kamihirapro2019
上平プロジェクト2019
68 posts
         最近街を歩くと外国の人々と出会う機会が増えていることに気づきます。多くの人々は日本の街を楽しんでいますが、私たち日本人学生は外国人に話しかけられると初めから見えない「壁」を作ってしまうことが多いと言えます。その「壁」を少しでも減らし、お互いにとって楽しい体験を作ることで文化や言語を超えた出会いを作ることができると考えました。 そこで今回私たちは「箱根」という地域に注目しました。箱根は日本有数の観光地として外国人に知られています。また、箱根寄木細工などのものづくり文化も栄えています。しかし、この場所で日本人と外国人との接点はあまりないのが現状です。そこで一つの切り口として箱根寄木細工さんにご協力いただき工房からたくさん生まれている廃材を利用して何か活用できないかと考えました。私たちは、日本人と外国人が相互に楽しめコミュニケーションが生まれる場所のデザインを作ることを目指しています。                      
Don't wanna be here? Send us removal request.
kamihirapro2019 · 5 years ago
Text
リフレクション
福田
プロジェクトリフレクションシート
1.プロジェクトを通じて学んだこと
「話し合いを積み重ねた起案」
 今回私は起案者という立場になり、プロジェクトの立ち上げに携わることになった。立ち上げるにあたり、一番に学んだことは、「考えを言葉にすること」だった。私自身あまり言葉に出さず同調することが多いため、言葉にすることが怖かった。
しかしどういう内容にしたらみんなが興味を持ってくれるのか、夜遅くまで意見をぶつけ合った。何回も先生に相談しに行き、フィードバックをもらって、また夜遅くまで話し合いの日々が続いた。全員良いプロジェクトにしたいという思いが強く、意見がぶつかるにつれだんだんと仲が悪くなった気もするが、どんな内容でも少しでも違和感を感じたら正直に言葉にすることによってまた新たなアイディア・道ができていった。
「自分の足で現地へ向かう」
 4月から始まるプロジェクトのために3月末に小田原・箱根フィールドワークを行った。プロジェクトのテーマにもなった「箱根細工」「外国人」の現状を知るためだ。自分たちでお店の方、外国人の方に直接自分たちから質問したり、箱根細工ができるまでを見学させていただいたりと普段ではできないような経験ができた。このフィールドワークをする前としてからの考えは変わっていき、箱根細工をどのように活かすか、外国人とのコミュニケーションをどうしたらとりやすくなるのかなどの具体���なアイデアが出てきた。
現地に行かなければ今考えている成果物とは違うものになっていたし、ゴールにむけたものになっていなかったかもしれない。このプロジェクト期間中、何度も小田原に足を運ぶことがあったか、一度も学ばずに帰ってくることは無かった。ちゃんと自分自身が自分の足で向かうことによって現地でしか学べないものがあるんだなと改めて思った。
「下調べの大切さ」
前期のプロジェクトでは、ワークショップを通じてコミュニケーションを取ろうと考えていた。しかし「ワークショップって言うけど、ワークショップって何?ワークショップってどんなことをいうの?」となった。その考えから私たちは、実際に私たちがワークショップに参加する、軽いワークショップを身内で披露する、今回のプロジェクトのターゲットである外国人とのコミュニケーションを取るために交流カフェに行ってくるなど下調べの期間が長かった。その下調べの期間は自分が参加したワークショップをみんなが共有しやすくなるようにノートにまとめたり、学んだことではなくても参加した感想も話すようにした。この下調べがあったことにより、私たちが考える具体的な内容が出てくるようになった。後期はワークショップでなくなったが、意見を出すときも「あのワークショップのときにあんな意見出てたよね?それって使えないかな?」などがあり、このワークショップの下調べは生かされていて無駄ではなかった。
「外部から意見をもらえるありがたさ」
前期は、学内ワークショップ・戸越銀座ワークショップを行った。後期ではU Xロケット、国際交流館、小田原のゲストハウスでわーるどしゃべるを試した。ここからもらえた意見は私たちが予想にしなかった意見ばかりだった。第三者から見たプロジェクトの内容には、自分たちが改善しなきゃいけない部分や新しい切り口からの意見・感想、コミュニケーションの再認識などがあった。このような機会があったからこそ、的確なフィードバック、軌道修正、レベルアップした内容へと進むことができた。外部との関わりななどがなければ、この意見はもらえなかったし、私たち自身も外で活動するようにスケジュールを組み立てたことでこの一年間でたくさん活動することができたと思う。
「体調管理とメンバーは大切に」
私は最終発表近くに風邪をひきプロジェクトを休んだ。忙しい時に休んでしまったため、私の仕事だけが止まってしまった。止まってしまったことにより、私が少しでも関わっているメンバーの仕事も止まってしまい迷惑をかけてしまった。メンバー何人かに私の仕事を手伝ってもらいなんとか仕事を終わらせることができた。本来であれば自分がこなさないといけない仕事をメンバーも忙しかったのに手伝ってくれて感謝しかない。こうならないために日頃からの体調管理はしっかりとすべきだったと後悔しながら学んだ。
「部屋を生かしたレイアウト」
最終発表のとき、私は会場設営委員として、部屋のレイアウト担当になった。どのように私たちがこれまで��ってきた内容をどうやって見せるか、今までたくさん活動してきたために見せ方を考えるのが難しかった。「自由に見せる」のは違うし、「わーるどしゃべるを入り口近くに持ってくる」のは、説明がなかったらわからない、会場の壁の一面はガラスで中が見える状態だから、このガラスを生かしたレイアウトにしなければならないと、考えていくに連れて課題がどんどん多くなっていった。しかしメンバーから意見をもらい、どんどんレイアウトができてきた。先生からもご指導いただき、最終チェックもいただけた。最終発表が終わった後にメンバーから「すごく良いレイアウトだった!お客さんいっぱい入ってたね!」、「やっぱり端材が見えてたからみんな気になったのかな?やっぱあそこにあると気になるよね!」などと言われて、私はとても嬉しかった。メンバー全員で作り上げた暖簾はいつまでも良い思い出になると思う。
2.活動への取り組み度
プロジェクト起案準備 30
箱根・小田原 フィールドワーク10
スラックの理解・その他アカウントの開設・準備10
箱根・小田原フィールドワークのリフレクションレポート 10
外国人と交流できるバー・カフェなど 10
一人3件ネットで調べる 10
福本さんとワークショップのメール(やりとり) 90
教室内ワークショップ企画(6/13)10
ワークショップ案の考案 10
教室内ワークショップチラシ 100
布川さんはんこワークショップ後のリフレクション70
ワークショップ開催場所 10
教員相談会 50
LINE通話話し合い 80
次なる(第2弾)企画案の考案60
小田原市の竹井さん訪問 20
東急ハンズ 木材調達 50
UXロケット準備 40
UXロケット当日発表 20
イラスト(プロフィールブックの顔、動画の箱のキャラクター) 90
ロゴ制作(上プロの) 10
買い出し 60
前期発表会ハンドアウト制作 10
後期会場委員会 90
0 notes
kamihirapro2019 · 5 years ago
Text
リフレクション
兼田
後日掲載
0 notes
kamihirapro2019 · 5 years ago
Text
1 年間のプロジェクト活動を通して
鈴木
学びのリフレクション
「生み出した先にあったもの」
 このプロジェクトは、学生起案によって始まったものである。そして私は、起案段階から携わった。起案時点で起案者が一番大切にした事は、自分たちが面白いと思える企画を 作っているかであった。企画の基礎部分は、2年次で行った基礎演習の課題を元にしてい る。しかし、そのままでは成⻑も面白みも新鮮さもない。したがって、そこに加える新し い要素、人の興味関心を惹きつける要素が必要である。その点について 3 人の起案者が全 員面白いと納得できるまで話し合いを重ねた。そこに妥協や諦めは一切認めず、ストイッ クに向き合った。それは2年次の基礎演習や応用演習でのグループ活動よりも過酷であっ た。理由としては、やらされているという受身的な姿勢で取り組んでいた演習とは違い、 自分たちのやりたいという気持ちを形にするという強い気持ちがぶつかり合っているから だと考える。起案を行なったことによって、私は本気で何かを作り出す大変さと面白さや 意見がぶつかることがあっても話し合うことで認識の違いや熱量の差が生まれるのを防ぐ 事ができるという大切さを学んだ。またそれと同時に、何があってもこのプロジェクトを 成功させるという覚悟も生まれた。この覚悟は後にモチベーションが下がった時の原動力 となった。
「形成されていくチームの形 」
 プロジェクトメンバーがどんな人なのかをお互いに知る事が重要であると考え、プロジェクト活動が始まってすぐに交流会と合宿を行なった。特に合宿では、2日間生活を共に する事でお互いの人間性を深く知り、チームとしての空気を作ることができた。また、自 分がこのプロジェクトメンバーの中でどうすべきか、どんな役割を担っているのかという 点も自然と感じられたと思う。この時点で出来上がった人間関係、役回り、キャラクター は、驚くべきことに時間が経ってもついてくるもので、何事も始まりが肝心であることを 学んだ。また、この時に共通認識を持っておいたことが、最後まで同じ方向を向いて活動 をし続けることができた大きな要���なのではないかと考える。チームでも活動において、 個人も尊重すべきではあるが、協調性も必要不可欠である。メンバーがどういった個性を 持っているのかを早い段階で知る事は、ストレスなく活動を進めていくのに重要だという ことを学んだ。
「動いたことで生まれた自信 」
 メンバーの共通認識として終始気をつけていた事は、机上の空論にしない事。プロジェクトが始まってすぐに現地調査とインタビューを含んだフィールドワークを行い、今回の 問題はなんなのかを明確にすることと、それに対しどんな解決の方法があるのか糸口を探 った。その後も、ターゲットがどのような特徴を持っているのか知りたいと思ったら、タ ーゲットが集まりそうな場所に出向いてコミュニケーションをはかりにいった。ワークシ ョップとはなんなのかという疑問が生まれたら、一般的にワークショップと言われている ものはどのように行われているのかを知るために各々ワークショップに参加した。そして 学んだ事を生かして、自分たちの中でワークショップを行って実践した。出来上がったも のを試しに使ってもらいたいと思ったら、学内でワークショップを開催した。もっと色々 な人に遊んでもらいたいと思ったら、商店街でワークショップを開催した。何が言いたい のかというと、私たちは他のプロジェクトよりも動いたという自信があったし、インプッ ト、アウトプットを早いサイクルで繰り返したため、目には見えなくとも自分たちが積み 上げている力に自信があった。その自信はそのまま自分たちが行っている活動に対する自 信にも繋がった。これらの経験から、自分たちの中に生まれた疑問や欲求を解決するため に積極的に現場に脚を運んで、見て、感じ、自分なりに咀嚼して、それを自分なりに表現 して次に繋げるということが重要であるということを学んだ。
「意見を出し合う難しさ」
 プロジェクト活動において一番重要なのは、話し合うことだと思う。自分の考えをメンバーにいかに正確に伝えるか、メンバーの意見をいかに正確に汲み取って返すかを自分は 大切にしていた。でも全員が話し合いの場で発言するかというとそれは難しい。発言しや すい雰囲気作りは私の個人的な目標であった。誰のどんな発言にも根拠があってしている のであって、無駄なものはない。何気ない発言がヒントになって状況と好転させることも ある。だから、メンバーの意見を漏らさず拾う事は大切なのだ。しかし、その場で意見を 言えずに飲み込んでしまうメンバーが多く、勿体無いと感じた。言えない理由として、批 判されるのが怖い、発言が的を得ていなかったら恥ずかしいなどということが考えられ る。しかし、もう一つあげられる理由として、私の口数が多かったというのもあるのでは ないかと反省している。プロジェクト活動をより良くしようと頑張って発言するようにし ていた。また、自分が発言することで周りも発言しやすくなるのではないかと考えてい た。しかし、結果的に私が発言するから自分はいいかと思わせていたのではないだろう か。これらの経験から、話し合う際に周りの人から意見を引き出すことの難しさと、自分 の発言に対する周りの反応や意見を聞くバ��ンスが大切なのだということを学んだ。
「挑戦と失敗から培ったもの」
 ��ず、これであっているのかと現状が不安になる時が来る。今作っているものは必要とされているのか、ちゃんと問題解決につながっているのかわからなくなってしまうのであ る。そういった漠然とした不安から立ち止まりそうになることもある。明確なゴールがあ るわけではないプロジェクト活動において、これは避けられないことだと思う。しかし、 1年という限られた時間の中で活動している私たちにとって、そのような不安によって立 ち止まっている時間はない。ならば、やるだけやって当たって砕けるしかないのではない だろうか。そういった考えから私たちは、メンバーを募集する段階で提示した条件として 「トライアンドエラーを繰り返すことができる人」という項目を設けた。これが一番大切 な項目であり、私たちの活動の要であると言える。このトライアンドエラーを繰り返すと いう事は、とても精神的な強さが必要である。うまくいかなくても決して折れてはいけな いし、自分の作り上げたものに対して否定的な意見もプラスに変えていかなければならな いからである。私たちの最初のトライは、自分たちなりに良いものを作り上げたという気 持ちから自信満々で臨んだのだが、結果は悲惨だった。想像を超えたエラーが多数あり、 面白いと思っていたものがつまらなかったという、根底からひっくり返されてしまう結果 となった。メンバー全員が実際に盛り上がっていないというのも肌で感じてはいたが、フ ィードバックとして突きつけられると、これはかなりショックの大きなもので受け入れが たく、チームとしての空気が重くなったのを感じた。しかし、ショックは大きかったが落 ち込んでいる暇などない。やる事は明確である。今回うまくいかなかった部分を改善する ために動くのである。そこから何がいけなかったのか話し合い、問題点と解決策を出し合 った。そこで出た解決策をまとめ、次のトライの日に間に合うように、ひたすら改善して いく。その繰り返しである。それでも次のトライではまた別のエラーが見つかるのだが、 何よりも明らかに前回のトライよりも良いトライができていることを実感することができ た。これによって自分たちは前に進んでいるという自覚が芽生え、新たに見つかったエラ ーも改善しなければならない嫌なものとしてでなく、むしろ私たちの伸びしろである良い ものなのだと捉え方が変わった。これを一度知ってから、私たちのトライアンドエラーの サイクルは加速していった。赤ちゃんだって、歩き始める時には何度も歩こうとして転ん で、また立ち上がっては転んでを繰り返して歩けるようになる。人は挑戦と失敗を繰り返 して成⻑してきたのだ。なのにいつから失敗を恐れるようになってしまったのか。失敗は 恐れるものではない。むしろ成⻑の余地がある喜ばしいことなのだ。それに気づくことが できたことが一番の大きな学びなのではないだろうか。これから社会人として社会に出て も失敗することなんていくらでもあると思う。でもその失敗をいかに次に繋げるかが重要 かを知ることができた。
「仕事を任されるということ」
 全ての仕事を 1 人で背負う事はできない。たくさんあるやるべきことをメンバー全員で分担して各々進めていくのである。その中で生まれた問題点が3つある。まず、メンバー 全体に均等な仕事の配分がなされていなかった事だ。この原因としてメンバーを信頼しき れていなかったことが挙げられると思う。任せるよりも自分でやったほうが早いし確実だ と思ってしまうと自分のタスクばかりが増え、比例して不満もたまる。これは良くないと 感じた。何もメンバーの人間性まで信頼しろというわけではない。1 人の人間として、仕 事仲間として信頼して仕事を任せる事が大切であると学んだ。次に自分が全体のどの部分 の作業をしているのかを把握できていない人がいた事だ。全員で進めてきたのだから全員 が状況を把握していて然るべきであると思っていたが、中には全く把握できていない人が いて、把握できていないがために作業効率が悪い。こうなると重要な部分の仕事は任せら れない。他人に求めるのは難しいものがあるが、全体像と自分の立ち位置の把握は必須だ と学んだ。そして最後に情報共有が不十分であった事だ。情報共有が不十分であるとどの 作業がどの段階まで終わっているのかがわからない。進捗報告は重要であることを学ん だ。全体を通して、何かを任された時は作業をするだけでなく、どの作業がどの段階まで 終わっているということを提示しつつ、全体を見て動かなければならないのだということ を学んだ。
「活動を終えて」
 1 年間のプロジェクト活動を通して、プロジェクトを行なってよかったかと問われれば迷いなく“よかった”と言える。その理由として一番大きいのは、自分の成⻑を感じられた からだ。これまで座学によって詰め込んできた知識を存分に発揮できる場であったし、興 味関心を深められる場でもあった。もちろん、辛いことも多かった。メンバーと衝突する こともあったし、失敗した時は落ち込んだ。加えて、私たちの活動は経済的にも体力的に も負担が大きかったため、満身創痍であった。でもこの経験をしたからこそ、これから 先、自分と違う意見も一つの意見として素直に聞き入れられるだろう。しんどいと感じた 時、もう一踏ん張りできるだろう。会社に就職したとしたら、自分に任された仕事を責任 持ってやり遂げられるだろう。この 1 年間で私が得たものは、デザインの知識だけでな く、大人になるということ、社会に出られる人間になるということを肌で感じ、学びとる ことができた。この経験から得たものは、机と鉛筆で学ぶことのできるものではない。今 回のプロジェクト活動で学んだことをどのようにこれからの人生に生かしていくか、そこ までがプロジェクト学習なのだと思った。私は私なりにこの経験をこれからの自分に生かしたい。
自分の活動一覧
宿泊先・飲食店等手配 70
フィールドワークのしおり製作 30
スラックの理解・その他アカウントの開設・準備 10
箱根・小田原フィールドワークのリフレクションレポート 10 
外国人と交流できるバー・カフェ調査 10
英会話体験 Tumblr まとめ 10
ワークショップ体験 Tumblr まとめ 10 
ワークショップ案の考案 10
布川さん はんこワークショップ後のリフレクション 10 
教員相談会 10
LINE 通話 話し合い 10
第 2 弾企画案の考案 10
小田原市の竹井さん訪問 25
プロジェクト起案準備 40
プロジェクト起案発表会 100
プロジェクトロゴ制作 100
SNS 各種設定 70
活動に関するメンバーの感想の取りまとめ 100
プロダクトロゴ制作 100 
戶越銀座ワークショップの宣伝ポスター制作 100 
戶越銀座の場所の手配 100
前期発表時系列ポスター 50
最終発表チラシ 70 
0 notes
kamihirapro2019 · 5 years ago
Text
プロジェクトリフレクションレポート
渡邉
1.プロジェクトを通して学んだこと
「現地調査でしかわからないこと」
 私たちは本格的にプロジェクト活動が始まる前に3日間箱根で研修旅行を行った。その中で実際に箱根細工を作っている工房や販売しているお店を訪れ直接話を伺った。 研修前は箱根細工は箱根で作られているものだと思い込んでいたが、実際は工房は足柄にあり、箱根細工が売られているのは小田原であると知り驚いた。 また、小田原駅周辺で外国人にインタビューを行った。英語に自信もないし、外国人と話すことに抵抗を持っていたため、勝手に壁を感じていた。しかし実際話を聞いてみると、実は外国人の方が日本人に壁を感じており話したがっているということがわかった。 実際に現地に行って、現地の人の話を聞くことの大切さを感じた。また、思い込みは視野を狭めることもわかった。
「コミュニケーションは雰囲気作りから」
 外国人とのコミュニケーションツールを制作するにあたり、自分たちが実際に外国人と会話をしてみるため、各自で英会話カフェに行った。 どういう場か知らなかったため話せるかどうか緊張していたが、相手をしてくれたフランス人の女性が気さくで話しやすかった。 英会話に慣れていない私たちにも会話がしやすいように、ゆっくり話してくれ、まずは自己紹介、それから自分の趣味など身近な話しやすい話題を振ってくれたおかげで、活発に会話をすることができた。 そこから、コミュニケーションを取るためには話しやすい雰囲気づくりが大切であると気づいた。
「失敗を恐れず挑戦する」
 7月に戸越銀座ではんこを用いたうちわ作りのワークショップを行った。戸越銀座は外国人が多い、夏場なのでうちわの需要があるということで行われたワークショップだったが、実際には微妙な結果に終わってしまった。 ワークショップ当日はたまたま雨が降っており気温も低く、普段より人通りが少なかったためか、外国人はおろか、そもそも人があまり入らなかった。 その後のふりかえりで場所選びの重要さ、天候に左右されない場にするなど様々な反省点が浮かび上がった。 たとえ結果が失敗に終わっても、やってみることでわかることもあるということに気がついた。
「意識の統一の大切さ」
 前期の中間発表の後、���ロダクトのターゲットの再確認をした。前期の活動でははんこを使ったうちわ作りのワークショップを行なっていたが、本当にやりたいのはそれではないと気がついた。またメンバー全員の意識が揃っておらず、はっきりしていなかった。 プロダクトのターゲットを 外国人に話しかけたいけど一歩踏み出せない人“”と明確にすることでプロジェクトの意識がまとまり活動の方向もはっきりしたと感じた。 実際、バラバラだった中間発表の準備の際はポスターやパンフレットのデザインにも統一感がなく、雰囲気もモヤモヤしたものがあり、プロジェクトメンバー間の空気もよくなかった。
「何事も事前準備が大切」
 後期になって、前期のうちわワークショップから一転して新たなコミュニケーションツールを制作することになった。このツールはネットワーク情報学部らしい要素を加えてみようということで箱から声が出るものである。制作の際、私は箱の設計図を制作した。これはイラストレーターでいきなり作ると混乱しそうだな、と勝手に作り始めたものだったが、何度もサイズ変更をしたり、パーツを組み合わせる際に役に立ったのでよかったと思う。簡単にでもプロダクトを実際に絵で描くことで作りやすくなったので、事前にまとめることは大切だと感じた。
「プロジェクト活動は適材適所」
 最終発表の準備の際、前期での反省を生かし、デザインに統一感を出すためアートディレクターにまとめてもらったり作業をきっちり分担したり上手くいっていたように感じた。一方で私は個人的には自分は何もしていないと感じていると言ったことがあったが、その際プロジェクトリーダーが「働いてないと思ったことはない、できるところで頑張れば良い」といったことを言ってくれたのが印象に残っている。また、別のメンバーも「適材適所だよ」と言ってくれたのを覚えている。 プロジェクト活動は自分1人でやるのではないのだから、自分に出来ることは頑張って、そうでない部分は得意なメンバーに任せれば良いのだと理解した。
2.仕事の貢献度
箱根・小田原 フィールドワーク 10
箱根・小田原フィールドワークのリフレクションレポート 10
外国人と交流できるバー・カフェなど一人3件ネットで調べる 10
英会話体験Tumblrまとめ 10
ワークショップ体験Tumblrまとめ 50
(6/13)教室内ワークショップ 企画10
ワークショップ案の考案10
布川さん はんこワークショップ後のリフレクション 10
教員相談会 10
LINE通話 話し合い 10
次なる(第2弾)企画案の考案10
入門ゼミ インタビュー 10
秋葉原 部品調達50
ゲストハウス訪問10
各講義話し合い準備 10
UXロケット準備 10
各講義話し合いに必要な物購入 10
プロダクトの制作(レーザーカッター) 10
プロダクト設計図作成(顔のデザイン、箱の設計図)  80
写真撮影(活動風景)  50
写真撮影(プロダクト) 100
プロジェクト経費の管理100
動画撮影(ワークショップ、国際交流館訪問) 100
イラスト(動画の箱のキャラクター) 100
中間発表パンフレット制作 75
プロフィールブック制作 25
兼田さんにフィールドワークの成果を共有50
議事録制作 10
0 notes
kamihirapro2019 · 5 years ago
Text
プロジェクトリフレクション
池田
1. 1年間のプロジェクト活動を通して
2. 製作
2-1 仕事を引き受ける責任感
 このプロジェクトで前期に行った紙うちわとゴムハンコを用いたワークショップでは自分はあまり活躍できなかった。デザイン面はCDの皆が担当してくれて、ゴムはんこの製作も正直自分は不器用なので担当せず、レーザーカッター を担当したが、レーザーカッター のデータは福岡君が用意してくれたので前期は正直あまり貢献できていなかった。後期にデジタルのものをやろうということでマイコンが出てきたときは自分一人しか担当できないということももちろんあったが前期に感じていたプロジェクト活動の貢献度に対する負い目もあったので「やる」という意志と責任感を持つことができた。マイコン自体久しぶりに触るのでプログラムがうまくいかない、なぜか動かないなど壁にぶつかったが負い目と責任感からなんとかやり遂げることができた。責任感についてはプロジェクトの自己PRの部分に書いたような覚えがあるが、改めて「自分がやらなければいけない」という責任感の大事さを実感した。
2-2 無茶ぶりに対する対応
 光センサーを使ったプログラムがなかなかうまく動作せず、試行錯誤を繰り返し、期限が迫っていたので夜中も徹夜してなんとか完成させたプログラムをプロジェクトの時間にワーキングスペースに持って行ったらいきなり方向転換になりプログラムがゴミになったときは流石に怒りを覚えたが、改めて提示された条件を満たすことのできるプログラムを家でいじっていたときに就職をしたらこんな理不尽なことの毎日なんだろうかとふと思うようになり、そう考えると怒りも自然と消えて行った。急な内容の変更とそれに伴う納期の厳しさは就職したらひょっとしたら何度も味わうことになるかもしれない。そう考えるとこのプロジェクト活動で良い経験をさせてもらったのかもしれない。
3. グループワーク
3-1 考えの共有
 今回私はソフトウェアの実装を担当し、外装のハードウェアは他の人の担当になっていたため、どのようなハードウェアなら動作できるか、理想はなんなのか、どこまでなら設計可能かといったソフトウェアを担当する私の考えとハードウェアを担当してくれた人の間でお互いの考えを共有する必要があった。第一段の光センサーについては光センサーを外に出す仕組みや衝撃の吸収にはどうすれば良いか、配線の量や長さはどの程度になりそうといった話し合いがあったがボツになったため全てなくなった。新たな案として出てきた顔ごとに声が変わるというアイデアを実現するためには何が必要か。まず必要なセンサーを私が探し出し、どのようなデザインにするかを話し合い、レーザーカッター で切り出し、そして組み立てるという流れだったが私自身の手違いというか考えの行き違いというか加速度センサーでは正面の顔を判定することはできないからデザインを変えてくれや、このままの設計だとうまくいかないなどてんやわんやになってしまった。どんな小さなことでも考えを共有した方が良かったと思うし、変更するかもしれないなどもう少し連絡を取り合うべきだった。
3-2適材適所
 プロジェクト発表会でのポスターやハンドアウト等私は一切関わっていなかったがすごいなという印象を受けた。コンテンツがひと段落し、私の仕事は終わってもみんなが忙しそうに作業をしていたので作業を手伝おうかと思ったがおそらく私が手伝ったとしても余計な手間を増やすだけだと思い、そこで以前からこうなったら良いよねと話していた近くにきたら箱が話しかけてくるというものを実現するために距離センサーを導入した。(音声データは残念ながら用意することは間に合わなかったが)今思えば良かったように思える。自分があまり力を発揮できない分野に手を出すよりも自分が本当に力を発揮できる部分で出来る限り限界のことをやることがより良い結果へとつながっていくのではないか。そう感じた。
4.社会
4-1知り合いの重要性
 私はあまり知り合いがいない。類友というか同じ趣味を持つような人の交友関係しかなく、頼りになる知り合いなどはほとんどいない。今回のプロジェクトに至っても前期ゴムハンコのレクチャーがなければどうなっていたのか予想もつかない。経営学の授業等でも知り合いは多く持つべきだとよく言われていたがようやくその意味を理解することができたように思う。気づくのが遅すぎたようにも思うが今気づけて良かったと思う。もっといろいろなことに挑戦しいろいろな世界を見てその上で頼りになる知り合い等交友関係を増やすことができるように意識していこうと思う。
5. まとめ
 1年間のプロジェクト活動を通して自分でも少し成長できたんじゃないか。そのように感じた。PCの応用演習の最終発表の作品でも最低限動いているからこれで良いやと妥協していた人間がもう少し箱のデザイン変えた方がいいんじゃないか。機能を一つ付け足すかといったことをするとは思いもしなかったし1年生と2年生の頃の私を知っているプロジェクトのメンバーは驚いているんじゃないかと思う。プロジェクトを選択する時に楽なプロジェクトに行くという選択肢ももちろんあったがこのままじゃいけない。しっかりとしたプロジェクトで勉強をして成長するべきだと思い上平プロジェクトを選択したのは間違いではなかった。
6. 仕事の貢献度
箱根小田原フィールドワーク 10
箱根小田原フィールドワークリフレクション 15
外国人交流カフェ 35
ワークショップ体験 35
教室内ワークショップ 25
紙うちわレーザーカッター 25
ワークショップ案考案 25
ハンコワークショップリフレクション 25
教員相談会50次なる企画案の考案 20
小田原周辺国際関係施設の調査35
秋葉原 部品調達50
ゲストハウス訪問アポイント 0
ゲストハウス訪問50
プロダクトプログラミング 100
プロダクト設計図20
プロダクトの製作(レーザーカッター)20
動画撮影(ゲストハウス)25
0 notes
kamihirapro2019 · 5 years ago
Text
プロジェクトリフレクションレポート
熊崎 
1.プロジェクトを通した学び
1.1.調査の中で学んだこと
「何事もきっかけを掴むのが大事」
 私たちのプロジェクトでは3月に箱根へ研修に行った。そこで、箱根の寄木細工の工房を見学させてもらったり、実際に寄せ木を使って製品を作っている店舗へお話を伺いに行かせていただいたりした。それだけではなく、箱根に来ている外国人に突撃インタビューをしたのだが、まず8人を3グループに分け、3人、3人、2人のグループを作った。英語に自信のない私を含めた3人は外国人に話しかけるのにとても勇気がいった。最初に1人の班員が話しかけるきっかけを作ってくれたので、残りの2人で拙い英語を使いインタビューをした。突然話しかけたにもかかわらず、相手の方々は優しく、私たちは少し自信がついた。1回インタビューを経験した私たちはそれをバネに次々とインタビューをすることができた。その日の夜にホテルであった外国人にもその日得た勇気を使い、話しかけることができたのも印象深い。一回勇気を出すことができれば、その後にも活かせることがわかった。「物事は表面だけで捉えてはいけない」 箱根の調査を経てわかったこととしては、外国人も日本人に対して「話してみたくても日本人は忙しそうだったり遠慮がちだったりで話しにくい」ということだ。一見、外国人は日本人と性質が違い、ガンガン話しかけに行くイメージを私は持っていたのだが、このインタビューを通してそれを学ぶことができた、 また、授業内でも行った、鏡面的ワークショップでは、自分が思っていたイメージとはだいぶ違った印象を他人から言われたことがあった。それは、自分からみた自分と相手から見た自分が違うことがわかり、より深く自分を知ることができた経験だった。
1-2.前期に学んだこと
「他人の壁ほど厚いものはない」 まず、私たちが日本人と外国人を結ぶために考えたうちわ作りワークプロジェウトリフレクションレポートNE29-0205G 熊崎 結花ショップだが、知り合い同士であれば話は弾んでいても、日本人同士でさえ、他人と話すという行為が難しいことがわかった。第一段階として参加者と開催者側もそこが初対面であるため、その間でも会話がおぼつかないことも多かった。その間ですら会話がおぼつかないのに、参加者同士で話すとなったら余計にハードルは高くなるであろう。また、アイスブレイクという初対面同士の緊張をほぐす過程も考えないと、他人と話すことへの導入すらもできていないこととなる。今回、他人と話してもらうにはどうしたら良いかを考えることは私が最初に考えていたレベルよりもはるかに高い問題かを理解できた。「実際に体験することで新たな発見がある」 自分たちで考えたワークショップからどのようなコミュニケーションが生まれるかばかりを考えることが最初は多かった。だが、グループを半分に分けて体験する側と説明する側に分かれて予行練習をしたとき、参加者でないとわからない視点でそのワークショップを体験でき、疑問点がたくさん上がってきた。このように、実際に体験する人の気持ちになってみないとわからないことはある。「連絡も大事だが反応も大事である」 夏休み前、最後の集まりの  時に��題に上がったことが「連絡」についてである。誰かがレスを投げ かけても誰も反応していないことが多く、そうすると発信した側も心が折れてしまうのだ。なので、私たちの中で、返信はしなくてもいいから、何かスタンプ等で「反応」はしようという取り決めをした。人の気持ちになって考えてみることは大切なのである。
1-3. 後期に学んだこと
「ターゲットとゴールを全員で統一する」
 前期の活動を通して、そもそも外国人と話したことのない日本人は、外国人と  喋ることを望むかということも議題に上がった。だったらハードルを下げ て、「外国人と喋ってみたい日本人」をひと押しできる製品を作ることにした。また、前期の活動をしていくうちに、プロジェクトのゴールが人によってずれてしまっていたので統一をした。当たり前だが、グループで活  動する 時には、みんなで達成目標を統一しないと活動のペース やモチベーションに関わってくるのである。「適材適所に動く」 後期は、前期の活動を受けて製品を0から作り直した。その結果、「ネットワーク情報 学部らしさ」の取り入れられた製品を作ることになった。今まで回路や電子関係のことをやってこなかったので、ここでは、PC専攻 のメンバーが活躍していた。それをみて、私ともうひとりのMP専攻組は中間発表に向けて 動画 を作 成することにした。その時、リー  ダーが言っていた「今までメンバー全員が 働いてないとは思ったことがない。得意なところで頑張ってもらえればいい」という言葉は今でも覚えている。自分の得意分野でないところで無理に 動くのではなく、自分の動ける 範囲で頑張ることが大切だと教えてもらった。「生の声は大切にする」 実際に、私たちが作った製品を外国人に体験してもらった。私たちが自分たちで体験した時は大した感想 も出てこなかったが、やはり私たちがター ゲットにしている外国人にその製品を触ってもらい生の声をもらうことができたのは良かった。上記にも 述べ た通り、制作段階でわからないところも見つかり、さらなる改善点が見つかった。
1-4.まとめ
「試行錯誤は大歓迎だ」
 この1年間を通して、まずはやってみることを学び、そこでわかったこと、 失敗 したこと、もっと伸ばせること、そのまま採用 していけること、すべてひっくるめてわかった。そして次の製品を作成し、また新たに同じ観点で学んだことがある。何もかも試行錯誤 を重ね ていくうちに学んだことが増えていき、それを経て新たに進んでいくことができるのだ。
2.仕事の貢献度
・箱根・小田原 フィールドワーク 10
・箱根・小田原フィールドワークのリフレクションレポート 10
・兼田さんに、フィールドワークの成果を共有50
・外国人と交流できるバー・カフェなど調査 10
・ワークショップ体験 Tumblrまとめ 10
・(6/13)教室内ワークショップ 企画10
・ワークショップ案の考案10
・布川さん はんこワークショップ後のリフレクション 10
・LINE通話 話し合い 30
・次なる(第2弾)企画案の考案10
・外国の方 収録音声録音20
・ゲストハウス訪問 アポイント 50
・イラスト(プロフィールブックの顔、動画の箱のキャラクター)10
・ロゴ制作(上プロの)10
・SNS各種設定(Instagram)100 
・ロゴ制作(プロダクトの)10
・議事録制作 10
・前期発表会のハンドアウト制作 10
・後期発表会のムービー 50
0 notes
kamihirapro2019 · 5 years ago
Text
プロジェクトリフレクションレポート
福家
1.プロジェクトで学んだこと
1-1.実地調査の重要性
 自分たちのプロジェクトでは、最初に今回、テーマとなる箱根、小田原に調査に行った。そこでは、自分たちから外国人旅行者の方に、寄木細工や日本人について質問をしたり、寄木細工を作っている方に話を聞いたりした。この経験を通して自分が学んだことは、実地調査の重要性と思いこみの怖さである。実際に、実地調査に行くまでは、外国人旅行者は日本人にほとんど興味を持っていない、自分たちの時間を大事にしたいのではないかと自分は考えていた。しかし、実際に現地で話を聞いてみると、日本人とは接してみたいが、日本人はみんな忙しそうにしていて、話しかけてみたくても話しかけることができないという意見をもらえた。自分が思っていたものとは全く違う答えが出てきてとても驚いた。この体験がなければ、自分はこのプロジェクト活動中、ずっと、外国人は、日本人に興味を持っていないという思い込みを持って活動をしていたと思う。この体験から現地での調査、実際にそこでいる人から話を聞くことはとても重要で、大切なことだということを知ることができた。
1-2.英語が喋れることによるコミュニケーションの深まり方
  このプロジェクトは、寄木細工の廃材を使った異文化とのコミュニケーションツールの作成というテーマで1年間活動を行ってきた。テーマにある通り、異文化とのコミュニケーションツールのため、外国人から意見をもらったり、コンテンツに対するフィードバックをもらうことが多かった。自分は、プロジェクトメンバーの中でも、特に、人と話をすることが好きなため、多くの外国人と会話をすることが多かったと感じている。しかし、外国人とのコミュニケーションをとっていると、とても難しく感じた。特に、英語である。自分は、英語が喋れなくても、翻訳ツールを使えば、コミュニケーションをとることは可能だと思っていた。しかし、実際に話してみると、英語を聞き取る力、発言する力がないと、外国人とうまくコミュニケーションをとることはできなかった。翻訳ツールは会話の手助けとして使う分には、とても役に立ったが、深いコミュニケーションをとるためには、英語を聞き取る力、発言する力は必要だとプロジェクトを通して学んだ。
1-3.日本人と外国人の感じ方の違い
 コンテンツを作っていく上で、自分たちから外国人の方に、コンテンツのフィードバックをもらいに行ったことがある。その時、持っていったコンテンツは、角度によって違う音がなる箱にデフォルメされた顔が書かれており、角度を変えると、その面に書かれた顔が喋るというものだった。自分たち日本人は、箱に書かれたキャラクターが喋るということは別に変なことではなく、逆に面白いものだと考え、このような考えになったのだが、実際に外国人の方に触ってもらうと、なぜ、箱に顔が書かれているのか、疑問を持たれた。また、箱に書かれた顔が喋るのも怖く感じるとの意見ももらった。これらの意見をもらって、日本人と、外国人の文化の違いによって、感じ方には違いが出るということを学ぶことができた。
1-4.見る人に合わせたデザイン
 自分は、プロジェクトのウェブサイトの作成を担当した。その中で、特に自分が大事にしたのは、見る人に合わせたデザインである。一番最初に作った、うちわワークショップのウェブサイトは、見ただけで、ハンコを押す何かがあるんだ、ということがわかるように見出しをデザインした。また、最終発表のウェブサイトは、お客さんは、一般の方だけでなく、高校生などの若い方も来ることから、SNS風に活動を見てもらえるようなデザインにした。また、文字が多いと、スマートフォンのような小さい画面では、見ることが難しく、流されてしまうと考え、写真を多く入れ、文字を少なく、写真だけで雰囲気を感じ取ってもらえるようなデザインにした。第一印象で見た人の興味は変わる、教授に言われたこの一言がとても大切なことだと感じた。確かに、第一印象でそのウェブサイトを見ようか、考える時がある。第一印象でみるか見ないかが分かれてしまうウェブサイトにとって、みる人に合わせたデザインはとても大切なことなんだということを学んだ。
1-5.発言しやすい雰囲気づくり
 自分たちは、授業時間内での集まりの他に、SNSを使って、意見を出し合うこともした。しかし、顔をあわせれば、意見は出るにも関わらず、SNSを使って意見を出し合った時には、発言はとても少なかった。自分は、相手の表情が見えない中でいちばんに発言して、見当違いのことを言ってしまったらどうしようと考えているからではないかと思った。そこで、自分は意見をSNSで求められたらなるべく早く返すように努力し、発言しやすい雰囲気を作ろうとした。また、自分たちが作っていたコンテンツがあまりうまくいかず、また、考え直さないといけなくなり、少し空気が重く、発言しにくいときも、見当違いでもとりあえず意見を発言し、意見を出しやすい雰囲気にしたいと心がけた。これが他のプロジェクトメンバーにとってうまく働いたかはわからないが、発言しやすい雰囲気を作ることは、いいアイデアを産むためにも、必要なことだと学ばせられた。
1-6.まとめ
 自分が1年間プロジェクトで活動してきて、いちばん学んだことは、「思い込み」はデザインをする上で絶対に ダメなことであり、自分で様々 なことを経験し、思い込みを無くしていかなくてはならないということである。外国人とは翻訳ツールで会話ができると思う、外国人は、日本人とはあまり関わりたくないと考えていると思う、日本人はこのツールを面白いと思うから外国人もこのツールを面白いと感じると思う。これらは自分の思い込みで、調べてみると全く違う答えが返ってきた。これらの思い込みをなくすためには、実地調査や、実際に人に話を聞く、フィードバックをもらうことでなくすことができる。この学びはこれからの生活の中でも生かしていきたいと思う。正直 言って1年間プロジェクト活動をしてきて、満足 できたか、と言われれば、満足 できていない。もっと早いうちからコンテンツの修正 をしていれば、もっとメンバー間で進捗の報告 を細かく行っていれば、もっとたくさん考える時間をとっていれば、もっと良くなったのではないかと考えることがある。しかし、1年を通して、9人というたくさんのメンバーがいるグループで誰も投げ 出す事なく、最後まで活動することができたのは、とても 達成感があり、いい経験になった。この経験を糧にして  残り少ない学生生活、社会に出てからも頑張っていきたい。
2.仕事の貢献度
箱根・小田原 フィールドワーク 10
スラックの理解10
箱根・小田原フィールドワークのリフレクションレポート 10
外国人と交流できるバー・カフェなど。一人3件ネットで調べる 10
英会話体験 Tumblrまとめ 10
ワークショップ体験 Tumblrまとめ 50
(6/13)教室内ワークショップ 企画 10
ワークショップ案の考案10
布川さん はんこワークショップ後のリフレクション 10
企画書の作成 75
次なる(第2弾)企画案の考案10
入門ゼミ インタビュー 10
秋葉原 部品調達50ゲストハウス訪問 10
ウェブサイト 50UXロケット準備10
UXロケット当日発表 10
プロダクトの制作(レーザーカッター) 50
写真撮影(活動風景、プロダクト) 50
動画撮影(ワークショップ、国際交流館訪問、ゲストハウス訪問) 10
0 notes
kamihirapro2019 · 5 years ago
Text
PROGRESS
福岡
1.チームワークで大きなテーマに挑む
 2019年の上平・杉田プロジェクトは、寄木細工のはい材を用いて、日本を訪れる様々な文化圏の人々と、慣れない相手に物怖じしてしまう日本人を結びつけることがデーマであった。説明会やその他の機会を通じて、起案した3名から、プロジェクトのテーマを聞いた際は、抽象的すぎて、正直、約1年間、どのようなことをしていくのかを全く予想ができなかった。だが、現在では、目に見える形で成果物があり、プロダクトとしてしっかりブランディングを行う次元まで到達できたことは感無量である。それは「より良いものにしよう」と、1つ1つのイベントや区切りの後に、必ずリフレクションをして、得た気づきをもとにさらに向上する意欲を、メンバー各人が持ち続けられたことによって成し遂げられたのだと思う。
2.“目に見えない” という価値
 プロジェクトの活動は、すぐにプロダクトの製作に着手せず、ワークショップ・英会話を体験してみる機会が比較的長かった。 ワークショップ・英会話の体験は、自分自身では踏み出せていなかった世界を知り、世界がどんどんと広がったような気がして、個人としては楽しかった。しかし、正直この時期は、プロジェクトの明確なゴールが見えず、活動に参加するという意味ではモチベーションが低下していた時期でもあった。 この期間は、ひとりで「なにかを生み出す」ことに取り組もうとする場合であれは、進んでやりたいと思えず、つい省略してしまいがちであるけれど、そういった一見すると目に見えた成果にならないようなことに一生懸命力を注いだ経験が、後期に製作したプロダクトのコンセプトにもしっかり反映させることができた。ワークショップを開催すること自体を目的化したり、開催した事実に満足してしまってはいけないが、事前にリサーチを十分に行うことは、避けて通ってはいけない過程であって、意義のあることだと、現在になって感じられるようになった。
3.WEBサイト製作をディレクションする経験
 通年役職として、WEBサイトの製作を担当した。とはいえど、私は「ディレクションとしての立場で、まとまりの良い情報構成を考えて提案したり、スケジュールやWEBを担当していないメンバーへの協力依頼といった庶務が中心となった。6月頃に初めてプロジェクトのディレクトリにアップロードしたWEBサイトは、7月7日に行われる多文化間交流を趣旨とする消しゴムハンコワークショップのイベントを告知することを目的としたものであった。グローバルを意識して、英語を主とする文章構成にしたり、海をイメーシした青基調にしたりするなど、根拠を持ったWEBデザインを行うことができた。しかし、当時は、WEBサイトの役割分担が思うようにできず、担当する分量が大きく偏ってしまっていた。
 その後、プロジェクトの最終発表に向けたWEBサイトのデザインも行ったが、初めてのWEBサイト製作の際に生じた役割分担に関する課題点の改善を目指した。実装のスケジュールに焦りが出ないよう、10月��旬という早い段階から2人で毎週金曜日の活動前の時間に欠かさずに集まって、コンセプトや想定するユーザを2人で共に検討したり、次週までに何をするべきかを具体的に確認をしてから、1週間各自でやるべき作業に取り組むようにした。さらに、共有しているHTMLファイルを編集する際も、自分自身がどこまでを次週までに編集するべきかを明確化できたことにより、お互いが気持ち良く、スムーズにWEBサイトを製作することができたと感じ、満足のいく役割分担ができたと考える。
 WEBサイトのデザインについては、カラーをもう少し入れた方がプロダクトがより映えるのではないか、といったフィードバックをもらっているが、プロダクト概要紹介スペースに動画を挿入したり、サブコンテンツとしてインスタグラムを模したコンテンツを設けるといった、オリジナリティ溢れるWEBサイトに仕上がっている。
4.作業を分担することで生まれる品質
 後期は、主に木材をレーザカッターで加工する作業を担当した。具体的には、イラストレータでレーザカッターに切断して欲しい箇所を線に表すことや、レーザカッターでの切断速度といったコマンドの調節を行った。 おおむね単調な作業であったが、作業の正確さや、根気強さが求められる作業ばかりであったので、自分自身の強みが十分発揮でき、かつ伸ばせる役割であると考え、経験を重ねることで、切断の精度を向上していけるように奮闘してきた。
 さらに、レーザーカッターでの作業でも、プロジェクトのチームワークが存分に発揮されたと感じる。なぜなら、この作業において、イラストレータで設計図を書く作業をスムーズにできるよう、タブレット端末のペイントアプリケーションでおおまかなイメージをまとめてくれたメンバーがいたことで、私自身の設計図作成の作業をより速やかに進めることができたから、また、切断に使用する木材を調達してくれるメンバーがいたことで、思い切り試行錯誤に明け暮れることができたし、レーザカッターの速度やパワーにおいて最適な数値を研究してくれたメンバーがいたことで焦げ目の残らない美しいプロダクトに仕上げることができたからである。
5.取り組みをシェアする難しさ
 上平・杉田プロジェクトでは、学外発表の機会として10月に千葉県で行われたイベント「UX Rocket」に参加した。学内での発表の際は、専門科目としての「プロジェクト」の活動がどのようなものか、上平・杉田プロジェクトがどのような活動をしているのかをなんとなく知っているという人々を対象とするため、私たち独自の取り組みについて簡潔に説明さえすれば、おおよそプロジェクトの活動について理解してもらうことができる。しかし、今回の発表では、来場者は他大学の学生や、デザイン関連企業の方々であるため、上平・杉田プロジェクトの活動を全く知らない人々に対し、限られた時間の制約内で簡潔に私たちの活動を紹介する必要があった。そのため、説明が思うように出来ず、来場者から多くの質問を受けることになってしまった点について反省するべきである。さらに、ポスターの枚数や掲載する事項やプロトタイプの質についても、じっくりと検討する時間を確保するべきであったと考えている���
6.揺れる想い
 3月の箱根・小田原フィールドワークと11月末のゲストハウスの際、私は小田原を訪れた。小田原に向かう際は集合時間に間に合う必要があるためJRを利用したが、帰りは少し遠回りではあるが小田急線に乗っていた。小田急線で小田原から新宿方面の電車に揺られ、渋沢駅に到着して扉が開くと、反対方向の接近メロディが聴こえてくる。そのメロディがZARDの「揺れる想い」である。11月末にこのメロディを聴いた際は、これまでのプロジェクトの活動での紆余曲折が走馬灯のごとく蘇ってきた。異なる言語圏の人々とのコミュニケーションの難しさを学ぶために英会話カフェを訪れたり、ゴールデンウィークに15分ほどのワークショップに数時間並んだり、外国人の来ない戸越銀座でハンコワークショップを決行したり、など。楽しいと感じてプロジェクトへのモチベーションが上がった時期もあれば、中間発表前後のように、思うようにメンバーとコミュニケーションが取れなくて苦しいと感じた時期もあった。考えようとすれば、「もっとこうすればよかった」という点はいくらでも出てくるかもしれないが、私は、プロジェクトとして精一杯テーマに挑戦することができたと感じている。また、私自身においても、いずれの時期も懸命に活動に取り組み、そこから様々な気づきや自信を得た。これらは、きっと今後の大学生活の諸々の活動で役立ていけるだろう。
7.活動への取り組み度
箱根・小田原フィールドワークのリフレクションレポート:70%
外国人と交流できるバー・カフェなど。一人3件ネットで調べる:50%
ワークショップ体験 Tumblrまとめ:40%
(6/13)教室内ワークショップ 企画:20%
ワークショップ案の考案:50%
布川さん はんこワークショップ後のリフレクション:75%
教員相談会:75%
LINE通話 話し合い:10%
次なる(第2弾)企画案の考案:50%
東急ハンズ 木材調達:50%
UXロケット準備:70%
UXロケット当日発表:60%
プロダクトの制作(レーザーカッター):75%
プロダクト設計図作成(顔のデザイン、箱の設計図):75%
イラスト(プロフィールブックの顔、動画の箱のキャラクター):10%
ウェブサイト:75%
アートディレクション:100%
0 notes
kamihirapro2019 · 5 years ago
Text
プロジェクトリフレクション・レポート
川上
1.プロジェクトを通して成長したこと・学んだこと
1.1.立案で学んだこと
「細部を決める前に動き出すことが大切。締め切りは待ってくれない。」学生起案をして一番感じたのはスピード感が大切だということだ。細かいことが決まっていないから、先生のところに行かずに話し合っていると時間は待ってくれないことを強く感じた。大枠でもいいから、企画ができたら先生のところに持って行ってフィードバックをもらう。一回で企画を通そうとするのではなく、何度も失敗を修正しながらより良い企画を作っていくことが大切だということを学んだ。企画自体も1年間でチームメンバーと進めながら変わってくるだろう。最初からゴールを決めてしまっていてはそれ以上の成果を上げることはできないということを学んだ。
1.2.調査の中で学んだこと
「何のための調査か。きちんと理解した上で調査をすることが必要」私はプロジェクトを通して様々な調査を行なった。そこで一番学んだのは、「何のための調査かきちんと理解して調査を行う」ことだ。曖昧な状態で調査を行うと、ぼんやりとしか見えてこない。また、調査する理由を理解していないと深掘りして調査を行うこともできないことが理解できた。特に、自分だけが理解しているのではなく、プロジェクトメンバー全員が調査の理由をきちんと理解していることが必要だということを学んだ。「迷ったら、現場に飛び込む。机上で考えていても思いつくことはない。」私たちのプロジェクトは現場で考えることを第一にした。答えがわからなくなった時には実際に現地に行って調査をして考える。そうすることによって実際にそこでは何が問題になっているのかが見えてくる。そのことを繰り返したことによって、ワークショップではなくコンテンツを作ることによって新たな解決方法を作ることができた。机上で考えていただけではこんな答えは出なかったと思っている。
1.3.ポスター制作で学んだこと
「プロジェクトの全てのコンテンツでアートディレクションを行うと統一感が出る。」前期の発表の時には、ポスター、Webサイト、パンフレット、模造紙が全てバラバラのデザインを行なっていた。そのために、全体に統一感がなく、バラバラの人が行ったのがわかってしまう作品となってしまった。そこで、後期ではデザインをするにあたって定義書を作成し、それに基づいてそれぞれがコンテンツを作成した。そのおかげで、発表自体にも統一感が出て、実際に客観的な反響も大きかったので成功したと思う。「ポスターは何を伝えたいのかより誰に伝えたいのかが大事。」私ポスターを前期後期で二作品作成した。その中で大きく成長できたのは、相手に簡潔に伝えたい内容をかけるようになったことである。前期のポスターでは伝えたい内容が先行してしまい、文章が多くなってしまった。結果としてUXロケットのフィードバックでは少し文字が多いのではないかという指摘があった。そこで後期では伝える内容を誰に伝えるかをきちんと設定することで絞り込んだ。そうすることによって、ポスターの本来の役割を持った作品を作ることができた。「文字を見やすくするときにパスのオフセットを使用すると見やすくなる。」イラストレーターを使用していて、文字を大きくする時に、私はフォントのレギュラーなどを変えるか、文字自体を大きくするしか手段がないと思っていた。しかし、ポスター制作でイラストレーターを多く使用していく中で、パスのオフセットを使うということを教えてもらった。この機能を使用すれば、文字のフォントサイズはそのままで強調したい文章の部分に輪郭を付け加えることができる。
1.4.企画をまとめる際に学んだこと
「用件だけを話しても相手には伝わらない。相手は人間。ハートに訴える。」相手に何かをお願いする時、企画を説明 する時に用件だけをまとめて話しても伝わることは少なかった。それよりかは、その企画のバックグラウンドを  説明 してしっかりと順序 立てて 説明 することが大切だということがわかった。相手の気持ちに  訴えかけるように説明するときちんと理解してくれ、企画が進むことがわかった。「話し合いの際には、付箋を使うなど記録 として  残すものがあると後で簡単に見返すことができる。」2年時までに(CDなど )困 っていたことは、話し合いの時の記録 がないので、後で振り返りやまとめが中々できなかったことだ。そこでプロジェクトでは黒板 などで  意見をまとめる時はなるべく、付  箋を使って書く、模造紙にまとめて書くことを徹底 した。それによって後で振り返っても一望性 があり、また、みんなでまとめたことを個人作 業としても持ち 帰れ���ようになった。中間発表の際は付箋が大 活躍 した。ただ、書記が記録 として  残しても良いかもしれないが、付箋などで  活動を行うと、自然とコ ミュニケーションの量も増える。また、意見を 配置 ・再編集  することも簡単なので付箋を通して記録 することは話し合いにおいて友好的な手段であることが理解できた。「ペルソナをきちんと設定することで、企画の細部まで設定することができる。」話し合いをしている段階で、5月くらいまではペルソナ の設定が曖昧だったので、企画に具体性がなかった。そこで実際にレゴブロックを使用してペルソナ を作成し、カスタ マージャーニーを作成した。そうすることによって、ペルソナ の視点 になって企画を考えることができ、企画のどこがペルソナ にとって満足 できないところなのか、どこを改善 すればペルソナ により良いコミュニケーション空間ができるかを細かく話し合い、企画することができた。後期の「わーるどしゃべ る」を作るときもペルソナ の設定をきちんと行ったのでそこからプロダクトを作る時にスムーズに行うことができた。「いろいろな人からフィードバックをもらうことが大切。自分たちだけでプロダクトを作成していると、考えが凝り固まってきてしまう。」プロ ダクト、ワークショップを行うに当たって、フィードバックをもらうことが大切だということを学んだ。自分たちだけで机に座って話をしていると、意見が 偏ってしまいがちである。「この意見でいい」と思って推し進めると一つの意見に 対して 愛着 が湧いてしまう。そのため、中々違った 角度からの指摘がもらえないものである。そこで、学外ワークショップやUXロケット、中間発表、ゲスト ハウ ス訪問など学外からのフィードバックをもらえる機会を増やした。そうすることによって、客観的な意見をもらえることができ、自分たちだけでは見えてこないような答えが出てくる。
1.5.発表する際に学んだこと
「話す内容を全員で共有しておく。全員が同じ内容を話せるわけではない。」前期の発表では一人一人の説明 にムラがあり、全員が共通して  同じことを考えていないことに 気づくことができた。そこで後期のミーティングでは初めに全員で報告 する機  会と、それに  対してのフィードバックをする時間を設けた。そうすることによって発表の時に一人一人、プロジェクトが何をしてきたのか。これからどうしていくのかを明確 に話 せるようになった。さらに後期の発表当日 は説明 する際の原稿 も作成しておいたので全員がポイントを押さえて話せたと思う。「事前の準備 が大切。仕事量をガントチ  ャートで  可視化  すると、どの作業が終わっていないのかがすぐにわかる。」プロジェクトの発表になると、それぞれの仕事を分  担して行うため、誰がどのくらいタスクを 完了 しているかが分からなくなってしまう。そのため、ギリギリで他の人に  仕事が回ってきてしまうことや、機嫌までに間に合わないということが中間発表ではあった。そこで、後期の発表からは必ず、ガントチ  ャートで全体の仕事量を可視化  することを行った。そうすることでチーム内での仕事分 配での 不満 は減り、期  限内にタスクを完了させることができた。プロジェクトにおいてタスクの管理は一番大切な仕事だと思う。誰がどのくらい何の仕事をこなしているかを全体が理解していることが大切だ。
1.6.リーダーとして学んだこと
「チームメイトを信頼することが大切。そうすれば信頼される。」上平プロジェクトは全員が仲良い人たちの集まりのプロジェクトではない。そのため、プロジェクトメンバー間の信頼関係をどうすれば構築 できるのかについてかなり悩んだ。  仕事を 任さ れることで、やる気になってくれる人もいれば、進んで仕事をやってくれない人もいる。そうした時に、一番大切なのは相手への信頼 だということ。そのことを本プロジェクト学習で1年間を通して感じた。1人1人にこなせる仕事の 量は違う。また、プロジェクトに対する モチベーションも違うだろう。そういったときに相手を信頼 して話をすることが大切である。自分が信じていなければチームメイトもそれに応えてはくれない。中間発表では自分がチームメンバーを信じきれずに仕事を自分でほとんどこなしてしまった。そうしたことで、自分のタスクがオーバーフローしてしまい、パンクしかけてしまった。後期活動からは自分の苦手な分  野や、 得意 でも相手の方が優れていたらお願いをきちんとするようにした。「お願い」ができるのは信頼関係がなければできないと思う。上平プロジェクトは全員がきちんとお願いができるとても良いプロジェクトになったと思う。「プロジェクトリーダーに一番大切なのはプロジェクトメンバーが気持ちよく仕事ができる環境を作ることである。」プロジェクトリーダーは何をすることが仕事なのか。様々な意見があると思うが、私は1年間を通して、「プロジェクトメンバーが気持ちよく仕事ができる環境 を作ることである。」だと思った。プロジェクトメンバーが不満 を持っている状態でプロジェクトを進めても上手くは行かない。また、メンバーが意見を 言いたいのにそれを言えないような環境を作ってしまっていると、プロジェクトの成長を止めてしまっているに等しい。どんな時でもプロジェクトメンバーが意見を 言えるような環境 を作ることがプロジェクトリーダーの仕事である。
1.7.まとめ
「プロジェクトは楽しく行うことが大切。ゴールは設定しないでひたすら進み続けよう」私は1年間プロジェクトを通して行うことで大きく成長することができた。2年生まで学んできた基礎を実 社会 の課題に 触れながらさらにス  キルアップさせ ることができた。結果としてプロジェクトを楽しく行うことができた。これはメンバー全員に聞いても  楽しかったと答えると思う。最終発表 直前では全員がやる気を持って自分のするべき仕事を自分から見つけて動いていた。プロジェクト終盤 になってやる気が出 始めるのもおかしい話だが、実際に自分自身もモチベーションが1番高かったのは終盤 である。プロジェクトのサイクルの進  み具 合が上がって1週1週進む ごとにプロダクトが  完成して、プロジェクトが進んでいくのがとても面白 かったし、情熱 を持ってプロジェクト学習に参加することができた。また、プロジェクトは1年間で終わってしまうと始まった  当初は思っていた。しかしながら、プロジェクトは1年間で  終わるものではない。特に上平プロジェクトは社会 のコ ミュニケーション課題について取り組んだプロジェクトである。1年間で終わら せていいはずがない。そのため、最終的なゴール設定をあえて設けずにプロジェクトを進めた。そのおかげでここまで自分たちの考えを昇華させることができたのだと思う。プロジェクトに終わりはない。私は卒業研究でも「コミュニケーション」をテーマに研究 を行おうと考えているし、将来的な  仕事も「コミュニケーション」による社会 的な 課題について解決策を探していくような仕事をしたいと考えている。「新しいことにチャレンジするのは勇気 ではなく情報 である。」“   ”“   ”「ネットワーク情報 学部は何が一番身につけられる学部ですか?」これは最終発表の時に高校 生から  聞かれた  質問であった。1年前の私なら色々考えて、「ネットワーク系のことを学 べる学部です。」と曖昧な答えを言っていたと思う。しかしその時はこう答えることができた。「新しいことにチャレンジできる勇気  を身につけられます。」と。新しいこ“   ”とにチ  ャレンジすることは「不安 」である。その先に答えがあるかないかも分からない��、失敗もするかもしれない。僕は勇気 があるとよく言われるがそんなものはないのである。それを  補ってくれるのが「情報 」であるとこの1年間を通して感じた。勇気=情報である。市役所の人とメールを行う時、何も情報 がなければ適切な文章を送ることはできないだろう。しかし、私には情報 リテラシーで学んだ適切なメールを送るス キルがある。そのため、勇気 を持ってメールを送ることができる。何もない状態でポスターを描いてくださいと 頼まれてもできるわけはないだろう。私にはIxD等で学んできたイラストレーターを扱える技術がある。新しい壁にぶつかれば情報を集めて勇気を作り、挑むことができるのである。ネットワーク情報 学部はそんな「勇気 を情報 で作る場所」だとプロジェクトを通して気づくことができた。プロジェクトを行えて本当によかった。信頼 できるメンバーと先生方、関わってくれた全ての人に感謝したい。
2.仕事の貢献度
箱根・小田原 フィールドワーク 80
Hamee 名札購入・テンプレート作成 100
フィールドワークのしおり製作 70
スラックの理解・その他アカウントの開設・準備90
箱根・小田原フィールドワークのリフレクションレポート10
湯山さんの卒業研究のヒントのまとめ 20
兼田さんに、フィールドワークの成果を共有80
外国人と交流できるバー・カフェなど。 10
一人3件ネットで調べる 10英会話体験Tumblrまとめ 10
ワークショップ体験Tumblrまとめ 10
(6/13)教室内ワークショップ 企画 30
ワークショップ案の考案 30
布川さん はんこワークショップ後のリフレクション 10
ワークショップ開催場所70
教員相談会30
LINE通話 話し合い 10
次なる(第2弾)企画案の考案 10
小田原市の竹井さん訪問 25
小田原周辺国際関係施設の調査 25
入門ゼミ インタビュー アポイント 100
秋葉原 部品調達10
外国の方 収録音声を編集40
各講義話し合い準備80
各講義アジェンダ連絡50
プロジェクト起案準備10
プロジェクト起案発表会UXロケット準備  30
UXロケット当日発表  30
各講義話し合いに必要な物購入  80
プロダクトの制作(レーザーカッター)  30
SNS各種設定20
活動に関するメンバーの感想の取りまとめ30
ポスター制作95
0 notes
kamihirapro2019 · 5 years ago
Text
第27回 講義内活動報告
12月18日(水)
参加者
川上 福田 鈴木 兼田
福家 渡邉 熊崎 池田 福岡
上平先生 杉田先生
活動内容
今後のスケジュール確認
成果集の仕事分担
先日14日の最終発表でいただいたフィードバックを受け、
今後どのように改良するのか話し合いました。
ここから2月まで忙しそうですが、
今日で、年内の活動は一旦終わりです。
みんな本当にお疲れ様でした!!!
執筆者 鈴木
0 notes
kamihirapro2019 · 5 years ago
Text
時間外の話し合いPart15
12月13日(金)
参加者
川上 福家 鈴木 福田
福岡 渡邉 熊崎 兼田 池田
活動内容
最終発表の準備
明日は最終発表です。
準備万端!
中間発表の時の前日は大喧嘩してたけど。
今回はみんな心に余裕があるねw
明日頑張ろう!!!!!
Tumblr media Tumblr media Tumblr media
執筆者 鈴木
0 notes
kamihirapro2019 · 5 years ago
Text
第26回 講義内活動報告
12月11日(水)
参加者
川上 福田 鈴木 兼田
福家 渡邉 熊崎 池田 福岡
上平先生 杉田先生
活動内容
最終発表に向けての準備
今回は、最終発表に向けての準備をしました!
プロフィールブックを作ったり・・・
Tumblr media
プロダクトを作ったり・・・
Tumblr media
話し合ったり・・・
Tumblr media
なんとか、最終発表までに準備終わりそうかな!
よく頑張ったぜw
執筆者 鈴木
0 notes
kamihirapro2019 · 5 years ago
Text
時間外の話し合いPart14
12月6日(金)
参加者
川上 福家 鈴木 福田
福岡 渡邉 熊崎 兼田 池田
活動内容
プロダクトの写真撮り(渡邉、熊崎)
ハンドアウト作成(鈴木)
ポスター作成(川上)
イラスト作成(福田)
プロフィールブック作成(兼田)
ウェブサイト調整(福家)
プログラミング(池田)
総括(福岡)
今回も、最終発表に向けて準備です。
中間発表と違って今回は心の余裕がありますwww
なんとか最終発表に間に合いそうなのでよかった。
写真も良い感じにとってくれて、ありがとう!
Tumblr media
こんな感じでとってたんだねw
Tumblr media
最終発表まで1週間切った!
あともう一踏ん張り!!!!!
執筆者 鈴木
0 notes
kamihirapro2019 · 5 years ago
Text
第25回 講義内活動報告
12月4日 (水)
参加者
川上 福田 鈴木 兼田
福家 渡邉 熊崎 池田 福岡
上平先生 杉田先生
活動内容
ポスターの作成(川上)
ハンドアウトの作成(鈴木)
距離センサーの導入(池田)
プロフィールブックの作成(兼田)
プロモーションビデオの作成(熊崎)
今回は、はじめにそれぞれの進捗報告です!
・・・まあまあ順調かなーwww
自分の作業に詰まったら、先生や他の人とあーでもないこーでもないと話し合います。
Tumblr media Tumblr media
こんな感じで、今日もいろんなものに追われていた上平・杉田プロジェクトでした!
執筆者 鈴木
0 notes
kamihirapro2019 · 5 years ago
Text
国際交流館での試遊
11月28日(木)
参加者
川上 福田 鈴木 兼田
福家 渡邉 熊崎 池田
活動内容
今回の制作物を試遊してもらう。
音声を撮らせてもらう
今回は、国際交流館にお邪魔させていただいて、留学生の方々に「わーるどしゃべる」の中に入れる音声を録音させていただきました!
Tumblr media Tumblr media
貴重な経験とデータ、ありがとうございました!!!!!
執筆者 鈴木
0 notes
kamihirapro2019 · 5 years ago
Text
第24回 講義内活動報告
11月27日 (水)
参加者
川上 福田 福家 兼田
福岡 渡邉 熊崎 池田 鈴木
上平先生 杉田先生
活動内容
小田原のゲストハウスで行った試遊の結果報告
改善点の議論
タスクの確認
まず、最初に先日行った小田原のゲストハウスで行った試遊で実際に行った4人を代表して福岡君から報告がありました。
Tumblr media
実感としては良い感じ。
もちろん���改善の余地はありますが、ひとまず納得のいく結果だったのではないでしょうか!
そして改善点の議論。
実は、明日11月28日に本学の国際交流館にて留学生の方々に試遊していただきます。時間がないので大きな改善はできないですが、改善できることはしっかり改善して明日に望みます。
最後にタスクの確認。自分たちが今何をしているのか。他の人が何をしているのかを把握しあいました。それぞれが自分のやるべきことをしている今の状況は、自分がプロジェクトのどの部分を担っているのか、曖昧になってしまうこともあるのでここでしっかり確認しておきます。
完成した「わーるどしゃべる」君をどうぞ!
Tumblr media
11月があと数日で終わります。
来月には最終発表です。
毎回毎回tumbler書いてきて、活動内容をまとめていると、
色々あったけど、1人も欠けることなく続けてこられてよかったと思います。
そろそろみんな疲れてきてて、時間とタスクに追われて限界も近いと思います。
あと少し!今が踏ん張りどき。頑張ろう!
執筆者 鈴木
0 notes
kamihirapro2019 · 5 years ago
Text
時間外の話し合いPart13
11月22日(金)
参加者
川上 福家 鈴木 福田
福岡 渡邉 熊崎 兼田 池田
活動内容
言語データの収集
ウェブサイト制作
明日の予定確認
明日、小田原のゲストハウスで実際に遊んでもらいます!
それに向けての最終調整を行いました!
言語データを集めて。。。
Tumblr media
箱を眺め。。。
Tumblr media
ウェブサイトを作り。。。
Tumblr media
なかなか大変でした。。。
執筆者 鈴木
0 notes