#ヴィンテージではありません
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オーダーメイドワンピースのご紹介です。
歌人・文筆家の上坂あゆ美さんのためのワンピースです。
上坂あゆ美さんが、京都で僧侶をされている鵜飼ヨシキさんと二人で行っているPodcast番組“上坂あゆ美の「私より先に丁寧に暮らすな」”のアーティスト写真のための衣装として制作しました。

SINA SUIEN 2018 collection-こしょろがみた夢-より、こしょろワンピースの形を基調に、Podcast番組を聴きながらデザイン案を考え、(面白くて止まらなくて、納品までに全部の回を聴いてしまった!📻)上坂さんの体型に合わせてパターンを制作しました。

Podcast番組の構築的で有機的、伝統的で革新的な感じを形にできればと思い、ヴィンテージの生地に現在の生地を混ぜてパッチワーク、その上からミシンステッチや刺繍、��プリントを重ねて強さとあやうさをシナスイエンなりにデザインしました。色は上坂さんのリクエストで鮮烈な赤でまとめました。

着物やインドのサリー、中国の刺繍など、東洋の昔の民族衣装の生地と新品のシルクの生地、花柄の生地などをミックスしています。





胸元に龍+牡丹+有機���な模様を重ねて箔プリント、その上から極彩色の抽象的な刺繍




ギンギラで強い印象だけど上品になるようにバランスを考えながら手を進めました🪡

可憐で華やか、かっこよくて優しい上坂さんにぴったりなワンピースが出来上がりました。
ドキドキときめく制作体験でした。上坂さんどうもありがとうございました🍒
1枚目と14枚目のお写真は細谷謙介さん撮影🕊️、スタイリング神田百実さん🍑
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レザー製マスコットドール
ウエアハウスから十数年ぶりにキャラクタードールが発売です。こちらはフェルトで作られたカレッジマスコットドールのかわいらしさと、富裕層のハンティングウェアを製造していた時代のアバクロに置かれた、イギリス製レザーフットツールの高級感を兼ね備えたもの・・・




アーミー、ネービー、マリンコ、エアフォースとくれば自然にそのマスコットキャラクターが浮かぶ方も多いと思います。大学のマスコットキャラクターと一緒に、ペナントやバナーと同じ同素材で作られ、���にはコルクが詰められたフェルトドールは、ヴィンテージ雑貨のコレクターだけでなく、アイビーリーグ好きやカレッジスタイル愛好家にも大変人気のあるアイテム。その愛嬌のあるマスコットたちを、剛健なレザーで再現しました。


ドールの素材には過去に皮革製品を生産するにあたり、発生したウエアハウス製レザーの余剰資材を使用しています。中綿にも同様の革端材を主成分に入れた、重量感が魅力なハンドメイドレザードールです。
(製造の工程上、革の種類や色に関してはすべて異なります。ご指定はお受けできませんのでご了承下さい。)
Collegiate Mfg. Co.は地元のアイオワ州立大学をはじめとして、フェルトのペナントやバナーなど、大学関連のノベルティを製造する国内最大手の企業でした。

Collegiate Mfg. Co. を企業にした功績はおそらくアイオワ州立大学のものでしょう。同大学のペナントをはじめとするフェルトノベルティは全学生から人気を得たことから、そのフィーバーは全米の大学に広まったのです。20 世紀初頭から1980年代まで、フェルトペナントはノベルティアイテムとして特に大学生の間で人気がありました。
戦後にCMC が販売して大成功を収めたフェルト製品のひとつがパーソナリティペットです。これが日本製で有名な「ドリームペット」に酷似していることは興味深いですが、フェルトの中身はおがくずではなくコルクを砕いて詰められたそうです。フェルト製の大学マスコットの動物として製造され、それぞれの大学のスクールカラーで作られました。この4体のミリタリーカデットスクールのマスコットドールは、それらのほんの一例です。



Lot 5243 GENUINE LEATHER MASCOT DOLL
#Usma
#Usna
#Usafa
#Usmc
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Moi-même-Moitié has brought back their high socks without lace! Great timing because I need socks like this for winter. So of course I bought Rose Diamond High Socks in the three colorways.
Moi-même-Moitié がレースなしのハイソックスを復活させました。冬にはこういう靴下が必要だったので、素晴らしいタイミングでした。ということで、もちろんローズダイヤモンドハイソックスを3色購入しました。

Honestly, the vintage Moi-même-Moitié that I wear more than anything else is the high or knee socks. Because they are great with skirts, dresses and especially pants. And yes I have a pair of the original Rose Diamond Socks.
正直に言うと、私が何よりもよく履いているヴィンテージの Moi-même-Moitié は、ハイソックスまたはニーソックスです。スカート、ドレス、特にパンツとよく合うからです。そして、はい、私はオリジナルのローズダイヤモンドソックスを一足持っています。

In comparison, the new version, on the right, is longer and a little bigger than the vintage socks. But not too much bigger. With the stretch, some men can even wear these. I don't know what the material is for the vintage socks. The new version is 80% cotton, 18% nylon and 2% polyurethane. Cotton with nylon is a good combination for comfort. The new version knit feels a little thicker than the vintage socks.
それに比べて、新しいバージョンはヴィンテージ ソックスより長く、少し大きめです。でも、大きすぎるということはありません。ストレッチが効いているので男性でも着用できる方もいると思います。ヴィンテージソックスの素材は分かりません。新しいバージョンは綿 80%、ナイロン 18%、ポリウレタン 2% です。綿とナイロンの組み合わせは着心地が良いです。新しいバージョンのニットはヴィンテージソックスよりも少し厚いように感じます。

The bands at the tops of both socks are similar, with the new socks having a bit of scalloping at the top. Both stretch and seem to be good at holding your socks up when worn.
両方のソックスの上部のバンドは似ていますが、新しいソックスには上部に少し波形があります。どちらも伸縮性があり、履いたときに靴下を持ち上げるのに適しているようです。

The Rose Diamond design is similar for both versions. It is woven in the sock and can be felt inside but the fabric is soft. This is better than printed on, which can wear off over time. The design on the vintage socks is a little bigger, but the size difference could be due to changes in manufacturing. The blue color is really close to the vintage blue!
Overall I can say the new Rose Diamond High Socks are comparable to the 2007 version and are really nice. I look forward to wearing them when the weather is colder. My experience with Moitié socks is they hold up well, even when going to multiple Moi dix Mois live shows.
ローズ ダイヤモンドのデザインはどちらのバージョンでも似ています。ソックスに織り込まれていて、内側で感じられますが、生地は柔らかいです。これは、時間の経過とともに擦り切れてしまうプリントよりも優れています。ヴィンテージ ソックスのローズ ダイヤモンド デザインは少し大きめですが、サイズの違いは製造方法の変更によるものかもしれません。ブルーの色はヴィンテージ ブルーにとても近いです!
全体的に見て、新しいローズ ダイヤモンド ハイ ソックスは 2007 年バージョンに匹敵し、本当にニース だと言えます。天気が寒くなったら履くのが楽しみです。Moitié ソックスの私の経験では、Moi dix Mois のライブ ショーに複数回行っても、しっかり持ちこたえることができました。
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Lot 2010 DSB COWBOY JACKET(WW II MODEL)
こんにちは 名古屋店 コジャです。
先日御案内してから定番2001XXはSOLD OUT間近。
人気品番であるのと、 「春」により需要が高まっているのも大きなファクター。
そこで今回は「方ポケ」Gジャンでも、 あの2001XX等と異なる有名ブランドのVintageから再現した物を。
WAREHOUSE & CO. Lot 2010 DSB COWBOY JACKET(WW II MODEL) \42.900-(with tax) ※ONE WASHは\1.100- UP










新開発した大戦カウボーイパンツのデニムを使用した「セットアップ」のジャケットとなります。 当時の生産数も圧倒的に少なかったため、実存するヴィンテージが大���希少といわれる「カウボーイジャケット」ですが、その大戦時モデルの月桂樹ボタンが付くものはさらに希少です。 パンツ同様、ジャケットも「ライダース」と名称が変更される戦後に、大きくそのデザインは変更されました。 ワークウェア然としたボックスシルエットがシェイプされ、よりスリムなスタイルになっています。 そのような背景からもこの「「カウボーイジャケット」の大戦モデル「上下セットアップ」はより親和性の高いものといえるのです。
新開発 7.2番×7番 セルヴィッチWWIIデニム オリジナル鉄製ワンスター(月桂樹)ボタン MADE IN USA 鉄製UFOリベット
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WAREHOUSEでも何度かリリースしていて、 「あれのあれだね~」とお思いの方もいらっしゃるかと思います。
ただ、 パンツもそうですが上述でも記載しているように、 今回参考にした某有名メーカーのVintageは非常に稀少。
ヴィンテージを目にすることさえままならない、そんなアイテムを忠実に作り上げたジャケットは、 身に纏える喜びは勿論、ファッション性も高いですよ。
パンツ同様、DSBラインでのリリース。 横糸に白糸を使用しているのでグレー糸を用いている生地よりも、 (皆様の大好物)ヒゲなどのあたりが出やすいのも今回新作として作り上げたCOWBOY JACKET・PANTSの特徴です。
2001XXなどが参考にしているVinatgeと比べ、 この時代の同ブランドのジャケット(Cowboy Jacket)の作りはアームホールがやや広めで袖も若干長め。 そんなパターンもオリジナルに沿って仕上げております。
173cm,60kg SIZE:42(ONE WASH)



WAREHOUSE名古屋店ではパンツが完売しております。
ジャケットも残り僅かとなっておりますが是非御検討下さいね。 では失礼いたします。
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☞ [営業時間のお知らせ]
平素よりウエアハウス直営店をご利用頂き有難う御座います。 ウ���アハウス直営店では営業を下記の通り変更しております。
《2025.3.18.現在の営業時間》
◎東京店 【営業時間:平日 12時~19時 土日祝 12時~19時】無休 ◎阪急メンズ東京店 【営業時間:平日 12時~20時 土日祝 11時~20時】無休 ◎名古屋店【営業時間: 平日 12時~19時 土日祝 12時~19時】水曜定休 ◎大阪店 【営業時間: 平日 12時~19時 土日祝 12時~19時】 無休 ◎福岡店 【営業時間: 平日 12時~19時 土日祝 12時~19時】 無休 ◎札幌店 【営業時間: 11時~20時】 木曜定休
今後の営業時間等の変更につきまして��改めて当ブログにてお知らせ致します。 お客様におかれましてはご不便をお掛けいたしますが御ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。
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WAREHOUSE&CO.直営店からのお得な情報や、エリア限定のクーポンなどを配布しています。
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弊社直営店で行っておりますジーンズ等のリペアの受付を休止させて頂いております。 ※ご郵送に関しても同様に休止させて頂いております。再開の日程は未定です。
ご迷惑お掛け致しますが、ご理解下さいます様お願い致します。 ※弊社製品であればボトムスの裾上げは無料にてお受けしております。お預かり期間は各店舗により異なりますのでお問合せ下さい。
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WAREHOUSE名古屋店
〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須3-13-18
TEL:052-261-7889
《2025.3.18.現在の営業時間》
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パラコード巻きグリップ(1)
急に暖かくなってスキーどころじゃない気候になってしまったので、今後の工作で使う機材などを整備することにした。
■切り出し小刀(左用)
今までは木材加工を本来厚紙用のカッターでやるという愚を犯していたのだが、左利き用の切り出し小刀をヤフオクのストアで見つけたので木工用として調達。持ち手にパラコードを巻いていく。

まずはランヤードを通すための穴をあけていくのだが、青紙二号を使った厚さ3mm程度の鋼板に穴をあけるのは驚くほど苦労した。

穴をあけたらバリが王冠状に突き出るのでこれを削っていく。

丸棒やすりで面取りをしておかないと後でパラコードが切れてしまうので、ここも丁寧に処理する。

実用刃物は透明ラッカーで保護することも多いというので、灯油タンク水抜き剤(イソプロパノール)で脱脂した後ニトロセルロース系ラッカーの艶ありクリアで保護。下に映ってるナイフは別記事で紹介予定。

今回は4mmパラコードの中身を抜いてガワだけにしたものを使用。どんどん巻いていく。

完成。非常にシンプルなもので平紐巻きにしてはちょっと汚いかもしれないが、どうせすぐ交換しないといけないのだからまあいいか。
■手斧
次はキャンパーの間でとてもポピュラーなカスタムで、手斧の刃根元を巻いてミスヒット時の破損を防ぐというもの。

自己融着テープは一応用意したが使わなかった。

巻いてる過程は両手が塞がるので撮影を忘れていた。完成。 余ったパラコードがちょうどランヤードを作る分になったので予定外ながらランヤードも作って取り付け。
他にもいくつかパラコードものをやったのだが別記事に書く。 ヤフオクでヴィンテージ品をいくつか仕入れたのでそのレス���アなど、今年はDIY系コンテンツが増える予定。
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3年前の2020年3月、ある女性がヴィンテージのロレックスを購入した。 彼女はそれをザ・リアルリアルで購入し、オリジナルの箱や書類は付属していなかったものの、時計が本物であるという鑑定書をもらった。 書類がないことで少し不安を覚えたが、ストラップのサイズを直してもらうためにロレックスの店に持っていった。店ではその時計について何か言う人は誰もいなかった。 そして2023年9月、時計が止まった。 別のロレックスの店に時計を持ち込んだが、修理には4週間から6週間かかると言われた。ところが驚いたことに、そのわずか数時間後、時計の引き取り準備が整ったというメールが届く。 修理代金は1000ドル(約15万円)を超えるだろうという彼女の予想に反して、0ドルだった。 ロレックス店の担当者は、この時計にはアフターマーケットの部品が使われているため、修理はできないと言った。 「担当者の顔を見て、時計が偽物なのだとわかった」 彼女は時計をザ・リアルリアルに戻し、そこで鑑定人はその時計がスーパーコピーであると認めた。 ザ・リアルリアルは、エリザベスが時計に支払った9295ドル(約140万円)を返金することに同意したが、そこにはひとつ問題があった。 その時計は彼女が購入してから数年のあいだに数千ドル値上がりしていた。現在まったく同じ時計が、再販市場でも、またロレックス経由でも1万5000ドル(約225万円)近くで売られている。 「新品で買おうが、中古品で買おうが、その時計を買い直そうと思ったら、どうしたって5000ドル(約75万円)分の投資を失うことになる」 その上、戻ってくる9295ドル(約140万円)は、インフレのせいで3年前に使った9295ドルほどの価値はない。いずれにしても、彼女は経済的な損失を被ったのだ。
投資を強調する再販市場。購入したロレックスが偽物だった場合、資産としての評価額を請求できるのか:Luxury Briefing | DIGIDAY[日本版]
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024/8/29
おはようございます!念のためにこんにちはとこんばんはも。
︎台風の動きが読めなくて週末の予定が立てづらいです。
このAWの目標は「早めに予定を立てること」なので、出鼻挫かれました。
娘が走ってて転んでも、すぐ起き上がってまた走り出すの見て、自分の中の何かを呼び起こそうと思います!
・・・
🍇 ブラン ド モルジェ エ ド ラ サル ノン フィルトラート 2022 白
・生産者 メゾン ヴェヴェイ アルベール
・生産地 イタリア / ヴァッレ ダオスタ
・品種 ブラン ド モルジェ(プリエ ブラン)
・Alc. 12.5%
澄んだ果実味と清涼感。
ヴィンテージが変わったばかりですが、完成度、すでに五味のバランスは整っています。
土、農、青い渋みの向こう側に広がる風景。
何か見えたら教えてください。
うまいです✌︎
〈以下、インポーターさん資料より〉
この地方独特のプリエ ブランというブドウ品種は、特徴的なキメの細かい酸と繊細な香りを持つことで知られている。瑞々しくフレッシュな果実の香り、口に含むと軽やかに青りんごのような爽やかさが広がり、中盤にはこのワインの核とも言えるしっかりとしたブドウの厚みがあり、アカシアのハチミツを思わせる余韻へと繋がっていく。
除梗せずに房ごと醗酵を行い、樹脂製のタンクで5か月間醗酵の続きと熟成を行いボトリング。2016年からノンフィルターでのボトリングも開始した。
・・・
それでは本日もはりきっていきましょう。
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高円寺は本当にいい街だなあ。色んな古着屋さんを巡って新しいお店を発見して嬉しくなったりした。ヴィンテージの革バッグ欲しいと思いました。
お気に入りの定食屋さんはとにかくおじちゃんが良い人。ご馳走様でした。ありがとうございます。って言ったらありがとうはこっちのセリフ、また来てね。って言ってくれるの心温まります。いえいえこちらもありがとうです。
夜は散歩がてら遅くまでやっているラーメン屋さんに行くのが楽しかった。寒くなってきて帰りにコンポタを買って帰る。特大の幸せもいいけれど些細な幸せが積み重なる日が好きです。
スーパーバラ丸🌵とつけられている名前に惹かれたのは事実。しかしながら君自体も可愛い。うむいい日。




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『ジジイの文房具 「ジジイ」シリーズ』 沢野 ひとし 著 (集英社クリエイティブ)
文房具の「房」
万年筆に思いを託す ヴィンテージの万年筆の彼方 地球儀のいざない ハサミに挟まる 文房四宝(ぶんぼうしほう) シャープペンシルは永遠不滅である 消しゴムに滅びゆく美学を見た 書斎の歴史アーカイブ 色褪せた分度器 佐野洋子さんのボールペン ガラスペンに夢を託す 電子辞書にすがる 軽井沢の別荘と巻尺 鉛筆削りにすがる パリに恋して 夢見る手帳 枯れないジジイの愛 小さな文具店を見つけよう
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ミヤ(MUCC) × 咲人(NIGHTMARE)が語る、<悪夢69>とギター「空回りしてない?くらいのほうが面白い」
MUCCとNIGHTMAREが8月、東名阪ツーマンツアー<悪夢69>を開催する。同ツーマンツアーは8月17日のZepp Nagoyaを皮切りに、8月18日のZepp Osaka Bayside、ファイナルとなる8月24日のZepp Hanedaといった3会場をまわるもの。両者はこれまでにもイベント等で共演しているが、対バンは今回が初となる。
◆ミヤ(MUCC) × 咲人(NIGHTMARE) 画像
結成24年目のNIGHTMAREに対し、MUCCは27年目であり先輩にあたるが、メジャーデビューは両バンド共に2003年だ。ヴィジュアル系というジャンルで括れば同じフィールドではあるものの、音楽性の差異は大きいかもしれない。しかし、NIGHTMAREは仙台を中心とする宮城、MUCCは茨城という同郷メンバーから成り立つバンド、という共通点もある。
そもそもなぜこのタイミングでツーマンツアーを企画したのか? どのようなライブ内容になりそうなのか? 開幕に向けて両バンドの関係性、それぞれの現在地、このツアーに懸ける想いなどを紐解く全四回の対談連載第一弾は、両バンドのヴォーカリストである逹瑯(MUCC) × YOMI(NIGHTMARE)を迎えてお届けした。続く第二弾は、ミヤ(MUCC)と咲人(NIGHTMARE)対談だ。両氏のトークセッションは、コアな楽器話からプレイスタイル分析まで、深くギターサウンドに切り込んだものとなった。
■俺が変なギタリストだとしたら ■咲人くんは正統派。で、上手い
──ミヤさんと咲人さんのおふたりはいつ頃からのお知り合いですか?
ミヤ:デビュー当時は、会えば挨拶するくらいの感じだったよね?
咲人:そうですね。イベントとかで何度か一緒になることがあって、そのときに挨拶をさせて���らったような気がします。
ミヤ:たしか、FM NACK5のイベントとか、新木場STUDIO COASTで開催された<SHOCK WAVE>とかで一緒だったんじゃないかな。でも、本当にそれくらいで、会う機会は少なかったし、会ったときもそこまで話していなかったと思う。
咲人:初めてちゃんとお話させてもらったのは、ギタリストが集まる飲み会“ギタリスト会”のときですよね。そこでいろいろとお話させてもらった流れで、ギタリスト会を途中で抜け出して、ミヤさんがクラブに連れていってくれたんですよ(笑)。当時僕は、クラブミュージックにハマッてたので、すごく嬉しかったです。
ミヤ:MUCCやNIGHTMAREのサポートキーボードの吉田トオルさんが、「咲人くんもいろんな音楽が好きなんだよ。クラブミュージックとかにも興味がある」という情報を教えてくれてて。そういう系統の音楽が好きなら一度クラブを体感したほうがいいと思ったから、ギタリスト会を抜け出してクラブに一緒に行ったような気がする。
咲人:それからミヤさんとの距離がぐっと縮まって、親しくさせてもらっています。
──ギタリスト会とクラブミュージックがきっかけというのは、おふたりらしいなと思います。では、ギタリストとしてお互いにどんな印象を持たれていますか?
咲人:自分とはスタイルのベクトルが違うギタリストだと思うんですけど。ミヤさんはとにかく音へのこだわりがすごいですね。ヘヴィだけどクリアに聴こえる、僕の中では不思議なギタリストです。どうしてこんな音が出せるんだろう?って、ギターサウンドを分析してしまうというか。意外と歪みが少ない印象があるんですけど、実際はどうなんですか?
ミヤ:うん、少ないらしいね。この前、アルルカンの奈緒(G)が俺のギターの音作りを知りたいからと言ってリハーサルスタジオに来たんだよ。
咲人:それもすごい(笑)。
ミヤ:イヤモニしながら俺のギターを弾いた奈緒が、「ミヤさん、これクラン���ですか?」って言うから、「いや、これがメインの歪みだよ」と答えたら、「ええっ! こんなに歪んでないの!?」って驚いてたから、俺は歪みがかなり少ないのかもしれない。弱く弾くとクリーンになるくらいの歪みだから。俺の中ではそれが普通だけど、他の人からしたら普通じゃないのかもしれないね。ヘヴィだけどクリアに聴こえるっていうのは、そういうことなんだと思う。
──ミヤさんのギターサウンドを生で聴いたことがありますが、ゲインが低くて、ギタリストが弾きづらく感じる帯域がしっかり出ていてビックリしました。いわゆるミッドローの部分ですよね。
咲人:ミヤさんはエフェクターにも詳しいですよね。
ミヤ:エフェクターも好き。見た目が好みで音が良さそうなエフェクターを買い漁っているだけだから。でも、自分の好みの見た目のエフェクターが、自分の好みの音がすることが多い(笑)。
咲人:それ、わかります(笑)。
ミヤ:だよね(笑)?
▲ミヤのPetit Brabancon用エフェクター
──ハンドメイド感とかヴィンテージ感があるエフェクターに惹かれますよね。
ミヤ:見た目買いは、あまり外すこともないから効率としては悪くないんですよ。でも、ここ2回くらいは外してるかな(笑)。見た目がめっちゃ良かったんだけど、用途がないというか“使う場面がなさすぎて、どうしよう?”というのはあった(笑)。
咲人:あははは。この間、ローディーと「このエフェクターの見た目、ヤバいよね」って話してたら、「これ、MUCCのミヤさん使ってますよ」と言われました(笑)。なんか、プラズマが走るみたいな見た目で。
ミヤ:(Gamechanger Audio製)プラズマペダル?
咲人:それです!
ミヤ:プラズマペダルはめっちゃ良いし、ああいう音が出せるペダルは他にない。ファズディストーションなんだけど、プラズマを発生させて歪みを作っているから、普通のファズと質感が違うんだよね。俺も最初に音出してビックリした。
咲人:もう見た目のイメージどおりの音がすると?
ミヤ:そのまんま(笑)。しかも、ジャック・ホワイト(ザ・ホワイト・ストライプス)���修のシグネチャーモデル(プラズマコイル)も出しているんだけど、黄色いプラズマが光ってるような見た目の高電圧ディストーションで、これも良くて。それぞれキャラが違うから俺は両方買って、ここ近年めっちゃ使っているかも。MUCCでもPetit Brabanconでも使ってるよ。
──試奏せずに直感で購入するミヤさんは潔いですよね。ミヤさんはギタリストとしての咲人さんにどんなイメージを持たれていますか?
ミヤ:自分には全くできないことができるギタリストという感じかな。ある意味、俺が変なギタリストだとしたら、咲人くんは正統派。それも、ただ単に正統派なだけじゃなくて、ちょっと変わったこともするし、いろんなジャンルを聴いていそうなギタリストというイメージがある。で、上手い。
咲人:いやいやいや(笑)!
ミヤ:もちろん上手いのは当たり前というか、プロだから上手くないとダメなんだけど。俺の場合は、上手な正統派ギタリスト像をあまり求めずに成長してきてしまって。大人になってみると正統派が持つ強みが分かるし、やっぱりカッコいいと思う。そういう意味で咲人くんはカッコいいし、上手いよね。
咲人:ミヤさんからそう言っていただけると、本当に嬉しいです。
ミヤ:ギタリストとしてのキャラクターがはっきりしているというのは、ツインギターのバンドということも大きいんじゃない?
咲人:たしかに、うちの柩(G)はブリッジミュートで刻むことをメインのスタイルにしているので、そこを避けると、ちょっと変わった思考になるんです。ふたりで同じことを弾いても仕方ないので、だんだんヘンテコな方向性になっていったのかもしれない。
ミヤ:なるほどね。
咲人:それに、僕がギターを始めた中学生の頃、自分が普通であることに対するコンプレックスがすごくあったんですよ。で、せっかく自分を表現できるギターという道具を手にしたわけだから、風変わりでありたいなという気持ちが、最初の時点からあったんです。でも、X JAPANとかLUNA SEA辺りが大好きだったので、そういう正統派なところから影響を受けると同時に、自分のスタイルを常に模索してきた感じです。
ミヤ:俺の中では、咲人くんはすごく器用なイメージがあるんだよね。いろんなことをやるけど、外さないというか。そういった意味でも上手いと感じるんだと思う。
咲人:ありがとうございます。僕は、めっちゃ器用貧乏ですけどね(笑)。 ■常に新しいアプローチを探していて ■できるだけ固定スタイルを持ちたくない
──スタイルの話と関連しますが、おふたりともロック以外のジャンルの要素を活かしているという共通点がありますよね。ギタリストとしてもコンポーザーとしても。クラブミュージックの話もそうですし。それは幅広いスタイルをカバーしたいという気持ちからでしょうか、それとも必要に駆られたからでしょうか。
ミヤ:最初は、いわゆる普通のことを避けるために始めたことなんですよ。だけど、敢えて普通を避けようとすると、まず王道を知っていないとできない。そのほうがカッコいいしね。最初の頃は“こういうことをやりたいけど、やってみたらできない”という経験も多くて、���っぱりただ聴いてるだけじゃダメなんだよね。やってみないと分からないから、バンドと共にいろんなスタイルを吸収していったという感じ。そこから好きな音楽を解析するようになっていったんだと思う。
──うわべだけをすくわずに本質を探られたのは、さすがです。
ミヤ:そこも難しいところで、本格的になり過ぎてもなぁというところがあるんですよね、ロックっていう音楽は。俺は性格的に、追求し始めるとすごく奥まで入り込んでしまうタイプだから、行き過ぎたなと思うときもあって。
咲人:具体的にどういう系統の音楽ですか?
ミヤ:クラブミュージックとか、レゲエ/ダブとか。突き詰めていくと俺は、“ここはこうあるべき”みたいなものが自分の中に生まれるんだよね。でもそれは、どうでもいい人にとってはどうでもいいことで(笑)。そういう自分との戦いが難しい。“この音は絶対に入れておきたい”というものがあったとしても、“入っていなくても別にいい曲…でも入れたい”みたいな葛藤が常にある。
咲人:めちゃくちゃ分かります。たとえば、やったことのないジャンルを採り入れるとき、うわべだけだと薄っぺらくなってしまうので、僕はそのジャンルの歴史まで探るんです。でも、自分がそのジャンルに寄り過ぎてしまうと、バンド本来のカラーがスポイルされてしまう。たとえば、メタル寄りだったりカントリー寄りだったり、自分達の音楽と遠くないけど近くもないジャンルをやるときに、そっちへ寄り過ぎてしまうとバンドの足元がフラフラするというか。その��じ加減を見つけるのは難しいんだけど、実験もしたいし。MUCCにおけるミヤさんほどではないけど、NIGHTMAREは僕が音楽的な方向性を決めることが多いので、新しいものを採り入れるときは毎回悩むんです。バランスを上手く採るために時間がかかります。
──音楽を作るうえでの葛藤や悩みは尽きないと思いますが、そうして生まれる音楽は素敵なものです。続いて、おふたりは20年以上にわたって活動されていますが、そんな中でも一貫して変わらないところを挙げるとしたら、どんなところでしょう?
ミヤ:…難しい質問ですね。やりたい音楽が見つかると俺は、それぞれのジャンルに対するアプローチを掘っていくから、その引出しがずっと増え続けている感じがあって。そもそも自分のスタイルを貫いていくタイプではないから。だから50歳になる頃には、もう少しその引出しが増えているんじゃないかな。変わらない点と言われると、そういうことなのかもしれない。
咲人:僕もそうですね。常に新しいアプローチを探していて、できるだけ固定スタイルを持ちたくないんです。言葉に矛盾があるかもしれませんが、そこは一貫して変わらないと思う。
──変わり続ける、ということが、一貫して変わらない部分だと。
咲人:はい。この間もファンクラブ会報の取材で、シタールを習いにいったんですよ。ジェリー・ジョーンズとかのいわゆるエレクトリックシタールではなくて。
ミヤ:本物のシタール? でかいヤツでしょう? それはやべぇな(笑)。
咲人:本物のシタールってめちゃくちゃ面白いんですよ。まず、基本の構え方があって、あぐらを組みつつ左足の裏と右手の肘と右足でシタールのボディーを挟み込むんです。
ミヤ:あぐらをかけないと弾けないってこと?
咲人:あぐらをかきつつ片膝を立てるようなイメージです。その形でずっと弾くので、痺れがヤバい(笑)。で、基本はネックの裏しか見ないんですよ。
ミヤ:指板面は見ないんだ?
咲人:はい。シタールはフレットが可動式で、ネック裏にフレットを止めている紐みたいなものがあるんですね。それをフレットの目安にするという。
ミヤ:面白い(笑)!
咲人:変わってますよね(笑)。シタールの基本フォームは、ヨガからきているらしくて、その世界観とつながっているらしいんですね。音階はインド独自のスケールがあって、上がっていくときはこの音階だけど、下がっていくときは別の音階になるという。ラーガヤマン・スケールとかいろいろあるんですけど、宗教と密接な関係もあるそうです。
ミヤ:なるほどね。インド文化に通じる楽器だという。
咲人:シタールに触れたことで、ミュージシャンとしての世界観が広がりそうだなという感覚があるんですよね。そういうふうに、新しい刺激を探してしまうのはずっと変わらなくて、これからも変わらないと思います。 ■ちなみに僕のジャズマスターは ■ミヤさん方式で買ったんですよ
──おふたりとも音楽やギターが好きで、さらに極めていきたいという気持ちに溢れていることにワクワクします。シタールの話が出ましたが、それぞれの使用機材についてもお話していただけますか。
ミヤ:すごく大雑把に言うと、昔の俺はシングルコイルのテレキャスターをマルチエフェクターに突っ込んで、JC(ローランド製ジャズコーラス)にアンプ直だった。インディーズ時代の1stアルバムの頃は本当にそのセッティングで。自分の師匠(cali≠gariの桜井青)に憧れて、そうしていただけなんだけど(笑)。
咲人:今から想像つかないほどシンプルですね。
ミヤ:メジャーデビューした頃からブライアンムーアの7弦ギターとディーゼルアンプ使うようになって、いろいろ経て今、アンプはメサ/ブギーのロードキングとロードキングの2発キャビだけ。ギターは、ハパスギターが今の自分のキャラには結構合っているかなと思ってメインにしているかな。
咲人:ハパスギターですか?
ミヤ:ドイツのギターブランドなんだけど、テレキャスタイプでリバースヘッドの7弦ギターをInstagramで見つけて、“超カッコいい!”って。しかも、ピックガードに見えるけど、塗装で描いてあるんだよね。このギターは一体なんだ?と思って調べたら、KoЯnのマンキー(ジェームズ“マンキー”シェイファー)がステージで使っていて、レコーディング用にマンキーがハパス・ギターにオーダーして作ったものだったんだ。もう試奏もせずにInstagramで買った(笑)。
咲人:知らないブランドのギターだし、試奏もしてないし(笑)。すごいですね。
ミヤ:それまでのメインだったドラゴンフライの自分モデルは、やれることをすべてやり尽くした感があったんだよね。ちょうど新しい境地にいきたいと思っていたところに、全く発想の違うハパスギターの存在を知ったという。ハパスギターは7弦ギターとか8弦ギターばかり作っているブランドなんだよね。咲人は?
咲人:僕は最初の頃、ラックマウントのシステムに憧れてて、ロックトロンのマルチエフェクターを使って、マーシャルを鳴らすという感じでした。その後、ラックマウントに可能性を感じなくなってから、ヒュース&ケトナーのトライアンプ、VHTのピットブル、コッホのスーパーノバ、それ��今はボグナーのエクスタシークラシックに落ち着きました。ビンテージテイストのアンプかな。
ミヤ:俺もJCの後はラックマウントにいったよ。マーシャルのJMP-1をメサ/ブギーのブラックシャドウっていうアンプグリルがネットじゃなくて鉄板のキャビで鳴らしていた時期もあった。そういえばさ、昔使ってた機材はどうしてる? もう要らないと思ったら売っちゃう?
咲人:絶対使わないだろうなってものは処分しますね。可能性を感じているものは残しておきますけど。
ミヤ:俺は、買ったギターをその1週間後に売るってこととか結構ある(笑)。たまに“買ってはみたものの全然違ったな…”っていうのもあって、必要なものは残しておくし、必要ないものはとっておかない。
──頻繁に機材を入手されていますが、コレクターではないんですね?
ミヤ:全然コレクターじゃないですよ。10年後も使えそうだなというものだけ残しておくという感じ。
咲人:僕もそうです。“この1本があればいい”というものを探したいタイプだから。今はフェンダーのテレキャスターとジャズマスター、あと数年前に買ったギブソンのレスポール。その3本で足りない部分をESPで補うという感じです。ちなみに、僕のジャズマスターはミヤさん方式で買ったんですよ。見た目に惹かれて即決しましたから(笑)。
ミヤ:そうなんだ?
咲人:富山の楽器店がフェンダーのカスタムショップにオーダーしたモデルで、それをデジマートで見つけたんです���当時はジャズマスターがほしくて仕方なくて、これだ!と思って試奏もせずに買いました。安いギターではなかったけど、あたりでしたね(笑)。
──ここ数年の咲人さんは、深く歪ませた音で弾きそうなリフもシャープなローゲインで弾かれていて、それがすごくカッコいいです。
咲人:自分の好みにドンピシャなテレキャスターが、機能的に融通が効くんですよ。ピックアップセレクターが4ポジションで、フロントピックアップとリアピックアップのハムバッキングサウンドも出せるから。それも、一般的なハムバッキングとは違うシングルコイルらしい芯のある音がして。ハムバッキングでもシングルコイルでも出せない音なので、それを使うことが多いんです。
ミヤ:それ面白いね。
咲人:15~16年くらい前から弾き込んでるテレキャスターだから、音もどんどん良くなってきてて。8~9割は、このテレキャスター1本あれば大丈夫という感覚です、最近は。 ■交わってこなかったバンドと初めて ■いろんなモヤモヤを吹き飛ばしたい
──テレキャスター好きも、おふたりの共通項といえますね。そして、8月にツーマンツアー<NIGHTMARE×MUCC「悪夢69」>で共演されます。
ミヤ:NIGHTMAREとMUCCのツーマンは今回が初めてで。最初は“まぁ、断られるかもしれないけど、誘ってみよう”って感じで(笑)、うちらからオファーしたんです。
──ツアーに先駆けて、そのあたりの経緯が語られた2バンドの生配信番組も実施しましたね。
ミヤ:今回のツーマンを決めた経緯とか内容を話す特番みたいなものをやりたかったんですよ。ストーリーが分かりやすいほうがいいじゃないですか。なぜMUCCとNIGHTMAREという2バンドが単発じゃなくて、一緒になってツアーをやるのかということを伝えたかった。
──そのストーリーを改めて説明していただくと?
ミヤ:今、減ってきているものってあると思うんですよね。同じヴィジュアル系でいながら音楽性やアプローチが違うバンドが、ひとつのステージに立つ面白さ。ふたつのバンドが競演することで生まれる空気感。ツアーだからこそ育まれるメンバー間の雰囲気とか。NIGHTMAREは後輩バンドではあるけど世代は近いから、別に後輩後輩とは思っていなくて。その世代感のパワーをよりわかりやすく感じてもらえるといいなと思う。
咲人:このツーマンは純粋に嬉しいですし、すごく楽しみなんです。
ミヤ:同じヴィジュアル系で世代が近いけど、MUCCとNIGHTMAREは今まであまり交わってきてなかったし、なおかつ自分達の地位を確立していると思うんだよね。そういうバンドと対バンしたかった。交わってこなかったバンドと初めて交わることによって、コロナとか、いろんなモヤモヤを吹き飛ばしたいというのがあって。あと、今、ライブに行かなくなった人って結構いると思うんだよね。コロナに関係なく、年齢を重ねたからとか、それぞれいろんな理由もあると思う。だけど、そういう中で、この組み合わせだったら観てみたいな、行ってみようかなって気持ちになるような、そういう人に対してアプローチしたかったというのもある。それで、今回NIGHTMAREに声をかけさせてもらったんだよね。
──どんなステージになりそうですか?
咲人:MUCCファンの人達がどういうものを好むか、といったことも考えてしまいますが、寄せていくのは違うし、かといって反発するのも全く違いますよね。なので、自分達のカラーを出しつつ、ツーマンでしかできないこと……たとえば、“刺激受けちゃってるな、この人達”みたいなところも出せたら面白いかなと思っています。対バンならではのカラーを出したいし、変な話、MUCCから盗めるところは盗みたいですね。
ミヤ:MUCCはわりと対バンは多めにやっているけど、NIGHTMAREは対バンしているイメージがあまりないから、このツーマンならではの普段は見れない側面って出てくると思う。そこを煽って、引き出したいというのもあるし。イベントというのは、相手がいるわけだから冷静にやれるはずがないし、冷静にやってもつまらない。ちょっと空回りしてない?くらいのほうが、俺は面白いと思う。“1じゃなくて2の場合”ならではの何かが生まれないと意味がないし、<悪夢 69>はそれが生まれるはず。自分達自身がそれを楽しみたいし、来てくれた人にもきっと楽しんでもらえると思います。
取材・文◎村上孝之 撮影◎冨田味我(MUCC LIVE)/菅沼剛弘(NIGHTMARE LIVE)
quelle: Barks.jp 2023.8.9
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3 to 8 vintage apartment store 2周年記念イベント
有本ゆみこ〈SINA SUIEN〉新作発表会「星」
ヴィンテージのお洋服-生地の織りや細かな縫い目、直した形跡-
を通して作られた服から広がる想いの強さや愛を見出すことができます。
3to8 vintage apartment store の上村礼さんからお預かりした6着のお洋服のうちの1着にほどこしてあった星の模様のビーズ刺繍。それは純朴で親密な形だけれど、誰も真似することができない独自性と、装いを心から楽しんでいることが伝わるこだわりがありました。
夜空に散らばった星は綺麗。それぞれが遠く離れた別の空間に存在しているから少し寂しい。私がこのお洋服に出会ったという、自然が導く圧倒的な奇跡に打ちのめされながらひと針ひと針心を込めて作った星たち。
今日も当たり前のように頭上で星は輝いている。
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会期|2025年4月10日(木)-4月20日(日)*15日、16日はお休み
会場|3 to 8 (サントゥエイト) vintage apartment store(東京都渋谷区西原3-32-6 グランメール上原201)Closet gallery*代々木上原駅東口より徒歩2分
営業時間|平日13:00-19:00 土/日12:00-19:00
オーダーメイド受付|先着10名様限定 3月28日(金) 21:00より受付を開始いたします。ご希望の方は〈お名前、ご住所、お電話番号、希望アイテム、希望納期とおおよそのご予算〉を記載の上、下記お問い合わせ先までご連絡ください
お問い合わせ先|Instagram:@3_to_8_apartment_store *DMにてお問い合わせください
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写真/佐内正史
ヘアメイク/奥平正芳
モデル/真壁遥
スタイリング協力/3to8vintage apartment store
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1月13日ヴィンテージ入荷
1月13日(土)にウエアハウス東京にヴィンテージ古着が新入荷します。その最初に紹介するのはLee!


1940年代から50年代にかけて、カウボーイが穿き込んだリアルなLeeは、ちょっと街穿きでは出せない圧倒的な佇まいがあります。


Leeのお膝元カンザス州はサリナスにある牧場。そこにあった納屋を解体するときに出てきたジッパーの101ライダースは、実際にカウボーイが穿き込んだことがわかるダメージを、当時に修繕したあとがみられます。その納屋にはカウボーイの身のまわりの品が押し込められていたようですが、このライダースだけが着用できる状態で見つかったのだそうです。

この時代もカウボーイはこまめに洗濯をしなかったこともあり、毎日穿き続けると1年足らず(半年程度とも)でダメージが現れたのだそうです。1本づつ穿き潰してもそれほど長い時間を要さなかったのでしょう。そのため同じ人物が穿いたはずなのに、ほぼ同じ時代に製造された101Zなのです。
そしてこちらのボタンフライも然り。

モンタナの牧場から出てきたこの二本も同じようにカウボーイによって「WORN](着用されて擦り切れた)された二本です。やはり土の上で着用していないと出せないこのLee独特の青みは出ないでしょう。
廃材の床がよく似合いますね!
少しサイズの大きな赤タグのジッパーフライと合わせて、合計8本の入荷です。次回は詳細を掲載します。
*販売は2024年1月13日(土)よりウエアハウス東京店にて。
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トム・ヴァーレインのブックセールにて
アレックス・アブラモビッチ
昨年の夏、ブルックリンでこんなミームが飛び交った: トム・ヴァーレインのブックセールの会場でキスしたらどうなる? バンド「テレヴィジョン」を結成し、そのフロントマンを務めたヴァーレインは、2023年1月28日に死去した。彼は長年にわたり、アート、音響学、占星術、UFOなど、さまざまなテーマに関する5万冊、20トン以上の本を入手していた。ブルックリンの隣接するガレージで8月に2日間にわたって行われたこれらの本の販売会は、大変な人気だった。アヴァンギャルドポップ・ミュージシャンのアート・リンゼイが立ち寄った。トニー・アウスラーは短いビデオを撮り、インスタグラムに投稿した。旧友たち(中には数十年ぶりに太陽の下に出てきたかのような者もいた)が、長い行列の中にお互いを見つけた。
ヴァーレインは膨大なコレクションをいくつかの倉庫に分けていた。彼が暮らすチェルシーの1ベッドルームから歩いてすぐの場所に1つ、川向こうのゴワナス運河に近いレッドフックに4つ。ヴァーレインはウーバーを使わなかった。ブルックリンの方の倉庫に行くには、おんぼろの食料品カートを持ってF系統の地下鉄に乗り、街でいちばん標高の高い地下鉄駅である���ミス・アンド・ナインストリート駅まで行き、あとは徒歩で移動した。人ごみの中で、ヴァーレインは目立った。背が高く、痩せていて、きれいな姿をしていた。(「トム・ヴァーレインの首はロック界で最も美しい」とパティ・スミスは1974年に書いている。「本物の白鳥みたい」)。彼は一度もタバコをやめず、フィルム・ノワールの登場人物のようなカーコートを着ていた。しかしそんな彼がカートを押して階段やエスカレーターをガタガタと降り、ブルックリン・クイーンズ・エクスプレスウェイの下をくぐり、7車線の道路を横切り、レッドフックに向かっていた。本をどこかに運ばねばならなかったのだろう。
ヴァーレインはストランド書店の常連で、かつて出荷部門で働いていたこともあった。店の前の1ドル均一のカートのまえにいるところを見かけることもあった。ツアー中にはサウンドチェックから開演までの時間を利用して地元の書店を訪れた。ブルックリンでは、倉庫にあまりにぎっしりと荷物を詰め込んでいたため、彼の遺品整理を任された友人のパトリック・デリヴァズは、箱を動かすスペースを確保するためだけに別の倉庫を借りなければならなかった。テレヴィジョンの直近のギタリストだったジミー・リップは、1月にアルゼンチンからやってきたが、7ヶ月後にまだニューヨークにいて作業を手伝っていた。ブッシュウィックの書店「ベター・レッド・ザン・デッド」のデイヴ・モースとマティ・ディアンジェロも整理に参加していた。
モースは言う。「ふつう、『5万冊の本がある』と言う電話がかかってきても、行ってると500冊くらいなんだ。今回、僕らは箱を数えた。5万冊よりは少しだけ少なかったかもしれない。ヴァーレインはパッキングがとても上手だったからね。たくさんの詰め物が使ってあった。波形の段ボールを折ったりプチプチを使って、即席で巣のようなものをつくってある。がさつではあったけれどとても几帳面で、ほとんどの本は素晴らしい状態だった。僕らは計算し、自分たちだけでは無理だと悟って頭をかいた。そしてスペースを持っている知り合いのディーラーを考えた。
ディアンジェロはワシントンDCのキャピトル・ヒル・ブックスを思い出した。そこはブックストア・ムーバーズという姉妹会社を持っていて、トラックも調達できた。そのトラックはいま、ブルックリンのガレージの前にあって、デリヴァズがみている。中の本は「文学」、「詩」、「宗教」といったテーマ別に分類されている。ディアンジェロは、神話や神秘主義、オカルト、超常現象、スピリチュアリティを指す「MOPS」という新しいカテゴリーを作った。イスラム教の旋舞教団、アレイスター・クロウリー、アントン・ラヴェイに関する本が、チャップブック[17世紀ごろからの冊子]や料理本(ヴァーレインがコンロで作ったのはコーヒーだけだったが)、中国に関する本の隣に並んでいた。読書家として、ヴァーレインは心理学や過激な理論に思う存分傾倒した。しかし、何度も立ち返ったテーマがあり、興味がずっと昔にさかのぼるものもあった。ヴァーレインのかつての親友でありバンドメイトでもあったリチャード・ヘルは、2013年に出版された自伝『I Dreamed I Was a Very Clean Tramp』の中で、彼がとても若かった頃のことをこう語っている:
世界は彼にとって理解不能の異様なところと写っており、空飛ぶ円盤のようなものから、極端な陰謀論、不明瞭な宗教的神秘主義まで、あらゆる種類の非合理的な説明に影響を受けやすかった。彼は、これらの信念や疑念が多くの人々にとってクレイジーに映ることを知っていたし、それが彼が人前に出るのを嫌がっていた理由の一つだ。
ブックセールの数日後、私はリップとデリヴァズに会うためにレッドフックの倉庫まで歩いて行った。彼らはアンプ、スピーカー・キャビネット、真空管でいっぱいのユニットを見せてくれた。それもヴァーレインが収集したものだ。「曲のキーがE♭だと、トムは真空管を交換するんだ。ほら、ここに、彼が印をつけていたかがわかるだろう」
販売会場には『The Tube Amp Book(真空管アンプの本)第4版』というカタログが、ギオルギー・リゲティの伝記とブルーノート・レコードの歴史に挟まれてあった。私はいま、それを買わなかったことを後悔している。ヴァーレインはまだ製造が続いているスロバキアから輸送した新しい真空管を持っていた。eBayから入手した、あるいはeBayが存在する前に購入したヴィンテージの真空管も持っていた。何百という真空管を持っていた。
ヴァーレインは高価な機材には手を出さなかった。(ルナ・アンド・ギャラクシ���500のディーン・ウェアハムは、ヴァーレインがかろうじて弾ける12弦のエレキを持ってスタジオに現れ、それを見事に弾きこなしたことや、ヨーロッパ・ツアーを全く機材を持たずに行い、各都市で新しいストラトキャスターをレンタルしたことを覚えている)。しかし、彼は自分のトーンにこだわった。ジェフ・ベックのように、アンプに直に接続し、ギターのボリュームとトーンのノブを操作して、他のプレイヤーがエフェクターのペダルでしか作れないようなエフェクトを得ることができた。彼はおそらく、どこまでも繊細だったのだろう。リップは彼らのサウンドチェックの一コマを振り返った。「トムが弾くのをやめて『ブーンという音がする』と言った。俺らには何も聞こえなかったけれどトムは言い張った。俺らはその音の元を探して、やっと会場のうしろのほうで見つけたんだ。その下まで行かなければわからなかったのに、トムはステージから気づいたんだ」
「トムは非常にガード固かった」とヘルは自伝に書いている。「防御が強いんだ。それには良いことも悪いこともある。それは彼にある種の整合性を与えた。流行に流されることはなく、慎重で信頼できた。でもそのせいで一緒に仕事をするのは本当に難しかった」。しかし、6年ほどの間、ヴァーレインとヘルは(ふたりは一緒にデラウェア州の高校を飛び出し、ニューヨークで再会していた)同じアパートに住み、同じダブルのマットレスで眠り、「テレサ・スターン」として一緒に詩を書き、ヘルが主宰する詩誌『ドット』から出版した(彼が最初に出版したのはアンドリュー・ワイリーの詩集だった)。
1972年、ふたりはバンドを結成した。ヴァーレインはサード・アベニューの質屋でベース・ギターを選び、ヘルに基本を教えた。髪を切り、名前を変え(「マイヤーズとミラー」から「ヘルとヴァーレイン」に)、ネオン・ボーイズと名乗り、ビリー・フィッカを加入させた。数ヶ月間、彼らはヴァーレインのアパートでリハーサルをした。アンプやセットを買う金はなかった。ジャズ志向の優秀なドラマーだったフィッカは、代わりに電話帳でドラムを叩いた。ヘルは「Love Comes in Spurts」、「Blank Generation」、「Eat the Light」など数曲を書いた。ヴァーレインは「Bluebirds」、「$16.50」、「Tramp」を書いた。彼らは『ヴィレッジ・ヴォイス』紙に「ナルシストなリズム・ギタリスト募集、最低限の才能があればOK」という広告を掲載し、何人かがオーディションを受けた(ディー・ディー・ラモーンになったダグ・コルヴィンや、ブロンディを結成することになったクリス・スタインもいた)が、誰もフィットしなかった。1973年になっていた。ヘルとヴァーレインは13番街にある小さな店、シネマビリアで働いていた。マネージャーのテリー・オークは、チャイナタウンのロフトに寝泊まりしていたリチャード・ロイドを推薦し、ロイドを2人目のギタリストに迎えて、彼らはバンド名をテレヴィジョンに変えた。
CBGBのオーナーであるヒリー・クリスタルは、彼のクラブでカントリー、ブルーグラス、ブルースのバンドを取り上げようと計画していた。テレヴィジョンをマネージメントするようになったオークは、代わりに自分のバンドを演奏させるよう彼を説得した。徐々にひとつのシーンが形成されていった。テレヴィジョンはリチャード・ウィリアムズとブライアン・イーノとデモを録音した。もしヴァーレインがイーノのサウンドを嫌っていなければ、イーノは彼らのファースト・アルバムをプロデュースしていただろう。ヴァーレインは、イーノがそのテープをイギリスに持ち帰ったと確信していた。ロキシー・ミュージックの次のアルバムのグルーヴの中に、自分のアイデアが入っているのが聴こえたと思っていたのだ。それが事実かどうかは別として、同じ頃、マルコム・マクラーレンとヴィヴィアン・ウエストウッドは、とんがった髪、破れたTシャ��、安全ピンといったヘルのルックスや態度をコピーし、セックス・ピストルズにあてがった。ヘルは回想する。「俺らの演奏はまるで反逆のスクラップが転がり落ち、ぶつかり合う音みたいで、同時にそれを遠くから眺めているみたいに美しくて胸が張り裂けそうでもあった。感動させられ、揺さぶられ、目を覚まさせられた」
しかし、テレヴィジョンがファースト・アルバムをレコーディングする頃には、バンドはそのメンバーではなくなっていた。ヴァーレインは、徐々に、そしてその後は徐々にではなく、ヘルとヘルの曲を脇に追いやった。『Marquee Moon』を何年もリハーサルして手を入れ続け、考え続け、それは1977年、ヘルの脱退から2年後に発表された。ヘルの代わりにフレッド・スミスがベースを弾いていた。曲はより慎重に構成され、短編小説のように構成された。ヴァーレインはジョン・コルトレーンとアルバート・アイラーを愛し、彼のレコード・コレクションの大半はESPやインパルスといったレーベルのジャズ・アルバムで占められていた。しかし、コンサートでも、テレヴィジョンがノイジーで自由だった頃、ヴァーレインとロイドが奏でる連動したソロは高度にアレンジされていた。ウィリアムズはそれを「金線細工を施された」と表現した。
彼らの曲は文字通り「文学的」だった。ロックンロールではめったに美徳とされないことだが、ヴァーレインにははまっていた。彼は手がかりや警官、裏切り者、その他ハードボイルドな小物でいっぱいの探偵小説を書き、それを打ち砕いているかのようだった。『Marquee Moon』に収録されている8曲のうち5曲は、夜に起こる物語を歌っている。4曲は過去形と現在形を行き来している。ヴァーレインの描くイメージにははっとさせられる。「素敵な小舟が欲しい/海でできた小舟」、「世界はとても薄かった/俺の骨と皮のあいだで」、「思い出す/雷が雷自身に落ちたのを」。
しかし、パンクの先駆けとなったテレヴィジョン(ヘルが所属していたときのグループ)がアナーキーで、1977年のテレヴィジョンがほとんどプログラムされたようにコントロールされていたとしても、両者を異なるバンドと考えるのはまちがいだし、ヘルとヴァーレインを正反対の人物と見るのもまちがいだ。ヴァーレインの歌声は神経質で切迫していた。彼のアルバムはやはりパフォーマンスであり、素早く録音され、多かれ少なかれライブだった。奇妙で、絶望的で、すばらしかった。1曲目の終わりに「愛する人と未来を引きずり降ろせ」とヴァーレインは10回続けて歌っている。彼とヘルには共通の恍惚感があった。
もちろん彼らは憎み合っていた。「あいつには我慢できない」とヴァーレインは言い、ヘルも手加減しなかった。しかし、『I Dreamed I Was a Very Clean Tramp』のエピローグで、ヘルはほんとうに久しぶりにヴァーレインに会ったときのことをこう語っている:
このあいだ、レストランから家に帰る途中、古本屋の前でトム・ヴァーレインが安売り本の箱を漁っているのを見かけたんだ。俺は彼に近づいて、「空飛ぶ円盤について何かわかったか?」と聞いた。
ヘルはヴァーレインの歯(俺の歯よりもっと悪い」)、顔(「でこぼこで膨張している」)、髪(「白髪まっしぐら」)を描写している。
俺は背を向け、ショックを受けて歩き去った。俺たちはまるで2匹の怪物が打ち明け話をしているようだったが、ショックを受けたのはそのことではなかった。俺が愛を感じたからだ。俺は彼に感謝し、彼を信じ、自分の中で、彼がありえない人間であり、彼を好きになることがありえないことを肯定した。それまでもずっとそうだったのだ。俺はこれまでと同じように彼を近くに感じた。彼のような人間以外に何を信じればいいのだろう? なんてこった、俺は彼と同じなんだだ。俺は彼だ。
ヴァーレインの本は、Better Read than DeadやCapitol Hillのサイトでまだ購入できる。彼のレコード・コレクションは、そのうちグリーンポイントとイースト・ヴィレッジのアカデミー・レコード別館で販売されるだろう。その本やレコードははいまとはちがう時代、いまとはちがう街を思い出させる。書店やレコード店が遅くまで開いていて、CBGBで夜遊びした後でも店を覗くことができて、そこで手に入るものは安かったし、それを保管するのに必要なスペースも安かった。たとえ書店で働いていたとしても、その金でオフセット印刷機を買って自分で詩の版元を始めたり、ソーホーにロフトを見つけて自分のバンドを始めたりできたのだ。
2024.3.4
ロンドン・レビュー・オブ・ブックスに掲載
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Lot 1010 DSB OFFSET LOOP COWBOY PANTS(WW II MODEL)
こんにちは 名古屋店 コジャです。
名作の一本がDSB(Dead Stock Blue)ラインで登場。
WAREHOUSE & CO. Lot 1010 DSB OFFSET LOOP COWBOY PANTS(WW II MODEL) \35.200-(with tax) ※ONE WASHは\1.100- UP
新開発 7.2番×7番 セルヴィッチWWⅡデニム オリジナル鉄製ワンスター(月桂樹)ボタン MADE IN USA 鉄製UFOリベット カウハイドラベル













20世紀から21世紀にかけて、アメリカのジーンズの人気を二分してきた二つのジーンズブランド。
その残存数の少なさから、時代の特定や属性の判断が難しいブランドがLeeではないでしょうか。 1920年代のユニオンオールをパンツにしたような、頑強なトリプルステッチが効いた5ポケット。 1930年代はワークウェアとウエスタンウェアのデザインが分かれる時代。 その狭間ではユニークなスタイルのジーンズが存在しました。バックポケットに入る飾りステッチやスレッドリベット、デニムに早くからサンフォライズド加工をかけたことなど、その独自性は既にこの時代からみえます。 そして、ジーンズに大きな影響を与えたといわれる第二次世界大戦にありながらも、このブランドには規制を感じさせないようなモデルが多くみられています。
ウエアハウスが再現したモデルでは、記憶に新しいものが1920年代のトリプルステッチ。 赤い縫製糸が効いたモデル。 そして大戦モデルとして再現した、ヘアオンハイドのバックルが付かないモデルです。 これを大戦初期として仮定しても、その直後に飾りステッチが入っていたり、コインポケットのリベットが穿たれていたり、まさに一筋縄ではいかないのが同ブランドの最大の魅力。
そしてこの度、満を持して再現されるのが、大戦さなかのモデルとして知られるカウボーイパンツです。 1940年代はジーンズからワーク色を削ぎ落とし、プリミティブに昇華した時代。 カウボーイパンツも、どこか土臭さが抜けきれなかったそのディテール、シルエットから、その後のライダースへと移行する間際に見られる変化があります。 ポケットがそれまでのワークウェア然とした大きく、丸いものからシェイプされ、細くなることです。 そして尾錠の省略によって、よりブラッシュアップされ、スタイリッシュなジーンズへと第一歩を踏み出しているのです。
このモデル、オリジナルのヴィンテージは「大戦の飾りステッチ」が入るモデル。 ウエアハウスでは、あらたにデニムを織りました。 タテ糸は7.2番、緯糸には7番の生成り糸を打ち込んでいます。
その後には左綾に統一されるデニムの綾についつも、この時代は右綾となっています。 インディゴは、COWBOYパンツ独特の青みがかかった色落ちが期待できる専用のものです。 穿き込むとその唯一無二の色落ちに、「穿き込んで良かった」となることでしょう。
戦地に赴く兵士が「隠しておかないと」と呟くくらい、早く穿きたい一本という広告も印象的です。 1930年代のカウボーイの牧歌的な要素、大戦仕様のユニークなディテール、そしてスタイリッシュに昇華するライダースへとモデルチェンジを感じさせるシェイプされたバックポケットは、まさに奇跡的なバランス。幻の飾りステッチの入った、大戦カウボーイの再現といえます。


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[vintage archives]





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過去にも、 あの某有名ジーンズブランドのVintageを��ースに作製してきましたが、 今回は同ブランドの希少な別個体から新たに作り上げました。
同ブランドの古い年代のパンツをお目にかかること自体が非常に稀なのに、 オフセットの物は特に「初めて」の方も多いのでは無いでしょうか?

173cm,60kg SIZE:33(ONE WASH)

外に振られたハの字に付けられたポケットも特徴の一つ。


スポットでの生産なので再入荷は無いですよ。 SOLD OUT間近。 サイズが合う方は是非。
では失礼いたします。
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☞ [営業時間のお知らせ]
平素よりウエアハウス直営店をご利用頂き有難う御座います。 ウエアハウス直営店では営業を下記の通り変更しております。
《2025.2.18.現在の営業時間》
◎東京店 【営業時間:平日 12時~19時 土日祝 12時~19時】無休 ◎阪急メンズ東京店 【営業時間:平日 12時~20時 土日祝 11時~20時】無休 ◎名古屋店【営業時間: 平日 12時~19時 土日祝 12時~19時】水曜定休 ◎大阪店 【営業時間: 平日 12時~19時 土日祝 12時~19時】 無休 ◎福岡店 【営業時間: 平日 12時~19時 土日祝 12時~19時】 無休 ◎札幌店 【営業時間: 11時~20時】 木曜定休
今後の営業時間等の変更につきましては改めて当ブログにてお知らせ致します。 お客様におかれましてはご不便をお掛けいたしますが御ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。
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WAREHOUSE&CO.直営店からのお得な情報や、エリア限定のクーポンなどを配布しています。
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☞[リペアに関して]
弊社直営店で行っておりますジーンズ等のリペアの受付を休止させて頂いております。 ※ご郵送に関しても同様に休止させて頂いております。再開の日程は未定です。
ご迷惑お掛け致しますが、ご理解下さいます様お願い致します。 ※弊社製品であればボトムスの裾上げは無料にてお受けしております。お預かり期間は各店舗により異なりますのでお問合せ下さい。
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☞WAREHOUSE経年変化研究室
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🎯ロケーションハンティング™️
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🚩掲載会場募集のご案内
上質な会場を取り扱うレンタル予約案内サービスです。
タイプを問わず、質の高い会場を募集しております。
弊社の顧客を御社会場にご案内し、御社の会場運営に貢献できればと考えております。お気軽にお声がけくださいませ。
(会場のウェブサイトまたはお写真、住所)を記載いただき、下記お問合せ先までお声がけくださいませ。
🚩問い合わせ先
📞 03-6809-0952
*公式ウェブサイト
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2023年10月14日
【新入荷・新本】
『Subsequence Magazine Vol. 6』(2023年、Cubism Inc.)
日英バイリンガル、160ページ、オールカラー、260mm x 372mm
価格:4,950円(税込)
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『Subsequence』のタグラインは「Arts & Crafts for the Age of Eclectic」。意味は「“折衷” 時代のアーツ & クラフツ」といったところでしょうか。世代/性別/国籍その他にとらわれる���となく、世界中の工芸と文化にまつわるトピックを幅広く取り上げ、また編集制作にも国内外の方々にスタッフとして参加していただく実験的なプロジェクトです。
未だ知られざる新鮮なネタ、オリジナルな切り口をモットーに、まさしくその仕事を愛する職人が工芸品を作り上げるような、丁寧な誌面づくりを心がけています。読者ターゲットはありません。創造的な人生、文化的な暮らしに興味を持つすべての方々に向けてお届けします。近年、久しく忘れていたような、じっくりと、かつ気ままに未知の世界を彷徨い歩くような読書の楽しみを提供できたら。マイペースに刊行を続けます。ご期待くださいませ。
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エッセイ 温又柔/ベン・クレメント/渡辺あや/ラナ・ポーセロ
特集 「Learn together, make together, come together. (ともにまなぶ、つくる、つながる。)」 ベレア・カレッジ(アメリカ・ケンタッキー州)/ザ・ヴィレッジ(京都・越畑)
その他コンテンツ 手と土、動物たち 陶芸家ニーナ・デ・クリーフト・ウォードの90年/経験としてのヴィンテージ 森田直と中村ヒロキの対話/店の物語 vol. 3:すし処めくみ/ヴィヴィカとオットー 20世紀カリフォルニアの陶芸文化を辿る旅/オープン・ウィラーズ・アンド・フレンズ 他
参加クリエイター 坂口恭平/サミュエル・ブラッドリー&スティーブン・マン/石塚元太良/ナカバン/ジェリー鵜飼/���島有里枝/鶴見昂/内藤オート/中村ヒロキ/中村ケルシー 他
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