#犯人はカブちゃん
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良く確認もしないでハンカチを持ってくるとこうなります(゜゜;)\(--;)(笑)犯人は?我が家の愛猫カブちゃんですね♪(笑)ハンカチの上で昼寝してたね〜(笑)・・・名探偵パピでした(笑)(^_^;)))ちゃんと確認して持参して下さいね54歳さん(笑)(゜゜;)\(--;)入学式なんだから(゜ロ゜)・・・自分に突っ込み(*^^*)#育児するおじいちゃんことパピ #ヤンジジ#お孫ちゃん#54歳 #入学式おめでとう #愛猫#犯人はカブちゃん#カブちゃんの写真アップしないんかい#カブちゃん隣でまだ寝てまーす#我が家は愛猫5匹 https://www.instagram.com/p/BwDZT2ggJaK/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=1fldcm7ebyvmg
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2021/03/01
【あめごのくちあけ】
さて、今日から3月。
そして、今日はあめごの解禁日。
解禁日が近づくと、男しの中で、あめご情報が飛び交う。
「くちあけ(解禁日)どうじゃった?」
「あの谷に、かさでかいんがおるぞ。」
「いくらで釣るかぁ?まあ虫がおれば、虫の方が釣れるんじゃけんどの。」
「数とるなら支流じゃの。でもの、支流のんはほそいんが多いもんだ。本流行きゃあ、きれいなんおるんじゃけんどの。数釣れんけどの。どうしようかの。」
「今のあめご釣っても、瘦せこけとってうまあないけんのぉ。もうちょっと、ぬくうなって、虫出てきて、あめごがふとぉなってきたんを釣ろうかのぉ。」
そんな、あめご情報を聞きつつ、どのタイミングで連れて行ってもらおうかなと、機会をうかがう。
解禁日は、いくらでまあまあ釣れるけど、餌が十分でないので、あめごが痩せていて、実は美味しくない。
ヤマブキの花が咲く頃に、大体あめごが美味しくなると言われていて、それまでに、あめごの餌となる川の虫が増え、あめごが太り、美味しくなるんだそう。
解禁日を過ぎ、最初はあんなに食らいついていたあめごも、いくらでは釣れなくなる時期がやって��るそうで、その辺りから釣りに行く人も多い。
解禁日の午後あたり。
あめごがどんな状態かの情報が、あちこちからやってくる。
「あそこいかんかったぞぉ。釣れんもんだぁ。いやんなって帰ってきたわだ。」
「犯人は誰じゃぁ。鵜か?プロ(よその、あめご釣りの上手な人)の仕業か?」
「また、昼から行ってみるけんのぉ。おったら教えたるわだ。待っとけよ。」
そんな中、
「あめご揚げたんいるかぁ。冷凍庫空にせんとの。」
今シーズンがはじまる前に、昨シーズンに釣っておいておいたあめごが、冷凍庫から放出される時も、同時にやってくる。
そして、そのおこぼれを、毎年のようにいただいていて、実は楽しみにしている。
「このあめごは、●●谷で釣ったやつじゃけんのぉ。うまいやつぞ。毎年、祭りやらで食べるためにおいとるんじゃけんどの、今年は祭りやら集まりがなかったけんの。あめごをふるまえんずくよ。かさあるぞ。」
「びぃ(内臓)出して、エラとって、水入れて凍らしとくんぞ。水入れて凍らせといたら、冷凍焼けしにくいけんの。でもの、置いといたあめごは、揚げて食うんがうまいの。」
「味噌漬けもあるぞ。炭起こしてのぉ、しわりぃと焼いたらうまいぞ。いるか?やってみるか?」
なんだか、毎年、あめご釣るより、在庫を食べ尽くす方が楽しみだったりする。
『あめごがうまい谷』とか、あめごがたくさん釣れる『パラダイス』とか、そう呼ばれている場所もある。
「パラダイス行きたいんなら、バイクいるぞ。はようバイク直せだ。」
私はまだ、パラダイスと呼ばれる場所には行ったことがなく、今年こそはバイクを直して連れて行ってもらわないと。
私の、世界のホンダ!カブ!が大活躍する時が来た。
そう言いながら、いただいた南蛮漬けをもぐもぐと。素揚げされたあめごがたまらん。
カレーにものせてみて、あめごカレーに。
うっま!
3月。あめご、解禁。
春とともに、木頭の男しが、動き出しました。
私もしわしわと。
まずは、冷凍庫を空にするお手伝いから。
そんな、木頭のあめごのくちあけ。
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MTGプレイヤーのための「バルダーズ・ゲートの戦い」ひとこと解説その12
その12 どのカードを説明してないのかだんだん分からなくなってきた。
重鎮、リルサ・レイル
バルダーズ・ゲート市で活動する犯罪組織「ギルド」の幹部の一人。片親がカリム人であるリルサはバルダーズ・ゲートの門外地域に作られたカリム人街の質屋「カリム宝石店」を拠点に義賊的な活動を行っている。
魔女王、ターシャ
ターシャは人間からアーチフェイとなり不死を手に入れた強大な魔女である。悪魔研究者であり、悪魔図鑑デモノミコンの制作者として知られる。デーモン・ロードであるグラズトの恋人にして敵対者であり、多くの子を為したとされる。現在は悪魔学ではなく、アーチフェイとなった自分の状態の研究に焦点を当てている。《ターシャズ・ヒディアス・ラフター》は彼女の手による呪文。
The Council of Four
四公会議はバルダーズ・ゲートの政治的最高機関である。その下に5人の役人がおり対外交渉や監督業務などを担う。白の伝説のクリーチャー《アブデル・エイドリアン》はこの議会の一人まで上り詰めた。現在は同じ燃える拳団の団長レイヴンガードが後任を務めている。
Jan Jansen, Tinker Tailor
ヤン・ヤンセンはバルダーズ・ゲートでも最も風変りでおしゃべりな人物のひとりであるノーム。発明家であり、フラッシャーランチャーを始めとしたいくつもの奇妙なアイテムを持っている。野菜のカブに執着しており、栽培や販売を行っている。
Kagha, Archdruid of Shadow
カガーはコンピューターゲーム版「バルダーズ・ゲート3」に登場する、エメラルド森のドルイドたちのリーダーである。彼女はドルイドの中でも文明��対する破壊的な行動で知られるシャドウ・ドルイドと密かに繋がっており、行動次第では冒険者たちと戦うことになる。
Lae'zel's Acrobatics
D&Dでは罠を避ける際などに〈軽業〉による判定を行う。ギスは身体能力に優れており、2つの光線を同時に避けるイラストと効果がマッチしたカードになっている。
Veteran Soldier
古強者(ヴェテラン)とはクラシックD&D時代の1レベルファイターの呼称でもある。当時のD&D観では兵士など他の職業で鍛錬を積んだ者が冒険者になるものであり、剣を持ったばかりの者がいきなり冒険に出るなどということは無理無謀に他ならなかったのかもしれない。それでもゴブリンに刺されれば容易に死に至るのが世の常であり、古いTRPGプレイヤーが「D&Dはすぐ死ぬゲーム」と思い込んでいる根本原因の一つになっている。
Descent into Avernus
九層地獄のアヴェルヌスに落下していくエルタレル市。シナリオ集『バルダーズ・ゲート:地獄の戦場アヴェルヌス』でも重要な場面である。エルダーガルドの首都エルタレル市は悪徳と犯罪の都市バルダーズ・ゲートとは真逆の正義と公正の街であり、友垣聖騎士���によって危険と野蛮の輩から守護されている。
解体屋、スラッカス
スラッカスはウォーターディープ市で肉屋を営むドラゴンボーンだ。彼は犯罪組織ゼンタリムの構成員でもあり、肉屋で切り売りされている中には口にできない種類のものが混ざっている。
真実の魂の妄信者、ガット
コンピューターゲーム版「バルダーズ・ゲート3」に登場するゴブリンの女性。アブソリュート・カルトの精神的指導者であり、マインド・フレイヤーの幼生によって発言した能力をアブソリュートの魂との繋がりによるものであると信じている。
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ハロウィンの花嫁感想
・タイトル思いっきりネタバレ踏んでて草
・降谷零がすごい公安の姫しててめちゃんこかわいかったです。なんかみんな恰幅よかったのに零くんだけシュッてしてた気がする。
・降谷零のカットみんなえっち。抱かれてる時の顔してる。無理。
・公安の隔離シェルター解釈一致しすぎてほんと無理なんよ〜好き〜剥き出しのエレベーター、誰も存在を知らない、最高。好き。公安って感じ。
・零くんとヒロの所属みんな知らない感じだったけど、ダーマツの言い方的に公安所属までは教えてたのかな?��安って一言で言ってもたくさんあるからね……
・犯人の声聞いたこと���るってずっともやってたけど、赤木リツコだった。和太鼓叩いてる。米花町殺し屋とか多すぎでは?ダーマツがしれっと言ってた「やべえ町」ってメタじゃないの?
・降谷零の人使いの荒さほんと好き。道具か?好き。
・なんでみんなロシア語喋れるんです???米花町の第二言語なの?
・ラストおおきなカブみたいだった。
・サッカーボール今までも十分でかかった気がするんじゃが何用にさらにデカくしたんだ……????今後の映画はもっともっと規模がでかくなるんですか?地球滅亡阻止とかになっちゃうんですか?
・ヒロの死因の話、ゼロティだったら間違いなく赤井秀一が割り込んできてたと思う。
・コナンくんに同期の話したっけ
・機動戦士コナン 閃光の花嫁
・演出というか作画というか、なんかいつもと違っててよかった。可愛い。
・降谷零顔が可愛くて可愛い。なんかずっと可愛かった。
・ヒロとゼロ、ニコイチ😊
・赤井秀一が守ってあげたくなるのもわかるよ。とんだじゃじゃ馬だな。
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「ひとくず」が絶賛上映中の名古屋シネマスコーレで 大ヒット御礼舞台挨拶に監督・脚本・主演の上西雄大監督 と監修の楠部知子さんが登壇されましたぁ(^。^)-y。o0○ さまざまな犯罪を繰り返してきた男・金田がある日 空き巣に入ると、そこには母親の恋人から虐待を受け、 母親からは育児放棄されている少女・鞠がいた… 楠部さんから虐待について話を聞いた夜に、気持ちを 抑えることが出来ず、一晩で初稿を書き上げ、書くこと で気持ちの整理を付けたとの上西監督(⁎⁍̴̛ ₃ ⁍̴̛⁎)‼✧ 金田はなかなかのクズ😋ですが、ちゃんとゴミ袋を 買って来たり、ヤッちゃんに怯むこと無くケンカを 売る(思ったほど強くは無いようだけど😅)など、 うっかり応援というか共感しちゃいました☆⌒(*^∇゜)v 鞠以外の人間には好戦的😜ですが、威嚇が鎧になってる よう逆に本人の弱さの表れにもなってますが、古川さん と西川さんの対峙シーンでのカネマサのniceなエスケープ には笑えましたっヽ(^o^)丿 せっかくなのでカフェとブティックの店員にもキレてた なら罵倒パーフェクトでしたネ(#^o^#) 外食シーンは自分とカブる当時の苦い思い出がよぎり 外食が一時期嫌いだったのを懐かしみました😜 でも松木さんのniceファミリーパパあるあるは 絶妙でしたネ(*^3^)/~☆ 小南さんは言うまでもなく、カネマサの子供時代の 中山さんも抜群でしたが、毎回Hダッツがすんなり掬える のは時間の経過も加味してか✧( •◡-ॢ)-♡ (ダッツじゃなかったら🙇♂) 虐待を入り口に救いを描いた必観の本作❣️ シネマスコーレでは10日までですが、 期近では大阪テアトル梅田で4/17から、 大阪イオンシネマ茨木及び静岡イオンシネマ富士宮で 6/5から順次公開❣是非、お観逃しなく‼️ #上西雄大 #小南希良梨 #古川藍 #徳竹未夏 #城明男 #中里ひろみ #西川莉子 #松木大輔 #鈴木ただし #長谷川千晶 #ひとくず #シネマスコーレ https://hitokuzu.com/ (シネマスコーレ) https://www.instagram.com/p/B-wAfxsjA92/?igshid=1hl8dpo3urtrw
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父の死 連載第20回 母の店じまい
大型連休の前半に、父親の七回忌の法事が自宅でおこなわれた。命日は8月だが、遠方に住む妹が帰省しやすいように、この時期に設定された。父親より3歳下の母親は、現在84歳である。
「こんな歳をとるとは思わへんかった」
母親がしみじみと言う。父親の命日が誕生日の私は、8月で56歳になる。母親同様、私も自分の年齢が信じられない。まだ10代のような気がする・・・まあ、そんなことはないのだが。
昨年春に家族旅行した際、母親と同じ部屋に泊った。朝方に顔を合わせると、口がすぼまっている。寝る前に入れ歯をはずしていたのだ。初めて対面する”別の顔”を見て、ずいぶん老けたなあと思った。八十路も半ばなので、当然ではある。私も早晩ああなるのだろう。
昨年秋に母親が私の自宅に泊まった際、朝食に柿とカブのサラダを出した。柿はなくなっていたが、カブは皿に残ったままである。両方とも一口大に切ったのだが、どうやらカブは固かったようだ。これまでそんなことはなかった。これからは、食材やカットする大きさにも気をつけなければならない。
母親にとって、亡くなった父親が守り神であることは今も変わらない。台風が��れば「お父ちゃん、守ってよ」と話しかけ、親しい身内が手術すると聞けば「成功するように祈っとってよ」と仏壇に手を合わせる。
実家で泊まる際、夜になると寝る前に、母親が涙声で父親に話しかける声が聞こえてくる。6年も経つのに、今も変わらぬ日課である。お父ちゃん、どこへ行ってしもたんよ・・・たぶん、そんなことを問いかけているのだろう。
* * * *
帰省するときは、飼い犬・桃次郎(ヨークシャテリア、10歳、オス)を連れて帰ることが多い。出張や旅行の間、預かってもらうためである。
独り暮しの身で、しかも大の犬好きの母親にとって、桃次郎はかわいくて仕方がないようだ(実際、かわゆい)。1日3���4回の散歩も厭わず、奴の言うがままに遠方でも嬉々としてついて行く。連れていくのではない、ついて行くのである。
飼い主である私がいるときも、四六時中、話しかけている。
「きょうは誰と寝んのん? お母さんと寝よか?」
「こっちおいで、抱っこしたろ!」
私同様、恥ずかしがり屋なので、奴は何も答えず、母親の顔をじっと見ている。
私がいないときは、もっと話しかけているに違いない。ひとりでいると、つい身近な動物に話しかけてしまうものだ。この私がそうだ。ライターは孤独である。誇張や冗談ではなく、私が世界中でいちばん話しかけているのが、この桃次郎なのだ。
過去に母親に預かってもらっているとき、奴がどうしても言うことを聞かないことがあったらしい。母親が「わがまま言うとったら、のぶちゃん(私)、迎えに来てくれへんで!」と叱ると、奴は玄関に飛んで行き、私をしばらく待っていたという。過敏に反応するので、私が不在の実家では、「のぶちゃん」は禁句である。
母親は毎朝、仏壇に手を合わせ、父親に話しかける。お鈴を鳴らすと駆けつけてきて、ワンワン吠える。ある朝、母親が仏壇に向かって父親に話しかけていると、そのうち哀しさのあまり涙声になった。すると近くにいた奴が異変を察し、「どうしたん?」と言わんばかりの心配そうな表情で、母親を見つめたらしい。連休中に母親から聞いた話である。奴は奴なりに、自分は母親の守り神と思っているのかもしれない。
* * * *
七回忌の法事の際、桃次郎をどうするかが家族の懸案であった。当然仏間でおこなわれる。奴をしめだし、別の部屋に閉じ込めると「オレを無視するな!」とワンワン吠える。かといって法事に参加させると、お鈴が鳴るので収拾がつかない。そうなれば連れ出すしかない。考えても答えが出ない。ええい、ままよと、北川景子(妻の仮名、容貌は別)に抱きかかえてもらい、午前中に法事が始まった。
案の定、住��の派手なお鈴に、奴は「ワン!」と大きく吠え、たちまち北川景子に口を押さえられていた。しかし、そのうち状況を察したのか、静かになった。
安心した北川は、隣りにいた母親に抱かせた。母親が誘ったのだろう。ところが気を許した隙に、奴が母親のもとを飛び出し、住職の背後に迫った。たちまち取り押さえられ、事なきを得る。
もう少しで厳粛な法要が台無しになるところだった。何事もなかったかのように読経にいそしむ住職は、さすがプロである。以後、逃亡犯は、再び北川の厳重な監視下に置かれた。
前半の読経のあと、住職が話をされた。
「早いもので、もう6年になります。亡くなったのは夏の暑い盛りでしたね。檀家さんと話していても、いい人やったねと、いまだに話題に出ます。人徳がありました・・・」
住職のありがたい言葉に、母親が激しく同意する。住職は月日が経つのが早いことを述べ、昨年末に発表された”今年の漢字”を覚えてますか? その前年、またその前年は? と私たちにたたみかけた。昨年はともかく、他は知らんがなとは言えず、しばらく沈黙が続く(答えは、災・北・金)。
さらに山口県で行方不明になった2歳男児を発見したボランティアの名前を問いかけ、そこから彼(尾畠春夫さん)の座右の銘ーーかけた情は水に流せ、受けた恩は石に刻めーーの意味について説いた。尾畠さんの思想は、仏教と共通するという。
仏教にも”和顔愛語”という言葉があるとのこと。穏やかな表情をし、やさしい言葉をかけ続けることで世界が変わるーー。
なるほど、そうだったのか! もっとはやくこの説法を聞いていたら、私の人生は違ったものになっていたかもしれない・・・。
「印税で2億くらいは稼いだ?」
説法の合間に、住職が私に問う。高貴な世界から一転、えらい世俗的な話である。
「いや、そんなに稼いでたら、こんなとこにいません!」
咄嗟にそう答えたが、私はおのれの失言に気付き、
「こんなとこって、どんなとこや!」
と自分で自分にツッコミを入れた。
* * * *
約2時間の法事が終ると、桃次郎は「静かにしとったな」「かしこかったな」と家族に褒められていた。周囲の大賛辞に、奴はまんざらでもない顔をしている。
「1回吠えたで。住職を襲おうとしてたで!」
私はそう言いそうになったが、大人げないのでやめた。
午後から、私たちきょうだい3人とその家族(姪は大学生と高校生になった)、それに母親の計9人が仏間で会食した。料理担当者は、遠方から来た妹である。時間はか���るが、いい仕事をする。もちろんそれなりの報酬は払わなければならない。
兄と妹とは、こういうことでもない限り、滅多に会わなくなった。だが、会っても特に話をすることはない。長い間、離れ離れで暮らせば、共通の話題も少ない。年々そうなっているような気がする。
数少ない共通項であり、この日の”主人公”であるはずの父親の話は、ほとんど出なかった。
ただ、遺産相続について、母親が意見を述べた。自身に何かあれば高齢者施設に入所するつもりであること、その前に財産を処分する意志があること。
さらに兄が重大発表をおこなった。その遺産で法人を設立し、地域社会に還元したいと言う。母親も妹も、了解済みらしい。なんや、俺だけ知らんかったんや・・・。寝耳に水の話に、私は驚きを隠せなかったが、もういい大人なので、その場で賛意を表明した。
肉親他人を問わず、遺産を巡る骨肉の争いは、これまでの取材でよく知っている。醜い諍いをするくらいなら、社会のために役立てるほうが有意義である。
* * * *
法事の数日後に帰省し、母親とふたりきりで話をした。あとは6年後の13回忌やなと話しかけると「そんな先まで生きてるかどうか、わからへん。・・・おらなんだら、お兄ちゃんに(法事を)まかす」と答えた。指名されなかった私は、少しホッとした。
母親は数年前から、着替えを詰めたボストンバックを居間に置いている。急病で入院するようなときに備えているのだ。法事の夜も「延命措置は要らんからな」とみんなに聞こえるように言っていた。
6年後には、母親は90歳である。地域の同年代の人々が次々と亡くなっているので、着々と”店じまい”の準備をすすめている。
父親の話に水を向けると、「いまだにお父ちゃんに世話になった、いろいろ教えてもろたと町内の人に言われるで」と住職と同じ話を繰り返し、あとは町内の最新ニュースやゴシップを延々と語った。私は再度、父親の話を振る。だが、すぐに町内の話題に戻った。
母親と父親の話ができないのは、さみしい気がしないでもない。だが、それが母親の”父親離れ”のきざしであるのなら、悪いことではない・・・というよりも、母親は人と父親の話をしなくなっただけで、今もひっきりなしに心の中で話しかけている。
6年後、母親は、そして私たち家族は、どうなっているのだろうか。<19・5・31>
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【blog】かんさいじんのせんすはどくとくやさかい 3
「さ、時間もないさかい、とっとと説明してや」 「子供に何の用事があるねん。まあええわ。えと、いつから大阪はダサいみたいなイメージがついたかってことやったな。よっしゃ、バッチリ答えるで!」 「うん!」 「答えは・・・、わからん!!」 「何やねん。それでも父親か。息子が期待して待ってたら『わからん』って。わかるやろ、長いこと生きてるねんから」 「長いこと生きてようがわからんことぐらいあるわいな。ま、わからんなりに答えるなら、ターニングポイントは1980年代にありそうな気はしてるねん」 「ほーん、その理由を聞かせてもらおやないか」 「偉そうにいいな。そうやなぁ、まず前も言うたけど、大阪のイメージが本格的に変わ���たんは1980年代くらいからやと思うねん」 「1980年代に何があってイメージが変わってもうたん?」 「ひとつは漫才ブームや。これは強烈やった。2時間とか3時間とかの番組で、ほとんど関西弁しか聞こえてこうへん全国ネットの番組なんか、それまでまったくなかったからな」 「というか、前に聞いたこととカブるかもしれんけど、それまで関西弁を売りにしてる芸人とかおらんかったん?」 「そんなことはないで。それこそエンタツ・アチャコから始まって、お父ちゃんのちょっと前の世代やったら藤田まことさんとかな。役者でも関西弁を武器にしてる人はナンボでもおった。森繁久彌とかもそうや」 「それやったら関西弁がもっと全国で浸透してたんちゃうん?」 「けど漫才ブームの前までは、あくまで関西弁は<武器のひとつ>」やってん。関西弁<しか>喋れんのやのうて、いざとなったら関西弁<も>喋れる、いう感じで使い分けとったんや」 「使い分けってことは普通のトークでは関西弁は使わんかったってことか」 「たとえば『細雪』みたいな関西が舞台の作品では武器である関西弁を使う。一方普通の、普通言うたらおかしいけど、東京が舞台の作品やったら標準語を喋る、みたいな。芸人も漫才をやる時は関西弁やけど、何かに扮するとなったら標準語を使う、とかな」 「それが漫才ブームとやらから漫才とか関係なく芸人が関西弁を喋り出したってことなんか」 「特に大きかったんは明石家さんまや。あの人は今でも第一線で活躍してるけど、たぶんさんまからやと思う。普通のトークはもちろん、洒落た恋愛ドラマでさえ関西弁で押し通したんやから」 「すごいなぁ、さんま」 「あの人の影響力はハンパないで。今の、関西弁イコール明るくてエネルギッシュでオモロイ、みたいなイメージになったんは明石家さんまの影響がほぼすべてや」 「それまでは関西弁ってそういうイメージやなかったん?」 「違たな、確実に。その説明の前にもういっこ、関西弁のイメージを決定付ける事件があったんや」 「あ、わかった!阪神が日本一になったことやろ!そらみんなして道頓堀に飛び込んだりしたら、関西の人間はムチャクチャや、みたいなイメージになるんは当然やわ」 「ま、それも多少はあるねんけど、そうやないねん。1980年代の半ば、日本中を揺るがした大事件があってな」 「え?阪神の優勝以外に?」 「そうや。お前聞いたことあるかな。『グリコ森永事件』言うんがあってな。知らんか?」 「グリコとか森永って��あのお菓子の?」 「そう。お菓子に毒薬入れる。嫌やったらカネよこせ、みたいな事件があったんや」 「あ、そら、阪神の優勝よりオオゴトやわ」 「ま、詳しいことはWikipediaでも読んどき。問題は犯人の脅迫文や。これが関西弁で書かれてるねん」 「お菓子に毒入れたで!みたいな?んなアホな」 「いいやマジや。ホンマにそんな感じの脅迫文がグリコとか森永以外のマスコミにも送られてきたんや。『どくいりきけん。たべたらしぬで』とかな」 「うわっちゃ〜!そらキツいな」 「おそらくこれくらいからや。異様なまでに関西弁イコール怖い、みたいなイメージになったんは」 「つまりは、さんまとその犯人で関西のイメージが変わってもたっちゅうことか」 「それまではそんな感じやなかった。昔から関西弁を喋る登場人物が出てくるドラマとか映画はあったけど、別にオモロイこと言うわけでも、怖い感じのキャラクターでもなかった。ほとんどは『のんびり、おっとりした』みたいなキャラやったからな」 「たぶんそれやわ。ぼくの周りにおる東京の人間の関西人のイメージのまんまやもん。四六時中オモロイこと言わなあかんとか、ヤーさんみたいな言葉で脅すとか、そういうの押し付けてきよるから。でも、もし、さんまとその犯人がおらんかったら・・・」 「たぶんお前も、そんなこと要求されんかったんちゃうかな。それまで関西弁とかただの方言に過ぎんかったんが、これ以降特別なニュアンスが出るようになってもた、いうか」 「けどそれって関西弁の問題であって、ファッションとかデザインとかは関係ないんちゃうん?たしかに関西のイメージは変わったかもしれんけど、そやから言うて一気に関西はダサいまでは行かんのちゃう?」 「それはそうやねんけど、関係ないかあるかで言うたら確実にある」 「どの辺が?」 「ではまた明日!」
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【blog】いま時5700本ぽっちで
当ブログはリアルタイム更新ではないのでズレがあるのはご勘弁いただきたいのですが、ちょうどひと月前にフジテレビで「衝撃スクープSP 30年目の真実~東京・埼玉連続幼女誘拐殺人犯 ~宮崎勤の肉声~」が放送されました。 アタシは事件事故をサカナにしてうだうだ駄文を連ねる「読み解かない」シリーズなんてもんをやっておりますし、上記シリーズでこそないものの2016年4月5日更新の「交差だけ、する」というエントリで宮崎勤事件について書いてたりもしました。 「交差だけ、する」は宮崎勤と川崎麻世が、たまたま偶然、同じ短大で同級生だった、ということだけにスポットを当てて書いたものですが、まァ、一般に宮崎勤といえば「膨大な数のビデオテープ」を連想されるんじゃないかと。 あれは本当に印象的だった。ただ先のドキュメンタリーでも紹介されていた通り、大半はバラエティなどテレビ番組を録画したものだったみたいだし、スナッフビデオやロリータものはほんの一部だったらしい。 けれども当時のマニアが必死で探していたような幻のビデオも相当持っていたようで、テレパル誌のビデオ交換コーナーを通じて他のマニアとも交流を持ち、今では「幻の映像」としてはトップクラスに有名な「ウルトラセブン」12話も所有していた。 アタシは特撮には何の興味もないので「ウルトラセブン」12話や「怪奇大作戦」24話を探し回ったことはありません。ま、今の時代、たいして探さなくても比較的簡単にネットで観賞できるみたいだけど。 それにしても、宮崎勤の場合、どーでもいいようなバラエティ番組込みで所有していたビデオテープの数は5700本。「どーでもいいバラエティ番組」「マニアが求める希少な作品」「スナッフビデオやロリータビデオ」の割合は分かりませんが、「大半が」「どーでもいいバラエティ番組」と言われていたことを考えると、かなり多めに、そして甘めに見積もっても、それなりに価値がある、マニアなら持っておきたいと思えるようなビデオは2000本あるかないかくらいではないか、と推測できます。 これね、もちろんすごいんですよ。時代を考えるとビデオの本数だけで十分マニアであると言い切れる。生テープ代だけでも馬鹿にならないし。 しかし宮崎勤事件から早30年。時代はいろいろ変わってしまいました。VHSビデオテープはほぼ流通しておらず、DVDからBlu-ray、もしくは動画ファイル形式になってしまった。 どれだけマニアだった��しても宮崎勤の部屋のようにビデオテープがうず高く積まれた部屋も消滅したことになります。 そして数千本単位でマニアックな映像を持ち合わせているマニアも珍しくなくなった。 アタシでいっても動画ファイルは約2000本ほどある。希少かどうかはともかくアタシの好みに準じたものばかりです。 何度もいうけど時代が違うとはいえ、アタシレベルですら宮崎勤寸前、と考えると恐ろしい。 都市伝説として、事件当時、コミケに取材にきたリポーターが参加者を指して「10万人の宮崎勤がいます!」と叫んだ、と言われています。 ネット記事でこの件を調査した方がおられるのですが(「10万人の宮崎勤」で検索すれば出てきます)、その記事でも本当にそんなことがあったのか確証めいたことは何もない、と結論づけられています。 しかし今現在、おそらく2000本はおろか5700本程度の動画を所有しているマニアなんか、メチャクチャ珍しいってレベルじゃないと思う。それこそ確実に10万人くらいはいると推測できる。 そういや三船敏郎生涯唯一の監督作品で「五十万人の遺産」ってのがあったけど、あれの完全パロディで「十万人の遺産」って出来そうだな。「遺産」ってのはもちろん動画のことね。それでもまったくカブってないとすれば、10万掛ける5700で5億7千万本の動画遺産、と考えるならちょっとスゴイ。 ま、マニアが追いかける動画なんてほとんど重複してるんだけどね。「ウルトラセブン」12話だって、もう昔ほどの価値はないのかもしれないけど、特撮マニアなら「もう価値は薄れたけど、いらないかと言われたらそんなことはない、手元に持っておく」とするのが普通だろうしさ。 しかしコミケ会場でリポーター(たいてい東海林のり子という「設定」になっている)が叫んだって言われる「10万人の宮崎勤」という惹句(惹句じゃねーな、フレーズ、ですね)、これ都市伝説にしては本当に良く出来てますよ。 アタシはコミケに行く人を侮蔑する気持ちは一切ないけど、何というか、語呂が良すぎる。つかもし「あんた、10万人の宮崎勤のうちのひとりだな」と言われても、アタシなら怒る気にすらならんわ。むしろ「いやぁ、上手いこというねぇ!」と感心してしまうかもしれない。 しかも「10万人の宮崎勤」の中に入る条件も、5700本程度の動画を持ってたらいいだけでしょ?今の時代、こんなもん軽い軽い。 「それは被害者家族の立場に立っていないから、そんな呑気なことが言えるんだ」と言われるかもしれないけど、別に宮崎勤のように犯罪を犯すに決まってる、だから事前に逮捕しておくってことじゃないんですよね。だったら別にいいじゃん。あんな奴と同じ仲間だと思われたくない、とか、そーゆーのはホント、どーでもいい。 それくらい「10万人の宮崎勤」というフレーズは魅力的でありすぎる。愛称として実に良い。 メジャーリーグのドジャースとか意味知ってます?まああんなの一種の蔑称ですよ。だけれども自分たちが受け入れてニックネーム��してしまった。もうその時点で周りは茶化しようがない。 宮崎勤のやったことは何ひとつ擁護できないけど、「10万人の宮崎勤」という言葉には何ひとつ罪はない。そう、オレ、10万人の中のひとりなのって明るく言える方が、いろいろとおトクな気がするんですがね。
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