#リリィ���シュシュのすべて
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レミングたち
過日、青山真治のエリ・エリ・レマ・サバクタニを観返した。高校生くらいの時に、クワイエットルームへようこそと、リリィ・シュシュのすべてと……なんかそういう(どういう?)邦画まとめてTSUTAYAで借りて、家族が寝静まった後に一晩で一気に観たの憶えている。明け方に最後観たのがエリ・エリ・レマ・サバクタニだった。その時は筒井康隆も中原昌也もよく知らなかった。過日、Wikipedia見たら、森敦の『意味の変容』という短編集から着想を得ている、とあったので、読みたい、と思って、調べてみたら古本で5,000円もした! ので一旦見送ったら、次の日、懇意の古本屋に偶さか入荷の報せが載っていた。多少の傷みもあって3,000円。買うよりほかなかった。なんか俺はずっとこういう偶然に���かれて、と自分では思い込んだまま、ふらふらとここまでやってきたような気がする。
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『あたらしい家中華』を参照して、肉未粉絲と蒜蓉蒸茄子作った。読み方わからん。青い食器が好きである。昔一緒に暮らしてた女が、ある日6枚くらいまとめて持ってきてくれた浅葱色の小皿をいまも使ってる。よく見ると釉薬の滲んだような表面の意匠が、1枚ずつ微妙に異なっている。洗ってる時とかに何枚か割ってしまって、いまはあと4枚しかない。割れた時の断面は白くて、ざらざらした砂みたいな細かい破片が散らばった。陶器と磁器って何が違うんだろう。
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2022年7月8月9月10月11月12月読んだ本
「美しい日本の私」 川端康成 講談社現代新書 「日本書紀のすべて」 武満誠編 新人物往来社 「歌い屋たち」 なぎら健壱 文藝春秋 「水死」大江健三郎 講談社 「新しい道徳」北野武 幻冬舎 「日本の一番長い日」半藤一利 文春新書 「現代マンガ選集表現の冒険」中条省平編 ちくま文庫 「エドウィン・マルハウス」スティーヴン・ミルハウザー 河出文庫 「リリィ・シュシュのすべて」岩井俊二 角川文庫 「蟹工船」小林多喜二 新潮文庫 「幕末の三舟」松本健一 講談社選書 「あかるい部屋の中で」金子美恵子 福武書店 「頭のいい人の敬語の使い方」本郷陽一 日本文藝社 「対訳ディキンソン詩集」岩波文庫 「共同幻想論」吉本隆明 角川ソフィア文庫 「ビートルズが流れていた」林哲司 PHP研究所 「Googleが仕掛けた罠」杉浦隆幸 小学館新書 「河童が覗いたヨーロッパ」妹尾河童 新潮社 「白髪の唄」古井由吉 新潮社 「倫理という力」前田英樹 講談社現代新書 「原典完訳アヴェスタゾロアスターの聖典」野田恵剛 国書刊行会 「インディペンデントの栄光 ユーロスペースから世界へ」堀越鎌三 筑摩書店 「燃えよ剣」司馬遼太郎 新潮文庫 「日本美術傑作の見方感じ方」田中英道 PHP新書 「五体不満足」乙武洋匡 「ことばはおもしろい」河合隼雄 講談社 「モモ」ミヒャエル・エンデ 岩波少年文庫 「オン・ザ・ロード」ジャック・ケルアック 河出文庫 「笑犬棲よりの眺望」筒井康隆 新潮社 「人生の親戚」大江健三郎 新潮社 「湯川秀樹の世界」中野不二男 PHP新書 「ちくま 7月号,8月号,9月号、10月号,11月号,12月号」 「国書 7月号,8月号,9月号、10月号,11月号,12月号」 「波 7月号,8月号,9月号、10月号,11月号,12月号」 「ロッキング・オン1月号」 「ダ・ヴィンチ1月号」 「ミュージックマガジン1月号」 「新選日本史B」東京書籍 「山川詳説日本史図録」山川出版 「家庭総合自立・共生・創造」東京書籍 「現代社会」東京書籍 「クローズアップ現代社会」東京書籍 「物理基礎」東京書籍 「音楽ⅠTutti」教育出版 「音楽ⅠTutti 学習書」NHK出版 「音楽通論」教育芸術社 「ビジネス基礎」実教出版 「All Aboard! English CommunicationⅡ」東京書籍 「All Aboard! English CommunicationⅡ学習書」NHK出版 「スポーツルール2022」大修館書店 「合格トレーニング日商簿記2級商業簿記・工業簿記」TAC出版 「合格するための本試験問題集日商簿記2級」TAC出版 「歌集滑走路」萩原慎一郎 角川文庫
後期中間の平均が80点、前期期末の平均が88点でした。もうすぐ高校卒業です。塀の中にいながら公立中学1年、通信高校3年在籍し卒業する機会を与えられたことに大変感謝しています。今は2月の期末テストと簿記2級試験に向けて勉強しています。卒業まで残り少ない時間をムダにしないで精一杯やります。
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All About Lily Chou-Chou (Shunji Iwai, 2001)
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癒えなかった傷、 癒えたかもしれない傷、 癒えるはずだった傷、 広がって広がって、 カラダが全部、 傷になっちゃったら?
-リリィ・シュシュのすべて
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十六歳はセックスの齢/またはあの頃映画と
昨日までは何も思わなかった。しかし十六歳になったその日、突然思ったのだ。セックスしなければならない。 幸い、当時私には付き合っている彼氏がいた。通っていた女子高の友達から紹介された他校の軽音部の成瀬君といって、背は高くないがうっすら茶髪で前髪を目にかかるくらい伸ばしていた。顔もやや鼻が丸く美形とまではいかないが、イケメンの部類だ。 彼が軽音部のバンドでコピーしているのがBUMP OF CHICKENやhideであるのは不満ではあったが私は受け入れた。ミッシェルか洋楽なら文句はなかったのだが、妙に拘ったバンドをコピーしているのはこじらせている性格の可能性がある。 ザ・中庸。初めては慣れていて優しい男でなければ困るのだ。このバンドのチョイスがちょうどいいのだ。ピッタリではないか。よし、この男で手を打とう。
数日後、彼に映画に誘われた。当時大ヒットしていた「いま、会いにゆきます」。成瀬君は既に一度観たので私と観ると二回目だと言うが、それでもいいと言う。
映画は、正直好きではなかった。感動ストーリーなのだが、入り込めない自分がいた。時間は過ぎていった。 終盤になり、竹内結子と中村獅童のキスシーンのときだ。成瀬君は私の手を握ってきたのだ。 私は一気に現実に戻り、うすら寒い気持ちになった。この男はルーティンのように女の子を感動させ、キスシーンで手を握ることによってセックスしてきたのだ。 「いま、会いにゆきます」を観に行って手を握ってくる男とセックス…わたしは大量生産されコンビニで売っている女の子の一人になるのだ。 それが初めてのセックスとして私の人生の記憶に刻まれるのだ。映画のタイトルは忘れたくても忘れられないだろう。わたしは中学生の頃「リリィ・シュシュのすべて」をレンタルするためにTSUTAYA会員になった女なのだ。寺山修司のアングラ演劇ができると思って演劇部に入った女なのだ。今日の映画が「あの頃、ペニーレインと」だったら成瀬君に全額BETしたのに!喜んで処女喪失したのに!初めてのセックスがこの男なのは私があまりにもかわいそうだ。
その後、成瀬君とは結局、セックスしないまま別れてしまった。 でもそれでよかったのだ。どうしてもできなかったのだ、当時のわたしには。
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17-8-28
仕事の時間になるまで眠っていた。遠い異国の地の夢を見る。仕事に出かけてゆく。帰り道、風がもう秋のものになっていたことに気づく。一度帰宅してから、車で出かける。たまには運転しないと。海岸に行く。海水浴シーズンはもう過ぎたのか、それとも平日だからか、まばらな人影。沈みかけ���日を見つめて、それから図書館へ向かう。今日が閉館日の月曜日であることを忘れていて、無駄足だった。赤く��まる空の下帰宅。昨日見たリリィ・シュシュのすべての余韻がまだ残っている。
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たまにずっとみてしまうED
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映画「リリィ・シュシュのすべて」に出てくる"エーテル"という言葉。劇中では"感性の触媒"だったり”雰囲気を描写したもの”という意味合いで登場し、Claude Debussy(クロード・ドビュッシー)とErik Satie(エリック・サティ)については"この世で一番最初にエーテルを音楽にした"という説明がなされる。エーテルの元々の意味は19世紀以前の物理学で提唱された考え方で、大気中に満たされ光を誘導するために必要とされていた仮想の物資、媒体のこと。相対性理論が確立され、その存在が否定された現代に時代と逆行した言葉を引用している事は承知しているが、 時々この存在を強く感じるような瞬間がある。
"かえるくん"(Kikkier)シリーズで世界的に著名なオランダの児童文学作家、Max Velthuys(マックス・ベルジュイス)の息子であり、シンセシストのEnno Velthuys(エノ・ベルジュイス)が 82~87年までの活動で全6本リリースしたカセット作品の内の4番目の作品。清廉潔白な世界を描写した前の作品"A Glimpse Of Light"に比べて複数の時間と情景をまとめたような作品で、曲名を見る限り“Staring At The Lake (at 6 a.m.)"、"Down By The Stormy Sea"、”Back To Catherine”等、シーンを連想させるものであり、断片的な日々のサウンドトラック的な狙いが感じ取れる。 構築されたランドスケープにはコントロールされた美意識が組み込まれており、どの曲も共通して手垢のついてない清潔感と優しく撫でるような落ち着き払った印象で私たちの前に現れる。
「ドビュッシーは印象派の詩人のイメージを音で表現��ようとした。」と表現したのは秋山邦晴。あてがう言葉はどうあれ、曲全体のフォルム(空間、時間を内包する)は形式や方法論、音そのものだけでなく連なりや音のあとの静寂、はたまた曲に添えられた言葉もそれを決定づける大事な要素で、時には音の輪郭をより際立たせるものである。"Thin Air"とは薄く、軽やかな大気のこと。杞憂のため息、斜陽や朝焼けとともに温まり始める空、逆に夜が更けると同時に冷め切る街…。目に見えない空気は状態により説明がされ、その情景や時間や比喩的な状態を写し取ろうとした試みに空気という言葉だけでは説明しきれない魅力が込められている。
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7月31日。火曜日。みそか。文月をふりかえる。遠方の友人と電話、心のいたむ大雨、水銀世界、サンカク三周年、ウェブ読み物「Kaen」銭湯篇にてエッセイ「手を合わせる」を寄せる、ゲストハウス掃除バイト、三つ叉音楽会、うれしい手紙もらう、そうめんおいしい、トマトおいしい最高、近所のじーちゃんばーちゃんにまぎれて戦前戦後の別府の映画館という講義をきく、扇風機・除湿器フル稼働、九州最東端でウミガメについて想いをはせる、野良地獄蒸し、ラジオ夏休み子ども科学電話相談室を聴いて涙する。11月にあるライブの予約、むしょうに観たい映画をアマゾンでとりよせてる。
映画『羊たちの沈黙』『チェブラーシカ』『フォレストガンプ』『ももへの手紙』『エルトポ』『リリィ・シュシュのすべて』『万引き家族』『バッファロー'66』『共喰い』『わたしはロランス』どれもよくてほんとうに夜がありがたくて感想等ここでは割愛。
本『銀河鉄道の夜』『海辺のカフカ』『存在しない三車線目』『それですべて賜もの』『私の中を流れる川』途中。『それですべて賜もの』は仙台の友人の卒制だけれども、歳を重ねて再読するごとに登場人物が肉体として感じられるようになってきた。鋭い語り口と描写が泣けるほど好き。『睦言』ひりひりして大好き。あなたも読んでほしいなあ。
いま同時進行で何編か詩を書いてて、ウミガメの詩、カラオケの詩、スパンコールの詩、せかいはあさからはじまったの詩。「せかいはあさからはじまったの?」はラジオで小2の女の子が天文学者にしてた質問。その問いの本質が深く、美しさとわからなさに圧倒されてる。それで詩を書きはじめてる。すべて書けたら読んでね。
夜が月を食べて��火星が地球に近づいた。平成さいごの七月の夜。わたし、あなたを好きだなあと思うよ。あなたはどう思う? まいにち不安でたまらなくてもわたしの部屋の窓の夜の風は安定してやさしくたったひとりきりでも救われた。風にまぎれてあなたに触れたいペットボトルに凍らせた水を飲みながら。大森靖子の新宿は「あのまちを歩く才能」と解くほうがわたし的にしっくりくる。ハンドメイドホーム「毎日は手づくりだよね」って歌詞がよい。心がよわく愚痴もさびしさもこぼしたけれど、今月もなんとか。あなたもどうか元気で。おやすみそか。そしておばあちゃんの命日、八月一日におはよう。これからもたくさん遊ぼう。
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青い春 リリィ・シュシュのすべて リンダリンダリンダ スーパーバッド 童貞ウォーズ アドベンチャーランドへようこそ ヒーローショー ソーシャルネットワーク マジック・マイク ぼんとリンちゃん イット・フォローズ #青春映画ベスト10 sakamokkunni http://twitter.com/sakamokkunni/status/1001484933293006850
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『ひかりをあててしぼる』DVD発売記念 忍成修吾さん、派谷恵美さん、 永山たかしさん(※予定)、坂牧良太監督 トーク&サイン会
「世界一残酷で 世界一ピュアな夫婦の物語」――実際にあった事件をモチーフに坂牧良太監督が映画化。奇しくも事件から10年目となる2016年に渋谷で公開となる。 主演は、人気、実力兼ね備えた俳優忍成修吾。女優は今注目の実力派・派谷恵美。更に、ジュノン・スーパーボーイ・コンテストファイナリストの永山たかし。 以上の3名の出演者と監督を迎え、DVD発売記念トーク&サイン・握手会イベントを開催いたします。 ※永山さんの出演は決まり次第お知らせします。
〇日時:2017年7月8日(土)18:00開演 (17:45開場) 〇場所:紀伊國屋書店 新宿本店 8階イベントスペース 〇定員:40名 〇参加方法:無料でご参加いただけるイベントです(要予約)。 6月17日(土)10:00よりお電話にてご予約を承ります。(先着40名) ご予約電話番号:03-3354-0759 紀伊國屋書店新宿本店 別館M2階DVD・CD売場直通(10:00~21:00) ※当店に繋がる他の電話番号にかけられてもご予約は承れませんのでご注意下さい。 ※間違い電話が頻発しています。上記の電話番号を今一度お確かめの上お掛け下さい。 ※イベントに関するお問い合わせも、上記の電話番号までお願いいたします。 *会場にてDVD『ひかりをあててしぼる』(10%引き後税込価格 3,693円 )をお買上げの方には、トークショー終了後、ゲストのサイン+握手会にご参加いただけます。 *事前に当店にてDVDをご購入された場合には、当日レシートとDVDをご持参くださいませ。
《プロフィール》 忍成修吾(おしなり しゅうご) 1981年3月5日生まれ。千葉県出身。1999年に「天国に一番近い男」で俳優デビュー。2001年岩井俊二監督『リリィ・シュシュのすべて』で注目を集める。以降、数多くの映画、テレビドラマに出演。特に廣木隆一監督『雷桜』(10)、『軽蔑』(11)、『100回泣くこと』(13)や瀬々敬久監督『ヘヴンズ ストーリー』(10)『ストレイヤーズ・クロニクル』(15)『64-ロクヨン-』(16)など連続で出演。他にフジテレビ『今夜はナゾトレ』のワンコーナー『瞬間探偵平目木駿』でも主演の探偵役を演じ、注目を集めている。
派谷惠美(はたちや めぐみ) 1985年8月12日生まれ。1999年に芸能界デビュー。映画初出演にして主演を務めた『非・バランス』(富樫森監督/2000年)にて、第23回ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞受賞。その後、ドラマ、映画、CMなど多方面で活躍。2014年、映画『クラゲとあの娘』(宮田宗吉監督/2014年)でヒロインを演じた他、『渇き。』(中島哲也監督/2014)にも出演。 坂牧良太監督が作・演出を担当した舞台「ぶざま」でも主演をつとめた。
永山たかし(ながやま たかし) 1978年11月16日生まれ。ジュノン・スーパーボーイ・コンテストファイナリスト。 映画、TVドラマ、舞台を中心に活動。主な作品は舞台「テニスの王子様」ミュージカル「青春鉄道」(主演)、映画「ハッピーランディング」「nude」「ハッピーネガティブマリッジ(主演)」他多数。
監督:坂牧良太(さかまき りょうた) 1975年、東京生まれ。デビュー作品「こぼれる月」(2003)は各国の国際映画祭で脚光を浴び、同作品はフランス・ドービルアジア映画祭DVコンペティション部門でグランプリを受賞する。近年は映画だけに留まらず、DVDシネマ、テレビドラマの監督、脚本を手がける。近年は舞台の活動も積極的に行っており、舞台版「ひかりをあててしぼる」(2011)「透明な雨」(2012)「ぶざま」(2014)等の脚本、演出を担当している。本作は「官能小説」(2007)以降9年ぶりの劇場公開作品となる。
《注意事項》 *座席は自由席となります。 *トークは40分位を予定しております。トークショー終了後、サイン+握手会は座席前列よりご案内させていただきます。 *サイン会のみの参加は承っておりません。 *サイン対象商品は同DVDのみに限定させていただきます。 *会場内での撮影・録音は固くお断りいたします。
イベント情報の詳細はこちら
from honyade.com http://ift.tt/2slJiAM
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ジュースとアイスの消費量。これに関しては己に勝てまへん。小さいころから、暇さえあれば摂取しています。おばあちゃんになってもうどんと牛タンといちごアイスとココアを好きなままでいられますように。 そういえば最近季節の変わり目だからかいつも使っている乳液と化粧水が肌に合わなくなってしまい、Kneippのオイルを使いはじめました。わたしはわりとずぼらで無頓着で、なんでも最初は肌に合っている気がしてしまっていけない。ので、こないだ元々使っていた方を代わりに塗ってみたら、次の日笑っちゃうくらい肌がボロボロになりました。やはりKneippに変えたのは正解だったっぽい。絶大な信頼を置いているので、入浴剤もボディークリームもハンドクリームもKneippです。よきよき。 あとあと、先ほど、観たい観たいと思いつづけて10年越しに、満を持してついに、なんと、『リリィ・シュシュのすべて』を観ました。ついさっき。一言で言えば、わたしの中学時代の縮図やん、って感じでした。津田みたいな子とかほんと、側で見てると苦しくなる。いちばん星野に共感出来てしまった私。やはり岩井俊二の描く学生が本当に好きです。いろいろな目線から観ると面白い作品だし、もう4回くらい見返したい。小説も読み返さなきゃ。躊躇っていた私に絶対観たほうがいいと勧めてくれた中学時代の友人に感謝します。わたしみたいに躊躇している方、ぜひ。
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2017.02.07
1901
「ツタヤに行くんじゃせっかく帰ってきても飲めないじゃんね」と疲弊しながら父親は���ソッと、シャンパンのようなものを冷凍庫に入れながら言う。僕は押し黙り、自室に戻り健全なる本を読み、不健全になった。今日は妹の誕生日だった。妹はピザを頼んだ。プルコギのピザだ。一回ツタヤに行ったのであるが、dvdを返し忘れていた。だからまた行かなければならない。二度手間だ。「リリィ・シュシュのすべて」と「PiCNiC」。重々しい映画だった。岩井俊二の作品はたくさんあり、その二作が面白かったらまた他のも借りてみようかと思ったが、そういう気分ではなくなった。犬は帰ってきた。父親はもう帰ってこなくてもいいと昨日夕飯の時に言っていた。僕は冷や汗が出た。母親は「犬逃しちゃったの?」と僕に言ってきた。僕は右手が傷ついていたので、傷口に犬が触れたら菌が僕の体内に入り、病にかかるかもしれないので、左手でリードをつけようとして、首輪をとりあえず外した瞬間に犬はどっか行っただけなのに。逃げたというより、犬は、わからなかったんだと思う。リードがついていないことすら。でも僕たちは見えない断ち切れない長いリードで結ばれていたので、犬は今日ちゃんと犬小屋で眠っていた。朝、近所の小学生が「あなたん家の犬逃げてますよ」と言ってきたので「ただ散歩してるだけだよ。逃げたんじゃない。あれが本来のあり方だ。僕たち人間が彼という存在を繋縛しているのさ。要するに…」と言ったらその小学生は「登校時間なんでさよなら」と言ったんで僕も一緒に登校した。久々に小学生になった気分��った。「ランドセルを背負っていないけど、僕は授業を受けられるだろうか?」とその小学生に聞いたら「多分、大丈夫だけど、音楽の授業のリコーダーはないから、今日は君はピアノを弾いてね」と言われたんで僕は、トライアングルを演奏することになった。きっと15年ぶりくらいにトライアングルを触った。カビ臭い音楽室ではメトロノームがカチカチと音を立てていた。鉛筆より少しだけ太い銀色の棒で僕は三角形の金属をカキン、カキンと鳴らした。僕は冷や汗が出た。だって手が痛いんだもの。おぞましい思いが急激にせり上がってきて、僕は失神した。保健室に運ばれた時には僕はもう死んでいた。いや、俺は殺されたはずだ。
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