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「ジャン=ポール・エヴァン」
ありがたいことに食べる機会に恵まれるこちらのブランド
「ジャドールJPH」
今年のボワットゥショコラシリーズに
テディベアがついたホワイトデー期間限定のお品。
テディベアがついたシリーズは5年以上続いているようです。
ここ1年集中的に高級に分類されるであろうボンボンショコラを食べ進めていますが、やはり、商品と味を記憶することはとても難しいです。
難しいなりに比較的食べる機会に恵まれているエヴァンのショコラから受ける印象やショコラからいつも感じていること綴りたいと思います。
彼のショコラは、重厚感があって、味にコアとなる部分があるように感じられるが、それでいて突拍子のないようなパンチがあったり、クセのようなものがない。削ぎ落とされていて、洗練されたシンプルさが感じられる、といえば良いでしょうか。
そのシンプルな味わいがまた一つ、また一つと親しまれ続けるショコラティエになった理由の一つのような気がします。
ちなみにこの度好きだなぁと思えたのは、「トロワ オランジュ」と「マノン」
エヴァンを含みたくさんのショコラを食べて、自分の好みを知ることもできました。
カカオ成分は64〜70%くらいのもの。
ボンボンショコラならフィヤンティーヌのザクザクした歯ざわりや柑橘系、ベリー系のジュレが含まれたもの。
そして分析していくのがとても面白いこと。
時間軸を通してショコラの味が重視されているのか、素材の味が重視されているのか、はたまたその味の接点はどのようになっているのか、香りの突き抜け方はどのタイミングで、どのくらいの角度で口内や鼻に抜けるのか、消えるのか。それ以前にどこが産地のなんという品種のショコラを使って、、、と本当に本当に奥が深い世界で、正直なところ全く歯が立たない奥の深すぎる世界だということがわかるばかりです
それでも、世界中のショコラファンとともに、私もこれから生涯、ゆっくりと楽しんでいきたいと思います
2018.03.30
エヴァンのチョコをさらっと渡せる日は果たしてやってくるのか
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「オクシタニアル」
2017年の初めに足を運んで購入して以来、イートインで食べたいと思っていたお店。南仏、黄色や蝉のマークを基調としたやさしくて明るい店内の色づかい、デザインがいつでも迎えてくれる。今回は3品をご紹介
「メリッサ」(486円)
季節限定品
はちみつムース、アーモンドクリーム、アプリコットジャムを基調にしたガトー
ツンとしたきつさのないマイルドなはちみつと、アーモンドクリーム(杏仁豆腐の味を想像してもらうと良い)の味わいが溶け込み、なんとも上品な口当たりのお品。滑らかさと甘さがマッチしている中アプリコットの味や香りがほのかにアクセントを与えている
「バジルフロマージュ」(486円)
季節限定品
商品名通りバジルとチーズを基調としたガトー
とっても面白い味覚体験ができます。一言で言うと、ご飯です。ケーキじゃない。
水玉模様にふられたお粉が可愛い天面のビスキュイは甘さ控えめ、クリーム感たっぷりのフロマージュは塩分が十分に感じられ、こちらも甘さはほとんど感じられない。最初はフロマージュの味が多くを占めて���るが最後の方に顔を出すバジルの香りが新鮮で、これは本当にケーキなのか、と考えさせられるくらい甘さ控えめ。写真からは確認できないが、一番下にもビスキュイの層がある(こちらは天面とは別の食感でもっとパイのような作りになっているようです)
味わいは上品で、クリームが胃にもたれすぎることもない一品。
「カプチーノ」(486円)
コーヒーキャラメルとミルクチョコ・シャンティを使用したガトー
天面、ふわっと乗っているシャンティはミルクチョコの味わいがほのかにするもので、すくって口に運ぶと見た目通りふわっと消える。
下部、��ルト生地はさっくり食感で、中に隠れているスポンジにはこれでもかというほどエスプレッソがアンビベされている。
もちろんこのスポンジは安物のティラミスのスポンジと形容されてしまうような、嫌味なほどのやり込み方は感じられない。
何より面白いのが、中央部、シャンティとスポンジの間に挟まれているコーヒーキャラメル。
粘土が比較的低い、このキャラメルが上下層の一体感に役目を買っているだけでなく飽きのこない複雑な味わいを生み出しているようだ。
層一体をすべて口に含むと、ふんわり鼻に抜けてゆくひかめなチョコの香りと旨味を楽しんだ後、だんだんほろ苦い液体が広がり、キャラメルの香ばしさと混ざり合いながら口内にうまい苦さを残して消えてゆく。
「シブストパンプルムース」(486円)
キャラメリゼ、クレーム・シブースト、ピンクグレープフルーツ、フィユタージュが積み上げられたガトー
美味しく頂くことはできたが、あまりきちんとメモが取れなかったため、一部分のみ紹介
表面のキャラメリゼは薄くてパリッ、、、としているというよりl今にも溶けだしそうなくらい柔らか時々食感を感じる程度の粘度。実際に運ばれてきたときには一箇所ソースが溶けだしていた。このキャラメルはかなり苦めで、それがよくシブストの層とあっている。シブストといえばクレーム・パティシエール(カスタードクリーム)とメレンゲを合わせて作った、滑らかな口当たりが特徴のクリームに当たるが、さすが卵の使い方に特徴があるブランドと言えようか、マイルドさがとても心地よい。
※卵については同系列クラブハリエのバームクーヘン、オクシタニアル代表焼き菓子 卵基調のコッコ等を参照ください
折りたたみパイ部分フュユタージュのザクザク感、グレープフルーツの甘酸っぱさが上層部の甘味とマッチしていたことは想像に難しくはないが、ここからのメモがないことと、味を憶える努力を放棄したため、記事にすることができそうになく、これにて割愛。
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私のセオリーに「3回連続で食べて美味しかったらその美味しさは本物」というものがある。それは自分のコンディション、外的環境様々なものを含めての3回だ。
今回チャレンジしたのは別のケーキだったが、ケーキ屋として、この店が好きかどうか知るには二回目の今でも手ごたえを感じることができた。
(改めて自分がどの��うな傾向が好きなのか、知ることもできた)
前回訪れた時のような接客面への関心やそれによる相乗効果はなかったものの、他のケーキも味わいたいと、他の人に紹介したいという思いが強く残ることから三回目また訪れるお店となることは明白だ。
2018/4/1 1回目訪れた時は同胞の先輩の家へ持って行くために、今回は大切な人と好きな場所でお茶をしたい気持ち、転勤により簡単に来れなくなる理由等重なり店を訪れました。これからもこのお店が様々な人に幸せを運んでくれますように
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「オクシタニアル」
「ショコラオランジュ」(441円)
お店で一番人気があるケーキとのこと。ホームページでも拝見した時、弾けるような見た目に惹かれました。見た目と名前の通り、オレンジとチョコレートのケーキ。食べるとお口いっぱいに酸味が駆け抜けます。それでいて甘さもしっかりしているのにあと口は軽い。(この日私のコンディションが良くなく、味覚も正常だったか少しさだがではなはないが)、チョコレートとオレンジの一体感が素晴らしかったように思う。3枚乗ってるオレンジチョコはまったりしていました。箸休め(?)に食べると良い感じがした。
「マリエ」(486円)
キュートなお花に朝露の表現まで施されたお菓子。ホワイトチョコのムースの中にはいちごのムースとチョコレートスポンジの層が。こちらも「ショコラオランジュ」と同様に全部の層の一体感が本当に素晴らしいお菓子だった。それでいて軽くて飽きがこない。上品なのにしっかりとアクセントが効いていて、うまい。店頭で見た時はそうでもなかったが帰って開けてみると、花の白い部分の色味が若干崩れているように見えた。経時変化かな?店舗ではじめて���た時はとても印象に残りました。
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生憎の雨の中、わざわざ買いに行ったのだが、駅から降りて目に入る白い店舗の外壁はすぐにわかったし、中の雰囲気もとても良かったので満足している。店員さんの愛想や距離感も素敵で、味までうまいときたら、リピートするしかない。ここ半年で総合的に一番素晴らしいものを提供してくださったパティスリーだと私は感じている。また嬉しいのが、テイクアウトへの配慮。ケーキの箱のシールが可愛い。店の看板と同じデザインだと思うが、南仏をイメージさせるセミやヒマワリのデザインがおしゃれ。丁寧に、ケーキ箱の開け方まで乗っている。またフォークもプラスチックだが、透明ではなくて、食べやすく洒落たデザインのものを採用しているのもポイントが高い。だいたい並んでいるケーキは背が低く丸型だったので、持ち運びも崩れそうなイメージがないし、(ケーキを載せている)丸台紙にも持ち手が付いているため、お皿に乗せる動作もスムーズ。お客様のことを考えているお店なんだな、というのが���ても伝わってきた。
今度また食べに行った時、もう一度(同じケーキや他のケーキが)美味しいと色褪せずに感じられたら、私の中でホンモノだな、と強く感じることができると思う。
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両方のケーキについて家族に(私の撮った写真から見る限り)和菓子のような印象があると言われました。確かに、下の「マリエ」なんか落雁のようだ。
「オクシタニアル」の工房シェフである中山さんや、監修をしてるステファン・トレアンさんはどうかまだ調べていないけれど、経営しているクラブ ハリエの血筋を辿れば本家は和菓子の「たねや」さんだ。このパティスリーはフランス菓子専門店ではあるけれど、ひょっとしたらそんな流れを汲んでいるのかもしれない。長くなりましたが、今日はここまで。
2017/1/8 味も見た目もお店の雰囲気も素敵。雨の日に幸せな気持ちにさせてくれたケーキを、お姉さんのように慕っている先輩と本当に美味しく食べられた記念に。
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六本木ミッドタウン「パティスリー・サダハル・アオキ」
2016年10月にデギュスタシオンを食べて以来、訪れていませんでしたが
機会があったらその時食べた一番美味しいと思うものを、竿で食べようと決めていました。そしてその機会がやってきたので軽く記事に残したいと思います
味の紹介ではなく、過去に抱いた菓子たちへの思いと今の感想を綴っています
今回主観よりにもほどがあるほど主観で書いてます
「Chocolat Prarin」
過去の記憶に一番残っているのは、デギュスタシオンの中でも食感が一番楽しくて、全部を食べた後、やっぱりショコラティエの作るガトーははショコラを作ったものが美味しいんだな!と言う感想に結びつきました。5品食べても胃もたれはせずとても軽いと感じたし、何を隠そう初めてケーキでまともにフィヤンティーヌの層を味わう体験となったんです。あの薄い生地がサクサクと口内で広がる、それを求めて再度いただきました。
今回思ったのは、フィヤンティーヌはもちろん評価しているのですが、もっとサクサクしている方が私の好みらしく、そこまでこのケーキに魅力を感じなくなってしまいました。特段、溶けていくガナッシュに対しああだこうだ言う気も起こりませんが、なんだか、魅力が薄れてしまったように感じます。
こういう時にいつも思い出すのが、「3度同じものを食べて本当に美味しいと感じ(私にとっての)ホンモノ」ということです。これは、どうやらそうじゃなかった模様。この菓子と出会った後、ショコラに対して一種の情熱を感じるようになったからその後の舌の経験値は少しは豊かになっているので、ない話じゃないのかなぁ、と思います。
「キャラメルブール・サレ」
アオキのマカロンも中々食べる機会がなく、長らく食べるリストに入れつつ放置していました。ガトーの上に乗ってるものを食べたとカウントするには、小さくて味が掴みにくいし、下手をしたら湿気てしまってる可能性もある。だからこそ食べたかったのです。
改めていただいてみたけれど、これもばくっと私の求める好みじゃないなぁ���いうものでした。味とは��た別にある”ねっとり感、重さ、サクッとするピエ”、その3拍子が揃わない、口の中でちぐはぐに感じられてしまう。
過去に食べた飾りサイズのマカロンとは違ったかもしれないけれど、やっぱり違うものは違うようです。
「Mont d'Or」
上のガトー、マカロンを食べた後に追加で頼んだ品。
どうしてかというと、このガトーの説明文に”マンジャリ”の文字があったからです。マンジャリはヴァローナ社の出すタブレットやフェーブの1種類にあたり、以前記事にしたこともある。辛口でいてベリーの酸味を楽しめるこの味が私は大好きなので、これを使った、ショコラティエアオキのケーキはどんな風に楽しませてくれるのかが気になり、追加でオーダーするに至った。
生地上部のグラサージュが綺麗に出ている部分からはマンジャリ特有の酸味が感じられるし、クレームアマンド、ムースオショコラそのものも美味しい。そのまますべての層を横断して切りとり、口に運べば、少し大き過ぎるくらいのベリーの酸味が弾けて驚きも与えてくれる。
ただ、本当に一体感があるのかと言われたら、なんだか頷くことができない。
彼のボンボンショコラを食べたわけではないけれど、ガトーに対する魅力はすり減ってしまったようだ。
デギュスタシオンについては、見た目に楽しく、さまざまな味が食べられる手法をとって、続けている点でとても嬉しく感じる。
ただ、1本食べて心や舌への好奇心が満たされるかというと、ちょっと首をかしげたくなってしまった。
2018/3/3
ビュールレ展で脳のみそが痺れ切ったあとに。
2年前に訪れた時もデザイン展の帰りに寄っているらしい
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「Michel Belin」
ミッシェルブラン
アルビ生まれのショコラティエ
ミッシェルブランが手がけるショコラトリー 日本では名古屋に2店舗展開がありますが、各地百貨店で手に入るのはバレンタインシーズンのみ。
今回はスタンダード商品の1つをご紹介します
”Florilége” (フロリレージュ)5種
花を扱ったボンボンショコラの詰め合わせ。
花があしらわれた紐をほどき、箱を開けると、お味の説明書が入っています。
食べる順番もオススメされています
私もその順に従い味わうことにしました
ジャスミン…味の重心が低いところにあるのに、重たさを感じないところが魅力的。もろもろと崩れていくガナッシュの中に優しい花の香りが広がる。ショコラのほのかな酸味とジャスミンの爽やかさが繊細に溶け合っており、嫌味のない味わい。
ネロリー…5つの中で一番楽しい体験をさせてもらいました。ネロリの花を食べている!という錯覚に襲われます。ネロリとはもともとダイダイの花の精油のことを指しますが、この、香りを食べているという感覚が不思議で面白い。そのくらい、花の香りと甘さが絶妙にいい。直接食べた事ないですが、花びらをかんだら、あんな味がしてしまうんじゃないのか、という感覚すら覚えました。また食べたい1品
ヴィオレ アルビ…アルビの名産、すみれを使用したガナッシュ。
あまりすみれを食べる、花の香りを嗅ぐという経験をした事がなく、詳しい事は分からないのですが、5つの中で一番鮮やかさが目立つお味でした。あの蒼紫からは想像できないような、むしろ赤いベリーのような酸味を思わせるショコラと花の香りや味との調和を感じられるお品でした。
その酸味加減、ストレートさは、アルコールを含んだ時のような舌へのアプローチと似ている様。
ローザ…バラの香りのお菓子って本当に難しいとよく聞きますよね。エッセンスそのものの香りに左右されてしまいがちで、人それぞれ感想が変わってきがりなものだと私は思いますが、こちらのお品はふんわり口内に広がるそれは、まさに、バラの王道たる味、”バラを嗜んでる”問いう感覚を引き寄せてくれました。(割愛)
ラベンター…口に含み、噛むと中心から漂う貴な香り。瞬時に口内に溢れ出るラベンダーの味は芯を持っていて、口内の舌の真ん中から、けれど香りすぎるということはなく味わいを伝え、そして柔らかく溶けていくガナッシュとともに変化を楽しませてくれるだろう。口内にきちんと味は行き届くのだが、安物のポプリやアロマのようなツーンとしたきつい香りが鼻に抜けていくことは決してない。味にも温かみ���あり、繊細で優雅なショコラでした。
ミッシェルブランのショコラ スタンダード
機会があればまた食べて紹介したいと思います。
フロリレージュは、全体的に優しさ・温かみ・決して主張のきつくない上品なもの揃いで、最後まで安心して楽しく味わうことができました
フルーツテイストのものより、味の想像は少しし辛いかもしれませんが、
少し冒険心がある人には嬉しいお味かもしれませんね。
パッケージのルックスも、ショコラの可愛らしさも、順番に食べていく楽しみも、十分に感じられる素敵なアソートメントでした
2018.02.04
某デパートで買うことを決めていたのに他のデパートで見つけて購入
ポイントカードつけてもらおうとしたのに…カードを出した瞬間気づきました 不覚
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「ブボ・バロセロナ」
スペイン系のチョコレート専門店に足を運びたいと思い、訪れたのが昨年2月にオープンしたこちらお店。
バレンタインフェアがはじまると、サロン・ドゥ・ショコラでアイスクリームの販売をしたり、百貨店でチョコが売られたりという印象はあるが、日本の路面店でケーキとチョコ両方が年中楽しめるのはこちらの店舗のみ。
二階建てのお店は一階がショーケース、二階がカフェになっていて、ガラス越しに赤を基調にしたインテリアがひときわ目を惹く。 店内も情熱的なスペインを連想させる音楽が鳴り響いていました。
店内で私がいただいたのは、 ボンボン ヘーゼルジャマイカペッパーと 見た目も名前もユニークな一品、ナメラカ
ボンボン ヘーゼルジャマイカペッパー 香辛料を使ったお菓子や香りに目がない私は迷うことなくチョイスしました。 メモ書き程度に、簡単に受けた印象をまとめることにする
こちらのボンボン、口に含むとすぐに縦に突き抜ける香りに圧倒される。 なんの香りかというと、風味が豊かなジャマイカペッパーによるもの。 別名オールスパイス(和名 三香子)
ジャマイカで見つけられたシナモン・ナツメグ・クローブ3つの香りを持つと呼ばれたこのスパイスは、��ペイン人がヨーロッパに持ち帰り使うようになったそうだ。 この複雑でいて豊かなジャマイカペッパーの香りと味により、 まるでパッションフルーツを噛んだようなエキゾチックな味わいを口内で楽しむことができる。そして嬉しいことに、次に現れるのはウイスキーのようなきついお酒を思わせる
アルコールの感覚。これが口内に溢れてゆく。 商品の名前にもなっている、肝心のヘーゼルナッツの味はどこで味わえるのかというと、あくまでも味の輪郭を保ちながら、 その中から突き抜けてくるジャマイカペッパーの香りを支えている、そう言った具合でした。
輪郭を保つヘーゼルナッツの味、それを突き破ってくるジャマイカペッパーの風味豊かな味わいのコンビネーション。 派手ではあるが、決して口内全体に(特に横に)広がりすぎるということはなく、しっかり主張した味を楽むことができて満足しました。
また食べたいショコラです。
ナメラカ
続いて、ケーキについて見ていきましょう。
下の層から、フィナンシェ、 ナッツ、トンカ豆、クリームと重なっていて、
見た目に楽しいキューブ型のチョコレート・揚げバジル・ラズベリー・店のロゴが入ったホワイトチョコのトッピングが散りばめてある。 仕上げに竿は薄いチョコレートでサンドされている。
お味については以下のような印象を受けました。 しっかり味がついた甘めのクリームは 練乳入りかと思うほどで、むしろそこまで甘いということに清々しささえ感じられる。 もちろん、クリーム単体で食べるには随分甘いので、苦手な人にはたまったものじゃないと思うが、ラズベリーの酸味・バジルの豊かな香り、全ての層を一口で頬張れば、 その甘さもオブラートに包み込むように魅力的に他の素材を引き立たせ、調和を楽しむことは十分にできるだろう。 そしてこのケーキ、見た目ほどは切り崩して行くとき、食べづらくないケーキでした。 ただ私にとっては味が重たすぎて、後半戦食べていくのに、少々苦戦を強いられました。
ブボの作品の良さは、素材の旨みを引き出すことができるところにある気がする。
今回いただいた1つのボンボンショコラ、1つのケーキは 良くも悪くも味がわかりやすいケーキで、しっかり味が付いていて、まとまりがあった。 それぞれが犬猿しあわず、味を導いてくれるがゆえに、伝わりやすい味になっているが、 逆説的に言うとそれは少し繊細さを欠いていることを指ししめすのではないだろうか。 それぞれの素材が極上の均衡の上に保たれた美しい味ではない、そう言った印象である。 (細部がそれぞれ繊細さを保っており、それらの上に成り立つ調和が”旨さ”を
引き出しているかといえば違うのだと私は思う。)
ユーモアもある作品で、1口、2口目と食べた時の印象は 実に素晴らしいが、後半になると飽きが来てしまうように感じられたので、 味が説明的になっているが故、ちょっとまとまりすぎてるのかもしれない。
もっと簡単に言ってしまえば、くどいのである。 それを再度ひっくり返せば、美味しいケーキをしっかり食べたい、 そんな時にはきっと力強い味方をしてくれるはずだ。 私の好みと違った場合、だいたい味について尖った記事を 書いてしまうのだが、かと言って全体を否定しているわけではありません。
最後に、このお店のケーキは是非食べてみていただきたい・共有したい・吟味したいと感じたため、記事にしていることをお伝えします。
2018.1.13
ケーキと一緒に頂いたコーヒーが、私好みの酸味で、 これがまたはっきりした味のケーキにぴったりと合うこと。 これはとても好印象でした
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「桔梗屋」
桔梗信玄餅について味というより、インパクトに残った思い出たちを書き連ねます。
昨年末に、生まれてはじめていただきました。
誰もが食べたことある、と形容されてもおかしくない、お土産としても人気のある代表銘菓だそうで、私はついぞその餅を食べたその日まで、姿かたち何もかも存じておりませんでした。
可愛らしい包み紙に入って、中には醤油よろしくなボトルに黒蜜が入っていて。お渡しいただいたのは社内なのですが、その場で食べるのももったいなく、お家でじっくり味わおうと、夜まで楽しみに待つことにしました。
山形出身の方から、「容器の中で混ぜるより、器に入れ替えて黒蜜をかけたほうがよく混ざっていい」なんて聞いたので、その通りに実行。
食べてみて第一に思い出したことはげんこつ飴のことでした。
げんこつ飴自体は飛騨の銘菓だそうですが、私に馴染みが深いのは丹波は黒豆げんこつ。いずれにせよ、大豆の甘みと優しさが幸せを運んできてくれ���した。
実はおそらく、黒蜜ときな粉の組み合わせも、食べるのがこの時がはじめてで、それは本当に感動しました。
桔梗屋のホームページで値段を見て、このお餅3つのボリュームに安定感のある美味しさ、すっかりファンになりました。
いただきもので、こんなに美味しくて満足100点満点!と言う気分にさせてもらうことでなんて滅多にないので、思わず書き連ねた次第��す。
2018.1.6
美味しい美味しいと言いふらしていたら、年始にお会いした人から5個入りを。仕事はじめに行ったら2個入りをいただいてしまい、毎日食べる日が続くことになったのは我ながら面白いなと思っていたり。
(写真自体は1月6日に頂いたものを使用しています)
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SUMMARY
今年の味覚体験 四方山話。
ざっと今年書いた記事を見返していて、撮った写真の中で味見をしたケーキは30足らずでした。写ってないものを含めれば、50以上の味と真剣に向き合う機会があったのではないでしょうか。
人生でこんなに甘いものを食べるのは実は初めてで、まさか夢にもこんなことをするとは思ってもみませんでした。
元々、甘味全般が苦手な時期もあれば、ケーキは誕生日・クリスマス・友達とお茶に行った時にたまに…という性分です。
まだ自分がどのようなケーキが好みか(見た目と素材から判断してこのケーキは好き・嫌いか)を判断できるというようなスキルは身につけていませんが、
それでもケーキを通して感じ取れる幅が広がったことはとても喜ばしいことのように思えます。
そして今年一番の味覚体験の収穫に繋がるものはケーキから派生し、ショコラという存在に惹かれるようになったことだと感じています。
来年度、そしてもっと遠い未来、どのようにケーキやショコラと付き合っていくか私も未知の世界ですが、いい意味で期待を裏切ってくれる味と出会えた時、筆をとることができたら幸いです。
結構口うるさく記事を書いている私ですが、本来お菓子そのものは
食べることで至福な気持ちになれたり、喜び合えたり、嫌なことを忘れられたり、笑顔になれたりと、そういうポジティブさが働いいていればそれでいいと思っていたりもします。
(風呂敷を広げると小さなお子さんたちのエネルギーになったりとか、本当に広義ですよね、きっと)
その中でも私は、ハッとするような味覚体験を求めて、洋菓子を中心に��か煌めきのようものを見つけたくて、探究し続けています。
そしてそのようなものたちと出会えるべくして出会えるよう、
私自身も舌・感性・知識、それぞれ磨けるよう努めてまいります。
2017/12/31
細々続けているtumblerを読んでくださっている
読者のみなさまに
感謝の気持ちを込めて。
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「ジャン=ポール・エヴァン」
予期せぬところで頂いたもので、今回も写真はなし。
久しぶりにタブレット(板チョコ)にトライしました。
「エクアトゥル 75%」
エチオピア産のショコラを使った贅沢な35g
ホームページなどで調べると「フローラル」だと評されている模様。
こちらのショコラ、口に含むと最初に訪れるのは、甘さの中に舌の先に少し痺れるようなカカオの苦み。そのあとピリッとする、ダークチョコレートのやさしい辛さが続いていく。 だんだんと時間が経つにつれて、ローストしたアーモンドやナッツの控えめな香りがやってきて、この苦味を包み込んでゆく。 絡まり合ったカカオとナッツの風味は、やがて、ゆっくりと丁寧に味を変化させつつ、ベリーを彷彿とさせる酸味と融合してゆく。層というより舌の上で絡まる、その複雑でいて嫌味を感じさせな味は、けれどずっと通奏低音としてのほろ苦さを放棄することはない。
味の重心は低いところで流れているが、忘れた頃に溶け出すナッツの香りが、控えめな味の中から飛び出すようにやってくる気品のある鮮やかな酸味が、絶妙な風味をほどこしている一品ではないだろうか。
食べている最中ではホームページの前情報など遠い昔の記憶になっており、自らの感性の中から選んだ「鮮やか」という単語で形容させてもらったが、「フローラルさ=華やかさ」というものがビターチョコで表現されるということに面白みを感じる良い機会となった
2017.12.03
私が食べたかったことを、
憶えてくれていた人から頂いた御礼に
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「パティスリー・パリセヴェイユ」
自由が丘の駅を出てすぐにあるケーキ屋さんを2回にわけて紹介したいと思います
「ムッシュアルノー」
まず一つ目は金子シェフのスペシャリテから。
ケーキの名前は彼がかつて師事していたアルノー・ラエール氏に敬意を表して付けられたのだとか。金子シェフはアルノー氏だけでなく、パトリック・ロジェ氏のお店でも修行を積んでいます。
トップからボトムに向けて順番に味を見ていき、最後に全体を頬張った時の味を見ることにしましょう
まずは薄く伸ばされたチョコレート。ほろ苦で、後からベリーのようなワイルドな酸味が優しく口内に広がっていくものでした。
ガナッシュは控えめな甘さでいて軽く、次第に広がっていくオレンジの風味との調和が美しいものでした
中央部に2層見えている長方形のショコラは、フィヤンティーヌのような薄くてサクサクパリパリした食感を楽しむことができました。
最後はダックワーズ。ダックワーズと言うと砂糖感がしっかりあってちょっと歯にくっつくような、フニャッとした味とともにアーモンドの風味を想像されることが多いと思うのですが、ここのケーキはヘーゼルナッツを使用されています。下品な言い方をするとけっこうしつこい味です しょっぱなからパンチがある味がする。でもそこまで尾をひくことがないのだから、妙に納得させられてしまうものです。
さて全部の層をざっと記したところで、肝心のお菓子すべてでの味わいについて触れていくことにしましょう。理屈的に行くと、ダックワーズのヘーゼルナッツの味と香りの先行、それとともに一緒に楽しむことができるサクサクの食感、最後に後からふんわりと鼻腔に抜けていく軽いオレンジとチョコレートの味。調和はとれているケーキなのではないでしょうか
2017.10.24
ここから先は好みの話になりますので、これ以上読むか読まないかは読者の皆さんにお任せします
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今回、白々しく文章を綴っている著者ですが、個人的に好みが合わなかった、というのが原因でした。久しぶりに合わない!というケーキに当たってしまい、改めて好みについて考えるいい機会になったので記事を書いた次第です。
パティスリー・パリセヴェイユのケーキは1週間のうちに5品いただく機会があったのですが、最初に食べたケーキの印象が良かっただけに、代表作と謳われるケーキと相性が合わなかったことにちょっとショックを覚えました
(うまく伝えられませんがお店に、ではなく自分自身にです)
ちなみに一番最初はレモンタルトでした、それもユズも使用したもの。
調和が美しくて、それこそチョコレートの魔術師ロジェの��ーストに驚かさたように、唸るものがあったの次はこのケーキについて紹介をする予定です。
2017.10.24
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「Laurent's Cafe & Chocolate Bar」
おしゃれなバーや飲食店が連なるロバートソンキーにあるカフェ ベルギー系のチョコ菓子が食べられると知り駆けつけました。
いただいたのは以下の2つ
"Lemon Tart" メレンゲ部分は表面はしっかりと膜が張っているがその中は隠し味程度の酸味。全体的にはあま〜く、食感もふるふるとしたギモーヴのよう。 タルト生地自体はどっしりとしているが味は控えめ、中央部のレモンカードは二層。 上段は下段に比べると酸味がはっきり感じられる。一方下段はどういうお味かというと クリーム感がつよく、2層の違いがあるゆえにいくつかのレモンの表情を楽しむことができる。 メレンゲ(ギモーヴ?)自体が甘いけれどしっかりレモンカードの部分まで一口でいただくと 味が混ざり合ってとても美味しく感じられました。
カールマルレッティのレモンタルトを食べた時ほどの衝撃は走らないが しっかりと作られたレモンタルトだと私は思います。
"???" スペシャリテ(シンガポール風に言うとシグニチャーだろうか)に当たるケーキ。 名前を記録し忘れました。 ガナッシュがメインのケーキで、それ自体は上顎や舌先、下手をすると舌の奥の方まで 響いたが、口どけがクセに感じる人は多いんじゃないだろうか。 ボンボンだけでは口いっぱいにガナッシュを感じることができないが、このケーキなら頬張ることもできる。 雑に説明すればテンパリングをしてツヤを出した中身は8割ガナッシュ、という恐ろしいケーキだったんですが、甘みが少なかった点は個人的には良かったように感じる。 トップに飾ってあるナッツとチョコはケーキの味との連動性も感じられることができました。 ちょっと私にはヘビーなケーキでした。ラズベリージャムの皿描きがあったので、(融合というレベルでマッチしてるかは置いておいて)食べ進めることができました。
二種類いただいて感じたのは洗練されすぎることなく、素朴感のある味を楽しめるケーキハウスなのかな、ということでした。ケーキの品数もそこまで置いてませんでした。他のお料理も楽しめるのかな? イートインスペース以外にボンボン専門のショーケースもあったので、いつか チョコレートにもチャレンジしてみようと思います。後コーヒーも。
2017.06.21
トラブル続きの中、確かな足取りで家から歩いて1時間以上かけて。 この後ワインとチーズで一人晩酌をしたのは内緒です
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「TSUJIRI」
日本は京都にある抹茶や抹茶菓子を提供する辻利のシンガポール店のひとつ
今回はあまり味に重点を置いた記事でないことをお断りしておきます。
頼んだのは
"CHIFFON PARFAIT (O-MATCHA) "
抹茶のソフトクリームにあずきのあんこ、シフォンケーキがのっかったパフェ。カップの中央部にはシンプルなコーンフレークの層があり、こちらのパフェはイートインでもお持ち帰りでもプラスチックのカップで提供されるようだ。シンガポールスタイルらしく、フォークやスプーン(こちらもプラスチック)もセルフサービス。
私が入った店舗はかなり敷地面積が狭く、かつメニューからはすごくファストフード店のような印象を受けた。京都駅にある辻利自体は2度並ぶも時間切れで諦めた経験があるのですが、日本の値段設定や雰囲気と比較しても大分違う路線で展開していることが伺えてた。
抹茶ソフトクリーム自体のお味は重ため。濃厚という言葉を使うよりは重たいと表現するのが妥当なように感じる。ソフトクリームを口に含むともったりしたような牛乳と抹茶、後味は少しだけ苦さが感じられる。シフォンケーキや小豆についてはあまり印象に残っていないので割愛する。
日本の辻利のブランド力が頭��ら抜けない為か、ギャップに驚きを隠せなかった。せめてイートインくらいはプラスチックであったとしてもカトラリーも口当たりがいいものを選んで欲しかったな、というのが個人的な感想です
2017.06.19
会食前に、ちょこっと時間つぶしに
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「Twelve CUPCAKES」
シンガポール・ジャカルタ・台北・香港で展開しているカップケーキ専門店。
毎月12種類のケーキがずらりと並べられており、定番と季節限定が華やかにショーケースを彩る。
アメリカのカップケーキといった印象を受ける中、今回トライしたのは定番の中でも人気と言われる”RED VELVET".
チョコ・ココアカップケーキによく使われる名前のようですね。色々由来はあるそうですが、昔はチョコの色が赤かった、だとかその名残で今もケーキの色に赤色の着色料を使う、だとか、さらにはチョコよりココアの方が色混ざりがいいからココアパウダーを使ってる、だとか調べるときりがありません。
ここのメーカーのものはトップにハートの飾り菓子、チーズクリーム、ココアスポンジで構成されたものでした。
一口クリームだけ食べてみると、マスカルポーネチーズのような軽い味が舌先広がるかと思うと後から砂糖の甘味が口内を襲う...アメリカン...
スポンジ部分はココアココアしておらず、塩分が効いており、クリームと一緒に食べると程よくマッチする、そんな一品でした。
1ケーキの持ち運び用バッグも安心して持つことができる点が嬉しかった。天面はプラスチックで透けてみえるもの、ビニールバッグも透明に黒字でロゴという見せて歩けるところがポイント高そうでした
2017.05.05
仕事の休み時間にぷち贅沢。食後のデザートとして
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「Mad About Sucre」
シンガポールにあるレストラン、デザートショップ。
お店の中の照明は落とし気味で、外にずらりと並ぶ飲食店街の雰囲気とはギャップを感じたりもした。
今回試したのはお店で一番ライトだと説明を受けた"Castile"と3番目にライトな"Savers De Printemps" ショーケースの客側から見て左〜右になるにつれて味が濃い商品を並べているのだとか。前者は見た目と直感で、後者は最近きになっている紅茶が使われたケーキだっため購入
"Castile"
キューブ状のチョコを3つ並べたようなデザインのケーキの上にはホワイトチョコの羽飾りが載せられている。外を覆っているのはヨーグルトムース。ほんのり爽やかで、そしてプリンのような滑らかさは優しさを連想させる。中にはストロベリーやルバーブが使われた真っ赤なジュレが仕込まれており、そのまた中央部分にはところてんのようにニュッとしたライムゼリーが1本入っている。ベリー系の濃い酸味、ヨーグルトの爽やで優しい酸味、それを支えるように繋いでくれる控えめなライムの酸味、この3つが融合して美味しいと感じられるケーキだった。ただこのライムゼリー、フォークで軽く切れるものではなく、少しフォークの歯を前後させる必要はある。そして白い羽自体は口に含んで噛んで行くとホワイトチョコ独特の甘みが出てくるもの。見た目としては唆られるがケーキそのものとマッチしているかはちょっと怪しい。スポンジ自体も分離しがちな印象
"Savers De Printemps"
アールグレイのムース、ロシアンアールグレイアプリコットのクリームがメインのケーキ。ムースだけ口に含むと口当たりは軽いが舌の奥の方でが紅茶の香りと砂糖の甘みがしっかり感じ取られる。
前のケーキに続き中央部分にはアプリコットとクレモンティーヌでできていると思われるジャムが仕込まれていて、このアールグレイの軽くて甘い響きと上品でいながら力強いジャムの味、この層のコントラストが食べていると非常に面白い。ただひとえにジャムと言っても、酸味の後味が少々苦いのが愉快。クレモンティーヌ独特の角が取れた苦さ、というべきだろうか。そしてこれまたおそらくグレープフルーツの苦味も感じられる。
アプリコット、クレモンティーヌによって重ねられた甘酸っぱさの後に少し遅れてグレープフルーツのビターな苦味がやってくるタイミングが素晴らしい。そしてそれらをふんわり包み込むアールグレイのムースと一緒に食べてやる。土台になっているサボアスポンジ(レモンの皮や汁を少量入れ��スポンジ)と共に口に含んでやる。そうすると味に立体感が出てきて、楽しい味覚体験ができるというわけだ。
ただ飾りで乗ってくるキャラメリゼは湿度の関係かそこまでパリパリはしていないのが残念。クリームについては苦味のあるものでいて砂糖っぽさもあまりなく、甘いムースと相性は良さげ。
2つのケーキを試してみて思ったことは酸味の表情が豊か、ということ。そして決して強すぎない味ではあるが、その優しい味の中で絶妙なバランスを保ってるお菓子なんだなと、感じさせられました。アールグレイのムースの味については甘いとも書きましたが、2つ完食しても身体に不快感も感じず、この国の菓子としては甘さ控えめ、軽い分類に含まれるのは間違いなさそう。
2017.04.28
先輩に教えて貰ったケーキ屋へ。
貧乏生活中にS$30弱の出費は痛かった (ちなみにこの日の晩御飯はS$3.5)
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おいしいショートケーキ
おいしいショートケーキについて
写真をあげることはできませんが、昨夜遅くにいただきました。23時前かな。5号サイズのショートケーキに手書きで応援のメッセージが描かれたチョコプレートを添えてもらって(しかも、すごく、すごく、かわいい。)、天面真ん中には苺と飾りのブルーベリィが盛ってある。シャンティに刺してある薄ピンクのホワイトチョコは桜の花びら型になっていたりして。
そんな、桜が散らしてあるショートケーキをいただきました。とってもスペシャル。
一口食べて思ったのは、「おいしいな」という素朴で素直な感想でした。
純粋な想いがこもったケーキにしてくれたお二方、ありがとう。
祝ってくださった3名、本当にありがとう。
記念写真はボロ泣きなのであまり直視したくないです(笑)
2017.03.17.
大切にしたいな、と思って書くことにしました
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「ピエール・マルコリーニ」
「マルコリーニ・チョコレート・パフェ」
こちらはマルコリーニのカフェがオープン以来あるものだそうで、下からバニラ、チョコレートの層、チョコレートアイスクリーム、ガナッシュ、ホイップが積み重なったベルギー王室御用達のチョコレートショップが手がけたパフェ。トップに乗っているボンボンはキューバー産のもので、深い苦味の中に酸味がある贅沢で上品なもの。
一言で表すと、一度は食べてみる価値アリ。そんなパフェです。べらぼうに誉め称えることはしませんが、パフェの価値観が崩れる、そんな体験が出来ます。
���まず、チョコパフェにありがちな口いっぱいに甘ったる〜いものが広がることがない。芯がある味で確かに甘みもあるけれど、また一口、また一口、とスプーンを進めることができる。
次にそしてガナッシュが、こんなにもたっぷりこんもり盛られている。ガナッシュなんてボンボンとか生チョコサイズで味わうことが多いと思うし大量に食べるものでもない気がするのですが、モロモロっとした舌触りと口内で溶けていく楽しさをこんなにも贅沢に楽しめて、かつ、気分が悪くならない。チョコレートって少量だと大丈夫でもたくさん食べると受け付けなくなる方もいらっしゃると私は思うのですが、あまりそうならないパフェかな、と思います。
そしてホイップ。なんと、無糖なんです、めちゃくちゃ嬉しい。チョコの甘さと中和させてくれる役割を担っていて、アイスと一緒に食べたり、ガナッシュと一緒に食べたり、スクープしながら様々なテイストを楽しむのに一役買ってくれています。
だんだん溶けていくとチョコやバニラの層にもたどり着きますから、そこまで飽きがこずに楽しみ続けることができる。バナナもついてるので、舌もバカにならず、食べ進めることができる素晴らしいパフェです。最後に口に残るのはバニラアイスの香りと甘みです。チョコレートは少し遠ざかって、それで終わり。ここにちょっとアクセントがあっても嬉しいなぁと私なんかは思ってしまうのですが、その段階に至るまでのガナッシュ、ホイップ、アイスの旨さや組み合わせに感動させてもらったので、そんなことは言わない。
もしかしたらセットである焙煎コーヒーと共にいただくと口内がサッパリしてより一層美味しく頂けるのかもしれませんね。
ともあれ、一度は食べて損はないと思います。
2017.02.20
関東で一番仲良くしていただいた友人に会い収めがてらスイーツ探索に付き合ってもらった記念に
本当にありがとうございました。
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「Carl Marletti」
パリの第5区にあるパティスリー
「タルト オ シトロン」
この店のスペシャリテ。日本で言うレモンタルトです。ちなみに私の大好物。
カール・マルレッティのシトロンのお味は酸っぱさがしっかりある。甘さも控えめ。タルト生地もさっくりしていて層とマッチ。味は舌に残るというか酸味と共に訪れるクリームの上品なコクの重心が低い。トップで踊る酸味とその後残る控えめなクリーム。それを支えるタルト生地。トップは煌びやかなんだけどその後の落ち着いた味が舌に残るのがなんとも言えない絶妙なハーモニーで、それを求めてパクパク口に運ぶうちに丸ごとひとつ完食してしまいました。食べ応えもある量でした(本当はホテル同室の方に分けようと考えていました、白状します)
他のケーキも食べてみたいな、と思えるパティスリーでした。素人目で申し訳ないのですが、お店の中を覗くと、1つ1つ丁寧に作られているのが伝わるショーケースだと感じました。本当にわざわざ足を運んでよかったと思っています。
一緒に薄紫色のギモーヴも買って食べたのですが、ふわふわぷるぷるでした。日本でおなじみなステレオタイプなマシュマロの概念ってどんどん崩れていきますね。
ホテルで食べるために、スプーンをつけてもらうようお願いしたんですが、カトラリーまで洗練されていますね。ビジュアルだけでなくて使いやすいのも嬉しいところ。以前紹介した水天宮前にある「オクシタニアル」のカトラリーも心に来ましたが、同じような感覚を味わいました。一番大事なのはケーキそのもののお味だと思いますが、人、デザインを含めたサービスも素敵だと嬉しいものです。このお店は外観も内装もモダンで洗練された印象でした。高級洋服店にいるかのような気分になる。(黒のショーケースはなおのことケーキを際立たせていた模様 黒の制服は店員さんをなおのことクールに見せてくださった模様)トータルプロデュースされてる店ってすごいよなぁ、と思考を放棄して感心。
2017.01.25
この日は買い物、知人との再会、其々の合間にケーキ屋巡り、夕飯前にレモンタルト、夕飯(二つ星!)と言う強行スケジュールでした。とてもよく歩きました。
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