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幕が上がれば僕らだけが世界、君は優雅に踊らん

あんステMoMを観て感じていたこと。

観劇中いろんなことを思ったけど観劇後のじわじわくる多幸感がすごい。よかった。

やまざきたいきくんのなにがよかったってお辞儀の仕方が完璧宗くんだった。

あのカーテンコールの美しいお辞儀を観るためにわたしは来たのかもしれない。

本当に下半身のスタイルが良すぎてそのキュッとなった小さいお尻とスラっと伸びた脚をじっと眺めてしまったけれど、座っても歩いても立ち止まってもずっと美しい。

動作ひとつひとつ、意識してくれてるんだと思った。

斎宮宗を生きるということは、とてもエネルギーを使うということ。

ダンスのひとつひとつの力強さ、セリフを喋る時の宗くんらしさを出す表��、険しい表情、宗くんは自分の芸術のために命を懸けていて、それは生きることそのもので、だからすべての神経を尖らせて全力で表現しているんだな、と思った。

歌、得意だとは聞いていたけれどあたりまえのように上手い。

双眼鏡で顔をアップにして見た時たいきくんの目が潤んでいて、もしかしたら汗だったかもしれないけれど、英智に絶対に許さないと、未来永劫君の枕元に立って君の恐怖になってやろうと豪語しているところで、気持ちを入れてくれてるんだなとじんときた。

鳥肌が立ったのはマリオネットの曲が止まるシーン。

どんなふうに演じるんだろう、あのシーンのみかはどんなふうに歌い出すんだろうと思っていた。

最初にお師さんどないしよって慌てふためいて、2人を見るも宗は希望を失い、なずなも歌おうとするけど声が出ない。いざ意を決して階段を下りながら歌い出す。

いのみかちゃんのアカペラはめちゃめちゃ上手かった。

その後なずなが掠れた声で重ねたのもきれいで、

ああ、ただ、砕け散るだけでもと宗くんが歌い出すシーンで、刻むのは傷じゃないとなずなとみかが合わせて3人向き合ってまた歌い出すのもきれいだった。心臓が震えた。

みかが英智の胸ぐらを掴むシーン。

宗くんはこの時どんな様子だったんだろうとずっと考えていたけれど、英智に背を向けながら怒りを真顔で我慢している演技だった。

みかがとても殴れなさそうな優しさを滲ませながら、俺が殴れないと思ってるんか？と言っていたの腑に落ちたというかよかった。(この後、2回3回と観た公演では迷いなく摑みかかるみかの演技になってた)

観劇後もう一度観たいと思ったのは、旧ヴァの3人で歌って踊る聖少年遊戯。

これがオープニングで有無を言わさぬ迫力で始まるのがとても印象に残っていて、Valkyrieの格好良さを強烈に刻み付ける。付いて来れない観客は置き去りにしてお師さんは最初からトップギアを入れる。ああ、Valkyrieは最高に格好良いんだ。（舞台にキャストが全員集まる。ポージング。タイトルバック。拍手喝采）これのお陰でこの曲がさらに大好きになった。

かっちりハマった！と思ったのは舞台オリジナル楽曲「d’Arc」。

マイクを持つと生歌に見えるのでどきりとする。

初めて聴く曲だけどだからこそ受け入れやすかったというか、旧ヴァは３人でフォーメーション組んで踊るのが本当にキマる。わたしの中でいちばんキマってた。

これもかなり���しいダンスで格好良かった。曲の配信が待ち遠しい。

そしてやっぱり嬉しいのは魅惑劇。

椅子に座りジャケ写を再現してくれた時の見たいものを見せてくれてありがとう感。すごい。お話が終わって、ああ、終わってしまった…と思った瞬間に始まるヴァのボーナスライブは嬉しさも一入。構成が上手い。

礼賛歌は旗振りが上手いいのみかちゃん。

Memoire Antiqueは初見理解が追いつかず、なにかすごいものを見させられてる感がシーンに合っていたと思う。

運動量もかなりのもので、下を向いて跪いてるみかが息を切らしているのが印象的だった。あと飛び蹴り。

舞台のヴァルの振り付けは艶やかでセクシーさがあるのに激しいダンス。宗くんは優雅で長い手足を余すことなく魅せてくれるし、みかは全身全霊をかけて踊っている。艶やかでセクシーな部分があるんだ！とわかった時の新鮮な嬉しさ。どのユニットより踊っているのではと思わせる純粋な格好良さ。

最後のSingin’⭐︎Shine!も宗くんならそう踊るだろうと感じる指先まで配慮されたダンスで、みんながファンサで客席に降りる時も宗くんは絶対に降りることはしない。

最後舞台で1人みんなを呼び戻す仕草をするのが格好良い。

ずっと動作に斎宮宗を意識してくれてるの嬉しかった。

回を重ねるごとにこれがクセになりわたしの中で最上級のときめきがあった。なんでこんなに宗くんなんだろう。すごい。

始まる前に言う「みんな出てくるがいいよ。この物語を彩ったすべての者にフィナーレを飾る権利がある！」が宗くんらしくて大好きだった。

会場に入った瞬間から真紅のベルベットの緞帳が垣間見えて心臓が高鳴るし、あの歯車の舞台装置が大きなセットになっていることに感動する。球体にはランプが灯るし、Valkyrieのためのセット、Valkyrieが主人公…

この舞台がやっている間は観ているたくさんのひとたちがValkyrieに夢中になるんだな…と思うと最高に興奮した。

舞台のリピーターチケットをこんなに何度も買ったのも遠征したのもはじめてだった。今回いろんなタイミングが合致して、旅行さえ何年も行ってないのに京都と大阪に立て続けに遠征した。自分のフットワークの軽さに驚いたしリミットを外して自分が思うままに行動することも楽しくて、観る度にハマっていくので実際観れる回数が残り少ないことにめちゃくちゃ落ち込んで、

だから急いでチケットを追加したその大阪で自分が観る予定の回がすべて中止になってしまったことも本当に悲しかった。

完全に好きになってしまったと感じた京都での公演が自分が生で観られる最後だったなんて知ら��かった。

（本当になりふり構わずなれるならなんとかして福岡も仙台も行ったら良かったんだけど、私には急な休みを職場に頼み込む勇気がなく、トンボ帰りの体力も散財の恐怖にも勝てませんでした。そこまで越えられなかった）（福岡から全員揃って本当に良かった。トークショーも特別だった）

あまりに初体験なことばかり。ものすごい喜びも悲しみもジェットコースターみたいに味わったけど、この辛さはあの世界線のValkyrieのファンが味わったものかもしれないと思うとそれもあまりにエモい感じがして、全部引っくるめて楽しかった。神はなかなかすごい運命を与えてくださる。

あの舞台の上でしか、今この瞬間しか生きていないものを好きになるなんてこんな楽しくて苦しいことがあるんだな。

年初めから自分にとって新境地が開けたことが本当にキラキラしていて書き残しておこうと思った。

ほぼ宗くんのことしか書いてないけど本当に宗くんばかり観ていました。幸せだった。でもキャストみんなに思い入れがある。（千秋楽ずっと泣いてた）

またあのステージが、Valkyrieのカーテンコールが観られる日を願って。

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2015/12/24 BQMAP主催「さよならヨールプッキ」を観てきました

twitterに書いたもののまとめです。 ゲストの甲斐田ゆきさんと郷田ほづみさんと主催劇団員の竹内順子さんを交えてのレポがメインです。 BQMAPさんの「さよならヨールプッキ」12/24の回を観て来ました。 公演を観るのが初めてで、郷田さんと甲斐田さんがゲストなこと以外何も知らなかったんですが本当に楽しめました！原子力がテーマのわりとシリアスな舞台でありながらアトムやゴジラなど知ってるキャラクターも交えて、笑いあり歌ありダンスありの飽きさせない演出で切なさもあっておもしろかった…竹内順子さんはアトム役なんですが目がミドリで髪が跳ねた白いボブのカツラを被っていて未来的な服装がとてもか��いい。小さな劇場なので客席と舞台の距離も近くて表情がしっかり見て取れたし、あの順ちゃんの声が発せられた瞬間あ〜目の前に竹内順子さんがいる…！という感動とわくわくでいっぱいになりました… 後半ゲストがサンタクロース役で出て来るんですが、郷田さんがレオリオのサングラスしたサンタの格好で出て来て会場のテンションブチ上がる😎🎅甲斐田さんは後ろが雪だるまになってるサンタの衣装(ドンキに売ってそう)で雪だるまとして⛄️🎅立っててここからシリアスな空気が一気にフリートークに。もう話終わったのかと思った笑 甲斐田さんずっと郷田さんのことバシバシ叩いてて本当に昔馴染みというか仲良くてそれが見れてうれしい！フードからチラチラ見える甲斐田スマイルが可愛い！ここ主人公たちがサンタから大事なものをもらう場面なんですが、その間にどんどんぶっ込まれてくアドリブ…というか最初の紹介もハンターハンターでレオリオ役の郷田ほづみとクラピカ役の甲斐田ゆきですーみたいな。なんてハンターファンのための優しい世界なんだみたいな。 トナカイ役の前田剛さんが「って竹内が言ってました！」と読み上げる順ちゃんのゲストの印象 「郷田さんの印象は音響監督してるときは責任者ってかんじでかっこいいんだけど、役者のときは駄菓子の蒲焼さん太郎みたい」(なんだそれはどういうことだという郷田さんのツッコミ) 「甲斐田さんはクラピカ役の声聞いた時アタリ来たー！と思った」 蒲焼さん太郎はなんかへらへらしてる(昆布の動きしてた)感じだそうです。 あと「郷田さんのツイッター面白いからみんな見て」ってつぶやき紹介されてた。甲斐田さんの誕生日に郷田さんがつぶやいてた言葉で甲斐田さんが怒ってた笑 突然5枚くらいフダを取り出す郷田さん。「休憩中セリフ書いたから引いた奴をBQMAPのひとたちで即興で演じて欲しい。」トナカイと主人公2人と順ちゃんで即興。フランダースの犬の場面から始まり無茶ぶりに動揺しながら見事にこなしていく劇団のみなさん。突然いなくなる順子。「先輩ー！先輩帰ってきてくださいー！😭」の主人公2人の叫びから「わたしは無茶ぶりしてきた郷田さんと甲斐田さんをゆるーーす！」と羽ばたきながら駆け下りてくる順子。 そしてまたシリアスな場面に戻って行くんですけどギャップが凄まじくて涙が流せなかったですね笑 ≪ フリートーク ≫ 今回はなぜゲストで出てくれたんですか？ 郷田さん「あの人に言われたからです」(順ちゃんを指す) 甲斐田さん「このひとに頼まれて断れるひといる！？」 順ちゃん「あのね、かわいいんだよ、わたしが頼んだとき郷田さんはひとりだと��だから甲斐田さんがいるならいいよって言ってたんだよ。甲斐田さんもね、郷田さんがいるならやるって言ってたんだよ。ならセッティングしましょ？」 甲斐田さん「でもそう言わされる振りだったよね。」 順ちゃん「この3人で集まるの本当に久しぶりなんだよ〜」 ≪ 質問コーナー ≫ 観客から挙手制ではじめに Q.3人の思い出を教えてください 順ちゃん「ジャンフェスとダダ被りしてたハンター舞台のとき郷田さんが運転してくれて、(キルア役の)かなちゃんもいて、メイン4人乗ってたんだけど事故りそうになったんだよね」 郷田さん「ちょっと太ったお姉さんも乗ってたんだけど前にコロコロコロって転がるくらい急ブレーキ踏んだ」 甲斐田さん「順ちゃんが『郷田さん、前！前！』って言ってなかったらぶつかってたね」 順ちゃん「危うくメイン全員いなくなるとこだったよね」 無事でよかったです Q.ゲストお2人のクリスマスの思い出を教えてください 甲斐田さん「え、わたしと郷田さんの！？笑 わたしと郷田さんは2人で過ごしたことはないですね〜笑」 郷田さん「俺はね、高校の頃好きな人に告白しようと思ってその日雪が降ってホワイトクリスマスだったんだよね。雪が降ったクリスマスって今までの人生でそれ切りだったと思う。」 甲斐田さん？「そのひとと付き合ったの？」 郷田さん「いやー告白出来なかったんだよね。でも今質問されてこの日の思い出がふいに思い出されました。思い出させてくれてありがとうございます。」 甲斐田さん「でも順ちゃんとはいっしょに過ごしたことあるよ。大晦日もあるよ〜、ねー」 Q.ヒーローと悪役演じていてどちらが楽しいですか？ 郷田さん「どっちも楽しいけど、ヒーローは役が来ないね。悪役ばっかり来る」 甲斐田さん「え〜〜どうだろ〜〜(自分に来る役が)ヒーローって枠じゃないよね。でも順ちゃんはさ〜〜もう、ね」 順ちゃん「(すかさず)わたし何度も世界を救ってるから」 客席大喝采 最高にカッコよくて最高でした その後郷田さんと甲斐田さんとジャンケン大会して勝ち残ったひとがプレゼントをもらえるという…もうお二人とジャンケン出来るだけで大満足だったから負けても全然悔いなし。甲斐田さんのジャニヤラホイ！みたいな掛け声戸惑ったけど可愛かった〜笑 本当にハンター古参ファンを喜ばせようと企画してくれたのかな…みたいな内容でまあこの3人と言えば当たり前なんだけど最初からゲストがいるときはハンター寄りでトークもしてくれて本当に夢のような空間でした…感謝しかない…この3人が本当に好きです… 思えば好きな声優を生で見る機会って今まで無くてジャンフェスで子安さんを遠目に見たくらいなんだけど、今回目が合うくらい本当に近くて、思い入れがある声優さんとこんな濃い時間を過ごせたっていうのが感慨深い思い出になりました😭 ゲストのことがメインですが劇団のひとたちもみんな魅力に溢れてて主演の2人とか汗だく全力演技で本当にすごかったしゴジラかわいいしトナカイ最高だし歌上手いしまた観に行きたいな〜 たぶんアニメやってる当時だったらこんなキャパで���来ない集まりで、16、7年経った今だから落ち着いて出来た奇跡のイベントだったんだなと感じました。 本当に感謝しかありませんでした。 竹内さん、甲斐田さん、郷田さん、BQMAPのみなさん、素敵なクリスマスの夜をありがとうございました。