Text
実態のないものに対して興味が湧かないのは当然だし、そんな話されてもつまらないと思うから、正直ずっと黙っていた方が傷つかないで、私の日常も丸く収まる。だから、「あなたにわかってもらえるとは思っていないので、話す必要ありません。」とでも心の中で唱えることにしている。私が喋らない口実。
0 notes
Text
明
明日から、会社に復帰します。
休んでいたこの1ヶ月間は、私の人生において、5年分くらいの価値は十分にあったような気がしています。
自分の生活や仕事のルーティンを一旦停止させ、会社には特別休暇を頂き、免許取得のため奮闘していたわけですが、ただ、車を運転出来るようになりましたではつまらない文章になってしまうので、久しぶりに自分なりの丁寧な言葉で書こうと思います。
お時間ありましたら、どうぞお付き合い下さい。
今まで、"出来ないことは出来ない"と割り切る人生でした。
私は、できないことが人より多いのです。
"できないことが人より多い"という認識を持つようになってからというもの、私は、自分に自信を無くしてしまいました。
その"自信の無さ"は、やがて"自己否定"に姿を変え、猫背で歩くようになったのは、そのくらいからでしょうか、20代前半は特に、その"自己否定"に身体も心も追い込まれ、蝕まれていきました。
「あなたは、コンプレックスの塊ね。」
役者になりたかった頃の私に浴びせられたその一言。
言われた時は、素直に受け取ることができませんでしたが、今考えてみると的を得ていると思いました。
"コンプレックスの塊、それが私。"
と、心の中でその言葉を肯定してみました。
すると、もっと自分のことを知りたくなりました。
"何故私は、コンプレックスの塊なのだろう?"
"そもそも、私のコンプレックスって何?"
と自問自答が始まります。
自己否定をして、何も出来なくなっていた自分とは、打って変わって、言われて嫌だった言葉すら自分の中に受け入れて、その言葉を噛み砕いて、具体的に考えようと思ったのです。
すると、答えはシンプルでした。
"私は自己否定をするから、コンプレックスの塊になるのだ。私のコンプレックスの原因は自分を否定していることからきている。"
今まで漠然と悩んでいてわからなかったことも、否定された自分ですら、受け入れて肯定することによって、原因が明確になったのです。
つまり、この"否定"こそが、人間を愚かにするものだと私は気づきました。
だから私は、昔の自分にこう言いたい。
「どんなことがあっても、自分だけは自分を肯定し、できない自分、嫌いな自分、をあなただけは、全て肯定して、受け入れてあげなさい。あと、漠然と悩まないで具体的に悩みなさい。漠然とした悩みや不安はあなたをいい方向には導いてくれません。悩んだら書きなさい。あなたには書くことができる。そして、あなたには自由に動ける健康な身体があるでしょう。泣いたり笑ったり怒ったりできる、健康な心があるでしょう。だから、大丈夫。ゆっくり丁寧に生活をして、毎日を大切に過ごしなさい。そして、人と沢山対話をしなさい。あなたには、人を癒す力がある。未来のあなたは、そう信じていますよ。」
と。
結局のところ、私は自分のことを無視して生きてきたような気がします。
あなたの言うことが正しい。
私は愚かだ、自分が悪い。
人とぶつかるのが怖い。
否定されるのが怖い。
そうやって自己防衛してきたんだと思います。
この1ヶ月間は、本当に色々なことがありました。
大切な人を深く傷つけてしまったこと。
本気でぶつかってきてくれた戦友との出会いと別れ。
家族、友達、上司、先輩、後輩、からの励まし。
自分と深く向き合った時間。
葛藤、焦り、ジレンマ、衝突……
そこから私は何を学びとり、
どうこれから生きてゆくのか。
その答えがここにあります。
��突に。いや、きっかけはあったのですが、
何か書いてみようと思いました。
ブログと言えばそれまでなのかもしれませんが、
昨日まで、インプットを沢山してきたので、
今日からは、アウトプットを。
何故か恩師に"お前は文章を書け"と言われていました。
読書もろくに出来ない私が、文章なんて…と思っていましたが、もう否定で自分や誰かの可能性を潰していくことはやめたのです。
"私は肯定して生きてゆく。"
それは自分への戒めと誓いでした。
成功体験を沢山積めば人生は豊かになるでしょう。
しかし、失敗体験は人生を貧しくしてしまうのでしょうか。
いや、そうではないと、私は思います。
だから失敗した時、できない時の自分に、
これからはそんな自分も否定せずに、
こう言います。
「何事にも原因と理由があります。それを冷静になり、自分を見つめ直し、よく考えなさい。考える時は、書いて具体的に考えなさい。そして、次に進めるまで、そのまま悔しがり続けなさい。」
と。
自分への手紙のようなブログですが、
何か発信していけたらいいなと思い、
不定期ですが更新していこうと思います。
興味のある方は覗いてみてください。
いずれ、このブログが何か自分のactionに発展するきっかけのようなものになればいいなと思っています。
では、また。
1 note
·
View note