてるあたたかいお店。
チェックアウトまですこし時間がありそうだったから、千光寺公園の方に自転車で走ってみた。この傾斜に家が連なっている風景とてもすき、パン屋さんで小さなあんパンとバナナブレットを購入。
宿に戻ったらチェックアウトの時間を勘違いしていたようで迷惑かけてしまた…。次の宿は斜め向かいだったので、そのまま荷物を置かせてもらう。
かわったコーヒー屋さんが今日オープンするらしく(営業するかしないかはその日にならないとわからない)、行ってみる。なんとも入りづらい、入らせる気がない佇まいに諦めかけたけど、コーヒーはたしかに本当においしかった。甘くやわらかい口あたりを感じるコーヒーってなかなかない。
んで、今回の旅の目的のひとつでもあるカレーを食べにいくために因島へ向かう。どうせならと、しまなみ街道を自転車で渡ろうとクロスバイクをレンタルした(電動自転車はで払っていた)。自分の読みが甘いことは日時茶飯事だけど、旅でそれはもう発揮されやすい。運動なんて職場の掃除くらいです、なんて言っちゃうくらい運動をしてないのに、いざ走り出すと地味な坂が続きずっとしんどい。そもそも道を間違えたらしく、全然海見えないしひたすら坂が続く。やっと大きな橋に乗れる!と思ったら、そこに辿り着くまでの道が坂でつらい。その手前で休憩、さっき買ったあんぱんを平らげて芝生の上で息を整える。なーにをひとりでこんなことやってるんだろ、と思いながらちょっと楽しい。汗だくになりながら、なんとかひとつ目の島 向島を越えた。
因島に上陸、でも会場がほぼ真反対なのでさらに自転車を走らせる。音楽に励まされないとやってられないのでバレーボウイズや片思いとか聴いてた気がする。イヤホン片方だけつけて。
やっとやっと着いて、倒れ込むようにスパイスプリーズのカレーとコーラを買い、芝生に倒れ込んだ。このカレーを食べるために、こんな汗だくになってなかなかの変人ぶりに自分でも笑っちゃう。めちゃくちゃにおいしくて、なんかもうおいしいしか言えないバカっぷりよ。Aさんとは結局飲めないらしく(それ楽しみに尾道きたところあるんだけど!)、芝生でゆるっと話す。イベント先で会うのはアドレナリンやエンジンがかかりすぎてるので、あんまり平常心で話せないのだなと学ぶ。芝生で寝っ転がってたらいつの間にかいなくなってた。
もう帰りは頑張れるはずもなく、反対側の港に乗り捨てられるのを確認してもう一踏ん張り漕ぎました。いつの間にかヘルメットを置いてきてしまったらしくとても謝る。港からの風景は豊島のそれと似ていて落ち着く。一体何キロ走ったのだろうと思って調べたらだいたい20kmあった。最初からこの距離知ってたら諦めてただろうな…。
バスですいーんと尾道到着。バスで行けたのは知ってた(?)けど、ちょっと大変な思いをしたかったのだ。想像以上に大変で道中のしんどさに人生を重ね合わせたりなどして、おりゃー!とか一人でやっててばかみたいでたのしかった。
古本屋→すすめてもらった居酒屋→隣の人に声かけられる→その人が運営する居酒屋→さらに来月オープンする新店舗→Nさんと電話
といった感じでびゅーんと夜がふけた。行きたいお店に行けないまま、なんかわちゃっとした一夜になってしまった。うーん、やっぱりまだまだひとり飲みがうまくできない!今夜は誰か、楽な人とここで飲みたかったな。そんな時のNさん、いつもありがとう。
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panteoisine · 2 months ago
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9/27
早くに目が覚めてしまって、東郷池の周辺を少し歩く。日が出たばかりの青と赤が混じり合ったあわい紫いろのような景色が水面にうつっていて、とても美しかった。
おすすめしてもらった喫茶店アスコットでモーニング。最近、Eさんが働きはじめた喫茶店が汚すぎて辞めたいという話をしてて、綺麗なお店によりありがたみを感じる。こころ踊るモーニング。
少し早めにチェックアウトをして、宿の隣の隣にあるhishitoという美容室でカットとカラーをしてもらう。宿からのメールで近辺のお店がリストアップされていてはじめて知った。旅先で髪を切る、いいじゃんと思ってやってもらったけど、本当によかった。旅って、どうしても予定を詰めつめにしちゃうし、食い意地が張ってしまうので体も胃も疲れちゃう。でも、カットカラー(お菓子とお茶をいただき)シャンプーブローと2-3時間かけてスタイリストさんに丁寧に施してもらう。なんてぜいたくなんだろうね。理想に限りなく近いスタイルを作ってくれたし、やっぱり美容院って私にとってはなんか大切な場所。あらためてそれにきづいたり。
そのあとは、ずっと行きたかった本屋さん汽水空港へ。なにか強い意志のような熱を感じつつも、やさしさに包まれる感じ、店主さんの人がにじみ出ている。ジン2冊と汽水空港から出ている『ふざけながらバイトやめる学港』を購入した。
すこし歩いて坂を登って、リブラリエというカフェでサンドイッチを食べる。パンがおいしすぎて驚いた。服部みれいさんの移住の本をめくったり、引き続き『お金の話』を読んだりしていたら時間があっというまに過ぎていく。
本数の少ない電車に乗り遅れないように、松崎駅に向かう。ICカードに対応しておらず駅員さんもいない、ここから尾道まで向かうのだけど買い方分からずとりあえず岡山までの券を買う。
電車の中で『ふざけながら〜』を読み切る。私がいまこれを読めたことってめちゃくちゃ大事なのでは?いま自分はまさにつぎの仕事(バイト)を探していて、お金がないお金がないとずっと言っている。そもそもお金を貯めるために島に来たはずが、なんなら去年とお財布の状況はなんら変���ってない。毎月使い切りか、なんなら足りていない。
バイトをしてお金を貯める、ってもしかすると私にはあまりうまくできないことなのかもしれない。今のバイト先の子が毎月貯金していると言っていて、まじかと思った。出勤日数はほぼ同じだし、私は副収入があるのに。こんな少ない給料で貯めれるんだ、なるほど節制の才能がないのだなあと思った。
バイト、という収入源に依存しなくてもいいかもしれない。私であれば、デザイン、ジン、はたまた家業のサポートなのか、収入の依存先を増やしていくことはできるような気もする。まあちょっと危うい考え方だし、依存先を増やすというのは増やせば増やすほど、自立が必要だと思う。軸のようなものを自分の中に持っていないと、ただ疲労が溜まっていくだけのような。
そんなことを考えていたら尾道に到着。会う約束をしていたAさんが向島でイベントをするメンバーと宴会をしているというので参加させてもらうことになった。お寿司やビリヤニ!をつまませてもらいながら、スパイスの人たちとお話しをしたりした。この界隈の人たちと話す機会なんてわたしには滅多にないことで、おもしろかった。ゆるそうにしていそうで、みんな自分でしっかり立っている人だから話していても軸を捉えようとしてくる感じがあった。ゆるゆるなのは私だった。
Aさんに送ってもらい、宿へ。1日1名限定の宿で1泊3000円。風呂無しだけど、結局銭湯に入りに行ってしまうたちだから快適。ここを教えてくれたのはFちゃん、さすがだ。Bluetoothがあったので繋げてmei eharaなどを流す。風呂は明日の朝入りに行こう。
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panteoisine · 2 months ago
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9/25-26
不調はなんとか回復し、溜まっていた洗濯物や洗い物を片して昼の便で高松に向かった。旅のはじまりである!
お昼はもうお決まりのおなじみでタイムランチ。ここのハンバーグがすきすぎて、ほかになにも頼めなくなってる。食べながら、日々ここで料理をつくりつづけてるありがたさを感じて本当に少し泣いた。
YOMSで整体読本『お金の話』を見つけて購入。実家にあるのに、でもどうしてもここに書いてあることをいま読みたいと思った。
高松市役所で移住相談にのってもらう。おそらく決めてしまえば補助金はでるぽい。でも、すぐ支給はされず移り住んでから3ヶ月以降。そもそも引越しの資金がないのに、話聞いたって仕方ないだろうと思いつつ。
お金のことにいつまで経っても悩んでいるけど、お金がない→どうやったら稼げるか?という当たり前の考えに違和感を感じてて、まさにそのことがかいてあった。お金に操られている感覚を捨てたい。でも実際にはお金がなければ部屋も借りれないし、引��越しもできない。旅の中で、何か掴めるものがあればいいな。
夜、少し前に時宅で知り合った人と、移住相談会と題して一緒に飲ませてもらった。ふつうにいろんな話をして楽しみつつ、やっぱり「繋がり」をつくることにもっと注力した方がいいと思った。自分をグラフィックデザイナーとして認知してくれる人、作っているものを認識してくれている人を増やす必要がある、当たり前だけど。自分の場合もっとSNSもしかり、対面でもデザイナーやってますと伝えていかないとやー。
しかし体調がまだ本調子じゃないのか、最後完全に視界がぐるぐるしだして視点が合わなくなった。危なかった。
9/26 朝ごはんはヨーグルトにして、午前の便で宇野に戻る。編集室でスタッフのKさんと落ち合い、彼女の住まいがある鳥取の湯梨浜まで車に乗せてもらったのだ。2-3時間くらい車内でいろんな話をできたのがうれしかった。同業者でフリーランス、地方で活動しているという共通点も多く、はじめて話せたことも多かった。報酬のことや、交渉の悩みごと、町の人との関わり方、前の会社のこと。フリーランスのデザイナーと一括りにしてもひとりひとり全然違うし、それでいい。ひと対ひとで仕事がしたい。もっと柔軟にこの仕事と向き合っていくことができると思うんだ、わたしは。
湯梨浜についてスーパーでその地ならではのものを教えてもらうの、めちゃ楽しい。白バラ牛乳のアイスとかコーヒー牛乳とか、梨とか豆腐ちくわとかあごちくわとか、なんかいろいろ買った。
夜ごはんは宿で食べた、白いかが名産らしくその麹漬け的なものを頼んだら結局お酒も飲んでしまった。昨日の今日で…。白ごはんと味噌汁も。宿「たみ」のロゴは大原大次郎さんで、大原さん特集のアイデアがあったから読む。平野甲賀さんとの対談もあって読み耽ってたら閉店時間に
久しぶりにTVerであちこちオードリーをみて就寝。
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panteoisine · 2 months ago
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9/24
ここで働きはじめて、初めて早退した。休んだことはまだない(台風のイレギュラー時に半日休んだけど)。こういうのを変に更新したくなる性、やめたいー。皆勤賞とか意地でも取りたいみたいな自分が根の底にいる。
ここ最近、いやな疲労感と怠惰感とが混じり合って部屋に閉じこもっている日が続いていた。そのピークが今のところ今日で、1日もつかなあと思いつつ出勤したら、思いのほか無理だった。ただただしんどい、朝礼で立ってるだけで泣きそうになったり、言葉にはしづらい気分の悪さが波のように引いたり押し寄せてきたりする。立ってるのもしんどくなってしまうこともままあった。
もしかしたらこれはPMSなのでは?と思ってググったら、症状のほとんどが該当するっぽかった。まじかこんなにつらいのか。生理痛も基本軽く、これまでPMSも気にしてこなかったのだけどここにきて自覚するとは。30代で症状が重くなることもあるらしい。
少し熱っぱいし、ちょっと気持ち悪いというか眩暈のようなふらつくような感じもあって、一瞬何かの病気なのかと恐ろしくもなった。
こわかった、いつも当たり前のように働けているのを遠くに感じた、もう戻ってこなかったらどうしようと思った。
早退してすぐ横になって仮眠してからはひたすらYouTubeやドラマをみた。最近は仕事がパタリとなくなって、ひたすら動画を観てしまうのだが、それによって休まりつつ不安も募る。
その不安を抱えながら、明日から旅に出る。仕事がないのは幸いと捉え、羽を伸ばしつつ次のことに向き合う6日間にしたい。なにより楽しむぞーー
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panteoisine · 2 months ago
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9/13
淡々と毎日が過ぎていく感じ。日記もそんなに書かなくなった。
夏も終わりに向かってる、日差しや風、匂い、虫の音で少しだけ秋を感じたりする。仕事もぱたんと落ち着いて、今月末の旅の予定やら今後のことやら考えるので頭がいっぱい。
この島に住んでいる儚さや職場の美しさや身の回りの人への感謝とか尊敬とか、そんな恵まれた環境にいることをつい忘れてしまう。今日の閉館後、美術館の芝生にすごく綺麗にオレンジの日差しが差し込んでいて、そこで友人たちが呉座とスツールを引き上げている様子をカフェから見ていたら、あーーと思ったのだった。終わるんだーーと思った。それを手放し、約2ヶ月後には新しい場所へとまた向かう。手放さなくてもいい気もしてくるけど、次にわたしはいく、そんな感じがしているから。
今月と来月に旅をする、なにかと出会えたらいいなとすこしだけら願いながら、よく働きよく生活した自分へのご褒美じゃ。
伝えていくんだ、わたしだけのためにならないように。
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panteoisine · 3 months ago
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9/2
ここ1週間ほど新しいことが多かったからか、通常の時間の流れ方よりかなり遅く感じる。
先週の金曜ロードショーがトトロだったのは衝撃だった、しっかり観たのに3週間くらい前のことのように思ってた。朝マックでグリドル食べて悶���してた日もまだ1週間すら経ってない、なのに2-3週間は前の記憶に感じる。不思議。
仕事は落ち着き始め、最後の仕上げのものと、アシスタントの仕事がちょこちょこと入ってくる程度。肌のかゆみも気づけばほぼなくなった、一体何だったんだろう。おそらくほとんどの原因はストレスだと思う、並行していくつかの作業をやっていたし思っている以上に負荷がかかっていたのかなあ
Fさんと飲みにいけたことが、私には大きな変化をもたらしてくれたように思う。「軸をいくつか持つ」から「デザインを軸に持つ」に考えることを自分に許せるようになって、じゃあ何ができるんだろう?と考えられるようになってきた。
(寝落ち)
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panteoisine · 3 months ago
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8/31
サンサンがきれいに日本を横断するおかげで、職場が3日間休館になった。自分の休みとも重なり5連休中。
納品なども無事に終えた仕事をポートフォリオにまとめて、柴崎友香さんの『あらゆることは今起こる』を読み進めながら睡魔に襲われて、いつぶりかの昼寝をしたり、この前Fさんがハイキュー!の話をしててみたことないなあと思っておもむろに見出したら止まらず1シーズン見切ってしまったり(全4シーズン)、金曜ロードショーで『天空の城ラピュタ』をお酒飲みながら寮のみんなと観たり、急遽与えられた休日をかなり楽しんでいる。
*
「自信のなさ」が漠然とずっとある
「褒め」られることが信じられない
その自分自身による呪縛をどうにか解いていけないだろうかと思って、言葉として残してみようと思った。かけられて嬉しかった言葉をノートに書き起こして少しずつ集めみる。こんなので変わるかはわからないけど、続けてみようと思う。
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panteoisine · 3 months ago
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8/28
新しいひとやことに触れて、ぶわ〜と新たな分泌物が頭の中に滲み出ている感じ。同時に、このままではだめだと頭をブンブン振りたくなる、この感覚久しぶり。
昨日ずっとすてきだなと思っていたデザイナーFさんとお茶→飲みをさせてもらった。すごくファンだった人に認知してもらえるようになる、ごはんに行くくらいの仲になることが多々あって私の星まわりに感謝でしかない。
デザイナーやフリーランスといかにプライベートで関わってこなかったか重く実感したひとときだった。Fさんのデザイン、グラフィックデザイン業界��対する眼差しが私と圧倒的に差があって、私はデザインから距離を取っているのを痛感する。業界の問題から目を背けないこと、それについて対話をすること、目の前にある仕事にやさしく歩み寄ること、軸がどっしりとそこにあること。どの姿勢もやっぱり素敵だと思った。
一方で私は、あまりに軸がぶれぶれなのを露呈していた気がして、昨日の言動が恥ずかしく思えてくる(これはいつものことだけど)。ずっとデザイナーとして生きていくことに恐れが付き纏っていて、それはただただ自信がないから。会社でうまくいかなかった、デザインが上手くない(自分からまだ遠い、というか)、デザインの知識経験がない…。こう書いてて思うのは、その「ない」は立派に自分でやらない理由をつくってるにすぎないよね。
グラフィックデザインは、好きとか向いてるとかというのと違くて、面白いしこれだ、と思ってる。橋のように、繋げられる仕事だと信じてる。だから、ずっと向き合っていきたいし、もっといろんな仕事に向き合ってみたい。やっと自分の素直な気持ちと対峙する勇気が出てきたような気がする。
Fさんがめちゃ営業をしてるっていうのが驚きで、なるほど、そうなら私はさらに動かにゃ!というか動いていいんだなと思えた。古本さんは比較的新規の案件が多い印象、意外と本の案件は半分くらいらしい。
いま、フリーのグラフィックデザイナーとしてキュッとはちまきを巻くようなタイミングなのだと思う。スタートラインにやっと立つ。今のままではそのさまざまな「ない」を解消していけないから、デザインの仕事を増やす、勉強をする、に尽きると思う。そのためには、がむずかしい。
会社員になる、が私にはどうもしっくりこない、この感覚は現実と照らし合わせても大事にしたくて(頑なではない、大きな繋がりがあればその選択肢もある)その中でどう仕事を増やしていくかがとても悩むところ。なんでこの話をもっと聞かなかったかな…、年上の憧れの要素がある人と話すとき会話がちょう下手っぴ、テンパって何聞きたいのかわからなくなってしまう。
いろいろ書いたけど、「グラフィックデザインを軸にやっていきたい」と胸を張って人に伝えていこうと思えた、心の底から。そのために、「フリーランスという立ち位置で追求するためにはどうしたらいいのか?」という問いとしばらく付き合っていくことになりそう。「お金がない」という抗えない現状からも抜け出すために、どんな現実的な選択があるのか。現実的なところと理想的なところ、両方をもっと考えたい。そこにもっとヘルプ!を提示していく。ひとに頼るぞ
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柴崎友香さんの「あらゆることは今起こる』を読んでいて作者がADHDと診断された話がおもに書いてあるのだけど、そこで「人に頼れない」話があった。Fさんとなんで日記を書くのかという話をしてる時、自分を保つため、という話をしてて、Fさんにとってそれは「ひと」らしい。どうしようもなく嫌なことがあったり、困ったりしたら好き��人に連絡する、近くにいた人に話すことができるのってすごいし、私にはそもそもその選択肢が浮かばない。それが「人に頼れない」なのかもよくわからないが、そこは練習が必要だなと思う。
フリーランス、ってひとりの「ひと」として仕事をするから、宣材が「わたし」なわけだ。わたしを買ってもらう、すごいことよな。わたしはわたしのままであたけれど、より好きな気持ちのいい自分に変容していくことはできるはず。わたしが人に入ることを許さないかぎり、人がわたしに入ってくることはかなわない。そういうことだよなーと。そこをほぐして、思ってることをただ伝えていくことをして、考えて動いてみる。3ヶ月後わたしはどこに向かってこの島を出ようとしてるのか、あまりに未知すぎてたのしみだ。
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panteoisine · 3 months ago
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8/19
腕がかゆい、ものすごく。ここ数週間か、二の腕より下の腕や耳上部、耳の付け根あたりに発疹みたいなのができてしまい、なかなか治らない。原因はわからず、夜な夜な無意識に掻きむしってしまうし、赤く腫れ上がるし、この「痒み」の独特のしんどさってかなり精神的に重く影響する。
夏場の美術館の仕事はハードで、カフェのシフトも入るようになってから少しストレスを感じるようになった。人から指示をされ、人の早さに合わせ、とてもオートマチックに食事を提供する場所にはもう身を置かないと思ってたはずなのに、と負の感情が漂ってしまう。自分への自己嫌悪的な感情につかれる。
島の滞在期間ものこり3ヶ月と少しとなってしまい、次のことを考える時期になってきた。とにかく場を移動したくて、3人のひとに声をかけた。尾道鳥取福岡に今月来月行けるかもしれない。ただひとに会いにいくという目的だけ、でも何か見つけられないだろうかと漠然とした望みを抱いている。
6月ごろから着手していた仕事がいっぺんに今月fixするのでとっても身軽。ひとまず個人の仕事が落ち着いてしまい、私は今後どうやって個人の仕事を継続してあけるのかわからないでいる。どうやって稼いでいきたいのか、どんな暮らしがしたいのか、どのくらいの収入がほしいのか、そこに漠然とある希望と真剣な対峙するときなんだと思う。
月20万の手取りはほしいし、一人暮らしがしたい、東京からは離れていたい気がする、ひとりで働く場は設けつつ収入の軸となる場に身を置く必要がある。それがどこなのか、誰なのか、どんな仕事なのか、なにがしたいのか。今月来月旅をしながら、そのひとたちに相談したい。最近ずっと言ってる、誰かの存在に救いを求めている。求めていいよね。
それと、自分にとってやっぱり実家・東京の存在は大きいと離れると強く感じる。帰るかどうかは別として、実家の家業のロゴの制作を進めることとその展開に着手していこうかなと思う。自分の名刺も作るよ、自分の事業に対する責任感をしっかり持つこともこれからとっても大切な気がするから。
がんばれリコ!
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