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one-some · 3 years ago
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2021/11/08
ここ数日ほとんど眠れていない日が続き、睡眠不足によって音程が取りにくくなるという事態に陥った。音が取れないというより、体内から音感という感覚が完全に抜け落ちたという方が正しい気がする。
今週もタフな一週間になりそうだ。大きなタスクが終わったので気持ちには余裕ができている。新しい生活リズムを再び始動させたくて、日記の種類を増やした。
一日の中で手に入れた紙を捨てずに残すという形式の日記。ずっとやりたいと思っていて、今日ようやく小さなリフィールクリアポケットを買ってきた。昼に買ったサンドイッチのレシート、昨日までの多忙スケジュールを書いたメモ��新しく買ったシャツのタグ、バスの乗車券往復2枚。こういう細かい紙を毎日夜に鞄から出して捨てていたけど、その日の足跡のようにも感じられて、いつからか捨てられなくなった。引き出しの中に溜まる一方なので、もう日記化してしまえばいいのではということに。お気に入りの紙は栞になったりすると思う。今日から新しい本も読み始めて、新学期に似た気分だ。
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one-some · 3 years ago
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2021/11/03
生まれた土地の金沢で暮らしてみたいという気持ちが強くある。人生のほとんどを大阪で過ごしているが、なぜここをホームだと思えないのかずっと疑問だ。元々転勤で来ただけとか、一軒家じゃない(土地を持っていない)とか、家族に関西弁話者がいないとか、色んな要因が重なっているのだと思う。小学校のときに言葉のイントネーションが違う、とクラスメイトにからかわれたことで、地域からの疎外感を無意識に握りしめ続けてしまっているのかもしれない。
自分の現在はここだが、生まれる前のことを教えてくれる人はここにはいない。我が家4人の歴史は大阪を主に築き上げてきたが、既にみんなばらばらの場所にいる。実際4人中3人は東京での暮らしなので、もはや大阪がベースの時代は終わりを迎えそうだ。
金沢で自分の何かを見つけられることを期待している。雪国での生活に慣れるくらいの年月はあっちで暮らしてみたい。金沢弁はきっとスムーズに口から出てくると思う。
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one-some · 3 years ago
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2021/11/02
あまり大きな声では言わないが、久しぶりに人と会う予定がある前日は自分が満足するまでひたすら「ゴドーを待ちながら」を声に出して読んでいる。どんどん楽しくなって疲れる。疲れを携えたまま人に会うと、ちゃんと言葉が出てくる。
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one-some · 3 years ago
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2021/11/01
日々5種類の日記を書いている。3日坊主になることがほとんどだが、6日以上続くともうその先は永遠に近いくらいの気持ちで続けられる。振り返ったときに軌跡がみえるのが純粋に微笑ましいし、辞めてしまって自己嫌悪に陥ることを恐れているということもあると思う。
去年の6月から「普通の日記」を書き始めた。自分の人生に置いて6月は色々起きる。誕生月。なにかせずにはいられない。
誰かに公開したりはしていないが、声で日記を録っている日もある。調子のいい日はラジオ番組のような構成にして、ジングルを即興で考えたりもする。中学から深夜ラジオを欠かさず聴いていたから、感覚的に進行できる。
最近はおぎやはぎのラジオをよく聴く。とんねるずのみなさんのおかげでした。を散々観て育ったから、2人の声をきいていると番組でのバカな姿が思い出される。あの番組は世の中で一番面白い人間の集まりだと本気で思っていた。なぜ終わってしまったのか。
日記の話に戻る。5種類というのは、・public ・private ・tweet ・works ・voiceで、各媒体によって出てくる文章が全然違う。これが面白くて辞められない。全てweb上で書いていて、もちろんpublic以外は絶対知人に見つからないところで書く。以前、同じように日記を書いている友人に、「誰かの日記に自分は登場していたりするんですかね」とかなり寂しい発言をした。彼は少し笑って、「そりゃ大丈夫でしょ」と言ってくれた。少し前の自分がまた寂しいと思っていた。日記の記憶。
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one-some · 3 years ago
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2021/10/31
寝坊して9時に目が覚める。さつまいも入りのベーグルを頬張り、急いで母校の小学校で投票を済ませる。投票所の雰囲気が地域によってどれくらい違いが出るのか気になりながら足速に体育館を出る。
そのまま京都に向かい只本屋の片付け。今年中に今の場所での活動が終わってしまうので、師匠のもとに届き続けるフリーペーパーの次の行き先を決めたり、ジャンル別に整えたりする。掃除するのも好きだし、設置する場所に合わせて選ぶのが結構楽しい。手を動かしながら、2年前に初めて只本屋を訪れた日のことを思い出したりしていた。自分自身の内側を広げる何かを探るのは、あの頃から始まっていたのだと思う。今日で10月が終わる。
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one-some · 3 years ago
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2021/10/29
その道はいつか来た道。2年前に夢で歩いた道のことを不意に思い出す。そこは海岸沿いの崖のような場所に細くのびた道で、左側に広がる海は日本海であるということが何となく直感でわかる。そしてその土地はおそらく石川県の能登なのではないかと思っている。
去年の記録を振り返ると、丁度1年前はバイト先で仲の良い2人と初めて話し込んだ日だった。365日は長い。今でもその2人とは情報交換の連絡がたまに交わされて、色んなことを教えてくれる。記録のおかげで、アルバイトも1年続いたということに気がつく。これは自分にしてはかなりすごい。最近全く働いていないので、職場の良いところが少しみえてきた。距離の取り方がわかれば楽しい。
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one-some · 3 years ago
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2021/10/27
誕生日に兄から送られてきたスターバックスの¥500チケットを中々使うことができず、ついに期限が今週末になってしまったので閉店間際に滑り込む。季節限定のパンプキンスパイスオーツミルクラテを飲んでいる。¥510。¥10は5円玉2枚���払った。
午後に永くて深い夢をみていたから疲れている。疲れているからあんな夢をみたと思うが。
スパイスラテはかなり美味しい。胡椒を加えてパスタに和えても美味しいと思うような味。窓際のカウンター席で飲んでいる。テラス席でチワワを連れた2人組。飼い主の口を舐めるチワワ。
ゆっくり生きていきたいという気持ちと、明日終わるかもしれないという気持ちを、両手に同じバランスで握りしめながら生きている今はとても健やかな気がしている。綱渡り中に風でグラっときて、足の爪先から細胞が沸くような感覚は、生きている実感を与える。パンプキンラテのホイップが終わると、思っていたよりオレンジ色の水面がみえる。
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one-some · 3 years ago
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2021/10/25 
 冬の図書館というのは、じんわり汗をかくくらいに暖房が付いているのが普通だ。しかしここは外と全く同じくらいに冷えていて、ポケットに入れた手を冷たい本の上に重ねなければならない。さっき買ったあったか~い缶コーヒーは何年も放置された池みたいにヌルい。
 夕方に乗った地下鉄の向かい側に座ったおじさん。右手に高級食パンの袋、左手に空のショートケーキの箱。食パンを膝の上に乗せ、右手に握りしめた携帯で袋の中を覗くようにパンをパシャリ。ここは大阪だが、銀座のお店らしい。ショートケーキの空箱は正方形。実は中に入っていたケーキがショートだったかは実像が無いので確かではない。蓋の内側についている生クリームが純白だったから、きっとショートケーキに違いない。
 ハニーチュロとエンゼルフレンチ。お気に入りとニューフェイス。ミスドのある地下街はしっかり暖房が効いていたが、気温の変化に追いつかない握力がバグを起こし、ドーナツを床に落とした。落とした瞬間に、鋭利な刃物で誰かを傷つけるときに映画で頻繁に使われるヴァイオリンみたいな鋭い音が聞こえた。傍からみたら大したことではないだろうが。
 吸い込まれるように本屋に入り、視線はイエローの表紙が眩しいポパイへ。ライアン・ゴズリングの後ろ姿。上から三冊めを抜き出しレジへ持っていきながら値段を確認すると千二百円。レジ台が思っていたより高く、ゴズリングと反対の手に持っていた傘を落とした。今度は何の音もしない。���いと映画との距離が近くなる。冬が好きな理由の一つ。
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one-some · 3 years ago
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2021/10/16
方言を喋る人に憧れの気持ちをもっている。
私は金沢市で生まれて、幼稚園から大阪に来た。父は東京、母は金沢の生まれで、大阪に来たきっかけは父の転勤だった。そして私は関西に親戚が全くおらず、範囲を広げてみると西日本にいないということがわかった。
両親が関西の人間でないため、話す言葉もほとんどが標準語だ。私と兄は学校というネイティブ関西弁の社会の中で、イントネーションを笑われつつも土地の言葉を習得した。しかし今でも家族で話すときは9割標準語&たまに関西弁という具合で、高校時代に培った関西弁はかなり薄まりつつある。
最近自分の話す訛りに傾向があることがわかった。関西弁ネイティブに対しては標準語、標準語ネイティブに対しては変な関西弁で話してしまうのだ。恐らくその言葉のネイティブに対して真っ向から立ち向かうことに怖気付いているのだと思う。
言葉は人間の歴史であり、個人の過去を反映する。こんなにふらふらとした語り口でいいものなのか、たまにわからなくなる。
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one-some · 3 years ago
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2021/10/16
最近右耳の調子が悪い気がする。奥の方に何だか鈍い感じが残っていて、そのせいなのか頭も痛い。全然体は疲れていない(思い込んでいるだけかもしれない)が、知らないうちに支障がでてきているのか。左の方から聞こえた電車のアナウンスがやけに大音量で、自分でもびっくりするくらい驚いてしまった。さらに最寄駅に自転車を止めていることを忘れて、わざわざ歩いて帰っていたことに自宅前で気がついて、またもや自分に驚いた。
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one-some · 3 years ago
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2021/10/14
いつも通学時に音楽を聴いているが、今日はずっとPodcastを流していた。阪急の中ではどちらにしても爆睡してしまうのだが、英語をずっと耳にするのは頭が軽くなって良い。最近またどの音楽を聴いたらいいのかわからない、という���ったゾーンに入り込んでしまった。
18時頃、最寄駅に到着。いつもはここから家まで自転車だが授業の関係でスカートを履いているので今日は徒歩だ。とんでもなく空腹でたまに立ち止まってしまう。突き当たりに老舗の米菓卸屋があり、そこで動物ヨーチと豆煎餅を買ってしまった。2つともかなり美味しいことを知っていて、そして何より問屋なので安い。他にも色んな種類がある中でレギャラーのトップ2に何の迷いも無く手を伸ばした。
夜Twitterをみていると、友人がリツイートしたコントグループを見つける。何となく心をほぐしたくてコントを一つみた。ものすごくツボにどストライクで嬉しくなった。新しい何かに出会えることは本当に良い。
そういえば最近、「1日1つはじめて」を忘れている。これは21歳から22歳になる今年の6月頃に、歳を重ねるという時間に抗うようなことをするにはどうしたらいいか、と友人らに相談して、毎日1つ人生において初めてのことを実践するのはどうだろう、となったのだ。これがやってみると結構難しいのだが、今日みたいにいつもの味を買うのでは無く、新しい種類の米菓にトライするというのでも良い。こうやって自分の中と少し近くの土を耕し続けることを辞めてはいけない。
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one-some · 3 years ago
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2021.10.13
ここでも日記を書いてみることにする。PublicとPrivateを無意識のうちに自分がどのように線引きしているのか、テキストから浮かび上がる気がしている。
今日は外に出ていない。ひたすらネットを掘って探し出すべき情報を探っていた。気分を上げるために、ここ数日は5.6年前のアカデミー賞授賞式を流している。この映像をここまで繰り返して観ている日本人は他にいるのだろうか。ニールパトリックハリスの87thオープニングパフォーマンスは何度観ても新鮮な感動がある。受賞者のスピーチを聞いていて、自分はこのひとたちみたいに誰かに感謝を伝えられる人間なのか少し不安になった。
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