Text
最近、ひとつの時代が終わることが「皮膚感覚」でわかる出来事を感じているのは僕だけではないだろう。昭和の最後生まれの僕は常に「平成の価値観」に悩まされて来た。平成は、僕たちが育って来た時代だ。しかし、はっきり書こう。それは個人にとって誇りにはなり得ない。では平成の価値観とはなにか。日本の後期資本主義制度により適合して、批判を排除して、物質を崇め、より情報統制をして、速度を尊重する。単純化したらそういうことだ。その速度に、多くの犠牲が孕んでいる。その速度には「かつての左翼が夢に見た世界統一願望」ほど、無理がある。左翼の場合は暴力性だが、速度についても、どこかに、決定的な間違いを含んでいる。単純なところに堕してはマズイのだ、価値のある物事はすべてややこしい。しかし、それは僕の基本的な価値観はまったく合っていない。ほぼ「真逆」だと言える。僕は昭和最後の血を受け継いだ人間のひとりだと思う。ここで僕が強く言えることは限られている。なぜなら強く言うと「敵」が出てきて、「壁を壊す」目標を持っている僕からしたらそれこそが「壁になりかねる」からだ。 2018.9.16(sun )
0 notes
Text
ご立派ですね
あんたの付けている指輪 あんたの持っている鞄 あんたの持っている家
ご立派ですね ご立派ですとも
どんどん増えて言って どうするの? 心は空っぽのくせに どうするの? 墓の下まで持ってくの?
あんたのまとっている肩書き あんたの持っている地位 あんたの待っているパーティー
ご立派ですね ご立派ですとも
どんどん増えていくけど どうするの? 心は貧しいくせに 心は卑しいくせに 墓の下まで持ってくの?
燃やしちまえよ でもこれがあんたなんだもんな この形あるものが燃えちまったら もうあんたなにも残らないもんな それが怖くて怖くてたまんないんだ だからどんどん増やそう��する 燃やしちまえよ 換金して豚の餌にしな
怖くて出来ねえんだろ
ご立派ですね あなた、ご立派だ 目に見えるものはだいたい持っている ご立派ですね あなた、ご立派だ
それで立派だと錯覚している あなた、やはりご立派だ
2018.9.16(sun)
0 notes
Link
0 notes
Link
0 notes
Link
0 notes
Text
少し感覚的で抽象的な話になってしまうが、経験則を踏まえた上で「仕事」の話をちょっと書く。「お前なんとかしろ」とか「こいつがなんとかしてくれる」とか「こいつが成功したら風向きが変わってオレ(またはオレ逹)も上手く行くかもしれない」と内心思っている人がいるとしたら、その人とは組むべきではない。「別にお前がいなくともオレ1人でもなんとかしたるわい!」と明るく言えるくらいガッツがある人じゃないとね。他人に過剰な期待をかけるひと程、相手が自分の考え外の行動をした時にストレスを抱えるから、能力以前の問題で、対等な関係性になれないんだよ。その解決策としてはそのひと自身が変わるか、目に見える雇用契約などをして会社的な立場を作るか。組まないかだね。
0 notes
Text
時は止まらない
またあの笑顔が見たい 愛を求めるなんて大げさかもしれない 戻って来て
愛の本質は失うこと 手に入れて 噛み締める つかの間 手のひらを握ったら この悲しさに気付くんだ さらさらと 砂のように 砂時計のように 幸せは滑り落ちてゆく
時計は止まらない だから 時はうつくしい
砂はさらさらと 手の隙間から 流れ去る
人の美はそこから 逃れられない しかし 愛は不滅だ だれも真実に 嘘をついてはいけない
やがて消える影を追って やがて消える影を追い やがて僕も君も消える 不滅なことは何か
愛 愛しかない 愛こそすべて
またあの笑顔が見たい 愛を求めるなんて大げさかもな でも僕には大切なことなんだ 戻って来て
シンプルに会いたいんだ
笑顔に会いたい
2018.9.4(Tue)
0 notes
Text
なんかの詩(ラクガキ)
みな目をはらし、もう生きてたっていいことはねえのかな、なんか考えている時間。違ったことが真実よりも真実��虚構を生む。街は嫌いさ。ああ、うるせえな。おれは嫌い��ね。うるさいヤツが多いから。正直な貧乏人が泣き、嘘つきな金持ちが醜い笑い声を上げる。こんなの形式美とでも言えるのかね?いつの時代も同じだ。なにも変わらねえ。今後も。千年前から伝統芸能だねしかし。笑えるね。いや可笑しいな。しかし伝統よ。世の常を可笑しむ。無情の美かもしれんよ。笑おうよ。そう。そうさ。笑おうぜ。そういうもんなんだもの。世の中間違っている。狂っている。オカしい。可笑しい。でも、しかし中心はあんただ。あんたらなんだ。いくら誰か悪行がはびころうが芸術センセイが活動しようが世の中は普通な人々が回している。みんなちょっとずつ変なヤツで、ちょっとずつダメで、普通な人々が生きている。その主役は「あんた」で、まわりをうろついてんのが僕や、ちょっと変わってるほうの「あんたのあんた」だ。そう考えたらみんなおかしいじゃないか。みんなどこか病んでいる。世の中のスピードが早すぎる。祟りを捨て科学の時代。とにかく早すぎる。神よりも科学…ふうん。信心深くないけど。 とりあえず僕が住みたい世界ではないのは確かだ。次はいい時代にしようぜ。
2018.9.4(Tue)
0 notes
Text
木が動く
おい、そこのじいさん だんだん木は動いてゆくぜ おい、そこのじいさん あんたは学生運動から 針が動いてねえんだな けどよ だんだんと木は伸びていくぜ おっと、知らねえな それで正解なんだろうな けどよ 世の中回転してんだ 嬉しいかい 悲しいかい どっちもだよな あめ玉なめる時期は過ぎた 空砲の数 手のなみだ 夕のながれ と なにも起こらない なにもかもが なにもかも 唄を歌えばみな構える 中身はいらない 音の詩が足りない おい、そこのじいさん だんだん木は動いてゆくぜ おっと、そこのじいさん 未來のオレあんた だんだんと木は動く、百年考えて 木に比べてオレらは動かない だんだんと木は動く、百年考えて オレらは世話しなく みせて動いていない
2018.8.31
0 notes
Text
恥が多い人間だが、より、恥を忘れて恋の詩なんかをやはり作りたい。私的なところの罠に陥るではなくね。「美しさ」なんか現代になっても馬鹿にされる位置から抜け出していないかもしれない。「カッコいい」なんかより、脆い「美しい」を僕は支持する。 2018.8.31(sat)
0 notes
Photo
0 notes
Photo
0 notes