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18.2.2019
頑張る場所はここなのか
嫌がるような冗談を わざと並べて
こんなわたしじゃなかったよなと
ため息をついた
おなかが痛い
ここで選ぶことは
なんだか逃げることのように思う
やり方がわからないだけなのか
嫌な部分ばかりむきだしになり
ため息をついた
なりたいわたしは どこにいった?
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18.12.2018
見慣れた駅、いつもならここで降りてた
思い出がフラッシュバック
「一目みた瞬間に抱きつきたくなった」
そんなことを思い出した駅 私は幸���
だけどずっと足りないのは なぜ?
好きだったのになぜ?
同じように。だったらもっと愛せたかな
いまも思い出す 好きな人しか私にはいない
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3.8.2018
選ぶならどっちだろう。
センチメンタルになろうと選んだのはいつもの曲で、私だって言うほど冒険できない人間だ。
逃げなくなったのは、どうしてだっけ。
ちょっと嫌だなって思ったことを見逃すと
あとから大きくなっていることを知ってからだ
欲しい言葉を私はあげられるのかな
サプライズ好きだとしてもさ
プレゼントって無理して考えたことってないな
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8.6.2018
あの頃作った雑誌は検索すればすぐに出てくる
恥ずかしいキーワードを並べて、だけど真剣だったから「あの頃はなになにだったな」と笑えなくて
気づいたら周りに誰もいなくて
好きな部屋があって それは居場所だから
頑なに守ってる 欲しいのはもっとたくさんある
あの頃の原動力だったことの先にいるいま、
腑抜けている自分は嫌い でもここは好きじゃない
だんだん思うたびに 恥ずかしいキーワードを真剣に並べていた あの頃に戻りたい
そんなことを思ったのは初めてだ
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17.1.2018
誰かの過去の焦りや心配は
ずっとずっと待ったころに花が咲き。
5年後の自分を見つめながら思う。
そのときはきっと今の自分が嫌いだけど
だけど、そのときも一直線で繋がっているといいな。
それを繰り返し繰り返すのが未来
未来の自分に期待したたくさんの大人が作ったものがわたし
そうだ未来の自分のために始めるとすれば
居なくなっては困る、と言われるほど
誰かに必要とされることだ
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30.12.2017
ずっと好きな色は赤
ダークパープルを指先に乗せて
昔ならきっと、ふわふわのファーコートを選んでた冬。今年は黒のロングコートを身に纏い、思うこと
わたしを信じてくれなかった人たちのこと
毎年この時期になると思い出すのは、嫌なことの方が多い フタをして故郷に置いてきた あれこれ
ちょうど去年の私は 下がった 時期で
焦りだけが原動力だった
居場所を見つけたくて 仕事漬けの日々
高校生の頃 通っていた絵の塾
鉛筆で汚れた手 練り消しの柔らかさ 硬いパイプ椅子 冷めた温かいお弁当 スターバックスの看板
京都駅の朝 エスカレーターを降りて いつもの道
高校生の頃 1週間京都で一人暮らしをしたこと
週5くらいでデッサンをしていたこと 今なら教わりたくない先生たち 軋む木の階段 絵の具の筆
雪の中の最終電車 泣きながら電話した日
ローカルなフリーペーパー
全部 全部 ようやく ようやく
一直線に繋がってきて 遠くまできたもんだ
だからもっともっと 見つけたい
もう見つけてもらうんじゃなくて
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26.11.2017
いまでも欲しいもの
自分のものにできなかった人のこと
誰かからの愛は なかなか手に入るものじゃない
たくさん働いても りんごを3つ持っていても
簡単に交換できるものじゃない
だからいまでも夢を見る いつも目が覚めて思う
大人になるまで あとどのくらいかな
ずっと待つこと 得意だと思ってた
待つこと にもステージってあるんだな
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27.9.2017
ずっとスパイラルパーマでいようと思った
前髪は眉上ギリギリで 水玉だけを着ていたいと思っていた
ずっと自分の居場所を探していた
小学校 中学校 高校 大学 と
いつもおもしろいところで終わるんだなと思って
次こそはずっと長く おもしろいところにいたいと思った
安心したかったから
だけど 腰まであった髪の毛はいまや肩上にまで短くなり
ありのままの私の髪色 苦手だったストレートヘアのまま
カラコンも外した
大人になることは飾りがとれていくこと
飾りつけなくても 自分の存在に自信が生まれること
「生きてるんだ」っていうような自信
ただ まだ
ひとり定食屋に入っても 気づかれないことはしばしば
ページの内側にちいさな自分を潜ませて
誰かに見つけてもらいたかったあの頃
気がつけばもう一年経ったんだ
でも、この一年のほうがずっと楽しかった
だからさみしい だけど もっと
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18.1.2017
携帯が欲しかったので いまでも携帯が好きで
ストラップを本当はたくさんつけたい
好きだったのでたくさんオリジナルのデコレーションを考えては試した
ファーのケースがどうしても欲しかったりした
そんなものは田舎のしまむらでは売っていなかったので
布屋でフェイクファーを買ってきた
あるときはCDを割り 色を塗り パズルのように組み合わせて
木工用ボンドでかためて タイルのようにした
携帯が欲しかったので 2017年の元旦に届いた10年前の
わたしからの���ずかしい手紙には
携帯について書かれていれ すっと読んですぐにしまった
もう手元にはiPhoneがずっといるので お構いなく
テレビが好きだったので いまでもテレビが好きで
とくにドラマが好きだったので たくさん見ている
とくに好きなものは繰り返し見ている
エアコンが好きだったので 夏と冬は楽しい
あのころ ダメだったもののほとんどは 逆に好きになって
逃げる言い訳のように絵を描いていたのかもしれないけど
それはほとんどやめてしまった
嫌いだった食べ物は ほとんど克服ができていて
視力は 夜更かしに比例して低下していて
傘のなかで 将来のゆめについて考えている
5年後のゆめについて考えている
頭の裏側あたりに 雪の駅のホームで泣いている自分を
ちらりと見ながら考えている
そんなことに 気を取られているから
進まないのかもしれない
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11.1.2017
幼い頃の図画工作の授業で
アルミホイルやティッシュペーパーを意図せずに破り絵を描いていた
わたしはどうしてもうさぎを主人公にしたくて
偶然にできたカタチのようなフリをしてうさぎの絵を描いた
クラスのみんなそれぞれは 自由で とても羨ましかった
わたしが描いたうさぎは とても作り物みたいだった
もっと幼い頃 赤く塗られたすべりだいの内側で
3人の女の子たちの輪のなかへと 背中を押されたときに
わたしは人見知りだと自覚した
口のなかにツバが溜まるような オレンジを噛みしめる
祖母は干しあんずが好きで わたしはそのことが好きだった
なのでドライフルーツをよく買う
オレンジ
そのいびつな丸を広げるようにして 逆らえなくて
内側から出てこれずして 型にはまるように
だけど繊維まっすぐ
音を立てながら噛み締める
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30.12.2016
新幹線に揺られてる 昨年は仕事で東京に残ったけど そんなお正月もドキドキして好きだった 静かな東京は 両親が家にいないときのお留守番
新幹線に揺られて 夏によく聴いてた歌 クーラ��の効いた部屋で たくさんたくさん仕事をした 好きなひとのことを考えてた メーターが振り切れないようにと 聴いていた歌を いま聴いていて もう心が掴まれなくなっていたので安心した わたしはいま 少し下がってしまった それは事実だ ゆっくり休んでしまったので スピードを上げていきたいと思う 誰のせいにもせず
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20.12.2016
焼肉屋の金網と駅のホームを見下ろす金網を 頭のなかで見比べている むこうがわとこちらがわ どちらも経験して だけど忘れやすく ないものねだりをしている 部屋に潜む 虫のことを考えている 洗濯バサミで挟めるもののことを考えている 例えばバースデーケーキのカラフルなロウソク 火をつけてみて 夜風で消すとか ロマンチック だけどやり過ぎかも 次に積み重ねて崩れた本のこと その隙間に何を挟んで埋めよう 高く積むのか バランスをとるのか 色の層をつくり その鍵盤を弾く 子どものような心を、と 思うわたしは大人になってしまった 早いものを遅くしてみるのも ときには手なのだ
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13.12.2016
大きなスクリーンに映るCMのなかで歌う彼女
「やさしい気持ち」の隣にクリスマスムードのCharaがいて
渋谷の片隅はわたしが好きな感じになった
冬
帰り道にレンコンのことを考えている
大人になった
あの穴ぼこを埋めたい なにで埋めようかと
イビツなかたちの穴ぼこに
ぴったりフィットするようなものを探してる
それはひき肉だ
大学生のときに カラシレンコン��テーマにした
絵本を構���した
穴ぼこを埋める話なことには変わりない
そんなときいつも思うのは
後ろに立っていても気づかれない
幼い子のこと
例えば一輪車が似合う それも赤色で
スカートは花柄が好きだったけど
一輪車が乗りにくいので履かなくなった
そんな穴ぼこのことだ
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7.12.2016
デストロイヤーだとことあるたびに感じているのだ
もじゃもじゃの木漏れ日 赤いリップは宝物のようで
わたしを強くしてくれるもの
なのでたびたび 塗り直すのが癖になっている
かじられもしない林檎を抱え 埋めるピースはどこへやら
突拍子のなさが すこし好きで 言葉の下手くそさが 持ち味だ
さて デストロイヤーと高校の卒業文集に書かれていた
差出人はクラスでも目立たない女の子
寒い雪の日に 同じ電車に揺られ
「NANA」の話題で心底盛り上がった
よかった
だけどそれは次の日には消えていた 言葉は宙に浮かんで
やがて離れ離れ いまどこでなにをしているかも知らない
そんな静かな女の子の胸のうちに わたしは
デストロイヤーとして映っていたのだ
以来 ことあるたびに感じている
また壊れた(壊した)かもしれない
だけど きっと わたしの仕業だと誰も思わぬ
実はババなのかもしれないと思いながら日々いる
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6.12.2016
足の裏がしわくちゃ
白い湯船につかる 狭いのにやけに深い ミルクの香り
パソ��ンを持ち込んで ミネラルウォーターを持ち込んで
憧れていた 大人ってやつを やっている
こんな時間だ
昨日みた映画の挿入歌は
どこかで聞いたことがある曲に似ていて
わたしはそれを思い出せないし
その映画はみんなが好きだというので
それ以外のなにか 嫌いと言うならばその理由や代替案などを
考えなければいけないような気がしてしまい
気がつけば映画の内容は 断片的にしか覚えていなかった
白い湯船を見つめながら
「わたしはテレビドラマばかりみていましたね」と
20年後くらいにインタビュー取材で答えるシーンの練習を
頭のなかでしたりした。
続けないと言えないことってある
あの日 雨が降っていて 青いカバンを持っていて
全然好きじゃない服を着て 憧れだった原宿にいた
有名なパンケーキでも食べればよかった
街に似合わない定食屋に傘をたたんでから入り
なんだかんだな理由をつけて 肯定した
うすぐらい空の日に 自転車をこぎながら泣いたりした
泣き止むようにと甘いケーキを食べたりした
東京が心地よいのは 晴れの日が多いからだと
雨続きの北陸で育ったわたしはとても思う
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