dgmwdgmw
DGMW
52 posts
shuhei kato
Don't wanna be here? Send us removal request.
dgmwdgmw · 4 years ago
Text
Your Name 2020
 今までそうであったものがそうでなくなっていく過程やその瞬間を呆然と見届けるという記憶が重みを持って残っている。3.11津波が畑を飲み込んでいく映像、綺麗な青が泥で濁っていく辺野古、ユンボ、ジュゴンの死骸。2020年人気のなくなった渋谷のスクランブ��交差点。都市が都市として機能しなくなっていく様はグロテスクに写った。結局俺は東京には東京でいて欲しかっただけなんだろう。それは反対の意味では外側から見た自分や自分の街のイメージをそっくりそのまま受け合うことと同じだ。僕が僕として機能しなくなるってのはどんな瞬間?頭がごちゃごちゃで今は答えが出る気配が全くない。全ての悩み事が並列に、来月の食い扶持に悩みながら新曲のディミニッシュの嵌め方を考えたりしてる。
 おかしな一年だった。死んで行った人はスポットが当たってはまるでゲームかなんかの脱落者のような扱いで余韻も含めて丸ごと消えていった。そんなに急いで忘れないといけないもんかな。俺も死んだ先輩と同じ歳になったな、よく思い出してる。いろんな思いを一旦自分の口に放り込んでみる。口中ゆっくり焼けるように熱く、苦くまずい。まるで熱々のあんかけゲロである。こないだ東京にいたときにLIVEHAUSでやってた9partyに行ったんだけど、A PAGE OF PUNKのツトムさんが少し近いような話をしていた。自分の心を人に言葉にしてもらったときってなんだか非常に嬉しくって寝付きがいいのである。でもそのあんかけはいまだ口ん中に据え置きであり、笑ってないと泣き出してしまいそうだ。上りか下りか不明なクリシェから早く抜けださないと、と気持ちはひっ迫し毎晩のように不気味な夢を見て起きる。結局偉そうな口を叩いても俺もこの有り様なんである。そんな時不意に届くコロナ期間で始めた文通や好きな人とする電話に救われている。手間ひまかけて、距離や時間を伴ってくる言葉やものに全面的に信頼を寄せている節がある。泥みたいに落ち込んだ日にポストに手紙を見つけるとくさくさしていた気持ちが少し可愛くなる。通さなくてもいい筋や急ぎでもない用事、守らなくてもいい約束とかそういったものに守られている。大袈裟でなく救われている。孤軍奮闘のつもりでも所詮人に救われっぱなしで運が良いだけの男なんである。結局嬉しいも悲しいもひとつとして終わりを迎えることはできず、何にも折り合いもつけずに付き合って行くしかなさそうだ。「そういうもんだからしょうがないよ」ってのに付き合う方がいまは何故か大変心苦しく���何故か出来ないことが出来ず、結構普通に生きてきたつもりが何故か驚くほどに全然折り合いがつかない。
 2020年12月28日LIQUIDROOMでライブをやるってのは実は随分前から決まっていたことなんですが、悪いけどYour Nameで俺にチケットやらしてくれと途中で取り舵いっぱい切らせてもらった。手垢のついた約束をして自分の手が動いているのを見届けないとなんだか今年は終われなさそうで、これはDIYやパンクを標榜するためのものではなく私のわがままです。前回二度目は無いとか調子に乗って言ってたのに本当でたらめばかりですまない。今回は入場チケットはコロナの都合上300枚くらいですが、後日配信も行います。ただバーチャルなのも嫌なんで、配信チケットも全て私が作ってリンクが記載された紙チケットを全員に送りつけます。配信チケットは上限無しなので千でも万でも一枚一枚作ります。今年はほとんどライブがなくって去年のように写真をデザインのメインにすることは出来ないので、今回はリソグラフとシルクスクリーンでいろんなアレンジをする予定。そしてゲストアクトが2組いまして念願の共演です。全てのチケットや諸々はNOT WONKのオンラインストアで販売するので、見てみてください。
2020月5月2日渋谷QUATTROでやるはずだったワンマンは関わる全員をちゃんと紹介するのが俺のテーマだったのですが叶わずだったので、今回は紹介します。主にYour Nameを作って行くのはNOT WONKの僕筆頭にフジアキム、今回から強力な参謀TETRA RECORDSの智基、カメラマン佐藤くんです。この5人でチケット送ったり諸々の準備を行います。会場とはAT-FIELD前田さんが繋いでくれて、当日はtoeのローディーもやっているユウさんと共に舞台監督です。音響はいわきソニックのPAチーフであり銀杏BOYZのPAでもある新妻さん。照明は苫のパイセン中野さん。相談役にKiliKiliVilla与田さん、avex笠川さん、鈴木さん。撮影や収録クルーなどまだ決まりきってないところもあるので随時紹介します。
そしてもう一点、2019年12月7日に苫小牧で行ったYour Nameでクアトロのチケットを買ってくれた皆さん、今回はまだそのチケットを使うことできないのですが、ちゃんと使える日の準備も進めていますのでもうしばらくお待ちください。
 動機がはっきりしないものをどうお願いしていいものかと少しうろたえていましたが書いてるうちに勝手に少しだけすっきりしました。もしかしたら今我々が直面しているのは今までそうであったものがそうでなくなっていく過程なのかもしれませんが、心の変化のスピードなんか自分でも決められないのに、風潮やムードなんか当然余計なお世話なんだよタコ馬鹿と突っぱねていいと思います。みんなに起こり得ることがみんなに起こるとは限らなくて、なんだか不安になったりむかついたりすることもあると思いますが(俺がそうなので)、試行錯誤うまいこと全部と付き合って行く方法を考えられればと思っています。手間も時間もかかりますが一つずつやりましょう。みんなも無理せず、金なかったら無理してチケット買わなくても良いのでメールの一本でもください。そう言った感じでしばらく関わっていきましょう。小さな約束を重ねて繋いで、みんなで楽しくいい年迎えるぞ。オー
8 notes · View notes
dgmwdgmw · 4 years ago
Photo
Tumblr media Tumblr media
“dividend” FLYER
3 notes · View notes
dgmwdgmw · 4 years ago
Text
⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️
 数日前に生まれて初めて文通を始めた。まだ誰にも送ってないんだけど一通だけ返事は書いた。久しぶりに手書きで長い文章を書いた。漢字はすぐに思いつかないし、最初は丁寧にかけていたのに手が疲れてきて段々と文字は型を崩していく。ペンのインクは段々減って掠れていく。今ここまで30秒ほどで書いた文も手書きなら何倍も時間がかかりそう。そもそも”掠れる”なんて漢字、きっと思いつかないでひらがなで書くかも。予測変換は私やあなたのボキャブラリーではない。そんなことはわかってると思うけど、いざ私の言葉で手紙を書こうと思うと身に染みて感じる。書きよどみもフリックは待ってくれるけど、ペンは紙につけている間にインクがどんどん滲んでいくね。後から読んだらどこで迷ったかわかる。本当の意味で自分の言葉を残すというのは大層なものだ。自分の言葉を用いて人と人がコミュニケーション可能な状態になるためには、少なからずお互いの準備が必要だけれど、一度開いたら閉まらないドアのようなもので一度通ずると一生通じていられそうなそんな気分にもなる。昔の人はみ〜んなこんな気持ちで人と繋がっていたのかな、とロマンチックな想像をしたけどこれは間違いなくそうじゃないと思う。今と昔は嫌というほどずっと繋がっているものだ。今昔も善悪も白黒も、どれもきれいに分けられるならどんなによかっただろう。特別なことはなにも起きていないのに絶望的な気分で夜を過ごして、現実はなにも変わっていないのに朝起きると最��でキュアのミントカーみたいな気分なことがよくある。夜はニールヤングのフィラデルフィアだな。寝ている間に俺になにが起きてるのかは誰も知らない。良いことと悪いことを10個ずつ考えるのは子どもだってできる。そんなことはわかってる。おれは十分にわかってる。けれど自分がそのどちら側にいるかっていうことは非常にわかりづらい。良いことと悪いこと、その間になにがあるのかは大人になってもわからない。白と黒の間のグレーにも種類がある、その種類の細かさにはなかなか気づけない。人種差別、当たり前にノーだ。あらゆる差別に絶対に反対、他人のことも自分自身のことも同じように大事に思えるようにいたい。立ちかえる。自分が実際に立っている場所を確認する。知らない間に加担していることだって十分ありえる。きっとおれもある。人は間がわからない。If you have a racist friend. Now is the time, for your friendship to end. 明るいメロディで歌われるレイシストフレンドの歌詞、本当なんだろうかと自分の場所からたまに考える。
4 notes · View notes
dgmwdgmw · 5 years ago
Text
やまのルール
 最近俺の街にようやく春が来て、一週間前くらいから桜が咲き出して気温も20℃弱くらいまで上がる日もある。見事にタラの木も芽吹いたので山に行ってたらの芽採ったり、近くの湧水スポットに水を汲みにいってわざわざそれで酒を飲んだりしている。考えたら家で酒を飲むことなんてほとんどなかったのに。馬鹿の一つ覚えのようなロハスで正直嫌気がさしてるけど、マスクなしで山に入るのは素晴らしい。たらの芽を探してると鹿じゃない違う動物の糞と枯葉を払った跡を見つけた。怖くなってすぐに駆けるように山を降りた。熊に襲われた場合の最悪のシーンを想像して、その場合に喰われながら流す用の走馬灯を先にバウンスしながら日々の恐怖も不安もこれくらいシンプルだったらどれくらい楽だろうと思った。病気で死ぬのが怖いだけじゃないからこんなに複雑な気持ちで、人の間を飛び交ういろんな視線と言葉から逃げるように山に山菜採りに行ったらクマちゃんに喰われるのが怖い。あとで調べたらぐちゃっと踏み潰されたキツネのうんこだった。無知は余計なものまで怖がる。
 たらの木は陽のよく当たる斜面��生えてる。東から西へ太陽の通る筋に沿って生えてる。一度山に入ったら右も左も無くて太陽に沿って動くしかないからよく覚えときな。後ホームセンターで牛革手袋を買え、あれがあればなんでも触れる。俺は右寄りでも左寄りでも無く、西から東の間でその時一番よく陽のよく当たるとこ派なんでたらの木と同じイデオロギーになりました。自分の目のつけたたらの芽のあたり一帯の枝を折って目印にしてるやつはナンセンスだ。勝手にそんなルールを作るな。この山もたらの芽もあなた一人のものではない。ていうか王子製紙の土地だ。俺でもお前でもない。勘違いするな。俺もお前も勝手に入っているんだから慎ましく生きろ。熊に襲われたら俺たちはただの肉塊だ、暗くなる前に山を降りろ。夜の山は右も左も西も東もわからない。星も月も大量の木々に覆われて人間には見えない。見えたところでそこから自分の位置を特定するようなアトラクティブな能力は持ち合わせてない。勉強不足だから。今はいい時代だからなんでも調べたらいい。
 平日は大体児童福祉施設で働いている。音楽で忙しくなってからは少し遠ざかっていたけれど、今は学校が休みということもあって子供が多いのでむしろ忙しい。三密どころの騒ぎじゃないゼロ距離。病院や養護施設と一緒でクラスターが発生しやすい状況なので個人的には休業した方がいいと思うんだけど、むしろ人員配置基準をさしおいても開所してくれとの通達があった。社会福祉はいつの間にか優しい人の頑張りだけで保たれるようになった。優しい人から順に死んでいくってのはこのことだ。少し少なめの一人分を用意していくと急な時に誰かが割りを食う。唯一の好きなことだと思っていたバンドができなくなっても、山菜採りが楽しいと思える自分がマージンだ。枝を折って全て自分のものだと主張するのでは無く、脇芽を残しておかないとすぐ近い未来に山からたらの木が無くなる。いつかの緊縮が今のリスクになってる。間違ったら素直に直せばいい。それくらいの余裕はまだみんなが持ち合わせているはずだから。
この1ヶ月でみんなの生活はどのように変わった。僕の地点から見える変化よりもっとそれぞれだろうし知りたい。
2 notes · View notes
dgmwdgmw · 5 years ago
Text
slow burning
5月2日の渋谷クラブクアトロでのNOT WONKのワンマンライブは中止にする��とにしました。やらないべきだと思った。中止自体はやっぱり残念なんだけど、人が集まってみんなコロナに罹ってしまったりしたらそっちの方が残念だからな。今はただ体のことを案じたい。やる理由もやらない理由も最後はいつもシンプルになる。
2月29日のOTO TO TABIが中止になった頃、今思うと僕は極端に楽観的だったと思うし、そのことを結構反省して自分の読みの甘さに落ち込んだ。落ち込んで結局風邪を引いたがレコーディングは押してやったため謎に顔も腫れ上がり、治った今はもうどちらだったのかもわからないけど新型コロナウイルスの疑いをかけられ、高熱の中保健所と病院をたらい回しにされた。保健所には大丈夫と言われたんだけど最終的には病院で診てもらえなかったさ。むかついたからツルハで大量のゼリー買って帰って全部食ったら治った。だいぶみんな恐れている。得体の知れないものは恐れた方がいい。問題を問題だと認識できるということは立派なスキルだと思う。
落ち込んだり悶々としたり怒ったりを繰り返してるけど最終的にはギター弾いて歌いたい。自分の音楽は何より先に自分自身のためになっていたんだなということを強く感じる。NOT WONKは超最高。NOT WONKの新曲のミックスをしながら未来を見据えてる。怒るのは非常に心が疲れるけど俺たちは舐められてる。怒ってる。怒ってうちで踊ってる。100年先までうたがつながるように今は1人でいる。
緩やかに首の締められているような現状を自分が傷つかないように解釈し、健やか風なものへ変換しながら受け入れることはライフハックなどではなく慢性的な現実逃避だと思う。無理して元気でいる必要はない。世界で信じられない程たくさんの人が死んで、自分も罹ったらと考えると怖い。政治もクソで辟易とする。暗いニュースばっかりで元気でいろっていう方が無理がある。ただ絶対に俺たち元気になってまた会いたいので、そのためにできることは一生懸命やろう。何をやっていいかわかんない日々だけど、自分で考え抜いて勉強して出た答えは自分にとってはちゃんと意味があるので恐れず試そう。結果的に違うと思ったり、途中でもっと良くなりそうだと思った場合は節操なく修正しよう。長期戦になっているので体を大事に休み休みやろう。コロナが収束した頃に全て元通りなんてマジでむかつくので、俺たちは意地でも欠けることなく勢揃いで、価値観や人・物との関係をアップデートした状態でいる。それだけ狙っている。自分に呼びかけている。
Your Nameのときにチケットを買ってくれたみんな、払い戻しも可能にしようと思うんですが、そのチケットもう一回使う日が来るのでもし良かったらまだ取って置いてほしい。先のことだけはずっと先まで考えている。
4 notes · View notes
dgmwdgmw · 5 years ago
Text
20200327_diary.docx
東京でのNOT WONKのレコーディングや撮影、SADFRANKの打ち合わせなんかで丸一週間を空けてたけど夕方になってようやく帰ってきた。俺は風邪を引いていてだいぶん良くなったんだけど不調を押してやったもんで、菌が目に移ったみたいでボコボコに殴られたアドフランシスみたいな顔をしているんだよね。最寄りの駅まで毎日同じ公園の前を通ってたんだけど、日ごと桜がモッコリしていく様を見るのは大変気持ちがいい街だったな東京は。こっちにいると車を運転するから1日だいたい7000歩くらいしか歩いていないみたいなんだけど、一昨日あまりにも足が痛かったから歩数を調べてみたら東京にいる間は毎日16000歩も歩いていて感心した。表参道のavexの巨大ビルで打ち合わせが終わった後、気分良かったんで明治神宮前まで歩いたりとかするのも非常に素晴らしかった。レコーディングは順調だった。期待してもらって良い。頭の中を広げるのはとにかく楽しいですね、人に伝わらない瞬間が特に楽しい。同じ音を目の当たりにしているのに、見える未来が違うというのはお互いの今までの経験が違うということなので、僕がアズテックカメラだと思って弾いてるギターフレーズがスタッフの与田さんにはギャングオブファーに聴こえるのとか、808 stateのPacific 202みたいなサックスをイメージしててもギャングオブフォーの上でコルトレーンがやってるみたいになってしまうのとか超最高、100考えていっても予想してなかった分の5とかが超最高、バンドは楽しい。人と関わるというのは楽しい。音は最高、方向を持たないところとか特に好き、スピーカーの後ろにいても聴こえるし風呂場で歌ってても湯気に混じって歌声が聴こえてくるところとか本当に気が利いてると思う。ヴァレリー・カーターのOoh childは何回聴いてもブルッとくる。今は彼女の歌声にとても憧れている。芯の食った声をしている。死ぬ前に生で聴いてみたかったな。たまに考えることがあるんだけど、たとえば今俺が死んだら何か残したことになるのかな、とか作りかけのデモはどうなるのかな、ボイスメモを勝手に広げてアルバム出されたら嫌だなとか、その度に大量の人を悲しませるような気がして、急にガードレールから離れて歩いたり、車のスピードを落としたり、吸いかけの煙草を捨てたりする。新しいものが楽しかったり、まだやりたいことがあるから死ねないなと思う。やりたいことがあるというのは素晴らしいことだと思う。わたしも音楽を作るときや普段の人や子どもとの関わり合いの中でなるべく色々なチョイスを自分の言動に折り込みその中からお気に入りのものを見つけてくれたら嬉しいとは思いますが、本当にやりたいことは当てがってやれないよと思う。こたえはいきなりスッと解けるもんさ!と言ったりもしてたんだよ。本当に歌うのが好きだと思う。いつでも歌いたいわけではないけど、歌い出したいときに歌うときは自分でもわけがわからなくなる。そのとき歌いたいかどうかわからないので、歌う予定を立てるというのも苦手なんだよなとかたまに屁理屈捏ねるんですが当日は大体歌いたい。しばらく歌う予定がない。みんなない。やりたいなと思う。
3 notes · View notes
dgmwdgmw · 5 years ago
Text
Tumblr media
NOT WONK "BEING THERE 4" flyer
2 notes · View notes
dgmwdgmw · 5 years ago
Photo
Tumblr media
SADFRANK "In Our Time" flyer
1 note · View note
dgmwdgmw · 5 years ago
Text
BIPOLAR
 秋口、チケットを作り深夜郵便局本局、窓口で切手が貼られていく封筒を眺めて少しずつ心が満たされていることに気づいたとき、次のステップは明確だった。手段と目的の境目がどんどんわからなくなってくると目の前のタスクと化した反復行動には意味がなくなってしまう。だから心を込めて一枚一枚チケットを作り、やりとりした数々のメール、住所や名前に使われている字なんかを参考にしながらあなたにぴったりの写真を選んだ。自分でやる意味があった。誰にも任せられないなと思った。不安がなく、心配なく、緊張がなく、心残りなく、後ろめたさなく、不和なく楽しい時間があるならそれを過ごしたいという一心だった。今でも。独りよがりのように聞こえるかもしれないけど、自分以外の誰かが嫌な思いをしているということに気づいたときこれは破綻する。無頓着で鈍感な自分に嫌気がさしてマジゲロ吐く。僕が心から望むそういう時間は、もしかしたら同じ心を込めて写真を選んでくれるような誰かと一緒に作った方がよりイイ感じになるのかも、イイ感じ。気づいちゃった。それだけ。
 2020年5月2日渋谷クアトロを押さえた。いや、俺は押さえてない。正確にはエイティーフィールドの前田さんが押さえた。俺は渋谷のクアトロでワンマンをやりたいと言った。俺はイイ感じになりたい。し、みんなにイイ感じでいてほしい。それだけ。自分でやるべきことは自分でやる。人にお願いした方がより良いものができる場合はちゃんと信頼できる人にお願いする。人にやってもらったことを自分の手柄にしない。みんなで作ったものによって得た利益(金だけじゃなく褒めてもらったとかいいねと言ってもらったとか)はみんなでシェアする。関わるすべての人にフォーカスを当てる。ATFIELD、KiliKiliVilla、avex、PAは新妻さん、照明は中野さん、映像は佐藤くん、亀山さん、るい君。他にも手伝ってもらいたい人がいる。これからもどんどん増えていくと思う。ヤケにシンプルだけど本当にこれだけ。
 BIPOLAR、自分の手の反対側には人の手があり、煙突の向かいには109がそびえ立つかな。バイポーラ、それって本当だと思う?俺は思わない。けれど反対側まで行かないと言い切れないべよ。Your Nameの空気を渋谷まで持ってゆく。今度は色んな人の手垢をつけてより良い時間が作れることを実証する。二極の中心は僕が何を思ってるかってとこなんだよ。avexからアルバムを出したときにも同じことを思った。伝言ゲームで薄まらないためには最初に僕が何をどのように隣の人に伝えるかというところ。Your Nameはそれを俺とあなたとで直接やり合った。Your Nameであなたに伝えたようにBIPOLARに関わる全ての人間に伝える。これは自分でやる意味があり、誰にも任せられない。端から端まで血を通わせる。Your NameもBIPOLARでもやりたいことは変わらない。理想。マジで冗談抜きで俺はいい感じでいたい。気持ちよく音楽をやって毎日を暮らしていきたい。それだけ。理想のためにやるべきことをやりたい。周りのみんな気持ちがいいと俺も気持ちがいいし、俺の気持ちがいいとみんなも気持ちがいいという関係がいいと思います。それを俺たちでやろう。それがいいな。
 そうしてそれが叶ったとき、ようやく俺はギターを肩に掛け、ゆっくりと歌いはじめるので、そこにいる君は何も気にせず、柱を避けて、ただそれだけを観てくれればよい。2020年5月2日渋谷クアトロで待ってる
NOT WONK 加藤修平
Tumblr media
6 notes · View notes
dgmwdgmw · 5 years ago
Text
anata no namae
Your Nameが終わってから一週間以上経った?ていうかYour Nameって本当に終わったのかな。言い出し、大ごとにし、半年も一つのことを考え、考えさせ続けた責任は最後まで果たさないと思っていたけど、僕が一人で見たものよりあの日あそこに居合わせていた262人の観客、94人のオープンバンドとそのスタッフ、4人のYour Nameカメラクルー、7人のライブハウススタッフ、1人のコーヒー屋、全部で368人の人間が見ていたものの方が圧倒的で、僕が語れることなんていうのはNOT WONK3アホも合わせると1/371だなって。俺が話せるのは俺が見たことくらい。過不足なくあの日いたみんなとコンタクトして(メールしたり直接話したりしたよね)、わたしはあなたのことを知っているし、あなたはわたしのことを知っているという空間はちょっと奇妙なものだった。時間がとてもゆっくりしていて、誰が作ったのかわからないけどとてもいい雰囲気だった。あれは誰が作った1日だった?少なくとも自分という感じはしなかった。途中から受付ばかりやっていた俺は置いてけぼりをくらい、なんだかいい顔でフロアから戻ってくるみんなを見て羨ましい気持ちだった。こんな日に俺も遊びに行きたいな。21時30分まで駅前通りに人だかりは出来ず、人が通った跡は残ってない。ごみも吸い殻も落ちてない。俺は何も言ってない。24組のオープンバンド、転換込み15分、左右のステージが6時間クロスフェードし続け最終的には1分も押してない。
Your Nameっていつから始まってたんだろうか。7月5日にYour Nameという試みについてお知らせをしてから155日間、当日は多分1/155日でしかなかった。ずっとそのことについて考えていたし、今でも考えている。少し何もしないと12月7日のYour Nameのことを思い返している。特に誰かに知って欲しいわけでもない。別に大きいイベントをやりたかったわけでもないし、またやってくださいねと言われることもあるけど二度目はないと思う。お互いの名前の知れたあの時間はもしかしたら究極にクローズドな空間だったのかなと思う。と、考えると少し気も楽になる。俺たちあの日顔見知りくらいにはなれたのかも。目にうつる全てのことはメッセージって知ってる?あれは本当だと思う。人間の一挙一動、もちろん言葉や一瞬の仕草が意味を持つことは誰にだってわかる。けれどもっと大きな波の中で自分が動かした指先が遠い未来で大きな意味を持ってしまうこともある、海岸で拾ったビンに海外からの手紙が、とかそんな話を思い浮かべた今。こと何かを作り、それを人に見せる人間においてそれはもっと顕著で、よく聞くノンプロモーションなんていうのは真っ赤な嘘で、どう足掻いたってそれが恣意的だとかそうじゃないとか個人のコントロールできる次元を離れて、全ての言動がイメージを持たせる。人に。だからそういったものをコントロールしようとするのはやめよう、人からのイメージなんて結局他人から見たあなたの一側面でしかないんだから、とかそういう話じゃ全くなく、頓着できるところになるべく頓着しよう。というのが���今回のテーマだった、と今思った。自分探しには終わりはないと思うけどだからと言ってそれをしない理由にはならぬ。僕は僕がわかりたい。別に自分探しがしたいわけではないけど、1対1が371!通り、階乗ってこう使うのかな、あったあの日は自分で自分のことを見つめるより様々な角度から人に見てもらう方が像が明確だった。様々な角度から見られているということが自分を明確にした。それはみんなそうだったんだよね。だからごみはゴミ箱へ、通る人の邪魔にならないように自然に列ができた。Your Nameは僕の体だった。全てに神経を張り巡らせ、誰が何をして、僕が何をして、どこに誰がいて、誰が誰を見ていて、誰がどこを見ても僕の意思を感じられるものにしたかった。最終的に当日僕は分身できず、受付をしながらドリンクを作ったり、クロークをやったり、会場の安全を確かめながら、音響をやり、バンドに光を当て、楽屋のビールを一人一人に手渡し労い、遠くから来たあなたの街の話を聞きながら、アンプを運び、冷めたストーブに灯油を入れ、コーヒーをドリップし、みんなの表情を記録に収めながら、モッシュで倒れそうになるスピーカーを押さえながら、ギターを弾き、歌い、ステージになだれ込んだ観客の無事を確認しながら終電に間に合うように犬のスウェットを手渡し、金の勘定をしながら眠りにつくことは無理だった。一人でやるつもりだったから。DIY、別の人がやってたらあの日は自分でやったと言うかもしれない、けどとてもじゃないけど僕は言えない。上記の理由で。DIYでやる意味はDIYでやるときに最善で最高のクオリティがあるときだけかもな、とか思った。俺たちのやってるのってサ、ほら、これって客商売じゃないからサ、それはテメエの言い訳でみんなおんなじ顔の書いてある¥3,000を所定の口座に振り込んでいる。¥3,000安くないだろう。それに対するただ一つのバックはNOT WONKのライブを観れること。非常にいろんな人に世話になった、頼んでもないことを進んで手伝ってくれた人、頼んだことを快く引き受けてくれた人、ただありがたい。何か特にしたわけじゃないけど、なんだかいとも簡単にそんな雰囲気を作ってくれたみなさんもどうもありがとう。不快な思いをした人が一人もいなかったとは全然思わない、きっとどこかで押し殺しているかもしれない。なにせ人はたくさんいたもんで、それは一重に私の読みの甘さと力不足だなと思います。申し訳ない。心もとない印象を持たせてしまったかもな。
「2019年12月7日の土曜日、苫小牧ELLCUBEでNOT WONKのワンマンライブをやることにした。ここまでだとルーキー残念、自前で用意した救済措置。背中の傷まで自分で舐める馬鹿がどこにいる。メジャーデビュー、たくさんのスタッフ、ラジオ番組、深夜の生放送、過呼吸出そうになるゲロ、101回目のバンドプロフィール、真面目に答える。関係閣僚会議、ノットウォンク再生回数少ないんでダメっす、すっかりブランニューされちまったバンド活動をもう一度考え直そうと思った。自分の手でやること、人の手を借りること、金を貰うこと、金を払うこと、誰かが作ったコンクリートの上、プルトニウム製の電気で歌うパンクアンセム、役割分担、じゃあ俺歌うんで観といてもらってもいいっすか、人と関わることからは逃れてはいけない気がしている。バンドをやり、生活する上で、そのために俺ができること、俺には到底できないこと、他の誰かにしかできないこと、他の誰にもできないこと、時間をかけて考えてみたいなと思った。」とてもわかった。155日間の体験は俺をほんの少しだけいいヤツにした。そして次は何をやるべきか、幸運にも非常に明確である。お付き合いいただいた皆さん、賛同いただいた皆さんどうもありがとうございます。Your Nameは次のステップを踏むために必要な大事な時間でした。私にとって非常に有意義なもので一つの疑問を考え尽くす長い時間を使った体験でした。関わった全ての人にとって意義のある(なくても楽しけりゃそれでいいけどね)ものだったら冥利に尽きます。明後日12月19日の19時にYour Nameの後の話をします。Your NameのMVと一緒に。あなたのなまえ~が書いたあなたのCDは絶対にあなたのものなので、あの日に来れなかった全ての人にシェアしてもいいよね。そんなのくらい俺たち全然平気になったよね。
14 notes · View notes
dgmwdgmw · 5 years ago
Text
zo-sun park
zo-sun parkのこと、言い訳できないくらい忘れてた。彼らのこと考えると気が抜けるんだよね。ボーカルの太郎は今回募集をtwitterでしか行わないのは フェアじゃないという趣旨のメールを寄こし、募集期間が終了した後にゴリ押しで出演を取り決めた男だ。ただし、条件として出演に関してのレポートを書いてもらったのでそれは明日トイレに掲示する。どんな期待も想像もヌルッと躱されるのでやはり何も考えないことにする
​#タグ
2 notes · View notes
dgmwdgmw · 5 years ago
Text
191206_Your Name_T.T_image.docx
Dr.NY何かやろうとしてるだろうから一番初めにやってもらうことにした。雰囲気も何もないので彼らが好きな事何をしてもいいように。ただ全裸じゃないとは思う。ギャーッとしたライブを横で見てcult grass starsが自分の役割を探し真っ当にロックする。根室から来る。きっと7月からたくさん考えてくれた��ろう。Hue’s、事の重大さに気づく。北海道の高校生のバンドがいい感じすぎて焦る。彼らにも大阪プライドがある。ど田舎まで来て中途半端なことはできない。ツマミをあげる。LADALESがさらにあげる。フロアライブ、ドラムにマイクは立ってない。気合いでブチ叩かないと何も聞こえない。会場が耳鳴りしだす。やばい流れがいい。インディガール滾る。この日が良ければあとはなんでもいいと彼らに伝えた。俺は翌日解散しても文句ない、ただフアっとしたのは嫌だな。道外のバンド食うとこみたいな。脱兎初ライブ。この日のためにメンバーを集めると連絡をくれた。集まらなかったら一人でやると言っていた。けどちゃんと集めて死ぬ気で準備してきた。非常に緊張する。他のやつとは思い入れが違うんだよ、セッティングしながら横目でバンドを見る。自分の番が待ち遠しい。大久保光涼、思ってたのと全然違う。祭りなんかいう雰囲気じゃないし加藤くんありがとうなんて気持ちも全く消えてしまった、とにかくギター一本で納得させないといけない。時間は13:30。客も増え始め、期待感が蔓延している。とにかくNOT WONKを見に来たお客を納得させないといけない。And Summer Club、年季が違う。フロアライブ鳴らし方を知っている。楽しい時間を作れる。The Big Mouth、アンサマすごかったなとか思いつつ、この日のために集まったメンバーと再確認する。ライブをしてなかった間、見続けてウズウズいていたものがある。アンサマの最後の曲が終わった瞬間、すぐに音が出る。SUP、東京ってなんなんだろうな、こことは全然違う、どことも全然違う。ここが一体どこだかわからなくなるな。手札で勝負するしかない。強いのから切っていくしかない。バンドってなんなんだっけ?ザ・ジラフス、バンドってなんなんだっけ?苫小牧またフロアかよ。そもそも苫小牧のやついるのかよ、ちゃんと見てんのかなこいつら。むかつく。新しい音源よかったな。気怠さ無しでぶっ飛ばして。The triops、NOT WONKありがとうじゃなくて君は君の役割を。憧れてる暇はこの日にはない。目の前の人はただいいライブが見たいだけ。15分は長い。SEAPOOL、ギャーっとギターが鳴ってうるさい。非常にうるさい。15:15ちょっと疲れてきたらギターがでかい。ありがたい。二日いただけで北海道の音になってそう。BANGLANG鼻息が荒い。この日初の苫小牧のバンド。一番近くでNOT WONKをみてきた。ギターがでかい。ベースがさらにでかい。叩く前からスネアが鳴ってる。みんなそれをみている。INViSBL、この街で15年やってる意地がある。考えながらやっている。あるものないものわかってる。けどこの日は予想していたものが何もない、今作るしかない。新しいものを次の意識で感じながら歌う。蛇が脱皮するみたいにライブする。JEEP、北海道のラウドはいいぞ。暴力的なドロップCから何を鳴らす。福山で演奏したNOT WONKに何か感じ数年思っていてくれた、ありがとうウネバサミ。福山シティのユースやるしかない。全ての爆弾をミートボールに、腹減ったなTIMELY ERROR。モルさんもナベさんもパンパンのフロアでやるタイムリーみてほしいな。とにかく狭い。太ってるから。四方からハウリング、バイノーラル・ハードコア。まえだゆりな試される女。うたギター。歌歌歌歌歌。試している。湯気まみれのフロアに刺され。頭がよくわかんなくなってきた。Discharming man、えびなさんの声が妙に静かに聞こえる。外はだんだん暗くなってきて寒い。人はたくさんいるのに妙に静か。ヒリヒリした冷気が入り口のところですぐにあったまって消えてる。今何時だ。突然少年。今何時。持ち込みのベースアンプ、人込みを分けズイズイステージへ、これステージと呼べるのか、境目がもうない。顔にだけ照明が当たり眩しい、数え切れないライブをしてきた。この日もいつか忘れるかな。やっほーです!とてつもないリアル、フロアになだれ込みそのままやっほーが消えた。多分煙に紛れてどこかへ。いま私が見たのって幻だったのかな。Gotch、仕切り直すように歌い始める。とはいえ彼ももはやこのスカムの一部である。ギターと歌が耳に入ってきてるんだか耳から出ていくのか段々わからない。連絡しないと後悔すると思って、そうやって夜中にメールをくれた。特別なことをしていたら僕が後悔しただろう。ここで歌ってもらえてよかった。MAPPY、誰がMAPPY?俺?君?MAPPYってどこ?いつはじまったかわからないけどこーへーマンがピースしてる。
6 notes · View notes
dgmwdgmw · 5 years ago
Photo
Tumblr media
「Your Name with opening acts」flyer
2 notes · View notes
dgmwdgmw · 5 years ago
Photo
Tumblr media
「And hacie」logo
0 notes
dgmwdgmw · 5 years ago
Photo
Tumblr media
design
"BEING THERE 3" flyer
2 notes · View notes
dgmwdgmw · 5 years ago
Photo
Tumblr media
Your Name Flyer
4 notes · View notes
dgmwdgmw · 5 years ago
Text
Your Name
もう少し落ち込んでいれば話も早かったんだろうけど 4月にFUJI ROCK FESTIVALのROOKIE A GO-GOの結果がわかったとき自分でも思った以上に食ら��なかった。理由はあんまりわからない。NOT WONKが出るのが一番面白いだろうと思ったし、正直あの手この手でフェスの主催にすり寄って出るくらいならお客さんにジャッジしてもらうのが一番フェアだろうとも思ってた。ここ2〜3ヶ月、GEZANのマヒトさんとメールのやり取りをしていた。すぐには言っている意味がわからなかったから毎日考えていた。メールに綴られた言葉の意味を何度も辞書を引いたり、とにかく俺は頭デッカチだ。俺は結果がどっちでもよかったわけでは全然無いし、毎日それについて考えていた。僕は出来上がったアルバムに納得しまくっていたので、どうしてこれがわからないんだと憤慨して、ということだって十分あっただろう。わかるやつだけわかっても意味ない。全員にわからせるつもりでやってる。でもどうしてもそういう気持ちになれなかった。こないだ下北でたまたま出くわした突然少年にアルバムを渡した。フジ頑張ってね、とか言ったけど、そんなことよりアルバム聴いてほしかった。
今回新しいアルバムをavexからリリースしたということもあり、実際間口が広まった。今までNOT WONKを知らない人間に届いたという感覚もあるし、こういう形でできたことをよかったと思う。今回のリリースに関わった全てのスタッフは本気でNOT WONKのことを考えてくれたし、KiliKiliVillaもcutting edgeも同じ熱量でDown the Valleyに向かうことができたことがとてもありがたかった。でもYoutubeで今までにないペースで回るカウンターや、増えるつまらないコメントを目にしたとき、ルーキーの結果を聞いたときと同じような気分になった。どうでもいいわけない。出来上がったものを体験してもらえたら嬉しいし、センスのない便所の落書きにどこのどいつか知らないけど死ぬほど面白くないやつが書いてるんだろうなとか思ったりしてた。それでも大喜びできたわけでも傷ついて泣いちゃうこともなかった。一体何に一喜一憂できるのか正直わからない。未だ見ぬデカいステージの上で死にたいわけでもなさそうだし、分かり合える仲間と一晩やってお互いの傷をペロペロ舐めながら酒を飲むことでも断じてない。考えすぎはあんまよくない。考えすぎた俺は結構思った。違うと思ったら変えてみようと思った。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
2019年12月7日の土曜日、苫小牧ELLCUBEでNOT WONKのワンマンライブをやることにした。ここまでだとルーキー残念、自前で用意した救済措置。背中の傷まで自分で舐める馬鹿がどこにいる。メジャーデビュー、たくさんのスタッフ、ラジオ番組、深夜の生放送、過呼吸出そうになるゲロ、101回目のバンドプロフィール、真面目に答える。関係閣僚会議、ノットウォンク再生回数少ないんでダメっす、すっ���りブランニューされちまったバンド活動をもう一度考え直そうと思った。自分の手でやること、人の手を借りること、金を貰うこと、金を払うこと、誰かが作ったコンクリートの上、プルトニウム製の電気で歌うパンクアンセム、役割分担、じゃあ俺歌うんで観といてもらってもいいっすか、人と関わることからは逃れてはいけない気がしている。バンドをやり、生活する上で、そのために俺ができること、俺には到底できないこと、他の誰かにしかできないこと、他の誰にもできないこと、時間をかけて考えてみたいなと思った。 12月7日、チケットは俺が作り、私たちでお渡しする。ライブ会場でもいいし、住所を教えてくれれば家にも送ります。全部で250枚用意する。その全てが異なるデザインであなたの名前が入って私のところからあなたの手元に届く。当日は俺たちの名前が入って入場のしるしにしよう。消しゴムはんこまた彫るわ [email protected] チケットを買いたい人はメールをください。これはいつも金を払って誰かにやってもらってることそのいち。
12月7日、当日会場限定の新曲の音源を販売します。リリース、今回のアルバムはとっても大きな力を借り、ありがたいことにとても遠くまで届いた。随分多くの人��触れたものになった。今回は私たちとあなただけの手垢がついたものにしようと思う。チケットと同じ数しか音源も用意されない。ジャケットと盤面には名前を書いて最強のコピーガードをつける。これもいつも誰かにやってもらっている。
12月7日、これは全国の音楽をやっている人間に向けて。NOT WONKのライブの前にオープンステージを用意する。やりたいやつにやってほしい。審査はない。ただあらゆる差別には反対。バンドはタイミングと瞬発力だと思っている。募集期間は今から3日間くらい、7/8(月)の午前2時まで。バンド数によって持ち時間、オープンとスタートを決める。あなたしかいなかったら1時間やってほしい。少しだけど全員ギャラを払う。初ギャラにしてもらってもいい。YoutubeもSoundcloudも要らないので、名前と気合を添えてメールをください。[email protected] 条件はないけどNOT WONKの前に生温いライブをしたら殴る。自戒の念も込めて。選んだり選ばれたりではなく一緒にやろう。老若男女、住んでる場所を問わず連絡を待っています。 チケットの発売は7/14(日)WWW Xで行われるDown the Valley TOURの終演後から。物販で。 この企画の名前を考えていた。僕が恐れていたのは名前も顔もわからない人間のことだった。顔と名前が知れてれば言えないことも、知らなければ言えてしまったりする。各地方にいるavexのスタッフに僕の気持ちが伝わるのかと思っていたけど、会って話せばみんな真面目に取り組んでくれていた。お互いの名前が知れて話し出すと大概のことは受け止めてしまえるものだ。ダウン・ザ・バレイ。人間を固まりでカウントするのはクソだ。今まで死んでいった人間もそれぞれ名前があり、生きてきた時間があり、暮らしていくはずの時間もあっただろうに。クラスタとカウントされる俺たちもあなたたちも同じなはずだ。お互いの名前がわかるのは、それを想像するきっかけになるだろうな。 2019年12月7日は苫小牧ELLCUBEでYour Name。Bob & Geneの名曲から。俺たち名前で呼び合おう。かっこつけすぎたべ NOT WONK 加藤修平
Tumblr media
7 notes · View notes