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春も夏も秋も冬も、ころころ変わる恋人、人間関係に悩む。そんな姿をずっと見ていた。それから、時々巻き込まれた。でもずっと見ていた。「いつか」になっても彼と僕は結ばれることはないのだろうな、と思いながら。他に想っている相手が居るのに、「目黒にだけ」と渡されるものを、「不誠実だな」と思いながらも、しっかりと受け取っていた。「今日だけ、目黒にだけ」と信憑性の無い言葉で甘えられることも許容した。「彼はまだ誰のものでもないから」を免罪符に、悪い事を沢山した。無理をした。消せと言われたものは消したし、やれと言われたことはやった。食事をするとき、僕のお皿の一口目は必ず彼に食べさせた。分かっていながらも、手のひらの上で転がされていたかった。それから、偶に「いつか僕が居なくなった時、死ぬ程後悔しろ」と考えていた。考えながら、彼と笑って机上のグラスの氷を溶かしていた。
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俺自身、精神が物凄く不安定になるだとか病むだとかほとんど経験が無くて、何か悲しいことがあってもほぼ一定のテンションを保てている気がする。だからといって、そういう子の気持ちが理解できないっていう風に片付けられてしまうと悲しいので、少しでも良いから俺にぶつけて欲しいなと思う。それよりも理由がわからず不機嫌ハラスメントをされることの方が悲しいんで。ただ、分からないことははっきり分からないって言っちゃうからもどかしい気持ちにさせるかもしれないけど、寄り添いたい気持ちはすごく強いんだよ。知ってほしいです。
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エゴ
今から書くことは全て僕のエゴです。まあ身勝手な奴だな、とそんな気持ちで鼻で笑って読んでください。
これまで生きていて、僕や君、それから貴方達皆、どんな出会いをしましたか。永く仲良くしていられそうだなと思った友人は、今でも懐でしっかりと温めていますか。今でも君の顔を見て「おはよう」の一言でもくれますか。ずっと愛し合おうと伝えあった過去の恋人は、今も君の小指の先から結びついていますか。ただの独り言なのに、これを読んで何かを思う人へ、それを意識した時点でこの文章は僕のエゴになる。僕はこういう人の傍にいたい、こういう人でありたい。そんな綺麗ごとを、これから並べていきます。いいの、綺麗ごとで。だって、綺麗なものじゃないと、それに向かって生きれないでしょう。僕は、僕が生きるために、この文章を時に盾とし、矛とし、強くなったと錯覚しては矛盾する。そうやって生きていくと予想します。
僕や、僕たちは、これからの人生で一緒に成長できる人を見つけたり、一緒に居たい人をそんな人に育てる人助けができるようになるべきだと思います。1つの喧嘩、…と言っても当人たちにとっては大切なことで譲れないことかもしれませんが、それですぐに縁を切るだとか、口を聞かないだとか。今まで積み上げてきた関係性を1つのヒビで終わりにするのは、辞めたい。そのヒビに早く気づいて、2人で一生懸命考えて、直したり、乗り��えたり。そのために、自分が我慢ばかりするのも良くない。自分が我慢ばかりする選択を取らせる相手を僕や、君はいつまで大切にして、僕自身や君自身を大切にする順番は、一体いつ来ますか?
思ったことは口に出して伝えてほしい。僕もそうします。大人なので「性格だから」とか「これが俺だから」なんていう甘ったれた決め台詞もいりません。でも、僕もたまに使いたくなるんだよね。
時間を使いたいと思った相手に時間を使ってください。今の時間は、今だけです。僕が健康に過ごせなかったこの3日間も、もう一生過ごせない3日間だったわけです。
支離滅裂なこの文章を読み、色々思うことがある人は、その相手にいつもより少しだけ寄り添って、コーヒーを飲んだり、ポケットに入ってる飴玉をあげる、とか、そんな些細なことでいいのでやってみてください。最初は「そんなことで」と怪訝そうなかおをしたりするかもしれませんが、繰り返すうちに、君の優しさが恋しくなって、また腕の中に戻ってくるかもしれませんね。
では、お昼寝します。
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順番
僕は何番目でも良いんですよ。君の中で、数字が割り振られるなら。圏外じゃなければ、可能性だってある。僕は後回しでもいい。ただ、僕の中の順位が1番の君が、僕を失った時ただひたすらに後悔だけしていればいい、等と思う時もあるんです。
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借りたままの本。
仕事の合間や、休憩時間に読もうと思って鞄に入れた分厚い本。借りた当時、好きだった人のものだった本。時々こうやって読もうと思って持ち歩くけど、未だに1ページも開かれたことは無い。この本は、彼にとってお気に入りの一冊のうちの仲間だったであろうと思う程、読みふるされた跡が表紙に残っている。"お気に入りの本がある"とお互いに貸しあった。
僕は、子供の頃、給食で好きなものは最後に食べるタイプの人間だった。彼は、いつも食事に行くと、好きなものを一番空腹の状態で食べたいからという理由で、最初に食べた。その通りに、僕が貸した本をすぐに読んだ。そして、すぐに僕のもとに返ってきた。
結局僕は、
彼に借りた本を読めずにここまで人生を過ごしてしまった。最後の1ページを読んだら、彼が終わってしまうと思った。この本は、彼と離別する時、"君にあげる"と言われ、僕のものになった。僕が貸した本は、とっくの昔に僕のもとにある。彼の一部は僕の部屋にあり続け、彼の部屋に僕の一部は何一つとして存在しない。
せめて、彼がいつか僕が貸した本と再会した時に、僕の存在が僅かな命を得ますように。
…いや、やっぱりいいかな。彼にはその本と再会した時も、そのままの彼で、深く追求することの無い思い出として、脳の奥深くで眠りますように。
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友達や好きな人とずっと一緒に居ると、口癖や喋り方が似てくる。
これもまた神様のこどもの話になるけれど、小さく細かく息継ぎするのを見ていたから、気づけば僕もそうなっていた。あわよくば、僕も神様の一党に入れて欲しかったのかもしれない。結局、僕は天使にならず。彼も、神様のこどもから大人になることはできなかった。まだ、皆に守られないと生きていけない、神様のこども。
僕たち人間は、こうして神様のこどもを支えることで、神様に媚を売り、人生の保障について投資する。
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僕の知り合いに、神様のこどもみたいな子がいるんですけど。
その話少ししていいですか?この世界で見つけた神様のこども。自由でのびのびしていて、"自由でいいね"ってよく言われてましたね。彼���確かに自由"そう"で、穏やかで、世界の何もかもを受け入れるような、僕より小さいけど"海"みたいなそんな神様のこどもだったよ。よく、「おれね、世界のすべてをしってるんだ」って言ってた時は本当に信じていたけど、本当は、妬みや憎しみ等そういう人間味のあること何も知らないし、全然自由ではなくてこっそり息苦しそうにしていたし、物事を受け入れる前にずっと心のなかで葛藤をしていたらしい。時々小さな声で「くるしい」って言うんだよ。皆に聞こえてなかっただけで。守りたかったですよ。神様の子だし、汚れる前に。「おれね、恋人できたんだあ」って話してきた時は、オージーザスでしたね。当然大切にされてるものだと思っていましたが、そんな神様のこどもが先日失恋したそうです。
恋は神様一族にも容赦が無いようで。
なので、俺が恋をするのも幾分先の話になるでしょうね。暫く彼は宇宙を舞うのかな?辛くなったらまたおいでね。なんて、誰かへのメッセージではなく独り言です。
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