#オ��ライン小説
Explore tagged Tumblr posts
cvhafepenguin · 7 years ago
Text
「オオオ」
「やめときなよ、あんなの」とフミはいつもの彼女の癖でまぶしそうに眼を細めて言った。大学の近くにある喫茶店「ナカノ」で講義の合間に私とフミはたまに2人で時間潰しをする。「ナカノ」は店内が薄暗くて狭く陰気なせいか大学から徒歩5分という立地の良さに関わらず大抵ガラガラだ。私とフミはこの店のそんなところに居心地の良さを見出していた。「あんなの」私は繰り返す。私は、朝香さんのことを好きになってしまった。「朝香さんって見るからにオタクじゃん。いつもチェック柄だし、きっと二次元のキャラクターの抱き枕とか部屋のベッドに転がってるよっ、それどころかもしかしたらロリコンかもしれない」とフミは臆面なく私の好きな人のことをくそみそに貶してくれる。しかし私は朝香さんのことをこうやってフミに貶されるのを聞いていて悪い気持ちがしない、むしろ、少しすかっとする。すかっとするのは朝香さんへの愛ゆえに、ではなく私のナルシシズムのせいかもしれない。朝香さんとはフミと一緒に取った社会心理学の講義のグループディスカッションでたまたま同じ班になり知り合った。初めてのひとめぼれだった。朝香さんの筋の通った鼻も、とろんとした一重の目も、のどぼとけも、毛深くて白い華奢な腕も、とても綺麗だった。「どーこが」フミはつっけんどんに言う。フミとは高校の頃からの友達で、そして2年生になってろくにサークルにも入っていない私の大学での唯一の相談相手だ。フミは私とは対照的に入学してすぐバンドのサークルに参加し、ほどなくしてそのサークルの3つ上の先輩と付き合いだした、ユウくん、とフミがそう呼ぶ恋人は留年してしまったのでまだ在学している。フミはユウくんとの話をあまりしない、たまにユウくんとは最近どうなの、と訊ねると決まって「まあまあかな」と返ってくる。私は朝香さんと「まあまあ」になりたいのだろうか、よくわからない。でも朝香さんのことを考えていると胸がきゅっとなってお腹のあたりが切なくなり、たまらなく嬉しくて悲しくて泣きたくなる。いままでに男の子と恋愛らしきことをしたことは2��ある。しかしいずれのときも朝香さんを想っているときのようなやるせない気持ちに陥ることはなかった。「まあでもミウが本気なら私も応援するってこの前も言ったからね、ラインは返ってきたの?」私は先々週の講義の際、グループディスカッションの打ち合わせがしたいという口実で朝香さんとラインのアカウントを交換することに成功したのだ。「いや、まだだけど、朝香さんはいつも一旦トークが途切れると次の返信まで20時間はインターバルがあるから、ま、そういうところもらしくて好きなんだけどな」そういうところ、そう、私は朝香さんのおっとりとしてマイペースなところに触れていると心地良いんだ、私の話を聞きながらフミはまたまぶしそうな眼をしている。私はフミのこの表情がかわいくて好きだ。「普通男の子は気になる相手だったら自発的にがんがん連絡してくるし、朝香さんは現段階ではサヤに異性としての興味は無いってことね」「そうかな」私はテーブルの左の窓際に置いてある木製の赤い仔馬の置き物を見ながら返事をした、埃が仔馬の首の付け根のところにこんもり溜まっているのが気になった。「でも大丈夫大丈夫、朝香さんは絶対女の子に免疫がないからミウが押せば100パーいけるよっ」「そう…かな」「そうだよっ、ていうかそろそろいかなくちゃ」私は席を立つ時に窓の外を見た、店に来る前より少し陽が傾いている。昼下がりの往来は人気がなくしらけていて、眺めているとなんだか眠くなってきた。それから講義を終えアパートに帰ってレポートを作成していると、朝香さんから返信が来た。「そうなんですよ、実は僕もロードバイクには興味があるのですがいかんせん高価で。ところで急で申し訳ないのですが今度もし都合のつく日があれば僕と植物園に行きませんか?」
私は朝香さんの顔が好きだ。けれど私は1人でいるときにその朝香さんの顔を鮮明に思い出すことができない。フミに朝香さんの話をしているときはそんなことないのだけれど。
ふとしたとき、私の中で断片化された朝香さんのかけらが集まって淡い朝香さんの像を結ぶ。私はそれをとらえようとする、すると、淡い朝香さんはたちまち解けて海に落ちた水滴のように溶けていってしまう。そんなときに私は消えてしまいたくなる。それは自己否定ではなく、瑞々しくて満たされた気持ち。私にとってあの人は透明で、淀みなくて、捉えることができない水。その朝香さんと私は並んで植物園を目指して緑地公園の林道を歩いていた。植物園は広大な緑地公園のちょうど中心部にある。私と朝香さんは14時に緑地公園に接した市営地下鉄の駅前で待ち合わせをした。私が集合時間10分前に着き、朝香さんは2分遅れて来た。心地よい秋晴れで、林道にはほどよく木漏れ日が射していた。鳩たちがさくさく枯葉を踏み鳴らして林の中をうろうろしている。 「そういえば今日はどうして植物園に誘ってくれたの?」少し背の高い朝香さんの顔をちらと覗くとその顔はぼんやりと影に包まれていてよく見えなかった。 「んー、なんとなく、かな」 「なんとなく」 「はい、なんとなく」 なんとなく、かー 私は心のなかで反芻した。私も朝香さんもそれっきりだんまりで林道を歩き続けた。私は朝香さんのことをいつも1人でいるときのように切実に想えていないことに気がついた。そう想おうとしても、うまくいかなかった。なんでだろう、と私はまた心のなかでひとりごちた。しかしそのことに対する安堵を感じている自分もまたいた。カラスが林の奥の暗闇の中でぎゃあと鳴いた。風が梢をさらさらと優しくなぜる。やがて道が尽き林が開けた。「あれあれ」朝香さんが独り言のように呟く。植物園は銀色に鈍く光る近代的な半球だった。辺りに人気はなくしんとしていた。建物をぐるりと囲った底のタイルが苔まみれの人工池で、おおきな鷺が気持ち良さげに羽を伸ばしている。「ここにはたまに独りで来るんだ、小さいときによくじいちゃんに連れてこられたから思い入れがあって。」「そうなんだ。」私は相槌を打ち何か話を繋がなくてはと思ったが何も思いつかなくて結局話の接ぎ穂を失ってしまった。朝香さんはふわふわした足取りで私の少し前を歩いている。終始朝香さんはまるで私なんか居ないかのような振る舞いだった。こういう超然とした人だから同い年にもかかわらず私とフミはさん付けで呼んでしまうのだなということに気がついた。
朝香さんは入場券を私の分も買ってくれた。最初は断ろうとしたけどそれも失礼かと思い直しありがたく入場券を受け取った。ここへ来ても朝香さんへの恋心がいつものように燃えないのが悲しくて少し、帰りたかった。産まれてはじめて来た植物園は不思議な匂いがした。それは植物の葉や木の実の青々とした匂いとはかけ離れてるような気がした、たとえるならば、清潔で無機質なリネン室のような感じ。館内の彼方此方に設置された小さなスピーカーから川のせせらぎの音や虫のさざめきやエキゾチックな鳥の鳴き声が流れている。植物園のそんな張りぼてじみた掴み所のない雰囲気が私と朝香さんの関係にぴったりだな、と妙に私は得心した。 朝香さんは植物に呼び寄せられたように順路の展示から展示へ、私の前をふわふわうつろう。私はそのふわふわにたどたどしくついて行く。バナナの木の前の説明文にハワイには「バナナの実は1日にして熟さず」ということわざがあるというトリビアがあった。なにごとも辛抱が大事だという意味 とのこと。私の茫漠とした息苦しさを伴うこの灰色の気持ちも、辛抱して時間が経てばやがていつかバナナのように鮮やかに熟して美味しく食べられるのかしら。そんなことを考えながらその説明文に気を取られていると、朝香さんはいつの間にか先へと進み椰子の木を見上げていた。その突き出た白く光る喉仏が綺麗で、私は少し欲情した。しかしそれは朝香さんへの恋うんぬんではなく、システマチックなものだったので私はまたやりきれない気持ちになった。「私ほんとうは朝香さんのことが好きじゃないんだ」小さい声でそっと私は呟いてみた。そのことばは頭上のスピーカーでリフレインされている鳥のけたたましい鳴き声にかき消された。
しばらく歩くと私と朝香さんは池を模した熱帯の水生植物の展示コーナーに出た。そこは本館から外に突き出たビニールハウスだった。熱帯の環境を再現しているため少し暑く、蒸した。目の前の池に目をやると巨大な丸い蓮の葉が静かに浮いていた。その滑らかで澄んだ深い緑の、眺めているとうっとりとしてしまうような完璧な円は泰然としていて、限りなく調和のとれたものであるように思えた。「わ~」と私の口から思わず感嘆の声が漏れる。その植物は「オオオニバス」というものらしい。その名前の「オ」が3つ連続してるところが珍奇で面白かった。そしてそれを朝香さんに伝えようとしたのと同時に朝香さんが「「オオオニバス」の「オオオ」の部分って可笑しいよね。」といままで見たことのない満面の無邪気な笑みを浮かべ、この日初めて私の顔を正面から見た。その不意打ちの眩しさを受けて私は思わず目を逸らした、初めて朝香さんと同じことで笑えるのがとても嬉しかった。なのにそれを口にすることが出来ずに、黙って朝香さんから目を逸らしてしまう自分が恥ずかしくて、顔から火が出たように熱かった。私には自分の耳が赤くなっていることがわかった。そしてそれが朝香さんに気づかれませんように。と反射的に祈った。「そうだね」と私は俯いて呟くように返した。本当は朝香さんと今の朝香さんと同じように笑い合いたいはずなのに、私には勇気がなくてそれができなかった。お腹のあたりがしくしくする。
しばらく私たちは無言でその「オオオ」ニバスに見入っていた。
それからオオオニバスを後にしてサボテン 多肉植物 高原の植物 食虫植物と展示を順に見ていき、やがて植物園の出口にたどり着いた。私は少し疲れて頭が酸欠気味でぼうとしていた。朝香さんと私は来た時と同じようにほとんど無言で緑地公園を突っ切り、一緒に地下鉄の駅まで歩いた。ずっと歩き通しだったのに朝香さんは依然としてふわふわとした足取りを保っている。もう陽は少し暮れていた。
「ミウさん今日は付き合ってくれてありがとう���
「いえいえ、こちらこそありがとう」
「実は先月おじいちゃんが死んじゃって」
フラットなトーンで藪から棒にそんな話をするので私は面喰らった。
「え、そうなんだ それはお悔やみを…」
「俺じいちゃんっ子だったからとてもショックで参っちゃって、だから悲しくなるからこの植物園にももう来れないかと思ってたけど、なんとなくミウさんとならまたいつもと同じように楽しめると思ったんだ。そしてその予感の通り今日はとても楽しかった。行きの時はなんとなく誘ったって自分でも思ってたんだけど、植物園にいると無意識にそういう動機に駆られてたってことに気付いたんだ、だから今日はありがとう」
私は朝香さんが何を言っているのかよくわからなかった。いや、言っている意味はわかるのだけれど、それをどう受け止めてよいのわからなかった。けれど朝香さんのその言葉を聞いて私はむずがゆく温かくて優しい気持ちになった。そのとき私の中で何かがふつり、と切れたのを確かに感じた。するとやにわに先刻の「オオオ」の言葉が実態を失って抽象化された状態で私の心の中心にぽっかりと浮かび上がってきた。それは虫のぬけがらのように透明で、優しかった。激しい夕陽の陽射しを横に受けた朝香さんの顔は影になってよく見えなかった。
私たちは当たり前のように地下鉄の駅で解散した。朝香さんは私の乗る線とは別の電車に乗って帰った。階段を昇るのを見送っていると朝香さんはこっちを見ずに バイバイ とほぼ直角に挙げた右手を振って階段の出口に吸い込まれていった、彼の手を振るその仕草は、いつになくきびきびとしていた。私に気持ちを打ち解けて心が解れているのか、明らかに彼はいつもの朝香さんより活発になっていた。私は朝香さんを見送って少しホッとした、すると、おなかが空いてきた。そういえば、今日のお昼何も食べてないや。そしておなかが空くと、私はフミに無性に会いたくなった。
帰りの電車に揺られながらスマホの「Diary」アプリを開き、新規作成ページに「2017/10/14Sat.」と題を付け、少し考えてからその内容に「オオオ」とだけ打ち込んで保存して、閉じた。
1 note · View note
n0-l · 8 years ago
Text
2017.01.12
0322
考えるためには、ふたりでなければならない 現代言語論 182p
今日は3時に眠剤を飲んで寝たが、6時に中途覚醒してしまい、それから後2時間くらいだが、寝ようとしたが、8時くらいまで全く寝られなかった。家族の気配を感じた。いっそ寝ずに布団から出て起きてるか、と考えたが、寝ないときついと思ったので、起きられなかった。布団の中で何もせずにいた。仕方がないので、眠気を誘導し、焦燥を減殺するために、ソラナックスを一錠飲んだ。眠りにつけたのは8時くらいだったと思う。本当は8時過ぎにはもう起きていて、大学に行く準備をし、10時には家を出て、三限の大学の講義を聞こうとしたのであるが、結局起きたのは12時15分頃で、間に合うはずがなかった。結局大学には行けなかった。
1456
家でガタリの分子革命を読み終えた。今まで読んだガタリの本の中では特に充実していた本だった。また読み返す。
資本家の関心をひくのは、自らの搾取の機械に接続することができるような欲望と生産の様々な機械にほかならない。あなたが清掃作業貝ならあなたの腕、あなたが技術者ならあなたの知的能力、またあなたがカバーガールならあなたの誘惑のカがほしいというわけで、それ以外は資本家にとってどうでもいいばかりか、聞く耳さえもちたくない。この資本家のほしいもの以外のものの名において語るいっさいのものは、資本家の生産体制の秩序を乱すものでしかありえない。かくして、欲望の機械は工業的・社会的機械のうえにひしめいているのだが、それはたえず監視され、誘導され、互いに孤立させられて、枠づけされてしまう。したがって究極の問題は、人間の社会的条件に本質的に属するもの、当たり前のものとみなされているこの人間を疎外する統制様式を乗り越えることができるか否かをつきとめることなのである……社会的生産と欲望の生産とを二分するこのような方法に対して、革命闘争はいたるところにおいて家族主義的抑圧が女性や子供、また麻薬中毒者、アルコール中毒者、同性愛者などに対して行使されるような対抗していかねばならない。したがって、こうしたミクロ的な階級闘争が唯一精神分析の土俵の上でのみ演じられるということはありえない。313
18時半から開演するというフォロワー(以後:友人)のライブが下北沢のCom.Cafe 音倉という場所でやるので、それに行く準備をした。その前にメンタルクリニックに行こうと思ったが、保険証は母親が持っていたので無理だった。(Com.Cafe 音倉とは、下北沢で一番駅から近いライブハウスで、昼はレストラン、夜はライブハウスになる。グランドピアノが常設されている)切符を買い、16時過ぎの湘南新宿ラインに乗った。切符を買う前、駅ビルの酒屋で酒を見ようかと思ったが、時間がなかった。新宿で小田急線に乗り換え、下北沢に着いたのは17時半過ぎだった。電車の中では「現代言語論」を読んでいた。
彼はこう書いている。「言語のない場所は存在しない。すべてが言語である。より正確にいえば、言語はいたるところにある。言語は現実全体を横断し、言語なしの現実は存在しない」。バルトにとって、言語とは権力、われわれ語る主体の存在な根底から規定する根源的な権力なのである。だから、彼は「言語はファシストなのだ」とまで断言する。「なぜなら、ファシズムとは、なにかを語ることを妨げるものではなく、なにかを語らざるをえなく強いるものだからである」。つまり、われわれが内的な意志にしたがって自由にものを語り、自由に生きていると思っているのは幻想にすぎず、現実には言語=権力の網の目にがんじがらめになっている、ということである。だから、われわれが言語のない無垢で自由な世界へ脱出しようと夢みても、「不幸にして、人間の言語には外部がない。出口なしなのだ」62
北口に向かい、出ると、近くにあったピーコックストアというスーパーの入り口から酒のコーナーが見えたので、なんとなく入った。見たこともない酒があった。「マイアーズラム」「ディサローノ アマレット」「コアントロー」などが並んでいて飲んでみたいと思った。マイアーズラムは、200mlで、731円であり、そこに並んでいた珍しい酒の中では安い方だったので買おうか迷ったが、財布と相談して、ハイネケン一缶を201円で買うことにした。スーパーを出た向かいにある、「しもきたスクエア」というベンチが数カ所ある広場みたいな場所で、タバコを吸いながらハイネケンを飲んだ。一瞬だけぼんやりといい気分になっていた。「18時で扉を閉めます」と清掃員らしきおじさんが言いながら急に中に入ってきたので、僕はすぐに出ることになり、吸っていたタバコの吸殻をひとつ隣のベンチに座っていた大学生と思しき若い男性が置いていった飲み物の紙コップの中に入れた。どうせ回収されるから良いかと思った。今度から灰皿を持ってこようと思った。それから駅近にある「カルディコーヒーファーム」という店に入った。女性店員がコーヒーを試飲で紙コップで配っており、それを飲んだら程よい甘さでうまかったので、母親が好きそうだと思ったので、いま飲んだマイルドカルディというコーヒー(448円)と、ペーパーフィルター(278円)を買った。それから尿意が来て、トイレを探したが、入ったコンビニは全部トイレを貸出していなかった。さっきのスーパーに戻り、三階の三省堂書店にあったトイレで用を足した。それから本棚を適当に見て、たまたま目に入ったモーリス・ブランショの「終わりなき対話」をパラパラとめくった。欲しい本だと思ったが、裏を見たら4500円以上もしたので絶対買えないと思った。なぜか本屋で無性に寂しいという気持ちが起こって来た。なぜだかはわからなかった。
それから友人のライブをやる音倉に向かった。向かう途中で見つけた酒屋に入ってみた。「レボリューションシトラヒーロー」「ワイルドビアボゴ」などという、350mlなのに一缶で700円近い見たことのないの缶ビールがあった。飲みたかったが、買えるはずがなかった。「今売れてます」とポップに書いてあった。音倉で何かまたアルコールが飲めるだろうと思ったので、何も買わずに出た。
地下にある音倉に通じる階段を降りて入ると、友人が、他に演奏する人と話しをしていた。会釈をした。ステージにはグランドピアノやマイクスタンドなどが設置されていた。店員にフードチケットとドリンクチケットの料金の1000円を取られた。チケット+200円で700円のアボカドユッケ風丼ぶりと、生ビールのバスペールエールを頼んだ。19時から始まって、20時半くらいに終わるらしかった。友人の番は三番目くらいらいらしかった。他人の演奏が始まると室内が暗くなり、背景の白い壁の全体の色がライトで青くなり、曲の調子に合わせて色が変化した。それらしい雰囲気が全体を覆い、酔いも若干回って来た。友人の番がきて、即興でピアノ曲を15分くらい演奏した。初めてその友人の演奏を生で聴き、その技術に、演奏に、驚嘆を覚えた。荒々しく弾いていたが、感情が込もっているのが感じられて、迫力があった。その友人はあとで、「弾いてると顔が変になるから、次弾く機会があるとしたら仮面が欲しいんだよね」と言っていた。
ライブが終わると、二人でとりあえずハードオフに入り、友人がエレキギターで試奏するのを聴いた。21時近く、21時で店を閉めるとのことだったので、店の中では蛍の光が流れていて、あたふたした。
そのあと、街をぶらつき、先月の28日にオープンしたというViTOというジェラートの店の前を通ると、「コーヒーいかがですか」と試飲に誘われ、それをもらうと、「入ってみるか」と友人が言い、入った。友人は思い切りがよかった。僕は店員にお勧めを聞いて「ピスタチオ」と「ヴィック レアル チョコラータ」のダブルを頼んだ。友人は「デリス オ ショコ」とかいうやつと「ベリーベリーベリー」のダブルを頼んでいた。僕のはプレミアムでプラス100円で、550円した。
店を出るとまたもや話しながら街をぶらついた。バーの前を通りかかった。ワンコインバーと書かれていた。立ち止まると、友人が「入ってみる?」と言うので、「ワンコインで飲めるし、一杯だけ試しに飲んでみようか」と僕が言うと、すんなり入ることになった。その店は、あとあと調べると、「ⅩⅢ」という店らしく、コンセプトは、「若者たちが騒げる店」ということだった。店内は薄暗く、スロットらしい機械が設置されており、巨大なモニターが壁についていた。カウンターとテーブル席があり、僕らはテーブル席に座った。テーブルに灰皿があったので僕はタバコが吸えると思い、「タバコの煙とかって大丈夫?」と「タバコ吸ってもいいか」という意味合いで、聞くと「全然大丈夫」だというので吸わせてもらった。
メニューを見て、当店No. 1カクテルだという「ニコラシカ」というのを、がさつな大声で話す中年層の女性の店員に僕は頼み、友人は「ブルームーン」というカクテルを頼んだ。 店内では、テクノとか、レゲエとか洋楽が流れていたと思う。 やがて飲み物がきて、ブルームーンは若そうな男性のバーテンダーがシェイクしてくれて注がれた。 「ニコラシカの飲み方はご存知ですか?」と先ほど注文を聞いた女性店員が聞いてきたので、僕は「知りません。初めてです」と言うと、 「これはお口で作るカクテルと言われていて、レモンの上に乗っているのがお砂糖です。レモンの皮ご��、口に入れて五、六回噛みます。五、六回噛んだら、下、ブランデーです。ブランデーを口の中に入れて、口の中がシェーカーになる形ですね、それで一気に飲んで、最後にレモンとレモンの皮を食べることでスッキリして美味しくいただけるというカクテルなんです」と言われた。
Tumblr media
「一気飲みですか」と聞くと「一気飲み。ショットです」とその50代くらいの婆さんは言った。僕は、(飲み方も通常じゃないし、さらに一気飲みとは、変なお酒を頼んでしまったな)と少し後悔しながら思った。量もウイスキーより少ないし。だが飲んだら味は悪くなく、新鮮だった。
数分後、「メニュー見なくて大丈夫ですか。そろそろいかがですか。グラスが置いてないと落ち着かないので!あ���こにいて」とさっきのクソババアが言ってきて「初めて入ったんでとりあえず雰囲気だけでもと思って、一杯だけでも頼もうと思って入ったんです…」と身を縮めながら言ったら「ミニマム2ドリンクですけどいいですか?」と言ってきた。意味がわからなくて「二杯頼まないといけないんですか?」と言ったら「一杯でもいいんですよ。ただチャージ料が発生するだけなので」と言ってきた。チャージ料は500円かかり、二杯頼まないとチャージ料が発生するというシステムだった。(じゃあ最低でも1000円かかるしワンコインじゃねえじゃねえか!)と心の中で思った。そんなことを僕らは入る際にわからなかったし、と。
じゃあ、と店員にお勧めを聞くと「モヒート系飲めますか?」と言うので、「飲めますけど、いくらですか」と聞くと「700円くらいですかね」というので、またもやワンコインじゃねえんじゃねえか!と思った。「できればワンコインでオススメあれば教えて欲しいんですが」と言ったら「500円だったら山ほどあるから自分で好きなの選んだ方が良くないですかねー!?」と強く投げやりに言われ、さらに「モヒート系他の店で飲んだことありますか?他のバーでモヒート系いくらで飲めると思いますか?バーで2000円払って想像では何杯飲めると思いますか?」と挑発するように聞いてきたので「二杯ぐらいですかね…?」と言うと「うち2000円で四杯で飲めるんですよ、で、こっちのコース(2000円で四杯)にしていただけたらモヒート四杯飲んでも二千円ぽっきりなんですよ!」と言われたが、僕は酒に無知だったし、あまり金がなかったので困った。悩んでいたら友人が、「いま悩んでるなら後でもう一回頼めば」と言ってくれた。その友人は「アダム」というカクテルにもう決めていた。だが急かされていて、今頼まないといけない気がしたので「そうですねえ……ゴッド・ファーザーお願いできますか」と言った。「ウイスキー飲めますか?」と聞くので、「大丈夫です」と言った。 説明には「アーモンドの香りが特���的なアマレットリキュール。原料に一切アーモンドは使われておらず、杏仁豆腐に使われていることで有名な「アンズの核」が使用されています。豊かな香りと程よい香り甘さで高い人気を誇っています」と書いてあり、以前にもゴッド・ファーザーを一回飲んだことがあったので、これにした。なんか一気に酔いが覚めた。
アダムが来て、グラスに注ぐ際にバーテンダーが「うちの店は学生さんが多いんです。今あそこのカウンターに座っているのが東大生ですね。他にも慶応も来てますし、まあ近くだと明治大学とか。2000円チケットでいろんなカクテルを飲んで、自分の好きなお酒の味を知っていく、という感じですね」と言って来た。
バーを出る際に、友人は今、全然お金を持っていないというので、僕が建て替えることになった。(僕も金をあまり持っていなかったのだが)僕は「年上なのでおごるよ」と言った。2,160円程だった。
22時半を回っていたので終電に間に合わせるために駅に向かった。駅に向かう途中でセブンイレブンの前にあった喫煙所でふたりでタバコを吸った。友人は久しぶりにタバコを吸ったと言っていた。半年ぶりくらいだと言っていた。
切符売り場で新宿までの160円の切符を買った。その後駅で少し話し込んだ。
友人「高学歴ってどう思う?」 僕はさっきバーに居たらしい東大生を思って「頭はいいんじゃないかな」と言った。 友人「高学歴でも、思ったより人生は楽しめていなくてね。高学歴って、社会にとって、一種の「目標」というか「幸せ」の形として提示されてるじゃないか。でも僕の知り合いの高学歴は全員普通の人間として普通に苦しんでいるんだよ。でもそういった苦しみをみんな見ずに「あいつらは高学歴だから勝ち組だ」っていう概念に囚われている人たちから、そういう概念を無意識に押し付けられているんだよ。その結果、苦しむことになる。要するにみんな幻想を見ていると思うんだ」 僕「うん」 友人「ひとつの存在してないけど、一般的であるという、例えば、ちびまる子ちゃんの家庭は一般的に存在しないんだけど、一般的でしょ。要するに、一般的に存在はするはずなんだけど、一般的に存在しない存在というものをみんな無意識に知らない誰かから提示されてるんだ。で、それによって動かされてる。でも実際、一般的だと思われている概念の中に触れてみると実際はそんなものはない。実像はもっと違って、もっと現実的であって、リアリズムに満ち溢れている。ただ、普通の人間がもがき苦しんでいるんだ。白痴のガーニャわかるよね?」 僕「うん」 友人「彼なんて、高学歴だし、顔もいいし、いい思いをしているはずなのに、普通の人間として苦しみ続けている。その結果、彼はあまり幸せな思いはしてないだろ?そういうものさ。みんな何かの一種の概念に囚われて生きてるんだ。その概念が知らない誰かから押し付けられている」 僕「まあ権力だよね」 友人「いや、まあそれ以外にもたくさんある。社会全体に根付いているルサンチマンさ」
友人「自分の知らない世界をなにかひとつの偶像化して、あえて自分を慰めている。諦める���由が必要なんだ。自分よりもなにか優れた存在がいて、自分がなにか理由があってそこにいけないんだということがないと、生きていけないんだ。例えばだけど、自分は環境が悪いから無理だとか、自分はこうこうこういう病気があるから無理だとか、諦める理由を見つけるために、あえて概念に頼っているんだ…」
友人「今日一緒にいた東大生がいただろ?彼から見たら東大生というのは現実的ではない存在なんだ。概念、つまり、「人生の勝ち組」という概念を社会全体から押し付けられているんだ。でもそれによって、人は生きていくことができる」 僕「枠付けされているということね」 友人「枠付けされないとむしろ人は生きていけない」
僕「じゃあ、〇〇くんはどういう諦めを感じながら大学に行かないことを選んだの?」その友人は複合的な理由で、大学に落ちてから、大学に行かないことを選んでいた。その大学に行ってないことに対して複雑な思いを抱いているらしかった。 友人「神から定められた運命だと思ってるよ」
というような感じの会話をした。
それから終電の時間が来たので、間に合うように電車に乗った。23時14分くらいの電車に乗った。25分に新宿に着いた。
Tumblr media
「湘南新宿ライン最終電車となりますので乗り遅れのないようご注意ください」というアナウンスが流れた。終電に乗るのは多分初めてだった。
湘南新宿ラインでは、会社員らしい人が二人で酒に酔いながら何やら話しているのが耳に入って来た。「次、四月に入ってくる10人には期待できるよ」というようなことを40代後半くらいのおっさんが言っていた。僕は萎縮した。その会社では早稲田大学の社員が多いらしかった。僕には未来がないと思った。「明日18時に仙台いかないといけないんだよ。でも大宮から仙台って一時間くらいなんだよね」「あー、いいですよねえ。新幹線乗ってるだけですもんね」「うん、しかも本社行くより早いからね、最高だよ」みたいな会話をしていた。僕は地の底にいるようか気持ちがした。予定があって、仕事があって、いいなあ。僕にはそういう世界が全然わからない!彼らが何を話しているのかよくわからなかった。
大宮で乗り換えた。空いて居たので座席に座った。隣では大学生らしい女性二人と男性一人が座って会話していた。「最近従兄弟の家に住んでいてね、そっから新幹線で通って定期代が三ヶ月で25万円かかる」というようなことを女性が言ったら男女が「高っ!」と声をそろえて言った。「でも一人暮らしよりはよくない?」と言うと「いやー、一人暮らしでも三ヶ月で25万はいかないでしょー」というようなことを言っていた。
帰りの電車の中では、現代言語論を読んでいた。
ドゥルーズ=ガタリによると、ソシュールとソシュール以後の言語学がシニフィエにたいしてシニフィアンを、文字にたいして音声を特権化してきたのにたいして、イェルムスレウはいずれも特権化していない。つまり、従来��言語学がシニフィアンの専制によるコード化にしばられた「シニフィアンの言語学」であるのにたいして、イェルムスレウの理論は表現ー内容、形式ー実質のそれぞれの「層」(strates)のあいだを自由に行き来する脱コード化の運動を照射するスキゾフレニックな「流れの言語学」であり、それゆえ唯一の現代的言理論だというのである。98p
アンチオイディプス、千のプラトーでそういう主張がなされているらしい。早く、アンチオイディプス、千のプラトーに着手したいと思った。kindleで両方の1巻目を以前に購入したが、読んでいない。やはり紙の本で読みたい。紙の本はまだ買えてもいない。
1時くらいに駅に着いた。人が少なかった。寒かった。風呂に入ったが、眠れず、朝の9時くらいまで起きていた。
Tumblr media
0 notes
report-bear · 8 years ago
Text
人狼TLPT #26 FLAG 第3ステージ 感想レポ
body, td { font-family: メイリオ; font-size: 10pt; }
人狼TLPT #26 FLAG 3ステージ
2017年1月7日 18:00-
見てきました。2ステも劇場で見たんですけどそっちはニコ生配信もあったので割愛しつつ
演出、役については2ステで初めて見たときの感想も交え書いてます。
気力があれば2ステについても別途書きたい。
ネタバレを大いに含んでいます!まだ見てない人は注意!
※台詞メモ、ほんの一部除き取ってません。投票等メモ、3日目までしか取ってません。
 台詞部分については雰囲気だけでも伝われば~と思い書いてるものなので
 事実と異なる点、拡大解釈による捏造等、主観もりもりになることをお許し下さい
 レポと銘打ってますが自分用覚書メモです。思い出したり、訂正等指摘あれば適宜修正しますのでお伝え下さい。
※TLPTをつい最近知ったので過去公演ほぼわかりません。
 DVD化されている公演、ニコ生配信された一部の公演のみ視聴。
 劇場に足を運んだのは今回が初めてです。
※書いてる人の推しの関係上内容に偏りがあることをご了承ください。でも皆好き!
前説
割愛。
祈る様にダンサーさんを見ていた私と友人は舞台から見られていました。
捌ける時に手を振ったら花音ちゃんが気づいてぴょんぴょん振り返してくれたり、可愛かった。
OP1
これはもう2ステで見たときも感動して泣いてしまったんだけれども
何度見てもすごい!!!映像と音楽と踊りの親和性、公演前キャストの方々が凄い!!って言ってたけどほんとに凄い
さっきチラッとニコ生の映像を見たんだけど、ぜっっっったい生で見て欲しい。
映像の奥行き感、ダンサーさんの迫力、音楽の圧力、全然違う。
あのまじないかけるときの曲すごく好きなのでサントラがもし出たら欲しい。
設定としては”幻の大陸で古来より一卵性双生児のみが扱えた呪い、その一つに拷問があり
狼の魂を罪人の身体に入れることで、本人の意思と関係なく夜ごと人を食い殺してしまう
やがてその呪いは封印されるが、とある海賊たちが秘宝とその大陸の呪いについて書かれた日誌を発見し…?”
みたいな感じ。
ちょっと自分の中で消化しきれていない部分があるのだけれど、
呪いの内人狼に関するモノのみ禁術として封印されたのか、物語中で「封印されていた人狼の魂は3人分」と言っていたので
人狼の魂自体を封印したのかどっちなんだろう?もしくは両方なのだろうか。
読み違え聞き違えによる理解不足とか私の頭が馬鹿でめちゃくちゃ言っているのであれば教えて欲しい。
寸劇
日替わりの寸劇で出てきたのはテイラー、カチュア
昼の2ステもテイラーだったので3ステは違うだろうと踏んでいたらまさかの!
テイラーが人狼の説明をして、カチュアがそれに返答するんだけど
テイラーおじさん「ZZZ~~…」
カチュア「テ、テイラーさん!?起きてください!」
って感じのが何度か続く、という内容でした
テイラー「そろそろご飯の時間だ、行くとしようか」
カチュア「はい!」
で捌け。
年末まで「ミ゛ス゛ジ゛ュ゛デ゛ィ゛ス゛ゥ゛、ス゛メ゛ラ゛ギ゛ト゛オ゛ル゛ゥ゛!」と言っていた人と
同じだとは思えないテイラーおじさん。声色もずっとおじさんというかおじいさんというかそういう感じで
議論中もそれは変わらず…で凄い。自分で自分のこと「おじさんはね…」と言っちゃうキャラもとてもツボ。
ところで通信士ってトンツーの無線送ったり受けたりする職だと思っていたのだけれど
「空を飛ぶ術を発明した!」って言ってたり(嘘だったけど)「君の頭脳と私の発明で~」って言ってたり、
発明家のような話が多かったのがびっくり。通信士ってどんな職なんだ。通信士兼発明家なのだろうか。
カチュアはRoom見たときからすっごい好きなキャスト。
生で見るとほんとに可愛い!!!!Room、STEAMと口の悪い役ばかり見てきたので海軍捕虜どうかな~と思っていたけど
捕虜という名目で船に乗せてもらっているクルー!他のメンバーとは対立した役なのかと予想していたので驚きました。
ただメンバーの一部からは全面的に信用もされてないっぽい。それでもバーバラ船長に憧れ、皆を家族といいまっすぐ丁寧なキャラでした。良い。
OP2
1stGhostフランクが出てきて語り。フ、フランクー!!生で見るフランク、アイドルを見るかのように喜んでしまった。かっこいい。
そして海賊たち登場!楽しそうに談笑する13人、もう目が足りない。感動で泣ける。
歌もすっっごく良い。とても海賊っぽい曲調。あの感じの曲調聞くと���!海賊!って感じするのは何でだろう?なんかそういうジャンルがあるんだろうか
パイレーツオブカリビアンとかの影響かな?もっと昔からあったような気もするけど詳しくないのでよくわからない…とにかく胸が高鳴る。
職業と名前が映像に表示され一人一人スポットが当たる。
ダンカンがトランプを自分の周りに浮遊させるマジック?をしててひええってなった。魔術師か?
個性でていいなあDismissの時も思ったけどOPの紹介パートがとても好き。
スポットが当てられる数秒にキャラクターがぎゅっと込められてて何回も見たくなるしこれから始まるわくわくが最高潮になる。
秘宝を手に入れたがゆえに沈んでしまった海賊船の最後の生存者がフランク。
彼の日誌と呪われた秘宝を手に入れた海賊団。翻訳家ダンカン、海洋研究員デイジー、海軍捕虜カチュアが日誌と秘宝の翻訳・解釈に1晩
朝起きると乗組員の一人ナナが喰い殺されている。船には13人しか乗っていない。
見回り役も他の乗組員も、昨晩はアホみたいに深い眠りについていたため誰も現場を見ていない。
秘宝の封印を解いた狂陣と呪いにかかった人狼3人、用意周到なことに古人はそれに対抗する3つの能力も封印を解くのと同時に3人に与えるという。
呪いにかかった者は自分から呪いにかかった事実を話せない、それどころか見つからないようどんな嘘でもついてしまう。
これ以上被害を増やさないため海賊たちがとった策は、人狼の疑いがある者をこの船から降ろすこと。積荷なしの小舟に乗せて。
バーバラ船長の声かけのもと、酒を持って全員が揃う最後の乾杯。「旗のもと集う英雄たちに!!!」
この時点でもうしんどい。自ら封印を解いた狂陣はともかく人狼3人はなにも悪くないのに夜ごと仲間を食べなくてはいけない。
処刑ではなくて積荷なしの小舟に乗せて流すという消極的な殺しの方法も仲間が好きなんだなって言うのが目に見えて悲しい!
人狼ゲームの始まっていないこの時点でものすごく引き込まれたし、内容だけじゃなく舞台からの圧に物凄く心が揺さぶられて感動感動の連続
舞台って凄い劇って凄い。20ウン年間舞台だとかミュージカルだとかにハマらず生きてきたけどハマる人の気持ちがめちゃくちゃわかる!
そのうち見に行きたい。TLPTキャストが出てる舞台とか、タイミングが合えば行ってみようかな。地方住みなので気軽に行けないのが心苦しい。
自己紹介
記憶にめちゃくちゃばらつきがあって全然覚えてない人いっぱいいてつらい!
船長バーバラ 
美しい~~キャプテーンバーバラ!!!
女の魅力どばどばなのに男前でカッコイイ、仲間の熱い発言聞いてにっこりする懐もでかい船長
何人かのクルーにはほんとに憧れられてるんだけどわかるわかる…って感じ
剣士ウォルター
元々サミーの船に乗っていた剣士。副船長のサミーとともにバーバラの両脇を守るもバーバラを全面的に信用もしてないっぽい?
俺はアンタを疑ってるって言っていたような??サミーのことをより大事にしているようで愛している!みたいな発言もあった。船に対してだったかな
2ステのお化けが怖いウォルターはいなかった。肉体美がかっこいい~
翻訳家ダンカン
わーやばい忘れた。思い出したら追記しよう。船長となにか契約をしていて、
ダンカン「今の状況は契約違反じゃないか?…答えろ」バーバラ「ああ、そうだな」と
この状況を解決したあかつきには特別な報酬をもらう約束をし、バーバラに生き残れよ?と言い残す。
この翻訳家、黒い…!
海洋研究員デイジー
ごめん発言全然覚えてない!衣装めちゃくちゃ好き!紫のスカートの裾がたまらない
上品でいて精神的な強さも感じる。色々掘り下げたくなるキャラで今まで見たデイジーの中で一番好みかも
司厨長ヘイゼル
ヘイちゃんマル!自分のことをヘイちゃんといい語尾にマルがつく司厨長。ヘイちゃんの身長の高さにびっくりした何故かもっと小さいイメージだった
キャラ濃ゆいけど可愛い。ごめん発言あんまり覚えてないけど2ステとは違った気が…
見習いジャンヌ
ヘイちゃんの隣だからか思ってたよりちっちゃい!可愛い!
バーバラ船長に恩を返すまでは死ねない!みたいな感じだったはず。関西弁風味!
海軍捕虜カチュア
男ばかりの海軍ではいくら頑張っても評価されず辛い思いをしてきた。
バーバラに出会って初めて自分をちゃんと見てくれる相手に出会った。捕虜という名目で乗せてくれた
船長に恩を返すために生き残ります。という感じだったかな~~~わー記憶がもう!処刑時の台詞だったかもしれない!
船医ヒルダ
船も乗組員も大好き、私は愛している人のために戦う、だったかな
船とクルー=愛している人、なのかこの船の中に愛している人がいるのか悩んだ記憶がある。結果的には後者になったけど、最初は前者の意味で言ったのかな?
どうしても胸元に目が行ってしまう。グラマラス~~~こんなドクターがいたら船医室通っちゃうよね
操縦士デヴィッド
100ステおめでと!3ステはデヴィッドの101ステ、背高くてかっこいい!
大陸に辿り着くまでこの船の舵は他の誰にも握らせねえ!と言っていたはず。
いつもよりダミの入った声、それでも聞き取りやすいから凄い。目つきも悪い操縦士、その後の展開や表情を考えるとつらい…
通信士テイラー
「実は皆に隠してたことがある、私は空を飛ぶ術を発明した!…嘘でーす!」
「こういう嘘をつけば人狼が尻尾を出すかと思ってな、テイラーおじさんは呪われてないよ」
2ステと混じってるかも面白すぎ���キャラで即大好きになった。おじさんっていくつくらいの設定なんだろう?
砲術士デューク
ヒルダの愛している人が気になるデューク、熱があるかも、測って~からのヒルダと額合わせでデレデレ
私も額で熱測って欲しい…船大工のムサシは弟。2ステ見た時からそうなのかなと思っていたけど砲術士と船大工は兄弟設定なのね。
船大工ムサシ
デュークのことをデューと呼ぶ弟、塗料?で汚れた顔が可愛い
デューがダメだから俺が守ってやらなき���、は最後だったかな?最初の方でも言っていた気がするんだけどどこだったかな
「ヒルダなんか……いいよな(デレ)」お前もか!似たもの兄弟かわいい ここでだったかバーバラが前に出てきて「…ヒルダか…」言って下がっていって笑う
副船長サミー
話しづらい空気になってしまった副船長、バーバラを信じバーバラについていく、と。
剣士もだけど副船長もやたらワイルドかつセクシーな衣装でドキドキする。こんな副船長怖くて近寄りがたいだろうなあ
衣装1,2を争うぐらい好きなので難しそうだけどイラスト描きたい。
1日目昼
どうやって戦っていくか作戦会議。ダンカンが予言者を守るため予言者は名乗り出るべきじゃないか?と発案。階段上に昇ってた。
ウォルターとダンカンが予言者と名乗り出た場合の例えを用いて説明。投票されにくくかつ1日目に噛まれにくくするため。
ここでヒルダがなんだっけ、なにか言って逆だと言われていた気がする。そんな感じで名乗り出るか出まいか、となっている時に
バーバラがウォルターに「ウォルターお前、能力を持っているか」と問う。対してウォルターは「ああ、持ってる」と!
ここの壁にもたれかかり腕を組みながら答えるウォルター印象的。バーバラがウォルターを名指しした理由覚えてない!
この後ウォルターが能力を言う前に他の能力者も名乗り出るべきじゃないか?みたいな流れがあった気がする。
ここでヘイちゃんがサミーに同じように能力を持っているか?と問う。
誰が人狼かもわからない状態でサミーは自己紹介でバーバラの言うことについていくと言ってたのが怪しいと。
サミーは「持っていない」と答える。能力なしCO。
結局ウォルターが最初に予言者だと能力を明かす。最初から知っているのはムサシ。自己紹介でも言っていたけれどバーバラを疑っていると発言。
ここでデュークが「なんだかわからないけどウォルターが嘘をついてるのはわかったぜ!俺が本物の予言者だ!」とCO、知っているのはヘイゼル
これがダンカンの言っていた状況だ!今日は予言者と予言者が人間と知っているものには投票しない!という空気の中
なんとダンカンが「状況が変わった、俺が本物の予言者だ。」とCO。知っているのはテイラー。皆びっくり、私もびっくりしすぎてちょっと声が出た
結局2/3は偽物だからと予言者から処刑することに。
投票したい人の後ろに並ぼうと予言者3人が前に出てその後ろについていく。
ウォルターとデュークに集まってダンカンは0だったはず。
デュークの後ろに並んでいたカチュアが「私はデヴィッドさんを疑っているので、デヴィッドさんと同じところに投票するのは嫌なので移動します」とウォルターに移動
「嫌われてんなあデヴィッド」「女ってこええ」みたいな声があった気がする
結局投票ではウォルターとデュークに票が割れ最後の票を持っていたバーバラの決定票��よりウォルターが処刑。
【内訳】
ウォルター ②デューク、④サミー、⑥ヒルダ、⑦カチュア、⑩デイジー、⑪ヘイゼル、⑬バーバラ
デューク  ①ダンカン、③ウォルター、⑤テイラー、⑧ジャンヌ、⑨デヴィッド、⑫ムサシ     (投票順)
処刑時の台詞は完全には覚えてないけど主にサミーに向けてだった。
「サミー、わりぃ、でもちょっと安心してる。俺は死に場所を探していたからな。」
かっこいい~処刑される人は最後旗を渡されて、その旗を掲げるとダンサーが出てきて青白の紙吹雪をかけられて夜時間に。
1日目夜
2ステでも初日処刑だったのでなんか見覚えあるこの光景~~って話で笑った。夜時間舞台裏で何してるかの恒例説明。
正体オープンのリアクションは「この衣装熱く見えるけどー?」「意外と寒いよー!!」正体は【狂陣】あれ?2ステも初日処刑で狂陣だったよな?
筋肉美の話と入墨カッコイイって話をしててウォルターが入墨見せようとして乳首見えちゃう見えちゃうって隠してた
上着にもベルトがついてるけどこれつけるとベルトonベルトonベルトになっちゃう笑 ってとこで夜が明けて2日目へ!
2日目昼
人狼に食べられてしまったのはジャンヌ!
バーバラが霊媒師CO、ウォルターは人間だったと発言。対抗なしで夜死んだジャンヌかバーバラが霊媒師、だけどバーバラが霊媒師だろうという話に。
予言者二人の占い先はデューク→ムサシ:人間 ダンカン→デイジー:人間
占い理由喋ってたけどあんまり覚えてないやダンカンがデイジーを占ったのはあまり発言がなかったからだったかな?
後サミーが「ここで言っとくけどヒルダの愛してる人って俺だからな?」と爆弾発言してたけどあれ?1日目?3日目?だったかな?
サミーが下手側の階段上で手すり?に手をかけててヒルダは恥ずかしそうに口に手を当ててたのだけ覚えてる。
ここで1日目の投票であまりにもダンカンに票が入らなかったことからサミーとムサシがダンカンを疑う。
それでも他の人には圧倒的に信じられてて狂人と人狼の票割れで人狼のデュークが守られて狂人のウォルターが処刑になったんじゃない?って流れに。
デヴィッドが昨日自分と被るのが嫌だからと動いたカチュアは人狼のデュークを庇うためだったのでは?と疑う。
また信じてる予言者につく形で別れてたけど議論でヘイゼルとバーバラがダンカンを信じる側から真ん中に移動
ムサシが凄いダンカンのこと疑ってた気がする「こっちのほうが少ないんだからこっちに喋らせろよ!!!」って言ってた。
結局投票では僅差でデュークが処刑。決定票はヒルダ。「ごめんねデューク」と謝りながら投票してた。サミーは「もう決まってるか…」と発言しながらの投票。
ムサシが「ダンカンは自分に疑いは向けられないと思っていたから喋らなかった」ダンカンが「喋らせてくれなかったのはそちらじゃないか」って言っていたような。
【内訳】
デューク ①デヴィッド、②デイジー、③テイラー、⑤ダンカン、⑦カチュア、⑩ヒルダ
ダンカン ④ムサシ、⑥デューク、⑧ヘイゼル、⑨バーバラ、⑪サミー
処刑時は「ヒルダ、最後にもう一度熱測ってくれねえか」で二度目のでこ合わせ、ヒルダも泣きながら別れを���しんでたけど決定票はあなたよ!
ムサシが「デューなんで予言者の能力なんか与えられちまったんだ!!馬鹿野郎!」みたいに言ってた。デュークパンジー兄妹もよかったけど
デュークムサシの兄弟もめっちゃ良い。ダメな兄貴を支えなきゃ!って奮闘する弟可愛いなあ。
2日目夜
呪いによりフランクの衣装がだんだんアロハになり始める笑
ウォルターが腰に挿してる剣は実は聖騎士ジャンヌのものだとか。
オープンリアクションは「これー!」「ジャンヌのー!」だったかな、ジャンヌの正体は【人間】
後はデュークとジャンヌの頭に巻いてる布が同じな話でジャンヌが「本当に嫌なんですよー!」「おい!」って話があったり。
デュークのオープンリアクションは「ヒルダー!」「熱測ってー!」私も測られたい!!!正体は【予言者】
客席から見ると、うわー!ダンカン人狼か!圧倒的に信じられてる~しかも人狼後2匹は今のところCOなし、これは人間側不利な展開だ~ってとこで翌日に。
3日目昼
ここでGJが起きて死亡者なし!守られたのはダンカンかバーバラだろうという話に。
バーバラの霊媒結果はデューク:人間 バーバラから見るとダンカンは人狼確定。ダンカンの占い結果はムサシ:人間 これでムサシは人間確定
テイラーが狩人CO、GJはバーバラで起きたと話し一気にダンカンを疑う流れに。
ダンカンは本物の霊媒師はジャンヌ、バーバラは狂人でウォルターとデュークは人狼だ!と主張。
初日に人狼が2連続で予言者COすることは考えづらいと、この日は完全にダンカンを処刑することがほぼ確定。
じゃあ後2匹は?となり先日デュークとダンカンどっちに投票したかで別れることに。
僅差であったことから人狼は皆デュークに投票してた、いや僅差だったのだから人狼は圧倒的に信じられてたダンカンにも投票しているのではないかという議論
後皆が本物の予言者はデュークだったと言っている中サミーはウォルターが本物だったんじゃないか?とヘイゼルを疑う。ウォルターに託されてたもんね。
決着はつかずに投票へ、処刑者はダンカン
【内訳】
ダンカン ①バーバラ、②サミー、③デイジー、④ヒルダ、⑤カチュア、⑥テイラー、⑦デヴィッド、⑧ヘイゼル、⑨ムサシ
バーバラ ⑩ダンカン
明日でも良い!明後日でも良い!俺が言っていたことを思い出してくれ、人狼はもう2匹処刑してる!バーバラは狂人だ!
特別な報酬、受け取れなくて残念だ。代わりと言っては何だけど、俺の部屋の本棚の本を全て海に投げ捨ててくれ。
アケロンの彼岸に着くまで、随分と時間がありそうだからな
川の向こうでずっと俺はこの旗を振ってる。これから来るお前たちの誰かが迷わないように。
若干違うかもしれないけどここはめっちゃメモ取ったからほぼあってるはず!!
3日目夜
加速するアロハもうめっちゃ面白い笑
海賊って言ったら赤のイメージが大きいのかなあ青い人とか黒い人もいるけど~みたいな話
解答用紙書くのに必死でその後のことはあんまり記憶にない 回収はジャンヌがしてくれました「受け取るから流して-!」って解答用紙リレーした
因みに私と友人は共に人狼3匹をダンカン、カチュア、デヴィッドと書いていて、私はその後急いでダンカン、カチュア、サミーに訂正して提出
客席側から見ると真予言のデュークに占われているヘイゼル���ムサシ、霊媒師のバーバラ、狩人COしたテイラーを除いて
ヒルダ、デヴィッド、サミー、デイジー、カチュアから2匹の状況。皆怪しい~~~わっかんないよ~~~
(因みに最初は大きな理由もなしにデヴィッドを疑ったカチュア、カチュアを疑い返したデヴィッドがラインを切ろうとしてる人狼同士なのでは?
という推理、2日目2人共デュークに入れてるし。
サミーに変えたのは一人ウォルター真の話をして間違った視点を増やそうとしたのではってのと、2日目の投票でデュークに決まってから最終票でダンカンに票を入れたこと。カチュアとデヴィッドならデヴィッドのが疑わしくないように感じたこと。でした。)
オープンリアクションは「一番多い名字は~?」「(各々自分の苗字を言う)」自分の苗字が少ない部類に入るので動揺した。正体は【人狼】
後はデュークもムサシもヒルダが好きなのにフラれて~みたいな話があったはず、
じゃあダンカンは?ってジャンヌに振られて「僕は全ての女性が好きです」って言ってた。翻訳家黒い!因みにウォルターは剣ですと濁してた。
ジャンヌ「なんかごめんね…」
バーバラ「い、いやまだ居るし!サミーは…ヒルダか…あっデヴィッド!あいつは船長のこと大好きだからな!」
ダンカン「でもあれ絶対ラブじゃなくてライクだよね笑」
4日目昼
ここから投票もなんにもメモとってないのでめちゃくちゃふわふわな記憶を頼りに書きます。
人狼に食べられたのはバーバラ。だよね~そして明日はテイラーだね~
疑い先はデュークに決定票をいれたヒルダや票をいれたカチュア、デヴィッド、デイジーへ。
デイジーはほぼ疑われておらずカチュアは一貫してデヴィッドを疑ってた。
カチュア「私は女の勘でずっとデヴィッドを人狼と疑ってきました。」デヴィッド「女の勘こええよ~~~」投票もデヴィッドにしてたはず。
サミーはウォルターを本物の予言者���見ていることからまだヘイゼルを疑ってる様子。対してヘイゼルもサミー怪しいんじゃないの?と発言
サミー「急に俺を疑ってきたヘイゼルは怪しい!」ヘイゼル「先にヘイちゃんを疑ってきたのはそっちマル!何言ってるマル!」
デヴィッド「やめたほうが良いっすよサミーさん、女ってこえーっす」めっちゃ笑った。ヘイちゃん強いマル!
投票はバラけつつもカチュアへ集まる。2,3票目?サミーだったかな?がカチュアに薔薇渡したとき、カチュアがハッと顔上げて「え…?」って
言ったのが忘れられない。凄い悲しそうな顔だった…私も疑ってしまっていたけど人間だ…ってなった。
サミーがバーバラ船長だったらどんな言葉をかけるんだろうなって言いながら旗を渡す。
バーバラ船長への感謝、男ばかりの海軍ではいくら頑張っても評価されず辛い思いをしてきた。
バーバラに出会って初めて自分をちゃんと見てくれる相手に出会った。捕虜という名目で乗せてくれたって話
自己紹介のところで書いちゃったけどやっぱり処刑時の台詞だった気がしてきた!!
凄い泣いた。
4日目夜
バーバラのオープンリアクションは「この船を仕切るのは、その名もキャプテーン!」「バーバラー!」これ言いたかったのでめっちゃ嬉しかった。正体は【霊媒師】
カチュアのオーブンリアクションは「船長ー!」「大好きだよー!」正体は【人間】
またデュークとジャンヌの頭の布の話になり
「ジャンヌは砲術士見習いなの?」
ジャンヌ「カチュアその帽子の交換しない?」
「いやでもそうかも、デュークが一番昇進早いだろうし時期砲術士探してるのかも」みたいな話だったかな夜も昼も短くなってきた。
5日目昼
夜人狼に襲われたのはテイラー 生き残っているのはヒルダ、デヴィッド、ムサシ、サミー、デイジー、ヘイゼル
カチュアが人狼じゃなかったら間違えられない日。
人間確定のムサシ、本物の予言者と多数に信じられているデュークに人間と言われたヘイゼルも本物はウォルター説を信じるサミー以外にはほぼ除外。
その中だとやっぱりデュークへの決定票をいれたヒルダが特に疑われる展開に。
デイジーが「カチュアが人狼で、もう一人はやっぱりヒルダだよ」って言っていた気がするけど理由までは理解が追いつかなかった~
カチュアが人狼じゃなかったらデヴィッドが怪しいって話もあった気がする。投票はこの2人に集中しそうな雰囲気。
あやふやな記憶だけれど最終的な投票先は
ヒルダ   デヴィッド、デイジー、ヘイゼル
デヴィッド ヒルダ、サミー、ムサシ
だったかな~~もう少しバラけてた気もする。最初にヒルダに票が集まって、
サミーが「バーバラ船長ならこんな時どうするかな、きっと最後にもう一度自分が人間であることを叫べって言うと思う。俺はデヴィッドに投票する」
って言ってそれに乗ってムサシがデヴィッドに入れたこと、この2人が最終票だったことは覚えてる。
今ステージ初めての決選投票、二人共今は亡きバーバラ船長に向かって自分は人間であることを話す。
順番はデヴィッド→ヒルダだった。二人共めちゃくちゃ辛そうで泣きそうな顔でもうそれだけで泣ける;;
デヴィッドが「俺から話す」と言って話す前に少し躊躇って俯いてそれから髪をかき上げて話していたのが印象的。
決選投票では全員の票がヒルダに。
もうヒルダめっちゃ泣いてて客席からもすすり泣く声が聞こえて悲しい;;
「女海賊の船に乗るって聞いた時、なんで?って思った。(~悔しい記憶抜け~)けれど貴方は私を妻にしてくれた。私をドクターにしてくれた。…私を母親にしてくれた」
「貴方に似たかっこいい子供の顔が見たかったな…」
ぼろぼろ泣くヒルダをサミーが抱きしめる。「俺もすぐ、そっちに行くから、2人で待っててくれ」
最初にウォルターが言っていたサミーの船にはヒルダも乗っていたんだなってのとサミーとヒルダは恋愛関係にあっただけでなく夫婦だったんだな
ってのとお腹に子供がいたのか…ってのをぼんやり考えながら号泣。辛すぎるよFLAG
5日目夜
泣きすぎて全然覚えてない!
テイラーの正体オープンのリアクションは「失敗はー!」「成功のもとー!」正体は【狩人】
あっという間に夜が明けます。
6日目昼
ステージに残っているのは デヴィッド、ムサシ、デイジー、サミー
デヴィッドとムサシが下手で悔しそうな表情。デイジー、サミーは上手。
サミーが一番上手側の椅子に座り「お前たちに!俺達の気持ちがわかるか!!!船長を食べなければならなかった俺達の気持ちが!なあ!!」と叫ぶ
デイジーが「やめましょうサミー彼らに罪はないのです」という感じに制止。
ムサシは「デューは馬鹿だから俺が守ってやらなきゃいけなかったのに…!」と苦悩の表情
デイジー「夜になれば私たちはまた順番にあなた達を食べてしまうでしょう」
サミー「俺達は最期まであの大陸を目指す、お前らはどうする。今すぐこの船を降りるか、喰われるのを覚悟でついてくるか」
デヴィッド「…」
ムサシ「俺は降りねえ!最期までお前たちと闘う!じゃないと死んだ奴らに顔向けできねえ!!」(なんか違う気がする)
サミー「よく言った。で、お前は」
一番下手の席で黙って一度ゆっくり客席を見るデヴィッド もう今にも泣きそうだし苦悩と悲しさの浮かんだ俺はどうすればいいんだって顔
暫しの沈黙の後「俺も、ついていきます」と答える。
サミー「決まった。俺達は最期まで!あの大陸を目指して進む!」で暗転
めちゃくちゃふわふわした記憶なのでだいぶ違う気がする。訂正あれば教えてください。
カーテンコール
【役職内訳】
人狼 :サミー、ダンカン、デイジー
予言者:デューク
霊媒師:バーバラ
狩人 :テイラー
狂陣 :ウォルター
人間 :ヒルダ、デヴィッド、ムサシ、ヘイゼル、ジャンヌ、カチュア
MVPは圧倒的に信じられた予言者騙りのダンカンに。
「ちょっと高いところからCOしたもんね!」「魔王様!」と微笑ましい雰囲気。
「1ステ、2ステと人間勝利が続き早く皆に人狼勝利のEDを見せたくて頑張った。
これからどこまで深く潜れるかは僕たちキャストの努力しなければいけないところだけど残り15ステージまだまだ面白いものを見せられるよう頑張ります」
MVP挨拶の途中サミーが出てきて話したんだけどなんだっけ絶対思い出せると思うので追記します。
ゲーム的には圧倒的に人狼有利な展開だったけれど、後から見返してみると人狼側にはやっぱりなんとなく怪しい部分も見えてきて、
でもステージ上では全然気づけなかった自分がいて流石だなあと思った。意外と真相に一番近いところにはムサシがいたのかもしれない。
疑心暗鬼の中仲間を信じ続けるのは大変だし、投票時も「辛かっただろ、もう楽になって良いんだ」みたいな言葉があったり
つきたくない嘘をつき続ける悲しさが際立つ公演だった。
一番の見所はやっ
ぱりサミーとヒルダだなあ しなくても絶対勝てる決選投票にあえてして、最終的にはヒルダを追放したのは、
妻と子をどうしても食べたくなくて、生き残れないのはほぼ確実でもどこかで生きて幸せになっているかもという望みを自らに与えるためだったのかな
と考えるととても切ない…
個人的には狂陣の生き残りEDを見て呪いを解いた訳を知りたい!今のままだとFLAGでは人狼も人間も敵は呪いを解き放った狂陣だと思ってしまうので。
3ステの内容と関係ないハイライトはステージ前物販でプロデューサーの桜庭未那さんがお出迎えされていたのに遭遇したこと。びっくりした!
なにかお声がけできればよかったのだけれどなにも言えなかった。素敵な舞台をありがとうございます。
後直接劇場に出向くのは最終日の17,18ステ。まだ出会えてないキャストもいるし、謎はまだまだあるようだし、どうなるのかとても楽しみ
レポを書くのは初めてでとんでもなく拙い文章ではありましたが、最後まで読んでくれた方がいたらありがとうございました。
何度も書いて申し訳ないですが、この感想レポはあくまで一個人の感想、記憶頼りのものであることをご了承ください。
もしまだ見てないよって方がいたら、少しでも興味を持っていただけたら、雰囲気を感じていただけたら嬉しいです���
ニコ生配信もあるから地方の人も人狼ゲームよく知らない人も是非見てくれー!
チャンネル会員1,200pt、チャンネル会員じゃなくても1,500pt!!劇場で見るより圧倒的にお手軽に最高のエンタメと感動が味わえるよ!!!
0 notes