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CD2022_#last
フィールドミュージアムと旅立ち🕊
担当|菅原
みなさん!CD本当に本当にお疲れ様でした!!!!! この↑文言を言うと、毎回「1年間」と言ってしまう菅原です笑 こんな間違いをしてしまうくらい、濃密な4ヶ月間でした。
毎週怒涛のように追いかけてきたTumblrの更新も、ついに今週で最後となります。
科学館でのフィールドミュージアム、そして最終授業…
どんなことが嬉しかったでしょうか。どんなことが悔しかったでしょうか。
これまでの学校生活の中でも、特に忘れられない日になったのではないでしょうか?
●FIELD MUSEUM展 2022
今年度は天気も迷い迷いしながらの開催でしたが、そんなことを吹き飛ばすような素晴らしい日になりました!
子供たちにとっては雨なんて関係ないようで、ギリギリまで粘って走り回って歩き回って…そんな親子をたくさんお見かけしました。
「楽しいって言ってくれた、その手応えがすごく嬉しかった」
そしてみなさんからは、こんな声もたくさん聞きました。
この「自分のためではなく、誰かの体験によって嬉しくなれる」経験というのが、CDで得られる最高の幸せだと、個人的には思います。
今回の全ては、みなさんのおもちゃがなければ、絶対に見られなかった光景です。
まずは何よりも、こんな場を・体験を作れた自分たちを、たくさんたくさん誇ってください!
そして自分への評価や課題の点数ではなく、相手の喜びに対して嬉しかった気持ちがあれば、ぜひぜひ大切にしてください。これから何をするにも、一番支えになる気持ちだと思います🌼
おもちゃだけ、じゃない
当日気づいたことは、おそらくみなさんの方がたくさんあると思うので、Tumblrにぶつけて欲しいのですが…こちらからは、一つ。
必要なことは、おもちゃだけじゃない
そんなことを、実感できたのではないかなと!
呼び込み方とか。話し方とか。ポスターの置き方とか。目の配り方とか。
おもちゃを届けるためには、展示に入りやすくし、かつ目的が達成しやすい工夫がたくさん必要なんだなと、一緒に参加していて痛感しました。
またおもちゃって実は、CDの私たちだけでは成立しないもの。
遊んでくれる親子がいて、遊べるとわかる場所があって、そしてお互いにコミュニケーションをとって、一緒に遊んで、 そこで初めて私たちの成果物は「おもちゃ」になれるのではないでしょうか🪁
私たちが想定していなかったような解釈をいただいて、フレーズを採用してみたり。思ったように見れないから、配置を変えてみたり。
フィールドミュージアムの最中でも、いろんな試行錯誤が起きていました!すごい!
制作物を相手に届け、相手と一緒に遊ぶことで、初めて「おもちゃ」となり、そして一緒に進化していける。
そう考えると、私たちの成果物をおもちゃにしてくれる存在って、実はたくさんあるのかもしれません。大切にしたいですね。
●最終授業
そんな「おもちゃ」だけではないCDを、がっつり振り返ったのが最終授業!
これまでなかなか声には出さなかったような深いお話が、そこら中から飛び交っていましたね!久しぶりにみんなすっきりとしたお顔で、私も嬉しかったです笑
お話をしていくことで、自分でも気がつかなかった学びをたくさん得られたのではないかなと思います。
CDも、おもちゃだけじゃない
はてさて。CD、どうでしたか?
CDと言うと、おもちゃつくるとか、デザイン学ぶとか。
そんなことを思い浮かべる人が多いかもしれません。
が!
CDの本質は、おもちゃをつくるだけ・デザインをするだけではないのかなと、私はみなさんと一緒に参加して思います。
科学とは、楽しいとは…そんな前提となる考え方すらも見直して、0から新しい世界を作って魅せる。
そのために、とにかく手を動かして体当たりして、やっぱり違くて戻ってきたり。 みんなで話すために、役割分担を決めて責任分配したり。誰かの作業に助けられたり、足を引っ張ったり。 印刷をしてみて、初めて色の違いにがっくりしたり。それでもやっぱり、親子の笑顔に嬉しくなって。
考えて、やってみて、壊してみて、そんなことを楽しんでいく、その過程全てが、CDでつくっている本当の成果物です。
デザインの科目ではあるけれど、デザイン以外の動き方・考え方も、たくさん身についているはずです。先生方からも、幅広い視点でのヒントをいただきましたね!📝
自分はどうだったかな…?
答えではなく、ぜひあなたの考えで、演習からわかったことを書き出してみてください。それがあなたのCDプログラムです!
SAから
CD 2022 SA Diaryも、これでラスト! SAのみなさんからもコメントをいただきました🌼
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小金
約4ヶ月間、本当にお疲れ様でした!
この4ヶ月間はとてつもなく濃密で忙しかったと思います。私自身も応用演習CDにまた関わることができてとても嬉しかったです。
私は何もいいアドバイスもできずに、SAらしいことはあまりできなかったのですが、皆さんの頑張る姿勢を尊敬していました。去年の私の行動を振り返ってみると、本当に適当に過ごしていたなぁと反省するばかりです...笑 本当にみなさんはすごいと思います!
この演習を通して楽しかったこと、めんどくさかったこと、中にはイライラしたこととかもあると思います。この演習で学んだ技術や経験、感情はいつか必ず役に立つと思います。この先の授業などで「こんなことをしたらめんどくさい」「こんなことをしたら楽しい」ということを考えながら乗り越えていってほしいと思います。
最後にSAらしいことを言うとすると、授業でもなんでも「ぶっ倒したい相手���を決めてみると良いかもしれません。私は去年のCDであるチームに評価で勝つために色々やっていました笑 そうすればつまらないことも乗り越えられると思います。
最後まで言葉足らずで申し訳ないですが、みなさんと関われて本当にいろんなことを学ばせてもらいました...ありがとうございました!😌😌
今後の皆さんのさらなるご活躍を祈っています!お疲れ様でした!
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持永
4ヶ月間お疲れ様でした&お世話になりました。 皆さんと一緒に考えられて、苦しんでいる姿や閃いた姿を見ていて幸せでした。
SAとして授業を聞いていると、3年生の経験を踏まえてやっと気づいたり関心する内容が多くありました。応用演習が終わった今、何を得られたか分かっていない人も、このままデザインに携わっていれば必ず分かる時が来ます。
最後に私からは、「考えること」を大切にしてほしいと伝えたいです。
ただ1つのもの見つめるのではなく、「反省」的な側面を持って考える癖をつけてほしいです。
「本質的な課題・価値」という言葉をデザイナーは度々口にします。
自分としては「日々日常を送る安定/安住の前提自体を省みて問いを生む」。このレベルのことを考えることが、
本質的な課題や価値を創造することに繋がっていると思います。
つまり、「人が生きている」という当たり前なことに対して、「なぜ人は生きるのか」と問うようなものです。非常にスリリングですね。
おそらくこういう考えから生まれるものは、意外性に富んでいます。 地動説を主張する者が弾圧されたように。
だから考えの段階では人に共感されないことが多いです。 でも、だからこそ本質的なんです。喜んでください。
人にヤバいやつだと引かれるような、逆張りをしていると思われるような思考を広げて、縮めて、信じて、疑ってください。
皆さんにはそう考えて制作する力はもうついています。
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はい!ありがとうございます!!お二人とも優秀すぎますね!!?!?
私は毎回一緒に悩んでいるだけで、何かSAらしいことができたかといえば全くなのですが…
何よりも、CDにいられたことがとても嬉しかったです。 みなさんのひたむきに悩めるところを、ひたすら尊敬していました。
そして私自身も、去年には気がつかなかった学びや新たな課題をたくさん発見させていただきました。
難しいことを、難しいままで終わらせず、やわらか〜くする方法について一緒に考えさせていただきました💭
いっぱいのお菓子と指導をいただいた先生方、 天才写真とパンフレット・人生の知見をいただいたTAの大池さんと伊川さん、 ひたすら助けていただいたSAの持永先輩、小金先輩、 一緒に悩んで話してくださ��た、22年度CDのみなさん!
本当にありがとうございました!!
最後に。
私はCDのことを勝手に「ビタミンCD」と呼んでいて、考えることに対する栄養を与えて、誰かの未来を元気にする科目だと思っています。
CDでの経験が、巡り巡って栄養になって、みんなの元気の源になりますように!
4ヶ月間、本当にお疲れ様でした!!
またいつか、いつでも会いましょう🌼
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CD2022_#14
2022/12/26
担当|持永
科学館発表準備
科学館での発表前最後の授業でした!
みなさん年内にポスターとサイトを作り上げることができてよかったです!
こういった大判印刷をする機会もサイトを公開する機会もなかなか貴重な体験だと思います。
自分たちが考えてデザインしたものがちゃんと目に見えるもので形になると「おおーー」って感動しますよね。
デジタルファブリケーションを踏まえて少し哲学的な話ですが、アリストテレスが遺した『技術は自然を模倣する(一般的に言つ��技術は一方では自然がが完全にまで持ち来らし得なかつたものを完成し、一方では自然を模倣する」)』って言ってしまえば当たり前でどこか冷たく思いますが、人工の産物でも誰かを感動させたり情熱を与えられるわけで、全然無価値なんかじゃないなって最近思うことがよくあります。
だからやっぱりこういった感情を大切にしてほしいです。
さて、
いよいよ大詰めです。
まだ2週間ほど時間があります!残された時間をフルに使って、
まだまだ疑うことで進んで、時に信じることで戻ったりしながらチームで走り抜けましょう!
1/15(日)は9:00にWS集合です! 受験シーズンなので1号館まで歩いてこなければならない時間も想定して準備しましょう!
それでは全員で発表できるよう体調管理もバッチリでいきましょう!✌️
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CD2022_#13
2022/12/19
担当|小金
コンテンツ最終調整その2
いよいよ年内の授業があと2回になりました!
おもちゃの量産化やポスター制作、Webサイト制作などやることは色々あると思います。1月の展示会まであと少しなので頑張っていきましょう。
前回に引き続いて今回も改善を重ねていきました。子どもたちに実際に遊んでもらって思うところがあったと思います。子どもがどうすれば興味を持ってくれるのか、どうしたら楽しんでもらえたのか・・・色々考えることがあると思います。
色々と改善策はあると思いますが、個人的には「大学生も全力で楽しむこと」が重要じゃないかなと思います。大学生が楽しそうにしていないと子どもたちも近づきにくいんじゃないかなと思います。自分達のおもちゃに自信を持って楽しく取り組んでもらえたら幸いです。
今週はポスター制作とパンフレットの修正がメインのグループも多かったと思います。前回のSAのTumblrで一番忘れちゃいけないことも書いてありますが、他にも親子が見ることも意識してほしいです。そのためにふりがなだったり、わかりやすいデザインだったりを工夫してほしいと思います!
年内最後の授業である12月26日に全チームが印刷&カットしなければならないので、次回の授業までにポスターは必ず完成させましょう!
おもちゃの量産もできれば次回の授業中に終わらせましょう!
次回が年内最後の授業です。長かったCDの授業もあと少しなので頑張っていきましょう!
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CD2022_12
2022/12/12
担当|菅原
コンテンツ最終調整
今週は!!1と2に恵まれた週です!
なんとなんと、授業の12回目が、12月の12日に行われましたよ〜〜!! すごい〜〜!!!🌼1️⃣2️⃣🌼
って、こんなことに感動しているのは私だけかもしれませんね笑
でも!この数字、実はあながち間違いでもなく…今週は、まさに1を知り、2を考えるフェーズでした。
実際に触ってもらったことで、今のおもちゃが達成できていること・これから改善しなければいけないことが、これまで以上に明確になったのではないかなと思います。これまであやふやに誤魔化していた部分も、突きつけられたのではないでしょうか?
またポスター・パンフレットの製作も始まり、ロゴや世界観などを本格的に固める段階になりました。みなさんのラフは、どれも今までの経過を表していて素敵でした🌼
子供たちが着目する点が明確になっている
量産やロゴ制作といった形に起こすには、要素が明確である必要がある
この2点から、これからの段階で必要なのは、足し算よりも掛け算&引き算なのかなあと私は考えています。
子供たちが何に着目していたのか・どんな遊び方をしていたのか・あの場所に親がいたらどうだったのか…自身の班についてはもちろん、他の班についての反応を振り返ってみると、改善策が見つかるのではないかなと思います!
CDはグループごとに分かれて進む科目ですが、来てくださる親子たちはきっと、グループごとに分断せず科学館という一つの場所を楽しみに来てくださいます。あくまで仲間!お互い高め合いながら進んでいきたいですね!
さて!ついに今週からは、ポスターとパンフレットが出来上がります!ポスターを製作する上で大切な点はいくつかありますが…
一番忘れちゃいけないのは、
子供も大人も、そして学生も、みんなが一緒になって興味を持て、そして勉強になること!
そのための工夫として、ふりがなでのルビ振りやインフォグラフィックの活用などを取り入れていきましょう📝
わか��ないことがあったら、なんでも声をかけてくださいね!解決…はできるかわかりませんが笑、とことん一緒に悩みます!!!🤝
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CD2022_#11
2022/12/5
担当|持永
ユーザビリティ評価/試遊体験
いよいよ実際の子供たちに体験してもらいましたね!
初めはすこし緊張したのではないでしょうか!
どこのグループもしっかりと準備して迎えられていて素晴らしかったです!!
想像以上に楽しんでくれるポイント、想像以上に興味を持ってくれないポイント。
それぞれ見つかったのではないでしょうか?
同じ目線に立つことも大事ですね!
今回見つかった、良い反応を得られた点、改善点、
さらに本番で必ずいる「親」という存在へのアプロ���チまでしっかりと議論しましょう。
子供たちは正しい使い方でも壊してしまうケースもたくさんありましたね。すべき耐久性・安全性は今回でかなり見えるものがあったと思います。
これからが本格的に、量産も考慮した上で考えなくてはならないフェーズになります!
体調管理バッチリで本番に望めるようにしましょう!!💪🏻💪🏻
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CD2022_#10
2022/11/28 コンテンツ改善・試遊体験準備
担当|小金
みなさん、前回は中間発表お疲れ様でした! いろんな意見を言われたと思いますが、ここが正念場です。もらった意見を参考にカガクおもちゃをより良いものにしていきましょう!
本日のミッションはこちら↓
「コンテンツのさらなる改善と量産化を進めつつ、ユーザビリティテスト/試遊体験の準備をする」
今回は教室はガラガラで多くの班がワーキングスペースで作業をしていました。作業量が多くなって時間が足りないと思いますが、頑張っていきましょう! 去年はできるだけ授業時間内で作業が終わらせるために授業の終わりに「次の授業でやること、必要なもの」をパパっと決めてから帰るようにしていました。もしよければ参考にしてください!
・体験の流れを作る
前回の中間発表でおもちゃのクオリティが高いだけではダメなことがわかったと思います。自分達が伝えたいこと、学んでほしいことを子どもたちに体験してもらうためには体験の流れを作ることが重要です。
・子ども��興味を持ってもらうためにはどんな呼び込みが必要なのか ・どうやっておもちゃの説明をすればいいのか ・どうすればおもちゃを通して学んでもらえるのか ・最後はどうやってお見送りをすればいいのか
・・・考えることがたくさんです。今後はおもちゃのクオリティを高めることも大切ですが、“体験の過程” を意識した場づくりも考えていきましょう!
参考までに。。。去年は着ぐるみを着たり、紙製のサンバイザーを配ったりして親子の目を引くことを意識しました。これはポケモン映画の入場特典でピカチュウのサンバイザーを配っている様子を参考にしました。
↓参考までに去年の写真です。
ここだけの話ですが、、、子どもたちにプレゼントするものをこだわると写真によく写ったり、他の親子の目に留まりやすいのでそういう作戦もアリだと思います笑
既存の子どもが好きなコンテンツを参考に考えてみると子どもの好きなものだったり、興味を持ってもらうコツが見えてくるかもしれません。
・とにかく楽しく
今は試行錯誤を工夫している班が多いと思います。“カガクおもちゃ” なので、考えてもらうことはとても重要なのですが、楽しんでもらうことも同じくらい重要です。
「勉強したい!」という気持ちで参加してくれる子もいると思いますが、「楽しそうだからやりたい!」という気持ちで参加してくれる子が多いと思います。楽しく体験してもらうための流れの設計を意識してみてください!
子どもたちに楽しく遊んでもらうためには、まず自分達が楽しく振る舞う必要があります。子どもたちからすれば大学生は知らないデカい大人に見えます。親から見ても知らない人です。自分達がにこやかに明るく、目線を合わせて話しかけることで子どもたちの不安感が和らぐと思います。「この人たちと一緒に遊びたい!」と思ってもらえるような姿勢を心がけましょう!
自分達の衣装とか装飾とかをこだわるのもいいかもしれません。
次回は... いよいよキッズハウス丘の家のみなさんが試遊体験に来てくれます!子どもたちに楽しんでもらえるように準備を進めていきましょう!
子どもたちは結構パワフルです笑しっかり休んで子どもたちをお出迎えしましょう!
あと、、、子どもたちは結構自由に遊びます。何か作ってもらうチームはカッターマットとかの道具をいくつか用意しておくといいと思います。机を汚さないために新聞紙とかもあった方がいいかもです。
・・・みなさんtumblrはしっかり書いてくださいね。単位にも影響ありますので。
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CD2022_#9
2022/11/21 中間発表
みなさん、ギリギリまでの準備・発表、本当にお疲れ様でした!!! まずは、ここまでハードスケジュールの中発表した自分自身たちを褒めてください☕️ これでついにCDも折り返し地点ですね!
発表では、たくさんのおもちゃが勢揃い。みんなで回って、やるのも遊ぶのも楽しい時間だったのではないでしょうか?
●実際の場を作るということ
今回みなさんが準備したのは、おもちゃだけでなく、体験できる場作りから。ブースまで用意して一連の流れを体験してもらったのは、今回が初めてだったと思います。ただおもちゃが機能すればいいのではないということに、ぎくっとした人もいるのでは…👀
おもちゃの存在を伝え、子供だけでなく、親子で一緒に遊んでもらい、ブースの外でも遊んでもらう。さらに、遊ぶだけでなく、新しい発見や疑問を持ってもらいたい。 そのためには、 ・おもちゃにたどり着くまでの過程 ・おもちゃを遊ぶときの案内 ・終わった後のお見送り
などなど、おもちゃを取り囲む要素へのこだわりが大事になってきます。
●待ちや途中を考慮する
また通して気づいたかもしれませんが…実際におもちゃを遊ぶ際には、作ったり選んだりする間に、何かしらの「待ち」の時間が発生します。 作業の時間があまりに長かったり、作業中に楽しみやコミュニケーションが生まれにくい状態だと、どうしても科学実験教室になってしまいます。
・作業は全体の1/5くらいで ・選ぶ・塗るなど、作業でもモクモクではなくワクワクできるように
待ちの時間を楽しくするために、おもちゃの特性を使った工夫ができるといいですよね。
さらに本番のワークショップ時には、親子がひっきりなしにいらっしゃるので、全員が綺麗に一斉にできるわけではありません。もちろん先生がおっしゃっていただいたように、途中で出ていってしまう方も多くいらっしゃいます。流れがないときてくれない、でも流れがないとできないのは非現実的…。
つまりこれからおもちゃの内容を詰めていく際には、
1_おもちゃ単体でも学習が得られる要素 2_おもちゃを取り囲む世界観
以上の両方を検討しながら進めていく必要があるのです! いやはや、CDって大変な科目です…笑
●世界観をどう創るか
そんな世界観、一体どう作ればいいのか…世界観を構成する要素は色々とありますが、私なりの考えをメモしておきます。
1_知識を身につける 「子供騙しは人騙し」です!!(去年のTumblrより)論文や文献をもう一度見直し、 ・なぜこの構造にしたのか? ・おもちゃに起こる��化と実際の自然に、食い違いはないか? そんなことをじっくり調べてみましょう。これが、「おもちゃ単体でも学習が得られる要素」の元になります。
相手が子供だから、と言って、とにかく簡単にすることだけを考えてしまうのですが…細かい設定や内容を説明できないと、「なんで?」というツッコミ心によって、肝心な学び・遊びに没頭できなくなってしまいます。子供の素直な疑問に対して、そして大人からの鋭い質問に対して、できるだけ誰にでも胸を張れるように準備しておくことは、学びと誇りの両方にとって重要です!
もちろんワークショップを進めるには、班員全員が説明できないと意味がありません。全員同じ解釈でいられるのが理想ですね!
2_例え��小物で楽しむ
「自分たちが楽しめれば、子供にも楽しさが伝わる。子供が楽しめれば、大人も楽しくなる」 ということで、根拠を調べたら、次は楽しさを組み合わせていきます。子供を騙さず、一緒に遊びにいくくらいの気持ちで、
自分たちがやってみて楽しい!ワクワクする!なんかよくわからないけど新しい!イイ!
そんな要素を取り入れていってください。これが、「おもちゃを取り囲む世界観」につながります。
ここは量が必要になってくる段階かと思うので、
・1で調べた特徴を他のものに例えたり、 ・キャラクターを作ってみたり、 ・関連する動物や小物を置いてみたり、
色々と試しながら、楽しく安全な手段を見つけてみてください。 これは全体のテーマが決まった後からでも微調整ができるので、発表ギリギリまで検討し続けていきましょう!
3_態度と雰囲気を明るくする
根拠に基づいて、楽しいブースになってきたら、最後��伝え方! 明るく元気に、丁寧にいきましょう!! 今回の発表では身内ということもあり、全体的に落ち着いた雰囲気だった印象です。しかしどんなに内容が面白くても、接し方がどんよりしていては、遊びの魅力も霞んでしまいます。 例えば紙を配る時の声かけだとか、回収するときの接し方だとか、そういうところで明るく目線を合わせて声かけをしてくれると、歓迎されている・見守ってもらえている…そんな安心感が得られます。
私たちは、初対面の得体のしれない大学生です。そんな人たちと一緒に遊びたくなるように!自分たちの態度も、子供に寄り添って明るく楽しく丁寧に心がけていきたいですね!!
次は… 今回の気づきはきっと、キッズハウス訪問時に生かされる視点なのではないかなと思います。 おそらくほとんどの班が「もっとやるつもりだったのに…」と、歯痒い気持ちを抱えて迎えたのではないでしょうか?
ぜひ「本当はここまでやりたかった!」という気持ちを忘れないで、遠慮せずつまずきながら詰めていってください。そこが伸び代です!!
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CD2022_#8
中間プレゼンテーション準備
担当|持永
---中間プレゼンテーション要項--- 日時:11/21(月) 会場:225〜227 発表形式:ポスターセッション ・1セッション15分(発表8分 + 質疑コメント評価5分+移動2分)× 8 ・1チームを2つに分けて4回ずつ発表と他チームの評価を行う(途中交替) ・発表準備(〜15:20) ・発表(15:20開始〜17:40頃終了予定) ・発表後にフィードバックをもとにディスカッション
[ 用意するもの ] ・ワーキング・プロトタイプ ・ポスターを想定した内容の模造紙(手書き)
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いよいよ中間プレゼンになります!
2枚目|コンセプトと利用者の体験の流れ ここに書くストーリーをしっかりと考えられていることが、具体的に親子がどう接するのかがイメージできるようになるので非常に重要です!
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第8回のミッション
ワーキング・プロトタイプを制作し、ポスターなど中間プレゼンテーションの準備をする。
みなさん材料も自分たちで用意して、しっかりとダーティプロトタイプを制作できていました✨
クオリティの高いプロトタイプだとよりおもちゃにした時を強くイメージできますね!
昨年よりもどのチームもかなり形にできていたのでSAたちも驚いています笑
実際触れることで気づくこと、見えてきたことは多かったのではないでしょうか?
本当にこれは大切で、方向性の再検討や深みを考えられることはもちろん、実際に親子とどのようなインタラクションを生み出すかをより考えるきっかけになります。
ぜひ、中間プレゼンでもそのような部分に着目してお互いに意見を出せるだけ共有しましょう!
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CD2022_#7
シャッフル・デ��スカッション
担当|小金
ついに自分達のアイデアを他の人にも聞いてもらう日が来ました!
今回はシャッフル・ディスカッション。
企画案を他者に発表し、フィードバックを得て、企画内容やプロトタイプを改善する。
これが本授業のミッションでした!
いろんな意見をもらったり、指摘されたり。いろんなことを言い合った時間だったと思います。
活発にディスカッションが行われていました。
自分達のアイデアを発表したり、他の班のアイデアにコメントしたり。自分達だけではわからないような発見も多かったのではないかと思います。
「あっちの班はクオリティ高いなぁ」「このままで大丈夫かな」「子供たちに楽しんでもらえるのかな」「これで本当に楽しいのかな」...不安だったり、自信だったり、それぞれいろんな発見だったり思いがあったと思います。中には不安ばっかり出てきた人もいると思います。
去年もこの段階で色々言われて打ちひしがれていました。
でも、不安になるのは悪いことではないと思います。
不安になると言うことは、それだけ良いものにしたいという思いが強いからだと思っています。今、色々考えることでカガクおもちゃは必ず良いものになっていくと思います。
せっかくチームメンバー。みんなで乗り越えていきましょう!
それに、「あの班すごい!」って思ったところでも不安に思っているところがあるはずです。他の班と比べて悲観的になる必要はないと思います。チーム対抗戦のように見えるかもしれませんが、みんな目指しているところは同じです。もしかしたら他のチームのアイデアが自分達のアイデアに生かされることもあるかもしれません。他のチームの人のtumblrとかを覗いてみるのもいいかもしれません。
試行錯誤・・・
シャッフル・ディスカッションで試行錯誤に関して色々指摘をもらった人も多いかと思います。
去年からのアドバイスとしては、
悔しさ
を意識するといいかもしれません。
子供って意外と負けず嫌いな子が多いです。難しすぎると飽きてしまうかもしれませんが、ある程度の難しさは子供の悔しさを刺激します。
悔しいからもう一回やる。 悔しいからもっと上手くいく方法を考える。
そんなふうに試行錯誤を煽ることができるかもしれません。子供が楽しめるように簡単にするのは大切かもしれませんが、「子供だからなんでもすごく簡単にする」という風にしすぎないことも大切かもしれません。
・・・その塩梅が難しいんですけどね笑
今失敗するのは全然いいことだと思います。
そこからもう一度考えることが大切です。先生やTAさん、SA、チームメンバーなどいろんな人に相談しながら進めていきましょう!
今回は去年のCDの先輩も来てくれました。いろんな意見をもらえたと思います。ありがとうございました!
次回は...
企画の練り直し、改善を行います。
今回の気付きや意見をもとにさらに良いものにしていきましょう!
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CD2022_#6
ダーティープロトタイプ
担当|菅原
ついに、みんなの考えが具現化しましたね!
今回のテーマは、ズバリダーティープロトタイプ。
「2つの企画案を元に、ダーティプロトタイプを制作し、それらを評価して、実現可能な一番良い企画にしぼる。」
これが、本授業のミッション! 限られた材料・時間からできたおもちゃの卵に、こちらもワクワクする時間でした!
手を動かすということ
前回までとは打って変わって、とにかく動きまくる時間になった今回。
お寿司にコンビニ、可愛いですね。
さて。実際に作ってみて、どうでしたか?
意外と袋が脆くて、難しかった。
やっぱり色を見ているのは楽しい!
などなどなど…何かしらの事実・感想・言葉が生まれ、何かしらの残骸が残されたのではないかなと思います。そしてそこから、授業の中でも何度も改善が繰り返されていました!
1からホワイトボードに書いてみたり。1人1人、シートにまとめてみたり。機構を0から作ってみたり。
一つ試した結果から、また新しいプロトタイプが生まれ、どんどん手が動いていることに…皆さんは気づいていましたか…!?😊
プロトタイプで、経験にする
手を動かし、実際に作ってみる・やってみることが、ここまで大切な理由。
それは、実態の掴めなかった思考や知識を、自分の「経験」にできるからではないかな…と、私は考えています。
自分が経験したことは、教えられたことよりも説明しやすく、感想や質感も素直に伝えられますよね。具体的な経験になれば、どんな物事でも
他人事→自分事
となるため、発想は広がります。具体的に経験が話せ、実態があれば、同じ認識を共有できるため、メンバーとのコミュニケーションも捗るでしょう。
こんな風に、プロトタイプはその存在によって、
自分の経験となる
共有できる具体例を生み出す
このような働きがあるからこそ、現場でも重要で、実際に手も動きやすいのではないかな…と、皆さんの活動から改めて実感しました。
皆さんが今回得た感想・写真・経験は全て、やってみたからこそわかった、これまでには絶対に分かり得なかった発見です。 「早く失敗する」と授業中にもありましたが、そもそも答えは作っていくものですから、成功も失敗も関係ありません! ぜひこの発見を大切に、振り返ってまとめてみてください。
またまとめる際にも、ただ言葉に出すだけでなく、紙に書き出したり、図形を使ってみると、共有もスムーズに行えます。
Figmaやワークシートを活用し、いろんな表現方法でおもちゃを検討していきましょう!
次回は…
次回は、今回から考えた9コマシナリオをもとに、みんなで一緒にディスカッションを行います!
シナリオをよりよくするためのヒントは、
おもちゃを手にする前後まで考えること
です。
ストーリーを考えていく中で、
「あれっ、この最中親はどうするんだ?」 「終わった後、家でどんな会話がされるんだ?」
と、おもちゃ以外の部分で検討する事項が見えてきたはずです。おもちゃの機能だけでなく、
どうやってこのおもちゃに興味を持つのか?
親子がどんな会話をするのか?
そんな、おもちゃを手にする前後まで想定してみると、全体のテーマや親子での役割も見えてくるのではないかなと思います。
学祭も終わり、おやすみも挟み…いよいよ後期も後半!
体調にはくれぐれも気をつけて、一緒にじっくり向き合っていきましょう~!🌼
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CD2022_#5
担当|持永
デザインテーマの確定
今回の演習のミッションは、
ディスカッションしてチームのデザインテーマを決め、デザインテーマの領域の先行事例などをリサーチし、チームとして企画案をたてること。
でした!
皆さんそれぞれ、個性的��ものもあればまだあまり定まっていないグループもありましたね!
私も昨年は今回と次回あたりで非常に悩みまくっていたので皆さんの気持ちがひしひしと伝わってきます。。笑
ですが
ここでさじを投げず、突き詰めることで良い結果に間違いなく繋がります。
まだまだデザインテーマをとりあえず決めて曖昧だというグループは多いと思います。
具体的な対象を絞りすぎている
子供が楽しむ動作ばかりに着目している
こういう状況にある方は、KJ法の時もあった『抽象的な思考』を思い出してみましょう。
例えば特徴的な動物や自然の働きに着目したとき、一つの事象にはとらわれずに多角的かつ本質的的な問いを見つけ出すことが、非常に重要です。
それには相応の調査が必要
もちろんそのような視点を持つためには、一つ一つの事象や対象について深く知る事が必要です。
昨年の私たちのグループも、研究者が纏めているような資料をいくつも探していたことで、その対象に対する新しい発見や理解あり、良い要素を持ったおもちゃへの構想に大きく貢献しました。
外に出てみる
一旦外に出て考えてみる。
対象とするのは自然科学なので
もちろん外に出て自然に触れながら考えると良い刺激が得られます。行き詰まったときは実践してみてください!
「虫めがね」のようなもの
探究のお手伝い
本能を擽るとも言えるかもしれません。
そのことを頭に留めておきましょう。
最後に
次回、グループで用意した素材をもとに
ダーティプロトタイプを作ります!
アイデアを具体的に検討するために、ざっくりと「かたち」にしたもの。「かたち」にすることによって、サイズやボリューム感であったり、操作や行為、役割��どのインタラクションを具体的に検討することができる。壊す(改善する)ためにつくるので、きれいに作る必要はない。
簡単な構造でも1度しっかりと実物を触り、動かすだけで様々な気づきが必ずあります。
WSにあるもの
1号館3階にあるWS(ワーキングスペース)の棚にあるものを撮って置いたのでdiscordに貼っておきます!
ざっと確認してみてください!ダーティプロトタイプに活用ものもあるかもしれません!
寒くなってきたので体調には気をつけてがんばりましょう!🐰
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CD2022_#4
担当|小金
カガクおもちゃの土台作りがスタートしました!
今回はワークショップでの経験や既存のおもちゃの調査から自分達で作るカガクおもちゃのヒントを考えていきました。それぞれのグループで「自分たちが目指す『親子で楽しく学べるカガクおもちゃ』とはなにか?」という問いに答えていきます。
まずは単位化からスタート
ワークショップやフィールドワーク、調査から得られた情報をカード化していきます。ここでのポイントは「単語だけを書くのではなく、主語と述語がある文章で書く」こと。
みなさんなかなか難しかったと思います。 糖分補給のためにお菓子パーティーを開いているグループもありました。
次はグループ編成&図解化に...
グルーピングでは、単位化したものの意味や文脈が近いものを集めていきます。「異なり」を探すのではなく、「つながり」を探すことが重要です。
そして、作成したグループ同士のつながりを探るため、図解化していきます。図解化することによっていろんな要素がそれぞれ繋がっていることを実感できたのではないかと思います。
そして文章化!
次は文章化です。 グルーピングして図解化したものをもとに、個々の情報を文章として紡いでいきます。この過程が一番難しいですが、KJ法において最も重要なポイントです。 これまでのグループワークから見つけたたくさんのつながりを受け止めながら「親子で楽しく学べるカガクおもちゃとは?」に対する仮説を見つけていきます。
最後に発表&共有
いよいよ今回の大詰めの親和図&仮説の発表と共有です。 それぞれのグループで考えた過程と問いに対する仮説を発表しました。それぞれのグループで同じような意見もあったと思いますが、全く違った意見や自分達のグループでは出なかった意見などもあったと思います。
なかなか難しい・・・
なかなか難しいと思います。今回の授業が一番疲れたと感じている人も多いと思います。でも、新しい発見や新しいつながりも多く感じ取ることができたのではないかと思います。例えば、「子供は〇〇が好き」という言葉でも、「子どもは体を動かすのが好き」「子供は自慢するのが好き」というように無限大の解釈ができると思います。さらに、そこから「体を動かすのが好きだから、自分で何かを作るおもちゃが多い」というようにつながりを考えることができます。
「なんでこんな難しいことをやらなくちゃいけないんだ!」と思うかもしれません。でも、今回の発見や気づきがカガクおもちゃの土台になってきます。今後はカガクおもちゃの制作に当たって子供と交流したり、いろんなことを調べたりすると思います。そこで、「ただ楽しかった」「難しかった」で終わるのではなく、「なんでこうなるのか?」「どういう繋がりがあるのか」を考えてみてほしいと思います。
せっかくCDは自由度が高い授業なので、お菓子でも食べながら楽しんで考えていきましょう!わからないことがあったり、考えが詰まったらなんでもSAに聞いちゃってください!僕たちも去年同じような苦悩を体験しているので少しはお力になれると思います!
次回予告
次回からはいよいよ本格的にアイデアの考案に移っていきます!
考えることがもっともっと増えていきますが、お菓子でも食べながら取り組んでいきましょう!
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CD2022_#3
担当|菅原
特殊講義のワークショップ!
本日はジャパ��GEMSセンターから、🦆さん…こと鴨川先生をお招きしたワークショップを行いました!
どうでもいいですが、服めっちゃ綺麗。。
毎年内容が変わっていて、 SA勢も完全に初見での参加。ひたすら楽しみ、私自身も0から学ばせていただきました!!
皆さんと同じように、ちゃーんと章立てて振り返らせていただきます!笑
●やったこと
👹鬼ごっこ!?
何を始めるんだ…と突っ込む暇もなく…まずは紙で鬼ごっこ!
謎にみんなで交差していくのが面白すぎました。ただ紙一枚しか媒介していないのに、どんどん場がほぐれていく感覚…皆さんも、実感したのではないでしょうか?
単なるアイスブレイクになっているだけでなく、その後のワークの導入にもなっている点に感動です。
🍕ワークショップとは
ワークショップの本質について、ピザ屋さんの起源をあげながら教えてくれた🦆さん。
「ワークショップとは、教える教わるではなく、その場にいる全員で作り上げていくもの」
受け取る人だけ・受け渡す人だけといった、1つの役割にしばられない。
正解という決まった形に向かうのではなく、そもそも正解というのはわからず、やってみながら、みんなで正解を作っていく…そんな点が、ワークショップの醍醐味です!これからのCDでも、決まった正解ではなく、みんなでいろんな視点のおもちゃが作れたら素敵ですね🍕
🪂とにかくやってみる!
今回のテーマは、ズバリパラシュート!
クリップさんをふわっと着陸させるには…?ふわっとした素材たちの力を借りながら、個人でチームで最高のパラシュートを目指しました。
丸めたり
吊るしたり
羽を増やしたり
魔法使いになったり!
とにかく体当たりでやってみて、反応をみて、そこから更に調整を重ねていきます。最初は乗り気でなかった人も、だんだん手先が動き出し…
「やっぱり!」「いいじゃん」「こっちは?」「何それ笑」「意外とありかも!」
わっと声をあげて、椅子に立ち上がって、自分から外に出て。
スマホのタイムラプスを使ったり、自分のマスクを使ってみたり。
自らの好奇心によって、指示がなくとも、どんどんと可動範囲が広がっていく教室内とパラシュートの変化は、講義形式の授業では絶対に見られないものでした。
その証拠に…途中から、なんとSA&先生���スタッフチームも参戦!
意外と難しいパラシュート作りが楽しくて、夢中で作業に没頭してしまいました笑
廊下でのテストプレイでは、クリップとは思えない動きを見せるパラシュートにびっくり!
まさか学校でパラシュートを合法で飛ばせるとは…2号館も、こんなことは予測していなかったでしょう笑
試す過程の中で、特に大切にされていたのが、振り返るフェーズ。
やったこと・振り返ったことを、その都度問いかけによって引き出すことで、新しい発見に繋げていました。
他の班の意見をもとに、さらにブラッシュアップが捗ります!
また紙に書いて共有することで、漠然としていたイメージが具体的になり、実際に可能なのかを考えるツールにもなっていました。
「絵に書けないものは実装できない」 …今後のCDで言われるであろうご指摘です!笑
☕️今度は材料共通で!
どうやってアイデアが動いたのか?なにから改善が生まれたのか?
🦆さんから頂いたこの問いをもとに、今度は材料をコーヒーフィルター・マスク・紐に限定して、ペアでワーク再開!
受動的に材料を探していた様子から一転、どんどん前に材料を取りにくるようになり、自由に自主的にパラシュートができていきました。この向き合う姿勢そのものも変わっていったのが、ワークショップの素晴らしい点だなあと、私は勝手にルンルンしていました!笑
もちろんSA・TA先生方も参戦し…もはやジャンルの違うものを作ってみたり笑
材料が同じであっても、それぞれの違った視点や気づきによって、全く違うパラシュートが飛び立ちました!みなさん本当にお疲れ様でした!!!
●気づいたこと
ただ楽しかったね…で終わってしまってはもったいない!
🦆さんがどんな場を作っていたのか、どうしてそんな表現をしたのか…?このワークショップに織り交ぜられた、仕組みや仕掛けへの気づきが、本授業の最大の栄養分です。
私も生徒として、多くの気づきをいただくことができました。
💁🏻♀️導入に必要なこと
体同士が近づくこと
1つの対象物を一緒に追うこと
自分の意思の動き
おもちゃを触ってもらったり、仕組みをデザインする際、入り口の設計は欠かせません。鬼ごっこやパラシュートでは、自然と体が動き、共同注視できる対象物が生まれることで、自然と取り組みやすい場が形成されていました。
まずは飛ばすだけで試させ、そこから工夫してほしいという流れで導線が組まれていたため、全く違和感なく参加を続けることができました。目線の先や体の動きを取り入れ、ようこそウェルカムな導入を意識したいもの!
🙆🏻♀️違いを生かすために大切なこと
moreも提案しながらやる
=moreが言いやすいように、余白や問いを立てる
上手く行っても、上手く行かなくても息苦しくないように。どちらでも楽しいと思えるように
=正解は作らない
頭で考えるほうが得意な人もいれば、体で覚えて修正していく人もいる。いろんな人のやり方を肯定できるように、さらに自分のやり方にも気づけるようにする
最後の解説でも述べていただいたように、違いを生かすことが新しい発見の第一歩です。しかし違いというのは、違和感や孤立感のもとにもなりやすいもの。自分自身の意見を聞けるような、問いや余白を用意し、何よりも正解を導かない・作らないことが大切なのだと気がつきました。
💮楽しむための工夫
スタンプ押す=認める
選択肢を与えて、挙手してもらう
「話し合い」ではなく「ぺちゃくちや」という表現
スタンプや挙手、言葉の柔らかさにも、場が解れる工夫がたくさん施されていました。これらはそのまま、おもちゃ設計にも使えそうですね!
💭とにかく、問いを立てる
一番はこれですね。🦆さんがやっていたことの全ては、 問いにあるなと私は感じていました。
うまくいくコツってなんだろう? パフォーマンスの良し悪しはどうだった? ブラッシュアップするなら、どこ? どんな過程があった? どういうものがあれば、ゆっくり飛ぶようになるんですか? 房だったらかわるかな?
振り返ってみると、なんでもひたすら問いだらけでした。バナナとか。🍌
そして問いがあるからこそ、安心して自分の意見に気づくことができました。ただ用意した問いかけだけでなく、状況を変えた時の変化を聞いてみたり、改善するときの妄想を聞いてみたりと、複数の聞き方をすることで、参加者自らの改善に繋がっていたように思えます。
問と、基準、準備だけ提供し、あとはみんなでやってもらう。使い方は自由!そんな設計ができると、これまでに気づいた「余白」や「違い」を面白がれることにもつながるのかもしれませんね。
皆さんの中にも、たくさんの気づきがあるはず!
ぜひTumblrやfigmaにぶつけてみてくださいね!楽しみにしています🌼
●次回予告
お次は、ついに?やっと?具体的なディスカッションに移っていきます!
考えることが増えていきますが、自分の得意な発想方法を探しながら取り組むと、きっと1月には全力で笑えているはず…
体育の日でじっくり休んで!動いて!考えて!元気にみんなで会いましょう〜!!
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CD2022_#2
担当|持永
デジタルファブリケーション 本日は1号館内を2チームごとに巡って、デジタルファブリケーションを体験していただきました!おもちゃ製作時にはぜひフル活用してほしいです!!
私たちSAは、カッティングマシーンの担当としてPSにて使い方を紹介しました!
みなさんだんだんチームメンバーとも仲良くなってきているようでほっこりです🪷
早速CD推し!!
カッティングマシーンの紹介は15分ほどで終わってしまったので、Tumblrの良い書き方についても簡単にアドバイスをしました! それぞれ個性あるTumblrが更新されていくのを楽しみにしています!!!
さて、いよいよチームでアイデアを創出していく段階ですね。。!
私も当時は何回も会議したので、大変だったなーーと思いつつ、楽しかったの方が大きいので、ぜひ既存調査もたくさん調べてチームで共有・意見交換しあっていきましょう!!
また来週✌️
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CD2022_#1.5
担当|小金
今日はかわさき宙と緑の科学館の皆様にご協力いただき、フィールドワークを行いました!2つのグループに分かれて地層観察、椀がけ体験、展示見学をしました。
台風の雨予報から一転、雲一つない青空のもと、生田緑地の自然を体験することができました。
意外と難しい・・・
椀がけ体験では、土の中から火山灰を取り出す作業を体験しました。
茶漉しで火山灰をきれいにする作業が意外と難しく、皆さん集中して取り組んでいました。
自分でやってみるからこそ集中できるしワクワクする。そんな雰囲気がありました。
最初から何もしなくても顕微鏡を覗けば見えるのではなく、自分で手を動かして発見する。この体験はカガクおもちゃにも繋がりそうです。
見せ方にも工夫アリ
科学館の展示見学でも様々な工夫がされていることに気づいたと思います。鳥は高い位置に展示されていたり・・・魚は低い位置に展示されていたり・・・他にもいろんな工夫がありますが、皆さんが見つけてくれたと思います。
「工夫されてるな〜」で終わるのではなく、今日発見した工夫はどんな理由で考えられたのか、誰のためなのかなど工夫の背景を考え、皆さんのカガクおもちゃに取り入れてほしいと思います!
豊かな自然からヒントを得る
地層観察では実際に桝形山を実際に歩いて地層を学びました。歩いてみて皆さんがそれぞれいろんなことを感じ取ってくれたと思います。
観るだけではなく、触って初めてわかったことも多いと思います。
「サラサラ」「ザラザラ」「カチカチ」。いろんな発見だったり、新たな視点を得ることができたのではないかと思います。
僕も小さい秋を見つけましたww
今日は子どもと触れ合う機会はなかったのですが、子どもだったらどんな反応をするでしょうか?どんな発見をするでしょうか?今日、緑地ですれ違った子どもや親子はどんな反応をしていたでしょうか?
大学生と小さな子どもでは同じ発見をすることもあるし、全く違う発見をすることもあると思います。
今日皆さんが見つけた視点だったり、工夫や発見を「見つけた」で終わりにせず、「なんでそうなるのか」を考えてみてほしいと思います。そこにカガクおもちゃのヒントが隠されているかも知れません。
今後は企画が進んでいきますが、今日のことを思い出し、力にしていきましょう!それに、せっかく自由度の高い授業なので、楽しみながらやっていきましょう!!
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CD2022_#1
担当|菅原
長いようで短かった夏休みも終わり…ついにCDがスタートしました!
またCDに携われることが嬉しい、SAの菅原です。
みなさんと同じように、SAの私たちも、もちろん一緒にTumblrを更新していきます!よろしくお願いいたします!🙌
いきなり公開処刑
応用演習の初っ端から始まったのは…まさかのいきなり公開処刑!
なんだこの科目は!?という感想になった人もいるのではないでしょうか。私は昨年、科目を間違えたかと思いました笑
言われている間はすごく恥ずかしい講評ですが…実は評価をいただくことって、作品の伸び代が見つかる、とてもありがたいこと。
自分が製作している内は、どうしても自分の視野だけで物事を見ているものです。
また特に、自分が頑張ったものや課題で出されたものは「こんなに時間をかけたんだから」「どうせ課題なんだから」というバイアスがかかり、不自然な点もスルーしてしまうことが多いです。その結果、自分に都合のいい解釈だけで物事を捉えている可能性があります。
そんな思い込みをほぐしてくれるのが、講評で得られたコメント!
自分には見えなかった新しい視点は、作品の可能性を広げる種です。
いいところは、もっと輝くように。伸びるところは、もっと伸ばせるように。自分以外の視野をいただくことで、都合のいい解釈が崩され、自分1人ではできなかったような改善を重ねていけるのです。講評によってどんどん育っていく自分の作品…そう考えると、講評にもポジティブに向き合えるような気がしています。
サバイバルについて考える機会なんて、CDの課題で出されなければ、なかなか得られません。
そんな中で出した今回の作品は、どれも伸び代だらけ!先生方がおっしゃっていたように、ポートフォリオにも確実に載せられます。私もサバイバル課題、ポートフォリオにバリバリ載せています笑
ぜひ講評を存分に使って、作品の可能性を広げていってください!
風に吹かれて…
そんな「一緒に作る面白さ」を実感できたのが、後半のインプロです。
ビュンビュンな台風下でしたが、みんなが動作や感情を体で伝え合ったことで、たくさんのワークが進み…どんどん表情がほぐれていく様子に、一緒にいる私も楽しくなりました🌼
風に吹かれる愛…!笑
テンポを聞いて、ボールを拾って、シーンをイメージして…途中でボールが無くなったり、逆に全員でピタッと音が合わさったり…みんなで顔を合わせる瞬間が盛りだくさん。
パスタは昨年なかったワークなので、こちらもドキドキ!描く方向が違うだけで落ちてしまうのがもどかしい!!
アイコンタクトによってお互いが成り立っている、どんな意見にも新しい見方がある…などなど、遊んでいるように見えて、互いの意見や態度を生かし合う大切な考え方に気付かされました。そして何より、その場の雰囲気が一気にほぐれ、みんなの境界線がほぐれた時間でした。
やっているだけで、一緒に楽しめ、世界の見方がちょっぴり変わる…そんなおもちゃを作りたいものですね!
ーーー
さて、まさかの椅子でチームも決まり…次の活動は科学館と生田緑地のフィールド調査です!
事前課題で一回は行った方がほとんどだと思いますが、科学館の方の解説や他の人との歩き合いをすると、また違った感想が出てくるはず。改めて視点を広げて見てみましょう👀
CDはなかなか先が見えにくく、今やっていることに不安もある科目かもしれません。
でも、1人じゃありません。課題も、嘘っぱちじゃありません。
一緒に考える仲間がいて、先生がいて、TAさんがいて、そして私たちSAがいます。そして、作品を届け、答えてくれ、本当に展示を楽しんでくれる、本物の親子がいます。そんな中で半年間考え抜く経験は、とっても貴重!
CDを選んだことを誇りに思えるよう、私も全力で誇りに思い、悩み、楽しんでいきます!存分にSAも環境も使いまくってください!
一緒に半年間、あっという間の半年間にしていきましょう!素敵なCDにしましょうね!!
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