#低密度ポリエチレンの動向
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【堺商事株式会社】の建築・土木資材など14点が登録されました!
堺商事株式会社は 化学工業薬品及びその関連商品の輸出・輸入、国内販売及び製造(化成品・衛生材料・合成樹脂・電子材料・鉱産品・産業資材 他)を手掛ける企業です。 無機・有機化学品を���じめ幅広い分野で「一歩先を読み行動するコーディネーター集団」としてお客様と社会へ貢献します。
今回は、建築・土木資材など、14点をご登録いただきました。
堺商事 Arch-LOG 検索ページ
▼パイオランPPYシート
軟弱地盤用として特にグレードアップされた土木資材です。 ポリプロピレンを使用したフラットヤーンを織上げているので、強度的に優れています。
安易にトラフィカビリティが確保でき、また、不等沈下・ヒービングを防止します。 軽量で柔軟性に富み、現場での施工が簡単にでき、工期を短縮します。
軟弱地盤との分離幕となりますから、投入盛入土量の計算が安易にでき、結果として正確な原価計算が可能になります。 分離・補強効果により余分な土砂の投入が不必要となり、コストの低減に役立ちます。
▼ウルトラ目地タイト
ウルトラ目地タイトは、均ーで微細な独立気泡構造のポリエチレン樹脂発泡体です。
軽量且つ圧縮強度を有し、吸水性が少なく、耐薬品性に優れたコンクリート伸縮目地材です。 ゴムに似た弾性に富み、コンクリート・防音壁等の膨張・収縮に対し非常になじみが良く、隙間の空く心配がありません。
耐候性・耐薬品に優れています。 独立気泡でセルが非常に小さいために、透水量、透湿量が少なくなっています。 瀝青系の目地板より軽量で、作業時の取扱い・運搬時あるいは切断等の加工も容易で作業性が向上します。
独立気泡で発泡されているため、高い緩衝性能及び復元性能を有しています。 独立気泡のため圧縮に対するはみだしやへたりが少なく、水密性に富み、事故防止につながります。
冬期間でも夏期間でもほとんど同じやわらかさを保っています。 融点・発火点が高く、難燃性に優れています。
▼サカイ養生マット
PPシートの強度、ウレタンフォームの保温性・保水性及びナイロン不織布の柔軟性の各特性を生かした養生用マットです。 特にコンクリート養生用として広く使用されています。
保温性と保水性を兼備えた三層構造。 夏場は散水して水分を吸水・保水させ、コンクリートの水和反応を断続的に行うことができ、ヒビ・割れを防ぎます。
かなりの強度があり、長期間反復使用が可能。くり返し使えてとても経済的です。 特殊な縫製を施してありますので、鉄筋等にそのまま刺すことが可能で、養生も簡単。 とても軽量ですので、養生が簡単な上、保管も楽々できます。
これまで蓄積してきた技術や実績を活かし、復興・除染といった環境・防災関連製品の開発・拡充にも取り組んでいる堺商事の製品を是非ご確認ください。
堺商事 Arch-LOG 検索ページ
※文章中の表現/画像は一部を 堺商事株式会社 のホームページより引用しています。
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私たちの水に何が起こっているのでしょうか?プラスチック製のティーバッグはお茶の中に数十億のマイクロ粒子とナノ粒子を放出します - 地球工学により、ポリマーマイクロプラスチックは水道水やボトル入りの水、そして雨の中にも存在します
アナ・マリア・ミハルセア医学博士
3月26日
プラスチック製のティーバッグは数十億のマイクロ粒子とナノ粒子をお茶の中に放出します
私は、老化と病気の加速につながる、人類の生きた血液汚染の一因として、食品や飲料を介したナノプラスチックやマイクロプラスチックによるナノ汚染の影響について議論してきました。
2019 年のこの研究論文では、お茶のナノ粒子汚染に対するプラスチック製ティーバッグの影響が調査されました。興味深いことに、発見されたナノ粒子の化学組成は、ポリアミドタンパク質であるナイロンとポリエチレンテレフタレートでした。これらは現在血液中に見られる化学物質と同じであり、Moderna C19 注射特許のステルス ナノ粒子で言及されています。
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私たちは、プラスチック製のティーバッグ 1 つを抽出温度 (95 °C) で浸すと、カップ 1 杯の飲料中に約 116 億個のマイクロプラスチックと 31 億個のナノプラスチックが放出されることを示しました。
ティーバッグの包装から放出されるナイロンおよびポリエチレンテレフタレート粒子のレベルは、これまでに他の食品で報告されているプラスチック負荷よりも数桁高いです。環境および食物連鎖におけるマイクロおよびナノサイズのプラスチックの存在が増加していることへの懸念が高まっています。意識の高い消費者は使い捨てプラスチックの削減を推進していますが、一部のメーカーはプラスチック製ティーバッグなど、従来の紙の使用に代わる新しいプラスチック製パッケージを開発しています。この研究の目的は、一般的な浸漬プロセス中にプラスチック製のティーバッグからマイクロプラスチックやナノプラスチックが放出されるかどうかを判断することでした。私たちは、プラスチック製のティーバッグ 1 つを抽出温度 (95 °C) で浸すと、カップ 1 杯の飲料中に約 116 億個のマイクロプラスチックと 31 億個のナノプラスチックが放出されることを示しました。放出された粒子の組成は、フーリエ変換赤外分光法 (FTIR) と X 線光電子分光法 (XPS) を使用して、元のティーバッグ (ナイロンおよびポリエチレン テレフタレート) と一致します。ティーバッグの包装から放出されるナイロンおよびポリエチレンテレフタレート粒子のレベルは、これまでに他の食品で報告されているプラスチック負荷よりも数桁高いです。最初の急性無脊椎動物毒性評価では、ティーバッグから放出された粒子のみへの曝露が用量依存的な行動および発達への影響を引き起こしたことが示されています。
最近、ナノおよびマイクロプラスチックが多くの消費者向け食品および飲料製品に使用されており、これらについてはここに書きました。
水筒には1リットルあたり25万個のナノ粒子ポリマーが研究で示されている - 新型コロナウイルス感染症の予防接種、モルゲロン線維、血液、ゴム状の凝固に対するモデルナの特許と同じポリマーが見つかった
マイクロプラスチックがどのようにして食物連鎖を容易に登っていくのかを研究が示す
マイクロプラスチック (別名ナノテクノロジー自己集合ポリマー) はどこにでも存在し、私たちの生物圏、食糧供給、人間を汚染しています。
最近の消費者報告書では、すべての食品カテゴリーに高濃度のプラスチックが含まれていることが明らかになりました - 地球工学による生物圏汚染が本当の原因なのでしょうか?
昨年私が有機肉と非有機肉の食肉供給が汚染されていることを示した場所を覚えているかもしれません。その��、多くの人がmRNAを含まない肉を主張し始めました。しかし、私が心配していたのはmRNAではなく、自己組織化ポリマープラスチックでした。
汚染された食品供給がワクチン接種を受けていない人の生血分析結果の一因となるか?食料品の肉製品の暗視野血液分析
そして、野生のリスの血液は人間の血液と同じように汚染されているように見えることを示したことを思い出してください。
すべての生命はナノテクノロジーと合成生物学に感染している - 野生リスの生き血画像
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この記事では、水道水とボトル入り飲料水の両方の飲料水を再度評価しました。
水道水とボトル入りの水におけるマイクロプラスチックの発生:現在の知識
飲料水中の MP の発生に関する現在の知識を説明するために、ナラティブレビューが実施されました。レビューされた研究 ( n = 21) では、水道水 (TW) およびボトル入り水 (BW) にマイクロプラスチック (MP) が存在することが示されており、そのポリマー組成物、添加剤、その他の化合物に関連する毒性の可能性により公衆衛生への懸念が高まっています。表面に微生物が吸着しています。
最も一般的に見られる MP は、ポリエチレン テレフタレート (PET)、ポリエチレン (PE) (低密度 PE、直鎖状低密度 PE、高密度 PE)、ポリプロピレン (PP)、ポリスチレン (PS)、ポリ塩化ビニル (PVC) でできています。 )、ポリ乳酸(PLA)、ポリアミド(PA)、ポリカーボネート(PC)、ポリウレタン(PU)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン
これらは有害な影響です。
しかし、いくつかの研究では、培養中のヒト細胞における原始的な MP の影響を調べています [ 49 ]。これらの研究では、動物モデルと同様に、検出された主なエンドポイントは活性酸素種 (ROS) の生成を伴う酸化ストレスでした。他の毒性効果には、脂質代謝、微生物叢、神経毒性、炎症反応および免疫学的反応、細胞毒性効果、ミトコンドリア膜電位の破壊、細胞膜 ATP 結合カセット (ABC) トランスポーター活性の阻害が含まれます。
飲料水の汚染は世界中で発見されています。米国では、水道水とボトル入りの水の両方にナノプラスチックとマイクロプラスチックが含まれていることが示されています。

もちろん、科学者たちは雨水からも金属やフィラメントを発見しました。これらは地球工学活動によって散布されているためです。これらの結果はここで確認できます。
空気中の危険 - ルーマニアのゲアニナ・ハギマ博士による雨水分析研究では、磁性ナノ粒子とフィラメントが示されています。 Clifford Carnicom の雨水分析との比較
私たちは金属、酸化グラフェンを吹き付けられているということも知っています。
ナノ粒子汚染隠蔽 - デーン・ウィギントン氏への重要なイン���ビュー - 4,000万トンの金属ナノ粒子と酸化グラフェンが世界中に散布されている - 人間がそれを吸入している
マイクロプラスチックポリマーが飛散し、生物圏全体に汚染されています。

高高度の雲水中の浮遊親水性マイクロプラスチックと雲形成におけるそれらの役割
マイクロプラスチック汚染はほとんどの生態系で発生していますが、高高度の雲におけるマイクロプラスチックの存在や、雲の形成や気候変動への影響はほとんど知られていません。今回我々は、標高1300~3776メートルの日本の山々の頂上で採取した雲水中のマイクロプラスチックを、全反射減衰イメージングとマイクロフーリエ変換赤外分光法によって分析した。ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリメタクリル酸メチル、ポリアミド 6、ポリカーボネート、エチレン-プロピレン共重合体またはポリエチレン-ポリプロピレンアロイ、ポリウレタン、エポキシ樹脂を含む9種類のマイクロプラスチックを観察しました。マイクロプラスチックは断片化されており、平均濃度は 1 リットルあたり 6.7 ~ 13.9 個の範囲であり、フェレット直径は 7.1 ~ 94.6 μm の範囲でした。カルボニル基や水酸基などの親水基を持つマイクロプラスチックが豊富に存在しており、それらが雲氷と水の凝縮核として作用した可能性があることが示唆された。全体として、私たちの発見は、高高度のマイクロプラスチック雲が雲の形成に影響を与え、ひいては気候を変える可能性があることを示唆しています。
ミズーリ州セントルイスで行われた2つの別々の調査で、研究者らは数十年にわたって人間の立ち入りを禁止されてきた洞窟の水と堆積物から大量のマイクロプラスチックを発見した。
ここに消費量の推定値がありますが、特に米国では水道水も汚染されていることがわかっているため、これらの数値はさらに高くなります。
人間によるマイクロプラスチックの消費
抽象的な
マイクロプラスチックは生態系全体に遍在していますが、人間への曝露リスクは未解決です。アメリカの食生活に焦点を当て、一般的に消費される食品に含まれるマイクロプラスチック粒子の数を、推奨される 1 日の摂取量と比較して評価しました。マイクロプラスチックを吸入する可能性と、飲料水源がマイクロプラスチックの消費にどのような影響を与えるかについても調査されました。私たちの分析では、26 件の研究からの 402 個のデータ ポイントが使用され、これは 3600 個を超える処理済みサンプルに相当します。アメリカ人のカロリー摂取量の約 15% を評価すると、マイクロプラスチックの年間消費量は年齢と性別に応じて 39,000 ~ 52,000 粒子の範囲であると推定されます。吸入を考慮すると、これらの推定値は 74000 と 121000 に増加します。さらに、ボトル入り飲料水のみで推奨水摂取量を満たしている人は、年間さらに 90,000 個のマイクロプラスチックを摂取している可能性がありますが、水道水のみを摂取している人の場合は 4,000 個のマイクロプラスチックです。これらの推定値は大幅に変動する可能性があります。ただし、方法論とデータの制限を考慮すると、これらの値は過小評価される可能性があります。
以下は、地球工学目的で私たちが吸入するポリマーについてデーン・ウィギントン氏が話しているものです。
まとめ:
マイクロプラスチックの摂取を制限するためにできることを行うことは、すべての人にとって考慮すべきことです。雨水に地球工学によるマイクロプラスチックが含まれている場合は、温室で食料を栽培し、可能な限り井戸水を使用することが重要です。プラスチック製のティーバッグやペットボトルなどのプラスチックの使用を制限します。米国の都市水道水にはマイクロプラスチックが含まれていることが判明しているので注意してください。水道水中のマイクロプラスチックを除去するための緩和戦略に関する最近の記事をご覧ください。
沸騰した水道水を飲むとナノプラスチックとマイクロプラスチックの摂取量が減る
アナ・マリア・ミハルセア医学博士
3月4日
さまざまな条件における付着物の形態と組成。 (a) 裸のポリスチレン (PS、1 μm、1 mg L–1) とさまざまな温度の水道水中で形成された付着物共沈殿物の走査型電子顕微鏡 (SEM) 画像 (180 mg L–1 の CaCO3、40 mL、25– 100℃); (b) さまざまな状態でのベア PS (1 μm、1 mg L–1) と付着物の共沈物の SEM 画像。
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【マイクロプラスティックは風に乗り、雪深い山脈まで覆い尽くしている:調査結果】 - WIRED.jp : https://wired.jp/2019/05/21/wind-microplastics/ 2019.05.21 TUE 18:30
フランスのピレネー山脈に連なる雪山は、風に乗って遠くから運ばれてきたマイクロプラスティックに覆われている──。そんな衝撃的な調査結果が発表された。手つかずと思われている自然にもプラスティックが侵食している事実から、わたしたちの想像以上に環境汚染が進んでいる可能性が浮き彫りになってきた。
TEXT BY MATT SIMON TRANSLATION BY MAYUMI HIRAI/GALILEO
{{ WIRED(US) : https://www.wired.com/story/wind-microplastics/ }}
{{ 図版 1 : French Pyrenees PHILIPIMAGE/GETTY IMAGES }}
スペインとの国境からそれほど遠くない、フランスのピレネー山脈に連なる山の頂に測候所がある。周囲はほとんど手つかずの自然で、ほとんどは数フィートの高さまで積もった雪に埋もれている。最も近くにある道路は冬期は閉鎖され、60マイル(約100km)以内にある最も人口の多い町でも9,000人しか住んでいない。
そんな風景を詳しく調べていくと、実はプラスティックに覆われているという事実が見えてくる。2017年11月から18年3月にかけて研究者たちが測候所の集水槽から水を集め、マイクロプラスティック(約5mm未満のプラスティック片)が含まれていないか検査したところ、1平方メートルあたり平均365個が毎日降下していることがわかったのだ。
どこから来たのかは不明だが、南に100マイル(約160km)離れたバルセロナなどの大都市から、風に乗って運ばれてきた可能性がある。
この発見により、プラスティック汚染の新たな恐怖が明らかになった。フランスのパリや中国・広東省の東莞市といった大都市の空気にマイクロプラスティックが浮遊している可能性は、科学者の間ですでに知られている。だが、どのくらい遠くまで運ばれる可能性があるかについては、まだ示されていない。
今回は短期間の予備調査であり、ほかの研究者によるさらなる研究が必要となる。しかし、この発見が意味することは、世界各地の手つかずと思われている環境にとって、生態系にとって、そして人間の健康にとって衝撃的だ。
{{ 図版 2 : 発見されたプラスティック片。右上のゲージは200マイクロメートル(0.2mm)。PHOTOGRAPH BY ALLEN, ET A., NATURE GEOSCIENCE }}
■《形状や種別によって移動がどう変わるのか?》
ご存じ��通りプラスティックの主な問題は、分解されるまでに1,000年近くを要するうえ、環境のあちこちを移動し続ける点だ。しかも、プラスティックボトルのようなものが分解されるときは、小さなかけらとなって剥がれ落ち、マイクロプラスティックとなって生物の体内に入り込む。これは海の中で特に深刻な問題であり、研究もかなり進んでいる。ある調査では、英国の近海でサンプル採取されたムール貝のすべての体内で、マイクロプラスティックが見つかっている。
今回の調査で見つかったサンプルからは、ポリスチレンからポリエチレン、ポリプロピレンまでさまざまな種類のプラスティックが見つかっている。現時点でまだよくわかっていないのは、プラスティックの材料特性に基づいて大気中の移動がどのように変わるのかという点だ。
また、マイクロプラスティックの形状が膜や繊維、あるいは破片のどれに近いかによって、移動に影響があるのかもわかっていない。表面積が広い膜のほうが破片より遠くまで運ばれるだろうと推測する人もいるだろうが、それについてはまだ実験さえ行われていない。
フランス国立科学研究センターの一部門であるエコラボ(EcoLab)の環境汚染科学者であり、『Nature Geoscience』誌オンライン版に発表された今回の論文の共同執筆者であるデオニー・アレンは、次のように語る。「いま取り組んでいる課題のひとつは、これらのプラスティックが大気中を3次元的にどう移動するかを実際にモデリングして、どこから来たのか突き止められるようにすることです」
■《砂塵より遠くまで運ばれるプラスティック》
ピレネー山脈でマイクロプラスティックが見つかったことは、そこまで驚くことではない。というのも、サンプルから細かいオレンジ色の砂ぼこりが見つかっているからだ。これはサハラ砂漠から飛ばされてきたと考えられており、この測候所で100年以上にわたって記録されている現象だ(さらに信じられないことに、サハラ砂漠からの砂ぼこりは大西洋も越えて、南米の熱帯雨林の土地の肥沃化に貢献しているという)。
砂ぼこりなどの長距離移動を研究している海洋地質学者のミシェル・ファン・デル・ドゥーズ(今回の調査には参加していない)は、「風は粒子の種類を区別しません」と語る。「これらのプラスティック粒子は、わたしたちが通常見つける砂ぼこりの粒子よりかなり大きいものです。同じくらい巨大な砂ぼこりの粒子もありますが、密度はプラスティック粒子のほうがはるかに低いので、長距離でも運ばれやすくなります」
もうひとつ考慮しなければならないのが、プラスティックが分解される過程が独特であることだ。マイクロプラスティックが粉々になると、理論的にはその特性が変化する。ひとつの繊維がふたつに分裂すると、新しい空気力学特性をもつふたつの物質ができるのだ。
■《汚染物質の“運び屋”になるナノプラスティック》
こうして細かくなるうちにマイクロプラスティックは、さらに厄介な「ナノプラスティック」になる。1ミクロン、つまり1mの100万分の1よりも小さなプラスティック粒子である。
目に見えないほど小さなプラスティックのかけらは、どこにでも、例えば生物の組織の隅々にまでも入り込むことができる。それはホタテガイにナノプラスティックを注入した実験で証明済みだ。「これらのナノプラスティックは、6時間でホタテガイの隅々まで行き渡りま��た」と、今回の論文の共同執筆者でスコットランドのストラスクライド大学とエコラボで環境汚染を研究しているスティーヴ・アレンは語る(共著者デオニー・アレンの夫でもある)。「6時間でホタテガイのあらゆるところに入り込んでいたのです」
生物にとって懸念されるのはプラスティックそのものだけではない。「このようなプラスティックは環境を移動する際に、農薬をはじめとするあらゆる化学薬品を吸着することがわかっています」と、スティーヴは説明する。「しかも、プラスティックに重金属が付着することもわかっています。このような粒子が人間の肺を通って化学薬品を体内に運び込んだ場合に何が起きるのかについては、まだわかっていません」
さらに深刻な懸念もある。ナノプラスティックは、人間の体内に薬物を届けるために医療で利用されているナノ粒子と外観が非常によく似ているのだ。「ナノ粒子とまったく同じように血液脳関門を通り抜け、吸着した毒素を運び込む可能性があります。これは非常に気がかりなことです」と、デオニーは指摘する。誤解のないように付け加えると、この考えを裏づけるデータはまだ存在しない。
■《洗濯するだけでも環境に飛散》
海におけるプラスティックのもうひとつの厄介な特性についても研究が進んでいる。カリフォルニア科学アカデミーの水族館でキュレーターを務め、今回の調査には参加していないルイス・ローシャは、「サンゴ礁のような一部の生態系では、プラスティックが病気を媒介します」と語る。「1粒のプラスティックが、病原菌を含めあらゆる種類の細菌を入れたペトリ皿のようなものになります。サンゴ礁を漂いながら、あちこちのサンゴと接触して病気を伝染させるのです」
マイクロプラスティックが陸上でも病気を媒介する可能性があるかについては別の問題であり、さらに研究が必要だ。しかし重要なのは、マイクロプラスティックとナノプラスティックの問題が、陸上と海に二分して考えるものではないことを覚えておくことだろう。
プラスティックが海の生物たちに与える影響については、われわれ人間のような陸上の生物たちに与える影響よりも、はるかに徹底的に研究されている。しかし、これらふたつの環境の間には、かなりの相関関係があるのも事実だ。
洗濯を例に挙げよう。ヨガパンツやフリースなどの衣類を洗濯すると、1回の洗濯で膨大な量の合成繊維が環境に放出される可能性がある。ポルトガルのアヴェイロ大学で環境内のプラスティックを研究している分析科学者で、今回の調査には参加していないジョアン・ピント・ダ・コスタは、「これらはフィルターで完全に除去されることはなく、排水処理施設で完全に取り除かれることもありません」と指摘する。
これらの合成繊維は最終的に川や海に行きつくが、一部は堆積したものが乾燥し、風によって飛ばされる。「さらに衣類を干しているだけでも大量の繊維が風で運ばれるのは想像に難くありません」
■《気候変動と同じく地球全体の課題に》
要するに、われわれが直面しているのはとてつもなく複雑な問題なのだ。プラス��ィックによって、世界が安全で健康的なものになったことは間違いない。医療だけを考えても、プラスティックの技術がなければどうなっていたかを想像すればわかるだろう。しかし、プラスティックが地球とそこに棲む生物たちを汚染していく規模が拡大しているのは、これまで以上にはっきりしている。
たとえ自分の国が使い捨てのプラスティックバッグの禁止を決めたとしても、近隣諸国が引き続き大量生産を続けるかもしれない。そして、作成されつつある空気によって運ばれる汚染のモデルが真実であれば、マイクロプラスティックに不意打ちを食らわされる日が来るかもしれない。
その意味では、マイクロプラスティックは気候変動と似た問題と言える。全員が一致団結して取り組まなければ、何の成果も挙げられなくなるリスクを冒すことになる。
「つまり、これはあらゆる人々の問題なのです」とデオニーは言う。「いま、中国のように人々がマスクをして外出するような場所がいくつかありますよね。汚染の規模を考えると、自分たちが使うプラスティックを管理しなかった場合に、わたしたちが同じような事態に直面する可能性があることも意味しています。これはとても恐ろしいことです。人々に何らかの行動に向かわせる動機づけになるかもしれません」
繰り返しになるが、これは規模の小さい予備調査であることに注意する必要がある。一方で、この論文が発表された理由の一部は、研究者が自分たちの発見に大きな不安を抱き、事実を迅速に公表したいと望んだことだったのも注目すべきだろう。マイクロプラスティックが地球中に吹き飛ばされている状況を科学界がさらに調査することを、研究者たちは望んだのだ。
「わたしたちはそれを吸い込んでいるのです」とデオニーは言う。「現状を無視せずに注意を払うべきなのです」
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April 09, 2018 at 08:11AM
米シェール品到来の兆候か アジアPE価格下落 https://ift.tt/2H4v7YS - 米国のシェールガス由来の石油化学新工場の影響が、アジアに及び始めたかもしれない。足元のナフサ価格は2月に比べて約9%上昇したのに対し、低密度ポリエチレン(LEDP)は約8%下落した。中国のポリエチレン(PE)需要は堅調で中東産の流入が急増。そのなかで米国産もじわりと増えてきた。国内石化企業は米シェール到来と警戒を強め始めた。米中間の貿易戦争は米国産PEにも飛び火する様相。石化製品の代名詞PEと世界最大需要国の中国の動向は、日本をはじめ好調な世界石化産業を大きく揺さぶる可能性がある。 テキサス州にあるシェブロン・フィリップス・ケミカルのエタンクラッカー つづきは本紙をご覧ください PDF版のご案内 from Gmail via IFTTT
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