身近に隠れているデザイナーの工夫普段何気なく使っている物に込められた制作者の意図ここではペットボトルのデザインについて私独自にまとめたzineを紹介しています 制作:井上裕斗
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キャップを含め全体的に黄緑をベースとしており、容器のデザインもパッケージのデザインに合わせた凹凸が施してあるので、竹をイメージさせると同時に緑茶であることが伝わるデザインになっている。パッケージ上部には会社名が表記してあるので一目でどこの会社であるか分かる。商品名の「お〜いお茶」の「お〜い」の部分は口に出す際の発音時間が長いことを表現しているのか「い」のフォントだけが他のフォントに比べて小さくなっている。
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商品が緑茶ということでパッケージのデザインは黄緑がベースとなっているが、他の商品と大きく異なるのがペットボトルの形状である。この左右非対称のペットボトルのデザインは湯呑みがモチーフとなっており、湯呑みは人間の手の形状を考え抜いた上での、細かい心配りが反映されたデザインで「もてなしの心」が形になったものだという考えのもとペットボトルの形状はこのようになっている。湯呑みをモチーフとしているためか、よく観察してみると、パッケージの上部と下部には「貫入」のデザインが施されている。
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他の商品と同様、緑茶であるためデザインの色のベースが黄緑、緑となっている。また、この商品は京都の老舗茶舗である「福寿園」と共同開発されたためか、パッケージには「福寿園」の歴史を感じさせるようなのれんがデザインされている。ペットボトルの形状は一見シンプルであるものの側面は大まかに見ると3つの面で構成されているデザインになっており、手に持った際に安定して持てるよう考えられているのが感じとれる。
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他の商品と比べると全体的に使われている色数が少なく、シンプルなデザインとなっているが、パッケージの部分は微妙に光沢があり、高級感を感じとることができる。また、パッケージの上部はグラデーションになっており、中に入っている緑茶とパッケージの色の変化に不自然さがないようデザインされている。一見分かりにくいが「生茶」などの白文字の背景にはお茶の葉をモチーフとしたデザインがあり、その中には「Rich Green Tea」のそれぞれの頭文字であるR,G,Tが含まれている。
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他のペットボトルにも複雑な形状なものはあるが、この商品の形状は川の流れを感じさせるデザインで天然水を連想するようになっている。パッケージは背景の雪山や中部の黄緑色の部分以外は透明で容器に入っている緑茶の色を活かしたデザインとなっている。また、中央の「GREEN TEA」の部分は単語の差別化を図るためか「GREEN」と「TEA」��はEの形状が微妙に違っている。(「TEA」の「E」の横線は突き抜けている。)
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パッケージのデザインは、麦茶というものが夏に多く飲まれるということで、氷が用いられており、冷たさを感じとることができるようになっている。また、「健康」という言葉と関連させるためか使われている麦茶の画像は実際の色とは違いオレンジのような色となっており、明るい健康的な印象を受ける。容器の形状は手に持った際に持ちやすくするためであろう、中央の部分が若干ではあるが上部や下部に比べると幅が狭まっている。
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キャップを含め、中央の急須、パッケージの下部に金色が使われて高級さが感じられる。また、背景が赤と黒の配色を使ったチェック柄で和を感じつつも現代的なデザインとなっている。名称、原材料などの表示は急須やチェック柄のデザインの邪魔となるのを避けるためかパッケージ下部に印刷されている。商品名である「加賀棒ほうじ茶」のフォントは本来ならば線と線が接触する部分に間が空いており、固すぎず柔らかすぎない印象を受ける。
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中心にある「十六茶」の周りには原材料であるハトムギ、大麦、とうもろこしなどのイラストが16個描かれている。また、この商品は乳児用規格適用食品ということであり、子供や女性に購入してもらうためか「十六茶」の文字には丸みがあり、パッケージ下部にある「おもいやりブレンド」の文字にはグラデーションがかっているなど全体的にやわらかいデザインになっている。他には、パッケージの背景には麦を感じさせるような模様が薄く施されているが「十六茶」の文字の周りはスッキリさせるためか何も模様が施されておらず真っ白になっている。
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商品が烏龍茶ということで商品名や原材料名などのパッケージに使われているフォントの色は茶系となっている。パッケージのデザインは中央に会社名と商品名、その左隣にコップに入った烏龍茶の画像が配置してあり、とてもシンプルといった印象を受ける。また、パッケージの面積がこの冊子で紹介されているペットボトルの中で一番小さい。容器の形状は三角形を組み合わせており、幾何学的な感じとなっている。
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