Tumgik
edofujiukiyo · 7 years
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急に3日両国の最終日 ようやくのようやく行ってきました すみだ北斎美術館。 グズグズしてる間に20万人突破‼︎なんだそうでおめでとうございます㊗️ 今日は寄席には行ってません(笑) 『てくてく東海道』はいろんな意味で面白くてたまらなかった。 完全に学生時代にもどりました。 静岡で育ち品川暮らしをしている私のためにあるお題だわ!とニヤついて展示室に入るといきなり生まれ育った静岡(府中)キタ! 五十三次あるのにピンポイント! でも北斎じゃなかったんですけども(笑) キタ!の作は 広重の前の北斎の前、最初に浮世絵で東海道を描いた 菱川師宣『東海道分間絵図』巻之三 府中から吉田迄 スタートの府中、駿府城から始まり安倍川、舟山や木枯らしの森まで書いてある。川向こうの土地は手越。手前には籠細工があると書かれてる。 これ地元の人がみたら笑う。小学校時代は近くの河原で遊んでた。 今と変わらないんだ! 大井川、天竜川の川越の様子は圧巻。 川越の様子が弥次喜多方式以外も色々描かれてる 私が育った安倍川から東側の町内周辺も川越人足が暮らしてた場所。 旅が進む藤枝、島田、金谷、菊川… いちいち知ってる土地だから面白い。 更に昨夜、お江戸談義で変体仮名(へんたいがな)の話を久しぶりにして。 今日浮世絵見るのに早速復習の段もキタ! まだ割合に読めるよ!と喜び もう一回勉強しようかな?と思う かなの絵巻物が読めて感動した学生時代を思いだす。 東海道がテーマだから帰省で節約して鈍行で帰った道のりがそのまま出てくる。 興津は興津鯛(アマダイ)が有名だったんだ。府中は籠細工、今の竹千筋細工に繋がるのかな。掛川浜松はやっぱりお城なんだね。鞠子のとろろはわかるけど宇津ノ谷峠が当たり前に出てくるんだ… 土地やら名物やらタイムスリップして楽しんだり。 北斎作品として度肝を抜かれたのが『東海道名所一覧』 東海道の鳥瞰図。って言ったらわかります? わかりません。面白すぎて結構眺めてました。 すみだ北斎美術館のサイトでは デジタルで楽しめるページが。 http://hokusai-museum.jp/modules/Collection/collections/view/43 北斎の「東海道名所一覧」は 間違いなく実物見た方が楽しいんだけど 特に私が挙動不審なぐらい笑ってしまった部分をズームアップしてみると 泉岳寺、鮫洲、八ツ山、鈴ヶ森、大森、目黒不動、池上(本門寺)などなど落語に出て来たり近所だったり最近行ったよ、なんて場所がたくさん出て来て。 この図のすごいとこは東海道の宿場ではなく名所の名前が緻密に配されてるところ。 そして鳥瞰図のデザイン力。 北斎の凄さ浴びました。 これ古地図好きや鉄道好きや旅行好きな人にも楽しいと思います。 レプリカグッズ作ってくれたらみんなで変体仮名読むワークショップできるのにな!すみだ北斎美術館さんよろしく! できたら浮世絵バージョンもあれば最高!東京、静岡、名古屋京都のお友達とローカル話で楽しめる!(笑) 勝手にはしゃいで楽しんで来ました。 そして特別展の最後、出口手前の謝辞パネルに恩師小澤弘先生のお名前が。 開館してすぐ行って来てね、とおっしゃってくださったのに。すいません勝手で。でも本当に満喫しました。パネルに手を合わせて会場を後に。 会期残りひと月を切ってます 広重とも本当に違う 北斎で東海道で浮世絵の 超オススメ企画展です^ ^ #すみだ北斎美術館 #てくてく東海道 #東海道 #葛飾北斎 #浮世絵 追伸
ちょっとだけビックリショックだったのは会場内でえんぴつでしかメモしてはいけないこと。今時の美術館はどこもそうだと学芸員さん。ペンはインクの問題、シャープペンシルは芯が問題。え?え?え?って三度ほど聞き直してしまいました。作品に刺さるかもとか言われるから。確かにめっちゃ近づいてたけどね(笑)
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edofujiukiyo · 8 years
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‪『らくごころ』‬面白い。 元々裏方側に絶賛興味はあるんだけど これ読んでたら浮世絵みたいになってくのかな、とふと。
もう役者は揃ってる。 落語素人にも知れる蔦屋重三郎が出て来て広がる形もあるだろうなぁ♪
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