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そのなかに何が入っているのか
割って確かめるのではなく
植えて 水をかけて 確かめること。
『詩人キム・ソヨン 一文字の辞典』
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汚物の中にはまってしまったら、できることはたった一つしかない、前に向かって歩くことだ。苦労のあまりぶっ倒れて死んだとしても、嘆きながらくたばるよりましだ。
ウィトゲンシュタイン『哲学宗教日記 1930-1932/1936-1937』講談社学術文庫
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ここ数十年にわたり、社会学だけでなくひろく「思想」の文脈においても、他者は理解できない、他者を安易に理解してはならない、という主張が強かった。そのことに異論はありません。ただ私たちは、それでも何かひとつぐらい、他者の言葉を聞いて「学ぶ」ことができるはずだと信じているのです。
岸政彦『調査する人生』
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「もしあなたが善良な心を持っているなら、それは常にあなたの作品の中に現れるだろう」
カミーユ・コロー
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このときわたしを助けてくれるのが、まさに優しさです。というのも優しさとは、人格を与える技術、共感する技術、つまりは、絶えず似ているところを見つける技術だからです。
オルガ・トカルチュク『優しい語り手 ノーベル文学賞受賞記念講演』
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こういうことです。
雨の日が続いているのが、ケアの日常です。
毎日基本的に雨が降っている。大雨のときもあれば、霧雨のときもある。
でも、ときどき晴れ間が覗く。そういうときに、足元ではなく、空を見上げてみると、ラッキーなことに虹が見えてしまうこと「も」ある。
これに励まされて、また雨降りのケアを続けていくわけです。
これが時々なのが大事だし、「も」であることが重要なんでしょうね。
ずっと虹を探している人は、首が疲れちゃいますよ。
東畑開人『雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら』
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誰かがわたしたちを必要とするのは毎日ってわけじゃないんだ。実のところ、今だって、正確にいえば、わたしたちが必要なんじゃない。ほかの人間だって、この仕事はやってのけるに違いない。わたしたちよりうまいかどうか、そりゃ別としてもだ。われわれの聞いた呼び声は、むしろ、人類全体に向けられているわけだ。ただ、今日ただいま、この場では、人類はすなわちわれわれふたりだ
サミュエル・ベケット『ゴドーを待ちながら』
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“Trust yourself. You have survived a lot. And you will survive whatever is coming.”
— Unknown
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光がなければ光を作り出してでも進んでいくのが、書くという行為だと思う
ハン・ガン『別れを告げない』
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真の意味で自分を尊重できる人って、他人も尊重できる人なんだと思います。自分を大事にするとはつまり、自分のなかの「傷つきやすさ」や「弱さ」を大事にすることだと思うんです。自分のそうした部分をケアしていく時、他人の中にも「傷つきやすさ」や「弱さ」があって、そこにもケアが必要だということに気づきます。そう考えていくと、自分を大事にすることと、他人を大事にすることはつながっていきますよね。
『わたしとあなた 小さな光のための対話集』「伊藤絵美さんに会う」
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