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昨年末、新装版Desire全2巻が無事発売されました。 シリーズ完結ということで、もう少しだけ個人的な…制作についての反省話を。 THE EDGEシリーズの読者様向けです。 ご興味ある方だけどうぞ。
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THE EDGEの企画が決まった後、どんな方針で漫画を描いていくか、まず担当さんと話し合いました。 要は「漫画という媒体に合わせてどこまで改変するか」などですね。 私の当時の担当さんは、アニメと漫画両方にとても詳しく、2つの表現媒体の違い=適切な表現方法も違うという事をとてもよく理解&尊重している方だったので、真剣に話し合ってくれました。 アニメ→漫画の場合、企画のボリュームにもよりますがそのまま描く事は不可能で、台詞やエピソードを大量に削ることになります。 ただ削るのではなく、一旦分解してからの再構築が必要です。 そして、色々考え事の多そうなアスラン視点となると、やはりモノローグなど漫画ならではの新規表現も欲しい所です。 アニメで描かれるキャラクター性や、ドラマの意図は最大限尊重することは当然のお約束として、 【漫画】にするための多少の改造をご了承頂きたいと、サンライズさん側の担当者様にお伝えさせて頂きました。 結果、ある程度はこちら(編集部担当&漫画家側)の裁量を信じて頂くことになりましたが(大体がこのケースかと思いますが、毎回チェックはあります)、ただ1点だけご要望がありました。 それは「キラとラクスには触れないで欲しい」ということでした。 「触れない=原作で描かれている事以上の事は描かない」の意です。 THE EDGEはこの条件の上で始まりました。 もちろんすぐに納得&了承しました。 DESTINYの彼ら2人はとても難しい。 特にラクスは、シリーズ構成の両澤さんの感性によって作られている部分の多いキャラです。 繊細な美しいガラス細工のような、絶妙なバランスで成り立っている。 突然出てきた新人漫画家には扱えないだろうし、触って欲しくない。 そう判断されるのは当然でしょう。 しかし物語が進むと、特にキラはEDGE主人公であるアスランとの重要なシーンもいくつか出てきましたので、漫画として成立させるためにという事で相談の上、EDGE版として再構築した台詞もいくつか入れさせて頂きました。担当さんとサンライズの担当者様には、胃の痛い思いをさせてしまった事と思います。申し訳ありません。 そして、THE EDGE本編を終えて番外編Desireの方では、アスラン視点で描けなかった原作の流れを補完するという企画意図もありまして、頼み込んでキラの話を1本だけ描かせていただきました。 余計なノイズにだけはならないよう、極力控えたつもりですが、EDGE版でのキラはあの話に凝縮したつもりです。 当時、「キラとラクスの事ももっと描いて下さい!」と書かれたお手紙も頂きました。 申し訳なかったです。 ご期待に応えられなくて、本当にごめんなさい。 私にもっと力量があれば、色々出来たのかもしれないけど、当時は完結させる事だけで精一杯でした。 そして、時は流れ…… 実は、新装版Desire2巻の最後にラクスのお話を入れられないかと、ギリギリまで悩んでおりました。 (当時とは違う担当さんにも少し相談し、不安にさせまくっておりました) 2023年、新装版EDGEの作業中、再びDESTINYのキャラ達に正面から向き合っていた時、やはりラクスの事が気になっていたので。 もしこの後、新装版Desireも発売の機会を頂けるなら、、、最後に少しだけ描いておきたいという気持ちが出てきたんです。 でも結局、、、 これだという確信を持ったネームは、出来ませんでした。 新装版EDGE→新装版Desireの間に、劇場版FREEDOMという、大量の新情報を浴びてしまったから、というのもあるかもしれません。 FREEDOMは、想像以上にキラとラクスの内面に焦点を当てており、ラクス出生時の新設定なども明かされました。 THE EDGEは、あくまでDESTINYの漫画ですから、そこには触れないにしても、自分の中で無視はできなくなります。 劇場版を見る前…新装版EDGE作業時になんとなく考えていた構想に加え、さらに想像の余地はとても多くなって、趣味の漫画としてなら色々描けそうですが、THE EDGE版となるとこれはどうだろう…?と。 劇場版が盛り上がっている今は尚更、ノイズになるようなリスクの高いものは出さない方が良いんじゃないかとか。 悩みすぎて、もし両澤さんがご存命なら……失礼承知、怒られるのを承知でダメ元でお手紙とか出して、ご相談を試みてみたかった……なんて思ったりもしました。 ぐるぐるした挙句、描けずに終わった、という話でした。 ラクスを最後に描きたかったというのは、結局、私のエゴでもありますしね。 THE EDGE連載中はずっとそうだったんですけど、コミカライズとはいえ、何を描くかor描かないか、自分の作風表現というものに向き合うお仕事でした。 特に、SEEDのキャラクタードラマは、台詞テキスト以外で表現されている事がとても多いです。 些細な表情や挙動、声優さんの繊細な演技、劇伴音楽、楽曲。それらを通して伝わってくる、言葉にならない心情。 そんな作品に関わらせて頂くことで、たくさん勉強させて頂いたなと思います。
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昨年末で、何気に漫画家業20年でもありました。 インタビューでも書きましたが、私はイラストレーターから成り行きで漫画仕事をしてしまった人間です。 ずっと「漫画は好きだけど苦手、得意分野ではない」という自覚があるのですが、運に恵まれてここまで続けられました。 関わって支えて下さった方々、読者の方々のおかげですね。 本当にありがとうございます。 いまだに多方面にご迷惑をかけて凹む事も多いですが、まだまだ描きたい事もあります。 地道に頑張っていきますので、ご縁がありましたら、今後も見て頂けると幸いです!
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■ 私の2025年は2月から…! …などとXで言っておりましたがその後、新潟の大雪の洗礼を受け、またしばらく魂飛んでおりました…ご無沙汰しております。 年末年始に時間が取れず、すっかりタイミングを外してしまいましたが、ラフで放置していた年賀絵を仕上げてみました。 蛇年ですからね…やはり描いておきたかったんです。 星矢NDの短髪沙織さん(+オデッセウスの杖)。 今年のお仕事としましては、まずはC.E.出張でお暇を頂いておりました聖域でのおつとめをしっかり果たしたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いします。
■ 1月末発売のガンダムエースさんに、昨年末に描かせて頂いた雑誌表紙イラスト+新装版Desire2巻のイラスト2枚を使用した、特大B2サイズの両面ポスター&カレンダーの付録をつけて頂きました…! こんなに大きく絵を印刷してもらう事もなかなか無いので…THE EDGEシリーズ完結記念として、よろしければぜひ入手してやって下さいませ。 また、新装版Desire発売直後重版記念!として急遽、誌面にインタビュー記事なども載せて頂いております。 しかし、THE EDGEに関しては作品の特性上、内容について触れようとすると全て「これはあくまでEDGE版での解釈であり……」云々、しっかり注釈をつけないと誤解を招きかねないという懸念(※)もあり、あまりキャラに関する事などは触れられておりません。 (※まだZEROという次作が控えている現行作品ですし、EDGEやDesire執筆時点でのキャラ感等を今、ガンダムエース誌上で私が語るのはノイズになってしまうかもしれない…等)
なのでどうしても当たり障りない仕事場ネタなどに偏ってしまっておりますが(むしろ、富野監督とのお話ネタなどあったのですが脱線気味になり割愛したり…)、軽めの余興として楽しんで頂けたら幸いです。
……とはいえ、 新装版Desire発売後、THE EDGEシリーズ完結について個人的な総括の話をこちらで少し書き残しておこうとは思っておりましたので、、、近日中にまた改めて記事を書く予定です。 ではでは!
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先日無事にガンダムエース2月号と『新装版 機動戦士ガンダムSEED DESTINY THE EDGE Desire』1&2巻が発売されました。 既にお手にとってくださった方、ありがとうございます! ・ ガンダムエースの方はSEED FREEDOM BD&DVD発売に合わせ、FREEDOMのアスランとカガリ+インフィニットジャスティスを描かせて頂きました。 映画公開直後のガンダムエース表紙では、小笠原先生がキラ&ラクスを描かれていたので、今回はこの2人でという事で。ちょうど新装版Desire発売(EDGEシリーズの完結)に合わせて、DESTINYの先のアスランを描き残す事が出来て良かったです。 2004年の年末に連載が始まったTHE EDGE、まさかこんな長く関わらせて頂くとは思いもしませんでした。 当時から、そして今、読んでくださっている読者の皆さま、そして支えて下さった方々には感謝しかありません。 その感謝の思いと、DESTINYという作品への思いを、今回の描き下ろしに詰めて描かせて頂いたつもりです。 DESTINYってこんな話だったよねと、こんなキャラクターが生きている様に、私たちは心動かされて来たんだよね…と、確認す��ような執筆作業でした。 年末年始の数多のお楽しみのひとつとして、楽しんで頂けましたら幸いです!
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2024年は引越しもあり、個人的に大きな変化の年でした。 予想以上に、新生活の環境を整える事や家の事に時間を費やした1年だったなと思います。 地元へのUターン移住とはいえ20年以上離れていたのでもはや新天地。今までとは違う環境に適応するには時間がかかるということですね。 これからは家族と過ごす時間も大切にしていこうと思っています。
ではでは、 今年も作品等見てくださった皆さま、ありがとうございました。 来年もどうぞよろしくお願いいたします。 良いお年を。
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この春、新潟にUターン移住しました。
元々、いずれ帰るつもりではあったんで、 セインティアの長期連載完結が見えた頃から計画していたんですが、 その後入院手術などあったり、家族まわりの都合など色々あったりで このタイミングとなりました。 (余談ですが、星矢LCの手代木先生も一昨年、宮城に帰郷されましたが、私は手代木先生より先に地元に帰る予定の話をしていたのに、モタモタしてたら先を越されてしまったのでした・笑) 学生時代に上京して以来、20年以上横浜に住んでましたので やはり感慨深く……… 人生の区切り、新生活!のはずなんですが、、、 結局、引越し直前ギリギリまでお仕事やっていたり…… 仕事の資料や本があまりにも多すぎて、荷造りが終わらなすぎて 最後◯日くらい徹夜で、近場のアシさんに急遽手伝ってもらいながら半泣きで荷造りしたり…… (引越し屋さんに「よくこの量を…こんなにちゃんと荷造りしましたね…」と呆れ褒められました) 引っ越した後も、何だかんだでしばらく落ち着かず 色々バタバタしていたらお仕事スケジュールが始まり 今、すでに追い詰められていたり…… (ご連絡滞ってしまっている方、ごめんなさい。 落ち着いたらご連絡させていただきます…!!) ……というように、 あまり変わり映えしていないような…毎日です。 とはいえ、 目に見える景色と環境が一新しているのはやはり大きくて。 地元の魅力を改めて感じたり(離れていたからこそ分かる)、 これが私の原風景だったよな〜…というものを見ると 忘れていた自分の本質?が呼び起こされる感覚が確かにあって、 毎日、良い刺激を受けていると思います。
他、引越し時のアレコレについては、また後ほど機会があれば綴っていきたいと思います。 ひとまず、目の前に差し迫った作業を……片付けてきます。 ……そして、移住早々これだけは実感してます。 新潟は……食べ物が美味しすぎます……!!!




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2/19は両澤千晶さんのご命日でしたね。 新装版ジエッジのお仕事をしていたここ半年ほどは、両澤さんの事を色々と思い出していました。
以下、個人的な思い出話を少し。 ↓↓↓
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私が実際にお会いしたのは、DESTINYの放映が始まった直後、連載前に一度ご挨拶を…と、関係者様が集まるお食事の席に同席させて頂いた時。そしてEDGE完結後、番外編Desireが始まった頃の2回です。(他、何かの場でご挨拶の機会なく同席させて頂いた事はあったかも) 最初にお会いした時は、私自身が商業漫画連載初めて…というド新人であり、そういう場に出席することも慣れていない状態だったため、まずは皆さんの歓談を大人しく聞いて…という感じだったのですが、隣に座っていた両澤さんが「ちょっと、これ聴いてみて」と、突然イヤホンを差し出してきて、まだ情報が出ていなかった「Quiet Night C.E.73」を聴かせてくれたのを憶えています。思わず笑って(?)しまいましたが、たぶん緊張気味だった私の気分をほぐそうとしてくれたんだと思います。両澤さんは苦笑いしながら「これ、怒る人いると思う!」と話されていました。漫画もとてもお好きだという事で、漫画関連のお話も少しだけさせて頂きました。 後日、担当編集さん経由で「両澤さんが『あの子なら大丈夫よ』と言ってたって」と聞きました。 その時の私は、驚きありがたく思いつつも、正直あんな短時間で何がどう大丈夫なのか分からないだろうに…優しい方だなあ…などと思っていました。 色んな方に「お母さんみたい」と言われていた(という評判を聞いていた)両澤さんですから、本当に何気ない一言、ただのリップサービス(もしくは担当の計らい込み?)的な言葉だったのだと思います。 けれど、その一言は結果的に、私の大きな支えになりました。 連載中「ガンダム漫画なんて、やはり無理だったのでは」の壁に何度もぶち当たりましたが、ギリギリに追いつめられた時(作品の大きさや原作ファンの数などを考えたら潰れそうだからあえて考えないようにしていた時)、ただシンプルに「信じてくれた人を裏切りたくはない」というのは大きかったんです。 EDGE完結後、Desire連載中に再度お会いした後は、お電話で話す機会も何度か頂いて、作品作りについて具体的なお話もさせて頂きました。 アカデミー時代の話を描く時、本編でほとんど描かれていない部分だし、発売済みのスーツCDの内容に合わせた方が良いのか悩んでいる…と話したら「スーツCDは無視して好きに描けばいい。あなたの作品なんだから」と即答されて、懐の深さに驚きました。 そしてネームも見て頂いて、いくつか細かいセリフの監修を頂いたりもしました。(監修頂いた部分は憶えているのでまた語る機会があれば…) 基本的には私の主張を尊重して下さって「ああしろこうしろとは言わない。私はシリーズ構成という立場だし、色々言ってしまうとパワハラになるからね 笑」と、当時まだそこまで馴染みのなかったパワハラという言葉を使ってお気遣い頂いていたのが印象的でした。 何気ない、小さな台詞を大事にする事で、キャラが生きるという事。 両澤さんの脚本で表現されている事を、具体的な実例で教えて頂けた貴重な体験でした。 ・・・ Desireが無事終わった後は、色々な事情でご挨拶の機会がない��ま、時は過ぎ…… 亡くなられた2016年当時、私はセインティア翔(聖闘士星矢のスピンオフ作品)を連載中で、また壁にぶち当たっていた頃でした。 星矢のお仕事では、ある意味SEEDとは真逆の方法論を求められていて(私的には共通点はあると思っているんですが、双方取り入れるバランスの取り方は手探り真っ最中でした)、両澤さんならどうするだろう…?などと考えることもありました。 両澤さんは、物語を描くことはキャラとともに旅をする事だと仰っていました。一緒に悩んで答えを探していくんだと。 EDGE〜Desireの時の経験が、その後の漫画のお仕事の大きな支えの1つになっていた事は間違いありません。
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両澤さんにとって私は、数多く関わったお仕事関係者の内の1人に過ぎなかったでしょう。それでも当時未熟だった私にとっては、色々と大切な事を教えて頂いたとても有り難い方でした。 映画の大ヒット、本当におめでとうございます。 DESTINYの後の彼らの物語を観せて頂けたこと、作り上げて下さった福田己津央監督と制作者の方々には本当に感謝です。 映画の各所で、両澤さんの言葉がキャラクターの台詞を通して伝わってきた気がしました。 でも、いつも両澤さんはご自身の作品=キャラについて、ある意味客観的な感想や考えをたくさんお持ちの方でした。 ついつい、両澤さんならこの部分をどう言うかな?と、今も思いを馳せてしまっています。 もっと色々お話してみたかったです。 両澤千晶さんのご冥福をお祈りしたします。
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2024年始まりました
年末から断続的にお仕事が続いていたので、新装版EDGEの作業がひと段落したらtumblr更新しよう(1月中頃には終わる予定だし…)と思っていたんですが、、、 元旦の震災の影響に始まり、にわかに親族関係の用事も重なって、さらに新装版の作業はギリギリまで加筆に拘ってしまい……気付けば2月でした。 1枚目の写真は正月に撮った写真です(遅)。 ようやく年を越えた気分です。 楽しみにしていた予定を既に2〜3つ飛ばしてしまって凹んでますが(お出かけ予定とか、作家さんとの会合とか…泣)、 個人的に人生のひと区切りの年になりそうなので、色々やりたい事もあるし、元気に貪欲に生きたいな〜と思っています。 本年もどうぞよろしくお願いします。 ・・・ 以下、最近のお仕事関連について。 ↓↓↓
まずは…ついに、劇場版SEED公開されましたね…! ここ半年くらい、新装版の作業でC.E.世界にどっぷり浸かっていたので、万全の準備体制で劇場版を浴びることが出来まして……無事昇天しました。 あまりの圧倒的なエネルギーに、鑑賞後、脳内で沸き巡る感想に数日翻弄されておりましたが、自分の中で少しずつ消化していっています。 いちファンとして、あの世界の続きを観せて頂けた事に本当に感謝です。 ・・・ 劇場版の流れで、昨年末から刊行して頂いている新装版THE EDGEにも興味を持って下さる方や、懐かしく思い出して頂いている方もいらして、とてもありがたい限りです。 当時の事など振り返って色々書きたいこともあるのですが、ひとまず最終巻の5巻が2/26発売ですので、その後にでもまた記せたらいいなと思ってます。 ・・・ そして新装版発売のタイミングで、ガンダムエースさんにも久々に色々と載せて頂いてますが、 こちらは原稿の再掲載がメインなので、あまり大っぴらに告知はしていません。 単純に、昔の原稿が雑誌サイズで載るのは、描き手としては結構恥ずかしいというのもあるんですが…、やっぱり再掲載だと読者さん的にはあまり嬉しくもないだろうなと。 実際、12月売り号は再掲載や流用ばかりでガッカリ…というメッセージを頂いてしまいまして、まあ、そうですよね…ごめんね…(私としても、すごく久しぶりのガンダムエースさん掲載で、しかも初めての表紙だったので、描き下ろしたかったなぁ…)と、ちょっと申し訳ない気持ちになりつつ、少しだけ事情説明させて下さい。 SNSなどでたまに漫画業界の話題を見ている方はご存知かもしれませんが、コミックスの加筆や描き下ろしって基本、無償なんです。 何か新しく描いても、稿料は出ません。新装版でも関係ありません。 (この慣習に反対する目的で、コミックスには一切描き下ろさない方針をとる漫画家さんもいます) 私もそれ自体については色々思うことはあり、編集さんと話すこともあります。 ですが今回は、劇場版SEEDが公開されるという、18年越しのお祝いの機会です。 デザイン変え+キャラ単体表紙など、「省エネ労力で出す」選択肢もありましたが、やっぱり、ちゃんと描きたくてですね………。 カバーはMS&キャラで5巻分+描き下ろし漫画もそれぞれページ数限界まで入れることにしました。 そこで担当さんが、 じゃあ、ガンダムエースの方にできるだけ色々載せましょうと。 そうすれば「雑誌掲載料」が少しはお支払いできますから、と。 取り計らってくれたんです。 その流れで付録のイラスト集も企画して下さいました。 ですので、 こんなブログ記事の文章まで読んで下さっている方で、 ガンダムエースも購入して下さったという方は、色々と再掲載原稿が載っていてちょっぴりガッカリされているかもしれませんが、そのような事情もあるんだな…と、少しだけご理解頂けましたら嬉しいです。 そんな感じですので、もし、新装版のカバー表紙や描き下ろし分など、気に入って&楽しんで下さいましたら、ぜひ話題にして頂いたり反応を頂けますと…とても嬉しいです…!!報われます。 ガンダムエースの方は、昔の雑誌は買ってなかったとか、買ってたけど記憶の彼方…という方が、雑誌サイズでの原稿掲載を少しでも楽しんでくれれば幸いです(昔の原稿は恥ずかしいですが!) ・・・
そして最後に。 なかなか御礼を言うタイミングが取れなかったのですが、 昨年〜年始にかけて、それぞれの編集部に、作品の感想のお手紙や年賀状を送って下さった方、本当にありがとうございました。 昨年は手術療養からの復帰に色々と不安もあり、掲載も少なかったので、届くお手紙にとても大きな活力を頂いておりました。 めちゃ遅いペースですが、お返事をたまにお送りしたりすることもありますので、期待せず気長にお待ち頂けると嬉しいです。 それよりまずは勿論お仕事の方で、少しでもお返ししていけるようにまた頑張っていきます…! ・・・ 2月中にはジエッジ新装版の最終巻が出ます。 もちろん加筆ありますので、手に取って頂けたら嬉しいです。 セインティアmemoriesの続きを期待して下さっている方、もう少々お待ち下さいね。 水面下ではずっと、聖域とC.E.を行ったり来たりしていたんですが、もう少ししたら落ち着く予定…です!
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2023年も終わりですね。 今年は2月に人生初の入院手術があり(tumblr記事にも書きましたがとくに重篤な病気ではないですが)、ちゃんと快復してやっていけるのか若干不安なところから始まりました。 が、時の経つのは早いもので手術から10ヶ月。おかげさまで元気に年を越せそうで、ほっとしているところです。 お仕事の方では、昨年開始したセインティア翔の番外編memoriesの方があまり進められないうちに、THE EDGEの企画が入りまして。 まだ手術から半年くらいで療養明けということもあり、2作品を同時進行するのは…ちょっと無理があるだろうという事で、時期のずらせない企画を優先させて頂き、少しお待ち頂いている状態です。 memoriesを楽しみにして下さっている方は申し訳なかったですが、水面下で少しずつ進行していますので(描く内容はほぼ決まっているので背景だけが溜まっていく…)、来年の次の掲載を楽しみにして頂けたら幸いです…! ありがたいことに、海外翻訳版の完結も続いていますので、memoriesの物語も海外まで翻訳版をお届け出来たら良いなあと願っています。 ではでは、今年も作品を見て下さった方、ありがとうございました。 また来年もどうぞよろしくお願いいたします。 良いお年を…! 20231231

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新装版THE EDGE1〜2巻が発売されました。 企画のお話を頂いてから、SEED無印〜DESTINY本編や関連映像、当時の膨大なメモなどを見返して、すっかり2004〜2006年当時の状態に頭を戻してから描き下ろし作業に取り掛かり、今もまだ最後の作業をしていたりするので、私の中では今、DESTINYはリアルタイム作品となっております。 1巻の新エピソード「前夜」は、連載開始時に参考資料として頂いておりました両澤千晶さんの2004年2月のメモとスペシャルエディションの映像からイメージを広げ、EDGE版のプロローグとして構築させて頂いたものです。CE世界のひとつの解釈の可能性として楽しんで頂けたら幸いです。 劇場版ガンダムSEED FREEDOM公開まであと1ヶ月!!! 本当に楽しみですね…!!
---- 11月の魂ネイションにて、星矢ブースにお招き頂きましたが、そこにいらっしゃったバンダイのお若い社員さんが突然、 「久織先生…! 『THE EDGE』読んでました!小学生の頃SEEDが好きで、漫画も読んでいて……サイン本も持ってます!」 …と話しかけてくれたんですよ。 めちゃくちゃ吃驚すると同時に、時の流れを感じて遠い目になりましたが、本当に嬉しかったし勇気づけられました。 (当時は編集部へのお手紙やサイン会くらいでしか直接の反応は頂けなかったので) 後日、サイン本の写真を送ってくれました。サイン会に来てくれたのではなく書店さん向けに書いたサイン本だったようです(確か小学生はいなかったはず…と記憶してました・笑)。


当時から読んで下さった方や、長くこの作品を憶えていて下さり時折SNSなどで話題にして下さった方のおかげで、今回の企画が実現したと思っています。たまに見かけては拝んで感謝しておりました。本当にありがとうございます。 5巻まで発行予定がありますので(5巻は劇場版公開の後の2月発売ですが…)、令和のTHE EDGEも、最後まで見届けて頂けましたら嬉しいです! 20231231
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復帰しました。お久しぶりです! ひっそり姿を消しておりましたが、年末年始からお休み&療養しておりました。 Twitterのプロフ欄には一応「療養中」とは書いておいたのですが、気づいた方からメッセージなども頂いてしまい、ご心配おかけしてしまった方にはすみません&気にかけて下さりありがとうございます。 先日、人生初の入院手術など経験しておりました。 …こう書くと何か大変な事態のようですが、前回ブログで書いたとおり重大な病気や緊急搬送などではなく、かなり前から予定していた入院です。 おかげさまで特に問題なく終わり、経過も順調で、現在少しずつお仕事復帰しております。 写真は退院時に車田先生から頂いたお花です💐💐💐 入院中は、お医者様と看護婦さんたちのプロのお仕事に感動したり、普段あまり縁のない場所を見たり入ったりして、ある意味新鮮で(?)色々と興味深かったです。 何でも写真撮ろうとして引かれたりもしましたが笑、人生の経験値が上がりました。 そして療養中、偶然にも、わりと年齢が近いかな?と思われる作家さん絵描きさんがSNSで入院手術の報告をしていたり闘病されているのを数件お見かけして…、皆さんお身体のメンテナンス頑張れ…!私も頑張ろう!という気持ちになったりもしていました(自分は何も発信していない癖に;)。 私もお医者様に、もう数年早めだったらもう少し楽に済んだかもね〜などと小言を言われましたが、今のところ他は健康ですので、維持できるようにしていきたいですね。 とりあえず腹筋が息をしてないので、また少しずつ運動とか筋トレ頑張っていこうと思います(無理はしない)。 ひとまず私の2023年、ようやくこれから!といった感じです。 各方面へのご挨拶も、療養中は確実な見通しが立たなかったため滞っておりましたが、これから順次させて頂く予定です。 そして停滞していたセインティアの番外編シリーズの方ですが、3話目は近いうちに…?読んで頂けるかもしれません。 発表の許可が出ましたら、改めてお知らせしますね。 それでは、本年もどうぞよろしくお願いします! 久織
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1日遅れのエクレウス姉妹誕2022/12/10 ケーキだけは当日ちゃっかり食べました https://twitter.com/cmk_k/status/1601826308207497216
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今年も12月がやってきましたね。
12/1は星矢の誕生日でもあり、そして荒木伸吾さんの命日でもあり… 今後、星矢のお仕事に関わることが無くなっても この日を忘れることは無いんだろうなといつも思います。
さて。 「セインティアの番外編始まったけど、続きは…?」 …と思われている方もいるかと思います。 秋からwebのマンガクロスで!と発表されていたのに、 まだお待たせしてしている状況になってしまい、すみません。
ひとまず2話、REDさんに掲載させてもらった後に ここにも書きましたがコロナ罹患→わりとその影響が長く続いたのと、 実はセインティア完結後、長年患っていた持病の治療も始めていたのですが 思ったより負担が大きくてですね…(重大なリスクの病気等ではありません) 他、色々な事情も重なりまして、もう少しお時間頂くことになりました。 再開は年明けになりそうです。
とはいっても、遅々としながらも結構ずっと描いてたりもするんで、 このお話、早く読んでもらいたいなぁ〜という気持ちを今は抱えながら ジタバタしております。
REDに載った2話も、そこそこ反応頂けたようで、 こういうお話でも楽しんでもらえるかな?と少し不安だったのですが ありがたかったです。 セインティアを楽しんでくれた読者の方が、もう少しだけ楽しんでいただけたら良いな…というコンセプトのシリーズですので。 機動力が低くてすみませんが、よろしければ引き続き、 のんびり楽しみにして頂けたら幸いです。
ではでは、また。
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残暑お見舞い申し上げます。2022の夏も酷暑でしたね〜。 さて、こちらの更新が遅れましたが、 番外編シリーズ連載「聖闘士星矢セインティア翔memories」を7月から始めさせて頂いております。 連載では描き切れなかったお話をいくつか描かせて頂く予定で、セインティア本編とはまた違った雰囲気の読切連作シリーズとなっています。 すでに2話分、REDには掲載されており、10月号の巻末にも表記がありますが、3話以降はweb=マンガクロス連載になる予定です。 (元々、web連載を希望&予定していたのですが、諸事情でREDに掲載になったという経緯でした) webでの掲載が本格的に始まりましたら、今まで「セインティア翔」に興味はあるけど本や雑誌は買う機会がなかった…という人たちに、少しでも目に留まりやすくなるといいな~と思っていますので、ぜひぜひ、応援して頂けると嬉しいです! 今のところ描く予定のお話は大体粗筋ができているのですが(描いていくうちに変わることも多々ありますが)、全部のネタが描ききれるかどうかは、私の頑張り+状況次第なので…頑張ります。 そんなわけで「セインティア翔memories」、何卒どうぞよろしくお願いいたします! ・・・ さて、新連載が始まった��いうのに、ろくにSNS更新も出来ていなかったのは色々理由がありまして… まず、6~7月あたりは制作環境の変化(+α)に追われ余裕がなく。 (実は今回の番外編からフルデジタルを試してみたりしています。…が、すでに色々問題が出て来ているので、もしかしたらまた変えるかもしれません…試行中です;;) そして8月は、ついにという感じなのですが、コロナに感染してしまっておりました…; 家族が感染リスクの高い職場に勤めているので、このパンデミックが始まってから、いつかは来るかな〜と覚悟はしていたのですが。 家族も私も、幸運にも軽症=普通の風邪という感じではありましたが、咳などがやや長引いており、完治までもう少しかかるかなという感じです。 このせいでさらに色々と滞ってしまい、仕事のほか、8月中に色々と描きたい絵などもあったのに作業が出来ず(誕生日絵など個人的なやつですが)……、残念な夏となってしまいました。 日本全体の感染者数は減ってきていますが、皆様もどうかお気をつけてお過ごしくださいませ。 ようやく暑さも落ち着いてきたし、秋はがっつり活動していきたいですね。 ではでは、また!
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ご無沙汰しています。 先日、ものすごく久しぶりに手代木先生に会う機会がありまして、なんとセインティア完結お祝いのお花を頂いてしまいました…!💐💐💐 聖闘少女たちとアテナをイメージしたお花で揃えて下さったとのことで…本当に感激でした&ありがとうございました😭 セインティア翔を無事に完結できたのは、私よりも先にこの広大な星矢宇宙に飛び込んで戦っていた岡田先生と手代木先生の頑張りを見ていたから…、というのも確実にあります。 星矢ユニバースの懐の広さに改めて感謝する日々です。 完結巻の発売後しばらくの間は、前回の記事に書いた通り、主に自分の身体や生活のメンテナンスをして過ごしていました。 思った以上に色々溜め込んでいたようで(いつから開けてない?と思われるダンボールや、引き出しの奥の忘れられたモノなど発見したり)、否応なしに過去に向き合う事にもなって、深刻なダメージ受けたりなどもしました笑。 そんな中、完結巻を読んで下さった方からのお手紙がまたぽつぽつと届いたりして…、 あたたかいお言葉に、じんわりと満たされておりました。 改めまして、完結まで読んで下さった皆様、本当にありがとうございました💐 今は、次の作品の準備も色々と動き出しまして、少しずつ再起動しています。 また楽しんでもらえるものを作っていけたらな~と思っております。 それではまた、近いうちに。
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「聖闘士星矢セインティア翔」全16巻、完結です。
発売されてから早1ヶ月が過ぎましたね。 購入してくださった方、読んでくださった方、 感想まで送ってくださった方、本当にありがとうございます! (以下、やや長めの文章ですので、お時間ある時にどうぞ)
本来なら完結巻発売直後に記念お礼絵を描いてアップしたり、総括記事をここにも早めに上げておきたかったのですが、、、 Twitterでも少し書きましたが、12月まで何だかんだと最終部分の加筆の調整をしていて、1月に入ってからは発売日直前までPV作成に四苦八苦していたせいで、自分の中でも16巻の内容を何度も反芻しすぎていてですね…、、、
この作品の完結を受け入れるのに、私自身がかなりの時間を要してしまいました。 「内容を何度も反芻」というのは、連載中毎回やっていた「これで伝わるだろうか?もっと良い演出は無いだろうか?…これで行こう、きっと読者さんは読み取ってくれる…!」というような、自分+読者さんへの延々の問いかけのようなものです。 …昨年夏にひとまず連載は着地させたものの、 「真エンド」をコミックス加筆でしっかり描き切れるかどうか… 私の最後の戦いはこれからだ!みたいなところがありましたので、緊張が続いていたんです。 今までも何作か連載作品を描かせて頂きましたが、これだけ長い作品をまとめるのは初めてでしたし、今まで読んで応援してくれていた方に「この作品を最後まで読んで良かった」と思ってもらいたい…!と、ここまで強く願って送り出したのは初めてでした。 …なので正直、反応が怖かったというのもあります。 幸い、今の時代はSNSですぐに感想を伝えて下さる方などもいて、緊張は少しずつゆるんでいきました。 しばらくして、お手紙などもぽつぽつと届き始め(ありがとうございます…!お返事は気長にお待ち下さいね)、それらを読み返しながらようやく完結を実感しつつ……… やっと、感謝の気持ちを込めて絵を描くことも出来ました。 あっ、感想はまだまだ受け付けていますので、今さら?とか思わず、ぜひ何かありましたら送って下さいね! とはいえ、最後まで読んで下さって、こんな記事まで目を通して下さるだけで、本当に感謝しています。 貴方のおかげで、翔子たちを物語の結末にたどり着かせることができました。 ありがとう。 どうか貴方に、幸せが訪れますように。
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車田先生のところに挨拶に行ったのが2013年のちょうど2月末なんです。 連載期間は8年ですが、9年経ってるんですね。 本当にありがたいご縁でしたが振り返ってみると、やはり私にはちょっとキャパオーバー気味なお仕事だったかなと思います。 月刊連載だけで大げさな…とか思う人もいるでしょう。 漫画業界には週刊で漫画を描いたり、何本も平行して物語を生み出し続けている人がたくさんいますからね。 しかし自分は残念なポンコツエンジンしか積んでいない上、なかなか割り切れずにギリギリまで粘るタイプです。 漫画家ほんと向いていないなあと身に沁みました・笑。 とはいえ、ひとまずは責務を果たせましたので…、 とりあえず少しの間、気兼ねなく好きな事をしたり、推し活などしたり、 不義理をしてしまった大切な人に数年ぶりにゆっくりお手紙を書いたり等、 連載中に後回しにしたり、見過ごしてしまった人生の大切なものを少しずつ取り戻している最中です。 そんな風に自分を整えつつ、次に描きたいものなども見えてきていますので、、、 よろしければまた次の作品も、見て下されば幸いです!
2022年2月末
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こんな重い文章記事をアップしていいものか…、と迷っていたら 世界情勢が大変なことになってしまいました。
STOP WAR, NO WAR. これ以上、被害が拡大しないことを切に願います。
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2021年が終わりますね。
今年はようやく、8年間連載させていただいた 「聖闘士星矢セインティア翔」を無事完結することができて、 私にとっては、ひとつの区切りの年になりました。
とはいっても、完結コミックスがまだ出ていない事もあり、 終わった……のかな……?終わったよね……?みたいな、 フワフワした気持ちなのですが・笑。
完結についての気持ちは色々あるのですが、 最終巻のあとがきにも少し書いたので、 ここでは控えておきますね。
できるだけの内容を詰め込みましたので、 年明け1/20発売の完結巻、 どうぞ、よろしくお願いします…!!
今まで読んでなかった方も、完結したことで 読んでいただける機会が増えるといいなぁ。
来年は、また新しい目標に向かって色々と動いていくつもりです。 やりたいことも色々あるし、すでに準備していることも色々あるのですが、 セインティアを応援してくださっていた方々にも 楽しんでいただける何かがお届けできればと思っています。
来年もどうぞよろしくお願いいたします! 世界の皆様が健やかに過ごせますように。
2021年末 久織
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「聖闘士星矢セインティア翔」完結
2021年の夏がそろそろ終わりますね。
2013年から月刊チャンピオンREDさんにて連載しておりました「聖闘士星矢セインティア翔」 、おかげさまで2021年7月発売号をもって無事、完結いたしました。
コミックス最終巻の発売はまだなのですが、ひとまず「連載完結!」という形を迎えられたことに心から安堵しています。
連載開始時は、正直、数年先のことすら想像もできませんでしたからね。
それが8年間も続けさせて頂き、その間フランスに招いて頂いたり、アニメ作品まで制作して頂いて。
RED本誌でも、表紙や付録など多くのカラーを描かせて頂きましたが、求められる結果に対し、自分の力の限界を感じることは多々ありましたので…。
無事、完結を迎えられたことは、この星矢作品を寛大に受け入れて下さり、あたたかい応援を寄せて下さった方々の支えあってこその結果です。
この作品を読んで下さった皆様、本当にありがとうございました…!
(そして、私もひとまずこんな所でお返事ですが、手代木先生。折々で星矢のお仕事のお話しさせて頂いたこと、本当に心強かったです…ありがとうございました😭)
※
最終回での告知通り、コミックス最終巻は、今冬発売予定です。
少しお時間を頂いてしまっておりますが、あと少し 「セインティア翔」 の世界を楽しんでいただけるよう、頑張って準備しておりますので、 どうかお待ちいただけたら幸いです。
今までで一番厚いコミックスになりそうです。
お楽しみに…!
※※※
2020年以降に、セインティア翔への応援のお手紙を送ってくださった方々に、このタイミングで完結の御礼をお送りさせていただきました。
前回、お手紙へのお礼をお送りしたのは2019年のクリスマスなので、それ以降〜2021年8月中に編集部からの転送で私の手元へ届いたものへのお返事となります。
本当は8月中頃にお届けしたかったのですが……、連載完結後も少々慌ただしくしており、残暑見舞い滑り込み…みたいなタイミングになってしまいました;
なかなかこういう事は出来ないのですが、少しでも喜んで頂けたら幸いです。

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全然ブログ書いていませんでしたね。個人的にはそんな年でした(反省)。
おかげさまで今年も「聖闘士星矢セインティア翔」を続けさせて頂きました。
「聖闘士星矢」のシリーズならば、無条件に完結まで作品が続く…
車田先生の原作を除けば、今は決してそんな時代ではありません。
そんな中、「聖闘士星矢セインティア翔」を楽しんで頂いて、連載雑誌やコミックスを買ってくれた方。
アンケートでの応援や、感想のメッセージを下さったり、お手紙やイラストを送って下さった方。
SNSなどで話題にして下さったり、いつも情報共有して下さる方。
本当に、ありがとうございます。
あなたたちのおかげで、ここまで作品を続けることができました。
物語を最後まで見届けて頂けますよう、引き続き頑張ります。
来年もどうぞよろしくお願いいたします!
世界の皆様が健やかに過ごせますように。
2020年末 久織
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