kujira313
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クジラ見習いの自由帳
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東北の地で妹萌えを叫ぶラノベ書き。ペンネームは北生見理一《きたうみりいち》。次世代ボカロ小説コンテストにて入賞。ファミ通文庫さんより『クロライドに没む��を出版。いるかネットブックスさんで電子書籍も販売中。
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kujira313 · 6 years ago
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2018年を振り返って
あけましておめでとうございます。
昨年はそれほど多くの作品を発表することのない年でした。長編は『退魔師としょう油』だけ。苦労しましたが、なんとか完結までたどり着きました。これまでより格段にキャラが立った作品になったと思います。
ほかには一昨年『小説家になろう』さまにて発表した『君の恋にはオリジナリティがない』を改稿し、カクヨムさまのコンテストに応募しただけです。新堂くんと冬羽さんの恋物語は改稿でさらに美しい形になったと思います。現在もコンテストで選考中ですので、ご興味のある方はぜひ読んでほしいです。
掲載ページ: https://kakuyomu.jp/works/1177354054887665058
あとはずっと『退魔師としょう油』の改稿に取り組む日々でした。Web小説が書籍化されるとき、Web版とは大幅な改稿を経て書籍にする話はよく聞いていました。わたしも読者としてWeb版と書籍版を読み比べてプロの腕前にうなったことがあります。
しかし実際に全面的な改稿に取り組んでみて、プロのすごさが少しわかってきました。これは難しい。とても困難な作業です。わたしはすでに2回もヘルペスが出ました。ストレスを抱えることが多く、いかに頭をリセットするかが改稿を最後までやり遂げる鍵になりそうです。なので本年の目標は「息抜きの達人になること」。のんびりするところはする。のんびりポイントを見逃さない生活スキルを身に着けたいです。
いままでよりスローペースになるだろう本年も、見守っていただければ幸いです。
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kujira313 · 6 years ago
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読書メモ:2018年12月
◆リスト
『群青の竜騎士』2巻 『進撃の巨人』27巻 『漂泊の精神史』 『性食考』 『もう少し知りたい統合失調症の薬と脳』 『精神障がい者の生活サポートハンドブック』 『少女妄想中。』
◆一言紹介
『群青の竜騎士』2巻 騎士道精神の残滓があった第一世界大戦の空を描いたスカイファンタジー、2巻目。ラディアお姉さんをはじめ、ダークエルフたちがいいなあ。
『進撃の巨人』27巻 エレンがどんどん信じられなくなってゆく。それが面白いんだよね。続きが気になる。
『漂泊の精神史』 毛坊主を取り上げた章がすごく興味深かった。毛坊主とは、半僧半俗の聖職者であり、文字通り剃髪していなかった、とある。妻帯までしていたそうだ。官である僧侶だけでは民衆の求めに応えきれなかったことも関係しているのだとか。これはいい。伝奇小説を書く上で先祖代々、毛坊主だった家とか魅力的だなあ。
『性食考』 性と食にまつわる神話などを読み解く論考。結論こそないが、とても刺激的だった。
『もう少し知りたい統合失調症の薬と脳』 勉強になった。良い本だと思う。
『精神障がい者の生活サポートハンドブック』 いろいろなサービスがあるようだ。いつか活用することになるかもしれない。
『少女妄想中。』 甘く、それでいて棘がある。とても美しいお話だった。これが百合か、とけっこうな衝撃を受けた。巨大感情なる用語を理解するために購入したが、とても勉強になった。なにより読んでいて楽しかった。
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kujira313 · 6 years ago
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2018年11月:読書メモ
『ブラッドムーン』 『燦然のソウルスピナ』4巻
◆一言紹介
『ブラッドムーン』 ホラーアクション系のTRPGのルールブック。随所に散りばめられたエピソードに世界観が広がる。ここに登場するモンスターがPCたちの幸福を破壊しようとするところが印象的だった。ドラマが自然と生まれそうなルールだと思う。
『燦然のソウルスピナ』4巻 カテル島の深部で行われる儀式もいよいよ佳境。それにともなってバトルもさらに��しさを増す。いやあ、ヴァイツ卿のかっこよさったらないね。3巻では有能だが、あくまで夜魔としてだった。しかし敗北の連続はヴァイツ卿を変えた。みずからの限界を突破し、強敵と戦う喜びに疾走する男はかっこいい!
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kujira313 · 6 years ago
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2018年10月:読書メモ
◆読んだ本
『HUNTERXHUNTER』36巻 『シュトヘル』3~5巻 『夜光雲のサリッサ』1巻
◆一言紹介
『HUNTERXHUNTER』36巻 幻影旅団が介入してきて船内はさらに混迷!
『シュトヘル』3~5巻 ついに大ハンが西夏の文字を滅ぼそうとする理由が明らかに。それにしても登場人物たちのセリフが詩的。ぐいぐい引き込まれる。
『夜光雲のサリッサ』1巻 SF空戦マンガ。鮮烈に青い表紙が素敵。自衛隊が装備するF2支援戦闘機をベースにして、そこにF16で計画された改修案を実行するというロマンあふれる機体が主人公機。それだけでも大満足なのに主人公たちが運命を背負わされた子どもたちというのでもう、もう!
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kujira313 · 6 years ago
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2018年9月:読書など
『姉なるもの』第3巻 『ペンギン・ハイウェイ』 『オロロンの呪縛』 『シュトヘル』第2巻 『石の血脈』 『機巧少女は傷つかない』第2巻 『GOTH番外編』 『空ろの箱と零のマリア』第1巻
◆一言紹介
『姉なるもの』第3巻 クトゥルフ系ホームドラマも第3巻。姉弟のきずなはますます強まり、夕くんの抱える傷が少しずつ癒えてゆく。しかし新キャラが登場し、今後の波乱も予想されて? 第4巻が楽しみ。
『ペンギン・ハイウェイ』 最近話題の映画。科学を志す小学生・アオヤマ君と、近所のお姉さんを軸にしたジュブナイルSF。お姉さんがアオヤマ君のことを「少年」と呼ぶのが最高で最高。最後は壮大な世界観が明らかに。大満足の作品だった。
『オロロンの呪縛』 80年代の小説。北海道の地方都市に理由がわからないまま閉じ込められてしまった人妻たち。そして男たちに囚われて陵辱の日々が始まる……。というエロの連続の影では巨大な陰謀が! ソ連が健在だった時代にふさわしく北海道に密かに手を伸ばすKGB、首相すら動かす闇将軍などなど、このノリ大好き。
『シュトヘル』第2巻 伊藤悠先生のマンガ。骨太の歴史ファンタジー、第2巻。しかし、��たしが注目するのは流浪の王子ユルールの圧倒的ショタ力! 一人称が「おれ」なのもちょっと背伸びしている感じが出ていてたまらない。女戦士シュトヘルとの関係性から見て、もう本作のヒロインはユルールと言っても過言ではない!
『石の血脈』 あの半村良先生が手がけた伝奇小説。80年代のこのノリ、やっぱり好きだー!
『機巧少女は傷つかない』第2巻 人形×学園×近代なバトルファンタジー小説、第2巻。新たなヒロインが登場してさらに盛り上がる。しかも巨乳。おっぱい大好きなわたしとしてはついつい注目してしまう。そしてクライマックスはやはり熱い! 熱い!
『GOTH番外編』 ミステリ小説の番外編。森野はやっぱりイイ。
『空ろの箱と零のマリア』第1巻 サスペンスにしてループ小説。『拒絶する教室』という用語が出てくるが、ちょうどわたし自身『拒絶』について考え始めた時期だった。わたしには『拒絶する教室』を巡って登場人物たちが葛藤する姿が他人のようには見えない。どのキャラもわたしの一面を表しているように思える。何度も何度も足場を揺さぶられるのもイイ。
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kujira313 · 6 years ago
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読書メモ:2018年8月
『自分の頭を身体で考える』 『進撃の巨人』26巻
◆一言紹介
『自分の頭と身体で考える』 解剖学者・養老孟司さんと、武術家・甲野善紀さんの対談。十数年前の対談とは思えないほど内容が新しい。武術の話も興味深かったが、なにより日本が各業界ごとの共同体にわかれ、そのなかのルールに縛られているという話はうなずくばかり。いまでいう同調圧力の問題をこんな早くから指摘していたとは。
『進撃の巨人』26巻 また好きなキャラが!(悲鳴)
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kujira313 · 7 years ago
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ルナルTRPGがやりたい!
久しぶりにルナルサーガがやりたくなったので。 ◆やりたいこと ・ルナルサーガ外伝『ターデン編』のように将来、英雄になる人たちが街で暮らしながら、それぞれの立場から事件にかかわる。シティアドベンチャー。キャラ��100CPを基本として作成 ・特徴や技能、呪文について。推奨特徴、推奨技能、推奨呪文を設定。これは単にGMが推奨するだけでなく、取得することでCPが得られ、それも含めてのキャラ作成となる。よって推奨された特徴などを持つことで100CPより強力なキャラになることも ・特徴や癖にもとずくロールプレイについて。無理に演じなくていい。ただし、演じることでストーリーやセッションが良い方向に進んだ場合、GMはボーナスCP(これを以後、ニコニコポイントと呼ぶ)を個別に与える ・ニコニコポイントの使い方。ニコニコポイントをもらった時点で必要なCPを満たしていれば(ニコニコポイントをCPとして使用しても良い)、その場で技能を成長させたりできる。また、ニコニコポイント1点につき判定を1回、振り直すこともできる。振り直すかどうかは判定後に選択してかまわない。判定振り直しに使用した場合、ニコニコポイントはその分だけ消滅する (要点:ニコニコポイントには、技能などの成長と判定の振り直し、二種類の使い方がある) ・各神殿ごとの専門的な技術を追加する(新しい格闘技など)。いわばマンガ的な活躍を可能にしたい ◆最後に という空想でした。もし「参加したい!」という人がいたらご連絡ください。
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kujira313 · 7 years ago
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読書メモ:2018年7月
『江ノ島西浦写真館』1巻 『艦隊これくしょん-艦これ-アンソロジーコミック横須賀鎮守府編』20巻 『ストーリーの解剖学』 『言語と身体』 『メタルギアソリッド ガンズ・オブ・ザ・パトリオット』 『シルシア=コード』3巻
◆一言紹介
『江ノ島西浦写真館』1巻 ビブリア古書堂の事件手帖の作者さんによる新作ミステリ。
『艦隊これくしょん-艦これ-アンソロジーコミック横須賀鎮守府編』20巻 どの作品も面白かった~
『ストーリーの解剖学』 ハリウッド流ストーリー作成法。シナリオの構造を勉強する上でいろいろ気付きがあった。
『言語と身体』 哲学者サルトルを批判的に見つつ言語と身体の関係について考察する本。いま取り組んでいる小説を支える本になってくれた。かなり難しい本だったが、時間をかけてやっと読了。
『メタルギアソリッド ガンズ・オブ・ザ・パトリオット』 伊藤計劃先生が手がけたノベライズ。わたしも大好きなゲームで、1から4までプレイした。この作品は4番目に当たる。読みながら夢中でプレイした当時の記憶がよみがえってきた。当時は物語の細部をちゃんと理解していなかったが、こう��て小説として読むことでようやく理解できた気がする。ゲーム未体験でも楽しめるはず。また、この作品が語ってきたディストピアとしての未来像と、それを打倒したあと次世代に託す希望の姿は、いま一層の輝きを放っていると思う。
『シルシア=コード』3巻 いやあ、良かった。ネタバレになるのでそれしか言えない。
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kujira313 · 7 years ago
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読書メモ:2018年6月
『燦然のソウルスピナ』3巻 『人形の国』2巻 『だがしかし』11巻 『大人の自由時間 一人を楽しむソロキャンプのすすめ』 『図解雑学 サルトル』 『円環少女』1巻
『燦然のソウルスピナ』第3巻 小説家になろう発のファンタジー戦記、第3巻。第1巻、第2巻でもウェブ版からの強化をひしひしと感じていたが、第三巻はさらにパワーアップしている。萌えもギャグもバトルも大満足の巻だった。これはウェブ版だけで充分と思っている人にぜひ読んでもらいたい!
『人形の国』2巻 まさかあのキャラが生きていた? な第2巻。宿敵イーユとの戦いも佳境。ヒロインたちも増えてきてさらに面白くなってきた。そして気になるところで3巻へ。
『だがしかし』11巻 笑えて、切なくて、感動の最終巻だった!
『大人の自由時間 一人を楽しむソロキャンプのすすめ』 山を一人で楽しみたい人への本。楽しそう。
『図解雑学 サルトル』 かつて一世を風靡したという哲学者サルトルの人生や哲学をざっと解説した本。いま、サルトルのいう「まなざし」に興味があるので面白く読めた。
『円環少女』1巻 十年以上も昔に読んでいたのだけど、勉強しようと思って再読。最初に読んだときよりさらに魅力的に思えた。「魔女は子どもの歩幅で、戦場へと足を踏み入れる」とか、すごくドキッとした。子供が戦場に送られることに対して主人公が抱く激しい憤り、いまならとてもわかる。
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kujira313 · 7 years ago
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「日本刀を持った女子高生がいそうな世界」と「斧や鉈を持った女子高生がいそうな世界」
あくまでフィクションの話ですが、同じ日本でも「日本刀を持った女子高生がいそうな世界」「斧や鉈を持った女子高生がいそうな世界」にわけられるような気がします。絵にしてみればよくわかります。田舎のなかでもかなり辺鄙なところの風景と「日本刀を持った女子高生」が合いません。こうし��問題はなぜ起きるのかと考えてみました。
「斧や鉈を持った女子高生がいる世界」というと、���ひぐらしのなく頃に』を思い出します。かなり田舎を舞台にした作品です。ヒロインたちが日本刀を持っていたらやはり違和感がありますね。
しかしながら「津山事件」が起きたのも田舎です。日本刀などで村人を惨殺するという戦前の事件でした。思うに「警官に見つかっても言い訳できるかどうか」も重要なポイントかもしれません。「斧や鉈を持った女子高生」はまだ法や秩序の枠組みのなかにいるように見えます。(犯罪性がないわけではないのですが)
では「日本刀を持った女子高生」は法や秩序とどんな関係があるのでしょう? 多くの作品で彼女たちは日本刀で何者か(たとえば怪物)と戦っています。日本刀を持つ理由があるわけです。法や秩序を守る側に立ちやすいとも言えます。しかし『BLOOD+』では女子高生だったヒロインがアメリカを中心とする世界と戦っていました。してみると、「日本刀を持った女子高生」は「斧や鉈を持った女子高生」に比べて法や秩序との付き合い方が過激で、「秩序を守る」「秩序と戦う」という極端に行きやすいのかもしれません。(そうでない作品もある、というご意見を待っています。たとえば『はやて×ブレード』がそうですね)
それにしても「日本刀を持った女子高生」が違和感なく描かれる世界とはなんなのでしょう? 日本刀は武器です。言い訳できないくらい、武器以外の使い道がありません。そんな武器を使う彼女たちが生きる世界は、都市である場合が多いと思います。都市をイメージしようとしたとき、わたしたちはどんな情景を描くでしょうか。おそらく一様ではありません。さまざまな側面を持つ都市は複雑で猥雑です。その複雑さ、猥雑さ、イメージのあいまいさのなかに「日本刀を持った女子高生」が生きているのだとしたら、彼女たち自身が戦う相手である怪異に近い存在かもしれませんね。
以前、なろう小説『アサルト・オン・ヤオヨロズ』をご紹介したとき、猥雑であること粗雑であることが同作品の魅力なのだと語りました。同作品がさまざまな武器を使う伝奇バトルであり、現代の都市部を舞台の中心とすることは、同作品の魅力を語る上で欠かせないように思います。
一方、「斧や鉈を持った女子高生」がいる田舎へのわたしたちのイメージは強烈で固定されていることが多いです。多くの人が原風景としての田舎を持ち、それゆえに生活からかけ離れた日本刀という存在が浮いてしまうだと思います。逆の見方をすれば、日本刀は容易に田舎の生活を破壊してしまう力を宿しているのでしょうね。「津山事件」のように。
以上、長々と書いてしまいましたが、武器を持って戦う女子高生を描く際のお役に立てば幸いです。いっしょに戦う女子高生を盛り上げていきましょう!
◆追記
この問題に関して『アサルト・オン・ヤオヨロズ』の作者さん、交吉さんが鮮やかな回答をしてくれました。
<引用>
1「この若者と新しくきらびやかな物に溢れかえった俗境に、前時代の象徴た���刀が一筋光っている」
 2「この年寄りしかおらず時代に取り残された田舎に、物凄く素敵な女子高生がいる」
 それぞれ、「特異」を成すものが入れ替わっているのがわかるかと思います。 
<引用ここまで>
さすが、交吉さん。お見事です。このようにたしかな考察をもとに構築された伝奇世界も『アサルト・オン・ヤオヨロズ』の魅力の一つです。面白いですよ!
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kujira313 · 7 years ago
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読書メモ:2018年5月
『図解 ハンドウェポン』 『あがらしゃれ真室川』 『自衛隊89式小銃』
『図解 ハンドウェポン』 小火器についての基本をトピックごとにまとめた本。気になるところだけ読んでみた。銃についてはこれまでいろいろ勉強してきたと思っていたが、知らないこともちらほら。基本をおさらいするのに良い本だと思う。
『あがらしゃれ真室川』 わがふるさと、真室川町の郷土料理をまとめた本。文章は少なめ、綺麗な写真がいっぱいな本。眺めるだけでも楽しい。
『自衛隊89式小銃』 ずっとほしかった資料用の本。元自衛官だという著者が89式小銃について詳しく語っている。なかなか良い本だった。
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kujira313 · 7 years ago
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読書メモ:2018年4月
『進撃の巨人』25巻 『管理栄養士・栄養士になるには』 『コルヌトピア』 『波よ聞いてくれ』1巻
『進撃の巨人』25巻 謎だった世界観が明らかになった。迷いを抜けて、世界を相手に戦おうとするエレンが恐ろしいくらいかっこいい。反面、ライナーはどんどん行き詰まってゆく。この二人の結末が見たい。
『管理栄養士・栄養士になるには』 最近、栄養教諭という教職ができたそうだ。知らなかった。栄養職員は、給食管理と食事指導のプロ。一方で栄養教諭は、生活習慣病の予防や、生徒たちへの個別指導をしつつ担任教諭といっしょに授業の企画や実践をするのだという。
『コルヌトピア』 文章が端正。ここで書かれている単語をすべて理解できなくてもどんどん続きを読みたくなる。また、ヒロインのヒタキがかわいすぎるのも良い。完璧な女性科学者に見えて、素の部分が見えてしまったり、方向音痴だったり。
『波よ聞いてくれ』1巻 学生時代、『無限の住人』を読んでいたので、その作者さんが描いた作品であることは知っていた。それと知人が絶賛していたのを思い出して購入。いや、面白い。どういうジャンル? って聞かれると困る��だけど、謎の疾走感がある。キャラもみんな濃くて最高だった。
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kujira313 · 7 years ago
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新連載のお知らせ
カクヨムさんにて新連載を始めました! 退魔師が活躍する現代ファンタジー、ちょっとしょうゆ味を利かせてあります。タイトルは『退魔師としょう油』。よろしくおねがいします。
◆あらすじ
 首相の記者会見で日本は変わった。妖魔《ルシファーホーク》なる怪物が実在し、しかも、その肉がしょう油に合うのだと。  肉を求めて狂奔する日本人。そして、鮭川古宇《さけがわこう》という少年もまた、父親が営む食堂の借金を払うために退魔の世界に足を踏み入れる。  その現場で出会ったのは、かつて一度だけ食堂で見かけた少女・一之瀬雫那《いちのせしずな》。古宇は彼女の思い出の料理を再現しようと模索するが……。狂騒と青春のバトルファンタジー。
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◆掲載ページ https://kakuyomu.jp/works/1177354054885663058
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kujira313 · 7 years ago
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3月に読んだ本
『拝啓、最果ての勇者様へ』
『シルシア=コード』2巻
『邪神任侠』
『HUNTERXHUNTER』35巻
『言語学の教室』
『とある飛空士への追憶』
◆内容をざっと紹介
『拝啓、最果ての勇者様へ』
いわゆる魔王と勇者が主軸となる世界観。異色なのは、戦いが終わり、一応は平和になったということ。平和を維持するために設けられた魔力障壁によってテレパシーが使えなくなり、代わって登場したのが手紙を運ぶポストマン。ポストマンの主人公と、竜王の娘がいっしょに手紙を運ぶというが基本的な筋。しかし、世界が本当の意味で平和になったとはいいがたく……。
『シルシア=コード』2巻
VRゲームを遊んでいた主人公はほかのプレイヤーとともに現実の街に��影されてしまう。ちょっと未来的な街にファンタジーの住人が闊歩する世界が魅力的。そんな空想を弄んだ経験が私にはある。ちなみに主人公はいじいじした性格の少年だが、使うキャラクターは意図せず悪魔っ娘。TSも楽しめる。また、メインヒロインである幼馴染が非常に魅力的で、そんな彼女にまつわる悲劇的な設定も美味しい。2巻ラストではストーリーに大きな動きが。
『邪神任侠』
クトゥルフTRPGの探索者がヤクザだったら? 銃は当然ぶっ放すし、麻薬は密造しているし、しまいには化学兵器まで使う。ここまでやったらキーパーが泣くだろ。そんなプレイヤーならではの空想が実現したような作品。ヒロインはロリかわいい。カクヨム版から大幅にパワーアップしての出版。
『HUNTERXHUNTER』35巻
前巻を読んでいないが、ぐいぐいと物語に引きつけられる。次の王を決めるためのサバイバルゲームが始まった船内で、クラピカは赤子の王子とその母を守るために奮闘。しかし、クラピカの能力が彼の寿命を激減させてゆく。寿命が減る能力はやはり熱い。王子のお母さんが大変、性癖に刺さった。若くて美人のお母さんはいいよね!
『言語学の教室』
認知言語学という新しい分野についてのお話。解説する西村義樹さんは学者としてとても慎重で誠実な態度がかえって信頼できた。また、自分の文章に対する考え方を見直すきっかけにも。日本語をネイティブに話したり書いていたりしていると、なかなか意識しないことを指摘されて気持ちいい一冊だった。
『とある飛空士への追憶』
涙なくしては読めなかった。悲恋に終わるとわかっているのに、いや、だからこそ結末が読みたくなる。そんな作品だった。それにしてもヒロインが一人だけなのにラノベとして成立しているんだよね。すげえ。
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kujira313 · 7 years ago
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『人魚の里に胡弓が鳴れば』第二部、始めました
およそ一年ぶりに第二部を始めることになりました。お待ちくださっていた方、すみません。ようやく続編が始まります。そう、舞台は一新されましたが、常一も円理も岬も登場するのです(しかも岬は女子高生として登場です!)。第一部と第二部の関係はのちのち明らかになってゆくでしょう。それではこのあたりで。第一部同様、暗がりを歩くような世界をいっしょに楽しんでもらえれば幸いです。
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kujira313 · 7 years ago
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方舟に吸血鬼は乗せたか:ヒロイン紹介
イラストレーターのラサツバサさんに本作に登場するヒロインたちを描いていただきました。そのイラストを使ってヒロインたちをざっと紹介したいと思います。
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◆日野原小羊《ひのはらこよう》
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本作のメインヒロインです。主人公のお姉さんですね。でも、背は低いし、幼く見える顔立ちです。銀髪なのは外国人の血を引いている……というのは言い訳で、私が銀髪ロングな女の子が好きだから。しかもショールにロングスカートと、私が好きなアイテムをふんだんに盛り込んだヒロインになってしまいました。男言葉を使うのも私の趣味です。これで弟が大好きなんですから、姉という単語にときめく人(私です)にはたまりませんよね。小羊はふだん強気のようですが、吸血鬼である彼女は小説家に狙われる弱い存在でもあります。弟に守られているのを申し訳なく思いつつも、男として成長しつつある弟を頼もしく思う気持ちもあるようです。姉心は複雑なのです。
◆青生野《あおの》そうび
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とっても強い吸血鬼です。子供のように見えますが、何百年と生きてきた古い吸血鬼でもあります。なので、口調は老人のよう��す。外見と口調、このギャップが私は昔から好きなんですね。青バラをあしらったドレスも素敵です。戦うときはこのようにドレスを着ていますが、ふだんはジャージ(孫娘の学生時代のもの)を着用しています。日本化というか畳化というか、日本の暮らしにどっぷり浸かっているようです。マンガやアニメ、ライトノベルのたぐいも大好き。部屋のなかは収集した書籍などが散乱しています。
◆青生野生楽《あおのせいら》
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そうびの孫娘です。昔は前線に立って戦う女性だったのですが、ある戦いで負傷して以後は車椅子生活を送っています。でも、そういうハンデを感じさせない明るく朗らかな性格なんですね。私は車椅子に対し、活動的でない印象を持っていましたが、あるフォロワーさんのイラストで車椅子に乗った女の子が楽しそうにおしゃべりしているのを見て考えが変わりました。生きている以上、やはり営みがあります。以前より不自由になっても人生を楽しみたいし、仕事だってできることを精一杯やりたい。そういう前向きさを生楽に感じてもらえたらうれしいです。
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http://ncode.syosetu.com/n8076ef/
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kujira313 · 7 years ago
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読書感想文:図書館ドラゴンは火を吹かない
 図書館が好きな方におすすめなのがこの作品。タイトル通り、図書館を守るドラゴンのお話です。  この作品、とても優しい空気が流れているんですよね。主人公の少年ユカは捨て子。でも、森に住む魔法使いの女性に拾われ、愛情をいっぱい注がれます。森を出てからもドラゴン・リエッキ(のちに図書館を守ることになるヒロインです)と友達になったり。文章の隅々に渡って優しさがにじんでいます。  でも! それだけじゃないんです。  いままで書いた出来事は「過去」に属するもの。「現在」でひとりぼっちになったリエッキが在りし日を回想するという形式を取っているんですね。「過去」が優しければ優しいほど、最高の友達・ユカを失った「現在」のリエッキの喪失感が浮き彫りになります。でも、「現在」にもなにか動きがあって? 『小説家になろう』で連載中の作品ですが、ぜひ書籍版を読んでみてください。というの���主人公ユカは物語をつむぐ魔法使いであるから。本の形で読むことで彼の魔法をより楽しむことができるはずです。
◆ここがイイ!
・主人公ユカがとにかく良い子。良い子すぎてキャラが立つくらい ・ユカを育てたお母さんが若くて美人!
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